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2010
05.28

2009-2010シーズン ステファン・ランビエール

ステファン・ランビエール

ネーベルホルン杯 優勝
欧州選手権 2位
バンクーバーオリンピック 4位

SP:ウィリアム・テル序曲
LP:ブエノスアイレスの秋
LP:椿姫
EX:Ne me quitte pas

 とても印象的なSPです。静かなパートから始まります。1番最初のパートでしょうか。反則的な終曲のパートになるとね・・・もう盛り上がらざるを得ないんですよね。ピョンピョン跳ねざるを得ないと同じぐらい、せざるを得ません。ハイキックとバタフライかっこよすぎですね。フライングシットのコンビネーションスピンも反則レベル。頭上にかざした手の位置がまぁずれないこと。カメラもまぁ動きませんよ。トリプルアクセルがなくても、4-3とソロジャンプきめてたら、SPは90点を超えて1位だったでしょう。男子で史上初の9点台のコンポーネンツを出しましたし、この人はすごいです。

 衣装は紅葉リーマンから白へ。引退をしてからみるみるうちに丸くなっていた体をネーベルホルンやジャパンオープンではかなり絞っていました。前のシーズンがフラメンコだったので、タンゴとはいえ少しエロ成分が足りなかったかもしれません。衣装も白ですし、「君いる意味あるんですか?」というストライプ。もっとコテコテの衣装の方が分かりやすかったでしょうに。ランビはスケーティングで魅せるというより、フットワークで魅せるタイプのスケーターですから、細かいターンを入れるとステップに味がなくなってしまいます。それがストレートラインには出てしまっていたかなと思います。

 椿姫にプログラム変更と聞いたとき、「ランビが椿姫なの?女の子になっちゃうの?」と思ったら違うんですね。サーキュラーステップはアルフレードが告白するシーンでしょうか。ランビならきっと甘い言葉で落とすはず。と、乾杯の歌は最初の方の曲なので、クラシックオタクさんとかはこういう編曲キライなんでしょうね。僕はどうでもいいので。ランビは女の子にいっつもぺたぺたしているイメージしかないので、このプログラムはピッタリですね。
 おねいがヨーロピアンの解説で「バレエダンサーのよう」と形容されていましたね。本当にそう思います。手の動きなんてしなやかで本当に美しいです。試合ではスタミナが最後までもたなかったのか、ちょっとヘロヘロ気味になっていましたが、ダイヤモンドアイスのときのパフォーマンスはステキでした。スポットライトの下というのがまたロマンチックでした。

 通称「ぬぎっぱ」。見果てぬ夢でおなじみのジャック・ブレルのシャンソンです。失恋、しかも女性的な失恋を歌った歌だそうで、未練がましいほど「行かないで」が連呼されています。自分の好きな人のことを思い浮かべつつこのプログラムを見てみると、また一味違うかもしれません。

 ケガがありつつも現役復帰をして、完璧ではなかったにしろ素晴らしい演技を何度も見せてくれました。3月には再び現役を発表し、あらかーさんとのペアを組んだり、アイスショーの活動をしています。これからは振付師としても活躍をしてくれることでしょう。ドキュメンタリー番組では新しいプログラムの振付をしてもらっていました。ジャズのプログラムみたいです。ドリームオンアイスで滑ってくれるでしょうか。
 2回の世界チャンピオン、オリンピックは2位と4位。ヨーロッパチャンピオンにはなれませんでしたが、素晴らしいフットワークとクワドと至高の表現力。そして史上最強のスピナーとして(おまけに顔がレベル4とエロい人とあかぬことして)多くのファンの記憶に残る選手となりました。本当にありがとう。
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