2016
04.29

2015-2016シーズン アダム・リッポン

Category: レビュー
アダム・リッポン

フィンランディア杯 2位
スケートカナダ 4位
ロステレコム杯 4位
ゴールデンスピン 2位
全米選手権 優勝
世界選手権 6位

SP:Who Wants to Live Forever
LP:ビートルズメドレー
EX:Whole Lotta Love
EX:O

3Fか3Lzかで軌道に違いは出てきますが、シーズンを通して振付に大きく手を加えることはしていません。最初のジャンプを降りて、Who wants to live foreverの歌詞が1度目に出るところの表現が素晴らしいです。フウォぐらいのところで、最初のジャンプの空気を一旦止めて、3Aまでの空気を作る。会場に対しても「さあ、いくぞ」と語りかけるようです。直接バリバリに区切っているわけではなく、すごく感覚的な話なのですが、そう感じます。3Aはインサイドアクセルから入っています。彼の3Aは体が反りすぎることが失敗の要因になるので、直前にインサイドアクセルを入れるぐらいの無理な体勢を取った方が、案外踏み切りがしやすくなるのかもしれません。その後のステップシークエンスの時間は約40秒で、ごくごく平均的な時間。でも彼は必須のターンを踏むときも簡単に処理できてしまうから、普通のものよりも早く終わるように感じさせられます。ジャッジ席前で手をついて滑るムーブメントがあり、あまりステップシークエンスっぽくないのもそう感じさせる一因でしょう。コレオシークエンスっぽいです。3つ目のジャンプに向かうときは、足を踏み変えてスピードを出し、イーグルも入れます。ジャンプを跳ぶタイミングがボーカルとボーカルの隙間なので、ジャンプの成功によって沸き上がる歓声が、それ以降のボーカルを盛り立てる楽器の1つのように聞こえます。ここはとても計算されていると感じました。爆発したように腕を開いて美しいシットスピンへ。腕のしなりが素晴らしいです。レイバックスピンはアメリカ女子顔負けです。フリーレッグこそ脚の長さのハンデがあるのでどうにもなりませんが、体のラインが美しいです。決めポーズは体を反らせたものと、ワールドから変更した体を起こした状態のものがあります。どちらがいいかはお好みで。僕は体を反らせた派手なフィニッシュの方が好きなのですけど、このプログラムは天使をイメージしているらしく、あまり派手すぎるとそこからは外れてしまうでしょう。当てはめるとすれば後者のポーズの方が適していると言えます。衣装は直接的に天使を連想はさせないけど、天使っぽい衣装を目指しているらしいです。だから羽はついていないけれど、天使っちゃ天使っぽい白いものはついています。羽が描いてあったらネタ衣装になりそうなので、これは正解っぽい。ロシア人なら絶対羽描いちゃいますよね。

SPに比べるとかなりいじられたビートルズメドレー。スケートカナダの後にYesterdayからBlackbirdに曲が変わりました。細かな腕の振りの変化はありますが、大きく変わってはいません。ワールドではナショナルよりも冒頭の4Lzに入るタイミングが早くなりました。ウォーレイも入れるようになったので、いかにもジャンプ跳びますよ!というプログラムになってしまうのを防いでいます。ステップはかなり手が入りました。前半にある頭を下に振る動きは、最初はがに股でしたが、最後には片足を伸ばした状態でするようになっていました。Get backのボーカルに合わせた立ち止まっての振付は2つから1つに減りましたし、その後のGet backでウィンドミルの次に肩膝をつく動きも削除。腕を開きながらとてとてと歩く振付は、ウッ!のポーズに置き換わりました。後半の3Aの着氷後にロッカーを踏んでいたのは、足ついて振付が簡単になりました。コレオシークエンスにあるバレエジャンプの直後のチョクトーがモホークに置き換わったでしょうか。4Lzの前後を除き、プログラムの難易度と密度は落ちたと思います。プログラムをハッピーなものにしたくて、曲を変更したというのは大正解でした。元々Blackbirdが入っていたかのようにしっくりきます。プログラムに入っていたジェフリー・バトルっぽさは、かなり省かれてしまいましたので、この振付を依頼した意味はあったのかと疑問に思います。Get backで本来見せて欲しい、歯切れのよさというものまで、リッポナイズされておりました。最初のプログラムの4曲の構成のメリハリが50 70 30 80ぐらいで設定されていたとすると、50 60 30 65ぐらいまで落ちてしまったと思います。もちろん好みではあるんですけど、スケートカナダ、ロステレコム杯、全米、ワールドと繰り返し繰り返し演技を見るうちに、僕はそう感じるようになりました。1つ殻を破るという意味で、リッポンに今までなかったものを最後まで貫いて欲しかったという気持ちが強いです。編曲はとてもよかったです。ビートルズプログラムは、有名な曲が多いだけにおかしくなることが多々ありますので。メリハリ不足なだけで、表現も好きでした。誰もが笑顔になる演技で、お子様も安心して見られます。お酒で乾杯イェーイではなく、甘いものとジュースが並んだビビッドな世界で、いろんな人種の人がわいわいしているイメージ。ヒッピーよりもっとソフトで健全な感じ。

リッポンさんの天敵3A一覧
FT 3A 8.50 -1.83
FT 3A-1T 8.90 -1.00
FT 3A 9.35 x 1.50
SC 3A 8.50 0.71
SC 3A-2T 9.80 0.43
SC 3A 9.35 x -3.00
RC 3A 8.50 1.29
RC 3A-2T 9.80 1.00
RC 3A 9.35 x 1.29
GS 3A 8.50 -1.00
GS 3A-2T 9.80 1.20
GS 3A 9.35 x 1.00
USN 3A 8.50 1.57
USN 3A-2T 9.80 1.14
USN 3A 9.35 x 2.00
WC 3A 8.50 1.00
WC 3A-2T 9.80 1.43
WC 3A 9.35 x 1.14
TCC 3A 8.50 -2.40
TCC 3A-2T 9.80 1.20
TCC 3A 9.35 x 1.80

16/21の成功でした。抜けは1本もなしで、転倒は1回だけというかなり優秀な結果でした。これは3A得意と言ってしまっていいのでは?苦手克服ですね。4Lzは今シーズンも成功はありませんでした。勝負に勝つために入れ続けなければいけないでしょう。4Tも4Sも入れたことはありますが、どちらも成功はありません。ここは4Lzを貫いて欲しい。+2がもらえるスピンと安定したジャンプ。あとは4回転だけ!

アメリカ男子のエキシとは思えない気合の入ったO。アボットくんのプログラムの振付でおなじみベンジー・シュウィマー作です。鳥です。飛んでいます。解き放たれたように飛んでいます。群れの中にいる1羽の鳩が、たった1羽のパートナーを探すというプロットがあると解釈しましょう。鳩は生涯連れ添う鳥だそうなので。

カミングアウトをして、重荷が下りたのか、今シーズンはとても楽しそうに滑っていました。言わずとも分かりきっていたことですが、メディアを通じて大々的に言うというのは大変なことなのでしょう。解き放たれた結果、スケスケ衣装で乳首を開放しまくり、佐伯チズ的な髪色にもしておりました。あまり毛根が強くなさそうなので、無理は禁物ですよ。衣装は友達に作ってもらっているらしく、スケスケは友達の趣味なのかもしれません。来シーズンも透けさせてくるのか楽しみです。
Comment:4
2016
04.28

2015-2016シーズン 浅田真央

浅田真央

中国杯 優勝
NHK杯 3位
グランプリファイナル 6位
全日本選手権 3位
世界選手権 7位

SP:素敵なあなた
LP:蝶々夫人
EX:踊るリッツの夜

ハイスコアを得られるジャンプ構成にするということは、リスクも伴ってきます。SPで3Aと3F-3Loという難しいジャンプを入れることにより、他の選手よりどうしても助走が必要になります。小気味のいい曲を選んだので、何もしていないときの動きが音楽から浮いてしまいます。ジャンプを成功することができれば、それを打ち消すことができますが、失敗してしまうと、それはそのまま。単にジャンプの成否のみならず、PCSの上下も左右されるわけです。難しい2つのジャンプの後のフライングキャメルは、個人的にはフライングシットに変えて確実に加点をもらって欲しいです。キャメルのレベル4の基礎点が3.2点、シットのレベル4の基礎点が3.0点です。0.2点の差は大きいですが、今シーズンの彼女の加点を見渡して見ますと、3大会で0.5点、ファイナルで0.64点、ワールドで0.8点でした。つまり、全ジャッジが+2を出すまでは到達していないわけです。キャメルはフォワードの回転速度が遅く、表現としては物足りません。彼女のフライングシットは回転中に手の表現を加えるなど、たくさんの工夫をしてきた前例がありますし、積極加点の現状ですから、高い点数をもらえると思います。ステップの構成がとてもいいです。最初は左足でフォアのループ、次に右足でバックのループ。1度立ち止まってオラオラと観客を煽るわけですよ。んでもって3つの難しいターンの組み合わせ。左足で正回転、右足で逆回転のツイズルでまとめるものをスピーディーにこなす。そしてちょっと止まって手プラプラして、すぐにトゥステップでワチャワチャ盛り上げる。レベル要件に入っているもので、しっかりと表現して、GOEもたんまり稼ぎまくる。今シーズンは全大会でレベル4を獲得しました。GOEは、NHK杯で1人だけ+1のジャッジがいましたが、他は+2と+3のみでした。加点がMORI MORI。夢がMORI MORI by 森口博子。バンクーバーあたりの男子の4回転論争じゃないですけど、4回転を抜いてPCSを狙いにいくのもよし、高いTESを狙うのもよし。これと同じように、真央も多少のトランジションやコレオグラフィーを犠牲にしてもTESを取りにきました。3A 3F-3Lo 3Lzの構成をミスなく滑れば、80点は出るので、必要な犠牲だったと思います。大事なのは今ではなくて、ピョンチャンで勝てるかどうかですからね。フットワークに関しては現役の女子選手では最高と言っていいでしょう。誰にでもできるものではないので、オリンピックシーズンは明るい選曲のLPでもいいのかもしれない。今まではオリンピックを意識しすぎなのか、選曲が重かったですから。

I Put a Spell on You、クイーン、ロミジュリと並び今シーズン大流行したプッチーニ。日本人が滑る蝶々夫人のLPでした。シーズン最初と振付が変わった部分はコレオシークエンスです。イーグルを入れ、スパイラルが後ろにズレた分、3Sの後にあった振付が省かれています。僕は変更後の方が好きです。今シーズンは3Sと和平協定を結んだのか、1度も失敗がありませんでした。3Sの後に間を作りすぎるとプログラムが中だるみしてしまうこともありえます。せっかく確率も上がったことですし、ジャンプをポンポンポンと入れた方が演技後半に向けての盛り上がりを演出するのにも適しています。3Sの安定が、こういった戦略をとらせたのかもしれませんね。実際見比べてみると分かるんですけど、コレオシークエンスの前の振付と3Sの後の振付が似た感じな上に、まあまあの時間をとっているために、対比や相乗効果を生むというよりは、冗長な印象を受けました。3Sの次の3F-2Lo-2Loのところは、日本に帰ってきた将校(夫)が私の名前を読んでくれたら・・・!と感情が高ぶっていくところなので、3連がピッタリ&タノもハマっていました。これがタノの有効活用というやつですか。レイバックスピンの後両足で回ってから、正逆正回転でくるっと回ってイーグルで盛り上がりの最高潮に。ここは主観的に人物を捉えています。チョクトーからは一気にトーンを抑えて、将校を待つ蝶々さんを傍観者のごとく、また遠景から撮影するように捉えて。「こんな作品でした」と締めくくる感じ。ワールドの滑りは見返すほどに素晴らしい。ジャンプに関していうと、3Lzは全日本でクリーンな着氷。GPFでは両足ですがマークなし、あとはアテンションかeでした。アテンションまでもっていければ、大きなマイナスではないので万々歳。でもその微妙なタイミングが難しいのでしょうね。他の選手が5種7トリプルで、セカンドトリプル2本を確実に成功させてくるので、3F-3Loを避けるのであれば3Tは確実に充足させて降りたいところです。2A-3Tは2/6という成功率でしたので、これは改善したいところ。3AはSP・LP合わせて、今シーズンは4本がクリーンな成功でした。何人が挑んだ選手はいますが、リーザがゴールデンスピンで成功したぐらいで、新規成功者は結局ゼロでした。女子の3A以上のジャンプは、男子と別扱いにしてもいいのかもしれません。回転が充足していたらボーナス1点、4回転の場合は1.5点とか。基礎点そのものを上げると男子のスコアがおかしくなるので、これは現実的な案だと思うのですけど。きっとないですよね。衣装が普通によくて、今シーズンは全然突っ込めなかったです。「襦袢!!!!!胸のところアカン!!!」みたいな突っ込み用意していたのに。

踊るリッツの夜のことを、おしゃれをしてリッツカールトンにいくプログラムなんて紹介をするから、パーティードレスの真央が出てくるという想像を膨らませた夏。すると・・・・・タキシード!そっちかーーーーーい。リンクサイドに誰か連れてきて、ストールとクラッチバッグ投げつけて、カクテルあおって踊り狂うというのを見たかった・・・いや、このプログラムも十分かわいいんですよ。

ワールドでは異様に重そうな髪の毛を振り乱して演技しておりましたが、来シーズンまでにカットするのでしょうか。シーズンが終わった後にエアウィーブのイベントに編みこみで出ていましたけど、試合でも編み込めばいいじゃん・・・いいじゃん・・・いいじゃん。

今シーズンの振付は両方ともローリーでした。どちらも素敵なプログラムでしたけど、いくら復帰のシーズンとはいえ、保守的すぎだと感じました。クラシックが多いので、もっと現代的な音楽を使ったものとか、映画のサントラを使ったストーリー性のあるものとか。なんにせよ、今までに滑ったことのないジャンルの選曲が見たいです。絶対に合わないだろうというもの・・・・・最近見かけないレクイエムフォードリーム?楽しい路線はI Got Rythem~メリポピ~素敵なあなた~リッツのラインで腹いっぱいなので、1つ重いのと1つ映画を希望しておきます。

現役続行を選んで今シーズン戦ってきました。決して順調にシーズンを送れたわけではありませんでしたが、来シーズン以降も競技を続けることを明言してくれて安心しました。若い選手のジャンプ力は魅力ですし、成熟した表現力を徐々に身につけてきています。でも、リアル大人スケーターの演じるものはやっぱり違うし、浅田真央のスケーティングでしか滑ることのできないものがたくさんあります。アイスショーでも滑ることはできますが、競技の緊張感の中でこそ生まれる感動があります。プレッシャーはあると思いますけど、スケートファンからすると、彼女自身が納得できれば、それで満足です。だからワールド7位で、世間からは惨敗扱いをされたとしても、いい表情を浮かべていてよかったなと思いました。あと2シーズン、晴れやかな笑顔が見られますように。
Comment:8
2016
04.27

ベストコスチューム

続いてベストコスチューム。

10位 ペニー・クームス&ニコラス・バックランド SD 「こうもり」

超ミニのスカートが多いクームスさんではかなり珍しいチョイス。チューリップから生まれたようにかわいい衣装。きっと親指姫なんですね。隣の燕尾の人は王子様ですね。

9位 アレクサ・シメカ&クリス・クニエリム LP 「エリザベス:ゴールデン・エイジ」

エリザベス女王と、エリザベスの思いを寄せるワイルドな探険家の衣装です。映画の中の衣装をモチーフにしています。邦衛さんの衣装はもっとトーンが暗い方がよりリアルなんですけど、氷の上だということを考えると、これぐらいの明るさの方がいいのかも。あまり暗くしすぎると、縫い込んだ飾りも見えにくいでしょうし。

8位 ロリーヌ・ルカヴァリエ SP 「I Know You」

ファンタジーの世界の、得体の知れない植物を具現化したような衣装。編んだショートカットと、短いスカートでスッキリとしています。いい女感出てます。

7位 ヴァネッサ・ジェームス&モルガン・シプレ SP 「I Put a Spell on You」

ヴァネッサの背中パッカーン、胸元バーーーン、際どいサイドスケスケーというヴァネッサにしか着られない衣装。いやらしく見えすぎず、スポーツとしてのラインは守っています。同じスタイルの白人選手がこれを着ても、こうはならないでしょう。黒い肌で黒いタイトなパンツ、黒スケ。まとまりがあるから、制服のように受け取れる。でもおしゃれ。

6位 鎌田英嗣 LP 「ドンファン」

ゴージャス過ぎて遠目からは何がほどこされているのか分からない衣装。鎌田にはこれからもおしゃれ番長として盛り上げて欲しいです。SPの衣装も好きでした。

5位 エカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー・ソロビエフ SD 「仮面舞踏会、ロミオとジュリエット」

初代紫、3代目青がありますが、僕は2代目白が1番お気に入りです。なぜなら、このプログラムは男に遊ばれていた女が、最後には男を手玉に取るようになるというストーリーがあるからです。だからこそ、白がいいんです。FDと同じく、風を受けてパタパタとはためくように作られているスカートも素晴らしい。今シーズンはスカート女神の座をカッペちゃんから奪いにかかったんですね。

4位 タチアナ・ヴォロソジャル&マキシム・トランコフ SP 「Nagada Sang Dhol」

ヴォロトラの衣装というか、モナリザの衣装。鮮やかな緑に花!花!花!はいきれい。これは花嫁と花婿だろうって?いや、きっとトランコフさんはホテルの従業員でしょう。おもしろい髪型でも就職できるホテルの従業員。

3位 イワン・リギーニ SP 「You Raise Me Up」

なぜか僕のツボに入ったリギーニさんの衣装。屏風の一部分のような模様がきれい。僕的には、超おしゃれなこいのぼりの真鯉なんですけどね。高い真鯉はキンキラしているじゃないですか。

2位 山本草太 LP 「ピアノ協奏曲」

袖キラキラキラー首周りキラキラキラーとにかくキラキラキラー。隅っこまでキラキラキラー背中もキラキラキラー。単色ではなくて、一見関係ない赤やオレンジや青を入れることによって、キラキラ度を増幅させているんですね。いい衣装。

1位 カロリーナ・コストナー EX 「アルビノーニのアダージョ」

動いている姿が美しすぎる衣装です。足を引っこ抜いた後のストッキングのようなものがたくさん引っ付いていて、それがピヨンピヨンといろいろな方向にはためくのが美しいです。胸元こういう風にすれば、おかしくならないのかというお手本のような衣装です。胸元の処理に苦慮している女子は真似して欲しいです。

ゴージャスでカラフルな衣装が好きなので、そういう衣装は必然的に上にきます。刺繍も好きなんですけど、今シーズンはそんなに目立たなかったです。グラデ衣装もビビッとくるものはなかったです。代わりに花を使っているスケーターがたくさん上にきました。キラキラピカピカを見ると元気をもらえます。
Comment:4
2016
04.26

エカテリーナ・ボブロワの出場停止処分が解除

http://www.isu.org/en/news-and-events/news/2016/04/statement-no-fault

ISUから出場停止処分解除するって連絡きた!という本人のコメントはありましたが、正式にISUが声明を出しました。ショートトラックとスピードスケートで同じく出場停止処分が課されていた3選手と共に、エカテリーナ・ボブロワの処分も解除となりました。

なぜこのタイミングで、このようなことになったのかというと、メルドニウムを摂取するとどのくらいの期間で体内から消えるかという推定を、科学的な根拠に基づいてできていなかったからだそう。それでもって基準ができまして、3月1日以前に検査が行われた選手(ボブロワはこれに当てはまる)に関しては、メルドニウム1~15マイクログラム、3月1日より後では1マイクログラム以下であれば、処分はされないようです。

また、現状では出場した大会は失格扱いにはならず、ボブソロのヨーロッパ選手権の結果は銅メダルのままです。

ひとまず大丈夫ということで、安心しました。今、違反でも取られようものならキャリア終了ですからね。なんとかなんとかなんとかギッリギリのところで、ロシア踏みとどまれそうです。ボブソロがいるといないでは、枠も変わりますし、団体のメダルの色にも関わってきます。何よりボブソロの滑りが見られることが嬉しいです。今後このようなことがないように、リストには気をつけて欲しいです。自分の身は自分で守ろう!
Comment:4
2016
04.26

ベストプログラム

今シーズンもベストプログラムから。

10位 クセニア・ストルボワ&ヒョードル・クリモフ SP 「I Put a Spell on You」

ホラン千秋のようなショートカットになったストルボワにピッタリの今シーズンの禁止曲&禁止音源。あんたをあたしのものにしてみせるんだから!という曲なのに、「男どもは皆あたしにひれ伏しなさい」の雰囲気を醸し出しているストルボワ様さすがです。ストクリのスピード感にもマッチしたプログラムでした。

9位 レイチェル・パーソンズ&マイケル・パーソンズ FD 「La Malamada、Palabras y Viento」

ドロドロ愛憎のタンゴではなく、足で刺すように鋭いオーラをまとったアスレティックタンゴ。技術は芸術になりうることの証明。文句なしの美女妹を支える、背中からも美しい兄のボディラインと、リードの巧みさ。無理に加速せずともスピードが出る気持ちのいいプログラムでした。兄頼もしいよ兄。

8位 リュボーフィ・イリュシェチキナ&ディラン・モスコビッチ SP 「Since I've Been Loving You」

本来であればここには、彼らのLPが入るところだったんですけど、最後の最後ワールドで大逆転しました。ステップがかっこよぎるんです。まずモスコビッチさんってこんなに素早く足元動かせるんだ!ということに驚きました。サイドバイサイドからクロス、退行も入れて、リンクを広く使う。クリムキンイーグルからのデススパイラルは、エレキのかっこいい音楽だからこそ合う。そしてイリが元気。モーモーのままでは見られなかったプログラムです。

7位 チェン・ペン&ハオ・ジャン SP 「Norwegian Wood、Come Together」

回転速度の素晴らしいデススパイラルから始まり、スロージャンプから即座にソロジャンプという、ワールドでは大事故が発生した挑戦的な構成。演技の終盤にツイストリフトを入れる、SPとしてはかなり珍しい構成。2人の表現力の高さの限界を試すローリーのドSなプログラム。ビートルズの曲をタンゴアレンジという珍しい音源でした。僕は2人の表現が好きなので、解散の話が出たときはとても残念でした。ユージャンとペンジン。2組がペンジャンとユージンを超える表現力を持つペアへと成長して欲しいです。本当に組むのなら。

6位 ロス・マイナー LP 「Too Much Love Will Kill You、Who Wants to Live Forever」

今シーズンの禁止歌手クイーンのメドレーです。このプログラムがなぜ選ばれたかというと、あまりにも繋ぎが自然すぎておもしろいからです。そしてSPと同じく哀愁に浸るようなテーマ。SPがOPだとすれば、これはEDです。エンドロールが流れます。40代か50代みたいですマイナーさん。そこがいいです。
主演:ロス・マイナー
演出:ローリー・ニコル
音楽:クイーン
協力:USFSA
撮影:各国のカメラマン
監督:マーク・ミッチェル&ピーター・ヨハンソン

5位 エカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー・ソロビエフ EX 「青いカナリア」

今シーズンのイロモノ担当。美脚のボブロワがこの変なスカートを穿くのがまたいい。ボブロワがソロビエフに向かってプンプンするところの指の振付は、一体何度真似したことか。真似したくなる振付がたくさん。そもそもピエロが好きなので、こんなのされちゃうと絶対に上位に入っちゃうんだよなあ。大人が真面目にふざけるの最高。

4位 デニス・ヴァシリエフス SP 「踊るリッツの夜」

たくさんの方向転換を入れながら、ビュンビュンと加速していくのが気持ちいい。ユーロでは3Fとステップでの転倒がありましたが、転倒すら表現の一部にしてしまう機転にも驚かされました。ユーロの後にステップの連続ループがなくなってしまったのは残念でしたが、それでも素晴らしかったです。今後これを超えるプログラムは出てくるのでしょうか。ぜひ踊り狂うプログラムを準備してください。

3位 マディソン・ハベル&ザカリー・ダナヒュー SD 「ハレルヤ」

全然ワルツではないワルツことハレルヤ。エリック杯の演技が感動的だったのは、2人の滑りが素晴らしかったのはもちろん、芋っぽさもあったからかもしれないです。シーズン後半は表情に自信がみなぎりすぎていました。その表情はこのプログラムを滑るためのものではないから。演技が始まって50秒間何もエレメンツを入れていないのに、まったく間延びをさせない膝の柔らかい滑り。紆余曲折を経た2人のドラマ。2人のスケート人生が詰まったようなプログラムです。何度見ても飽きない。

2位 マイア・シブタニ&アレックス・シブタニ FD 「Fix You」

心臓が鼓動を打ち、熱い血潮が体内を駆け巡る。体が熱を帯び、衝動が内から溢れ出してくる。止めようともしないし、誰に止められるものでもない。熱い熱い衝動が溢れ出してくる。観客の感情が2人の感情と混ざり合い、うねりを生み出す。会場が氷を溶かしそうなほどに熱を帯びる。きょうだいカップルであることを最大限に生かした、お互いを支え合うことがテーマのプログラム。きょうだいに限らず、お互いを支え合う関係であれば、誰もが自分に置き換えて考えることができる。分かりやすいのに深い。だから、このプログラムはこれだけ愛されているのでしょう。

1位 宮原知子 LP 「ため息」

シーズンを戦っている間に進化してゆくプログラム。最初は恋する女子高校生だったのに、女子大生へと変わってゆきました。図書館の窓際の席で勉強をしていると、石畳の上を友達と談笑しながら歩いていくあの人の姿が・・・。それを見ているだけという感じ。レベル上げのためのコンビネーションスピンの方向転換ですが、感情の揺れ動きのようにも見えました。話しかけようか・・・やっぱり止めておこう。というような。口づけは本人に向けたものなのか、それとも後姿に投げかけたのか、頭の中でなされたものかのか。いろいろな想像ができます。このエレガンスは演じようと思って出せるものではないでしょう。唯一無二の個性を武器に、このため息を超える作品を作り上げてください。

毎シーズン暗いプログラムで占められるのですが、今シーズンは少し違いました。かっこいい系統のプログラムが多めでした。そしてなぜかバンドが多い。ボーカルも多いです。かなりイレギュラーだと思います。出そうと思えばお気に入りはたくさん出せるんですけど、あえて削ることによって、プログラムへの思いも強くなります。果物を甘くするには実を減らすじゃないですか。選ぶ際はぜひ、数を絞ってみてください。自分の感情にシビアになりましょう。
Comment:10
2016
04.25

チームチャレンジカップ感想

わけのわからん滑走順の大会の感想。しれっと復帰。

1日目
Men's Group 1
1 Denis TEN(カザフスタン)92.63
2 Adam RIPPON(アメリカ)86.05
3 Mikhail KOLYADA(ロシア)70.60

コリヤダ
3T hd 3A 3Lz fall
この税抜88円のメロンパンのパッケージみたいな衣装も見納めとなるでしょうか。手首をやってしまったコフトゥンが結局出られずだったので大変だったでしょうけど、顔芸は今回も素晴らしかった。ダンカンコノヤロー。

テンくん
4T-3T 3A 3Lz
シーズン最後の超お疲れモードに突入しているテンくん。シーズン後半に見られるような「統べる」雰囲気がなくて、滑りのスケールが小さく、メリハリが足りないかなと感じました。でもやれることはやったという演技でした。

りっぽんぽん
3F-3T 3A so 3Lz tano
クワドレスですが、オールレベル4で揃えた演技でした。彼のスピンステップは+2をつけずして、何をつけるんだという質。昨シーズンはジャンプに集中したような構成だったと思うんですけど、今シーズンはトランジションにも相当力を入れたのが、点数にも反映されています。今回の演技で言えば、テンくんより高いスケーティングスキル、トランジションが出るのも納得。

Ladies Group 1
1 Evgenia MEDVEDEVA(ロシア)77.56
2 Satoko MIYAHARA(日本)73.28
3 Gracie GOLD(アメリカ)71.34

ゴールド
2Lz-3T 3F 2A
2Lz-3Tなのでマイナスはつかずでした。3Lzでタノろうとでもしたんでしょうか。ワールドはパーフェクトエアロビタンゴで、キレッキレの動きを見せておりましたが、今回は彼女もお疲れ気味。でもお疲れ気味の方がしなる体が美しく、表現としてはこちらの方が好み。フリップのエッジは分からない。全部アウトに見えてしまう病に感染しているので。

宮原
3Lz-3T 3F 2A
キレとしては四大陸、ワールドの方が上。でもこのクオリティーの高さが大先生。レイバックスピンはロシア女子のような派手な柔軟性があるわけではないのに、すごく魅せられます。朝露に濡れたバラが、朝日に照らされてゆっくりと開いていくような美しさ。フリップはよかった。これだと絶対にマークがつかないです。

メドベージェワ
3F tano-3T 2A tano 3Lo tano
オールレベル4なおかつ、全エレメンツで1点以上の加点をもらってモンスタースコアを出しました。スパイラルのスライドでの足の降ろし方がとても丁寧で、すごくよかったです。全然疲れを見せない質の高い出来。これはシーズン1番と言っていいかと。いまさらなんですけど、この衣装の胸の位置だと寸胴に見えてしまわないでしょうか。細いからいいんですけど。

Ladies Group 2
1 Gabrielle DALEMAN(カナダ)68.45
2 Roberta RODEGHIERO(イタリア)61.75
3 Rika HONGO(日本)60.43

本郷
2F 3T-3T 2A
KOSEちゃんのメイク気合入れていらっしゃる。なんかすごい。第1グループできれいに滑る選手たちが出たので、そこと比べてしまうとスピードだったり、タッチの美しさで差がつけられやすい滑走順になってしまったのかなと思います。そんなに悪くないと思うんですけど、やや加点も抑え気味でした。

デールマン
3T-3T 3Lz 2A
巨大な3T-3Tからのエレガントなトランジションへの流れがたまらんですね。3Lzで若干前のめりになっただけで、素晴らしい演技でした。後半の速いテンポのところで、もっと動けるようになれば、もっと素敵になりそうです。こういう曲にこれからもチャレンジしていって欲しい。

ロデギエーロ
3T-3T 3F 2A
ジャンプがきれいに3本入りました。最後のフライングシットのジャンプだけが乱れてマイナスがつきました。でもレベルは4をしっかりと。

Men's Group 2
1 Shoma UNO(日本)105.74
2 Nam NGUYEN(カナダ)64.91
3 Michal BREZINA(チェコ)64.54

ミハル
3A 1S 3F fall
シーズンオフモードで太くなら・・・ない。お前はちょっと太くなれ。3Fだけなく、ステップでも転倒。+2をつけていたジャッジは、ステップが終わったと判断したのでしょうが、あれは明らかにステップ内のような気がします。

昌磨
4F 4T-3T 3A
4Loじゃなくて4Fなんかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい。そして決めるんかーーーーーーーーーーーーーい。ワールドは自分追い込みすぎな、エッジの効いた演技でして、表現としてはあちらの方がよかったのかも。まだ4回転2本で、演技まで完璧に入れられるまではいっていないのかも。いやーでもすごい。コンビネーションスピントラベリングしなかったのはよかった。シーユエの驚く顔かわいいよ。インタビューが普通に喋れ過ぎていて怖い。どうしたのほんとに。

ニューエン
4T fall 3A< fall 3F-3T
ジャンプの助走の時点で転倒が分かってしまうぐらいにスピードが足りない。それは1番本人が分かっているでしょうから、辛いだろうなと思います。

Men's Group 3
1 Boyang JIN(中国)93.18
2 Jason BROWN(アメリカ)87.72
3 Sergei VORONOV(ロシア)62.55

ボーヤン
4Lz-3T shaky 3A 4T shaky
リンクの広さが4Lzに対応していないのかもしれない。よし、ルールを変えよう。4Tはスピード足りないか?と思ったんですけど、少し詰まっただけで抑えられました。ステップでジャッジに向かって耳の後ろからフェロモンビームを放っていました。加齢臭なんてまだ出ないのに。

ブラウン
3A hd 3F-3T 3Lz
復帰戦でプログラムを変えてきました。この衣装は正解?随分と体がガッチリとしまして、雰囲気が変わりました。彼はフットワークタイプで、滑りがそんなに伸びるタイプではなかったんですけど、ここが改善されて、すごくきれいなスケーティングに進化していました。

ヴォロノフ
4T< fall 2A 3Lo shaky
ジャンプ3つとも失敗。コンビネーション入らずでした。チェンジシットでバランスを崩し、ステップもうーーーーーん?という感じ。キスクラではディーンに、触れてはいけない髪型をクシャクシャされる追い打ち。そこは聖域ですよ。

Ladies Group 3
1 Ashley WAGNER, USA 74.54
2 Elizabet TURSYNBAEVA, KAZ 65.44
3 Elena RADIONOVA, RUS 61.36

トゥルシンバエワ
3Lz 3S-3T 2A
3Lzは待ちが長かったので、もっとたくさんのジャッジがマイナスをつけると思ったのですが、1人が-1で、6人が0でした。そんなもんなのか。このプログラムはとてもよかったので、来シーズン完成形が見たいなと思っていました。でも今回見られたので、変えても大丈夫です。

アシュリー
3F-3T 2A 3Lo
チェンジコンビネーションアシカみたいな手拍子煽りスピンは、おもしろい上にレベル4を獲得。さらに耳に手を当てて煽る。試合のキレというよりは、ショーを見ているかのような楽しさ。

ラジオノワ
3Lz shaky 3F-3T fall A
カメラが腕に寄りすぎて腕毛まで見えました。処理しないタイプ。3Lzをミスしそうでミスしなかったのが、ついにここで出てしまいました。逆にここまでよくミスしなかった。ここでミスしてもええんやで。キスクラで後ろに控えてるミハルとバックランドの生え際ラインが素晴らしい。チームヨーロッパの生え際過半数が怪しい。

Team Singles Competition
1 Asia 64
2 North America 62
3 Europe 54
Top scoring lady with 77.56 points: Evgenia MEDVEDEVA
Top scoring man with 105.74 points: Shoma UNO
1位の6人には6万ドル山分け、2位は4万2000ドル山分け、3位は3万ドル山分け。各種目1位の選手にはボーナス5000ドル。アニメグッズいっぱい買えますね。

2日目
Pairs Group 1
1 Alexa SCIMECA / Chris KNIERIM(アメリカ)122.15
2 Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE(イタリア)105.88
3 Sumire SUTO / Francis BOUDREAU-AUDET(日本)100.78

すみオデ
2Aの着氷やスローループの転倒はありましたけど、悪くはなかったです。スローループは高さが足りないので、練習が必要ですね。コレオシークエンスでマイナスをつけたジャッジがいますが、音楽表現が乏しかったでしょうか。チームアジアの子供たちのコミュニケーション全然取れてない感おもしろい。点数修正で2.5点も点数上がった。

デラモデル
おおおおおおおおおおお!!!いつものデラモデル。最近すっかり安定感を身につけてしまったから、懐かしさすら覚えます。ペアスピンのくんずほぐれつなポジションチェンジの仕方はおもしろい。スピンそのものはブレてしまったけれど。ワールドで、このプログラムは「宇宙への旅」をテーマにしていることを知り、わけが分からなくなりました。汚染された地球から、新たな星を探しにいくのかな?

シメクニ
シメカさんが珍しく髪を下ろしての演技。クワドツイストは回避してきました。3Tでは愛のシンクロナイズドフォール。加点しているジャッジはいなかった。全体的にまったりとした演技で、まったく怒りもせずニコニコと滑りきったシメカさん。こんなのシメカさんじゃない!!!

Pairs Group 2
1 Meagan DUHAMEL / Eric RADFORD(カナダ)147.48
2 Ksenia STOLBOVA / Fedor KLIMOV(ロシア)130.46
3 Xuehan WANG / Lei WANG(中国)118.78

わんわん
安定の不安定ソロジャンプ。ですがきれいなスロージャンプが後半に2本入りました。スイハンが出る予定だったところで、出ることになって大変だったと思いますが、よくがんばりました。ペンジャンとユージンの組み換えがあり、来シーズンわんわんがどれだけ押されることになるのか。成績が上でも派遣をもらえないのか、冷遇されるのか。今から心配。

ストクリ
3-3-2を跳んでいる2人にとっては、3-2-2など朝飯前といった感じ。3-3-2を練習することによって、3-2-2の質がとてもよくなりました。珍しくスローサルコウで転倒しました。高さも幅も足りませんでした。投げた後にクリモフが「あわわ・・・」となっていたのがワロタ。ヴォロトラとタラモロがバカンスに行っているのに、アメリカで練習を続けて大変だったでしょう。思う存分太陽の光を浴びていらっしゃい。

デュハラド
メーガンの髪型が、武家の世継ぎみたいなんですが。これは正解?3Lzはステップアウトですが、スロークワドは決めました。勢いはワールドに劣りますが、丁寧で質の高いエレメンツでした。そもそもこのプログラムはこういうものなのかもしれません。笑いながら演技する曲ではない。珍しくメーガンが疲れているようです。

Dance Group 1
1 Madison CHOCK / Evan BATES(アメリカ)111.30
2 Penny COOMES / Nicholas BUCKLAND(イギリス)100.90
3 Shiyue WANG / Xinyu LIU(中国)83.18

ワンリウ
サイドバイサイドの動きや、向かい合って手を繋ぐ部分が多いのは多少気になるところですが、2人の動きが演技序盤からよく揃っているのが気持ちいいです。中盤のボーカル曲のパートで、前半のいい部分がリセットされてしまう気がします。テンポの変化が必要なので、仕方ないことではありますが。もうちょっとかっこいい、シュピーーーンとした雰囲気のプログラム作りをして欲しかった。

ペニコラ
バックランドの描くカーブの鋭さマジ痺れる。くるくるムーブメントの後のトランジションからサーキュラーあたりまでマジ痺れる。ミッドラインのバックランドがツイズルしてから、クームスをくるくる回す振付あれすごくいい。こう・・・なんというか・・・デュルルルルルルドーーーン!って感じで。

チョクベイ
前の振付が好きすぎて批判的になってしまうのですが、今回の滑りは素晴らしかったと思います。でもこのプログラムに覚える違和感は何なのだろうかと。個人的に思うのが、2つの別のプログラムが繋げられているような気がしてしまうんです。前半の艶かしい動きから、ツイズルを経て、はいリセット!ジャーーーン!みたいな。展開と捉えるべきなんでしょうが、もっともっとカーブを生かした滑りを見せて欲しかったです。単純というか、もう一工夫が個人的に欲しかった。チョクベイはそれができるクラスのカップルですからね。だからこそ外注を願いたい。

Dance Group 2
1 Kaitlyn WEAVER / Andrew POJE(カナダ)111.56
2 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE(イタリア)108.96
3 Rebeka KIM / Kirill MINOV(韓国)82.18

ウィバポジェ
ツイズルは回転こそ合っていましたが、2人の間隔が広かったです。ウィバポジェツイズルは間隔の狭さこそが持ち味なので、これだと加点が抑えられるのもやむなし。ダイアゴナルの滑りが素晴らしかったです。歩幅の大きさと、サーペンタインに見えてしまうほどの移動距離、2人の近い間隔でクリーンに滑る。魅せられました。でも会心の出来ではないかな。今シーズン、そういった演技を見られなかったのが残念です。プログラムが難しすぎたのかもしれません。4分という制約の中で、互いを支え合う1組の男女という、大きなテーマを演じるのは難易度が高かったでしょう。もしこれが6分とかなら、あと1度展開を加えて、さらに分かりやすくできたのでしょうが。でも中間年に必要な挑戦だったと思います。カップルとしての完成度を追い求め、高みを目指す姿勢は素晴らしい。

キムミノ
このプログラム結構好きで、ツイズルの軽やかさとか、スピンに入る前のつま先立ちのおつな感じとか。素敵ポイントがたくさんあります。ちょっとサーキュラーが詰まっているのと、男女が離れすぎてしまうのが気になりました。ここはシャープにピシャーっと締めたいところですね。コレオツイズルは、導入が発表されて僕が想像していた、まさにそのものをやっています。女性がスピンして、男性がわーーーいってするやつ。

カペラノ
ワールドからパーフェクトツイズルがやや不調。+2はもらえるんですけど、+3が並ばないです。アメリカでも練習しているのに、アメリカが合わない?いつもに比べると滑っていたとは思わないんですけど、動きが速くて、悪くはなかったかな?と。ステップで+3も並びましたし。後半は疲れが見えました。年齢的なものもあるのかもしれない。あと2年体もってください。

Top scoring dance couple with 111.56 points: Kaitlyn WEAVER / Andrew POJE
Top scoring pair couple with 147.48 points: Meagan DUHAMEL / Eric RADFORD
それぞれ5000ドル(各組につき1万ドル)獲得おめでとうございます。

Men's Group 1
1 Denis TEN(カザフスタン)147.77
2 Sergei VORONOV(ロシア)132.79
3 Nam NGUYEN(カナダ)127.10

ヴォロノフ
4T td 2A 3T-3T 2Lz 2A 3S 3Lo-2T-2Lo ot 2A-2T
3Aも3Lzも抜けてしまい、2Aが3本になってキックアウト。女子選手の基礎点より低くなりました。変なプログラム(今度こそ)ファイナルは、いい出来にならずに残念。

テンくん
2S 4T fall 3A 4T fall 1A 3F-1Lo-3S 3Lz 3Lo
ステップだけが目立ってしまうプログラム。作り込む時間も滑り込む時間も足りなかったのかもしれません。コレオシークエンスはもう少し振付を増やして欲しいです。トランジションみたいな形でサラーっと終わってしまったので。来シーズンも使うのだとしたら、これからのブラッシュアップに期待。

ニューエン
4T fall 3A<< ot 3S 3A so 3Lz 3F-3T shaky 1Lo 3F-2T-2Lo tano
ジャンプだけでなくステップでもコントロールができなくなっています。+2が1つもつかないという、危機的な状態。オーサーから離れて、プロムデートにYESの返事をもらったエドモンズのチームに移るそうです。ここでどう変わるのか。このプロムの誘い断れねえよ・・・圧力すげえよ・・・デールマンとゴールドのアイディアこええよ・・・。クラスのイケイケグループ女子に屈する中堅グループ男子かよ。

Ladies Group 1
1 Elena RADIONOVA(ロシア)133.31
2 Rika HONGO(日本)122.15
3 Gabrielle DALEMAN(カナダ)115.93

本郷
3F-3T< 3S fall 3Lz 2A-3T 3Lo shaky 3F< fall 2A-2T-2T tano
3-3のセカンドはアンダーローテーション。3Fは回転が足りずに転倒。タノサルコウはとてもよかったです。1、2個がちょうどいい。3Lzは跳び上がる瞬間はなんとかアウトって感じですか。でもインに戻ってきてしまうかもしれなくて危ないところ。転倒で疲れてしまったのか、ワールドのときのようなフワアアアアアアアアア!という雰囲気は出せませんでした。

デールマン
3T-3T 2Lz 3F<< df 3Lz-2T 3Lo< shaky 3S-2T-2Lo 2A
3T-3Tのセカンドの殺傷能力がSPよりアップしました。2Lzがあまりにダイナミックなので加点をしているジャッジもいました。最後時間が足りなくなってしまい、2度のバレエジャンプの高さを出さずに、急いでフィニッシュしていました。これからはもっと不健康な雰囲気も出していけるといいなー。

ラジオノワ
3Lz-3T 3F 3Lz 3Lo-1Lo-3S 2A 3Lo< 2A-2T
衣装はとりあえず着る。でもワールドのやつは封印。昨シーズンも日本で作った衣装を義理堅く国別で着ていましたし、そういう性格なのかもしれません。来シーズンは極妻でも滑りますか。3Loがアンダーローテーションになりましたが、最後にコンボのリカバリーをしました。3Loあたりではスタミナ切れを起こしていたので、ラジオノワもお疲れモードってことですね。ロシア人以外もマラディエッツコール。

Ladies Group 2
1 Gracie GOLD(アメリカ)142.00
2 Elizabet TURSYNBAEVA(カザフスタン)123.61
3 Roberta RODEGHIERO(イタリア)105.00

トゥルシンバエワ
3Lz<-2T-2Lo tano 3Lz 3F so 3S-3T 3Lo 2A-3T 2A
演技終了まで元気に滑りきりました。これが若さというやつですか。カザフスタンは大量の派遣に耐えられるだけの体力がないとやっていけませんからね。ピョンチャンのシーズンも世界ジュニアと四大陸出されるカモナー。ミノフハイタッチしてもらえなかった・・・。

ロデギエーロ
3Lz e-2T 3F 3T+2A 3F fall 3Lo 3S 2A
後半の3Fで+1をつけているジャッジがいますが、これは押し間違いのようです。SPと同じくフライングシットでミスがありました。こちらはレベル1の上にVマークがつきまして、かなり点数を失いました。全体的に見るとそんなに悪くなかったです。

ゴールド
3Lz-3T 3Lo hd 2A 2A-3T 3F-2T 3Lz 3S
ステップは少し元気がないように見えました。ドヤドヤファイアーバードではありませんでしたが、しっとりしていてこれはこれでアリです。3Fから3連をつけようとしましたが、2Tの後に止めました。くるんと回って「はい!元々こういう振付でしたから!マイナスつけんなスマーイル!」という感じでよかったです。上手。

Men's Group 2
1 Adam RIPPON(アメリカ)166.68
2 Michal BREZINA(チェコ)158.30
3 Boyang JIN(中国)156.71

ボーヤン
4Lz so 4S ahd 3A fall 4T-2T 4T so 3Lz-3T shaky 3A so 3F so
珍しいこともあるもんだ。これだけミスが出るとは。でも全部回転が足りていました。回転が足りていればこれだけのスコアに踏みとどまれる。抜けないことの大切さを教えてくれる演技。

ミハル
3S 3F-1Lo-2S 3A 3F-3T 3A so 3Lz 3Lo 2A
3Aのミス1つありましたけど、きれいに演技をまとめてくれると安心します。4Sなくても、まずはプログラムのよさを見せることを第一に考えて欲しいです。PCSが落ち始めるとなかなか評価を上げられないので。今シーズンの4Sは結局ナショナルで降りた1回だけでした。転倒が非常に多かったです。来シーズンはどうなるでしょう。

りっぽんぽん
4Lz<< fall 3A-2T 3Lz tano 3A 3F-3T 3Lo 3Lz so 3S
キレキレではありませんが、伸び伸びと滑っています。ステップの1つ1つのムーブメント、スピンの出方なんかがヌルヌルヌルヌタヌタヌタとしていました。マーガリン!トランス脂肪酸!というようなヌッタリとしたタメ具合。でも体に悪くてもいっぱい食べてしまいたい演技。

Men's Group 3
1 Shoma UNO(日本)192.92
2 Jason BROWN(アメリカ)181.50
3 Mikhail KOLYADA(ロシア)165.48

昌磨
4F 3A-3T shaky 3Lz shaky 3Lo 3S 4T shaky 4T hd-1T 3A-1Lo-3F
マモノにとりつかれていたワールドとはまったく別の表情。こいつ・・・笑ってやがる・・・?フィギュアスケート史に残る意味不明なジャンプの順番。ナンデソンナ体力アルンデス?来シーズンも謎の順番のまま跳ぶのかどうか。この構成でノーミスなら確実に200点は出ます。SP100点と合わせて、おいでよ昌磨300点クラブへ。

コリヤダ
4T fall 3A-3T 3A 3Lz 3Lo 3Lz-2T 3S+2A df 2A
表情作りすぎて白目になりそう。それはそれでおもしろいかも。前見えないけど。ジャンプ5つスピン1つジャンプ3つの前半に固められた演技なのに、そんなに偏っている感じがしないのは、スピードを生かした質の高いジャンプだからでしょうね。キスクラで何やってるんだ?たけのこニョッキッキ?季節ですもんね。

ブラウン
3A-2T 2A 3A so 3Lz 3F-3T 2A 3Lo 3Lz-1Lo-3S
ポニーテールが骨付きからあげみたいで美味しそう。ファンスパイラルからの2Aすごすぎて、ヌフンってなりました。ステップのこの身のこなしの美しさ。これはすごい。これはすごいぞ。これはすごすぎる。+3消極派の僕ですら、もしジャッジなら迷いなく+3連打ですよ。ジャンプのコールすら不要の完成された世界。ガラスのショーケースの中で踊る1体の人形のような美しさ。

Ladies Group 3
1 Evgenia MEDVEDEVA(ロシア)151.55
2 Satoko MIYAHARA(日本)145.02
3 Ashley WAGNER(アメリカ)143.20

宮原
3Lz-2T-2Lo tano 3Lo 3F 3Lz 2A-3T 3S 2A-3T
ミスパーフェクトさん、当然のようにノーミス。成長なのか矯正なのか自信なのか、顔つきが随分と変わってきました。後ろにがんばろう九州くまモンがいた。

メドベージェワ
3F tano-3T 3Lz tano 3F tano 3Lo 2A tano-2T tano-2T tano 3S-3T 2A tano
当然のようにノーミスその2。ルッツのエッジはいつもよりも、とりゃああああああああああ!アウトじゃあああという感じでした。これだとつかないです。いつも素晴らしいから、言うことがなくなってしまいました。不調とかもないですしね。

アシュリー
2A 3F 2A-2T 3Lo-1Lo-3S td 3F-3T< df 3Lo 3Lz
前半に入れられなかった3F-3Tを後半に持ってきたせいで、ステップの時間が少し足りなくなり、完璧な間を作れていませんでした。もしかしたら少しは点数に影響したかも?3Lzはマークはついていませんが、ジャッジが1人-1をつけました。これはエッジがフラットだったからでしょう。アテンションにするか、何もつけないか微妙なところですね。eはつかない感じ。ふとももグルグルテーピングの中お疲れ様。

Standings (Final)
1 North America 892.42
2 Europe 848.06
3 Asia 820.22
各チームペア1位、ダンス1位、女子上位2位、男子上位2位の合計点で順位が決まりました。1位は21万ドル山分け、2位は14万ドル山分け、3位は10万5000ドル山分けです。

シーズン終わりました。レビューやりますかね。

Comment:20
2016
04.07

ISUコミュニケーション1998

http://static.isu.org/media/311223/1998_id_technical_requirements_season_2016-17.pdf

2016-2017シーズンのアイスダンスのルールについてです。

ショートダンス
演技時間は2分40秒±10秒 (今シーズンより10秒減少・ISU総会での議題)

リズム:ブルースと、スウィングとヒップホップの中から1つ以上
パターンダンスの課題:シニア→ミッドナイトブルース、ジュニア:ブルース
ヒップホップの歌詞には、攻撃的で人を不快させるようなものを含んではならず、アイスダンスの競技会にふさわしいものを選ばなくてはならない。

必須要素
シニア
1.ミッドナイトブルースのパターダンス
2.ショートリフト
3.パーシャルステップシークエンス(ホールドあり)
4.ノットタッチステップシークエンス
5.シークエンシャルツイズル

ジュニア
1.ブルースのパターンダンスセクション1
2.ブルースのパターンダンスセクション2
3.ショートリフト
4.ノットタッチステップシークエンス
5.シークエンシャルツイズル

フリーダンス

必須要素
シニア
1.ショートリフト
2.コンビネーションリフトか2つのショートリフト
3.ダンススピン
4.ストーレートラインステップシークエンス(ミッドラインかダイアゴナル)
5.カーブドステップシークエンス(サーキュラーかサーペンタイン)
6.シンクロナイズドツイズル
7.コレオグラフィックエレメンツ1
8.コレオグラフィックエレメンツ2 (ISU総会での議題)

ジュニア
1.1つのコンビネーションリフトか2つのショートリフト
2.ダンススピン
3.ストーレートラインステップシークエンス(ミッドラインかダイアゴナル)
4.カーブドステップシークエンス(サーキュラーかサーペンタイン)
5.シンクロナイズドツイズル
6.コレオグラフィックエレメンツ

衣装
リズムに合うのであれば、女子選手はパンツまたはショーツが可能。

だいたいこんな感じでした。SDの演技時間が10秒短くすることをISU総会の議題に上げるそうです。普通に通ると思います。シニアの課題がパターンダンスのステップ5~14という中途半端な場所の指定になっています。これはジャッジ席前の中心から、その反対側までです。ステップ14が終わって、即座にパーシャルが始まり、1周半滑ります。パターンダンス要素がどんどん削られていきますが、ここまでするならいっそ殺して。パーシャルもノットタッチもあるので、かなりステップに重きを置いた改正と言えます。パターンダンスでなんとかミニマムを獲得していたカップルは、これで取りにくくなるでしょう。SDの衣装は長ズボンでも半ズボンでも女子選手は大丈夫になるようです。女子選手はスカート指定だったので、これは楽しみです。

FDではコレオエレメンツが1つ増えました。2つともコレオリフト、2つともコレオスピンという使い方はダメです。コレオリフトとコレオスピンとか、コレオツイズルとコレオスピンとかじゃないといけません。

ステップと独創性を大事にするという方向性でしょうね。いいよいいよー。
Comment:2
2016
04.06

ナン・ソン 本当に引退

https://skatingchina.com/2016/04/nan-song-moment-of-farewell/

ナン・ソンの言葉による、マジ引退宣言が出ました。「あれは飛ばしだよ」という話が出て、一旦はこれ引っ込めたんですけど、なんだかモヤモヤとしていたので残していました。そうすると、案の定でした。引退後はまだ確定ではないものの、コーチになることを考えているそうです。世界一かっこいいコーチになってください。引退は残念ですが、体は限界に近いでしょうし、気持ちよく見送りたいです。

さようなら平成生まれ昭和育ち。
Comment:7
2016
04.06

新カップル結成 トゥルッキラ&ヴェルスルイス

http://www.sportti.com/uutinen.asp?CAT=4-5&ID=309278

フィンランドのユリア・トゥルッキラマティアス・ヴェルスルイスが、それぞれシングルからアイスダンスに転向し、カップル結成が決まりました。トゥルッキラは、体がジャンプに耐えられないほどになっていたそうで、ヴェルスルイスにカップル結成を持ちかけ、決定したそう。ヴェルスルイスはスケートをするモチベーションをなくし、スケートを楽しめなくなっていたそうです。コーチはフィンランドのカップルといえば・・・のマウリツィオ・マルガリオです。

トゥルッキラの身長が164cm、ヴェルスルイスの身長が175cmとなっています。実際はもう少し高いかもしれません。お互いに1994年生まれの21歳のカップルです。美男美女のカップルがまた誕生します。セシリア・トルンがシングルから転向し、3シーズン目にして、今シーズン大成功を収めました。転向してすぐに結果を出せるとは思いませんが、数年先まで活躍するカップルになって欲しいです。リンドホルムさんが2人とも引退してしまい、フィンランドのダンスは1組だけになっていたので、新しいカップルは嬉しいです。フィンランディア杯では見られるでしょうか。
Comment:0
2016
04.04

世界選手権 5日目 エキシビション

シメクニ
北米おなじみのしっとりエキシ。ちゃんとネタエキシもあるのに、ワールドに向けてしっかりとしっとりさせてくるあたり、あめりかのDNAには抗うことができません。シメカさんがソロスピンで転倒したので、その場で「わーーーーーい」と回転する見所がありました。かわいい。

1scimechni.jpg

ポゴリラヤ
ザ・センターウーマン。正統派からネタエキシまで取り揃える甘えのない美人に成長しました。しっとりのなかシャキシャキドロドロロシアのタンゴはありがたいです。すっげえ苦悩してます。

2anna.jpg

りっぽんぽん
ベンジー・シュウィマー作の新エキシでした。りっぽんぽんが輝かしいほど美しい存在になっている。しっとりしているのに面白みがある演技でした。くねくね。

3rippon.jpg

ゴールド
今日もスクールカーストの頂に立ち、手下どもをアゴで使いそう感をぷんぷんさせるゴールドさん。3Lzで転倒は緊張の糸が切れてしまったのかもしれません。これは優勝してこそって感じのエキシでしたし、後ろの方で滑れないのが残念。

ストクリ
鉄板の3Tで失敗したのはストルボワさん。こちらも疲れてしまったかな。ペアでソロジャンプをエキシでやろうという時点で結構おかしいんですけど。扇風機でいうと「強」首振りなしみたいなストルボワさんが、今日は女っぽい。ついに色気が。室井佑月みたいな髪型にしたから?

ボーヤン
4Tや3A、スーパーボールプレゼント、腹チラ、変な曲と一切の妥協をしないボーヤンエキシ。無表情マイコーからここまでの進化を遂げました。スーパーボールどこで買うんだろう。近所の駄菓子屋かな。

4boyang_20160404054146306.jpg

チョクベイ
露骨なエロプログラム。健全すぎるものが多いから、これぐらい度数の強い酒を出してくれた方がありがたい。これに触発されてアメリカ人もエロに走らないですかね?走りませんね。シュピルバンドは正統派にこだわっていますけど、チョクベイはこっちでしょう。個性派にいきましょう。

宮原
エロの後にカタルシス宮原。これはお茶の間でも安心して見られますね。R指定はつきません。大先生の3Tの流れすごくいいなー試合ではコンボにつけなくちゃいけないから、なかなか見られない。

6satoko.jpg

スイハン
成長を見せるしっとりはそれでそれでいい。変なパペット、変な鎧、変なゾンビと今までネタに走ってくれていたので。スローサルコウミスったのは投げ疲れか。

Pさん
この衣装は、Pさんのベスト&カーディガン衣装の中でもかなり上位だけど、いかんせん巨乳感が物足りない。もっと巨乳をアピールしようはなかったのか。あ、スケートはきれいでしたよ。

7Psan.jpg

カペラノ
アメリカの往年のホームドラマのごとく、笑い声を入れるタイミングが完璧な観客。これが観客と一緒に作り上げるということか。この30代のゴリゴリに大人のカップルがやるというのがいいんですよねー。リフト中に欠伸してたの気がつかなかった。凝ってる。

8lanottesan.jpg

ヘイドネッツ
今週末にシンクロのワールドがあるのに、ここに出て大丈夫なのかと心配になるチーム。ここ代表ですよね多分。友達との花見キャンセルされるだろうからシンクロワールド見るか。今週末ハンガリー開催ですよ。まーたハンガリー。

アーロン
体操選手のレイズマンをエキシに招待したけど、ナショナルキャンプがあるから断られてしまったアーロン。なるほど、そのための透け乳首&腹チラですね。この男策士。

9max_2016040405425281f.jpg

真央
ユズル・ハニュウ氏の英語での紹介で登場。発音をがんばる羽生。衣装が短パンになりました。短パンの方が3.5倍よく見えます。あのパンツは重く見えちゃうから。

10hanyunoshoukai.jpg

コリヤダ
1学年5人しかいない北海道の田舎町で、毛糸の帽子と耳あてしてそうな顔してジャンプをポンポンと跳ぶコリヤダさん。リンクに何か落ちていたのかフラワーボーイがやってきましたが、適当に演技スタート。それでいいのか。

サフマソ
北米仕様のしっとり。エキシでもスローが両足着氷。うまくいけば4回転も入れられると思うので、オフの間に直して欲しいです。しっとりだけど素敵でしたよー。マッソーは感情が高ぶると顔がまっかっかになるマンだと、ユーロの泣きと今回の喜び様で分かりました。まっかっかにも注目しましょう。

アシュリー
マブダチから紹介されるアシュリーさん。衣装が素敵なのに赤いヘアゴムが適当っぽい。しっとりしっとり。ミディアムにしっとり。

シブタニズ
月の光が差し込む森の中で踊る妖精さんですなあ。いやー美しい。このワールド2番っていう位置で滑るからこそ、余計によく見えます。

11hideo.jpg

羽生
ゆづるはぬーさん。このプログラムも見納めですか。さようならヒラヒラしたやつ。来シーズンはネタプロを。ネタプロをお願いします。

デュハラド
ワンリウのせいでラベンスバーガーワルツが浮かんでしまうピアノマン。ピアノマンはピアノが上手なラドフォードさんのことです。いたって健全な北米プロですが、定番は盛り上がります。

12duharad.jpg

メドベージェワ
新プロYou raise me upでした。昨晩はフジのインタでムーンライト伝説を歌い、ただのアニオタであることが日本のお茶の間にも広まりました。これでファンが73人ぐらい増えたな!

13medve.jpg

パパシゼ
クラブにいそうな人たち風新エキシ。もっと照明をキラキラピッカピカな感じにしてほしかったのに。北米の照明ってどうしてこんなに手抜きなのか。いや、アメリカにしては相当がんばっている方ですけど。

なんですくん
闘牛プロでも捜査官でもなく、しっとり新エキシでした。そうだ、なんですくんはワールドで新エキシ発表する派の人なんでした。なんですくんのしっとり新鮮。

14javi.jpg

フィナーレが若干グダグダだけど、みんなで自撮り風のフィニッシュをしました。きっと運営との間で
運営「すみません、ひでおさん自撮り係引き受けてくれませんか?」
ひでお「あ?その代わりビデオ用の資料提供しろよ?」
運営「はい・・・わかりました・・・・・」
というような密約が交わされていたに違いない。

15wearethechampions.jpg

16jump.jpg

シーズンも残すところあと少し。
Comment:4
back-to-top