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2020
05.26

JGPカナダ大会 開催中止が決定

https://www.isu.org/figure-skating/news/news-fsk/13183-cancellation-isu-junior-grand-prix-of-figure-skating-richmond-can?templateParam=15

ジュニアグランプリシリーズ第1戦のカナダ大会の中止が、スケートカナダより通達されました。これにより、ジュニアグランプリシリーズは頭の2戦が開催されないことになりました。残る5大会はハンガリー、日本、チェコ、ウズベキスタン、スロベニアで開催予定です。

最終戦のスロベニア以降に代替国での開催となるのか、開催できる大会に枠を振り分けるのか、すべて中止にしてしまうのか、ジュニアグランプリファイナルだけを中止にしてしまうか。いろいろなオプションが考えられます。そして大前提として入国制限が解かれないとどうしようもありません。はぁ……。
2020
05.17

新カップル結成? フダイベルディエワ&バジン

https://fsrussia.ru/news/5013-chleny-ispolkoma-ffkkr-obsudili-tekushchie-voprosy-zasedanie-proshlo-v-rezhime-onlajn.html

ロシアのナショナルチームが発表された際に、アイスダンスのリザーブチームに"エリザヴェータ・フダイベルディエワエゴール・バジン"という見慣れない組み合わせの名前がありました。新しくカップルを結成したのだと思いますが、こんなタイミングで知ることがあるんですね。

フダバジのことは応援するので、どうか1シーズンで解散しないでくださいね。

コロナくんのせいで人の流れがいつも以上に分からないよ。フィラトフどうなるんだよ。
2020
05.17

JGPスロバキア&ネペラメモリアル 開催中止へ

https://sport24.ru/news/other/2020-05-16-etap-yuniorskogo-gran-pri-v-koshitse-i-memorial-ondreya-nepely-otmeneny-iz-za-koronavirusa

ジュニアグランプリシリーズ第2戦のスロバキア大会、おなじくスロバキア開催のチャレンジャーシリーズであるオンドレイネペラメモリアルの開催中止が決定しました。これらの大会は9月上旬~中旬に開催予定でした。すでに、国際スケート連盟のカレンダーにも反映されています。ジュニアグランプリシリーズの開催判断は10週間前までという決まりがあるものの、その期限の1ヵ月以上前に中止の判断が下されました。スロバキアにおけるCOVID-19の感染拡大はほぼ止まっている状況ですが、それでも中止ということなのですね。開催国の感染が止まったところで、外国で流行したままだとウィルスを持ち込まれる可能性がありますものね。

スロバキアの判断に追従する国も出てくると考えられます。そうなると、世界ジュニア選手権のミニマムスコアを取る機会が激減することになりますし、ミニマムスコア無しでの出場という特例まで考えなくてはなりません。

12月以降には無観客で開催できるようにならないかな……会場が広いからバックステージ以外はソーシャルディスタンスめちゃくちゃ取れそう。
2020
05.12

ISUコミュニケーション2323&2324 新基礎点&新ルール ※追記あり

2020-2021シーズンのシングル・ペアのルールが発表されました。比較のために昨シーズンのルールもリンク貼っておきます。

ISUコミュニケーション2323
ISUコミュニケーション2253(2019-2020シーズン基礎点表)
ISUコミュニケーション2323(2020-2021シーズン基礎点表)

新基礎点が発表されました。新しいジャンプの記号で、qマークが導入されます。これはジャンプの回転が1/4不足している際に付けられるマークです。基礎点には影響を及ぼしませんが、GOEの減点幅が1/4未満よりは大きく、アンダーローテーションよりは小さくなります。

基礎点について特筆すべき点は、3Lzの基礎点が5.9から5.3へと大幅に引き下げられたことです。3Fの基礎点と同じになるため、男子選手では3Lzを跳ぶ選手がますます減りそうです。4回転ジャンプの基礎点は、4Loが10.50から11.00へ、4Lzが11.50から11.00へと変更されます。4Loと4Fと4Lzは基礎点が横並びになりました。もはや4Lzに希少性はないし、なんなら4Loの方が数が少ないし難しいと思うので、これでいいと思います。

ペアにおいては、デススパイラルの基礎点に変更があります。これまではフォアインとバックイン、フォアアウトとバックアウトはそれぞれ同じ基礎点でした。これからは基礎点の高い方からフォアアウト>バックアウト>バックイン>フォアインと再設定されました。登場頻度では、インサイドではフォア>バック、バックアウトではバック>フォアという風に明確に差がありました。多様なエレメンツを見せるための改正でしょう。ちなみに、フォアアウトデススパイラルをやっている現役ペアはダリア・パブリュチェンコ&デニス・ホディキンだけです。この10年でも4組しかいません。シュエ・シェン&ホンボー・ツァオがとても上手だったので、彼らぐらいの質のペアが出てきてくれればうれしいです。

ISUコミュニケーション2324
ISUコミュニケーション2254(2019-2020シーズンルール)
ISUコミュニケーション2324(2020-2021シーズンルール)

ISUコミュニケーション2324は、レベル要件・GOE・PCSに関するルール改訂です。

スピンのレベル要件では、ディフィカルトエントランスに加えてディフィカルトイグジットも新たにレベルを上げる要件として数えられるようになります。演技中にどちらか1つしかカウントされないので、両方入れても2つレベルが上がることはありません。ディフィカルトイグジットは、出を著しく難しくするムーブメントやジャンプで、スピンのバランス・コントロール・実行に大きな影響を与えるものでなければなりません。

アップライトのディフィカルトポジションでのチェンジエッジがレベル上げの要件になりました。また、アップライトのディフィカルトポジション(クロスフットスピンを除く)での明確な加速もレベル上げの要件となります。あまりにも不遇で絶滅の危機にあったアップライトスピンくんに希望の光が差してきました。

ISUコミュニケーション2323の項で先述した通り、ジャンプにqマークが導入されます。!マーク、eマーク、<マーク、<<マークもありますので、ジャンプの横が賑やかになりそうです。
ダウングレード(<<マーク):50%以上の回転不足、基礎点は1つ下の回転の物を適用、GOEは-3~-4
アンダーローテーション(<マーク):25%を超え、50%未満の回転不足、基礎点は80%のみ、GOEは-2~-3
クオーター着氷(qマーク):25%の回転不足、基礎点は据え置き、GOEは-2
マークなしの回転不足:25%未満の回転不足、GOEは-1
ダウングレードの減点幅は変わらず、アンダーローテーションの減点幅が1大きくなりました。昨シーズンの25%未満の回転不足は、qマークとそれ未満の回転不足に細分化されました。人間の目で判断できることなのかは知りません。ジャンプの減点を厳しくしたということは、大技化を歓迎していないということでしょう。

ウィンドミルはスピンのディフィカルトエントランスまたはイグジットとしてカウントされなくなります。ウィンドミルは、これからノンベーシックのディフィカルトポジションまたは、同じ足での難しいポジションチェンジとしてのみレベルを上げる要件になります。ウィンドミルのディフィカルトエントランスは多くの選手が使っているので、スピン構成を変える選手が出てきそうです。

トゥアラビアンは、スピン中のジャンプでの足換えのレベル上げ要件としてカウントされるようになります。

ペアでは、キャリーリフトをレベル上げの要件に使えるのはシニアのLPのみとなりました。インサイドアクセルのテイクオフは、アクセルラッソーリフトとステップインラッソーリフトの難しいテイクオフとみなされなくなります。さらに、グループ4リフトで、腕を掴んでスタートするのが難しいテイクオフとしてカウントされるようになります。

ペアスピン中に、男性が女性を持ち上げることは許されているものの、男性は片足立ちをキープしなければなりません。またこれをしたからといってレベル上げの要件にはなりません。スピンの回転数としてはカウントされます。

ペアスピン中に、ポジション・バリエーション・回転する足の変化なしに6回転以上すると、レベル上げの要件としてカウントされなくなります。

※追記
GOEのプラス基準に変化はありません。マイナスとしては、前述のジャンプの回転不足での減点の細分化があります。さらに、稚拙な踏切やジャンプコンビネーションの流れやリズムに関する減点が-2~-3から-1~-3に変更されました。そして、ジャンプコンビネーション間のチェンジエッジに対する減点が加えられました。これはドミトリエフの3Lz-3Fに対する減点項目だと思っていたのですが、単なる逆足着氷でチェンジエッジではないのか。じゃあチェンジエッジってどれだ?どなたか教えてください。コレオシークエンスでは、コレオグラフィックムーブメント間の繋がりの欠如で-2~-3を受けます。昨シーズンよりも記述が細かくなりました。

ペアのリフトでは、リフトのテイクオフとランディングの減点項目が分化され、それぞれで減点されるようになります。ソロジャンプでそれぞれの回転数が異なる場合の減点幅は-2から-1~-2に変更されます。回転数が異なっても加点されるソロジャンプが多発するでしょう。

GOE評価について、複数のエラーのあるエレメンツは+2以上を付けてはならないと定められました。

ジャンプの稚拙/不正な踏み切りは、フルブレードからのトゥアシストジャンプ、トゥアクセルのようなトゥループの実行、踏み切り時の氷上での過剰な回転などを指します。これが実際どの程度減点されるかは分かりません。オーバーターンや両足着氷のように、通常速度で確認しても一発で分かるミスではありませんしね。フルブレードは回転不足とは別物なので、フルブレードだから判定を覆して回転不足にしろというのはルールを逸脱しています。ルールあっての競技ですからね。将来的にフルブレードも回転不足判定にすべきだという主張をするのであれば建設的だと思います。

より良い競技にしていくためにルールを整えていくのは大切ですが、正しい運用がなされなければ、いくら外側を変えても意味がありません。PCS改革をする前に、まず第一にジャッジの質向上をしていただきたい。
2020
05.06

アレクサンドラ・トゥルソワ コーチをプルシェンコに変更

https://tass.ru/sport/8407281

アレクサンドラ・トゥルソワが、エフゲニー・プルシェンコのコーチングチームに移籍することが決定しました。プルシェンコにより発表されたことなので間違いありません。

僕は、トゥルソワのコーチ変更を望んでいたのでこの発表を嬉しく思います。エテリ三人娘の中では、一番早く難しい時期に突入していました。来シーズンの世界選手権に向けて体を絞り上げて4回転を跳びさえすれば優勝はできると思います。しかしながら、そのような戦い方では、体がオリンピックシーズンまで持つとは到底思えません。新たなコーチの下で、新しいメソッドで、長い目で競技を続けるのが一番です。トゥルソワは22歳まで現役を続けたいとコメントしています。北京オリンピック、そしてイタリアのオリンピックまでに成熟した美しいスケーターへと成長してもらいたいです。

https://tass.ru/sport/8407703
エテリ・トゥトベリーゼのチームにいるセルゲイ・ロザノフ(時々キスクラにいるイケメン)もプルシェンコチームで一緒に仕事をするとのことです。見知った顔がいるので、トゥルソワも安心して練習できますね。

振付師誰になるかなあ。ワクワクワクワク。
2020
05.01

ISUコミュニケーション2320

https://www.isu.org/inside-isu/isu-communications/communications/24310-2320-decisions-of-council-meeting-april-28-2020/file

4月28日におこなわれたオンライン会議での決定事項です。

ISU議会は、大会中止に関して以下のような期限を決定した。

ISUジュニアグランプリシリーズは、大会の10週間前までに開催の可否を締め切る。初戦の期限は2020年6月15日に設定される。これは他の6大会も同様で、大会の10週間前までに決定される必要がある。

ISUグランプリシリーズは、大会の12週間前までに開催の可否を締め切る。初戦の期限は2020年8月1日に設定される。これは他の5大会も同様で、大会の12週間前までに決定される必要がある。

ISUは作業部会を設置する。作業部会の目的は、会計するISUメンバーおよびアスリートコミッションと協議の上、以下の事項を検討し、チェックすることである。
*競技会で実施される安全/健康対策。
*開催都市および世界各地の衛生状況、旅行・会議の制限、旅行への脅威・恐怖の認識、および世界各地のスケーターがイベントに備えるべく必要な練習時間などにより、やむを得ず中止になる可能性を評定する。
*特定のイベントを無観客で開催する可能性を評定し決定する。
*シリーズのイベント(JGPS、GPS、チャレンジャーシリーズ)が複数回中止された場合の結果に関する解決策を評定し、それぞれのランキングを維持または適合させ、最終イベントの開催を可能にするためのオプションや解決策を検討する。
*シリーズのランキングが維持できるかどうかに拘らず、開催可能性のあるすべてのイベントISUによるサポートを確実に受けられるようにするために、中止、延期、代替開催による財政的な影響を評定し、解決策を検討する。
*上記の課題に関する提案書をISU議会に提出し、最終的な決定を仰ぐ。

中止となったISUスケーティングアワードは、デジタル/バーチャルのアワードショーとして開催されることが決定した。詳細は追って知らされる。2020-2021シーズンもこの取り組みを実施することに合意した。
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ジュニアグランプリシリーズは10週間前、グランプリシリーズは12週間前に期限が設定されています。つまり、最低でもこの期限までに開催国でのCOVID-19の流行が収まっていないといけません。ジュニアグランプリの初戦はカナダですが、現在の状況から考えるとかなり厳しいと思われます。年内の大会の中止ぐらいまでは覚悟しておきましょう。

ISUはスケーティングアワードを2020-2021シーズンもやりたいらしい。世界選手権のエキシビションを潰さずに、出演者から5位入賞者を1人も削らないのならばどうぞやってください。
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