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2022
01.16

ヨーロッパ選手権 4日目 女子リザルト

女子LP
1 Kamila VALIEVA(ロシア)168.61
2 Anna SHCHERBAKOVA(ロシア)168.37 PB
3 Alexandra TRUSOVA(ロシア)159.23
4 Ekaterina KURAKOVA(ポーランド)137.26 PB
5 Loena HENDRICKX(ベルギー)131.72
6 Ekaterina RYABOVA(アゼルバイジャン)131.28 PB
7 Niina PETROKINA(エストニア)128.77 PB
8 Viktoriia SAFONOVA(ベラルーシ)122.34
9 Anastasiia GUBANOVA(ジョージア)121.15
10 Alexia PAGANINI(スイス)115.78
11 Eva-Lotta KIIBUS(エストニア)112.48
12 Lara Naki GUTMANN(イタリア)111.05
13 Lea SERNA(フランス)108.84 PB
14 Nicole SCHOTT(ドイツ)108.32
15 Josefin TALJEGARD(スウェーデン)106.06
16 Natasha McKAY(イギリス)104.67
17 Olga MIKUTINA(オーストリア)103.85
18 Yasmine Kimiko YAMADA(スイス)102.64
19 Jenni SAARINEN(フィンランド)101.39
20 Alexandra FEIGIN(ブルガリア)98.78
21 Eliska BREZINOVA(チェコ)95.62
22 Aleksandra GOLOVKINA(リトアニア)89.57
23 Regina SCHERMANN(ハンガリー)78.99

女子リザルト
1 Kamila VALIEVA(ロシア)259.06
2 Anna SHCHERBAKOVA(ロシア)237.42
3 Alexandra TRUSOVA(ロシア)234.36
4 Loena HENDRICKX(ベルギー)207.97
5 Ekaterina KURAKOVA(ポーランド)204.73 PB
6 Ekaterina RYABOVA(アゼルバイジャン)196.75 PB
7 Anastasiia GUBANOVA(ジョージア)188.17
8 Niina PETROKINA(エストニア)187.07
9 Viktoriia SAFONOVA(ベラルーシ)185.41
10 Alexia PAGANINI(スイス)178.10
11 Eva-Lotta KIIBUS(エストニア)171.64
12 Lea SERNA(フランス)171.00 PB
13 Nicole SCHOTT(ドイツ)170.18
14 Josefin TALJEGARD(スウェーデン)164.30
15 Olga MIKUTINA(オーストリア)164.01
16 Lara Naki GUTMANN(イタリア)163.99
17 Natasha McKAY(イギリス)161.74
18 Jenni SAARINEN(フィンランド)160.32
19 Yasmine Kimiko YAMADA(スイス)159.18
20 Alexandra FEIGIN(ブルガリア)155.56
21 Eliska BREZINOVA(チェコ)155.24
22 Aleksandra GOLOVKINA(リトアニア)142.20 PB
23 Regina SCHERMANN(ハンガリー)133.42
WD Marina PIREDDA(イタリア)

ゴロフキナさんの衣装クジャクみたいできれい。でも顔面の方がもっときれい。衣装に完勝しておられる。

グトマン
3Lz!-1Eu-3S 2Lo 3F 2A-2T 3Lz 3S-2T 3T
ピレッダの棄権により枠取りのプレッシャーがかかることになりました。これだけジャンプが降りられれば2枠に届かなくてもしゃーない!

タルエガード
3F-2T 3T-2T-2Lo 3T 2S 3S<-2T 2A 2A
2Tが3本になりました。3Sが1本抜けたので、3回目の2Tは付けなくてもよかったのに。ステップシークエンスは嘘みたいなスピードでした。音楽は通常速度なのに、振付だけは1.5倍速で進みました。狂気的な笑顔のフィニッシュは余韻たっぷりに。

ペトロキナ
2A-3T 3Lz-1Eu-3S 3Lz 3F-2T 3Lo 3F 2A
クイーンのLove of my life1曲だけで滑りました。ボーカルはありません。メドレーの支離滅裂なプログラムにしても違和感がないのは、それぞれの曲を演じ分ける能力のある選手だけです。1曲にする方が難易度は下がります。オリンピックの出場争いのプレッシャーがかかる場面で、目に見えるミスはスピンの足換えでバランスを崩したぐらいでした。お見事。

サーリネン
2A-3T 2F 3F< fall 3T so 2A-2T 3S 2S-2T
SPでまとめてLPで崩壊するという何度も見てきた彼女のパターンに。現代では珍しいジャンプを固め打ちする演技です。これだけ固め打ちしても大して気にならないのはスケーティングスキルが高いからです。

キイブス
3T-2T 3Lz fall 3Lo 2A 3F-1Eu-3S 1Lz-2T 2A
自分でユーロの枠増やして、オリンピックの出場枠もぎ取って、自分より若い選手が現れてその席を奪われてしまうかもしれない。今までも何度も見てきた光景ですが、想像を絶する辛さでしょう。

ブレジノワ
3F 2A-2T 2Lz 1Lo 3Lz-2T 2S+2A 1T
今シーズン1兆回は聞いたルドヴィコ・エイナウディのExperience。さすがに聞き飽きた。ジャンプだけでなく、スケーティングもボロボロでしたので、あんまり調子が上がらなかったのかな?

ミクティナ
3Lz 3F 2A-1Eu-3S< df 2Lo 3Lzq 2A<-2T 3S<
製氷挟んで、またルドヴィコ・エイナウディのExperience。さすがに聞き飽きた。心底聞き飽きた。トランジションで転倒してから、観客が手拍子で滑りを後押ししていました。ヨーロッパの中ではフィンランドが手拍子上手だけど、お隣のエストニアもかなり上手い。国境接してるロシアは手拍子が下手。

ショット
3F-2T 3F so 3Lo< fall 2A 2A 3S 3S-2T
決まると思ったらなかなか決まらない。コレオシークエンスのところは、もっと滑りに変化が出せればいいのですけどね。助走の延長線上みたいでした。悪い意味で。でも結構点数出たな。

セルナ
3F 3Lz fall 3S df 2A-2T df 3Lz!-2T-2Lo df 3F-1T 2A
いつもの彼女と言えばそうなんですけどね。うーん。滑走順がよくて思いのほか高得点でした。

パガニーニ
3Lz-3Tq 3Lz 3Lo 2A 3Lo<-2T-2Lo 3S-2T 2A
ニコライ・モロゾフ振付のシェヘラザード。自分の娘にもシェヘラザードのプログラム作ったのに。コンビネーションスピンで転倒したこと以外はジャンプをがんばりました。ジャンプを降りるための構成で、シェヘラザード成分はありません。衣装もシェヘラザードじゃないですし。シェヘラザードの音楽を使ってスポ根少女を表現しました!でも納得できる内容。5項目ともバランスのいいPCSなのが信じられない。

サフォノワ
3Lz!-3T 2A 2A 3F 3Lz!-1Eu-3S< 3Lo 3Lo-2T
淡々とジャンプを降りていきました。まずは降りないと始まらない。よくがんばった。そろそろジャンプ以外の見所が欲しい。

リャボワ
3Lz-3T 3Lo 3F! 3S 2A-3T 2A-2T-2T 3Lz
淡々とジャンプを降りていきました。まずは降りないと始まらない。よくがんばった。そろそろジャンプ以外の見所が欲しい。感想がコピペなのは、似たタイプの2人が滑走順連なってしまったんですもの。マスクがギラギラでかっこいい。いつもクールだけど高得点で喜ぶのかわいい。

グバノワ
3Lz-3T fall 2A 3S 3Lo 3F-1T 3F-2T-2T 2A
いつもより元気がなかったです。もっと胸から肩からグオングオン使って踊れる選手なので、彼女の魅力が最大限に活かせなかったのが残念です。もっと美しい演技ができる選手なのに。

クラコワ
3Lz-1Eu-3F 3Lz 3T 2A 3S+2A 3Lo-2T 3Lo
うぇええええええええええええええい!!!!!ネーベルホルン杯だけじゃなくてユーロでもジャンプ全部決められた!!!キスクラで絶叫するほどの高得点が出ました。ロシア勢に高得点出すためにジャッジがヒャッハーし始めた。

シェルバコワ
4F 3F-3T 2A 2A 3Lz-3Lo 3F-1Eu-3S 3Lz
あのSPからこの演技ができるなんて信じられません。世界チャンピオンとしての意地、オリンピックに懸ける強い思いが伝わってきました。確実性を失いつつあった4Fもここぞという場面で決めてきました。これはもうオリンピック代表確定でしょう。早くシーズン完走してご飯食べてほしい。

トゥルソワ
4F 4S 2A-3T 4Tq fall 4Lz<< fall 3Lz shaky-1Eu-3S 3Lz-3T
4F完璧でした。こんなにきれいな4Fは男子選手でもなかなか見られないです。4Tは今回も転倒でした。いっそ4Loにでも変えてしまえば。4Lzで転倒したので、2本目を回避して3回転に落としました。勢いがなくなった状態から3Sまで繋げられるところに、彼女のジャンプ力の真髄を見ました。4回転の迫力を最大限に活かすためのプロなので、それが失敗したり3回転になると極端にプログラムがつまらなくなります。だからトゥルソワは4回転を降りるしかないのです。

ルナヘン
3Lz!-3T fall 2A 3F 2A 3Lz-2T 3Fq fall 3S-2T-2Lo shaky
ノーミスでも表彰台には立てない点差でしたが、これからの評価を高めるためにもいい演技をしておきたかったでしょうね。普段は2度の転倒なんて滅多にしないので、緊張があったのだと思います。もっとガンガン滑って行けるはずですしね。PCSでトゥルソワと同程度の評価だったのは収穫。

ワリエワ
4S 3A fall 4T-3T 3Lo 4T so 3F-3T 3Lz
3Aの転倒やコレオシークエンスでのスパイラルの失敗、4Tで足をついたので3連続が認められないなどミスがありました。これでも十分すごいですが、ジャンプ降りられないとボレロのリズムからズレることになるので、一気にプログラムが崩れます。人間味のある演技でした。

トゥルソワは表彰式で衣装を変えたようです。クルエラらしく見えるようにですね。こういうところ好きです。

今日のMVPはシェルバコワ一択。

2023年ヨーロッパ選手権出場枠
3枠 ロシア
2枠 ベルギー・ポーランド・アゼルバイジャン・ジョージア・エストニア・ベラルーシ・スイス

四大陸選手権日程
1月20日(木)
アイスダンスRD 19:35~20:55
ペアSP 22:00~22:52
女子SP 0:30~3:22
1月21日(金)
男子SP 19:20~21:51
アイスダンスFD 1:20~2:51
1月22日(土)
女子LP 19:30~22:53
ペアLP 1:50~2:51
1月23日(日)
男子LP 18:47~21:45
エキシビション 0:30~3:00
なんじゃこの日程……考えたやつにコウメ太夫のネタ5時間連続で見せる拷問したい。
2022
01.16

ヨーロッパ選手権 4日目 アイスダンスリザルト

アイスダンスFD
1 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)130.07
2 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)126.75
3 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)124.62
4 Olivia SMART / Adrian DIAZ(スペイン)118.87 PB
5 Sara HURTADO / Kirill KHALIAVIN(スペイン)116.07
6 Lilah FEAR / Lewis GIBSON(イギリス)116.04
7 Diana DAVIS / Gleb SMOLKIN(ロシア)113.29
8 Allison REED / Saulius AMBRULEVICIUS(リトアニア)108.72 PB
9 Evgeniia LOPAREVA / Geoffrey BRISSAUD(フランス)108.12 PB
10 Oleksandra NAZAROVA / Maksym NIKITIN(ウクライナ)105.48
11 Tina GARABEDIAN / Simon PROULX SENECAL(アルメニア)102.85
12 Katharina MUELLER / Tim DIECK(ドイツ)102.81
13 Natalie TASCHLEROVA / Filip TASCHLER(チェコ)102.67
14 Sasha FEAR / George WADDELL(イギリス)99.60 PB
15 Loicia DEMOUGEOT / Theo le MERCIER(フランス)98.22 PB
16 Natalia KALISZEK / Maksym SPODYRIEV(ポーランド)96.05
17 Mariia HOLUBTSOVA / Kyryl BIELOBROV(ウクライナ)93.05
18 Mariia IGNATEVA / Danijil Leonyidovics SZEMKO(ハンガリー)90.42 PB
19 Jasmine TESSARI / Stephane WALKER(スイス)86.57
20 Solene MAZINGUE / Marko Jevgeni GAIDAJENKO(エストニア)83.53

アイスダンスリザルト
1 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)217.96
2 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)213.20 PB
3 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)207.97
4 Olivia SMART / Adrian DIAZ(スペイン)196.86 PB
5 Lilah FEAR / Lewis GIBSON(イギリス)196.01
6 Sara HURTADO / Kirill KHALIAVIN(スペイン)191.90
7 Diana DAVIS / Gleb SMOLKIN(ロシア)186.61
8 Allison REED / Saulius AMBRULEVICIUS(リトアニア)183.17 PB
9 Evgeniia LOPAREVA / Geoffrey BRISSAUD(フランス)178.34 PB
10 Oleksandra NAZAROVA / Maksym NIKITIN(ウクライナ)173.99
11 Natalie TASCHLEROVA / Filip TASCHLER(チェコ)172.39
12 Katharina MUELLER / Tim DIECK(ドイツ)170.27
13 Tina GARABEDIAN / Simon PROULX SENECAL(アルメニア)168.43
14 Natalia KALISZEK / Maksym SPODYRIEV(ポーランド)166.52
15 Sasha FEAR / George WADDELL(イギリス)163.21 PB
16 Loicia DEMOUGEOT / Theo le MERCIER(フランス)162.77 PB
17 Mariia HOLUBTSOVA / Kyryl BIELOBROV(ウクライナ)156.35
18 Mariia IGNATEVA / Danijil Leonyidovics SZEMKO(ハンガリー)150.83 PB
19 Jasmine TESSARI / Stephane WALKER(スイス)147.55
20 Solene MAZINGUE / Marko Jevgeni GAIDAJENKO(エストニア)143.89

フィアー&ワデル
何このかわいすぎるくるみ割り人形。バレエの動きが入っているけれど、一つひとつの動きがビシッと決まる感じではないので、あくまでバレエの成分を楽しむためのプログラムです。特にコレオステップがかわいすぎるんだなあ。もっと姿勢に気を配れば素敵になるはずだけど、こういうのでいいんですよ。ルドヴィコ・エイナウディやエッジオ・ボッソの音楽でパパシゼのジェネリックプログラム滑るより100倍いい。

ロイシャテオ
トランジションで普通に滑っちゃうだけになるところを見ると、もっとスケーティングスキルが上がれば緩急出せて効果的に魅せられるようになるんだろうなーと思います。音楽との調和をかなり意識したカップルなので、準備動作が浮いてしまうのがもったいない。暗い色の衣装で儀式的な振付が多いから、僕の脳内の町田樹が「プリミティブ……プリミティブ……」とささやいてきました。

ガラプル
RDが今シーズンの全リズムダンスを足して割ったような平均的なメドレーで、いまいちおもしろさが分からずに、昨日何も感想が書けなかったんですよねー。だからFDぐらい大人の雰囲気ムンムン出したプログラムの方が素敵です。ゲイだからって恋愛のプログラムを演じられないってのが的外れなコメントだというのが、こちらの男性の演技からも分かります。彼は踊れないけど表現はできる!

ミュラーディーク
演技の最初、女性が台詞を呟いていたのか。そこを理解していてのカメラワークなのか?だとしたらカメラマンとスイッチャー有能すぎないか?ギャラクシー賞あげるね。ダイアゴナルステップは男女の動きバラバラで、キレもなくてもったいなかった。けどその後のえんだあああああああああああああああああああああああああああああああああああいやあああああああああああで帳消しにするから問題なし。

ナザニキ
ミュージカル版のムーランルージュでは、バッドロマンスがロクサーヌ的楽曲なのかな。コンパルソリーダンスの振付も入っていて、個性的なタンゴでした。同じ曲でも、終盤はムーランルージュ特有のワチャワチャ感が出ていました。ムーランルージュだとシリアス路線かイチャラブ路線のどちらかになりがちなので、にぎやかなエンディングなのはいいですね。

タシュラーズ
タンゴプロで黒のエレガントな衣装なのに、女性のヘアゴムがパステルカラーなのかわいい。そこまでは衣装に合わせないガサツさがかわいい。尋常ならざる推進力でした。サーキュラーステップの頭でバランス崩したのは、コントロールしきれなかったが故のポジティブなミスということで。すぐに修正するでしょう。えーーーーーPCSもっと点出してよーーーーーーーーーーBOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!

ロパブリ
コレオスライディングはスピードと移動距離があってズサーソムリエとしても満足です。曲が変わってからのワンフットステップやコレオステップは、女性のスケーティングスキルの粗が見えてしまいます。ズーリン先生がんばって。リフト2つで印象よくして終わるので、プログラムの穴になっていることは理解しているはずです。

カリスポ
男性の衣装の黒いラインがダサい。じゃあカリスポのオシャレな衣装ありますかって問われても、そんなのあるわけないと答えます。ダンススピンで複雑な入りを見せましたが、スピンに入れずにやり直ししました。振付に工夫はするものの、工夫で力を使うのでGOEが伸びなくなるというね。

エテリ娘組
コンビネーションリフトの回転が見事の一言。今シーズンのベストリフトかもしれません。ムーランルージュプロで、前半がロクサーヌなので、シャキシャキとかっこよくタンゴの足さばきを見せてほしいのです。しかし、男女の身長差が23㎝もあって歩幅が違う上に、女性のスケーティングスキルが足りないから、コレオステップとサーキュラーステップが男性に引っ張ってもらうだけになっています。課題は山積み。シュピルの戦略は勝利。

アリソン組
ドロバナ振付ならパイレーツオブカリビアンみたいなやつでいいじゃん!って思ってたけど、滑り込みができれば全然違って見えます。コンポジションの評価がエテリ娘組より低いのは振付師に文句言おう。もっとがんばれよ!!!!!!!世界選手権までに手直しして!これでメイン振付師がスカリだったら濡れ衣ごめんね。

ウルハリ
女性の衣装のデザイン何かに似てるなーと思ってたんですよ。あれだわ、食パンの袋の留め具!ユーロの第2グループの中でも埋没してしまうプロなのがなー。ズーリンに説教だわ。

スマディア
点差があるとはいえ、エレメンツがノーバリューになるような大過失をすると逆転されるため緊張感漂う演技となりました。コレオステップ後のフィニッシュのポーズは、男性が左膝を立てて女性がもたれかかるものでしたが、今回は右膝を立てて女性は中腰でフラついていました。男性が振付間違えちゃったのかな?順位発表のときに、グリーンルームのウルハリに手を振らす鬼畜ISUでした。さすがに配慮しろや。

フィアギブ
ツイズルを失敗してしまったことだけが残念です。今シーズンはミスが多いですね。豪快な回転をするようになったので、成功したときのGOEは大きいけれどリスクもあるということですね。フィアギブは次のオリンピックまでは現役を続けるので、それまでにはヨーロッパ選手権の表彰台に立ってくれるはず。

ギニャファブ
いつもよりは女性が滑っていないのかなーとは思いました。ワンフットでブレてしまうのも見えましたし。ただ、それを男性が引っ張ってくれたので作品として完成していました。キスクラでコーチの電話鳴っちゃうのおもしろい。バーバラ先生がキスクラにいない。

ステブキ
ロミジュリの衣装がこんな下着と木こりみたいになっちゃうのいやん。着飾れ!!!!!!!!!!!!!!!!!刺繍と石を付けろ!!!!!!!!!!!!変わった選曲のロミジュリだけど、誰も介在しない2人だけの精神世界を表しているような前半部分は実は嫌いじゃないです。見慣れたせいで癖になってきました。完成度は間違いなく今シーズン一でした。前回オリンピックに出られなかった分、気合が入っていますね。

シニカツ
ツイズルなどちょいちょいレベルが取れてないです。男性の滑りは、もちろん今回の出場者で1位なんですけど、本来もっと狂ったように進んでいくので、本調子とは言えません。衣装が普通になったことが今回の救いです。パパシゼとの差を詰めるチャンスでしたが、10点が出せる演技ではなかったです。依然としてパパシゼ優勢は揺るぎません。

2023年ヨーロッパ選手権出場枠
3枠 ロシア・スペイン
2枠 イタリア・イギリス・リトアニア・フランス・ウクライナ
スペイン3枠……スペインに新カップルを……ロシア人移籍してこい。
2022
01.15

ヨーロッパ選手権 3日目 男子リザルト

共通一次もといセンター試験改め共通テストがんばれ!!!!!コンボ全消費オールレベル4GOE+5PCS満点だ!!!!!

男子LP
1 Mark KONDRATIUK(ロシア)187.50 PB
2 Daniel GRASSL(イタリア)182.73 PB
3 Deniss VASILJEVS(ラトビア)181.84 PB
4 Kevin AYMOZ(フランス)171.82
5 Michal BREZINA(チェコ)166.78
6 Andrei MOZALEV(ロシア)165.93
7 Vladimir LITVINTSEV(アゼルバイジャン)161.24 PB
8 Morisi KVITELASHVILI(ジョージア)161.15
9 Evgeni SEMENENKO(ロシア)160.96
10 Gabriele FRANGIPANI(イタリア)157.16 PB
11 Lukas BRITSCHGI(スイス)145.95
12 Nikita STAROSTIN(ドイツ)142.28 PB
13 Arlet LEVANDI(エストニア)138.48
14 Nikolaj MEMOLA(イタリア)132.55
15 Ivan SHMURATKO(ウクライナ)132.44
16 Paul FENTZ(ドイツ)129.30
17 Kornel WITKOWSKI(ポーランド)127.03 PB
18 Valtter VIRTANEN(フィンランド)123.63 PB
19 Davide LEWTON BRAIN(モナコ)123.36
20 Maurizio ZANDRON(オーストリア)123.16
21 Konstantin MILYUKOV(ベラルーシ)113.49
22 Tomas-Llorenc GUARINO SABATE(スペイン)112.47
23 Burak DEMIRBOGA(トルコ)100.73
24 Slavik HAYRAPETYAN(アルメニア)100.09

男子リザルト
1 Mark KONDRATIUK(ロシア)286.56 PB
2 Daniel GRASSL(イタリア)274.48 PB
3 Deniss VASILJEVS(ラトビア)272.08 PB
4 Andrei MOZALEV(ロシア)265.69 PB
5 Evgeni SEMENENKO(ロシア)260.00 PB
6 Morisi KVITELASHVILI(ジョージア)253.91
7 Kevin AYMOZ(フランス)252.21
8 Vladimir LITVINTSEV(アゼルバイジャン)244.70 PB
9 Gabriele FRANGIPANI(イタリア)238.95 PB
10 Michal BREZINA(チェコ)238.38
11 Lukas BRITSCHGI(スイス)218.91
12 Ivan SHMURATKO(ウクライナ)214.57
13 Nikita STAROSTIN(ドイツ)214.40 PB
14 Arlet LEVANDI(エストニア)208.52
15 Nikolaj MEMOLA(イタリア)206.53
16 Paul FENTZ(ドイツ)206.06
17 Maurizio ZANDRON(オーストリア)193.91
18 Kornel WITKOWSKI(ポーランド)193.29 PB
19 Valtter VIRTANEN(フィンランド)190.97 PB
20 Davide LEWTON BRAIN(モナコ)190.67
21 Konstantin MILYUKOV(ベラルーシ)182.59
22 Tomas-Llorenc GUARINO SABATE(スペイン)178.67
23 Burak DEMIRBOGA(トルコ)168.03
24 Slavik HAYRAPETYAN(アルメニア)167.84

ミリュコフ
4S fall 3A< 4Sq fall 3F! shaky 1A 3Lz-1Eu-3S 3Lo so
砂漠柄の衣装なんて人生で初めて見た。砂漠で彷徨った末に命尽き果ててしまうのかな。体力も尽きてしまった。

レヴァンディ
3Lz-3T fall 2A 3F! 2A 3Lz-1Eu-3S 3Lo 3F!-2T
後半のジャンプの前の加速が素晴らしい。大きな3Lzを見せてくれました。オイラーもクリーンに入れられれば言うことなかったです。上下の動きを使った激しいステップシークエンスは最後まで見ごたえがありました。サフマソの演技以降聞き飽きた曲だけど、サフマソの劣化コピーではなく、自分のカラーで演じられる選手なら全然オッケー。

ザンドロン
3A fall 3Lo 3Fe 2A-2T 3Lz-3T so 3Lo shaky-1Eu-3Sq shaky 2Lz
美しい容姿で素敵な衣装のプロ。ずーーーーーっとこのプログラムを滑り続けているので、大舞台でノーミスを決めてほしかった。

ミハル
3S-3T 3A 3Lz 3F-2T-2Lo 3A-2T 3F 3Lo
予定構成では冒頭は4S-3Tの予定でした。元々3Sのない構成なので、コンビネーションを変える必要もありません。この構成でも最後までエネルギッシュに滑り切れなくなっているので、辞めるのは今シーズンだなって思います。ジャンプノーミスで嬉しいってこともあるし、選手としての限界も感じされた。2つの意味で思い出に残る演技を見せてくれました。マレーバク衣装の隙間から乳首透けてるの気になる。

スタロスティン
3A-2T 3Lz-3T< 3A 3F!-1Eu-3S 3Lz 3Lo 2A ot
ロシア出身なのに、コーチ&振付師がヨリック・ヘンドリックスのチームだからロシア成分を感じません。彼の持つしなやかさを、これからもずっと伸ばし続けてくれるでしょう。

ブリチギー
4T so 4T-2T 3A ot-2T 3Lo shaky 3A shaky 3F-1Eu-3S ot 3Lz
クリーンなジャンプが多ければ印象も変わってくるのだと思いますが、不思議な曲調と相まって、勢いが粗さの方向に変換されました。

メモラ
3A-2T 1A 3F!< 2A 3Lz-3T 3Lz!-1Eu-3S shaky 3Lo so
最後の2本のジャンプの踏み切りでキョドっているのかわいかった。ドラマティックなレクイエムに不似合いなキョドり方。体力がなくなって、ジャンプを音楽に合わせるだけの余裕がなくなったのだと思います。上体は動いていても、足元は動かなくなりました。

フェンツ
4T-2T 3Lz-3T fall 2A shaky 3Lo 3Lz hd 3T shaky-1Eu-1S 2A
ついに4Tを試合でクリーンに着氷しました。そこがピークでした。それ以外は演技が崩壊しました。全項目7点台が出たのが不思議なぐらいです。オリンピック大丈夫か?

エイモズ
4T so 4T shaky-2T 3A-2T 3Lo 3A 3Lz 3F!-1Eu-3S so
3Lzと3Fの両方を入れられるまで戻してきました。いやーよかったよかった。SPと比較すると演技終盤は動ききれていないけれど、暫定首位に立つには十分な滑りでした。自分で減らした枠を取り戻しました。フランス選手権のときの方が動きがよかったので、きっとオリンピックに向けてここから上げるんだな。

フランジパーニ
4S 4Tq fall 3A-3T 3Lo 3A so 3F-3T 3Lz-1Eu-2S
遅刻しそうなのに、会社への道中でトラブルに巻き込まれる新入社員のようなせわしない演技でした。予定通りに入らないジャンプもあったけど意外と点数出ました。驚きのあまり、キスクラで叫んでいました。

シュムラトコ
3A so 3A fall 3Lz! 3Lo 3F so 3Lz!-1Eu-3S 2A-2T
青空に白い雲が流れる衣装。肩の可動域が広いから腕が後ろの方まで回るので、効果的に曲を表現できます。一般人がこんなに肩振り回したら肩痛めるわってぐらいぶん回していました。3A2本で失敗して、TESも伸びなかったのに、演技は成立していました。フィギュアスケート観たわ。

リトヴィンツェフ
4T 4T-3T 3A-2T 3Lo 3A 3F-1Eu-3S shaky 3Lzq fall
最後の最後だけが残念でした。ジョーカーのノリのいい音楽から、最後静寂からの3Lzを決めてコンビネーションスピンで不穏に締めくくるという流れの予定でした。ステップシークエンスの動きが洗練されていて、狂気は感じなかったです。きれいすぎなの!

ヴァシリエフス
4Sq 3A-2T 3A 3Lo 3F!-3T 3Lz-1Eu-3S 3Lz
4S降りたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ全部降りたああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああランビ頭抱えたあああああああああああああああああああああステップシークエンスなんてまさに舞踏会で恋に落ちるロミオとジュリエットですね。ジュリエットを亡くして苦悩するロミオ、まさに超超超超超正統派ロミジュリを完璧に演じました。ヴァシリエフス史上最高の演技です。今シーズンの全フィギュアスケートの演技で暫定1位だわ。

グラスル
4Lz 4F 4Lo 3A-1Eu-3S 3Lz!-3T 3F-3T 3Lz! hd
速報TES103点から3点しか下がらなかったです。よくがんばりました。エアロスミスで強引に突っ走るプロですが、今日はいつもより疲労が見えました。暫定首位が発表されてマグリ先生と2人で頭抱えるのかわいい。

クヴィテラシヴィリ
4S fall 3A-3T 4T-2T 3Lo 2T 3F-1Eu-3S 4Tq-2T
4Tが抜けたので、3Fを4Tに変更して華麗にリカバリーした上に、2Tまで付けました。そのせいでコンビネーションが4本目になって基礎点が下がりました。今のルールで織田信成さんが現役なら100%やりそうなミスを。

セメネンコ
4T-1Eu-3S 2S 4T so 3F-2T 3A-2T 3Aq 3Lo
冒頭の4Tの着氷が詰まったので、ひと呼吸置いて3連続に変更しました。3Tのコンボは後半に使いたかったですが、それは適わず。ジャンプの成否がセメネンコのPCSを大きく左右するので、表彰台からは遠く離れた点数に。

コンドラチュク
4T 3A 3A-2T shaky 3Lo 4S-1Eu-3S 4S shaky 3Lz-3T
着氷や体力の具合でコンビネーションの位置を変更して、無事にジャンプをすべて消費しました。計算機もエンジンも優秀すぎんのよ。日米勢と一緒の試合に出ればこのPCSは絶対に出ないけど、3、4点ぐらい盛ったところで最終順位変わらないだろ!って判断かな。

モザリョフ
4T-3T 3S<< df 3Lo 3A-2Tq 4T 3A< 3Lz-1Eu-3S
滑り出しはよかったですが、後半はロシア選手権よりも勢いがなくてしりすぼみになりました。4Tと3Aと3Sを2本ずつはやっちまいました。1点ちょっとしか変わらないけれど、これで勝負を分けることもありますから大切です。本人は2本目のジャンプが3Sの回転不足か、2Sの回りすぎか分からなかったのかもしれませんね。だから攻めておいたと。

コンドラチュクが初出場初優勝。グラスルが2位、ヴァシリエフスが3位。SP・LPともにいい演技をした3選手が表彰台に立ちました。ヴァシリエフスは、ラトビアの選手としては初めてISUチャンピオンシップスの表彰台に立つということになります。歴史に名を刻みました。表彰式が終わって、選手とそれぞれのコーチの6人で記念撮影をしていました。スポーツでの美しい光景ですね。

ロシア代表はコンドラチュク、コリヤダ、モザリョフの3名でいいと思うんですけどね。でもロシアだからどうなるか分かりません。どういう結果になっても大丈夫なように身構えておきましょう。

2023年ヨーロッパ選手権出場枠
3枠 ロシア・イタリア
2枠 ラトビア・ジョージア・フランス・アゼルバイジャン・チェコ
2022
01.15

ヨーロッパ選手権 3日目 アイスダンスRD

アイスダンスRD
1 Q Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)87.89
2 Q Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)86.45 PB
3 Q Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)83.35
4 Q Lilah FEAR / Lewis GIBSON(イギリス)79.97 PB
5 Q Olivia SMART / Adrian DIAZ(スペイン)77.99
6 Q Sara HURTADO / Kirill KHALIAVIN(スペイン)75.83
7 Q Allison REED / Saulius AMBRULEVICIUS(リトアニア)74.45
8 Q Diana DAVIS / Gleb SMOLKIN(ロシア)73.32
9 Q Natalia KALISZEK / Maksym SPODYRIEV(ポーランド)70.47
10 Q Evgeniia LOPAREVA / Geoffrey BRISSAUD(フランス)70.22 PB
11 Q Natalie TASCHLEROVA / Filip TASCHLER(チェコ)69.72
12 Q Oleksandra NAZAROVA / Maksym NIKITIN(ウクライナ)68.51
13 Q Katharina MUELLER / Tim DIECK(ドイツ)67.46
14 Q Tina GARABEDIAN / Simon PROULX SENECAL(アルメニア)65.58
15 Q Loicia DEMOUGEOT / Theo le MERCIER(フランス)64.55
16 Q Sasha FEAR / George WADDELL(イギリス)63.61 PB
17 Q Mariia HOLUBTSOVA / Kyryl BIELOBROV(ウクライナ)63.30
18 Q Jasmine TESSARI / Stephane WALKER(スイス)60.98
19 Q Mariia IGNATEVA / Danijil Leonyidovics SZEMKO(ハンガリー)60.41 PB
20 Q Solene MAZINGUE / Marko Jevgeni GAIDAJENKO(エストニア)60.36 PB
21 Carolina MOSCHENI / Francesco FIORETTI(イタリア)59.13
22 Viktoria SEMENJUK / Ilya YUKHIMUK(ベラルーシ)54.28
23 Maria Sofia PUCHEROVA / Nikita LYSAK(スロバキア)54.19 PB
24 Aurelija IPOLITO / Luke RUSSELL(ラトビア)53.35 PB
25 Hanna JAKUCS / Alessio GALLI(オランダ)49.39
26 Ekaterina KUZNETSOVA / Oleksandr KOLOSOVSKYI(アゼルバイジャン)48.35
WD Anastasia POLIBINA / Pavel GOLOVISHNIKOV(ポーランド)

ミュラーディーク
似たような懐メロメドレーが多いので、ハーレイクインとジョーカーのコンセプトがしっかりしたプログラムは際立っています。ブルースだのヒップホップだのテーマはどうでもいいんすわ。

ロイシャテオ
カリーヌ先生のイカれたアイディアがいかんなく発揮されるテーマ。そんじょそこらの30代の振付よりも、よっぽどアイディアが若々しく、常識に囚われていない。レベル獲得よりも音楽に合ってエレメンツをやれるかを優先するあたり常識に囚われていない。アイスダンスなのにあまり滑っていない。常識に囚われていない。

エテリ娘組
男女の技術差は大きいですが、かなり気にならなくなりました。男性に引っ張ってもらうのが上手になりました。上手い男は牽引車となってどんどん引っ張ればよろしい。そりゃパターンダンスで魂抜けずに、もっと滑れればなおいいのですけれど。ジュニア時代から考えればすごい伸び方をしています。

タシュラーズ
女性のパワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーすぎるディープエッジと男性の中世的な雰囲気の対比がたまりません。これが兄妹カップルという事実もおかしさを増幅させる。クッソ漕いでいても、若いカップルなのだからこれでいいんです。個性として突き抜けた力強さで思わず笑顔になりました。いつか世界選手権の表彰台に立ってほしいカップルです。

ナザニキ
NHK杯ではかなだいやココに負けてしまって、もうダメなのかなーーーと思っていました。そこから調子を上げてきたので一安心です。女性が滑らない分を、小さなリフトや男性の低い位置のムーブメントで上手にカバーしました。得意の氷に接触しそうなカーブリフトも決まっていました。

ロパブリ
ダイアゴナルステップのとりあえずスピード出して滑っといたれ感は嫌いじゃないです。むしろブルースである方のパターンダンスパートの手の振付の方がヒップホップっぽい。伸ばしたフリーレッグも決まっています。PCSの評価は極端に後半項目に偏りました。

カリスポ
とても時代遅れのカーゴパンツ衣装です。ダンスのテーマとしては正しいのですがダサいです。さすがカリスポです。ミッドラインステップ中や、ツイズル後のフィニッシュでアクロバティックなムーブメントをいくつか入れていました。これらがもっとスムーズに入ればもっさり感がなくなりそう。一時の調子の底からは抜けたようです。

アリソン組
ミッドラインステップでは過去一の同調性を見せてきました。ブルースでのゆったりした動きの中で、男性の細かいクイックな動きが効いていました。最後のローテーショナルリフトだけ、上げ下ろしがスムーズにはいかなかったです。全体的にはいい出来でした。これをオリンピックで観られないのが残念でなりません。

スマディア
ツイズルもミッドラインステップもバキバキに決まっていました。これ以上ない調子のよさです。5年前にプラウドメアリー滑ったときにお気に入りのプロだったけれど、昔は入れられなかった左右の回転のニースライドをミッドラインステップに加えたおかげで前のプロよりも好きになりました。んでもって5年前のプロをもう一度見直すと、女性の滑りがほとんどエッジに乗れていなかったです。上手くなったなあ(しみじみ)。

ギニャファブ
ギニャファブが似合うようなダンスはもっとあると思うけれど、ほぼノンストップで爆速で動きが揃ったダンスを見せられてしまうと、マイコープロで納得せざるを得ないのである。ハイスコアが出るとバーバラ先生が生徒以上に喜びます。生徒のやる気を上げる優秀なモチベーター。

ステブキ
スタイルの悪い人が着ると、体に破裂した風船を巻き付けているようにしか見えない変衣装。5項目すべてでギニャファブに対して明確な差をつけました。パターンダンスの後半からパターンダンスタイプステップでの女性の滑らなさはビビりました。男性のタスク多すぎだけど、これでレベル取れちゃうのがすごい。グランプリシリーズではギニャファブに評価が負けていたけどひっくり返しました。

ウルハリ
大会前の時点で、オールレベル4でも勝てないぐらいの点差がありました。でもミスは絶対に許されず、相手のミスを待つ。そういう状況。滑走順に恵まれていたので、セカンドツイズルで少々ズレがあっても加点はもらえました。踊りのキレが増していて、彼らとしてはいい出来だったと思うのですが、スマディアに勝てる点は出なかったです。

シニカツ
腰の古傷を抱えながらの演技ではありますが、怪我で抑えられる分男女のバランスがよくなっているのか?パパシゼのシーズンベストを超えるだけの土壌はできていたのに、それでも89点は出ませんでした。やっぱりパパシゼ一強なのか?

フィアギブ
誰でも知っているキスメドレーで、RDを華やかに締めくくってくれました。当たり前のことですがスケーティングスキルはシニカツには勝てません。女性の滑りや動きが小さくなることが多いので、エアーギターの振付とか振り切ってやるようになっていて気持ちよかった。

順位に対して何の異論もございません!最初の方の演技は、今シーズンのRDを煮詰めたような特徴が見つけにくいプロが多かったです。後半グループは個性が出ていておもしろい。今シーズンのRDで一番楽しめました。
2022
01.14

ヨーロッパ選手権 2日目 ペアリザルト

ペアLP
1 Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV(ロシア)157.46 PB
2 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV(ロシア)154.85 PB
3 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII(ロシア)150.97
4 Karina SAFINA / Luka BERULAVA(ジョージア)122.12 PB
5 Rebecca GHILARDI / Filippo AMBROSINI(イタリア)116.14 PB
6 Sara CONTI / Niccolo MACII(イタリア)112.62 PB
7 Ioulia CHTCHETININA / Mark MAGYAR(ハンガリー)110.07
8 Laura BARQUERO / Marco ZANDRON(スペイン)107.75
9 Minerva Fabienne HASE / Nolan SEEGERT(ドイツ)106.54
10 Jelizaveta ZUKOVA / Martin BIDAR(チェコ)105.33 PB
11 Maria PAVLOVA / Balazs NAGY(ハンガリー)105.08 PB
12 Bogdana LUKASHEVICH / Alexander STEPANOV(ベラルーシ)102.96 PB
13 Annika HOCKE / Robert KUNKEL(ドイツ)101.74
14 Camille KOVALEV / Pavel KOVALEV(フランス)100.51 PB
15 Sofiia HOLICHENKO / Artem DARENSKYI(ウクライナ)92.46 PB
16 Lana PETRANOVIC / Antonio SOUZA KORDEIRU(クロアチア)90.46

ペアリザルト
1 Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV(ロシア)239.82 PB
2 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV(ロシア)236.43 PB
3 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII(ロシア)227.23
4 Karina SAFINA / Luka BERULAVA(ジョージア)184.05 PB
5 Rebecca GHILARDI / Filippo AMBROSINI(イタリア)178.90 PB
6 Ioulia CHTCHETININA / Mark MAGYAR(ハンガリー)171.03
7 Sara CONTI / Niccolo MACII(イタリア)168.90 PB
8 Minerva Fabienne HASE / Nolan SEEGERT(ドイツ)168.75
9 Laura BARQUERO / Marco ZANDRON(スペイン)168.40
10 Bogdana LUKASHEVICH / Alexander STEPANOV(ベラルーシ)161.76 PB
11 Maria PAVLOVA / Balazs NAGY(ハンガリー)161.32 PB
12 Jelizaveta ZUKOVA / Martin BIDAR(チェコ)159.73 PB
13 Annika HOCKE / Robert KUNKEL(ドイツ)156.91
14 Camille KOVALEV / Pavel KOVALEV(フランス)156.55 PB
15 Sofiia HOLICHENKO / Artem DARENSKYI(ウクライナ)147.61 PB
16 Lana PETRANOVIC / Antonio SOUZA KORDEIRU(クロアチア)143.24

バルザン
3Tw 1S 3FTh fall T 3LoTh
ソロジャンプで稼げた点数がほぼ0点。スロージャンプの精度が高いから、編曲のひどさに目をつぶってきたけれど、中学1年生がスマートフォンで初めて編集したようなぶつ切りだわ。

チッチョリーナ組
3Tw 2T fall 2S 3FTh 3STh shaky
ペアスピンの後に長く立ち止まるけど、そこからトップスピードに上げてスローサルコウ投げなきゃいけないから逆に疲れそう。インタープリテーションはさほどだがコンポジションは評価されています。ちょっと棒立ちっぽい演技ですしね。暫定1位が発表されて女性が驚いていました。

サフィベル
3Tw 3T so 3S ot 3LoTh 3STh
ソロジャンプは精巧しなかったものの、男性の暴走っぷりが発揮された演技でした。リバースラッソーは猛スピードかつ急カーブを描いたキャリーポジションから入りました。演技終盤の緊迫した部分で入れるため、すごく迫力がありました。加点がたくさんもらえました。将来性は抜群なので解散しないでください。ジョージアペアと言っても実際はロシアペアなので、すぐに完成してもおかしくない。

ハセジー
3Tw 3T-1T 3S so 3LoTh< so 3STh
ソロジャンプ固い方なのに決まらない。アクセルラッソー上がらない。全体的にリフトの質がよろしくないので加点を稼げない。全然噛み合わなかったです。

ギラアン
3Tw shaky 2S<< 2A-2T-2T 3LoTh so 3LzTh
3連続を踏み切る位置が離れすぎたので、カメラで捕捉するのが大変でした。タノジャンプをするよりも近くで跳んだ方が加点を稼げると思うんです。股下通しグループ3リフトを含めて、リフトはとてもきれいにこなせました。リフトの質はほとんどデラモデルですね。

ボイコズ
3S 3T-2T-2T shaky 3Tw 3FTh 3LoTh
SPでの3Sの失敗はスリップしてしまったからだそうです。今日はクリーンに決めました。3連続の最後で男性が詰まりましたが、ステップアウトというほどでもなくタイミングは揃っていたので±0~+1という感じ。スローフリップは難しい時期に入ってしまう前の質の高さを取り戻しました。タマラマジックすごい。後続に強烈なプレッシャーをかけました。

タラモロ
3S so 3Tw 3T-2T-2T 3FTh 3LoTh
3Sを除けば素晴らしかったです。3Tを踏み切る位置の遠さは完全に諦める方向で。スロージャンプもリフトもすべてが+4以上のエレメンツでした。特にリフトは他のロシアの2組が出せない流れを生み出します。ノーミスで想定されるTESはタラモロの方が高いです。問題はノーミスで滑れる気がしないところ。1ミスありでもPCS1位なのは納得です。スケーティングスキルは現役ペア最強ですから。次に滑ったミシガリとのPCS各項目の点数の出方の差に完全同意。今回のジャッジとは気が合います。

ミシガリ
3S shaky-1Eu-3S 3Tw 3FTh 3T 3LoTh
3連続の最初は安定の女性のステップアウトから。冷静に2本目の3Sまで決めました。練習でもステップアウトが多いだろうし慣れているのですね。演技後半は男性がバテバテでした。グループ3リフト下ろすときヘロヘロだったけど、それまでの演技の流れ的に加点を出さざるを得ないように力業でねじ伏せました。冷静に見ると出ても+2ぐらい。抜けorコケがあればその時点で優勝の可能性が消滅する状況でした。強かった。

タラモロが合計得点の歴代最高得点を更新した10分後に、ミシガリがLPと合計得点の歴代最高得点を更新しました。儚い記録だった。

ミシガリの英語での優勝インタビューを楽しみにしていたのに、ロシア語使っていいからガリャモフが饒舌になっていたのが残念。蝋人形のように固まる姿が見たかったのに。

2023年ヨーロッパ選手権出場枠
3枠 ロシア・イタリア
2枠 ジョージア・ハンガリー・ドイツ・スペイン・ベラルーシ
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