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2020
04.17

世界選手権の延期開催を断念

https://www.isu.org/isu-news/news/145-news/13139-isu-statement-definite-cancellation-of-pending-2020-isu-championships?templateParam=15

2020年4月16日に開催されたISU理事会のオンライン会議では、COVID-19の否定的な進展、その結果として起こる世界的な人類の悲劇、公的機関によって講じられた措置、物流面での課題に留意し、保留となっている2020年ISUチャンピオンシップスの延期は不可能であるとの結論に達した。したがって、ISU理事会は以下のISUチャンピオンシップスは必ず中止しなければならないと決定した。

ISU世界ショートトラックスピードスケート選手権 ソウル
ISU世界フィギュアスケート選手権 モントリオール
ISU世界シンクロナイズドスケート選手権 レイクプラシッド

2020-2021シーズンの計画、またCOVID-19による危機の不確実な進展と国際的なスポーツイベントの開催に与える影響を考慮し、ISU理事会は、COVID-19の進展とISUイベントカレンダーへの影響への様々なシナリオが議論される4月28日に別のオンライン会議をおこないます。目的は、不確実性を厳密に最小限に抑えるために、さまざまなシナリオに適したオプションを検討し、すべての利害関係者に伝達することである。この評価はフィギュアスケートにおけるISUスケーティングアワードも考慮する。

ということで、世界フィギュアスケート選手権の中止が正式決定しました。10月以降の延期開催の可能性もないということです。今年だけが枠を増やせるチャンスだった、今年だけが優勝できるチャンスだった、今年だけが出場できるチャンスだった。そんなスケーターにとっては気の毒なことではありますが、現状練習もできないので、10月以降に開催しても空前の転倒連発大会になってしまうのがオチです。COVID-19の先行きも見えないですし、今回ばかりは仕方がありません。

4月28日に来シーズンの大会についての会議があります。このときに大会のスケジュールについて話し合われます。世界選手権の中止が決まったことで、グランプリシリーズのシード枠や2枠保証もなくなってしまったので、その扱いに関しても話し合いがあるでしょうか。例えばGPF・四大陸・ユーロのメダリストにシード枠とかね。さらに、ジュニアグランプリシリーズやグランプリシリーズさえも開催できなくなったときのシナリオも話し合われるでしょう。さらにその先の開催の可否についてもね。

今プログラムが作れないとジュニア選手はジュニアグランプリシリーズにめちゃくちゃ影響出ますね。開催を後ろにずらすのはおそらく無理でしょうし、1大会中止になった場合のファイナルの進出条件とか、そういったところまで話し合われるんだろうなあ。大変だ。

ISUスケーティングアワードは中止でいいぞ!間違ってもグランプリファイナルでやろうとするなよ!
2020
03.12

世界選手権の開催中止が決定

https://www.isu.org/isu-news/news/145-news/13099-isu-statement-isu-world-figure-skating-championships-2020-montreal?templateParam=15

3月16日から開催を予定していた世界選手権が中止されることが発表されました。昨今の新型コロナウィルスの感染拡大を受けてのことです。北米での流行が始まり、WHOからパンデミックの宣言が出されたことが決定打となりました。

2011年の東日本大震災を受け、世界選手権が1か月後にロシアで開催されたケースとは異なり、大会を開催するとしても2020年10月より前に開催することはありません。グランプリシリーズもありますから、開催するとすれば10月の1週目から3週目の間に入れるしかありません。来シーズンのグランプリファイナルは北京オリンピックのプレイベントだから、ここを潰すわけにもいかないですし。

大会を10月に開催するとしても、5月ぐらいには決めておかないと、選手たちがピークを合わせられないので、新型コロナウィルスの流行の早期収束が開催の大前提でしょう。アイスダンス選手はRDの課題が変わるから大変です。旧プロを1回滑るためだけに練習するのは大変だし、新プロも大して滑り込めていないはずですから。

今大会の中止が決定したのは仕方ありません。これまでは海の向こうの話として目を背けていたけれど、アメリカで急激に感染が拡大しているので、カナダでも広がるのは時間の問題でした。スケーターは若いので重篤化するケースはほとんどないと思いますが、連盟関係者やコーチ、そして客席の前列を占めるカナダのベテランスケートファンの方々は訳が違います。スケーターだけでなく、彼らの安全と健康を守るのも大切なことです。スケーターにとっては気の毒なことですが、少し早めのオフを取って体を休めてほしいと思います。

グランプリシリーズのアサインはどうなるんでしょうね。世界選手権での2枠保証がなくなりますから。とにかく流行が収束してくれることを願うしかありません。お医者さんや偉い研究者さん治療法発見がんばれー。
2020
03.08

世界ジュニア選手権 4日目 女子リザルト

女子LP
1 Kamila VALIEVA(ロシア)152.38 PB
2 Daria USACHEVA(ロシア)139.29 PB
3 Alysa LIU(アメリカ)137.31
4 Maiia KHROMYKH(ロシア)131.46 PB
5 Seoyeong WI(韓国)127.85 PB
6 Haein LEE(韓国)123.93
7 Ekaterina KURAKOVA(ポーランド)121.31
8 Starr ANDREWS(アメリカ)115.56 PB
9 Alison SCHUMACHER(カナダ)114.03 PB
10 Ekaterina RYABOVA(アゼルバイジャン)112.21
11 Milana RAMASHOVA(ベラルーシ)109.51 PB
12 Alessia TORNAGHI(イタリア)106.37
13 Mana KAWABE(日本)105.15
14 Tzu-Han TING(台湾)98.07 PB
15 Stefanie PESENDORFER(オーストリア)96.87
16 Tomoe KAWABATA(日本)96.62
17 Maia MAZZARA(フランス)95.58
18 Alina URUSHADZE(ジョージア)95.43
19 Nargiz SULEYMANOVA(ドイツ)94.96 PB
20 Anastasiia SHABOTOVA(ウクライナ)92.17 PB
21 Anete LACE(ラトビア)85.62 PB
22 Yi ZHU(中国)81.99
23 Maria LEVUSHKINA(ブルガリア)78.71
24 Regina SCHERMANN(ハンガリー)74.17

女子リザルト
1 Kamila VALIEVA(ロシア)227.30 PB
2 Daria USACHEVA(ロシア)207.74 PB
3 Alysa LIU(アメリカ)204.83
4 Maiia KHROMYKH(ロシア)198.24 PB
5 Haein LEE(韓国)194.01
6 Seoyeong WI(韓国)193.30 PB
7 Ekaterina KURAKOVA(ポーランド)184.51
8 Starr ANDREWS(アメリカ)180.87
9 Alison SCHUMACHER(カナダ)174.02 PB
10 Ekaterina RYABOVA(アゼルバイジャン)169.89
11 Mana KAWABE(日本)169.62
12 Milana RAMASHOVA(ベラルーシ)169.16 PB
13 Alessia TORNAGHI(イタリア)163.45
14 Tomoe KAWABATA(日本)159.47
15 Stefanie PESENDORFER(オーストリア)150.54 PB
16 Maia MAZZARA(フランス)149.80
17 Tzu-Han TING(台湾)149.04 PB
18 Alina URUSHADZE(ジョージア)148.11
19 Nargiz SULEYMANOVA(ドイツ)146.03 PB
20 Anastasiia SHABOTOVA(ウクライナ)144.85 PB
21 Anete LACE(ラトビア)137.36 PB
22 Yi ZHU(中国)132.42
23 Maria LEVUSHKINA(ブルガリア)129.31
24 Regina SCHERMANN(ハンガリー)126.55

トルナーギ
3Lz fall 2A-3T 3F so 3Lo 2A-1Eu-3S 3Lo-2T 3S
ルッツフリップで失敗ですが、TESが速報からほとんど動いていないので、回転はできています。ユースオリンピック、ヨーロッパ選手権、世界ジュニア選手権の後は世界選手権も控えています。今回はそこに向けて上げている途中なのかも。いつも良い演技ができるスケーターなんていませんから。

リャボワ
3Lz-3T 3Lo 3F 3S 2A-3T so 2A-2T-2T 3Lz
プルシェンコ音源のゴッドファーザーから始まり、編曲で3つのブロックに分かれていました。ジャンプ主体の構成なので、トランジションは寂しかったです。曲が変わってもずっと同じ滑り方をしていたので、演技がペターンと平面的でした。滑りがんばれ!

ウルシャゼ
3Lz 3F-1Eu-3S 3Lo 3F fall 2A-2T 3Lo-2T 2A
良い出だしでした。3Fはかかとが引っかかっての転倒でとてももったいなかったです。スタミナが切れてからの後半のコンボは回転不足に。そこからヒプヒプチンチンでステップシークエンス。踊れていなくても、踊ろうという気持ちを見せてくれるだけで随分と印象が変わります。ジャッジだってきっと汲み取ってくれるはず。TESが速報から10点下がりました。回転不足問題深刻。

シャボトワ
3A fall 3F-3T 3Lo 2A 3Lz-1Eu-3S fall 3F-2T 3F fall
3Aに挑戦しました。回転が足りずに転倒です。後半はスタミナ不足で転倒&ステップシークエンスレベル1でした。ロシア国内で戦っていると国際大会出場の機会はなさそうですが、ウクライナ代表として経験を積んで、良いスケーターになってほしいです。

シューマッカー
3Lz 2A-3T 3Lo-2T-2Lo 3Lo 3F 3S-2T 2A
ほぼ予定通りにジャンプが入りました。ジャンプが決まるというのは素晴らしいことですね。今大会はとても安定していました。一時のジャンプの不調からも完全に脱しました。さようなら成長期。カナダ女子の2枠をキープしました。カナダ連盟は空港でお出迎えしなきゃ。

川畑
3Lz-3T fall 3Lo 2A 3F df 2A-2T-1Lo 3Lz-2T 1S
冒頭のコンビネーションの転倒で、足首を痛めてしまったでしょうか。ジャンプがとにかく決まらなかった。来シーズンはシニアなのか、最後のジュニアのシーズンにするのか。

ラマショワ
2Lz 2A-3T 3Lo-2T 3S 3Lo 3T-2T-2Lo 2A
3Lzが2回転に。3Fは入っていない構成です。1本抜けただけでそのほかは予定通りです。基礎点が低くても成功させることが大切ですね。かわいいし。

クラコワ
3Lz-1Eu-3F 2A-3T shaky 3S 2A 3Lz 3Lo-2T 3Lo
ジャンプの本数が増えるLPでは、準備動作が長くて演技がぶつ切りになってしまいます。SPはとてもよく感じても、LPでは気になってしまう。グラスルと同じかも。演技の華やかさは健在でした。リンクに花びらが舞っているかのよう。衣装は最高だし。オーサーに抱きつくのがかわいい。速報から2点弱しか下がらなかった!よかったよかった。

アンドリューズ
3T-3T 3F 2A 2A 3Lo-2T-2Lo 3Lo-2T 3S
シニアの尺だとコレオシークエンスから始まるので、ジャンプから始まるとちょっと変な感じ。eマークをもらう3Lzは回避して確実性の高い構成を成功させました。終盤スタミナが切れてしまうのが課題ですが、演技時間が30秒違うだけで違ってくるものですね。スピンは少々暴れていましたが、良かったです。ステップシークエンスの最後のフリーレッグのスウィングと音楽の同調性最高ね。

河辺
3A fall 3Lz-3T 3Lo hd 2A-3T-2T 3F-2T 3Lz df 3S
3Aの転倒は織り込み済みだとしても、ミスが多すぎました。スピンの入りで失敗してノーバリューになってしまったのが一番痛いです。2枠はキープできましたから、来年出場権を勝ち取ってリベンジするよろし。

ソヨン
3Lz-3T 3F-2T 3A 3F 2A-1Eu-3S 3Lz 3Lo
ジャンプにミスはありません。フェンスに近づきすぎたぐらいです。レベルも取れましたし、技術的なミスはありません。ジャンプもお顔も大変美しいので、表情や所作も美しくなるといいです。韓国女子豊作でうらやましい。

アリサ
3A-2T 4Lz fall 3A 3Lo 3Lz-3T 3Lz-1Eu-3S 3F
町内放送で流れる曲。カラスっぽい衣装。子供たちに家に帰れと告げる夜の使者ですね。トルガシェフのSPの衣装の背中の鳥がアリサなのかもしれない。腕がバシッと伸びているので、すべてが気持ちいいです。だから夜が訪れる寂しさよりも、喜びを見せてくれている気持ちになります。

フロミフ
4S so 3F 3Lo-2T 2A 3Lz-3T 3Lz-1Eu-3S 3Lo
4Sに挑戦しました。3Sとしてコールされましたが、今回のテクニカルは間違い多すぎてアテになりません。3回転の繰り返し違反で3Loがノーバリュー扱いにされるところでした。ちゃんとしてくれ。ジャンプをまとめた一方で、ゴーストがBGMになっていました。インタープリテーションの評価は低めです。

ヘイン
3Lz-3T 3Lo 3F 2A 2A-3T 3F fall 3S-2T-2Lo
表彰台確実に行けると思ったのですが、3Fが開いてしまって転倒。+REP扱いになってほとんど点数がありません。非常に惜しい。本当にあと少しのところだった。まだ15歳だから全然大丈夫。踊りを磨いて、さらに高い点数取れるようになって戻ってきてください。

ワリエワ
4T so 4T-2T 3Lo 2A 3Lz-3T 3F-1Eu-3S 3Lz
1本目の4Tでステップアウトしても、すぐに次の4Tをハイクオリティーで完成させて取り戻します。強すぎる。ステップシークエンスでは、振付の多さと静かな音楽がまったく噛み合っておらず、こんな振付を施せるグレイヘンガウスの神経を疑いました。ワリエワの才能をドブに捨てないでほしい。僕は怒っています!

ウサチョワ
2A 3Lz-2T 3Lo 2A 3Lz-1Eu-3S 3F-3T 3F
ノーミスのクリーンプログラムでした。歌詞の意味をあまり噛み砕けず、このプログラムを割り当てられたから滑っている感。そんな初々しさがかわいい。体を動かしてはいるのですが、そこから悲嘆とか苦悩が伝わってこないんです。かわいいんです。エテリもうちょっと褒めてあげて!!!!!順位見ても無反応!

来年の出場枠
3枠 ロシア・アメリカ・韓国
2枠 ポーランド・カナダ・アゼルバイジャン・日本

ロシアとアメリカは3枠キープ。韓国が枠を増やしました。カナダはシューマッカーの大車輪の活躍により2枠キープです。日本は11位と14位なので2枠キープできました。日本の国別順位は7位なので、来シーズンのジュニアグランプリは6大会に1人ずつの派遣となります。横浜のジュニアグランプリがあるので、地元枠を含めると8枠ですね。マジで地元の大会あってよかった。川畑も河辺も悔しい思いをしたでしょうが、これでスケートキャリアが終わったわけではありません。まだまだ取り返せるぞ!

エテリのトップ選手たちはプログラム外注でお願いします。ゴースト~エクソジェネシス~ジュスイマラードには真顔になっちゃった。

LPは回転不足判定が激甘だったので、回転不足判定された選手はめちゃくちゃ足りていないんだと思います。課題をクリアしてまた来シーズン会いましょう。

シニア掛け持ちの選手は10日後の世界選手権で!
2020
03.07

世界ジュニア選手権 4日目 アイスダンスリザルト

アイスダンスFD
1 Avonley NGUYEN / Vadym KOLESNIK(アメリカ)108.91 PB
2 Maria KAZAKOVA / Georgy REVIYA(ジョージア)106.21
3 Elizaveta SHANAEVA / Devid NARYZHNYY(ロシア)105.14 PB
4 Arina USHAKOVA / Maxim NEKRASOV(ロシア)102.21
5 Diana DAVIS / Gleb SMOLKIN(ロシア)98.69 PB
6 Loicia DEMOUGEOT / Theo le MERCIER(フランス)97.64 PB
7 Katarina WOLFKOSTIN / Jeffrey CHEN(アメリカ)94.43
8 Utana YOSHIDA / Shingo NISHIYAMA(日本)93.56
9 Oona BROWN / Gage BROWN(アメリカ)92.55 PB
10 Miku MAKITA / Tyler GUNARA(カナダ)92.33 PB
11 Emmy BRONSARD / Aissa BOUARAGUIA(カナダ)91.18
12 Natalie D'ALESSANDRO / Bruce WADDELL(カナダ)90.16
13 Emily ROSE BROWN / James HERNANDEZ(イギリス)84.65 PB
14 Maria GOLUBTSOVA / Kirill BELOBROV(ウクライナ)81.90
15 Lou TERREAUX / Noe PERRON(フランス)81.84
16 Natalie TASCHLEROVA / Filip TASCHLER(チェコ)81.78
17 Sofia VAL / Linus Colmor JEPSEN(スペイン)79.43 PB
18 Carolina PORTESI PERONI / Michael CHRASTECKY(イタリア)78.63
19 Villo MARTON / Danyil SEMKO(ハンガリー)77.46
20 Angelina KUDRYAVTSEVA / Ilia KARANKEVICH(キプロス)75.01

アイスダンスリザルト
1 Avonley NGUYEN / Vadym KOLESNIK(アメリカ)177.18 PB
2 Maria KAZAKOVA / Georgy REVIYA(ジョージア)176.19 PB
3 Elizaveta SHANAEVA / Devid NARYZHNYY(ロシア)175.17 PB
4 Arina USHAKOVA / Maxim NEKRASOV(ロシア)169.18
5 Diana DAVIS / Gleb SMOLKIN(ロシア)165.22 PB
6 Loicia DEMOUGEOT / Theo le MERCIER(フランス)162.52 PB
7 Katarina WOLFKOSTIN / Jeffrey CHEN(アメリカ)159.20 PB
8 Miku MAKITA / Tyler GUNARA(カナダ)153.20
9 Emmy BRONSARD / Aissa BOUARAGUIA(カナダ)153.16 PB
10 Oona BROWN / Gage BROWN(アメリカ)152.05 PB
11 Natalie D'ALESSANDRO / Bruce WADDELL(カナダ)151.79
12 Utana YOSHIDA / Shingo NISHIYAMA(日本)149.61 PB
13 Emily ROSE BROWN / James HERNANDEZ(イギリス)141.75 PB
14 Maria GOLUBTSOVA / Kirill BELOBROV(ウクライナ)137.88
15 Lou TERREAUX / Noe PERRON(フランス)137.28
16 Natalie TASCHLEROVA / Filip TASCHLER(チェコ)134.58
17 Carolina PORTESI PERONI / Michael CHRASTECKY(イタリア)133.05
18 Sofia VAL / Linus Colmor JEPSEN(スペイン)130.61 PB
19 Villo MARTON / Danyil SEMKO(ハンガリー)130.49
20 Angelina KUDRYAVTSEVA / Ilia KARANKEVICH(キプロス)127.97 PB

ブラウンズ
コンパクトなコレオスライディングでスタート。入りも出も準備動作がなくて素晴らしい。滑りはよく伸びていました。ストレートラインリフト以外のリフトは力を使って、出に手間取っていたように見えます。おかしすぎる編曲でもなく、安心して観ていられました。

うたしん
いつもに比べるとかなり抑えめな演技に感じました。特に女性の動きにキレがなかったです。肩にテーピングをしているようなので、痛みがあってフルパワーでは踊れないのかもしれません。それでも男性が力強く踊ってくれました。このプログラムは本当に構成が良いです。まだアイスダンス歴が浅いので、カップルとしての滑りはまだまだだけど、頭とお尻にハイライトを持ってくるので絶対に盛り上がります。人間の頭にはそこの印象が残りやすいはずですし、PCSも上がります。もっとハイスコアを出せるはずです。万全な体調を取り戻したうたしんを早く見たい!今シーズンはうたしんフィーバーでした。アイスダンス新規をたくさん取り込んでくれてありがとう。

客席に座っているミッチェル・イスラムさん(30) いまだに高校生のよう。

ダレッサンドロ組
コレオスライディングの勢いが良かったです。移動距離がありましたし、若さを表現するのに適切な配置でした。曲に合わせたやや強引な構成と滑りではあると思うのですが、技術の粗を隠せるし悪くないです。ワンフットステップは男女が同じ動きをすることが多いですが、RDと同じように女性の上体の動きが美しいので、女性の方が目立っていました。もっと女性の美しさを前面に押し出していきましょう。

マキグナ
RDでヘアスプレーを素敵に滑ってくれたのに、FDは突発的な曲の変化も含めていろいろひどいです。特にダイアゴナルステップは何を表現したいのかよく分からないです。トップ10に入るカップルとしては、加点が1点に届かないのは相当ヤバいと思います。無駄な振付が多いし、当人たちよりも先生たちの問題だと思います。

ウォルチェン
良い出来でした。シュピルバンドチームの課題であるツイズルもちょっと緩いですけどクリアできましたし。シュピルバンドがカメレンゴと組んでからは珍しいテンプレ構成でした。来シーズンは個性を押し出した作品を見てみたいです。

エミーアイサ
曲の変化に脈絡がないので、それぞれの曲で滑りの性格をガラッと変える必要があります。でもそれができません。インパクトのあるエレメンツで曲を表現できればカバーできますがそれがありません。ミッドラインステップからコレオスライディング、さらにコレオステップと続く最後のパートで畳み掛けられず、ハイライトが存在しないまま演技が終わります。カナダ勢3組はそれぞれFDに問題がありました。

ロイシャテオ
恒例のレベル取りこぼしと爆発する個性。カナダ勢のプロでモヤモヤしていた心を晴らしてくれました。コレオステップは果たしてステップシークエンスとして考えていいのだろうか。それほどまでに個性的です。もはや地団駄なのではないかと思えてきます。FDでもPCSの評価が高いです。ほんと今回のジャッジと気が合う。結婚しよ?

エテリ娘組
今シーズン一番良かったと思います。ここまでのカップルと比較するとリンクの使い方が雄大で、それだけで魅せられました。ハードなコレオシークエンスからのローテーショナルリフトの緩和が見事でした。そのローテーショナルリフトでちょっと失敗して、きれいに降ろせなかったんですけど、表現的には良かったかと。

ウシャネク
大暴れでした。腰が引けてる状態で滑っていることもあるけれど、誰もが「ウシャネクだからいいよね」と思っていそう。恐ろしい密度の振付で、ガンガンレベルを取りこぼしながら滑っていきました。レベル取ろう!トランジションの高さはさすがですね。

カザレビ
優勝が懸かっているので慎重な滑りで始まりましたが、コレオシークエンスからは徐々に本来の滑りを取り戻していきました。ここでも側転は大人気です。ジュニアカップルでワンフットステップを音楽のフレーズに合わせられるのは大したものです。しかもプログラムの終盤でしたからね。構成の格が一段違ったなという演技。

シャナナリ
ポーカーフェイスの男性が笑顔だったので満足のいく出来だったのでしょう。カザレビとは別の派手派手志向で、エレメンツやフリーレッグで余すことなくアピールします。さすがスヴィニン門下。コレオゴロゴロスライティングの見納めは寂しいです。また変なスライディングやってくださいね。

ニューコレ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああやっとニューコレが実力発揮したああああああああああああああああこれが見たかったやつなんです!!!!!すげえ滑ってたああああああああああ天使いいいいいいいいいいいいいいいいいいいい(窒息)。FD1位が発表されたときに、カメレンゴ先生が「ひゃだっ……逆転なの?ウチら逆転なの?」って緊張する少女になっててかわいかった。巻き戻して5回観ました。

順位にも点数にも異論なし。今回のジャッジ大好き!うたしんは12位でした。女性の肩が治ればもっと高い順位に入れるはずです。コレスニクもナリズニーもウクライナ人で、今回改めてウクライナ人の優秀さを認識しました。ウクライナにお金さえあれば仏伊中韓ぐらいのレベルになっています。実に惜しい。ウクライナに木下グループ的な企業がいれば……。

来年の出場枠
3枠 アメリカ・ジョージア・ロシア
2枠 フランス・カナダ

ジョージア3枠……ジュニアグランプリ最大枠。

カナダはプログラムを練りましょう。アイスダンスはプログラムですよ。ジャンプがないんだからプログラム!プログラムぅ!
2020
03.07

世界ジュニア選手権 3日目 男子リザルト

男子LP
1 Andrei MOZALEV(ロシア)160.78 PB
2 Petr GUMENNIK(ロシア)155.05 PB
3 Daniel GRASSL(イタリア)150.47
4 Maxim NAUMOV(アメリカ)149.90 PB
5 Yuma KAGIYAMA(日本)145.93
6 Shun SATO(日本)142.32
7 Adam SIAO HIM FA(フランス)139.28
8 Sihyeong LEE(韓国)129.88
9 Ivan SHMURATKO(ウクライナ)128.64
10 Ilya YABLOKOV(ロシア)128.63
11 Andrew TORGASHEV(アメリカ)127.45
12 Nikolaj MAJOROV(スウェーデン)127.36
13 Aleksandr SELEVKO(エストニア)126.13
14 Stephen GOGOLEV(カナダ)124.18
15 Joseph PHAN(カナダ)123.74
16 Gabriele FRANGIPANI(イタリア)123.36
17 Nika EGADZE(ジョージア)122.44 PB
18 Ilia MALININ(アメリカ)121.95
19 Basar OKTAR(トルコ)118.46
20 Mark GORODNITSKY(イスラエル)110.94
21 Denis GURDZHI(ドイツ)110.27
22 Mikhail SHAIDOROV(カザフスタン)107.72 PB
23 Alexander LEBEDEV(ベラルーシ)97.28
24 Filip SCERBA(チェコ)87.11

男子リザルト
1 Andrei MOZALEV(ロシア)245.09 PB
2 Yuma KAGIYAMA(日本)231.75
3 Petr GUMENNIK(ロシア)231.12
4 Daniel GRASSL(イタリア)229.38
5 Maxim NAUMOV(アメリカ)225.10 PB
6 Shun SATO(日本)221.62
7 Adam SIAO HIM FA(フランス)213.89
8 Andrew TORGASHEV(アメリカ)208.95
9 Aleksandr SELEVKO(エストニア)207.00
10 Ilya YABLOKOV(ロシア)206.16
11 Sihyeong LEE(韓国)201.49
12 Joseph PHAN(カナダ)201.24
13 Nikolaj MAJOROV(スウェーデン)199.85
14 Gabriele FRANGIPANI(イタリア)198.41
15 Ivan SHMURATKO(ウクライナ)197.40
16 Ilia MALININ(アメリカ)195.97
17 Stephen GOGOLEV(カナダ)191.45
18 Nika EGADZE(ジョージア)180.66 PB
19 Basar OKTAR(トルコ)180.37
20 Denis GURDZHI(ドイツ)178.08
21 Mark GORODNITSKY(イスラエル)168.90
22 Mikhail SHAIDOROV(カザフスタン)164.09 PB
23 Alexander LEBEDEV(ベラルーシ)163.40
24 Filip SCERBA(チェコ)146.97

ゴゴレフ
3A 4S 3F-3T 3Lo 2Lz so 1A 2Lz
後半のジャンプはことごとくタイミングが合わなかったです。キスアンドクライで泣き出してしまいました。こんな日もあるさ。

シヒョン
3Lz-3T ot 3A 3F 3Lo 3Lz 2A-3T 3Lz 2A-1Eu-3S
客席では先ほど好演したヘインが応援。僕も朝まで起きられるようにヘインに応援してもらいたい。たくさんタノってよくジャンプを降りました。壮大な曲にスケーティングが呑まれていたようには感じました。先生との身長差が大きすぎてハグに一苦労なのがかわいい。

マヨロフ
3Lz-3T so 3A fall 3Lo 3F 3Lz 2A-1Eu-3S 3S so
LPにも3Aを組み込みました。転倒こそしましたが、世界選手権に向けてステップアップしています。ルックスが良いせいで、しましまスーツを着こなしてしまっている。コミカルになっていない。

シュムラトコ
3A shaky 3Lz-3T 3A hd-2T 3F 3Lz-1Eu-3S 3Lo 2A
危ういスケーティングの緩さ、不安定な着氷の連続。よくこの状態で最後まで滑り切ったなと感心します。万全でなくても大きなミスなく演技できたことは、これからのキャリアにおいて大きな財産になるのではないでしょうか。

マリニン
3A-2T 1A 3Lz 3F 3Lz-3T 3Lo 3Lz-1Eu-3S
ブライアン・ジュベールさん風007衣装。ジュベールさん観てるぅーーー?会場にいるでしょー?4Sは回避しました。単独の3Aはカナディアンです。下手なカバー使う必要があるならこの曲諦めるという選択肢はなかったのだろうか。スケーターはボーカルの善し悪しとか気にならないものなのか。

フランジパーニ
4T fall 3A shaky 3F-1Eu-3S 3Lo 3A df 3Lz 3Lz-3T
大技を失敗したので、それをカバーしたいという気持ちが先走ってしまい、それが演技に出てしまったでしょうか。もっと伸び伸びと滑る姿が見たかったです。

ナウモフ
3A-2T 3A 3F-3T 3Lz 3Lo 3S-1Eu-3S 2A
んほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお全部入ったあああああああああああああああ!!!!!二世!二世!二世!二世!3Aは雄大な助走から確実に成功させて加点を積み重ねました。言うことなしです。パーソナルベスト46点更新してみた。

アダム
4T-3T shaky 3A 4S 2T 3A-1Eu-2S 2Lz 3F
冒頭の感じだと暫定1位に立てそうでしたが、後半で抜けが続きました。そのまま崩れてしまいそうなものですが、ステップシークエンスでもう一度ギアを上げて、ダイナミックに踊りました。PCSは下げさせないぞ!というね。今日もジュベール先生の格好が普通でガッカリ。

ヤブロコフ
4T fall 3Lo 3A shaky 3Lz-3T 3A-2T 3Lz-1Eu-3S 1F
前半のジャンプのミスで体力を使い果たしてしまった感。表現をする余裕がなかったです。サムソノフの欠場で急遽出場が決まったけどよくがんばりましたよ。ロシア男子はウラル山脈で体力キャンプするしかないな。

グメンニク
4S-2T 3A 4S 3S 3Lz-3Lo-2Lo 3Lz-3T 3F so
4S2本の構成にしました。そこよりもこのプログラムのポイントは後半の3-3コンボが連続するパートなんですよね。僕はスピード!スピードおおおおおおおお!と念を送っていました。今日はいつもよりスピード出てましたよ!3Lz-3Tから助走レスで入る3Fはステップアウト、コンビネーションスピンは崩壊しかけましたが、シーズン最後に良い出来でした。フィニッシュで目をひん剥かなかったことだけが残念。

ジョセフ
4S fall 3A fall 4T fall 3Lo-3T 1A-2T 3Lz-1Eu-3S 3Lo
基礎点の高い4本のジャンプをすべて失敗しました。1枠陥落もありえましたが、暫定6位でギリギリ2枠をキープしました。カナダ連盟は生きた心地がしなかったでしょう。ジョセフはどうしてしまったんだろう。

佐藤
2Lz 4T shaky-2T 4T fall 3A-3T 3A 3F-1Eu-3S 3Lo
4回転で3本ともミスがありました。その後はよく持ち直しました。ステップシークエンスでは少し疲れが見えました。最後の方はフラついていましたし。表情は最初から作れていました。最初は見据えるような視線で、最後はジュリエットを慈しむように。PCS上げて来シーズンはジャンプ以外でも評価してもらいましょう!

グラスル
4Lz 4F hd 3F-3T 3A 3Lz-3T 3Lo-1Eu-3S 3Lz
4Loは回避しました。4Fをはじめとして回転不足のジャンプがあります。TESは速報から12点ほど下がりました。ステップシークエンスは美しい部分が無かったかなあと。姿勢が中途半端でバタバタと走り回っていました。SPぐらい曲が強いと気にならないけど、LPは美しい旋律なので気になりました。

セレフコ
4T fall 2A-3T 3Lo shaky 3A so 3Lz-3T 3F 2A-1Eu-3S
前半のジャンプをすべて失敗しました。地元の大歓声を受けていましたし、ノーミスで滑りさえすれば確実に暫定首位に立てました。マモノに食われてしまった。編曲がおかしいのはマモノのせいではない。

鍵山
4T fall 3Lo 4T-2T 3A-1Eu-3S 3F-3T 3Lz 1A
NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOでも超ギリギリ表彰台いいいいいいいいいいいおめでとううううううううううううううううううううううううううスピンやステップからも緊張が見えて、鍵山本来の滑りではなかったです。激動のシーズンお疲れ様。今シーズンが五輪中間年でよかったですよ。プレシーズンならプレッシャーもハンパなかっただろうし、メディアも煽り立ててきますから。それにも慣れてスルースキルも身に付けつつ、世界で戦ってください。

モザリョフ
4T-2T 4T 3Lo 3A hd-2T 3A 3Lz-1Eu-3S 3F
この変なプログラムも見納めだと思うと感傷的な気持ちになり……ならないな。もう少し普通のプログラムください。でも凡庸なプログラム滑るぐらいなら、こういうのでもいいです。例年通りの自爆大会になってしまったので、ジャンプを抜けなく降りられるのは大きいです。今シーズンはモザリョフさえ大会に出てくれればロシアは安泰でした。連盟の人は空港でお出迎えしなきゃリムジン用意しなきゃ。

トルガシェフ
3A 4T fall 4T fall 3Lz fall 3F-3T 3F-1Eu-3S 3Lo fall
おおお……トルガシェフだった。それしか言えない。トルガシェフに温かいお茶を。

今年も荒れました。「今年もこのパターンか」と思ったので、それはもう心穏やかに見守っておりました。ジュニアは水物ですもの。ヴィンセントやジュンファンやロシア勢が好演技連発した大会もあったし、こういった大会もあります。いつかノーミス連発の年が訪れますよ。

来年の出場枠
3枠 ロシア・日本・アメリカ
2枠 イタリア・フランス・カナダ・エストニア

アメリカは5位と8位でギリギリ3枠、カナダは12位と17位(16ポイント扱い)でギリギリ2枠です。壮絶な展開でした。日本男子は3枠復活となりました。ジュニアグランプリの出場枠も最大です。イタリアもジュニアグランプリ最大枠なのですが、今シーズン使い切れていない大会があったので、武士の情けでアメリカに分けてあげてください。
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