2011
06.30

ちょちょちょチョクベイ

新しいカップル結成

マディソン・チョックエヴァン・ベイツです。

今シーズン、ベイツさんが移籍をしてきて1年間一緒にトレーニングをしていましたから、トライアウトしない手はないだろうということだったのでしょう、実力者同士がカップルを組んで、いい方向へ行ってくれることを願っています。

チョックさんの場末感+ベイツさんのまとわりつくような笑顔は、きっとラテンのSDにマッチするはずです。
全米で表彰台のぼって、ISUチャンピオンシップスに出て欲しいです。GPシリーズには間に合うかは微妙なところで、地元枠のあるスケアメは初戦ですし、そちらには難しいかなと思います。年明けの国際Bなんかでも見たいですねぇ。

楽しみ半分、ドキドキ1/4、違和感1/4です。
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2011
06.27

ロシアのナショナルチーム

男子
ジャン・ブッシュ
セルゲイ・ボロノフ
アルトゥール・ガチンスキー
コンスタンティン・メンショフ
エフゲニー・プルシェンコ
イワン・トレチャコフ

女子
ソフィア・ビリュコワ
アリョーナ・レオノワ
ユリア・リプニツカヤ
クセニア・マカロワ
アデリナ・ソトニコワ
エリザヴェータ・タクタミシェワ

ペア
ベラ・バザロワ&ユーリ・ラリオノフ
タチアナ・ボロソジャル&マキシム・トランコフ
カタリーナ・ゲルボルト&アレクサンドル・エンベルト
リューボフィ・イリュシェチキナ&ノダリー・マイスラーゼ
川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ
クセニア・ストルボワ&フェドール・クリモフ

アイスダンス
エカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー・ソロビエフ
クリスティーナ・ゴルシコワ&ヴィタリー・ブチコフ
エレーナ・イリニフ&ニキータ・カツァラポフ
クセニア・モンコ&キリル・ハリヤヴィン
エカテリーナ・リャザノワ&イリヤ・トカチェンコ
ヤナ・ホフロワ&フェドール・アンドレーエフ

ジュニアとノービス、リザーブチームもありますが、一応こんな感じで。実力と期待値を考えて、なんとまあいい具合に仕上げたことでしょうか。
リザーブチームにはオクサナ・ドムニナ&マキシム・シャバリンの名前もありますが、トリノの後にトトマリがずっとナショナルチームに入っていたってこともありますし、競技会に戻ってくるかは・・・・・どうなんでしょうね。でも見たいですよね。
ポリーナ・シェレペンはリザーブチームに名前が入っていて良かった。
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2011
06.26

安藤さんはやっぱりおやすみ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110625-00000283-sph-spo

安藤さんが来シーズンのGPシリーズを欠場すると正式に発表しました。
ただ、シーズン全ての休養を発表しているわけではないんですね。でも、出ないんじゃないかと思います。
ソチを目指しているそうなので、ゆっくり休んでもらって、また彼女の演技が見たいです。
新しいエキシビションがブラックスワンということで、非常に楽しみにしています。


それから別の話で、大輔さんのSPの振付師がデヴィッド・ウィルソンに決まっているそうですね。僕は彼が一番好きな振付師なので、とても嬉しく思います。いろんな振付師と一緒に仕事をするのは、とてもいいことですし、また違う世界が開けそうな予感がします。ドラマチック、ロマンチックなプログラムだったら最高。LPは引き続きカメレンゴですが、来シーズンは大輔さんの意向を取り入れたプログラムになるようで、クラシックを使ったものになるみたいです。こちらも楽しみです。

アサインが延期したのはカップル競技に穴があきすぎたから?
ダンスのアサインが8枠に減っていたとしても、WS上位26組に2枠ずつ入れても、かなりギリギリな感じなんですよね。ペアは欠場者が出たら埋まらないですね。カップル競技、非常にやばいです。ダンスは昨シーズンの若手の躍進で穴が埋まってきた感じはしたのですが、今シーズンのオフでブラックホール並みに空いてしまいましたし、なんだからホフザボまで危なくなってきたし・・・・・。やだなぁ。

アサインに間に合うように、明日はちゃちゃっと帰るようにします。
石井明美レベルで、ちゃちゃちゃっとね。
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2011
06.26

やつらはわれらの楽しみを奪ったのだ

6月25日の23時より発表だったグランプリシリーズのアサインですが、27日の19時になる(いずれも日本時間)とアメリカのスケート協会から発表がありました。

楽しみにしていた週末を奪ったISUを許さない・・・・。

重いパソコン持って実家まで戻ってきたのに・・・・・すごい邪魔だったから嫌だったのに・・・。

北米はええわな。夜明けとともに見られるから。
でも日本は夜7時やで?ハードワークジャパンで7時に帰ることのできない人間がかわいそうじゃないか。
そして、悲惨なヨーロッパなんて、真昼間。ああ、かわいそう・・・。

イライラして、パソコンの容量圧縮しようと思ったらDドライブ削除してまうし、Cドライブがいっぱいやし。Cドライブから移せそうなデータ見当たらんし。もうやだ。

生まれ変わったら、パソコンのない世界に生まれ変わるんだ僕。

ムカついてパソコン投げつけてしまいそうだから、実家に置いて行こう。見たくもないぐらいムカつくパソコン。ああやだやだ。

ISUとパソコンへのダブルイライラでした。
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2011
06.22

サミュエルソン&ベイツ解散

やっぱり・・・・

アメリカのダンスカップル、エミリー・サミュエルソンエヴァン・ベイツが解散を発表しました。

先日あったSkate for Hopeにはサミュエルソンだけが出演していて、ベイツさんは姿を見せなかったそうなので、そういう噂はあったのですが、数週間前には解散していたそうです。

せっかく、今シーズンは彼らの演技が見られると思ったのに残念ですね。

2人は現役を続行、それぞれパートナーを探していくそうです。

ダンスらしいダンスを滑るカップルで好きでした。特に08-09シーズンのODが好きでした。

ああいやだ
ああ、もういやだ
ああいやだ
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2011
06.21

新プロ情報3

べろーん!

ケイディー・デニージョン・コフリン
SP:エデンの東
LP:誰も寝てはならぬ

チン・パンジャン・トン
LP:アラビアンナイト

浅田真央
LP:愛の夢(続行)

デニコフはペアを組んですぐに振り付けをしていましたよね。
禁止曲好きですね、アメリカのペアは。

パントンはアラビアンナイトということですが、どんな曲を使うのかはよく分からないです。シェヘラザードなのか、それとも別のエキゾチックな音楽なのか。新境地ですね。

真央は愛の夢の続行を発表。演技構成は今シーズンのものとは変えるそうです。また、もう一つ上の表現を見せて欲しいですね。クリーンプログラム見たいです。
SPはテーマがお姫様ということですが、なんでしょうね。スリーピングビューティーとか?無いか。
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2011
06.21

愛の愛の夢

けっこんおめめ



一昨日、19日に、上海でのアートオンアイスにて、トン兄がパンちゃんにプロポーズをしました。

プロポーズの言葉は「バンクーバー大会の前は、五輪でメダルを獲得することが僕の夢だった。だが、今は、永遠に君といることが僕の夢だ。」という言葉だったそうです。

本当にめでたいですね。

今シーズンは試合数をセーブしますが、引退はしないそうです。

新しいプログラムをローリーに作ってもらって、年明けからはまた試合で姿を見ることができそうです。

ますます愛情をダダ漏れにしたスケートが見られそうです。
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2011
06.19

ベストプログラム

レビュー記事も今シーズン最後となります。毎年、先にやっているベストプログラムですが、ワールド延期のために最後にしました。

10位 ペニー・クームス&ニコラス・バックランド FD「ライオンキング」

今のダンスの方向性であるダンシングプログラムでは無いんですけど、このプログラムはドラマチックでいいですね。ディズニーの曲を使うというのも珍しいですよね。あそこっていろいろうるさいんじゃなかったでしたっけ?テーマがテーマですので、アクロバティックなリフトがプログラムにマッチします。特に女性のポジションが美しいんですよね。ローテーショナルリフトとか、最後のストレートラインリフトなんかは。男性の降ろし方が少し雑なところは、これから直していけばいいのではないかと思います。女性が小さいので、できないことはないでしょうし。プログラムはサーキュラーステップ、ミッドラインステップをつなげるプログラムでした。シングルでは結構2つのフットワークをつなげることってありますけど、ダンスでは珍しいと思います。そんなにスケーティングがいい2人ではないので、前半で目を引き付けて、後半は音楽の盛り上がりにのせて滑りきるという作戦なんでしょうね。でも、それは成功していると思います。勢いがあると、ちょっと上の点数出ますもんね。女性の髪形はクシュクシュと無造作なスタイリングをしていますし、唇とネイルは真っ赤なので野生的でかっこいいです。カーズの引退でイギリス一番手となりました。二番手カップルとの扱いの差を考えると、期待されていると考えていいのでしょう。もっともっとスケーティングに磨きをかけてほしいですね。

9位 パトリック・チャン LP「オペラ座の怪人」

2010-2011シーズン パトリック・チャンにこのプログラムのことを散々書いたので、特筆すべきことは無いんですけども。ベストプログラムには続行プログラムは入れないようにしているんですけど、あまりにもこのプログラムは昨シーズンと違いすぎるので入れてしまいました。実に素晴らしかったです。特にコレオステップが。ステップレベル4とコレオステップのGOE幅減らしやがったISUに「喝!」

8位 カロリーナ・コストナー LP「牧神の午後への前奏曲」

2010-2011シーズン カロリーナ・コストナーにこのプログラムのことを書いているので、こちらもまた割愛。とにかく美しさ、女子フィギュアスケートの魅力があふれた素晴らしいプログラムになっていますね。女神さんやでぇ。実はワールドまではトップ10圏外だったんですけど、ワールドのステキ演技で8位に飛び込んできました。

7位 テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイア FD「ラテンメドレー」

ワールドでフルバージョンを披露となったステキなFDです。これをフルシーズン滑っていて、滑り込まれたFDを見られたら、たぶんトップ3には入ってきたと思うんですけどね。まずは最初のステップで観客を引き込んで、カメラマンを困らせるミラーのツイズル。素晴らしいですね。個人的にこのプログラムで一番好きなのがミッドラインステップですね。このときのスコットのエッジの深さでご飯3杯いただけます。ってなもんですよ。昨シーズンの荒ぶる鷹のポーズみたいな無理のあるリフトや、スカート被った強盗みたいなリフトが無くなり、本人たちはすごい無理な体勢なんでしょうけど、見ている側からはスムースで無理のない美しいポジションのリフトを見せてくれたので、気分が良かったです。ぬめーーーって移動するカーブリフトもステキでした。なんとも言えない色気がありました。サーキュラーステップだけは、少し物足りなかったですし、音楽にもエッジにも乗り切れていないように見えて残念でした。あそこは緩急をつけるところだったんですけど、ちょっともたついて滑り込み不足が出てしまったかなと。最後のところのトゥステップも最高に盛り上がりますね。テッサを一回転させるところは疲れたのか、重みがあるのか分かりませんが、完璧にできていたら、さらに盛り上がったと思います。ワールドで2位に甘んじたのはやはり滑り込み不足ですよね。インパクトとしては最高だったし、スケーティングも彼らの方がいいと思うのですが、プログラムとして仕上がっていなかったです。来シーズンのSD課題はラテンなので、このFDももう使えない。完成形を見られないのは残念ですけど、来シーズンのエキシビションはこれを滑って欲しいです。爽やかの押し売り一辺倒だったスコットに色気が出てきましたし、エッジの深さは男性スケーターでは現役では一番なのではないかと思います。テッサも若干ムチムチしていましたけど、女性としての魅力がさらに増して来ました。スコットの技術に追いついて、さらにもう一つ上のダンスを滑って欲しい。彼らには期待せざるを得ません。インタビューでスコットが「今度は2013年に手術をするのはやめてくれ」と言っていましたが、本当にそうならないで欲しいです。昨シーズンのマーラーの100倍ぐらい好きですね。テサモエ好きなプログラムランキング、第2位にランクインされました。来シーズンは競技に出るかすら未定だそうですが、出て欲しいですね。ワールドのメダルをずっと取り続けて欲しいです。たぶん8年か7年連続がダンスの最高記録だったので、それを追い抜いて欲しいです。ソチの後までは続けないでしょうけどね。

6位 レイチェル・フラット SP「エデンの東」

2010-2011シーズン レイチェル・フラットにも、このことを書いたので、こちらも割愛します。昨シーズンもこの音楽を使ったエレーナ・グレボワがランクインしたので、この音楽好きなだけじゃないのか?と聞かれれば、まぁそうなんですけど。でも、こちらのレイチェルのプログラムも負けず劣らずステキなんですよね。この音楽、来シーズンはデニー&コフリンが(たぶんこちらの方)を使うので、来シーズンのベストプログラムにランクインする可能性は高いです。

5位 キーラ・コルピ SP「虹のかなたに」

4位 キーラ・コルピ LP「エビータ」

キーラが連続ランクイン。昨シーズンのパントン枠ですね。2作ランクインは。2010-2011シーズン キーラ・コルピにこれらのことが書いてあるので、またまたの割愛。別に割愛が多いからって、手抜きしているわけじゃないんだからねっ!一目見たときから、この2つのプログラムには惚れてしまいました。夢見る少女と野望を抱く女性。2つの違う女性のストーリーを演じた彼女の力には感服しました。ジャンプがメタメタになってしまっていたのは残念ですけど、今シーズン一皮剥けたような気がします。レピストに水をあけられていましたが、1番手争い十分できると思います。

3位 タニス・ベルビン&ベンジャミン・アゴスト EX「If it kills me」

プロのスケーターのプログラムですが、大好きなので入れました。とても楽しいストーリーのあるプログラムです。子どもから大人への変化を表現しているのがおもしろいですね。それを彼らに重ねてしまうわけですが。でも、彼らが組んだのは中学生ぐらいになってからなので、当てはめてしまうのもおかしな話なんですけどね。このプログラムを見ていると楽しいという気持ちよりも、彼らの引退が悲しいという気持ちの方が強くなります。ファイナルもワールドも五輪も金を獲ることなく引退してしまったのは残念です。2009年のワールドではODでぶっちぎりかと思いきや、微妙な差でしたし。なんでこういうときに限って地元点を出さないのか、イラッと来たぐらいで。僕の中でのアイスダンスは彼らでした。赤と黒の衣装が一番似合う、美男美女のカップル。技術力がかみ合っていたとは言えないですが。とても魅力的なカップル。プロになってから、表現力も洗練されてきました。フラメンコをショーで滑っていますけど、ああいうのを試合で見たかったですね。トリノのフラメンコより何倍もいいです。どれだけ時間が経っても引退が残念でなりません。

2位 ジェレミー・アボット LP「ライフ・イズ・ビューティフル」

2010-2011シーズン ジェレミー・アボットにも書きました。シングルでトップ10に入っている選手は全員レビューがあるんですよね。このエントリーの存在意義が無くなってきたような気がする。映画が好きなのはもちろんあるんですけど、アボットくんの内面から出てくるような表現力がたまらないんですよね。ツイッターでも人への気遣いがあったと思えば、はっちゃけて楽しいツイートを繰り返すっていう、大人みたいな子どもみたいなところがありますよね。26歳児という言葉がピッタリです。このプログラムに必要なところが本人そのものに備わっているように思います。有香さんの元でさらにスケーティングに磨きをかけ魅力を増しました。実質の一番手ですから、大事なところでチャンスを逃すようなことはして欲しくないですし、来シーズンこそ靴が合ってくれていることを願います。

1位 シニード・カー&ジョン・カー FD「交響曲第3部 あがない」

歌詞の意味についてはこちらをhttp://sthmytkh.blog108.fc2.com/blog-entry-883.html
スケートカナダの時から、このプログラムの1位は決まっていました。それぐらい心に深く突き刺さるようなプログラムです。「子どもの頃のフレッシュな気持ちを表現する」という言葉の通りの仕上がりになっていました。このプログラムを見れば、誰もがそんな気持ちになるのではないかと思います。脳の奥底から、記憶をサルベージするような感覚です。
ヨーロピアンではシニードがショートカットにしていましたよね。とても若々しく見えてよかったです。ストレートラインリフトのところから、歌詞が始まりますが、そこからのフットワークがいいですね。決して伸びるスケーティングというわけではないですし、氷をガリガリと削ってはいますが、そんな粗さすらもこのプログラムの中では魅力になってしまいます。疲れ果てた大人に見て欲しいプログラム部門第1位。現在はショーへの参加のために、練習を積んでいるそうです。ジョンは解説者としてもデビューしたそうですし、アマチュアスケーター以外での活動の場を広げていますね。このプログラムの完成型を見られなかったのは、残念でなりません。未完成だからこそ、輝くってこともあるかもしれないですけどね。

ということで、このような結果となりましたが、みなさんのお気に入りのプログラムはありましたでしょうか?昨シーズンのベストプログラムは多くがペアのプログラムでした。書いてはいませんが、トップ20ぐらいだと10作品ぐらいはペアのプログラムでした。それぐらい豊作の年でした。今シーズンは上位勢の引退・休養もあって、ビビビとくるプログラムが少し少なかったです。やはり、五輪シーズンには気合の入ったプログラムを持ってくるので、五輪シーズンとそれ以外とでは違うなと思った次第です。みなさんも、お気に入りのプログラムあったらコメント欄、拍手などで教えてくださいませ。

4月から続いていたレビューもこれでおしまいです。多くのコメント、拍手ありがとうございました。東日本大震災の影響で長いシーズンとなり、選手にとってはオフをほとんどすごせずに、来シーズンは厳しいシーズンになるかと思います。ぜひ、無理の無いように願うばかりです。引退する選手には、心から「ありがとう」と言いたいです。

というわけで、僕の今シーズンはおしまいです。アサインが出る前に全部終えられて良かった。

余談ですけど、レビューでマオ・アサダさんの記事を書くとその日だけ恐ろしいほど来訪者が増えるんですよね。やっぱり人気がズバ抜けているんだなぁと思います。関係無い記事にも、全部浅田真央って入れてりゃアクセス増えそう。
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2011
06.19

2010-2011シーズン 橋大輔

橋大輔

NHK杯 優勝
スケートアメリカ 優勝
グランプリファイナル 4位
全日本選手権 3位
四大陸選手権 優勝
世界選手権 5位

SP:マンボメドレー
LP:ブエノスアイレスの四季
EX:アメリ

SPは大好きな方が多いと思われる素敵なマンボでした。
彼のDVDで、シェイリーンとの振り付けを見ていたら、本当に難しいことをやっているんだな。ということがよく分かりました。同じ箇所を何度も何度も滑って、2分50秒のプログラムを振付けるのに4日ぐらいかけてましたね。
このSP、なかなかクリーンに決まることがありませんでした。それはジャンプのミス然りなんですけど、フットワークも相当難しいのかフラフラとすることが時々ありましたよね。アンコールやショーでマンボのフットワークを踏んでいるときにはキレッキレに動いているので、試合の中で滑るっていうのは大変なことが分かります。
今シーズン、モロにルール改正の影響を受けたのがスピン。これまでは両方シットでしたが、フライングレイバックを取り入れるなどしましたが、レイバックスピンととってもらえず、結局アップライトに。足換えのスピンもそれほど得意ではないキャメルスピンで、ドーナツというか、キャッチフットというかそんなポジションを入れざるを得ない状況でした。元々キャメルスピンはそんなに得意なようには見えないので、あそこは音楽表現もいただけなかったです。ISUは実に余計なことをしてくださいました。元に戻してください。
音楽表現は素晴らしいと思いましたし、現役の選手ではこのプログラムを滑ることができるのは彼だけだとも思います。ただ、もっともっともっともっと暑苦しいのが欲しかったですね。一番いい出来のものは四大陸でしたけど、それよりもさらに上が見たかったです。
野口英世みたいな髪型は何だったんでしょうね?
衣装は3着ありましたけど、黒は無いですね。サイケなやつが一番インチキ臭くて、プログラムに合っていたと思います。

LPはタンゴ。しかし昨シーズンとは毛色の違うアルゼンチンタンゴでした。テーマは違うと言えど、タンゴはタンゴなので、シーズン最初の試合は、正直言うとつまらなかったんですけど、見るうちにどんどんと魅力が増してくるプログラムでした。
ジャンプの方はジャパンオープン、NHK杯で4回転に成功。ファイナルではフリップに挑みました。どうしてもジャンプ構成で他の選手に負けてしまうので、世界選手権では3連続と3-3を前半に、アクセルを2本後半に入れるという賢い選択で来ました。いくら後半に入れようとも成功しなければ意味が無いですからね。3連続久しぶりすぎて、目がチカチカしました。
イゴール・シュピルバンドがアルゼンチンタンゴについて「アルゼンチンは移民の国だから、いろいろな感情が渦巻いている」みたいな発言をしていたと思います。それはメリチャリのプログラムについての発言だったのですが、大輔さんのアルゼンチンタンゴもそんなプログラムでした。人間の欲望、激しい感情、堕ちていくような表現も見事でした。
ワールドではエッジの問題もあって、本来の動きができていませんでしたが、それでも素晴らしいと思わせてくれるところは、他の選手と違うところですね。
衣装は3着。1着目はマイナーチェンジもありましたが、個人的は1着目のこの画像のやつが一番好きです。

エキシビションのアメリは今までの彼とは違う一面を見せてくれました。シーズン初めは100%ランビエールの演技でしたけど、だんだんと自分のものにしていったように思います。衣装は真っ黒の方が無機質な感じがして良かったです。あのプログラムの中でくるくるっと流れの中でフリップを跳んでいましたね。あれをぜひ試合用のプログラムに入れて欲しいです。エッジの問題もあって、ちょっと考えて跳ばないとダメなんでしょうけど、ステキなんですよね。エッジのことで思い出しましたが、今シーズンのSPでのルッツはロッカーから入っているんですよね。最初、フリップまた跳んだのか?と思っていました。

今シーズンはそれなりにまとまったシーズンのスタートとなりましたが、ファイナルの練習中に接触のアクシデントがあり、それを全日本まで引きずってしまいました。四大陸で調子を上げたものの、ワールドでは震災の影響もあって靴は限界をむかえていて、最悪のタイミングで靴が耐え切れなくなりました。大事な3つの試合で結果が残せなかったのは非常に残念です。
シーズンオフにはボルトを抜く手術をし、現役続行の意思を固めた今は氷の上への復帰に向けて歩き出しているそうです。
2強時代から、3強時代へ。そして来シーズンからは紛れも無い4強時代。うかうかしていると、彼も全日本の表彰台からはじき落とされかねません。グランプリシリーズはスキップするのもありだと思います。じっくりと考えて欲しいです。

ワールドのアクシデントの後、最後まで滑りきり5位入賞。震災の後はワールド開催があるのにも関わらず、チャリティーショーへ参加をした彼です。本当に1人の人間として尊敬できます。
彼に憧れた男の子がスケートを始める。みたいなこともあるといいですね。今までもあったんでしょうけど、また増えてくれれば嬉しい限りです。
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2011
06.17

2010-2011シーズン カロリーナ・コストナー

カロリーナ・コストナー

NHK杯 優勝
スケートアメリカ 3位
グランプリファイナル 2位
イタリア選手権 優勝
欧州選手権 2位
ガルデナスプリング杯 優勝
世界選手権 3位

SP:ガリシアフラメンコ
LP:牧神の午後への前奏曲
EX:Heavy Cross
EX:Mein Herr

女子のレビューの最後はカロリーナです。

SPはフラメンコ。僕は2008-2009シーズンに彼女が滑ったタンゴが大好きだったので、この路線が見られて嬉しかったです。
ジャンプ構成は3T-3T 2A 3Lo(3F)と3-2構成のときよりは上がっていますが、そんなに高いとも言えないんですよね。「今シーズンはイージーな年にする。」という発言と、足の痛みのことを考えればしょうがないのかもしれませんが、3Lz-3Tや3F-3Tを跳べる選手なので、ちょっと残念でした。
トランジションはそんなにありませんが、随所にフラメンコっぽい動きが入っていました。素人が分かるようなフラメンコの振り付けだったのが良かったと思います。アントニオ・ナハロの振り付けのフラメンコが本当のものなんでしょうけど、フィギュアスケートの振り付けで考えると、ローリーは分かってるな~って思います。
ジャンプは単独のトリプルを4つ目に配置していてバランスもいいですね。フットワークの前のバックのスパイラルがグンッと伸びてかっこいいです。フットワークでジャッジ席の目の前のところでホップしてから、ロッカーとカウンターと思うんですけど、その後に足を開いて、体を反らす振り付けありますよね。あそこ大好きです。
彼女はスピンがそんなに得意な選手ではありませんが、それでもフライングキャメルを入れるなどレベルは獲っていますし、何より音楽にあったスピンをするのがいいですね。レイバックスピンもそうですし、最後のブロークンレッグのシットスピンも音楽表現がいいです。
フラメンコのイメージで言うと、アンダルシアの情熱的なフラメンコを誰しもが想像しますよね。赤や黒の女性の派手なドレス、胸焼けしそうなほど濃い男性。でも、ガリシア人はおとなしい気質だそうで、カロリーナのような上品な滑りはこの音楽を表現するのにピッタリだったのではないかと思います。やりすぎなまでに情熱である必要もありませんしね。
この衣装もいいですね。フラメンコの本来のイメージから離れた青で、これだけ着こなせるというのが素晴らしい。キミーも青い衣装で滑っていましたけど、キミーのは汎用性高そうでしたし。頭には赤い花でアクセントになっています。黒のレースをいっぱい使っていましたけど、いかにも高そうですよね。町の手芸屋さんでは買えなさそうです。スカートも申し分ないです。レース部分が完全にくっついているわけではないので、ターンをするときにキレイにたなびいて、なんとも言えない美しさです。毎回思うんですけど、何でちょっと黒めの襦袢にしてしまうんでしょうね。肌に同化させてるように見せたくないとか?

LPは彼女にしか滑ることを許されないようなプログラムに仕上がりました。大好きです。
SPと同じようにジャンプ構成は落としていますが、年明けから3Fは戻してきました。ぜひ来シーズンはこれを2本にしていただきたい。ルッツがダメならせめてフリップを。それでも昨シーズンは簡単な種類の方のジャンプでも失敗していましたから、それを考えるとずいぶん変わったなと思います。サルコウは苦手なのに安定していましたし。むしろ得意な方のループが危なかった。アクセルは素晴らしかったです。特にワールドでの単独のアクセルは+3ついていいんじゃないか?っていうほど良かったです。
この音楽はニジンスキーの振付けたバレエでも有名ですよね。この間、映像を見ていたんですけど。変態の牛が絶頂迎えてただけにしか見えなかったんです。でも、そういう話ですもんね。カロリーナが牛さんの衣装を着ていたらさぞかし・・・。ローリーの得意なバレエ「っぽい」動きもたくさんありました。フィギュアスケートならでは、そして彼女の持ち味であるスピードを振り付けで壊していないのがいいです。
なんといってもこのプログラムの見所はスパイラルから。アラベスクとバックのスパイラルという、シンプルなポジションながらスピードが他の選手と比べ物にならないです。2つ目のポジションに変えるときなんて、最小限の漕ぎでポジションを変えて、アウトエッジに乗って、またスピードが上がるんですよね。もう見事としか言えないです。
そしてフットワーク。スパイラルの直後に入っているので流れを壊しません。一応ストレートラインとなっていますが、どう見てもストレートじゃないですよね。もう移動しすぎて、何なのか理解できないほど伸びが半端ないです。レベル4を出したテクニカルパネルGJ
フルートの音色が、春の午後をほうふつとさせます。カロリーナと一緒に午後のまどろみに落ちて行きたい・・・・・というように思わせてくれるほどです。恍惚プログラム。
ワールドではスケーティングスキルが8.50止まりだったんですよね。9点台1人ぐらい出てもいいかなとは思ったんんですけどねぇ。

今シーズンは2007-2008シーズンに並ぶ成績のシーズンでした。全ての大会でメダルを獲得し、ワールドまでフルシーズン出た選手は彼女だけでした。イージーな年にするという発言からは想像できないほど、充実のシーズンになったのではないかと思います。拠点をドイツに戻し、彼ともゴールイン間近(婚約は実はまだっぽい)、その精神の充実が結果をもたらしたんでしょうね。やっぱりメンタルって大事なんですね。

彼女はワールドの順位が10台→入賞→メダルを2003年から、ずっと繰り返しているんですけど、今シーズンはその当たり年だったわけですが、2005年のワールドでは後半でgdgdになりましたし、2008年はジャンプの着氷がつまりまくりで、今シーズンは最もメダルにふさわしい演技だったのではないかと思います。来シーズンはこの、わけの分からんループを抜け出して、今度こそ金メダルを獲っていただきたい。本当は東京で獲って欲しかったですけども。フリップとルッツ帰っておいで。

陸上の世界選手権は彼氏さんを応援しよっと。出るか知らないですけど。
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