2014
10.26

スケートアメリカ 2日目 ペアSP

ロシアのスポルトの実況は音楽が聞こえないぐらい喋ってるけど、何をそんなに話すことがあるんだろう。生い立ちでも話してるのか?

ペアSP
1 Yuko KAVAGUTI / Alexander SMIRNOV(ロシア)69.16
2 Cheng PENG / Hao ZHANG(中国)62.38
3 Haven DENNEY / Brandon FRAZIER(アメリカ)61.08 PB
4 Alexa SCIMECA / Chris KNIERIM(アメリカ)60.61
5 Madeline AARON / Max SETTLAGE(アメリカ)58.41 PB
6 Vanessa GRENIER / Maxime DESCHAMPS(カナダ)51.13 PB
7 Annabelle PRÖLSS / Ruben BLOMMAERT(ドイツ)48.87
8 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER(オーストリア)45.27

グレニエ&デシャン
略すのに困る名前。デシャン&グレニエなら略しやすかったのに。cheek to cheekのプログラムで柔らかい可愛らしい雰囲気が求められると思うんですけど、漠然と強いです。イナバウアーぐおおおおお!って感じ、ふふっイナッバウア~じゃなくて。ステップの時に2人が見つめ合う振付がいくつか入っています。デシャンさんは全く余裕がないけど、グレニエさんはめちゃくちゃ楽しそうに歯を出して笑っているギャップがおもしろい。とにかく強そうだったけど、楽しそうだったからこれはこれでいい。リフトのディフィカルトポジションでの回転がもっと安定したらいいですね。斜めに回転してるから、空中ウインドミルみたいになってる。
メモ:リチャードのスーツは普通

ツィーグラー&キーファー
略すのに困る名前。2人ともシングルやってただけあってジャンプ自体が綺麗。遅れてやってきたヤンキーポルカなプログラム。2シーズン前からワープしてきたんだ。女性のフリーレッグの使い方もうちょっとがんばって欲しい。それと下位ペアであまりステップで離れすぎると、一歩が伸びずにバラバラの印象を受けてしまうから、個人的にはあまり好ましくないと思います。ああいうのはトップペアが一気にグオーって近づけるからこそ許されるのであって、基本は近付いて一緒に滑るものですから。

プロブロ
身長が16ß cmになったプローレスさん。地球上で見たことのない身長の単位じゃない。多分168cmなんでしょうね、どうやったら名前につく文字が身長に紛れ込むんだ。150cm→157cm→168cmと、わずか2年の間に18cm伸びる神業を披露。久しぶりに見たらデカすぎて去年と同じプログラムに見えない。笑っちゃうぐらいにデカい。太ったわけではないんだけど。ブロマールトさんが細いからこれから持ち上げていける気がしない。実際すでにしんどそう。この身長差で持ち上げるにはハオくんぐらいの筋肉つけないと。リフト降ろすの怖い。ドイツ人の幼女と組むって時点で予想はしなきゃいけないことだったなあ。身長もすごいがお乳もすごい。

マックス・アーロン
ツイストやスローの上げ方すごい、トトロが庭に埋めたどんぐりの芽を出すために伸びろー!の儀式をやっている時ぐらいの突き上げ方。ソロスピンがよく揃っていました。ポーズのハマり具合はアーロン妹よりもセットレージさんの方がかなり目立っている。妹ちゃんはポーズ決めきる前に足が下りてきちゃってるように見える。男女の滑りの差でついて行くのに必死というのもあるかもしれない。セットレージさんは一つのポーズをピッと決めるのは上手だけど、エレメンツの後とかに入れるとなると、体が振られてあまり美しく決まらないので、いろんなところに気を配ってやって欲しい。ツイストはレベルBでした。3回転回ってマイナスを受けないだけでもいいってことで。

川スミ
素晴らしい出来でした。ツイストを含めオールレベル4で取りこぼしはありません。リフトで-1をつけたジャッジがいました。おそらく降ろし方が気に入らなかったのだと思います。もっとシンプルに美しく流れのある降ろし方が好みだったのかなあ。少しボトッと勢いのある独創的なものでしたから。これは分からんでもない。僕は好きだけど。好きなのにカメラ位置が悪かった。というか今大会のカメラワークあんまりよくない。アメリカのカメラレベルも堕ちたものよ。斜めとかショートサイドからなんて、たまーーーーにでいいのに。スローで-1をつけたジャッジは何だろう、両足でもないのに。7点台のみに収めたジャッジが2人いました。結局7点台が2つ出ました。こっちも分からんでもないのよなあという。2人ともタッチは綺麗だけど、漕いでるようにも見えるし、エレメンツにいっくよーって感じはしますしね。足先まで神経が行き届いた、フリーレッグを美しく使う、余韻を作る、そういう滑りではないとも思います。リンキングフットワークはいいと思いますです。それに3番手とされてしまっているのも効いているでしょうし、試合にも出ていなかったし、マイナスの材料が多い。でも試合に出ていなくても昔からこういう滑りのペアだったので、昔の評価が暴走してたんだろうなーって。いいプログラムなので、これからまた評価を上げていっていい点数をもらって欲しい。

デニフレ
リフトがとてもよかったです。上げ方のスムースさといい、空中での手の表現といい、これはGOE+2!妹ちゃんのステップの時のエッジ見ていただければこれがフラットなんだということが分かると思います。ほとんどエッジが倒れておらず、カーブを描いてもすぐに起き上がってきます。「エッジがフラットってどういう意味なんだろう?」って方は注目していただきたいです。別に彼女が嫌いとか、目の敵にしてやろうって意味ではないです。分かりやすい例としてです。女性が表現担当だけどスケーティングがいまひとつ、男性は引っ張っていけるけど表現がいまひとつ。選曲は保守的で、トリプルジャンプは超苦手というわけではないけど成功は半々、リフトは得意。僕の中でデニフレはペアを見る時の一つのスタンダード。ここより上手いか上手くないかで分かれていく場所。インゴがドイツに別れを告げて、ジマーマンと一緒にデニフレを教えることになったので、スタンダードから離れて滑りが向上してくれることを願いたい。変な音楽も滑って欲しい。インゴはサフ子に離れられるという悲しい結末を迎えてしまったので、アメリカで奮闘していただきたい。今は若い選手を教えているみたいですが、ここに海外のペアが移籍してくるなんてことがあったら面白そう。インゴがいなくなって、ヨーロッパのペアはますます冷え込みそうだ。

ペンジャン
今大会は転倒でのフェンスへの激突多すぎませんか?ホッケーリンクはダメって総会への提案は何で通らなかったんだ。ユーロ圏で結託すれば、北米拠点の選手のいる連盟の数上回れただろうに。日本も提案してたからユーロ以外にも賛成に回るし。プログラムはアラビアンの挑戦的なプログラム。抑揚のない淡々とした音楽は相当の難易度であります。ステップの振付気合入ってます。今までに見たことのない動きがたくさん。チャチャーっと滑っていくだけならこの音楽である必要がないですから。ペンちゃんの体の動きすごいなあ、これで17とは。ソロスピンも音楽に合わせた上向きのキャメルとか入れてなかなか素敵でした。コレオグラフィーの評価が一番高いです、これには納得ですね。ローリーがいい仕事した。中東系のプログラムはハオくんを見ると蘇ってしまう、歴史に残る酷いプログラムシェヘラザードがありますけど、あの亡霊を成仏させてくれました。

シメクニ
邦衛さんがシリアスな表情でかっこつけてると笑ってしまう。リフトが四角くくて面白かった。スローを入れる時の音楽の盛り上がりとのマッチは素晴らしかったです。でもその後の助走とダンスリフトからのデススパイラルはどうなんだろう。ペアの中のダンスリフトでは今までもそこにある必然性について申して参りましたが、これは薄いと思います。なぜならリフト一つとして独立しているからなのです。ペアのダンスリフトはあくまで他のエレメンツへの繋ぎであるべきです。シメクニの問題というのは流れがないこと。今回の演技でいうと、まず冒頭の体を回す振付ここで一回途切れます。そしてポージングから続く。ソロスピンで一度流れが途切れます。リフトでも一回途切れて、終盤のダンスリフトでまた途切れます。場面転換であればいいのです。でも途切れているのです。男性の動きの芯のなさというか、ぶらぶらとしてしまうことも効いていると思います。身長差もあるので仕方ないのですが、前傾になって視線も下がっているのもいけない。あらゆる惜しさを持つシメクニ。
6番ジャッジ(僕って意味じゃない)のPCS 8.50 9.00 8.50 8.75 8.50 このジャッジの採点で点数をつけると68.1になる。すごすぎ。絶対アメリカのジャッジだ。

真面目に見たからめちゃくちゃ時間かかった。今大会はもう真面目に見ません。
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