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2010
05.22

2009-2010シーズン ユナ・キム

ユナ・キム

エリック・ボンパール杯 優勝
スケートアメリカ 優勝
グランプリファイナル 優勝
バンクーバーオリンピック 優勝
世界選手権 2位

SP:007
LP:ピアノ協奏曲
EX:Don't stop the music
EX:タイスの瞑想曲

 ダブルオーセブンなのに、ゼロゼロセブンと言ってしまう実況のおじさんたちは「サイボーグ009」を見ていたに違いない。
 ボンドガールをテーマにしたプログラムで、とてもセクシーです。とにかくプログラムの構成の組み方が上手いんですよね。音楽の使い方も素晴らしいです。これはディーバの力が大きいと思います。ただ、さほどつなぎは入っていないんですよね。ステップもいまひとつもの足りない印象です。ステップの前半のような動きが後半まで続けばいいんですが、ステップを10個ぐらいやると、スピードが落ちてしまって、「ここ」以降はレベル取りであまり魅力的には感じません。トップ選手なのですから、ステップは本腰入れて欲しいですね。これで8点台はちょっと厳しいと思います。
 あと衣装ですね。ワンショルダーでこの色だとなんだか・・・ねぇ。模様のタイルみたいなやつもバブル期の銀座のクラブのトイレみたいなのがあんまり好きじゃないです。乳ないのに乳強調しちゃうのもねぇ。Don't stop~みたいなパンツの方が絶対良かったと思います。足が細いので試合でもいいと思うんですけどね。個人的にこれは今シーズンのワーストSP衣装。

 LPのピアノコンチェルトは王道のプログラムで、金メダルを取りにきてるんだなって思いました。好きなところがフリップの着氷後のイーグルですね。ステキだと思います。それから、2A-3Tの前の右腕を客席の方にさっと上げて、遠くを見るような振り付けも好きです。LPの振り付けもまたディーバが気合を入れたということが分かります。SPよりも普通はつなぎが減るものですが、サルコウの後のステップ、後半のルッツの後の動きなどなどかなり満載で見応えがあります。ただこちら、9点台のスケーティングスキルが出るか?とは思います。というか、9点台なんて男子でもLPでは出てないのに女子で出してしまっていいのだろうかと・・・。
 
 Don't stop~は評判が良くないんですけど、僕は好きです。今までのユナのエキシビションはちょっと退屈なものが多かっただけに、新しい曲に挑戦をしたのでスケーターとして成長するには大切なことなので、素晴らしいことだと思います。対してタイスの瞑想曲はというと、う~ん。オリンピック金メダリストのエキシビションとして意識したことは分かるのですが、ちょっとつまらないです。もう一工夫なんかしてほしかったです。衣装も「なぜそれ選んだし?」と言いたくなる様な。グレーで袖あって襟が適当で背中あみあみで。照明にもあまり映えませんしね。どうせなら、あげひばりみたいな白いきれいな清潔感のある衣装にすればよかったのに。残念です。

 4つのプログラムに関しては「普通」→「いいプログラム」→「好き」→「あんまり」といった感じです。彼女に関してはいろいろ思うことがたくさんある人はいると思います。ただ、彼女は素晴らしい選手の1人ですから、僕はこれからも応援していくつもりですし、現役続行もしてほしいです。

 ネトウヨ&嫌韓の方、個人の考え方にどうこう言うつもりはありませんが、お願いですからフィギュアスケートにまで足をつっこまないで欲しいです。本当に迷惑なんです。みんな素晴らしい選手で、日本のみんなもがんばっているのに、Youtubeなどでしょうもないことをされると、日本人全体の民度が疑われるし、日本の選手にも大変迷惑です。先人たちが築いてきた誇り高い日本人のイメージが崩壊します。

 それから、陰謀論者の方々。たしかにスポーツというものは政治力、ロビー活動などたしかに大事です。しかし、それがユナが勝つことと通じることではないはず。ましてや不正や八百長、買収など確証もないことにごたくを並べてガタガタほざくなどもってのほか。もしあなたが、国際スケート連盟のジャッジやテクニカルパネル、理事をやっている方で実際にお金をもらったという証拠と、録音テープでもあれば話は別です。検証動画でで無理矢理回転不足に見えるように作っている方にも本当に腹が立ちます。

 僕はがんばっている選手を応援するだけです。彼女の得点はたしかに行きすぎです。女子で150点なんて出ることは予想すらされていなかった点です。しかし、彼女は努力をしたはずです。採点システムの暴走でもジャッジの暴走でもそれは変わりないことです。その努力さえ認められないなんて、非常にさもしいです。

 どうかこれを読んで少しでも選手に対して、愛情を持ってくれる方が増えてくださることを願っています。

 ユナさん今シーズンもお疲れ様でした。
コメント
 ユナへの評価が高いことは、彼女の演技や能力を見れば当然のことです。もちろん日本勢の評価がそれほど高くないことは見てとれることですが、偏向ジャッジとまでは思っていません。
そして、日本人が取るべきことはなんでしょうか。
ISUに苦情、JSFに苦情、テレビ局に苦情、ユナ叩き、見当違いの検証動画これが日本人の取るべきことだったんでしょうか。

 もしこれが逆の立場だったら。ユナが日本人で真央が韓国人なら、日本人はユナを絶賛し、真央を下に見ていたと思います。ユナの完成度が高いからトリノのフリーで1位なんだというはずです。
 こんな人もいました。ワールドで転倒したユナがLPで1位になるのはおかしい。そして銀メダルを取るのもおかしい。僕が「真央も2008年にアクセルで転倒したでしょ?」というと、「真央は演技をまとめた。ユナは良くなかった。」これこそまさに贔屓の目なんですよ。
 これほど採点に対してぎゃーすかぎゃーすか言っているのは日本人以外にはいないです。たしかに五輪にしてもワールドにしても、ユナの点数は高すぎました。でも、それは努力があったからこそ。韓国やユナチームの戦略が上だった、その結果です。

 解説者だって、実況だってそれは彼らの意見でしかないです。スポーツである以上ルールに従って順位がつけられるのは仕方ないこと。ファンにできることは選手がスケートをすることを見守ることだけです。
6番dot 2010.05.24 23:46 | 編集
ユナは乳小さくないんですか・・・ユナごめんね。

本当にユナについて、あることないこと書かれる多いですよね。
それに飽き飽きしているというか、辟易していらっしゃる方はスルーをして、もうネットにさえ書き込まないってことありますね。

冷静になって考えれば自分が間違えているのに、ただ彼女が「韓国人」というだけで、忌み嫌う方、本当に多いです。
それが世間の流れになっているというのも嫌ですし、ネットの怖いところですね。
6番dot 2010.05.24 23:25 | 編集
こんにちは~。

あの~女性の自分がこんなことをいうのはやや恥ずかしいんですが、
女性だからわかるということで・・・・
ヨナちゃん、乳なくはないです・・・・。普通にあるほうだと思います。
はい、これだけです。

自分のブログでもヨナちゃんのことを書きました。
別に好きでも嫌いでもなかったけど、彼女に対する罵詈雑言や、ずるいだの陰謀だのというネットの記事やコメントに、とても辟易し、そのうち、ヨナちゃんを応援目線で見るようになり、今は普通に応援している・・・・

ってひと、意外に意外、とても多かったです。
みんなうんざりしてるんです。

だから、彼女を叩いている人は、意図するところと逆の効果をもたらしているのではないかと。
で、経験則からそのような書き込みをしている人はある選手のファンだであることが多いんですが、その選手に対してもよくない効果をもたらしているのではないかと。

負のエネルギーをネットにまき散らして欲しくないですよね。

ふぁんふぁんdot 2010.05.24 20:48 | 編集
はじめまして、こんにちは。
ベテランのファンの方にお褒めいただいて光栄です。

このエントリーを書くときに、なんの先入観もなく改めてユナの演技を5回ほど見たんです。
なんて美しいプログラムなんだろうと心に染みましたよ。流れるようなジャンプと疾走感、上品な表現。

僕は選手をさげすむことが「是」とされるような今の風潮が大嫌いです。
僕はなんと言われようと選手の味方ですし、絶対に彼ら、彼女らの人格否定なんてしようとはこれっぽっちも思っていません。それをしているのがいい歳をした大人ということが理解できません。こういう姿を見て、子どもたちは大きくなります。そんな姿を見せるのは絶対にいけないと思います。

これからも、またどんどんコメントしてくださいね。
コメントあるほうが張り合いがありますので。
6番dot 2010.05.24 10:18 | 編集
こんにちは!初めまして。
6番さんの愛ある記事にいつも癒されている者です。
20年以上前から、フィギュアにとり付かれて、年甲斐もなく選手たちの活躍にワクワクしたり、涙したりしております。

最近、どこのblogにお邪魔しても、特定選手の悪口や陰謀説が多くて、正直、辟易しているところでした。
キム選手については、思うところもないわけじゃありませんが、わたしは、彼女のオリンピックの演技に泣けました。
素直に、彼女の頑張りに感動しました。
だからこそ、6番さんの公平なご意見、心に染みました。

真央さんにこじつけて、嫌韓を煽る記事を見るたびに、この方たちが忌み嫌う韓国と同じことを自分たちもしていると、なぜ気付かないか不思議でしょうがありません。

個人的には、真央さんの大ファンですが、その他の努力している選手たちも大好きですし、これからも応援してゆきたいと思います。

キム選手の去就が気になるところですが、まだまだお若いですし、ぜひとも真央さんの良きライバルとして、これからも頑張って欲しいと思います。
そして、これからも6番さんの記事を楽しみにしております。
また、コメントさせてくださいね。
まんまdot 2010.05.24 08:55 | 編集
こんにちは
コメントをありがとうございます。

試合をしているときに、メモをしたりメールをする方、本当に多いと思います。
他選手の演技中にも自分の好きな選手の話をして、演技を見なくて拍手を送らなかったりということが多いと思います。
昔の日本でやる試合というのは、どの選手にも思いっきり拍手をする。というところが選手が日本を好きでいてくれることの1つの理由だったと思います。しかし男女シングルはともかく、カップル競技等ではそうではなくなってしまったように感じます。
そう強く思ったのが、今年の世界選手権で男女の40番台の選手やダンスの選手を見ているときでした。イタリアのお客さんは演技を楽しんで、楽しんだ分だけ気持ちをこめた歓声と拍手をしていました。「選手への敬意」というものがこれだけ素晴らしいものなのだと再確認した次第です。

エントリーにも書いたとおり、スポーツは政治力が絡んでくるものです。柔道だって水泳だってそうです。でも、選手には何の落ち度もないし悪いことはしていません。それが分からない方が多いのがとても残念ですね。

大学の方はお話してないですね。
ちょっと興味ある分野が違うみたいです。
6番dot 2010.05.23 12:24 | 編集
はじめまして。
テレビ観戦ウン十年のフィギュアスケート大好き人間です。
2009年は久しぶりにNHK杯とグランプリファイナルを会場で観戦しました。やっぱり素敵ですね、フィギュアスケートは。
普段音楽に触れる機会が少ない私にとって、音楽と演技があれ程魅力的に惹かれあい、衣装もメイクも1つの作品としての表現が多様な競技は他ではなかなかないのではないでしょうか。
そこに私は惹かれているんだと思います。
それをみせてくれる選手には感謝以外に何もありません。選手生命があんなにも短い競技です。大変な体の酷使と努力があると思います。
2009年はフィギュアスケートを久しぶりに会場で観戦しましたが雰囲気が変わっていました。そう感じたのは観客についてです。
審判の紹介や得点が出たときにメモしたりメールをしている人がかなりいました。それに対して私にはなんとなく違和感がありました。それをどのようなものに使うのかと。
もちろん個人の自由なんですが演技を楽しみ、応援し、選手に拍手を送るそういったことが単純にフィギュアスケートを楽しみに観戦している私には気になってしまって。
フィギュアスケートが好きな人には、どの選手も応援せずにはいられないそんな性質があったように前にはあったと思います。
いまはお門違いな指摘を選手に向ける人が多いのではないかと。愛情をもっての指摘ならそれは文章からも感じられますが、そうではない人がすいぶんいらっしゃるようで切ないやら腹が立つやら。
こちらのブログのように先入観なくフィギュアスケートを楽しみたいものです。
これからもブログ楽しみに読ませていただきますね。

大学でのフィギュアスケート好きな生徒さんとは試合を一緒に見に行ったりされましたか?話が弾むといいですね。
minmindot 2010.05.23 01:27 | 編集
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