2018
03.02

フルニエ・ボードリー&ソレンセンが移籍

http://www.danskate.dk/nyheder/isdanserne-flytter-til-canada/

ロランス・フルニエ・ボードリーニコライ・ソレンセンのカナダ移籍が発表されました。世界選手権へのエントリーが無かったので、オリンピック出場が叶わなかった事への失望から引退してしまったのかと思いました。すぐ試合に出られるように手を打ったわけですね。

この移籍に至った経緯ですが、フルニエさんがカナダ人で、ソレンセンがデンマーク人。フルニエさんはデンマーク国籍を持っていないわけですから、その取得を目指すわけです。しかし、デンマーク国籍を取得するには国内への居住実績が必要となります(2人はリアルカップルですが、結婚するだけでは国籍はもらえません)。カナダで練習をしている2人にはそれは不可能なのです。特例での出場を嘆願したり、フルニエさんがオンラインでデンマーク語を学び、努力はしましたが結局オリンピック出場には至らず、オリンピック出場枠は返上となりました。この事が2人には大きな失望だったようで、縁のあるカナダに移籍する事になりました。

2人は連盟の感謝を述べていますし、デンマークスケート連盟の会長から全面的なバックアップの言葉もあります。何より、これを発表しているのがデンマークスケート連盟のサイト上です。これ以上ない気持ちのいい見送りです。美食の国もデンマークを見習いましょう。

カナダは次世代を担うと思われていた選手が次から次へと引退し、テサモエやウィバポジェが引退してしまうと、かつてないほどの選手層の薄さになってしまいます。そのような状況で、世界選手権で10番台前半にいるフルソレの移籍は、スケートカナダにとっても美味しい話。まさにウィンウィンなのです。

北京オリンピックではフルニエさんは29歳、ソレンセンは32歳。ダンサーとしては脂が乗った最高の時期です。カナダには移籍して国籍を取得してすぐのオリンピック代表選考は落選するというジンクス(ケイトリン、パイパー、イリ)があります。それをぶち壊して代表入りしてほしいです。2人を見られるのは2019年から。楽しみだーい。
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