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2017
12.22

ロシア選手権 1日目 アイスダンスSD

アイスダンスSD
1 Ekaterina BOBROVA / Dmitri SOLOVIEV MOS 77.53
2 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN MOS 76.97
3 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO MOS 71.52
4 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV MOS 68.46
5 Betina POPOVA / Sergey MOZGOV MOS 63.27
6 Alla LOBODA / Pavel DROZD MOS 63.07
7 Sofia EVDOKIMOVA / Egor BAZIN SAM 62.18
8 Vlada SOLOVIEVA / Yuri VLASENKO MOS 54.90
9 Annabelle MOROZOV / Andrei BAGIN MOS 52.32
10 Ludmila SOSNITSKAIA / Pavel GOLOVISHNOKOV MOS 49.24
11 Anastasia SAFRONOVA / Ilia ZIMIN SPB 43.59
12 Margarita SHESTAKOVA / Saveliy UGRYUMOV KIR 39.17
13 Ekaterina LUCHINA / Mikhail BRAGIN SVE 37.85

ポポモズ
スタート位置についたけれど、音楽が始まらなくてキョロキョロし始めるポポワたん。そしてそのまま演技が始まる。音楽係のタイミングに4.25つけますね。ポジションはアクロバティックだけど、それはリフトとして美しいのか理解出来ないよステーショナリーは、こちらが見慣れてきたのか、きれいに決まっていました。やや大人しい演技に思えましたが、カルメンでは爆発してくれるでしょうか。

シニカツ
セカンドツイズルでシニツィナが足をつきました。要素以外のステップのツイズルでもそうですけど、出のエッジの傾きからして2人のレベルの違いがバリバリ出てしまっていますよね。9点台のPCSですと、スコアの最低ラインは72点ぐらい。普通なら74ぐらいは出さなければいけません。今回はそれに遠く及ばないスコアとなりました。控えめに言ってもヤバい。

エフバジ
すでにパーシャルステップの途中からエッジの傾きがあやしくなっていたバジンですが、リフトを終えてから露骨に体力がなくなり、ツイズル失敗。そのままフラットエッジでミッドラインへ。これは男子シングル選手よりも体力に問題あり。

サフロノワ&ジミンは技術は置いておいて、今年も輝かしい完璧なルックス。2人とも極端に小顔で、鼻筋も美しい。

ロボドロ
いいとも悪いとも思えない出来。と思っていたらそんなにもらえなかったから、きっと悪いと判断されたのでしょう。2人の距離を感じる・・・とまでもいかないけど、コネクションを感じないとでも言いましょうか。振付をこなすのに必死に見えました。シーズンの頭からずっとそうだからなあ。シニアの壁は厚い。

ブラセンコの新カップルは要素とは思えない動きの揃わなさ・・・。

ステブキ
セントバーナード&チューバッカ感に掻き消されるけど、ブキンってスタイルいいんだなとスタートポジションを見て再確認。ルンバの選曲はともかくねっとり感が倍増しておりましたし、サンバは最後の方になってもステパノワがフラットエッジになっておらず素晴らしい出来でした。コーチ3人の呪文合唱が聞いたんですね。1人とか2人しか来ないからフラットになるんですよ。これからは3人ね。ブキンはいつものお口あんぐりで大喜び。

ボブソロ
ツイズルがズレかけたのを修正しましたし、滑り出しは調子よかったと思うんですけど、そこから思いのほか伸びていきませんでした。お尻ふりふりしてローテーショナルのフィニッシュにいく最終盤のパートも魅せきれなかったです。ジャッジも10点出す気持ちでステブキに9.50出したと思うんですけど、あまりよくなかったから、9.75止まりみたいな。

赤ゲレ
パターンダンスのレベル低くなっちゃうかな?と思ったけど、レベル4取れてた。あーーーもう知らない。レベル認定に関しては僕はもう知らない。

ボブソロとステブキが獲得したレベルは同じでした。レベル3が3つもあります。それでこれだけの差しかつかなかった。ステブキ、実力でボブソロを超えるという。シニカツはツイズルがレベル1、レベル4はリフトのみ。ああ・・・。パターンダンスでレベル4とれたの赤ゲレだけでした。そういえば、ロシア選手権のテクニカルパネルは海外から招く上に毎年厳しいんでした。アイスダンスだけはなぜか盛らない不思議。
2017
12.22

ロシア選手権 1日目 ペアSP

ペアSP
1 Ksenia STOLBOVA / Fedor KLIMOV MOS 76.32
2 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV M/T 75.36
3 Natalia ZABIIAKO / Alexander ENBERT KRR 75.00
4 Kristina ASTAKHOVA / Alexei ROGONOV MOS 69.65
5 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII SPB 68.20
6 Daria PAVLIUCHENKO / Denis KHODYKIN MOS 65.07
7 Anastasia MISHINA / Aleksandr GALIAMOV SPB 63.85
8 Alisa EFIMOVA / Alexander KOROVIN SPB 63.44
9 Apollinariia PANFILOVA / Dmitry RYLOV PER 62.64
10 Anastasia POLUIANOVA / Dmitry SOPOT PER 56.10
11 Tatiana LYIROVA / Maksim SELKIN PER 55.51
12 Bogdana LUKASHEVICH / Alexander STEPANOV SPB 52.34

ストクリ
3Tw 3FTh 3T so
ツイストはいつもの抱えてしまう形になりました。スローフリップの質はGPSよりもよくなっています。3Tはストルボワの着氷が少し乱れました。ロシア選手権なので-1ぐらいの評価だと思います。

エフィコロ
3Tw 3LoTh 3S so
ツイスト、スロージャンプと成功し、ソロジャンプで失敗するという彼らの演技に多いパターンに。回転は足りていますが、女性がステップアウトしました。後半バタバタとしてしまうのも彼らに多いパターン。6人でキスクラに座ってギュウギュウ詰め。心なしか2人の間の空気が和らいでいる。

ザビエン
3Tw 3T 3LoTh
ノーミスのクリーンプログラムでした。SPに関しては何も心配なく見られます。ツイストリフトで衣装のスカーフ部分がヒラヒラするのが素敵。リフトのポジションチェンジでブレードを持ち損ねるミスはもったいない。

パブホディ
3Tw 3T 3LoTh
おおおおおおおおおおおおおおおお!シニアに混ざっても違和感がない!女子が幼女っぽい子が多いからというのは大きいかもしれないけれど、埋もれない!エレメンツが決まったのもそうですし、ジャンプ系統のエレメンツを上手く散らして少し変わった印象に出来たのも大きいです。滑る距離感がさらに狭まれば、将来楽しみ。つってて解散しちゃったりするから分からない。

タラモロ
3Tw 3T fall 3LoTh shaky
3Tでタラソワが転倒。スローループは前のめった着氷でした。PCSでカバーを出来るようになりましたが、サフマソやスイハンは国際大会でも80ぐらいを出せるので、リフト1つ分の差がついてしまうのは痛いです。国内評価ではまだストクリに勝てないようです。

ポルソポ
3Tw 3T 3LoTh df
花田虎上、梨本勝と並ぶ世界三大まさるである忍耐勝氏。ポーンと上がって美しく着氷出来そうだったスローループは両足着氷でした。スケーティング磨けー!がんばれー!

パンリロ
3Tw 2A 3FTh
ジュニアらしい元気のいい、スピード感溢れる演技でした。JGPFで回避したお下げを今回復活させました。もちろんリボンも復活です。だからジャンプ中に落下しないかドキドキでした。ロシアペアなのにペアスピンが速かったです。これなら最後に持ってきても大丈夫。

ボイコズ
3Tw 3S 3LoTh
エレメンツ外のリフトですでに歓声を浴びておりまして、エレメンツが成功する度に会場が沸きますこと。大人気でした。世界ジュニアのメダリストではありますけど、そんなに人気が・・・?小顔だから?素晴らしい出来でした。

アスロゴ
3S 3Tw 3LzTh fall
うおおおおおわあああああああああああああああああああああダメだあああああああああああああああああああああロシアペアで一番プログラムいいのにいいいいいいいいいいあああああああああああ1つでもミスったらいかんのにいいいいい。リンクサイドにロゴノフの愛人こと大親友のノダリが。2人でワンセット。転倒したけどザビエンにPCSで勝っている部分もあるという事は、国内評価高まってますね。ロシアの序列をひっくり返すのはすごいよ!

実力者たちの演技に魅了されましたが、ジュニア組の奮闘もなかなかのものでした。たくさんペアがいていいなあ。
2017
12.21

ロシア選手権 1日目 男子SP

男子SP
1 Alexander SAMARIN MOS 103.11
2 Mikhail KOLYADA SPB 101.62
3 Dmitri ALIEV S/K 91.95
4 Sergei VORONOV MOS 90.23
5 Andrei LAZUKIN S/S 85.47
6 Vladimir SAMOILOV MOS 85.10
7 Artur DMITRIEV MOS 83.66
8 Alexey EROKHOV MOS 80.38
9 Roman SAVOSIN MOS 77.79
10 Artem LEZHEEV S/K 77.18
11 Makar IGNATOV SPB 75.81
12 Konstantin MILIUKOV MOR 70.13
13 Anton SHULEPOV SPB 69.99
14 Egor MURASHOV MOS 69.27
15 Alexander PETROV SPB 65.08
16 Maxim KOVTUN M/S 64.72
17 Murad KURBANOV MOS 61.41
18 Andrei ZUBER LEN 50.34

サヴォシン
3A 4T ot 3Lz shaky-3T
今シーズン天敵と化していた3Aをややシェイキー気味ながら着氷。4Tと3Lz-3Tもシェイキー。2017年にこのジャンプの質は辛い物があります。2008年ぐらいならこれでも大丈夫なんですけど・・・。

アリエフ
4T 3A shaky 3Lz-3T
4Lzは回避して4Tをクリーンに着氷。3Aは力強く堪えました。スタミナの心配なくリンクをいっぱいに使ったシーズンで一番のステップでした。うんうん、これぐらい滑ってくれれば文句なしですよ!あとはLPに膝くるフリップさえあれば・・・。

ヴォロノフ
4T-2T 3Lz 3A
4Tの後ろは無理せず2Tに。助走が長い3Lzですが、ジャンプそのものはきっちり降りられています。3Aに関しては高さを出しすぎたように思います。ヴォロノフの3Aのミスは大抵が高さ過剰で、4Tのミスは大抵高さ不足。トラックの荷台か。

ペトロフ
3A so 2Lz 3Lo-2T
今シーズンはジャンプが安定しませんね。3Lz以下のジャンプは安定して見られるマンだったので、調子を取り戻せるといいのですが。左耳で新葉のジプシーダンス、右耳でペトロフの剣の舞聴いて脳が混乱。

サマリン
4Lz-3T 4T 3A
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!4Lzドカーンと降りた!4Tはシェイキーになりそうなのを上手くコントロール出来ました。ハンヤンが厨二プロから抜け出した今、厨二の神の座にはサマリンが鎮座しています。ありがたやーありがたやー。

ラズーキン
4T-3T 3A 3F
ラズーキンが未完の大器のまま終わってしまうかと思ったけど、ようやく力を出し切れてよかった。いや、ロシア選手権では力を発揮できるマンの可能性もありますね。国際大会でも頑張れよ!

コフトゥン
4S-2T 2T 3A fall
スケートアメリカではジャンプが締めきれておらず、絶対に回り切れないし降りられないジャンプを跳んでいました。それが4Sで改善されているのが分かったので、今日は大丈夫かと思いましたが・・・・・これは厳しい。万全でないときにフラメンコは踊れなさを助長していかんな。

エローホフ
3A 4T-2T 3Lz
演技前半のぼく「前半に3Aってことは、4T回避して安全策かな?4T得意じゃないの?」後半のぼく「ワーオ」セカンドが2Tはありますが4回転成功です。3F-3Tを入れるよりは基礎点が高いから問題なし!ガタイがシニアよりシニアなので、立ち姿が様になります。スケーティングはまだ見劣りする部分があるのでこれから。

コリヤダ
4Lz so 4T-3T 3A hd
ジャンプは2ミスだったので、そこまでTESは伸びませんが、それで101点も出たので、ノーミスなら110点に届くかという勢いですね。ジャッジの気合いが窺えます。事実、ミスがあってもPCSはいずれの項目で1位が出ても納得のいく物を持っています。

ドミトリエフ
4T-3T 4F fall 3A
みんな大好き蠍団。ロシア人はどうしてスコーピオンズに惹かれてしまうのか。4Fは80°ぐらい回転が足りずに転倒しました。eマークのつく選手なのに4Fを挑む勇者。今日のはマークつかないと思います。3Aの掬い上げ確認。

ペース配分間違えて全日本女子に力を使ってしまった。サマリン&コリヤダが抜ける展開です。ヴォロノフは3位に入ってユーロまで持ち込み、そこで好成績を収めたとしても、なんやかんや理由をつけられて代表にしてもらえないと思います。だから何としてでも2位以内に入らなければいけません。ロシア代表決定のプロセスには常識は通用しない。
2017
12.21

全日本選手権 1日目 ペアSP・女子SP

ペアSP
1 須崎海羽/木原龍一 木下グループ/木下グループ 54.53
2 三浦璃来/市橋翔哉 大阪スケート倶楽部/関西大学 51.54
3 高橋成美/柴田嶺 木下グループ/木下グループ 49.29

番組表見たら、カップル競技の放送予定なかった(死亡)。関東いいなー。すみオデは澄玲ちゃんの体調不良による調整不足で欠場とのこと。

左で全日本、右でロシア。

女子SP
1 坂本花織 シスメックス 73.59
2 宮原知子 関西大学 73.23
3 本郷理華 邦和スポーツランド 70.48
4 樋口新葉 日本橋女学館 68.93
5 紀平梨花 関西大学KFSC 66.74
6 本田真凜 関西大学中・高スケート部 66.65
7 三原舞依 シスメックス 64.27
8 白岩優奈 関西大学KFSC 63.33
9 横井ゆは菜 中京大中京高校 62.68
10 新田谷凜 中京大学 61.28
11 竹内すい 大同大大同SC 60.93
12 荒木菜那 中京大中京高校 59.66
13 森下実咲 アクアピアスケーティングC 59.43
14 竹野比奈 福岡大学 59.22
15 山下真瑚 グランプリ東海クラブ 57.80
16 岩元こころ 関西大学KFSC 56.16
17 松田悠良 中京大学 55.91
18 木原万莉子 同志社大学 55.50
19 渡辺倫果 青森山田中学校 55.46
20 永井優香 早稲田大学 55.25
21 磯邉ひな乃 中京大学 52.36
22 川畑和愛 N高東京 52.13
23 佐藤伊吹 駒場学園高校 50.84
24 加藤利緒菜 中京大学 49.53
25 大矢里佳 明治大学 48.49
26 細田采花 関西大学 47.15
27 森千夏 明治大学 46.37
28 中塩美悠 広島スケートクラブ 44.60
29 河西萌音 山梨学院大学 42.75
30 廣谷帆香 八戸工大一高 38.17

磯邉
3Lz-3T 3F 2A
フライングキャメルやレイバックの出まで神経の行き届かせた丁寧な演技でした。花が開いたような笑顔が希望に満ち溢れていて、初恋というテーマを表現するに相応しい表現を見せました。回転不足でTESが伸びず残念。

紀平
3A 3F-3T 2Lz
冒頭のレイバックスピンは国内選手権よりも国際大会の方が高いGOEをもらえそう。これだけの3Aを決めても、これ以上の質で出来る力があるのが彼女のすごさ。3Lzが2Lzになったので6.6点がまるごとなくなりました。降りられていれば最終順でもトップ3に残っていたであろうスコアが望めました。PCSは全て7点台前半でした。カナダ選手権なら8点台出るぜ。

竹野
3T-3T 3F 2A
髪飾りかわいい!くるくるポニーテールもかわいい!!!なにこれ!はい加点。荒川さんを思い出すオーケストラバージョンの幻想即興曲。ピアノ音源よりもオーケストラにして正解でした。絢爛豪華な舞踏会に降り立った1人の美女感出ておりました。レイバックスピンフィニッシュも素晴らしい。

岩元
3Lz-3T 3F 2A
特別スピードのある3Lzというわけでもないのに、3Tに高さを出せますし、回転もきっちり回っています。エッジがフラット気味であるのと、グラグラと揺れているのは引き続きの課題です。顔もかわいいけど声もかわいい。

中塩
3T ot-2T 3S shaky 2A so
3T-3Tが入らず、3Loから3Sに構成を落としました。怪我の影響でなかなかジャンプを決められません。曲はTime to say goodbyeですが、すごく前向きなプログラムだと思います。日本人的な別れではなく、外国的な別れがあれば出会いもあるニューアドベンチャー的な。来シーズンの引退も考えて2シーズン使う予定のプログラムだそう。インタビュアーの河西歩果ちゃんとワチャワチャ話し込む。そして生放送だと知り焦る。

新田谷
3F-3T 3Lz 2A
落ち着いた3本のジャンプでした。ジャンプを着氷する度に気持ちが乗っていって、色香は漂わせつつも気品は失わせていなかったです。ステップのテンポが速いので、気持ちを乗せないと難しいでしょうね。

三原
3Lz-3T 2A fall 3F
緊張の見られる演技でした。2Aの転倒はもちろんですが、3Fも質よく決められませんでした。彼女らしからぬ演技となりました。変更した衣装はネックラインの違和感が解消。カメラで寄るとギンギラギンの素敵なデザイン。彼女はオリンピック出場には全日本優勝が欲しい置でしたから、この出遅れは痛いです。

木原
3T-3T 3Lo ot 2A
クリーンな3T-3Tでした。お上品路線から外れて、大人の演技でした。スピンのポジションで、細かい音の拾い方で、ありとあらゆる場面で表現してきます。ただならぬ過去を抱えたチーママのような雰囲気。下ろした髪のウェットな感じもいいわー。最後の全日本で魅せました。

永井
3T ot-3T 3Lo 2A
ジャンプの間にターンが入りましたけど、残りの2本はきっちり決めました。On my ownにしてはかわいらしすぎる気もしましたけど、楽しそうに滑られているので、まいっか!

坂本
3F-3T 3Lo 2A
レイバックスピンからブオオオオオオンとオーラを放つようになりました。これは加点をしたくなるようなエレメンツですね。ビックな3F-3T、世界最高の3Loは圧巻でした。ハイスコアでキスクラ大騒ぎ。

松田
3F-3T 3Lo 2A
3Loの回転不足はすぐに分かったのですが、もう1つありましたか。演技の始まりからすぐに音楽の世界に入り込みました。レイバック姿勢でスカート掴むのは流行ってるの?

新葉
1A 3Lz-3T 3F
GOE+3も狙える2Aが抜けてしまったので、加点を含めて4点以上失います。ここから崩れないのが今シーズンの新葉で、後半の2本をきっちりと決めて立て直しました。ステップとレイバックスピンのお祭りワッショイ感もキープ。3Fにマークがつかなかったのが救いでした。

宮原
3Lz-3T 3Lo 2A
僕は3Lz-3Tよりも3Loが怖いです。SPもLPも怖い。マジ怖い。GPSでは彼女比でスピンもポジションの美しさが損なわれていましたけど、戻してきました。それでもってアーチの美しいレイバックが戻ってきました。やはり演技の最後にあれがないと盛り上がらない。3Tのアンダーローテーションがありますが、9点台も出るPCSで僅差の2。明確に1番手のPCSが出ています。

白岩
3Lz-3T 2A fall 3F
質の高い3Lz-3Tをランディング。2Aは軸が外れてしまう失敗が多いですね。スケーティングに磨きがかかり、ジャンプ以外の部分で見せ場が多くなりました。大きくなったなあ。

本郷
3F-3T 3Lz 2A
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおベストな3F-3Tきたああああああああああ!!!回転不足一切なし!ドラマティックかつダイナミックなムーブで、今彼女の出せる物を全て出し切りました。これが本郷理華

真凜
3F-3T 3Lo so 2A
3F-3Tはクリーン。前半は落ちついていましたし、ジャンプの成功で乗れたのか、ステップもフラットエッジになる事なく実施出来ました。3Loを降りられると70点近いスコアを期待出来ただけにもったいなかったです。紫色の衣装なかなか似合っていますね。

SP1位でヤバいヤバい状態に陥った坂本がかわいい。でもオリンピックを確実にするにはこのまま1位をキープしなければなりませんからね。坂本と本郷は本当に素晴らしかったです。竹野と木原も印象に残る演技でした。明後日には順位が決まってしまいます。悲しい涙は見たくないけど、そうなってしまうのでしょうね。
2017
12.18

羽生結弦 全日本選手権を欠場

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171218/k10011262721000.html

羽生結弦が右足首の怪我の回復が十分でないため、全日本選手権を欠場します。数日前に、氷上練習に戻れていないとの報道がありましたので、驚くような発表ではありません。オリンピック代表には、これまでの実績で確実に選出されますから、全日本選手権に出られない事を申し訳ないと思わず、2月の大舞台に向けて調整してほしいです。今回の選択はベストだったと思います。

オリンピック金メダルの最右翼が怪我をした事で、2ヶ月後の結果が想像出来ません。羽生は最悪4Loを外して、4Tと4Sを2本ずつの構成をミスなく滑れば、それでも優勝候補だと思います。果たして、そこまで戻す事が出来るのか、こればかりは待つしかありません。サービス精神旺盛で、最高の演技への矜持が人一倍の選手ですが、自分を大事にして氷の上に戻ってきてもらいたいです。素晴らしい選手を最高の舞台で見られないのは、フィギュアスケート界全体の損失です。

とりあえず東の方向へ念送っておきました。
2017
12.18

国内選手権ウィーク 12月17日

ザーーーっと。

オーストリア
女子リザルト
1 Lara ROTH EIS 143.10
2 Natalie KLOTZ ESI 132.47
3 Sophia SCHALLER EVS 130.41
4 Victoria HÜBLER CEV 110.58
5 Polina MOZOKHINA EVH 103.60
6 Christina GRILL WEG 94.38
7 Violette IVANOFF EIS 91.56
8 Victoria KAFOL WEG 86.72
9 Isabella MESSINGER WEG 77.65

男子リザルト
1 Manuel KOLL EVG 162.12
2 Albert MÜCK EVH 125.60
3 Manuel DRECHSLER EVF 122.59
4 Remington Deion BURGHART ESI 115.85
WD Luc MAIERHOFER EKE

ペアリザルト
1 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER EIS 185.50

こちらは土曜日におこなわれましたが、リザルト掲載が遅かったので本日更新分にまとめました。

スペイン
アイスダンスリザルト
1 Olivia SMART / Adriá DÍAZ ESP 167.77
2 Sara HURTADO / Kirill KHALIAVIN ESP 164.54
3 Celia ROBLEDO / Luis FENERO ESP 146.43

ペアリザルト
1 Laura BARQUERO / Aritz MAESTU BABARRO ESP 143.94
2 Dorota BRODA / Pedro BETEGÓN MARTÍN ESP 105.35

男子リザルト
1 Javier FERNÁNDEZ LÓPEZ ESP 288.30
2 Javier RAYA BUENACHE ESP 213.72
3 A.Felipe MONTOYA PULGARÍN ESP 210.95

FDではウルハリが1位でしたが、SDのリードでスマディアが優勝しました。ディアスよりはハリャーヴィンが上手いけど、2人の技術バランスがスマディアの方が取れているので、まとまりがあります。ウルタドがハリャーヴィンに遅れている場面が気になりました。男子はなんですくんが優勝。転倒やジャンプの抜けはありましたけど、10.00をつけたジャッジが1人いました。この演技につける勇気よ。2位はラヤが入りました。

ここで上位選手が順当に代表決定すると思いきや、なんですくん以外のスペイン代表はゴールデンスピンのスコアと合算して決定するので、ウルハリとモントーヤがなんですくんと共にオリンピックに出場します。

スウェーデン
男子リザルト
1 Alexander MAJOROV LulKK 235.07
2 Illya SOLOMIN SASK 146.82
3 Daniel ENGELSONS LinKF 106.84

女子リザルト
1 Anita ÖSTLUND LanKK 155.46
2 Matilda ALGOTSSON TibKK 136.09
3 Josefin TALJEGÅRD VFrKK 134.71
4 Natasja REMSTEDT MörKK 127.36
5 Cassandra JOHANSSON TibKK 123.23
6 Isabelle PAULSSON IFKHe 117.93
7 Elin HALLBERG GKK 117.11
8 Johanna WICK AltIF 115.28
9 Nathalie SÖDERLIND UmeIK 106.25
10 Cecilia FRYDÉN TibKK 103.05
11 Tilda ALTERYD GKK 98.33
12 Lydia BRUHN ÖrnKK 95.15
13 Josefin FLOMÉN MalKK 94.76
14 Elina HAGBERG IsdKK 88.63
15 Esmeralda ANDERSSON TyKK 83.17

男子はマヨロフが優勝。女子はオリンピック出場枠を獲得したアルゴットソンが逆転ならずでした。ヨーロッパ選手権の出場枠が2枠なので、そちらで決定でしょうか。

フィンランド
アイスダンスリザルト
1 Cecilia TÖRN / Jussiville PARTANEN HL 150.94
2 Juulia TURKKILA / Matthias VERSLUIS HL 142.58
3 Monica LINDFORS / Juho PIRINEN HL 117.61

男子リザルト
1 Valtter VIRTANEN KELS 173.27
2 Bela PAPP KUTA 169.13
3 Roman GALAY EVT 140.75

女子リザルト
1 Emmi PELTONEN EVT 164.11
2 Viveca LINDFORS ESJT 159.89
3 Jenni SAARINEN KOOVE 124.35
4 Hanna KIVINIEMI TAPTL 119.32
5 Emilia TOIKKANEN HL 115.06
6 Joanna KALLELA TAPTL 113.88
7 Nelma HEDE TTK 108.66
8 Oona OUNASVUORI HL 108.09
9 Sallianna ÖZTÜRK STR 106.00
10 Jade RAUTIAINEN HL 94.17

フィンランド女子のヨーロッパ選手権出場枠は2枠なので、昨年と同じ2人の出場となりそうです。北欧2カ国は枠を獲得してきた選手が共に敗れる展開でした。

いよいよ地獄の全日本&ロシア選手権です。

12月21日(木)
全日本選手権 16:00~ ペアSP
全日本選手権 17:00~20:55 女子SP (~18:30 CSで中継)
ロシア選手権 20:00~22:30 男子SP
ロシア選手権 22:50~0:30 ペアSP
ロシア選手権 2:30~4:30 アイスダンスSD

12月22日(金)
全日本選手権 16:00~ アイスダンスSD
全日本選手権 17:00~20:55 男子SP (~18:30 BSとCSで中継)
ロシア選手権 20:00~22:30 女子SP
ロシア選手権 22:50~1:50 男子LP
ロシア選手権 2:10~4:15 アイスダンスFD

12月23日(土)
全日本選手権 16:00~ ペアLP
全日本選手権 17:15~21:05 女子LP (~19:00 BSとCSで中継)
ロシア選手権 21:00~23:15 ペアLP
ロシア選手権 23:35~2:35 女子LP

12月24日(日)
全日本選手権 16:00~ アイスダンスFD
全日本選手権 17:10~21:10 男子LP (~19:00 BSとCSで中継)
全日本選手権 22:30~ 代表発表

全日本選手権は男女の種目は生中継が予定されています。後半のグループは地上波での生中継です。フジテレビの英断に拍手を送ります。これぞスポーツ中継です。神!ペアとアイスダンスは最終日の深夜に1時間の放送枠があります。

主婦の皆さんおでんとカレーを作る準備出来ていますか?
2017
12.17

国内選手権ウィーク 12月16日

結果だけザーーーっと。

フランス
男子リザルト
1 Chafik BESSEGHIER GRENO FRA 234.03
2 Kevin AYMOZ GRENO FRA 216.50
3 Romain PONSART CHARL FRA 212.08
4 Adam SIAO HIM FA POIBJ FRA 210.59
5 Philip WARREN CHAMP FRA 200.80
6 Adrien TESSON CHAMP FRA 189.65
7 Luc ECONOMIDES CERGY FRA 182.76
8 Julian DONICA EVRY FRA 151.51
9 Landry LE MAY CHAMP FRA 148.24
10 Lotfi SEREIR COURB FRA 145.87
11 Davide LEWTON-BRAIN MON 133.28

アイスダンスリザルト
1 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON CLE FRA 202.11
2 Marie Jade LAURIAULT / Romain LE GAC LGP FRA 163.94
3 Angelique ABACHKINA / Louis THAURON LSG FRA 159.80
4 Lorenza ALESSANDRINI / Pierre SOUQUET LSG FRA 136.71

ベセギエは今シーズンのスタートが気胸のせいで思うようにいきませんでしたが、ジャンプをまとめてきました。ビートズンチャカプロですが、ゴッドファーザーはベセギエさん的にはかなり普通の選曲。エイモズが巻き返して2位、ポンサールが3位。SPが荒れた展開でしたが最後はいつメン表彰台。

パパダキスが疲労困憊で前半のサーキュラーステップでさえしんどそうに滑っていたので、最後まで怪我なく滑れてよかったと思います。全エレメンツが+3の評価で、ステップのレベルを1つ取りこぼしたのと、トランジションが9.92になりましたので、FD満点には1.60足りないスコアです。ほぼ満点ですけどね。2位争いはマリロマに軍配。アンルイスはストレートラインリフトを下ろす際に転倒してしまい、コレオリフトにも失敗を引きずりました。睨み合いのブリザードにならなくてよかった。

イタリア
男子リザルト
1 Matteo RIZZO S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 243.20
2 Ivan RIGHINI S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 232.85
3 Maurizio ZANDRON A.s.d. Ice Skating Bolzano ITA 221.67
4 Daniel GRASSL A.S.D. Young Goose Academy ITA 217.07
5 Mattia DALLA TORRE A.s.d. Aosta Skating Club 2000 ITA 195.16
6 Alessandro FADINI Nuovo Fiemme Hockey Club 97a.s.d. ITA 183.34
7 Alberto VANZ S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 174.88
8 Jari KESSLER A.S.D. Young Goose Academy ITA 167.68
9 Marco BOZZUTO Ice Club Torino A.s.d. ITA 161.12
10 Marco ZANDRON A.s.d. Ice Skating Bolzano ITA 158.95
11 Nicolo' CAFARO Patt. Artistici Torino P.a.t. A.s.d. ITA 99.34

ペアリザルト
1 Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE S.S.D. S.r.l. Icelab / S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 200.50
2 Valentina MARCHEI / Ondrej HOTAREK A.s.d. Centro Sportivo Aeronautica Militare / Gruppo Sportivo Fiamme Azzurre ITA 178.79
3 Rebecca GHILARDI / Filippo AMBROSINI S.S.D. S.r.l. Icelab / S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 128.92

アイスダンスリザルト
1 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE Gruppo Sportivo Fiamme Azzurre / Gruppo Sportivo Fiamme Azzurre ITA 200.86
2 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI Gruppo Sportivo Fiamme Azzurre / Gruppo Sportivo Fiamme Azzurre ITA 190.36
3 Jasmine TESSARI / Francesco FIORETTI S.S.D. S.r.l. Icelab / S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 144.74
4 Carolina MOSCHENI / Andrea FABBRI S.S.D. S.r.l. Icelab / S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 136.84

女子リザルト
1 Carolina KOSTNER Gruppo Sportivo Fiamme Azzurre ITA 222.34
2 Giada RUSSO Ice Club Torino A.s.d. ITA 166.16
3 Elisabetta LECCARDI Agora Skating Team S.S.D.R.L. ITA 154.57
4 Micol CRISTINI S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 137.58
5 Sara CONTI S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 131.81
6 Chenny PAOLUCCI SSD Sport Ghiaccio Mezzaluna ITA 129.84
7 Elettra Maria OLIVOTTO S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 120.13
8 Delia PAPARELLA Patt. Artistici Torino P.a.t. A.s.d. ITA 105.70

男子はリッツォが16年ぶりのイタリア純国産チャンピオンに輝きました。終始緊張が見え、ジャンプの質は芳しくありませんでしたけれど、抜ける事なく演技を終えました。リギーニは3Aの転倒が痛かったのもそうですが、プログラムの密度が薄かったし、移動距離も短く、音楽表現ではカバーしきれない部分が多くみられました。

ペアではデラモデルが3連覇。ジャンプは決まらずですが美しいコンビネーションを見せました。マルホタは3Lzを再び構成してきましたが、それと3Sも失敗。さらに最もバリューの高いアクセルラッソーがノーバリューとなり演技序盤で勝負がつきました。これほど崩れるとは・・・。

カペラノはオールレベル4で118点。10.00をつけたジャッジは6人いますが、項目として10.00満点は出ていません。パフォーマンスに至っては1人も10.00を出していないです。動きが悪く、連戦の疲れが見られました。対照的にギニャファブは好調で、素晴らしいスピードとエレメンツの質でした。繋ぎもかなりスムースでして、感動を呼ぶ演技でした。飽和状態のエクソジェネシスですけど、エクソジェネシス史に1ページを刻んだなと思います。

メインイベントの女子ではもちろんカロリーナが優勝。4シーズンぶりに3Lzを戻した上に、構えが少なくなって質が上がっているというね。足首捻りそうなきれいなアウトサイド踏み切りの、これぞルッツ!というルッツ。後半に単独の3Fがあるので、これを3Fにして、2Aに3Tをつければミス待ちでなくともオリンピックの有力なメダル候補に上がります。ユーロでの構成に注目です。そしてアーティストルッソはたくさん回転不足をもらって、TESは伸びずでした。ただ3F一応は着氷しましたし、フラメンコプロでトゥの使い方が素敵な箇所があったりと、魅せる部分もありました。オリンピック出場選手でダントツでジャンプ苦手なんだろうなあ。

カロリーナは幼女から大人気で、慕われる様子は大家族のお母さんか保育士さんでした。

ドイツ
男子リザルト
1 Paul FENTZ SCB BER 231.60
2 Peter LIEBERS SCB BER 207.59
3 Catalin DIMITRESCU ECO BAY 173.42
4 Thomas STOLL SCB BER 156.93
5 Fabian PIONTEK EVA BAY 148.06

ペアリザルト
1 Aljona SAVCHENKO / Bruno MASSOT ECO BAY 229.38
2 Minerva-Fabienne HASE / Nolan SEEGERT BSV92/SCB BER 168.99
3 Annika HOCKE / Ruben BLOMMAERT SCC/SCB BER 164.66

女子リザルト
1 Nicole SCHOTT EJE NRW 177.86
2 Nathalie WEINZIERL MERC B-W 166.45
3 Lea Johanna DASTICH DREC SAS 162.42
4 Jasmin LUGERT TECW B-W 123.15
5 Alissa SCHEIDT MEV BAY 110.72
6 Sarah ANDERSON MEV BAY 108.81
7 Alina MAYER-VIRTANEN ECO BAY 107.85
8 Sofie BARNOVA ECO BAY 101.24

アイスダンスリザルト
1 Kavita LORENZ / Panagiotis POLIZOAKIS ECO BAY 165.07
2 Katharina MULLER / Tim DIECK ERCW NRW 158.66
3 Shari KOCH / Christian NUCHTERN BTSC/EGS B/N 156.17
4 Jennifer URBAN / Benjamin STEFFAN ECO/CEC B/S 136.33

ショート1位の選手がそれぞれタイトルを守りました。オリンピック代表選考はこの大会で終わりとされています。代表を決めるのはドイツオリンピック委員会なので、連盟からはヨーロッパ選手権代表だけが発表されました。

アリオナ・サフチェンコ&ブルーノ・マッソー
アニカ・ホッケ&ルーベン・ブロマールト
ニコル・ショット
レア・ヨハンナ・ダスティヒ
パウル・フェンツ
ペーター・リーベルス
カヴィタ・ローレンツ&ヨティ・ポリゾアキス

女子とペアは3位の選手が選出されました。

スイス
アイスダンスリザルト
1 Victoria MANNI / Carlo ROTHLISBERGER Biasca CP / Biasca CP 143.09

ペアリザルト
1 Youlia CHTCHETININA / Mikhail AKULOV Lime-Fund CP / Lime-of-Fund CP 134.73

男子リザルト
1 Stephane WALKER Sion CPA 196.87
2 Nicola TODESCHINI Chaux-de-Fonds CP 175.80
3 Lukas BRITSCHGI Frauenfeld ES 175.30
4 Nurullah SAHAKA Kusnacht ZH EC 169.25
5 Tomas Llorenc GUARINO SABATE Chaux-de-Fonds CP 167.14
6 Alain SCHULER Frauenfeld ES 133.26
7 Beat SCHUMPERLI Biel-Bienne CP 131.19
8 David GOUVEIA Geneve CP 130.57

女子リザルト
1 Alexia PAGANINI Winterthurer SC 160.91
2 Yoonmi LEHMANN Lausanne et Malley CP 142.57
3 Yasmine YAMADA Zurich EC 141.74
4 Noemie BODENSTEIN Lausanne et Malley CP 134.56
5 Shaline RUEGGER Kusnacht ZH EC 127.62
6 Amandine STETTLER Chaux-de-Fonds CP 120.35
7 Celine BLARER St. Moritz ISC 119.65
8 Oksana ARTYOMENKO Lugano CP 119.57
9 Marie KOLLY-MILLASSON Trois-Chene CP 110.13
10 Camille CHERVET Neuchatel-Sports CP 106.57
11 Fiona PERNAS Meyrin CP 105.20
12 Flora CHIPER Zurich-Oerlikon ESC 104.19
13 Patrizia SALA Heuried-Zurich EC 104.19
14 Linda Valeria KAISER Zurich EC 95.06
15 Magali GAVILLET Fribourg CP 94.98
16 Andrea ANLIKER Frauenfeld ES 83.69

スウェーデン
アイスダンスリザルト
1 Malin MALMBERG / Thomas NORDAHL OmaKK 128.59

フィンランド
アイスダンスSD
1 Cecilia TORN / Jussiville PARTANEN HL 61.75
2 Juulia TURKKILA / Matthias VERSLUIS HL 54.93
3 Monica LINDFORS / Juho PIRINEN HL 45.92

男子SP
1 Bela PAPP KUTA 56.45
2 Valtter VIRTANEN KELS 55.79
3 Roman GALAY EVT 55.77

女子SP
1 Emmi PELTONEN EVT 61.25
2 Viveca LINDFORS ESJT 59.89
3 Hanna KIVINIEMI TAPTL 48.08
4 Jenni SAARINEN KOOVE 41.55
5 Nelma HEDE TTK 39.33
6 Sallianna OZTURK STR 39.02
7 Emilia TOIKKANEN HL 38.92
8 Oona OUNASVUORI HL 38.02
9 Joanna KALLELA TAPTL 37.60
10 Jade RAUTIAINEN HL 32.92

今年のSPはペルトネン、2位がヴィヴェカです。それ以外との選手は差がついたので優勝争いは2人に絞られました。

四国(チェコ・スロバキア・ポーランド・ハンガリー)
男子リザルト
1 Igor REZNICHENKO POL 200.21
2 Jiri BELOHRADSKY HCS C CZE 189.92
3 Matyas BELOHRADSKY HCS C CZE 186.44
4 Krzysztof GALA POL 177.97
5 Petr KOTLARIK STABR CZE 170.03
6 Jan KURNIK BK OV CZE 161.93
7 Alexander MASZLJANKO HUN 156.01
8 Michael NEUMAN BAP SVK 153.85
9 Filip SCERBA UKKUL CZE 153.59
10 Olgierd FEBBI POL 146.00
11 Ryszard GURTLER POL 144.74
12 Alexander BOROVOJ HUN 142.36
13 Mate BOROCZ HUN 139.27
14 Tomas KUPKA BK HK CZE 138.16
15 Lukasz KEDZIERSKI POL 138.11
16 Jakub KRSNAK NMV SVK 137.83
17 Eryk MATYSIAK POL 133.54
18 Andrzej SICINSKI POL 131.15
19 Marco KLEPOCH BAP SVK 128.09

女子リザルト
1 Eliska BREZINOVA VSK T CZE 149.20
2 Fruzsina MEDGYESI HUN 140.53
3 Ivett TOTH HUN 136.98
4 Elzbieta GABRYSZAK POL 134.27
5 Dahyun KO USK P CZE 133.75
6 Sylvia HUGEC KEK SVK 131.35
7 Michaela Lucie HANZLIKOVA SKK M CZE 119.13
8 Aneta JANICZKOVA BK OV CZE 118.83
9 Natalie KRATENOVA STABR CZE 117.39
10 Nina LETENAYOVA BAP SVK 112.81
11 Elizaveta UKOLOVA USK P CZE 112.23
12 Daria JAKAB HUN 110.88
13 Maria Sofia PUCHEROVA KEF SVK 110.80
14 Oliwia RZEPIEL POL 108.44
15 Coco Colette KAMINSKI POL 98.83
16 Natalia LERKA POL 97.22
17 Paulina HRYNIEWICZ POL 95.73
18 Elisabeth HARSH USK P CZE 95.08
19 Lucie POPKOVA BK OV CZE 91.52

アイスダンスリザルト
1 Natalia KALISZEK / Maksym SPODYRIEV POL 162.16
2 Anna YANOVSKAYA / Adam LUKACS HUN 144.72
3 Justyna PLUTOWSKA / Jeremi FLEMIN POL 143.56
4 Cortney MANSOUR / Michal CESKA CZE 142.44
5 Lucie MYSLIVECKOVA / Lukas CSOLLEY SVK 131.62
6 Anastasia POLIBINA / Radoslaw BARSZCZAK POL 121.14

ハイスコアを出すポテンシャルはあるけれど、SP・LPが揃えられなくて兄に勝てないマティアス。これほど勝てないとは。

スペイン
アイスダンスSD
1 Olivia SMART / Adriá DÍAZ ESP 69.61
2 Sara HURTADO / Kirill KHALIAVIN ESP 64.21
3 Celia ROBLEDO / Luis FENERO ESP 59.83

男子SP
1 Javier FERNÁNDEZ LÓPEZ ESP 107.73
2 Javier RAYA BUENACHE ESP 78.81
3 A.Felipe MONTOYA PULGARÍN ESP 67.66

スマディアとウルハリの基礎点の差が2.70でした。ハリャーヴィンのスケートが大きかったので、大きな差はつかないと予想しましたが、スマディアの後ろ3項目が思いのほか高く、5点差という結果に。これをひっくり返すのは厳しいです。本大会の主役ハビエル・フェルナンデス・ロペスさんは大人気で、名前がコールされると観客が立ち上がって黄色い歓声を送りました。プロトコル上ではノーミスですが、フライングアップライトに入りで転倒して、スピンをやり直しています。4T-3Tの流れも少しなかったので、+3からのマイナスという形。転倒ありで10.00をつけたジャッジが3人いました。満点出す気満々です!ラヤ・ブエナチェとモントーヤ・プルガリンは2ミスです。PCSが高いのは、ロペスに引っ張られたからです。ロペス!

イタリア選手権のカペラノ&カロリーナ ドーーーーン!
フランス選手権のパパシゼ ドーーーーン!
スペイン選手権のロペス ドーーーーン!
これぞパーフェクトカルテット ドーーーーン!!!
2017
12.16

国内選手権ウィーク 12月15日

今週はヨーロッパの国内選手権が固まっています。リザルトへのリンクまとめておきます。
フランス イタリア ドイツ 四国 スイス スウェーデン フィンランド オーストリア スペイン

これだけの数があってガッツリ見るのは不可能なので広く浅く。

フランス
アイスダンスSD
1 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON CLE FRA 79.01
2 Marie Jade LAURIAULT / Romain LE GAC LGP FRA 63.50
3 Angelique ABACHKINA / Louis THAURON LSG FRA 63.43
4 Lorenza ALESSANDRINI / Pierre SOUQUET LSG FRA 54.21

ペアリザルト
1 Lola ESBRAT / Andrei NOVOSELOV PFV FRA 137.71
2 Cleo HAMON / Denys STREKALIN COURB FRA 123.92
3 Coline KERIVEN / Noel Antoine PIERRE PFV FRA 120.75

女子リザルト
1 Mae Berenice MEITE VITRY FRA 183.00
2 Laurine LECAVELIER GARGE FRA 178.04
3 Lea SERNA ANNE FRA 171.39
4 Alizee CROZET BRIVE FRA 147.35
5 Julie FROETSCHER CHAMP FRA 145.50
6 Pauline WANNER NICE FRA 126.63
7 Cassandra PEROTIN COLMA FRA 126.30
8 Sandra RAMOND CHAMP FRA 121.42
9 Oceane PIEGAD NICE FRA 116.16

男子SP
1 Chafik BESSEGHIER GRENO FRA 80.50
2 Romain PONSART CHARL FRA 76.14
3 Philip WARREN CHAMP FRA 69.63
4 Adam SIAO HIM FA POIBJ FRA 68.48
5 Kevin AYMOZ GRENO FRA 67.57
6 Adrien TESSON CHAMP FRA 67.42
7 Luc ECONOMIDES CERGY FRA 62.78
8 Davide LEWTON-BRAIN MON 54.28
9 Julian DONICA EVRY FRA 53.68
10 Landry LE MAY CHAMP FRA 53.14
11 Lotfi SEREIR COURB FRA 49.82

パパシゼのスコアが低いのはトランジションで転倒があったためです。いくらナショナルといっても転倒ありでパフォーマンスに10.00はいかんでしょ。GPFで力を出し切ったのか、今回は緩め。マリロマとアンルイスはまた同じようなスコアで並びました。PCSの後半項目でアンルイスがリードしています。FD次第です。女子ではメイテに軍配。興奮気味にスコアを読み上げていました。地道にジャンプの安定性を戻して、自分に合うプログラムを見つけた努力の結果です。ルカヴァリエはコンビネーションジャンプの回転不足が響きましたし、ジャンプジャンプで頼みのPCSが伸びずこのスコアに。セルナは4種5トリプルに成功しハイスコアで3位でした。男子はいつもの展開で、ベセギエがシェイキーなジャンプながらもまとめて1位。残りの選手は大きなミスで出遅れる。フランス連盟からは、いつもスケーティングの上手な選手を推したいという意向が見えますが、不安定なエイモズを推しきれないんだなと思います。ポンサールは4T転倒ですが、エモーショナルに磨きがかかっていました。ウォーレンは4Sをクリーンに着氷。アクセルが抜けてしまってこのスコアに。ホテルカリフォルニアでめっちゃアメリカ人の演技。

フランス選手はアメリカ拠点がいっぱい!

イタリア
男子SP
1 Matteo RIZZO S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 84.82
2 Ivan RIGHINI S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 81.89
3 Maurizio ZANDRON A.s.d. Ice Skating Bolzano ITA 77.42
4 Daniel GRASSL A.S.D. Young Goose Academy ITA 74.28
5 Alessandro FADINI Nuovo Fiemme Hockey Club 97a.s.d. ITA 63.71
6 Mattia DALLA TORRE A.s.d. Aosta Skating Club 2000 ITA 62.06
7 Marco ZANDRON A.s.d. Ice Skating Bolzano ITA 59.81
8 Marco BOZZUTO Ice Club Torino A.s.d. ITA 57.83
9 Jari KESSLER A.S.D. Young Goose Academy ITA 55.12
10 Alberto VANZ S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 54.02
11 Nicolo' CAFARO Patt. Artistici Torino P.a.t. A.s.d. ITA 33.62
WD Adrien BANNISTER S.S.D. S.r.l. Icelab ITA

ペアSP
1 Valentina MARCHEI / Ondrej HOTAREK A.s.d. Centro Sportivo Aeronautica Militare / Gruppo Sportivo Fiamme Azzurre ITA 71.64
2 Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE S.S.D. S.r.l. Icelab / S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 70.60
3 Rebecca GHILARDI / Filippo AMBROSINI S.S.D. S.r.l. Icelab / S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 49.78

アイスダンスSD
1 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE Gruppo Sportivo Fiamme Azzurre / Gruppo Sportivo Fiamme Azzurre ITA 82.08
2 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI
Gruppo Sportivo Fiamme Azzurre / Gruppo Sportivo Fiamme Azzurre ITA 76.84
3 Jasmine TESSARI / Francesco FIORETTI S.S.D. S.r.l. Icelab / S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 57.40
4 Carolina MOSCHENI / Andrea FABBRI S.S.D. S.r.l. Icelab / S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 55.40

女子SP
1 Carolina KOSTNER Gruppo Sportivo Fiamme Azzurre ITA 81.91 1
2 Giada RUSSO Ice Club Torino A.s.d. ITA 61.99 2
3 Elisabetta LECCARDI Agorà Skating Team S.S.D.R.L. ITA 55.10 3
4 Micol CRISTINI S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 50.79 4
5 Elettra Maria OLIVOTTO S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 46.43 5
6 Sara CONTI S.S.D. S.r.l. Icelab ITA 46.18 6
7 Chenny PAOLUCCI SSD Sport Ghiaccio Mezzaluna ITA 45.47 7
8 Delia PAPARELLA Patt. Artistici Torino P.a.t. A.s.d. ITA 36.15 8
WD Matilde BATTAGIN S.S.D. S.r.l. Icelab ITA
WD Lucrezia GENNARO 2001 SRL S.S.D. Società Sportiva Dilettantistica ITA
WD Roberta RODEGHIERO A.s.d. Centro Sportivo Aeronautica Militare ITA
WD Guia Maria TAGLIAPIETRA A.s.d. Skating Club Courmayeur ITA

YouTubeの配信が安定しているので今週はイタリア選手権を中心に観戦しています。男子では16年ぶりのイタリア出身者チャンピオン誕生なるか?という戦い。リッツォは伸びのあるスケーティングでPCSで高評価。リギーニはシーズン前半の出遅れを取り戻して、国内選手権に間に合わせました。彼はこのパターンが多いです。古き良きユーロ選手という感じ。プログラムはアイリッシュダンスからロミジュリに変更されています。無難な選曲ですが、前のアイリッシュが曲を選んだだけで曲の表現がかなり不足していたため、変更は間違いではないと思います。グッドルッキングガイが3位で、4位は4Lzがアンダーローテーションになったグラッセル。ゴールデンスピンで成功させ、ショタクワドルッツァーとなりました。今後が非常に楽しみです。

ペアではマルホタがノーミス、デラモデルはスロージャンプで両足着氷となりました。2組ともソロジャンプがバッチリ入りました。パフォーマンスはマルホタが上で、3項目はデラモデルが上。結果2組のPCSがタイとなりました。ペアとしての動きが美しいのはデラモデルでして、足の角度まできれいに揃えられていて、「ほお~~~」と唸りながら見入ってしまいました。今年のチャンピオンはどちらになるでしょうか。

アイスダンスはカペラノ安定でオールレベル4のナショナルスコアが出ました。見たか世界!これがイタリア選手権だ!キスクラにはチャオジャコモでおなじみのラノッテさん家のジャコモ参上。20年後オリンピックに出てね。ギニャファブも安定。カペラノと続けての演技で、カメラが寄り気味だったのでギニャファブの方が背景がシュシュシュと流れていくのが分かりました。スピードは明確にギニャファブに軍配。ファブリ家弟とモスケーニの新カップルを僕は今回初めて見ました。スケーティングの面ではまだまだですが、雰囲気は合っていると思います。

メインイベントの女子SPではカロリーナ・コストナー女神様がやってくれました。3F-3Tを復活させました。それでもってクリーンな成功です。復帰前の構成に戻したのです。でも3T-3Tが3F-3Tになっても基礎点は1点しか上がらないわけで、カロリーナの点数出すぎ厨はこれぐらいで批判を緩めると、発言の整合性とれなくなりますからね?メドベのスコアから逆算したら3T-3Tの構成でも77ぐらい出ても不思議ではないのです。気持ちは分からなくもないですけどね!でもこれを機にTESとPCSを関連付けて考えるのは止めましょう!TESに紐付けするならザギトワのPCSで9点台が並ばないとおかしくなりますし、次第に自分の気に食わない選手のPCSを批判するだけのクソ野郎に成り下がりますよ。今回のカロリーナは10.00が25/35出ました。LPもノーミスならPCSノーミスあるで!国際大会ではさすがにここまでは出ないですが、ジャンプだけでなくスケーティングもエレメンツの質もシーズン一番だったので、パーソナルベストは出せると思います。2位になったルッソの演技も印象的でした。3F-2Tを降りたところを見た事がなかったので、それだけで感動。3Fはアンダーローテーション判定でしたけどね。スピンの出のポジションであったり、少ない音を漏らさず表現するステップだったり、ルッソはアーティストだなと再確認出来ました。国際Aでも7点台の評価を十分に望める力があります。レッカルディもクリスティーニもジュニアのベッカーリもそうですけど、スケーティングや表現で魅力的な選手が多いです。ジャンプがね・・・・・。ロデギエーロは試合の出場がないままシーズンを終えそうです。

ドイツ
女子SP
1 Nicole SCHOTT EJE NRW 59.20
2 Nathalie WEINZIERL MERC B-W 57.70
3 Lea Johanna DASTICH DREC SAS 55.59
4 Jasmin LUGERT TECW B-W 43.75
5 Alissa SCHEIDT MEV BAY 38.47
6 Alina MAYER-VIRTANEN ECO BAY 36.52
7 Sarah ANDERSON MEV BAY 35.23
8 Sofie BARNOVA ECO BAY 35.05

ペアSP
1 Aljona SAVCHENKO / Bruno MASSOT ECO BAY 76.29
2 Minerva-Fabienne HASE / Nolan SEEGERT BSV92/SCB BER 59.58
3 Annika HOCKE / Ruben BLOMMAERT SCC/SCB BER 57.19

男子SP
1 Paul FENTZ SCB BER 74.59
2 Peter LIEBERS SCB BER 60.18
3 Catalin DIMITRESCU ECO BAY 58.89
4 Thomas STOLL SCB BER 55.97
5 Fabian PIONTEK EVA BAY 53.46

アイスダンスSD
1 Kavita LORENZ / Panagiotis POLIZOAKIS ECO BAY 63.65
2 Katharina MÜLLLER / Tim DIECK ERCW NRW 61.29
3 Shari KOCH / Christian NÜCHTERN BTSC/EGS B/N 59.70
4 Jennifer URBAN / Benjamin STEFFAN ECO/CEC B/S 53.97

ドイツにはオリンピック派遣スコアがありまして、男子208、女子150、ペア157、アイスダンス137を超えないとオリンピック代表選考の場に立てません。男子はSP上位2人、女子はSP上位3人、ペアとアイスダンスは国内選手権参加全組がクリアしています。SP終了時点ではご覧のスコア。サフマソはすでにオリンピック出場が内定しています。SPでは3Sが2Sになったものの、スローフリップを成功させました。安定です。アイスダンスはかなり競っています。男子は差が大きいですね。ストリーミング見ていましたけど、すさまじい音ズレでした。

スペイン
ペアSP
1 Aritz Maestu & Laura Barquero - 46.81
2 Pedro Betegón & Dorota Broda - 41.39

四国(チェコ・スロバキア・ポーランド・ハンガリー)
男子SP
1 Igor REZNICHENKO POL 69.85
2 Krzysztof GALA POL 62.54
3 Jiri BELOHRADSKY HCS C CZE 61.01
4 Petr KOTLARIK STABR CZE 58.26
5 Alexander MASZLJANKO HUN 56.36
6 Matyas BELOHRADSKY HCS C CZE 55.95
7 Filip SCERBA UKKUL CZE 55.58
8 Michael NEUMAN BAP SVK 54.31
9 Jan KURNIK BK OV CZE 53.09
10 Ryszard GURTLER POL 52.11
11 Olgierd FEBBI POL 50.04
12 Alexander BOROVOJ HUN 49.47
13 Marco KLEPOCH BAP SVK 48.44
14 Mate BOROCZ HUN 48.16
15 Tomas KUPKA BK HK CZE 47.56
16 Andrzej SICINSKI POL 46.13
17 Eryk MATYSIAK POL 44.86
18 Lukasz KEDZIERSKI POL 41.77
19 Jakub KRSNAK NMV SVK 39.99

女子SP
1 Dahyun KO USK P CZE 51.96
2 Fruzsina MEDGYESI HUN 51.82
3 Eliska BREZINOVA VSK T CZE 51.51
4 Ivett TOTH HUN 47.39
5 Elzbieta GABRYSZAK POL 47.35
6 Sylvia HUGEC KEK SVK 46.97
7 Aneta JANICZKOVA BK OV CZE 41.80
8 Elizaveta UKOLOVA USK P CZE 41.65
9 Michaela Lucie HANZLIKOVA SKK M CZE 40.35
10 Daria JAKAB HUN 40.15
11 Coco Colette KAMINSKI POL 39.00
12 Natalie KRATENOVA STABR CZE 37.62
13 Maria Sofia PUCHEROVA KEF SVK 36.36
14 Nina LETENAYOVA BAP SVK 36.13
15 Lucie POPKOVA BK OV CZE 34.17
16 Oliwia RZEPIEL POL 34.11
17 Paulina HRYNIEWICZ POL 33.55
18 Natalia LERKA POL 32.31
19 Elisabeth HARSH USK P CZE 31.87

アイスダンスSD
1 Natalia KALISZEK / Maksym SPODYRIEV POL 65.04
2 Anna YANOVSKAYA / Adam LUKACS HUN 58.16
3 Justyna PLUTOWSKA / Jeremi FLEMIN POL 58.10
4 Cortney MANSOUR / Michal CESKA CZE 56.22
5 Lucie MYSLIVECKOVA / Lukas CSOLLEY SVK 49.80
6 Anastasia POLIBINA / Radoslaw BARSZCZAK POL 46.56

スイス
アイスダンスSD
1 Victoria MANNI / Carlo RÖTHLISBERGER Biasca CP / Biasca CP 59.06

ペアSP
1 Ioulia CHTCHETININA / Mikhail AKULOV Chaux-de-Fonds CP / Chaux-de-Fonds CP 45.42

男子SP
1 Lukas BRITSCHGI Frauenfeld ES 61.88
2 Nicola TODESCHINI Chaux-de-Fonds CP 59.59
3 Nurullah SAHAKA Küsnacht ZH EC 56.43
4 Stéphane WALKER Sion CPA 55.89
5 Tomas Llorenç GUARINO SABATÉ Chaux-de-Fonds CP 55.53
6 Beat SCHÜMPERLI Biel-Bienne CP 44.72
7 David GOUVEIA Genève CP 43.75
8 Alain SCHULER Frauenfeld ES 39.71

女子SP
1 Alexia PAGANINI Winterthurer SC 59.54
2 Yasmine YAMADA Zürich EC 58.29
3 Yoonmi LEHMANN Lausanne et Malley CP 51.99
4 Shaline RÜEGGER Küsnacht ZH EC 47.91
5 Noémie BODENSTEIN Lausanne et Malley CP 46.01
6 Céline BLARER St. Moritz ISC 42.66
7 Amandine STETTLER Chaux-de-Fonds CP 42.37
8 Oksana ARTYOMENKO Lugano CP 40.15
9 Camille CHERVET Neuchâtel-Sports CP 39.85
10 Patrizia SALA Heuried-Zürich EC 37.64
11 Marie KOLLY-MILLASSON Trois-Chêne CP 37.31
12 Flora CHIPER Zürich-Oerlikon ESC 36.00
13 Magali GAVILLET Fribourg CP 35.91
14 Fiona PERNAS Meyrin CP 35.80
15 Linda Valeria KAISER Zürich EC 33.47
16 Andrea ANLIKER Frauenfeld ES 32.82

ウォーカーの3Aと3Fがアンダーローテーション、3Lzがダウングレード。転倒1回にタイムバイオレーションという内容でした。女子はネーベルホルン杯で出場枠を獲得したパガニーニとヤマダがデッドヒート。お互いに3T-3Tを降りました。

スウェーデン
アイスダンスSD
1 Malin MALMBERG / Thomas NORDAHL ÖmaKK 47.68

男子SP
1 Alexander MAJOROV LulKK 70.09
2 Illya SOLOMIN SASK 52.83
3 Daniel ENGELSONS LinKF 40.52

女子SP
1 Anita ÖSTLUND LanKK 52.13
2 Josefin TALJEGÅRD VFrKK 51.22
3 Cassandra JOHANSSON TibKK 49.04
4 Natasja REMSTEDT MörKK 42.75
5 Elin HALLBERG GKK 42.47
6 Matilda ALGOTSSON TibKK 42.40
7 Isabelle PAULSSON IFKHe 41.95
8 Cecilia FRYDÉN TibKK 38.27
9 Johanna WICK AltIF 36.90
10 Nathalie SÖDERLIND UmeIK 35.59
11 Tilda ALTERYD GKK 34.98
12 Josefin FLOMÉN MalKK 32.61
13 Lydia BRUHN ÖrnKK 31.66
14 Elina HAGBERG IsdKK 29.09
15 Esmeralda ANDERSSON TyKK 26.79

オリンピック出場枠を獲得したアルゴットさんがまさかまさかの出遅れ。3Lzがダウングレードでコンボ抜け、3Fも2Aも失敗して3本のジャンプ全てGOEが最低値。ジャンプで獲得した点数が3.43しかありません。逆転不可能ではありませんが、これはヤバいスタート。

オーストリア
女子SP
1 Lara ROTH EIS 55.74
2 Sophia SCHALLER EVS 49.69
3 Natalie KLOTZ ESI 44.98
4 Victoria HÜBLER CEV 42.17
5 Polina MOZOKHINA EVH 35.78
6 Christina GRILL WEG 34.32
7 Nina Larissa WOLFSLAST WEG 33.38
8 Violette IVANOFF EIS 31.38
9 Victoria KAFOL WEG 28.16
10 Isabella MESSINGER WEG 27.83
WD Kerstin FRANK WEV

男子SP
1 Manuel KOLL EVG 60.87
2 Luc MAIERHOFER EKE 56.33
3 Albert MÜCK EVH 41.88
4 Manuel DRECHSLER EVF 41.78
5 Remington Deion BURGHART ESI 37.18

ペアSP
1 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER EIS 65.82

フランクが出ていないのはタリントロフィーのウォームアップでの怪我が長引いているからでしょうか。そしてマヌエル・コールさん今年も出場している。しかもSP1位。ミニマムスコアを持っていないので、ユーロには出場出来ませんけど、仕事の傍ら続けていくのかな?

結果を見るだけでも大変。
2017
12.13

アンナ・ポゴリラヤ ロシア選手権を欠場

https://rsport.ria.ru/figure_skating/20171213/1130009181.html

アンナ・ポゴリラヤのロシア選手権欠場が発表されました。スケートアメリカを腰の怪我で欠場して静養しておりましたが、回復がゆっくりで、ロシア選手権を戦うまでには戻せていないとのことです。現在は氷上練習をしておらず、これで彼女のシーズンは終わりとなります。まだ将来の事は分からないようなので、今は怪我を直す事に専念してもらいたいです。

2014年から4年連続で世界選手権に出場し、シーズン開始前の時点ではメドベージェワに次ぐロシアのメダル候補だっただけに、衝撃が大きいですし、本当に気の毒だなと思います。まだ19歳の若い選手だとはいえ、次から次へと新しい選手が出てくるロシアにおいて「次があるよ!」とは軽々しく言えません。

ポゴリラヤしかり、グレイシー・ゴールドしかり、この数年間フィギュアスケート界を牽引してきた魅力的なスケーターを最高の舞台で見られない事は悲しいですし、ファンの立場からでは何も出来ない事がもどかしいです。1日も早く、元気になりますように。
2017
12.10

オリンピック団体戦の出場国が決定

グランプリファイナルが終了し、ピョンチャンオリンピック団体戦の代表10カ国が決定しました。

1 カナダ 6084ポイント
2 ロシア 5924ポイント
3 アメリカ 5055ポイント
4 日本 4345ポイント ※ペアは団体戦のみ出場
5 中国 4231ポイント
6 イタリア 3801ポイント
7 フランス 3652ポイント
8 ドイツ 2806ポイント
9 スペイン 1858ポイント 2カテゴリーしか出場枠を持っていないため出場不可
10 イスラエル 1521ポイント ※女子は団体戦のみ出場
11 韓国 1397ポイント
- - -
12 オーストラリア 1320ポイント
13 カザフスタン 1217ポイント 2カテゴリーしか出場枠を持っていないため出場不可
14 ウクライナ 1124ポイント
15 イギリス 1123ポイント 1カテゴリーしか出場枠を持っていないため出場不可
16 チェコ 1069ポイント

ほとんどの国が前回と同じく出場を決め、ウクライナとイギリスが落ちた代わりにイスラエルと韓国が出場を決めました。イスラエルはイリヤ・トカチェンコの国籍取得が拒否されたため、アデル・タンコワ&ロベルト・ジーバーベルクが出場予定となっています。女子は団体戦のみの出場となり、エイミー・ブキャナンが参加します。チームイスラエルの最多議席を占める国はウクライナになります。日本のペアは現状は出場枠がありませんが、北朝鮮が出場の意向を示さなかったため、繰り上がりでの個人戦出場が有力視されています。

カナダとロシアの壮絶な金メダル争いが最大の注目ポイントです。男子とペアの力が拮抗しており、アイスダンスはカナダ優勢、女子はロシア優勢。最終ポイント差は2、3ポイント差になりそうです。それに次ぐのは今回もアメリカ。前回アメリカは確実に20ポイントをゲットしてくれるメリチャリがいましたが、今回はやや不安が残ります。日本はジャンプの抜け・グラつきもなく、全員がレベルを取りこぼしていない状態で、アメリカが何か大過失をすればメダルの可能性はあります。フランスと中国も可能性がないわけではないです。もちろんチーム日本を全力で応援するけれど、それは外国選手に対しても同じですし、過剰な期待は禁物です。それでも「絶対にメダル!」と期待するのなら、「カップル競技の強化費億単位で寄付しやがれコノヤロー!」とでも言ってやりましょう。

ペア選手は日程が近い上に、早朝からのウォームアップで日程の面で大変厳しいです。逆に女子選手は日程が空きすぎるので、日本選手は帰国して調整が出来ますが、出場選手全員がそうではないので、緻密なプランニングが要求されます。大国しかメダルを獲れず、選手の負担になる団体戦を疑問視する声は大きいです。しかしながら、団体戦でしかメダルを狙えない選手がいるのも事実。そしてそのメダルで、その後の人生が左右されるのも事実です。

オリンピック開幕まで2カ月を切りました。
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