2016
09.19

テストスケートの感想

Category: スケート雑記
テストスケートの感想。曲は適当。間違えているかもしれません。

女子
エフゲーニャ・メドベージェワ
SP:River Flows in You
リード組が国別で最後の演技をしたときに使った曲です。演技のスタートでめっちゃランランルーをしている。メドベージェワさんはステップ中のウィンドミル好きだなあ。難しいターンの組み合わせから繋げてやるからかっこよさ倍増。楽しそうな前半部分、3F-3Tを挟みシリアスな後半部分へ。スライドするスパイラルから手をパーーーンも昨シーズン見た振付です。ウィンドミルとスパイラルは毎シーズン入れていく系?

LP:ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
9.11で父親を突然亡くしてしまった子供が主人公で、父親の影を探すというお話ですが、使っていそうで以外と使われなかった曲でした。ジャンプ構成は昨シーズンと同じですし、タノリストのままです。1シーズン経つとどうなるか分からない女子の世界ですが、メドベージェワはまだジャンプをキープしています。ラジオノワと同じで重力に逆らい続けるのか?悲しそうな終わり方をしますけど、アンハッピーな終わり方なのか、エンドを迎えての追想フィニッシュなのか。ま、各々で捉えましょう。アベさんってどうしてこんなに悲哀に満ちたプログラム量産できるの?

アンナ・ポゴリラヤ
SP:ポルウナカベサ
上品なタンゴを滑るのか。僕は嬉しいよ・・・・・からのロシア。ビートを刻んでいるビートを刻んでいる。おい誰がこんなリミックスした(ミーシャか)。はじめ見たときは靴を出していたのでポゴリラヤと分かりませんでした。ポゴリラヤといえば全被せですから。角が取れて女性らしくなったなー。成長が順調すぎる。

LP:モディリアーニ 真実の愛
SPよりももっと女性らしいポゴリラヤ。前半に跳んだ2Aの質がとてもよかったです。超苦手→普通を経て、ついに「質がいい」まで辿り着きました。ロシア女子のみなさんはポゴリラヤ先生に2A上達のコツを聞いておくように。クロスのときだけ一瞬現実に引き戻されますが、ほぼ隙のないプログラムと言っていいのではないでしょうか。僕の願いが天に通じたのかコレオシークエンスの味気なさも解消されました。成長が順調すぎる。世界選手権優勝ありますよ I guess so.

エレーナ・ラジオノワ
SP:ポーギーとベス
誰が使っているか思い出せなかった曲。ヘジンか。振付はシェイリーンです。おもしろいアップライトスピンを開発しています。でもスピンの回転がゆっくりでした。ジャンプが2Lz-3T 3S 2A fallということで、かなり不調でした。ついにラジオノワにも不調のターンが来てしまうのでしょうか。一気に身長が伸びてから、手足が先に出て体が残ってしまったり、体が先に出てしまって手足の動きが中途半端に終わることが多かったですが、このプログラムでは一体になって動かすことを意識しているのか、それが見られませんでした。ただ、その影響だと思うんですけど動きがやや小さくてスケール感に欠けるかなと。ジャンプ転倒の影響もあるかな?

エリザヴェータ・トゥクタミシェワ
SP:ピアノ協奏曲第23番
リーザがラテンでもエスニックでもタンゴでもなく、ダーク系統でもない曲を選ぶとは。ステップは安定のサーキュラー。どうしてこうもサーキュラーにこだわるのか。でもステップはしっとりではなく、パッション出して滑っていました。せっかく雰囲気を変えたのに、ステップは同じにしてしまうなんてもったいない。伝統芸能としてしまうのは時期尚早かと。リーザがシニア10年目の東欧のベテラン選手ならともかく。ズシッと荘厳な滑りを見せてくれーい。

LP:クレオパトラ
リーザの本域。SPもそうでしたが今シーズンの彼女は仕上がりが遅めなのかな?両手の掌を上にやる出前ポーズと呼んでいる、中東、インド、アジア系のプログラムでは死ぬほど見る動きが、このプログラムではほとんど使われていないことを大いに評価したいです。これやっときゃいいんでしょ?という感じがしないから。体の動きが常に曲線的でして、でもパフォーマンスは力強い。女性らしさと君主の統率力を併せて演じようとしていると思います。出前ポーズないのが嬉しすぎて息が漏れました。

アデリナ・ソトニコワ
SP:Suite Festiva de Éxitos
GPSには出ないけどテストスケートには出ないのですね。じっくり仕上げていくやつか。これはアイスショーでも披露していたプログラムです。3Lz-2Tを冒頭に入れました。これはeマークがつきそうです。ステップはガシガシと氷を掴みきれていなかったと思います。スタミナも足りないからか、力強さと足元がチグハグになり、不完全燃焼のままスピンでフィニッシュしています。昨シーズンもスタミナに問題がありましたし、強化しなければならないところですね。

LP:分からん
曲分からんけど、ウィバポジェの昨シーズンのFDで一度立ち止まるところのヴァイオリンの「チャラララー」は入っていました。運がよければアテンションぐらいで済みそうな3Lzを降りました。めっちゃアウトサイドに倒れそうな感じで、足もそういう方向に行っているのにエッジだけインに残ったままなんだなーこれが。ジャンプはまずまずでした。SPよりは動けていましたが、首が前に出て姿勢が悪いまま演技が終わってしまったので、やはりスタミナが足りないのだなと思いました。シリアスな音楽はソトニコワに合うと思います。今シーズンは変じゃないプログラムがようやく揃いました。突っ込みどころがない寂しさはあります。

ユリア・リプニツカヤ
SP:枯葉
3Lz-3Tが戻ってきました。体をかなり絞っておりコンディションがよさそうです。この2シーズン耐えたから今があります。ロシア人大好きのシャンソンを使ったプログラムでした。キャメルスピンのポジションがとても美しいです。片手で支えるポジションかっけえ。リプはリンクの端まで滑ってくれるから気持ちがいい。2Aと3Fをリンクの対角線上で続けて跳びますが、演技の終盤でやるからその疾走感がまたいい。

LP:キルビル
悲しいプログラムが続いていましたが、今シーズンのLPは女性らしい雰囲気に。ダウンタウンDXのせいで、ハマちゃんの「視聴者は見たーーー」の怒鳴りが聞こえてくるのは日本人だけ。リプが大人になってしまうなんてなあ。子狐からジャッカルのようになって。

マリア・ソツコワ
SP:The Story of the Unknown Actor
シュニトケのやつその1です。フライングでミスしたのでフライングキャメルが上手く回れませんでした。これは身長が伸びた影響ではなくてたまたまでしょう。これからジャンプがどうなっていくかは分かりませんが、少なくともファーストジャンプにおいては回転不足の心配はなさそうです。ピタッと回っています。

LP:シュニツケのやつ2
この練習着だと身長の高さが目立ちます。LPは柔らかい音楽で滑りました。コストナーさんのアヴェマリアのような雰囲気があります。体のバランスも相まって、本当にコストナーさんのようです。ブラケットやループでフリーレッグを伸ばすときの、その脚の長さったらないですね。SPはキビキビとムチのようにしなる動き、そしてこちらはとにかく柔らかくて女性らしい動き。演じ分けができています。こういったテーマ、曲、作曲家を揃えると両方が上手くことが前提とされてしまい、片方でも失敗してしまうと全部ダメみたいになってしまいがちです。それからこだわりが強すぎるがあまり、何やってるかさっぱり分からないとか。ソツコワの場合は現時点だと成功しそうな香りがします。ソツコワって感情がこもっていないと言ったら悪いですが、こなし感というのが強く出るスケーターだったので、やっと彼女に合うプログラムが生まれたなと嬉しく思います。

アリョーナ・レオノワ
SP:It's Oh So Quiet
歌ってるお前が一番うるさいだろシーシーソング。クラスの口うるさい女子だと思えば納得できます。高い位置でのツインテール。これは最近ベイカー茉秋のおばあちゃんで見たやつ。こういった元気な曲はレオノワに合うし、比較的静かなパートではスケーティングも優しい。役に入りきる能力に長けています。クラスの口うるさい女子風衣装こい!

LP:四季
春~夏~冬。華やぐ春にふさわしい3T-3T。成功すれば加点もりもり。夏パートは緑に溢れた森の中を歩き回る感じ。そこに嵐が巻き起こって怒涛の展開。ジャンプを転倒しても嵐のせいにすればいい。安定の秋飛ばしからの冬。衣装の色は深緑の森とそこに積もる雪を表現しているのでしょうか。4分で四季を演技するのは大変ですね。ウィバポジェはすごくがんばっていたんだなー。

セラフィマ・サハノヴィッチ
SP:HACHI 約束の犬
選曲ワロタ。3F-3Tと3Loでタノります。2Aはイーグルからです。フライングキャメルの後のトランジションのホップして方向転換するところ素敵。イーグルはへっぴり具合が解消され、スピードが出ればよくなると思います。それが難しいのでしょうけど。スピンは3つとも美しかったです。

LP:ハーモニカの男、アメリ(続行)
昨シーズンの後半から滑ったメンヘラプログラムです。身長が伸びてもタノは外さないのですね。タノとは覚せい剤のようなものなのかも知れない。一度取り込んでしまうと、死ぬまで逃れることはできない。拳銃自殺しようと思ったら電話がかかってきて、やっぱ自殺止める場面のところ。滑らかにディープエッジでスピードつけていくのがギャップでおもしろいです。セラフィマさんは愉快だな。

男子
マキシム・コフトゥン
SP:Bahamut
ちょっと!こんなところで2クワド入りノーミス券使って!4クワドのための助走たっぷりの前半ですが、どうせ助走に使ってしまうのなら、このコフトゥンぐらい思いっきりかっ飛ばして滑ってくれた方がいっそ気持ちがいいです。ヒッチハイクをするおもしろいプログラムでした。誰にも止まってもらえなかったんですね。コミカルともちょっと違う、心底おちゃらけたプログラムでかわいい。もしコフトゥンがヒッチハイクで路肩に立っていたら、ごめん僕も止まらないわ。

LP:Ruled By Secrecy
クラシック→ミューズ→クラシック→ミューズ 今シーズンはミューズのターンです。2シーズンぶりのミューズです。曲は別のものです。3Loが前半で、3Sが3Lzより先にくるので、ジャンプの難易度がグラデーションにはなっていません。コフトゥン的にはロックが合うんですけど、クラシックの方がコフトゥンの粗さを中和できていたと思うんですよね。かっこいい音楽だからこそ、よりかっこよさが求められるし、姿勢の美しさが基本にあって、そこからアレンジを加えられるかなので。コフトゥンは大体どの動きもなんですけど、下から上にえぐるように首を使ったり、肩からオリャーと入っていきます。それがいくつも続くとワンパターンに見えてしまうんです。ジャンプの踏み切りやランディングも沈みますしね。ずっと低い位置に体があって、せっかくの長身を生かしきれていない。うーーーーーんがんばれ。

ミハイル・コリヤダ
SP:ヌー、パガジー!(続行)
ダンカンバカヤロー的プログラムを続行。4Sにも挑戦する模様。全体が写るカメラだと、リンクをシュババババと駆け抜けていっていることが分かりました。このプログラムはおもしろくて人気がありますし、さらに名前を売るために続けるのはいいですね。コリヤダさんは元々プログラム続けがちなので。そうなると来シーズンは、今シーズンのLPを続けます?

LP:スルース
最初は探偵さんの曲だったのに、最後はシルクドゥソレイユが入ってくる謎編曲。白のストライプシャツにまっくろくろすけが無数に引っ付いた衣装です。今シーズンもコミカル系統は継続の模様。最近トップ勢がシリアスに偏ってきているので、コリヤダとハンヤンぐらいしかコミカルは期待できそうにない。超4回転時代にありながら、コリヤダさんは確実に1つ4回転を増やすマンです。4Sを降りられるでしょうか。コリヤダさんは滑りながら上体や表情を巧みに使うスケーターですが、滑りの緩急で表現するというところにはまだ到達していないように思えるので、それを加えられるかが強固な上位勢を崩すための鍵になりそうです。クワドの本数で勝てない以上PCSは大事です。

セルゲイ・ヴォロノフ
SP:私が、生きる肌
昨シーズンの合っているとは言いがたかったプログラムから、普通に演じられる曲になりました。ヴォロノフさんはロシアの方がええんや。映画のあらすじを読むとシリアスなものだということが分かりました。後半の3Aが美しく決まると、音楽にとても映えると思います。プログラムの終盤もうひとつ展開が欲しい気もします。

LP:エクソジェネシス
またエクソジェネシスだーーーーーーー多いいいいいいいいいいいいい!1番の驚きがヴォロノフさんが後半に3Lzと3Fの両方を入れているということ。3Fさんは4シーズンぶりのご帰宅となります。でもアウトに倒れまくっているので、eがつくのはまず間違いないです。この曲は超滑らないと表現するのが難しいと思いますが、もしヴォロノフさんが別の見方でこのプログラムの表現をしているのであれば納得できますよ。例えば散々ムチャしてきた犯罪者が、許してたもれ・・・・・と懺悔するとか。衣装を音楽に合わないハードなやつにしてみるとか。

ゴルデイ・ゴルシコフ
SP:Una furtiva lagrima
ロシア男子の中では変な曲も滑らないし、奇をてらった編曲もしない異端者。世が世なら石を投げられていたでしょう。ゴルゴルさんは腕が長くてしなやかに使えるし、ツイズルがとても上手なのでそれだけで違う雰囲気が出せてお得だなって思います。腕の使い方にかけては、ロシアのみならず、すべての男子選手の中でも光るものがあると感じます。スピンで表現をできる数少ない選手でもあります。4Loはなんとか片足で着氷。認定を受けることはできるでしょうか。ゴルゴルさんがナショナルトップ3に入ってユーロ派遣が決まっても驚きません。

LP:The Great Gig In The Sky、Money
素敵なんですけど少しせわしなさも感じるので、後半が忙しい分前半はもっとゆったりと滑ってもおもしろくなるかと。それにしてもたっくさんツイズルを入れますね。得意なのは分かりましたから!

アルトゥール・ドミトリエフ
SP:アルビノーニのアダージョ
ジャンプの豪快さ豪快さの選手に思わせておいてスピンも結構きれい。特別変わったポジションではないけれど、基本姿勢がいいです。キャメルスピンは出をもう少し丁寧にやってくれると。ジュニアグランプリで見たシェーベルグさん方式のタノアクセル(ドミトリエフは3A)を終盤に入れています。これは決まればかっこいい。ジャッジ前をサーーーっと横切ってチョクトーを決めるのですが、これも上手くチェンジエッジできればかっこいいはず。禁止曲ですが、エレメンツの配置はバランスがいいし、点数を望めるものだと思いました。連盟に推されるだけの理由はありますね。

LP:だったん人の踊り
SPの流れるようなかっこいいプログラムと比較するとプログラムの密度が薄く見えます。振付のある箇所がエレメンツの中のメダルムーブメントに偏りすぎていて、跳んで濃いで跳んで濃いでというのが分かりやすいです。それがドミトリエフの豪快なジャンプと融合し、=ワイルドと変換されれば成功と言えると思います。見守りましょう。

アレクサンドル・ペトロフ
SP:Ritual Fire Dance
この曲最近聴いたはず・・・・・あ、浅田真央さんだ。この衣装は裸で踊っていることをイメージしているのですね。ジャンプはきれいな4Tが入りました。ステップ前のチェンジシットスピンにもう少し手の動きをつけられれば、終盤へのいいアクセントになりそうなんですけど、ちょっと難しいか。ペトロフのシットスピンって今っぽくないというか、なんか分かります?基本姿勢が旧採点の選手みたい。ペトロフとミハルはシットスピンの基本姿勢が今っぽくない。ジャッジ席の前のループターンの後のフリーレッグのトントンかっこいい。こういうのはPCSに反映されていって欲しい。

LP:My Kind of Town、Chicago、Live Till I Die
シナトラメドレーでした。音源はさておき保守的でボーカルのない選曲をするペトロフにとっては新たな挑戦。両足で小粋に歩くような振付が随所に散りばめられています。コレオシークエンスもほぼ両足滑走で組まれています。なので、これはオーバーに演じきらないと、PCSでいろいろ下げられてしまうのではないかと危惧しております。ミーシャ振付か、うん納得。頭の中でミーシャに滑ってもらうとすごくしっくりきました。

ペア
川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ
SP:All alone
LP:月の光(5シーズンぶり)
SPはアイスダンス勢に合わせたようなゲイリー・ムーアの音楽。昔使ったような気がしていましたが、それは別の曲ですか。LPは競技だけではなくエキシビションでも滑っていて、すでにおなじみのプログラムです。悠子ちゃんのソロジャンプが上がらず回転が怖いです。スローの飛距離が出ていませんし、ツイストもリフトも怪我前の質に戻っていません。長いシーズンなので、ナショナルまでに形にしてもらえればと思います。うううううううう応援するううううううう。

エフゲーニャ・タラソワ&ウラジミール・モロゾフ
SP:わからん
きた。今シーズンの最大のネタプロになりそうなものが。高いゴルフの会員権買って千葉の山奥にあるゴルフ場に来たら、タイムスリップして30年後にきてしまったみたいなカップル。もしくはうさんくさいチャリティーで踊っているカップル。黄色とピンクのポロシャツ意味が分かんないいいいいいすごいいいいいいい。⊂二二二( ^ω^)二⊃⊂二二二( ^ω^)二⊃ これすごいいいいいいいいいいいインパクトには残る。

LP:Music
これはあああああああああああああああああああああああああああああああああああああドイツペアに伝わる伝統の大映ドラマ風スポ根音楽!でも歌詞の内容はまったく関係ない!モロゾフさんがドイツ出身だからこの音楽になったんですね。エンドロール流れるうううううううううううううううううう。エレメンツはほぼ失敗でしたけど、この選曲は上がる。全米だったらスタオベが沸き起こりますね。よし、全米に出るんだ。

製作・著作 ニーナ・モーゼル

クリスティーナ・アスタホワ&アレクセイ・ロゴノフ
SP:オネーギン
スリーターンからの3Loを入れてきました。シングル選手でもしんどいのに。PVを作るほど気合の入っていた2人のオネーギン。出だしからボーカルがうるs・・・派手です。カメラの位置が遠いので男女の技術差がよく分かります。ロゴノフさんの移動距離の方がかなり長いです。SPはステップがあるので、ペアそれぞれの技術差を測るにはもってこいです。ロゴノフさんのその髪型なんすか。

LP:お人形2
文字通りお人形2。昨シーズンのお人形プログラムの続きです。音楽も昨シーズンのプログラムが終わったところからの続きにするというこだわり。半年間時が止まっていたのかな?お人形に命を吹き込んでロゴノフさん絶命していたと思うんですけど、華麗に復活を遂げているではありませんか。演技が進むにつれて、人間っぽさが消えお人形に戻っていくアスタホワさん。結局命を吹き込むなんてことは、人が踏み入れてはならない領域だったんだ・・・という悲しい結末?作曲家を揃えたり、テーマを揃えるのは流行っていますが、ついにここまできましたか。昨シーズン演技見てない人は「変な編曲だなあ・・・」ってなりますよね。

ナタリア・ザビアコ&アレクサンドル・エンベルト
SP:スノーストーム
うううううう普通の曲を(堀内孝雄ばりに)センキュー!組み立てのシーズンから基本の出来上がったいいペアでしたが、今回もミスのない演技を披露しました。ただ、このペアはスピードが足りないのでしょうか、演技が随分ともっさりして見えました。また、他ペアにある個性がこのペアにはまだついていません。どこか光るものがないとジャッジも点数を出しにくいと思うので、それがついてきて欲しいです。ダシを取り忘れたお味噌汁みたいです。お味噌だけじゃ美味しくないですもんね。

FD:Cry me a river
北米だけじゃないよ!ロシアにもブーブレだよ!1曲をアレンジなく丸々滑りました。これはとてもいいことのようで難しい。ヘンテコなリミックスやビートはおかしいことはおかしいけど、滑りやすく・伝えやすくする効果は絶大ですから。この2人はエレメンツやってますよ感がありますし、音を拾う箇所を増やさないと淡々と演技が終わってしまいそうです。SPから通して見て、昨シーズンから上達したところが分かりにくかったです。

ベラ・バザロワ&アンドレイ・デプタト
SP:Maybe I Maybe You
ロシアでは流行が1年遅れてやってくるんですかね?みんな大好きスコーピオンズだよー。練習着で滑っていたので、本番ではサソリ背負わないといけませんね。ソロジャンプもソロスピンも間隔やタイミングがバラバラでした。このペアの最大の特徴であるフローのあるスケーティングもいまひとつ。全然シーズンインモードではない感じ。スロージャンプを最後の最後に入れる構成でした。大会で失敗したら・・・・・あああああ恐ろしい。

アイスダンス
エカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー・ソロビエフ
SD:Mercy On Me、Sing Sing Sing
他のカップルと続けて見るとパターンの深さにンフッとなります。ボブソロのパターンが半周しか見られないなんて、そんなことが許されるのだろうか。2周見せろ2周!ボブロワの美脚を見せつけるミニスカート。これは分かってらっしゃる。でもこのミニスカートはSing Sing Singと合ってます?前後半で別のプログラムになっていませんか?

FD:前奏曲20番、四季
スカイダイビングローテーショナルリフトすげー。後半はスタミナ切れでエレメンツが本来はどのようなものになるのか理解することはできませんでしたが、前奏曲の落ち着いた音楽の中でしっかりとチェンジオブペースをやってくる。それをステップ中にできる格の違いを見せてくれました。ズーリンさん、また四季ですか?四季やるならオリンピックシーズンにポイしたプログラムをエキシビションで復活してくれよ。あれ好きだったのに。もっと言えば四季の前のプログラムも好きだったのに。オリンピックシーズンの悲しみが蘇ってくるからこれ以上は止めておきましょう。ワールドのメダルを狙ってきているプログラムですね。

ヴィクトリア・シニツィナ&ニキータ・カツァラポフ
SD:Creole Love Call、It Don't Mean a Thing
カツラさんの張り切りに負けじと食らいつくシニツィナさん。張り切りからトーンを落としてブルース。パターンダンスはリードしているのか、シニツィナさんの周りをくるくると回っているのかよく分からないカツラさん。スウィングでまたはしゃぐカツラさん。ツイズル競争を止めてきちんと回るカツラさん。ついていくのに必死なシニツィナさんを応援せずにはいられない。ほんと大変そう。カツラさん合わせよ?

FD:タンゴ
サーキュラーステップ以外でタンゴ要素がない気が。滑り込み不足でしょうか。シニカツはルックスは美しいのですが、シニツィナさんはマネキンか彫像みたいですし、カツラさんは体育会系なのでエロくないんですよね。エロさを出せないのであれば、いっそスーパースポーティータンゴにしてしまっても構わない気がします。ただ、スポーティーに寄せすぎてしまうと、カツラさんが張り切って男女の動きがバラバラになってしまう恐れもあります。居酒屋のカウンター席で背中バンバン叩いて「お前が上手いのは分かるけどな、女を立てえよ?」って、焼き鳥つまみながら言いたい。

ティファニー・ザホルスキー&ジョナサン・ゲレイロ
SD:アギレラのやつ、All Night
ガーターベルトをつけた赤毛さん。ファーストツイズルがエロいのでエクスタティックツイズルとしましょう。滑り込みができていないのか、動きがバラバラでした。後半のスウィングがチャカポコチャカポコテンポがとても速いので、スピードを出せないと残念なことになりそうです。

FD:悲しきワルツ
昨シーズンのSDがワルツだったけど、悲しきワルツなんてSDでは使えない。でも今シーズンわざわざFDをワルツにしてくる選手なんていない。だから被らない。これはいい選曲。長身の美男美女の2人のワルツは、爽やかなんだけどエロのエッセンスも加わっています。グレーの衣装だからいけない感じがするんだな。リフトが少し重そうなので、きれいに上げたり回せたりすると、爽やかをより一層引き立たせることができそう。SDと同じでもう少しスピードが欲しいです。ゲレイロの生え際が後退してきたのはズーリンリスペクトかな?

ソフィア・エフドキモワ&エゴール・バジン
SD:ミニーザムーチャ
体力メーターがすぐにすっからかんになってしまうことで有名なバジンさん。今シーズンはシニアです。シニアデビューなので定番曲で名前を売ろうという作戦せしょうか。パーシャルでバジンさんがミスって、直後にエフドキモワさんもミスりました。ミスってリードができなかったから?この演技では後半でも体力に問題はなく、無事に滑りきりました。最後のツイズルはあれでしたけど。

FD:Hip hip chin chin、Temptation、Mujer Latina
これはいかんでしょ・・・・・曲順までテサモエ完パクじゃないですか。うーーーーーん理解できない。ジュニア選手じゃないんだから。

ワシリーサ・ダワンコワ&アントン・シブネフ
SD:King of Swing、ジャンピンジャック
ダワンコワがアイスダンスに転向するということは知っていたけど、パートナーがシブネフということは知らなかったです。シブネフはスタヴィツカヤの元パートナーですね。ブルースは少し苦しい滑りでしたが、クリエイティブパートのスウィングは元気よく。シブネフさんの姿勢がきれいになるといいな。

FD:ロミオとジュリエット
音源は最近の映画の方のロミジュリです。組んでダンスカップルらしく滑るというよりは、お互いの動きや美しさを尊重しているように見えます。ローテーショナルリフトの入りの工夫や、終盤のコンビネーションリフトの高い位置でのポジションなど見所もありました。ロマンティックな面よりは、お互いを求めている切迫感の方が前面に押し出されていました。重苦しい音楽は2人の心臓の拍動のようです。

欠席組はイリジガ、ステブキ、ストクリ。ジガンシンの膝の怪我、ブキンの気管支炎、ストルボワの足首の怪我でスキップしました。また、アディアン・ピトキーエフが怪我のためにGPS欠場となりました。4名の健康を祈願しております。

1,ポゴリラヤうますぎ
2.ソツコワのプログラムいい
3.ゴルゴルええで
4.川スミマジがんばれ熱烈応援
5.勝負のシーズンボブソロ

以上テストスケートの感想でした。もったいぶったロシア勢のプログラム発表完了と。テストスケートお休み勢も発表している選手がいますが、それはまた別件で。
コメント
拍手をくださったMさんへ

ポゴリラヤとモロゾフの相性は最高ですね。

コフトゥンやマジで、いやマジで降りてくれないとヤバイので。本当に頼んだよ・・・。
6番dot 2016.09.23 20:09 | 編集
Creaさんへ

サハノヴィッチの選曲は予想外すぎました。演技の音楽をマイクで拾って調べたら、HACHIって表示されたので笑ってしまいましたもん。常に想像を超える女セラフィマ。
6番dot 2016.09.23 19:25 | 編集
がぶりんちょさんへ

そうそう再利用多いですよね。ソチシーズンのSPはたしかに見てみたかったです。ぜひエキシで披露を。

タラモロは無味無臭プロ(これはトランコフさんのせいですけど)&確実性確実性から抜け出そうとしているのが見えますね。4ツイストへの挑戦はもちろんですし、おもしろSPもそうです。ヴォロトラ不在で、川スミの調子が不透明、ストルボワは怪我ですし、成り上がるチャンスを掴んで欲しいです。
6番dot 2016.09.23 19:23 | 編集
HACHI!?日本人でも選曲しないところをつくサハノが好きですw
今季もポゴリラヤ楽しみですね。
彼女は万年3番手をいいタイミングで脱して良かったです。
Creadot 2016.09.20 20:28 | 編集
カワスミはよくSP、LP、EXとプログラムの再利用しますよね。でも、あまり気にはならないのはなんでだろう。出来たらソチシーズンのSP予定だったカチューシャをテストスケートでしか見てないので、どっかで披露して欲しい。
今回のテストスケートでタラモロのSPが印象深かったです。スロー後のイーグルぐらいのハイスペック無味無臭な印象でしたが、ちょっと期待したいです。
がぶりんちょdot 2016.09.19 20:28 | 編集
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