2015
11.15

思案してみよう

テロの影響で中止になったエリック杯。ショートの順位が最終順位になるとの話がありますが、"そういう風に提案をする"という段階なので、最終決定ではないと思われます。これがGPF進出者を決める単なるポイントとしての順位なのか、2015年エリック・ボンパール杯1位2位3位!という紙上に残る順位なのかも分からない。

なので、現時点で有力な、ショートの順位をGPF進出へのポイントに使う案が、通った場合の顔ぶれはどうなるかをシミュレーション。

ここで問題となるのが9+15、13+11、11+13のようにポイントがタイになったとき。第1条件は「上位の順位がある選手が優先」ですが、これはエリック杯だけショートを当てはめれば済むでしょう。でも第2条件の「2大会の総合スコアの合計が高い方が優先」が使えない。ここを「2大会のショートのスコアの合計」ないし、第6条件の「2大会のうち高いショートの選手が優先」を第2条件にもってくる。これが現実的な解決策でしょうか。

しかしこれをした場合、「俺らはフリーがんばって逆転したのに!2大会出たのに!」という意見が出てしまうこと。エリック杯に出た選手が不利になるのはいけないことだけど、2大会に出てがんばった選手が不利になるのもダメです。この現実的な解決策としては、「ファイナルの進出枠を6から8に増やす」ということしか思いつきません。こうすれば当落線上だった選手も救われるのではないかと思います。
代替試合→この出場選手全員集められるか?費用は?ビザは?
ロステレコム杯とNHK杯で一緒にジャッジすれば?→受け入れ態勢があるのか?連戦の選手は?
すでに出場した試合のスコアを用いる or これから出る国際Bのスコアを使えば?→構成ジャッジが違って不公平

8枠に増やした場合。その分の選手やコーチのホテルの部屋の確保等が必要となるものの、ペアとダンスはウォームアップのグループは増えることはなく1カテゴリーあたり15分ほどの競技時間増加。男女シングルは2グループ滑走になるので、20分ほどの競技時間増加。その分、スケジュールを繰り上げる。今のうちなら4週間後で対応もできる。たくさんの選手が見たいという馬鹿げた理由ではなく、大真面目に有りだと思います。ありえないか。

とりあえず6人でファイナルを考えてみる。

男子
宇野昌磨 13+(15) = 28
パトリック・チャン 15+(7) = 22
村上大介 11+(11) = 22
ハビエル・フェルナンデス 15+ロステレコム杯
ボーヤン・ジン 13+NHK杯
羽生結弦 13+NHK杯
マキシム・コフトゥン (13)+NHK杯
ジェイソン・ブラウン 11+NHK杯
アダム・リッポン 9+ロステレコム杯

昌磨が確定となりますが、それ以外がロステレコム杯以降に持ち越しです。なんですくんは4位でもファイナルが確定します。りっぽんぽんは優勝で確定、2位でも可能性はかろうじてあります。NHK杯は無良もいるし、ミハルもいるし、表彰台ライン争いが全く分からない。羽生とボーヤンとコフトゥンは3位でも余程のことがない限り行けるでしょう。なんだったら、なんですくんがロステレコムで優勝すれば、4位でも行けますか。ブラウンは2位以内が絶対ということになります。Pさんは行ける可能性も割とあるけど、ロステレコムでりっぽんぽんが優勝したら怖い。NHK杯で羽生、コフトゥン、ブラウン、ボーヤンみたいな28、26、22(11+11)、22(13+9)の組み合わせになれば、再び可能性が出る。なんか微妙。行けないよりは行ける可能性高いかな? ※コフトゥンの順位が間違っていたので訂正しました。教えてくださってありがとうございます!

女子
グレイシー・ゴールド 13+(15) = 28
エリザヴェータ・トゥクタミシェワ 13+(7) = 20
エフゲーニャ・メドベージェワ 15+ロステレコム杯
アシュリー・ワグナー 15+NHK杯
浅田真央 15+NHK杯
本郷理華 13+ロステレコム杯
宮原知子 11+NHK杯
エレーナ・ラジオノワ 11+ロステレコム杯
永井優香 11+ロステレコム杯
ロベルタ・ロデギエーロ (11)+ロステレコム杯
アンナ・ポゴリラヤ 9+NHK杯

ゴールドのみが確定となります。リーザはあと2戦で棄権者でも出ない限り無理です。リーザの分1スポット空いたとはいえ、NHK杯は地獄のままです。1戦目優勝の3人は3位でも確定で、4位でも可能性があります。宮原大先生はNHK杯2位でもファイナル無理厳しいという状態でしたが、2位ならもしかしたら行けるかも?という可能性が出ました。それにはロステレコムに出て2位3位の組み合わせになる選手のスコアを上回らないといけませんが。狙うなら絶対に優勝で、2位になるにしても200点近いあたりまではないと・・・いう感じ。NHK杯はオズモンドもいるしなかなかしんどい試合。NHK杯にこんなに上位勢が集まるなんてなかなかない。

ペア
ウェンジン・スイ&ツォン・ハン 15+13 = 28
ジュリアン・セガン&シャルリ・ビロドー 11+(11) = 22
メーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード 15+NHK杯
川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ 15+ロステレコム杯
タチアナ・ヴォロソジャル&マキシム・トランコフ (15)+NHK杯
アレクサ・シメカ&クリス・クニエリム 13+NHK杯
ヴァネッサ・ジェームス&モルガン・シプレ 13+NHK杯
シャオユー・ユー&ヤン・ジン 11+NHK杯
クセニア・ストルボワ&ヒョードル・クリモフ 9+ロステレコム杯
チェン・ペン&ハオ・ジャン 9+ロステレコム杯

スイハンのみが現時点で確定。中止で1番困ったのがタラモロで、スケカナで2位だったのにSPで団子状態になっての7位。逆転の可能性もありましたのに。NHK杯は磐石のデュハラドとヴォロトラ。いつぞやのNHK杯のサフゾルみたいな大崩れをしないとも限りませんが、まあ・・・・・ここの1位2位は固いかと。そうなればセガビロとユージンが落ちてしまいます。ストクリとペンジャンは3位になった時点でアウトで、2位なら可能性あり、優勝なら確定です。ストクリはどれだけジャンプが降りられるのか。ペンジャンはタラモロまではいかないけど、中止の影響が大きいです。

アイスダンス
マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ 15+13 = 28
パイパー・ギルス&ポール・ポワリエ 11+(13) = 24
ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ 15+ロステレコム杯
アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ 15+ロステレコム杯
マディソン・ハベル&ザカリー・ダナヒュー (15)+NHK杯
マイア・シブタニ&アレックス・シブタニ 13+NHK杯
ヴィクトリア・シニツィナ&ニキータ・カツァラポフ 13+ロステレコム杯
エカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー・ソロビエフ 11+NHK杯
エレーナ・イリニフ&ルスラン・ジガンシン 11+ロステレコム杯

決定はチョクベイだけです。ハベドノが1位を採用されるとNHK杯で4位でもファイナル確定がきます。カペラノ、ウィバポジェ、シブタニズが磐石だとすると、最後のスポットがシニカツとボブソロの争い。両者のスコアが162と161でどっこいどっこいなので、とにかくレベルを貪欲に狙わなければなりません。両者ともステップのレベルを取りこぼすことが多いので、分からないです。パイポーはFDで逆転できていればファイナルに行けましたが、1戦目のスコアがシニカツやボブソロよりも下なのでかなり厳しい。シニカツがロステレコム杯で4位になって、ボブソロがNHK杯で3位以下になれば行けますがね。

不公平感のない、いい落としどころを見つけて欲しいです。ISUの偉いおじさんおばさん、8枠案どうですかー?
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