Luce Wald

フィギュアスケートは好きですか?僕は大好きです。

In one of the stars I shall be living. In one of them I shall be laughing. And so it will be as if all the stars will be laughing when you look at the sky at night.

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2015-2016シーズン エレーナ・ラジオノワ

4

エレーナ・ラジオノワ

中国杯 3位
ロステレコム杯 優勝
グランプリファイナル 3位
ロシア選手権 2位
ヨーロッパ選手権 2位
世界選手権 6位

SP:ジュテーム
LP:タイタニック
EX:Imagine
EX:Worth It

昨シーズンのロシア人体型変化担当大臣の役職を与えられてしまったラジオノワさん。細さをキープしているのですが、幼女体系だった1年前と比べると明らかに別のスタイルになっています。しかしながら本当によくジャンプを堪えました。なぜか失敗しない3Lz-3Tは顕在ですし、ジャンプ全体の成功率も非常に高かったです。

16歳から17歳のシーズンに、命を投げ打つような愛の歌を滑るラジオノワさん。生き急ぎすぎなSPです。しっかりとスピードに乗って3Lz-3T。このジャンプはすべての大会のSP、LPに1本ずつ入れていますがリカバリーを含めた成功率は11/14でした。軽さで跳べなくなったので、昨シーズンよりも助走がしっかりめになりました。元々ジャンプに高さがある方ではなかったので、これだけの成功率をキープできていることが不思議です。ジャンプの着氷からすぐに天を仰ぎ見て、ヒラリヒラリと動きを流していくところは女優。「私にとってエレメンツなんてオマケよ」と言わんばかりの風格。フライングキャメルは特別変わったポジションを取っているわけではありませんが、高速のキャッチフットから緩やかに回転して手の動きまで美しく処理するドーナツスピンが美しいです。出を「ダッコー」という歌詞に合わせているのですが、これはOKという意味らしいので、自分を納得させるような言い聞かせるような、でも諦めも含ませるような感情を風を切るような動きに乗せているのだと思います。コンビネーションスピンは思い出を掘り起こしているような感じ。ソロジャンプへの助走に入る際に左手を掲げるような動きは、回想中に感情を高ぶらせることが浮かんで、感情のスイッチがパチッと入ってしまったような、そのようにも受け取れます。3Fに集中するために3Loよりも助走が伸びました。点数を狙うためには3F、プログラムにハマっているのは3Loでした。苦手な2Aの質はよくなくて、どの大会でも+1が並べばいいかなという評価なんですけど、本来±0のものを+1にしてしまう凄みがあります。「私の2Aはこれで完璧なんです」そんな凄みです。2A本体で稼げなくても、ステップのGOEを引き上げるための間接的な要因にはなっています。盛り上がりから入っていくのと、何もない状態からいきなり激しく動かすのとではジャッジの印象も違うでしょうから。身長が伸びた影響が1番出てしまったのはジャンプではなく、体の動かし方の方でしょうか。あまり大きく動かしてしまうと体が振られてしまうからか、腕の動きが小さくまとまっているんですよね。背中から動かせていないから連続で動きを見ると、いくら腕の曲げ伸ばしで展開を作っても一本調子に見えてしまうという。振付自体は好きなんですけどね。ステップに入ってから2回目のジュテームジュテームの後の左手を出しながら後ろ向きになって、両足で右回転、ループで左回転と方向転換するところがこのプログラムで1番好きな箇所です。コントロールができるようになれば滑りこなせるのになというプログラムでした。ボーカルはうるさいですけど、こんなものはLPに比べればどうってことはありません。

ジョリヘンと一緒に滑らせたいプログラム部門第1位タイタニック。両方ともセリフの存在感が強いから、いっそ共演させてしまえばいいという理由。いつか実現して欲しい。3Fの直後にいれた緩いダブルスリー、これはSPの3Lz-3Tの直後の動きと同じようなプログラムの隙間を埋める女優魂的細やかな振付。ステップ中の音源をヴァイオリンにしてボーカルなしにしたのは大正解だったと思います。タイタニックの浸水が始まってジャックを助けないと死んでしまうという緊迫感と焦燥感、そして体の動きが水の流れを表しているようでもありました。もちろんもっともっと美しく体を使えればポイントは高くなっていたわけですけど、今できる最大限のことを見せていたのだと思います。キャラクターの名前に合わせたローズのついた緑色の謎衣装は、似た色味のはあるみたいなんですけど、こんなに色が分かれてはいないので失敗。ローズの部分の色の上に、透けたグリーンを被せるみたいなものなので、競技用では難しそう。だから僕はこの緑色は大西洋の冷たく暗い海の色ということにしました。ここにジャックが沈んでいくのです。どうにか急場を乗り越えて脱出はしたものの、救命ボートがあるわけではなく、冬の海でジャック凍死。そして唐突に始まるセリーヌ・ディオンのボーカル with ビートズンチャッチャ。これがこのプログラムのうるささの原因。とにかく急すぎて。ストーリーの流れを知っている人だと順々に組み立てられていることは分かりますが、知らない人が見たら「えwwwwwいきなりwwwww」となることは必至です。ここでセリフなし&オーケストラの音源にすれば丸く収まる気もするんですけど、そうするとステップのヴァイオリンの音源との強さバトルに後半部分が敗北してしまう恐れが出てきます。よって、ボーカル with ビートズンチャッチャは誕生するべくして誕生した構成だった・・・のかもしれない。それにコレオシークエンスはリンクを広く使う非常に僕好みのやつですので、うるさいぐらいがちょうどいいのかな。ダイナミックにしないといけませんものね。コレオシークエンスは最後に控える2Aを盛り立てる役割もありますし、ダイナミックに・・・そうですね。これはそういうものだったんです。ラジオノワはリンクを駆け回るタイプなので、そういうところは非常に好きです。だって30×60もあるのにいっぱい使わないともったいないじゃないですか。ブッフェも一通りのメニュー手をつけておきたいじゃないですか。そんな理由によるリンク広く使う選手好き理論。よく言えば動きに特徴がある、悪く言えば動きに癖があるので、どちらの振付を依頼したかは定かではありませんが、シェイリーンにいい感じに洗練させて欲しいなと思います。

女優女優と申しておりますが、演技からキスクラからインタビューまで本当に女優だなと思う選手です。自分の中のフィギュアスケーター像というものを演じきっているように思います。バカにしているわけではなくて、素晴らしいことですよ。ミスをしてもそれをミスと思わせない力、それがあるだけでジャッジ1人のGOE+1分は平気で左右されますもん。僕はジュニアにデビューする前からラジオノワの表現が好きですし、ロシア選手の中では1番だと思っています。これからもまだまだ伸びて欲しい選手です。岡本知高風味の衣装でイマジンを滑ったり、イメクラのようなスクールガール衣装をまとい、エキシ要因としても欠かせないラジオノワさん。とにかくシェイリーンとの組み合わせが楽しみ。

-4 Comments

6番 says..."匿名のYさんへ"
匿名のYさんへ

今シーズンこそ体系変化で危ないぞ・・・と思っていても降りてしまうすごさがありますね。ひょっとしてこのまま影響ないまま克服してしまうのではないかと思えてきます。
2016.07.14 03:11 | URL | #q2p5Nno. [edit]
6番 says..."みつきさんへ"
みつきさんへ

はじめまして。コメントありがとうございます。

ラジオノワ役に入りきっていましたね。それも演技だけではなく大会隅々に至るまで。シェイリーンと組んだラジオノワ劇場はどういった仕上がりになるのか目が離せません。
2016.07.14 02:13 | URL | #q2p5Nno. [edit]
says..."管理人のみ閲覧できます"
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2016.07.07 13:00 | | # [edit]
みつき says...""
こんにちは!はじめてコメントさせていただきます!昨シーズンのラジオノワは管理人様がおっしゃるとおり、女優でしたね!
根性で降りてくるジャンプ。どこからあんなパワーが出てくるんだろうと不思議に思ったものです。いままでは、凄いな可愛いなとしか思っていなかったのですが、今ではリーザの次に大好きな選手になりました!
2016.07.07 07:47 | URL | #- [edit]

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