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2021
03.05

マリア・ソツコワ ドーピング違反により10年間の資格停止

https://rsport.ria.ru/20210304/sotskova-1599974792.html
https://www.sports.ru/figure-skating/1089930082-sotskova-ob-obvineniyax-v-poddelke-dokumentov-prinesla-spravku-iz-klin.html

昨年引退を発表したマリア・ソツコワが、禁止薬物フロセミドの摂取により、2020年3月より10年間の資格停止処分が発表されました。またこの処分は、コーチ業にも適応されます。したがって、ソツコワは2030年3月まで選手指導を行うことができません。

フロセミドには利尿作用があり、減量目的や他のドーピング物質を体外に排出するために使用するアスリートがいるため禁止されているそうです。減量目的で使っていたにしては、すごくスリムなタイプではなかったです。他の種類のドーピングをしていたと考えても特別体力があったわけでも、ジャンプ力が高かったわけでも、成長を抑えられたわけでもないし……ドーピング目的で摂取したとは思いたくないです。思いたくないだけですよ。

本人はフロセミドの摂取を自覚していたそうなので、すでに選手生活を終えて気を抜いていただけなのかなーと。しかしながら、引退を通達していなかったのであれば、それは彼女の落ち度です。ましてや医療証明書の偽造となれば、「クリニックが証明書発行のライセンスを持っていなかったのなんて知らない」という説明は通用せず、アスリートと同程度の注意を払えなかったのも彼女の落ち度です。

すでに引退しているため影響は少ないと思います。ドーピングをしてしまったソツコワが悪いのですが、大スキャンダルを起こしたRUSADA(ロシアアンチドーピング機構)の正当性とクリーンさをアピールするために、使われた感じもあります。

何を言えばいいか分からないけど、「ルールを守った正直者が損をするし、健康に悪影響を及ぼすからドーピングは絶対にしてはいけない」 これだけは絶対的な真理。ソツコワがこれから心身ともに健康でいられることを願っています。
2021
03.05

ISUコミュニケーション2380

https://www.isu.org/inside-isu/isu-communications/communications/25564-2380-decisions-of-the-council-march-2-2021/file

新しいコミュニケーションで、世界選手権の意向が改めて発表されました。

2021年世界選手権は、スウェーデン・ストックホルムにて予定通り3月22日から28日に開催予定。

2021年国別対抗戦は、緊急事態宣言が解除され、参加者の隔離が適用されないことが確認されることを条件に、4月15日から18日に大阪で開催予定。

2021-2022シーズンのジュニアグランプリシリーズの出場枠は、2021年世界ジュニア選手権が中止となったため、2020年世界ジュニア選手権の結果を基に決定される。

タイ・プーケットでの2021年ISU総会は中止。ホテル側の損失を抑えるために、2022年にタイ・プーケットで開催される。

ISU理事会は、2021年世界選手権の出場資格を持つスケーターを擁するほぼすべての国が、同選手権への出場を確認したことに言及した。それにしたがって、理事会は、2021年世界選手権と最終予選ネーベルホルン杯の結果に基づく、2022年北京オリンピックの出場資格制度を確認した。
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2021年世界選手権のエントリーはすでに発表されており、エントリーを見送った選手がほとんど見当たらなかったです。コミュニケーションの一番最後に北京オリンピックの出場枠のことについて触れられていますが、文章から判断すると、世界選手権で決定される出場枠は従来のままのようですね。

2021年国別対抗戦は、入国後に隔離されないことが条件にされています。現状を考えると隔離解除はありませんね。外国選手は、日本での隔離がないとしても、世界選手権から帰国後に隔離を受けて、練習して、さらに来日は不可能でしょう。

世界選手権代表が出演できないであろうスターズオンアイスは4日8公演いけるのか?
※スターズオンアイスは日程変更になったそうなので、世界選手権代表も出られるかも!よかったよかった。
2021
03.01

世界選手権ロシア代表発表

https://www.fsrussia.ru/news/5413-sostav-sbornoj-rossii-na-chempionat-mira-po-figurnomu-kataniyu-v-stokgol-me.html

ロシアカップファイナルの結果を受け、ロシアの世界選手権代表が発表となりました。

男子シングル
ミハイル・コリヤダ
エフゲニー・セメネンコ

女子シングル
アレクサンドラ・トゥルソワ
エリザヴェータ・トゥクタミシェワ
アンナ・シェルバコワ

ペア
アレクサンドラ・ボイコワ&ドミトリー・コズロフスキー
アナスタシア・ミーシナ&アレクサンドル・ガリャモフ
エフゲーニャ・タラソワ&ウラジミール・モロゾフ

アイスダンス
ティファニー・ザゴルスキー&ジョナサン・ゲレイロ
ヴィクトリア・シニツィナ&ニキータ・カツァラポフ
アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン

男子シングルは国内選手権優勝のコリヤダとロシアカップファイナルで優勝したセメネンコが順当に選出されました。連盟が出したかったであろうアリエフはファイナル3位に終わり、国内選手権2位のイグナトフがミス連発で8位、国内選手権3位のコンドラチュクがクワドをミスして5位。選択肢はセメネンコしかなかったです。いつものロシア男子らしいなーとも思う結末でした。

女子シングルは国内選手権3連覇のシェルバコワ、3位のトゥルソワの出場は決定していました。リーザとコストルナヤが、ロシアカップファイナルで残る1枚の切符を争う形でしたが、単独の3A以外でほぼミスのなかったリーザに軍配が上がりました。ワリエワもフロミフもウサチョワも年齢制限で出場できません。コストルナヤは難しい時期に入りました。ジャンプだけでなく、演技すべてにマイナスの影響が出ています。ロシア国内の採点にマジレスすると、頭がどうかしていると思われるので絶対に止めましょう。普通なら「これはロシア連盟による対外向けのアピールだな!」と分かるはずです。

ペアとアイスダンスは3強が順当に選出されました。ペアはスイハンの出来次第で表彰台独占を狙えるほどの充実ぶりです。直近では、ソ連が1988年大会で表彰台独占を達成しています。33年ぶりの快挙があるのかも楽しみです。アイスダンスはパパシゼ不在のため、チョクベイとハベドノが金メダルを本気で獲りにくると思います。国際的な格付けではシニカツが一歩リードですが、ロシアカップファイナルでは、最後まで体力が持っていなかったので、普通に滑れば金メダル!とはいかないでしょう。

チャンネルワントロフィーの方が明らかに選手の動きがよかったです。変なところにピークの山を持ってこられて、ファイナルへの調整がしにくくなったのかもしれません。

世界選手権ではマスクを正しく着用しましょう。失格になってオリンピック1枠なんて笑えないです。
2021
02.02

ISUコミュニケーション2370 世界選手権のミニマムスコア

https://isu.org/inside-isu/isu-communications/communications/25474-2370-tes-video-evaluation-isu-world-championships-2021/file

2020-2021シーズンの競技会の数に限りがあることを考慮し、世界選手権のミニマムスコアに関して特別な規定が設けられることになりました。

ミニマムスコアの特別規定
ISU選手権のエントリー数はこれまでと同じ範囲とする。2021年世界選手権に出場する選手は以下に該当するミニマムスコアに達していなければならない。
男子シングル SP:34.00 LP:64.00
女子シングル SP:30.00 LP:51.00
ペア SP:27.00 LP:44.00
アイスダンス RD:33.00 FD:47.00

*ミニマムスコアの有効期限を3シーズンに延長し、2018-2019シーズン、2019-2020シーズン、2020-2021シーズンのいずれかでクリアしていればよい。
*ジュニアスケーターが、2020-2021シーズンにシニアクラスに移行した場合、この3シーズンの間に国際ジュニア競技会で達成したミニマムスコアが有効となる。
*ミニマムスコアを持っていない/達していないスケーターがいる国は、そのスケーターのプログラムのビデオを送付してバーチャル評価を行うことができる。ビデオはそれぞれのISU技術委員会が任命したオフィシャルパネルによって評価される。
**テクニカルパネルのメンバーは異なるISUメンバーの出身者でなければならず、ISUジャッジパネルの資格を持っていなければならない。ジャッジパネルは5名から成り、異なるISUメンバーの出身者でなければならない。録画された演技を技術要素スコアのみで評価し、ミニマムスコアを達成した場合に2021年世界選手権に出場することができる。
*ビデオ評価の結果を受けて国際大会に出場した場合は、どちらかいい方の成績を考慮する。
*ビデオ評価によって得られたミニマムスコアは、2021年世界選手権のみに有効で、大会後には記録が削除される。

ビデオ評価を受けられるスケーターは、この3シーズンの間にミニマムスコアをクリアしていないか、今シーズンシニアクラスに移行したもののジュニアクラスでもミニマムスコアをクリアしていない選手だけとなる。世界選手権1枠のみのISUメンバーは、1人のみ(補欠を含む)のエントリー。世界選手権が2枠または3枠あるISUメンバーは、2名のみ(補欠を含む)エントリーが許される。

ビデオ評価は2月5日にエントリーを開始し、2月16日23時59分に締め切られる。エントリーしたスケーターは72時間以内にビデオを提出して評価を受けることができる。ビデオはミニマムスコア未達のプログラムについてのみ提出すればよい。提出できるビデオは1プログラムにつき1本のみとなる。両方のプログラムで未達の場合は、72時間以内にそれぞれのビデオを提出しなければならない。提出されるビデオは、事前に指定された時間帯に1回のみ行われたプログラムでなければならない。評価結果は2021年世界選手権のエントリー締切日である3月1日に間に合うよう、3月1日12時までに通達される。

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ミニマムスコアの適応範囲が3シーズンに広がり、シニアデビューシーズンの選手は、ジュニア時代の点数でも出場できることになりました。一番大きなのはビデオ評価の導入ですね。これで今シーズンに新チームを結成したカップル競技の選手たちも世界選手権出場が可能となります。シメフレが出られないなんてフィギュアスケート界の大損失なので、特別規定が設けられてよかったです。1人でも多くの選手、1組でも多くのチームがミニマムスコアを獲得できますように。判定はゴールデンスピンやトルン杯ぐらいガバガバでお願いします。
2021
01.29

ISUコミュニケーション2367 世界選手権開催の方向

https://www.isu.org/inside-isu/isu-communications/communications/25453-2367-decisions-of-the-council-january-28-2021/file

1月28日のオンライン会議の決定事項が明らかにされました。

世界選手権
2021年3月22日~28日にスウェーデン・ストックホルムで開催予定。3月1日までに寄せられたエントリーに基づいて、オリンピック出場の資格制度の変更が必要かどうかを議論します。

2021-2022シーズン グランプリシリーズ日程
スケートアメリカ TBA 10月22日-24日
スケートカナダ バンクーバー 10月29日-31日
中国杯 重慶 11月5日-7日
NHK杯 TBA 11月12日-14日
フランス国際 グルノーブル 11月19日-21日
ロステレコム杯 モスクワ 11月26日-28日
グランプリファイナル 大阪 12月9日-12日

オリンピックのテストイベント
アジアントロフィーをオリンピックのテストイベントとし、10月13日-17日に開催することを決定。

2021年世界シンクロナイズドスケーティング選手権
COVID-19の影響により中止。2年連続での中止となります。

次回のミーティングは3月2日を予定しています。

世界選手権はバブル方式での開催が予定されています。肝心なスウェーデンにおけるCOVID-19の流行状況ですが、毎日2000~5000人程度の新規感染者が出ているようです。日本と同程度に感じますが、スウェーデンの人口は1000万人しかいません。国民の20人に1人は感染して、国民の1000人に1人はCOVID-19で亡くなっているわけです。かといって代替開催できる場所なんて地球にはないので、日程通りやるか中止かの二択かな。出場を辞退する国が多ければ、ネーベルホルン杯での最終予選で割り当てる枠を増やすのでしょうね。

https://skatecanada.ca/high-performance/resources/international-selection-criteria/
誰も出ねえんじゃねえか疑惑のあったカナダですが、連盟から選考プロセスのお知らせがありました。ということは派遣を予定しているということですね。カップル競技は格付け上位選手をそのまま送るとして、シングルは誰が派遣されるでしょうか。

テストイベントはグランプリシリーズの前週になりました。中国以外のトップ選手は出場しづらい日程なので、大半の選手が出場できないという点でフェアだと思います。中国のトップ選手はアジアントロフィー→中国杯→NHK杯→(グランプリファイナル)→(四大陸選手権?)→オリンピックで決まりですね。中国と日本を行き来する省エネシーズン。

選手のがんばりが無駄にならないように、多くの大会が開催されることを願っています。
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