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2018
05.15

リアム・フィルス 引退

https://skatecanada.ca/2018/05/olympian-liam-firus-retires-from-competitive-competition/

リアム・フィルスが引退を発表しました。エラッジ・バルデの引退発表があった際に、フィルスの今後について述べている記事を発見し、何となく読めていた引退。毎日スケートカナダのホームページを確認しておりましたが、ついに。

初期は、Pさんのコピーかのようなスケーティングで脚光を浴びました。さぞ力を使わずに滑っているのだろうなと思いきや、転倒をしていないのに後半になるとスピードが劇的に落ちる選手でした。カナダ国内の評価は非常に高く、苦手な3AのミスをPCSでカバーし、常に上位争いに食い込みました。

後半激バテ問題が解消されたのは2015-2016シーズン。ムーランルージュが2シーズン目に入ったあたりでしょうか。このシーズンはカナダ選手権で2位に入り、世界選手権に出場する予定でした。結局、3枠が欲しいスケートカナダの思惑に振り回され、理不尽にも代表を外されました。今までどこの連盟も欲を出して失敗してきたことなのに懲りないな・・・と思いましたね。

今シーズンにはUSクラシックでクリーンな3Aを降り、カナダ選手権でもなんとか3Aを堪えられました。今まで散々苦しめられてきた3Aと、最後の最後で和解の方向に向かったのです。大事なカナダ選手権ではSPでズボンを固定するストラップが外れてしまうトラブルに見舞われ、思うような結果は残せず、2度目のオリンピック出場はなりませんでした。

Pさんコピーじゃんと言われることの多かったフィルス。僕も途中までは同感でしたけど、スタミナ問題が解消されてからは、そうは感じなくなりました。Pさんはじっくりと熟成されているけど、フィルスは爽やかでダイレクトにくる感じ。愚直なまでの誠実さが表れているような、無鉄砲に走り抜ける雰囲気が好きでした。同意されないかもしれないけれど、僕はそう思っていたので、それでいいんです。それぞれの見方がありますから。

引退後は銀行で働くとともに、友人のエラッジ・バルデと一緒に、スケートグローバルというプラットフォームを立ち上げ、コーチや若いスケーターにトレーニングメソッド等を提供していくそうです。フィルス家2度目のオリンピック出場は、弟に託されるのであった。

競技生活お疲れ様でした。これがカナダ引退波状攻撃第5波
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