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2018
12.09

ジュニアグランプリファイナル 3日目 女子リザルト・ペアリザルト

シニアの直後だと、シニア選手の基準で判断してしまうからいけない。

女子LP
1 Alena KOSTORNAIA(ロシア)141.66
2 Alexandra TRUSOVA(ロシア)140.77
3 Alena KANYSHEVA(ロシア)129.48
4 Anastasia TARAKANOVA(ロシア)128.68
5 Anna SHCHERBAKOVA(ロシア)125.57
6 Yelim KIM(韓国)115.40

女子リザルト
1 Alena KOSTORNAIA(ロシア)217.98
2 Alexandra TRUSOVA(ロシア)215.20
3 Alena KANYSHEVA(ロシア)198.14
4 Anastasia TARAKANOVA(ロシア)190.46
5 Anna SHCHERBAKOVA(ロシア)181.83
6 Yelim KIM(韓国)177.91

イェリム
3Lz-3T 2A-3T 3Lo 3S 3Lz-2T-2Lo 3F fall 2A
ジュニアグランプリほどの質ではありませんが、きれいな演技でした。タイスの瞑想曲は、1曲で滑りこなすのがシニアでも難しいので、ましてやシニアの後に滑ると、少し物足りなく思えました。

大会の途中ですが、ここからペアの終わりまでロシアジュニア選手権の模様をお送りします。

タラカノワ
3Lz 3Lo 2A 2A 3F-1Eu-3S 3Lz-3T 3F-2T
月光でピンク衣装は新しい。編曲を考えると、月夜の晩に打ちひしがれる少女という感じでもないですね。サスペンスって感じですね。謀略巡らせて完全犯罪って感じ。冒頭の3Lzはゴージャスでした。単独ジャンプの質は非常に高いです。コンビネーションが詰まるのが弱点です。ステップシークエンスから高速コンビネーションスピンでの畳み掛けは見事でした。

シェルバコワ
4Lz fall 4Lz fall 2A-3T 2A 3Lz-3Lo 3F-1Eu-3S 3Lz
国内大会ほど上手くはいかないです。4Lzは回転が足りません。2本目の4Lzを3Fや3Loに変更する手もありましたが、この点差では逆転はできないので、思いきって挑戦しましたね。成功したジャンプはきれいでした。スピンやトランジションのスパイラルの振付感が非常に強く、音楽との調和が取れていないと思います。レイバックスピンはすごくよかったので、あのように曲と一体となる演技を3分半キープできれば、さらに素敵になるでしょうね。

コストルナヤ
2A 3Lo 3Lz-2T-2T 2A 3F-3T 3S-3T 3F
ピシッ!としていました。静かに優雅に物語の幕が開いて、美しいジャンプとスピンで紡がれていきました。3S-3Tと3Fの着氷がほんの少しだけ止まったので、現実に引き戻されました。もう少しでこのプログラムの編曲が雑なことを忘れるところでした。後ろ2つのジャンプでGOE2つ分落としたことと、コレオシークエンスがないことを考えると、シニアであれば、この構成でTES80点を超えられます。つおい。シニア基準で考えても彼女はめちゃうま。

トゥルソワ
4Lz so 4Lz fall 4T ot 2A-3T 3Lz-3Lo 3Lz-1Eu-3S 3F
クワドモンスター、カナディアンアイスに屈す。1本目の4Lzは回転は足りていました。2本目は回転不足での転倒となりました。2Aでコンボをリカバリーしました。単独ジャンプを跳ぶための助走しかないのに3Tを付けられてしまうところが異常です。3本の4回転を入れるためにかなりのトランジションと音楽表現を犠牲にするので、失敗してしまうとPCSが伸びきらないです。後半は落ち着きを取り戻して、歌うように演じました。勝つためにやってきたので悔しそうです。

カニシェワ
2A 3Lz 2A 3Lo 3Lz-3T 3F-1Eu-3S 3F-2T
冬のお姫様だーーー!わーーーーーい!ジュニア1年目の年齢ですが、指先の表現がすでに大人の女性のようです。気品の感じられるコントロールされた演技でした。メダルが確定してとても嬉しそうです。ロシアは1試合1試合がサバイバル。

インタビュアーのお姉さまが、ロシア人にも分かりやすいように、簡単な単語でゆっくりと話してくれるから僕もありがたい。

ロシアの表彰台独占です。エテリ帝国での独占はならずでした。シェルバコワでも今大会のように崩れることがありますし、コストルナヤやトゥルソワでも安心はできません。世界ジュニア選手権ロシア代表になるには、ロシアジュニア選手権を勝ち抜く必要があります。たとえ、有力なメダル候補でもそこで失敗すれば代表にはしてくれません。模試でA判定でも、センター試験ミスっちゃ二次試験も受けられないのよ。

ペアLP
1 Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV(ロシア)126.26
2 Polina KOSTIUKOVICH / Dmitrii IALIN(ロシア)122.69
3 Apollinariia PANFILOVA / Dmitry RYLOV(ロシア)120.15
4 Kseniia AKHANTEVA / Valerii KOLESOV(ロシア)110.47
5 Anastasia POLUIANOVA / Dmitry SOPOT(ロシア)99.05

ペアリザルト
1 Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV(ロシア)190.63
2 Polina KOSTIUKOVICH / Dmitrii IALIN(ロシア)189.53
3 Apollinariia PANFILOVA / Dmitry RYLOV(ロシア)186.59
4 Kseniia AKHANTEVA / Valerii KOLESOV(ロシア)172.51
5 Anastasia POLUIANOVA / Dmitry SOPOT(ロシア)158.33
WD Sarah FENG / TJ NYMAN(アメリカ)

サラ・フェン&TJ・ナイマンは怪我のために棄権となりました。全米選手権までにはよくなりますように。

ポルソポ
3T fall 3Tw 3S fall 3STh 3LoTh
スロージャンプは2本とも見事な着氷でした。きれいに伸びていきます。ストルボワみたいにドヤっていいんやで。ドヤ加点ありますからね。

アハコレ
3Tw 3LzTh 3T 3S fall 3LoTh
3Sで女性が転倒しました。ペア要素には非常に安定感があります。3Tは両手タノを付けました。ペアのトリプルジャンプでタノはとても珍しいです。メーガンも褒めていました。チャルダッシュの速いテンポに合わせの演技は難易度高いですね。最後曲が余っちゃうところかわいい。先生今日も蝶ネクタイ付けてる。

ミシガリ
3Tw 3FTh 3S-1Eu-3S 3T 3STh
いやーーーーーよかった。スローはループではなくフリップなのですね。きれいに入りました。身長差が少ないのでリフトに力を使いますが、気になるのはそれぐらいでした。男性の表現が垢抜けてきまして、いい味出してます。衣装も手抜きじゃないですし。あまり喜ばないミーシナが今日はとても嬉しそうでした。ロシア選手権では130点超えそう。

パンリロ
3Tw 2Lo 3LoTh 2A-1Eu-2S 3FTh
驚愕のツイストの高さです。レベル4の上、+5を付けるジャッジもいました。そしてリバースラッソーをグルンと押し上げて、猛スピードで滑り、キャリーリフトに変化させる時の男性のブレなさも信じられないレベルで、迫力がありました。グループ4の質も卓越していました。女性のポジションも美しい。彼らのリフトの質は、シニアの全カップルを含めてもトップ5に入ると思います。それぐらいリフトが上手いです。課題のソロジャンプさえクリアすれば、シニアでも活躍できるペアになるはずです。

コスイア
3Tw 3LoTh 3S-1Eu-3S 3STh 3T
クワドツイストは回避して安全策。なお安全策でも基礎点は高いです。コンビネーションジャンプで女性のファーストジャンプが乱れたのにコンボに持っていきました。不思議なプログラムですが、技術の高さで納得させられます。女性は持ち上げられながらフィニッシュして、逆さのままガッツポーズしました。回転不足でTESが3点下がって優勝を逃しました。

優勝インタビューで、ガリアモフが無言のまま終わりました。ロシアペアは大抵男性が英語担当なのですが珍しいタイプ。

ミシガリはGOEマイナスのないきれいなプロトコルです。コスイアはオイラーにアンダーローテーションが付いて、GOEがマイナスになったのが敗因です。パンリロはツイストと2つのリフトに4人のジャッジが+5を付けました。

おそらく世界ジュニア選手権よりも今日の方がレベルの高い争いでしょう。ペアはロシアの独擅場。

ジュニアは3種目でロシアが表彰台独占です。ロシアの世界です。
2018
12.08

ジュニアグランプリファイナル 2日目 アイスダンスリザルト・男子リザルト

昨日、自分が投稿したブログ記事3つ。最初元気で、最後眠気でバテバテになってるの見て自分でワロタ。

アイスダンスFD
1 Arina USHAKOVA / Maxim NEKRASOV(ロシア)103.16
2 Sofia SHEVCHENKO / Igor EREMENKO(ロシア)102.93
3 Marjorie LAJOIE / Zachary LAGHA(カナダ)98.26
4 Elizaveta KHUDAIBERDIEVA / Nikita NAZAROV(ロシア)98.25
5 Avonley NGUYEN / Vadym KOLESNIK(アメリカ)94.74
6 Maria KAZAKOVA / Georgy REVIYA(ジョージア)91.25

アイスダンスリザルト
1 Sofia SHEVCHENKO / Igor EREMENKO(ロシア)170.66
2 Arina USHAKOVA / Maxim NEKRASOV(ロシア)170.65
3 Elizaveta KHUDAIBERDIEVA / Nikita NAZAROV(ロシア)164.54
4 Marjorie LAJOIE / Zachary LAGHA(カナダ)164.51
5 Avonley NGUYEN / Vadym KOLESNIK(アメリカ)158.47
6 Maria KAZAKOVA / Georgy REVIYA(ジョージア)148.76

カザレビ
ジョージアの 皮をかぶった ロシアプロ
フダナザのRDと同じくマートンの楽曲を使用しています。なぜなら先生が同じだから。ファーストツイズルが少しズレましたが、タイミングを修正しました。前半のトランジションの丁寧な表現がよかったと思いますが、終盤のスーパーマートンヴァイオリンタイムでも、前半と変わらないゆったりとした感じで滑っていたのは気になりました。

ニュエコレ
サーキュラーステップの男性の膝の使い方が見事でした。女性が非常に小柄なので、男性が膝を使えないと身長差が目立ってしまうのですよ。見事でしたね。女性がツイズルで足をついてしまったのが残念です。コレオリフトの一音一音への気持ちの乗せ方も魅力的でした。2人とも21世紀生まれで、まだこれからのカップルです。今シーズンか来シーズン、確実に世界ジュニア選手権の表彰台に立つでしょう。

ラジュラガ
非常に気合いの入った演技でした。スピード狂と化しておりました。男性はいつも通りのポーカーフェイスでしたけど、女性には鬼気迫るものを感じました。ワンフットステップでレベルを取りこぼしたところと、トランジションはスピード重視で女性のエッジが少し浅かったと思います。ディダクション1がありますが、全体的にはとてもよかったですし、会場を温めてくれました。

フダナザ
ミハルLP~ネイサンSPメドレー。ストレートラインリフトは男性がドラッグしながら持ち上げますが、少し失敗してゴチャゴチャっとなっていました。加点も控えめでした。3分半のプログラムとしてのまとまりが、それほどなかった気がするので、PCSはニュエコレぐらいだと予想していましたが、驚きのスコアが出ました。0.03差で暫定首位に立ちました。

チェンコメンコ
私たちアイスダンサーだよ!という分かりやすいルックス。ルックスレベル最高。ルックス!(やべえ・・・本当に3分半の間顔ばっかり見て、演技ほとんど観てなかったから感想書けない・・・どうしよう・・・) いやあ、ルックス最高だわ。まあ、あれだよ。ルックスいいのがダメなんですよ。こんなに目を引くルックスしてるのがダメ。演技に集中させてくれないから、謝罪と賠償を要求します。

ウシャネク
イカれたゴキゲンなコレオステップから演技が始まります。到底競技プロとは思えないような、エキシビションプログラムかのようなハチャメチャ具合です。エレメンツの独創性は群を抜いています。男女がセパレートになるツイズルとワンフットステップで、他のカップル以上に離れてしまうのが気になりました。型から外れた演技をしているので、2人の距離感大事にしないといけません。きっとシーズン後半に向けて修正してくれるでしょう。

1位と2位が0.01点差という結果で、ウシャネクは唖然とし、バックステージのチェンコメンコは驚いていました。そして3位と4位が0.03点差。GOE1つで順位が変わってしまう点差です。2014年世界選手権の阿鼻叫喚懐かしい。

男子LP
1 Stephen GOGOLEV(カナダ)154.76
2 Petr GUMENNIK(ロシア)142.59
3 Adam SIAO HIM FA(フランス)140.56
4 Koshiro SHIMADA(日本)140.41
5 Tomoki HIWATASHI(アメリカ)128.32
6 Camden PULKINEN(アメリカ)117.37

男子リザルト
1 Stephen GOGOLEV(カナダ)233.58
2 Petr GUMENNIK(ロシア)218.75
3 Koshiro SHIMADA(日本)214.38
4 Adam SIAO HIM FA(フランス)207.04
5 Camden PULKINEN(アメリカ)197.68
6 Tomoki HIWATASHI(アメリカ)190.80

島田
4T 3A 2A-3T hd 3Lz-1Eu-3S td 3Lo 3Lz 3F fall
4T成功しました。そして3Aも降りられましたね。俺はカナダ人でもスイス人でもない・・・日本人なんだ!ハァーーーーーーー3A!という成功でした。この構成でクリーンだと148ぐらい出ますし、3A2本なら最高で153↑は出るでしょう。1番滑走でよくがんばりました。全日本まで試合間隔が狭く、時差調整も難しいでしょうが、結果出さないと代表になれませんからね。もうひとふんばり。

アダム
4T-2T 3A-2T 3A 4T 3Lz-1Eu-3S 3Lo shaky 3F
2018年12月7日、バンクーバーオリンピックの悪夢は、愛する弟子の手によって終わらされたのです。8年10カ月の長い長い悪夢でした。冒頭の4T-3Tこそ入らなかったですが、点数の取れる構成になっているのですね。ジャンプ中心の構成なので、PCSは伸びなかったですが、これからいくらでも上達できます。

樋渡
4T so 3A-2T 3A 3S-3T 3Lo 3Lz-1Eu-3F 3Lz
トモキ・イワタシさん。4Tは回転不足でステップアウトしました。4Tをはじめ、ジャンプの回転不足が多かったです。TESは速報から10点以上下がりました。4Tに付けられず余った3Tは、3Sに付けてリカバリーしました。最後までアクロバティックで楽しい演技でした。この曲吹奏楽なんですね。どうりでコンクール感あったわけだ。

グメンニク
4S 3A-2T-2Lo 3S 3A 3Lz-3Lo 2F 3Lz so
しれっと4S組み込んで、クリーンな着氷を見せました。迫力がありましたね。後半に3-3を2本入れる鬼構成なので、跳ぶだけの体力と時間がないように思えます。ジュニア男子も演技時間短縮の影響を受けていますね。

ゴゴレフ
4Lz fall 4T 4S-2T 3A-3T 3A 3Lz-1Eu-3S 3Lo
衣装指紋柄て。カナダでのジュニアグランプリではゴゼンレフになっていましたが、今日はゴゴレフでした。4Lzは回転不足で転倒して、4S-3Tのセカンドが2Tになりました。それでもTESでぶっちぎっています。加点を得られるジャンプが多かったです。この映画のシャーロック・ホームズはカンフー映画ばりにアクロバティックなので、最後まで体力を切らさないことが重要です。彼はそれができていました。表彰台確定でカナダ連盟救われたな。

プルキネン
3Lz shaky-1Eu-3S hd 3A 3Lo fall 3A-2T 1F 3F-2T 3Lz fall
ミスって取り返してミスって取り返してミスって取り返してミスって終わった・・・。3Fが抜けたので、咄嗟に2Aを3F-2Tに変更する機転を見せるなど、食らいついたのですけどね。さすがにここまでミスが多いとTESが伸びません。彼のよくない時のスピンも続きましたし、気負ってしまったでしょうか。全米には彼の男らしい演技と表現が戻ってきますように。

インタビューに答えるゴゴレフさん声変わりしてない。挙動が普通の中学生。ということで、ゴゴレフは補欠からの優勝となりました。カナダの救世主です。カナダ連盟はハムの詰め合わせでも贈っておきましょう。かわいい生き物で表彰台独占となりました。いろんな国の選手がいて、それぞれの持ち味があって、男子シングルの未来は明るい。
2018
12.07

ジュニアグランプリファイナル 1日目 アイスダンスRD・男子SP・ペアSP・女子SP

西海岸開催 is 神。

アイスダンスRD
1 Sofia SHEVCHENKO / Igor EREMENKO(ロシア)67.73
2 Arina USHAKOVA / Maxim NEKRASOV(ロシア)67.49
3 Elizaveta KHUDAIBERDIEVA / Nikita NAZAROV(ロシア)66.29
4 Marjorie LAJOIE / Zachary LAGHA(カナダ)66.25
5 Avonley NGUYEN / Vadym KOLESNIK(アメリカ)63.73
6 Maria KAZAKOVA / Georgy REVIYA(ジョージア)57.51

配信環境がひどい。

カザレビ
ツイズルはきれいに決まりました。パターンダンス1で男性がスタンブルしました。ジャッジの前でかなり目立つ形でした。選曲的にはもう少しスピードがほしいところですね。

フダナザ
ミッドラインステップのカーブの深さと女性のポジションの決め方がかっこいいです。そこからのツイズルというのもいいですね。徐々に男女の距離が開いてしまったことだけが残念です。編曲はただのベストオブプルシェンコです。シェンコが顔を見せてくる。

ニュエコレ
カザレビと曲は同じです。宮原知子さんを前にして、アメリカの宮原知子さんの演技。すごくラインの美しいカップルですし、絡み合う2人の動きがたまらんです。男性の衣装は胸元開いたスコット・モイアさん。スコット風味供給過多。スコットの真似は衣装ではなくスケーティングにして?

チェンコメンコ
男の黒スケ衣装なんてありきたり、俺は赤スケでいくぜ。という素晴らしい心がけです。徳を積めますね。冒頭からかなり飛ばしています。男性の合わせて作っているせいか、女性がスタンブルでもすれば、あっという間に置いていかれて演技が崩壊するでしょうね。ロボドロのジュニア最終期と同じで、それぐらいの高難度プロでリスク冒さないと勝てないという考えなのでしょう。後半はパターンダンスとリフトを曲調に合わせて少し落ち着かせた構成に。男性の凛とした姿勢が素敵です。

ラジュラガ
大柄なロシアの民に囲まれると一際小柄ですが、パワーがありました。特に女性のスケーティングのパワフルさには目を奪われましたね。カナダ開催だからか、すごい気合いでした。空回りしてスタンブルするんじゃないかとハラハラしました。いつもより深めにエッジ倒しておりまーす!いつもより高めに足上げておりまーす!というようなキレ方。グルグルしすぎなローテーショナルリフトで盛り上げてフィニッシュ。TESの取りこぼしが痛かったです。

ウシャネク
デビュー時が超イロモノだっただけに、スケーティングの評価が上がるのを見ると感慨深いものがあります。ツイズルの2人の距離が遠のいたり近づいたり忙しく、全体的にバタついてまとまりのない感じはしましたかね。忙しい構成ではあるのですが、もっとかっこよくまとめるカップルですし。順位を見て残念そうにしていました。

上位3組にロシアロシアロシアです。カナダの試合でロシアがトップ3独占するとは。ラジュラガは僅差ですし、PCSも出ていますし逆転は十分可能です。チェンコメンコがすごくよかったので1位は納得です。皆さんパターンダンス2の取りこぼしが多く、とても苦労していました。パターン2の1つ目のキーポイントは誰もYesをもらっていないのです。ニュエコレは悪くはないのですが、ちょっと薄いかなあ。

男子SP
1 Camden PULKINEN(アメリカ)80.31
2 Stephen GOGOLEV(カナダ)78.82
3 Petr GUMENNIK(ロシア)76.16
4 Koshiro SHIMADA(日本)73.97
5 Adam SIAO HIM FA(フランス)66.48
6 Tomoki HIWATASHI(アメリカ)62.48

アイスダンスの時最悪だった音声が改善されました。

グメンニク
3A 3F 3Lz-3Lo
3Aと3Lz-3Loは完璧なジャンプではありません。彼ならもっといいものができるはずです。1番滑走としてはやれることはやりました。ズンドコビートが入るので、ステップシークエンスの後半部分でもう少し弾けてくれればと思います。ちょっときれいすぎるというか、いい意味での無鉄砲なジュニアらしさも見てみたいのです。心配しなくてもグメンニクは将来伸びますよ。カロリーナに顔似てますし。

ゴゴレフ
3Lz-3T 3F 3A
トルガシェフの棄権で繰り上げ出場です。北米のロシア系から北米のロシア系へ。ジャンプが非常に安定していました。全く問題はありません。JGPSの時よりもよかったです。表情や表現はまだジュニアっぽいですね。体を大きく使おうとしているところがいいです。繰り上がりから母国開催で優勝したら盛り上がるでしょうね。繰り上がりからのJGPF優勝はアレウィンがついこの間やったばかりです。

島田
3A so 3F 3Lz-3T
日本人の彼が6人中最も高身長です。3Aこそステップアウトしましたが、トランジションでの加速が自然で魅せ方が上手かったです。前2人が淡白めなので、パッション系の演技は余計に鮮やかに映りました。背中のティッシュ口は黒。ブラックホールティッシュ口。素人が近づくと吸い込まれますよ。

プルキネン
3Lz-3T 3A 3F td
ジュニアラストイヤーなのでめっちゃ大人です。今日もめっちゃ失敗しそうにクリーンな3A決めました。フェンスに激突しそうに踏み切るのにバシッと入るんだよなあ。3Fで足ついちゃうところがプルキネン。キャメルスピンは安定の不安定でした。きれいに回転しそうなのにいざキャメルポジションに入るとスピードがガクンと落ちます。それでも昔よりはかなりいいです。ステップシークエンスの前半部分は深いカーブを描き、あえて移動距離を少なくし、後半部分で思いが決壊するようにドワーーーと滑る構成が素敵です。表現面では抜けていました。さすが大人。

アダム
3A ot 3Lz-3T shaky 3F so
ジュベール先生の因縁の地バンクーバー(会場は違う)に連れてききましたが、ジャンプは3本ともクリーンに決まらなかったです。フランス男子がバンクーバーでいい演技をするのは難しいようです。モロモロしいステップシークエンスですが、彼にはモロゾフプロ合っていると思います。

樋渡
1A 3F 3Lz-2T
3Aが抜けてしまいました。カナディアンはカナディアンにならなかったのに、ジャパニーズアメリカンがカナディアンアクセルに。マイケル・ブーブレがカナダ人だから音源のせいでカナダとしてカウントされたんだ・・・。スピンの回転軸が移動せず美しい回転を見せました。

表彰台争いは4人に絞られたとみていいでしょう。島田はスイス拠点で、2週間ごとに試合があるのは厳しいですね。あと全日本もありますし。日本ジュニア勢では唯一のJGPF進出者なので、LPもがんばってほしいです。

ペアSP
1 Polina KOSTIUKOVICH / Dmitrii IALIN(ロシア)66.84
2 Apollinariia PANFILOVA / Dmitry RYLOV(ロシア)66.44
3 Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV(ロシア)64.37
4 Kseniia AKHANTEVA / Valerii KOLESOV(ロシア)62.04
5 Anastasia POLUIANOVA / Dmitry SOPOT(ロシア)59.28
6 Sarah FENG / TJ NYMAN(アメリカ)49.82

規定要素ガチガチなので、エレメンツの順番が違うだけで要素みんな一緒。

ペアにはメーガン・デュハメル解説員(声ガラガラ)が登場。

アハコレ
3Tw 3STh 2A
先生が蝶ネクタイ付けてこのままパーティーに出席しそうな勢い。トランコフといいリンクサイドで蝶ネクタイは笑う。スローサルコウの飛距離は申し分ないです。2Aは女性の回転が足りませんでした。バックアウトデススパイラルはシニアですらレベルBになることもしばしばありますが、彼らはレベル4で加点もドッサリです。これは武器になります。ステップシークエンスのユニゾンが合わず、ステップまでの浮遊感が失われて尻切れトンボになってしまったかなと。

フェンナイ
3Tw fall 2A 3STh so
ツイスト降りる際に転倒しました。2Aはなんとか着氷しましたが、スローサルコウステップアウトでソロスピンは回転が合っている箇所がほとんどなかったです。PCSを取れるペアなので、ロシアペア1組2組食える可能性もありました。ロシアジュニア選手権へのゲスト参加は大変だ。

ミシガリ
3Tw 3STh 2A
2Aは2人とも同じような詰まった着氷になりました。メーガン解説員にも「ソロジャンプ同じになっとるやんけ」と言われていました。ボイコズよりも少し年上なので、シニアに出場していてもおかしくないペアですし、ロシア選手権でトップ3に入ってもおかしくないです。今シーズンの「何でジュニアにおるんや」枠。完璧ではないですが、首位に立つには十分な演技でした。ジャンプの助走が短いので要素やってる感ないのがいいです。

第2グループの男性が全員ドミトリーなので、メーガンに「3ドミドリーズ」と突っ込まれていました。

パンリロ
3Tw 2A 3STh
今週のアイプッタ担当。アイプッタに乗せて投げ技・ジャンプはポンポコ成功させました。デススパイラルで終わると見せかけて最後にスウィングを滑ります。アイプッタで通すには、まだ幼さが見えてしまうので、こういった編曲は正解だと思います。先生が襟がフワフワの素敵な豹柄上着をお召しになっていました。これが伝統的なロシア人ですよ。ったくエテリときたら・・・。

ポルスポ
2A 3Tw 3STh
すっかり犬のマサル氏に勝枠を奪われてしまった勝氏。僕の勝はずっとドミトリー・勝・ソポトだよ。スローサルコウの着氷の流れがよかったです。6分練習の時はさらにきれいな流れだったので、もっといいものが降りられるはずです。男性の動きが非常に洗練されまして、とても美しくなりました。こういった筋肉質な男性がエレガントな動きをするのがいいんです。

コスイア
3Tw 2A 3STh
ツイストのキャッチに余裕がありました。ふわっ。非常にいい演技でした。特にステップシークエンスですよ!女性が若いペアが多いので、男女のスケーティングスキルの差が露骨に目立ってしまうケースが多いです。この組は男女の技術のバランスがよくて、激しい曲調にも拘わらず女性がしっかり表現しながら滑っていられます。ユニゾンもよかったです。ソロスピンは接触しそうな距離で、タイミングもよかったです。最終滑走で質の高い演技を見せました。トゥームレイダーの曲です。トゥームレイダーをネイティブな発音で言う遊び楽しいからオススメ。Tomb raider!

以上、ロシアジュニア選手権&ゲスト1組の模様をお送りしました。

女子SP
1 Alena KOSTORNAIA(ロシア)76.32
2 Alexandra TRUSOVA(ロシア)74.43
3 Alena KANYSHEVA(ロシア)68.66
4 Yelim KIM(韓国)62.51
5 Anastasia TARAKANOVA(ロシア)61.78
6 Anna SHCHERBAKOVA(ロシア)56.26

タラカノワ
3F shaky 2A 3Lz-3T
肩出し衣装になりました。身長がドンドン伸びているように見えます。見栄えがよくなる分、ジャンプが不安定になります。セカンドジャンプの回転が足りていないです。女子は難しいなあ。

シェルバコワ
2A fall 3F 3Lz so
ステップアウトとコンボなし・・・これは痛いです。緊張が演技に出てしまいましたね。ジャンプ前のトランジションも多いので、気持ちを立て直す時間もなさそう。エテリのコートのフワフワ控えめ。コートのチョイス失格。

カニシェワ
2A 3F 3Lz-3T
今週のお月さまプロ担当。海老蔵、蛯原友里に並ぶ世界三大甲殻類ネーム。ジャンプがきれいに入りました。レイバックスピンがトランべリングしたのはもったいないです。スピンはきれいだったので、相殺されてGOEが少なくなってしまいます。シーズンベストが出て満足の様子です。カニシェワはLPの冬のお姫様が麗しいから!あっちが本領発揮だから!

イェリム
3Lz-3T hd 2A 3F
GOEのプラスをドカ盛りできる3Lz-3Tで手を付きました。3Tは回転が足りていません。カウンターからの2A、そして3Fはクリーンに決まりました。トランジションカツカツのロシア勢が続く中、清涼剤のような爽やかな演技でした。最後のシットスピン素晴らしかったです。ポジションと軸のブレなさよ。

トゥルソワ
2A 3F 3Lz-3Lo
黄色いキルビルらしい衣装から新しい黒衣装に。背中には赤い龍が描いてあります。中学生の私服かな?ほんの少し3Lz-3Loの流れが止まったのと、クリムキンイーグルからの流れでレイバックスピンに入ろうとした際に少しバランスを崩したぐらいで、完成度の高い演技でした。

コストルナヤ
2A 3F 3Lz-3T
この構成では完璧と言っていい出来ではないでしょうか。女子ジュニアの最高到達地点の演技です。ジャンプ、スピン、ステップシークエンス全てのエレメンツが研ぎ澄まされていましたし、全て+3以上という質でした。エテリチームのフリーレッグ曲がりっぱなしという共通課題にしても、適所で前にサイドに伸ばしてバタバタして見えないように工夫しています。鳥というか風使いですね。世界選手権メダリスト並みのスコアが出ました。

完成度モンスターが勝つのか、クワドモンスターが勝つのか。正解は・・・・・明後日!以上ロシアジュニア選手権 with 韓国人ゲストの模様をお送りしました。
2017
12.09

ジュニアグランプリファイナル 3日目 アイスダンスリザルト・女子リザルト

アイスダンスFD
1 Anastasia SKOPTCOVA / Kirill ALESHIN(ロシア)87.74
2 Christina CARREIRA / Anthony PONOMARENKO(アメリカ)87.66
3 Sofia POLISHCHUK / Alexander VAKHNOV(ロシア)85.87
4 Sofia SHEVCHENKO / Igor EREMENKO(ロシア)84.28
5 Arina USHAKOVA / Maxim NEKRASOV(ロシア)83.35 PB
6 Marjorie LAJOIE / Zachary LAGHA(カナダ)80.76

アイスダンスリザルト
1 Anastasia SKOPTCOVA / Kirill ALESHIN(ロシア)153.61 PB
2 Christina CARREIRA / Anthony PONOMARENKO(アメリカ)151.76
3 Sofia POLISHCHUK / Alexander VAKHNOV(ロシア)149.04 PB
4 Sofia SHEVCHENKO / Igor EREMENKO(ロシア)144.38
5 Arina USHAKOVA / Maxim NEKRASOV(ロシア)141.88
6 Marjorie LAJOIE / Zachary LAGHA(カナダ)141.28

ウシャネク
女性のスピンからダンススピンに入ります。男性が回転していないだけで、普通のカップルならコレオツイズルにしそうですけど、とにかくくるくる回る。スピンが終わってからツイズルでくるくる。ローテーショナル、コレオスピン、コレオリフトもくるくる。たいへんよくくるくるしました。

ラジュラガ
カーブリフトで身を寄せる様が、2人のコネクションが深まっていくのを感じて3分半のプログラムで肝になっているなと思います。フリーレッグを上下させる過剰に難しいツイズルは、FDでは成功させられました。TESの取りこぼしで順位を落としました。

チェンコメンコ
ステブキと同じチームなので、ピストルツイズルはお手のもの。スピンのポジションが独創的で、よくスピードをキープ出来るなと感心します。クリエイティブエレメンツの連続から、コレオツイズルは割とオーソドックスかな?と思いました。

ポリヴァク
ステップが1つになったジュニアFDでは珍しい冒頭ステップ型。サーキュラーステップからツイズル~コレオスピンの間に、音楽の編集でガクッとなる箇所が3つあります。黒鳥さん焦りすぎでしょ。リフトを後ろ3つに固めるなかなかの偏らせ方。でもこれはバレエっぽさを出すために意図的になされているので、気にならないかな。気になるのは超展開だけです。途中からそればかり気になってニヤニヤしちゃいました。あーおもしろかった。

スコアレ
世界ジュニア優勝を狙うためのプログラムなので、ロシアカップルの中でもシームレスにクールに紡ぐ事を意識しているように思えます。身長差がほとんどなく、男性がかなり力を使って要素を実施しているため、流れを作りきれていないように思えます。シームレスに紡ぐという意図は捉えられるけれど、実際に出来ているかというと不十分なのかな。難しいね。

カレポノ
最終滑走のカップルはリフトが普通。もちろん質がいいし、曲にも合っているのでGOEはたくさんプラスがついて然るべき。一歩の伸びが素晴らしかったです。漕がなくてもサーキュラーステップでグイグイとリンクの端まで進んで行きました。アイスダンスは何見てんだ?滑り見てんだ!って話ですよ。

現行採点が染みついているカップルはツイズルが上手く、リフトもクリエイティブです。つい2、3年前までリフトはシニアカップルの焼き直しばかりでしたのに。粗製乱造プロで、選手の能力だけに頼っていはジュニアを勝ち抜けなくなっているのでしょう。

女子LP
1 Alena KOSTORNAIA(ロシア)132.93 PB
2 Alexandra TRUSOVA(ロシア)132.36 PB
3 Anastasia TARAKANOVA(ロシア)131.74 PB
4 Rika KIHIRA(日本)125.63
5 Daria PANENKOVA(ロシア)125.51
6 Sofia SAMODUROVA(ロシア)122.73

女子リザルト
1. Alexandra TRUSOVA(ロシア)205.61 PB
2. Alena KOSTORNAIA(ロシア)204.58 PB
3. Anastasia TARAKANOVA(ロシア)199.64 PB
4. Rika KIHIRA(日本)192.45
5. Daria PANENKOVA(ロシア)191.16
6. Sofia SAMODUROVA(ロシア)187.74

JGPSで跳んだジャンプを自分のブログからコピペしておく簡単な作業。

パネンコワ
3Lz tano-3T tano 3F tano-1Lo-3S tano 3Lo tano-2T tano 3Lz tano 3Lo tano 2A tano 2A tano
3Fの踏み切りがフラットになってしまうので、今回は2本目を3Loに変更しました。今回の3Fもなかなか微妙なところ。激情ステップの加点がそれほどもらえなかったのが意外でした。インタープリテーションはもっと高く出ると思っていました。しょっぱいプロを滑るけど、声はスウィートです。

紀平
3A-3T 1A 3F tano 3Lz-2T tano 3Lo 3Lz tano-2T-2Lo 3S
6分練習では3Lz-3Tの練習をしていました。これは3Aで転倒してコンビネーションをつけられなかった時を想定しての物だと思いますが、3A抜けた時に繰り返しジャンプが余るから3Tつけてええんやで。3A-3Tはクリーンなランディングでした。国際大会での成功はこれが女子選手史上初かな?3Fは少し回転が足りずに着氷。そこからは調子がよくポンポンと成功。大きな大会で3A2本揃えるのは難しい。

サモドゥロワ
3Lz tano 3S tano 3Lo tano 3Lz tano-2T-2Lo 2A-3T tano 3F tano+2A 3F tano
ステップを終えてからジャンプが連続する構成なので、それに気持ちがいって、彼女の持ち味の音楽表現が感じられないままエレメンツが終了。3Sや3Lo辺りではトランジションも心ここにあらずな印象。安定感は今大会も健在でした。このジャンプの高さで、これからも跳んでいけるのだろうかと、ふと思う。

タラカノワ
3Lz tano-3T 3Lz tano-1Lo-3S 3F-2T tano 3Lo 3F 2A 2A tano
あまり流れの出ない3Lz-3Tや3Loの着氷でフリーレッグをピーンと伸ばす事で「これはクリーンなジャンプです、ドチャクソ加点してください」の圧力を発します。強い。このタイツの穿き方苦手な方多いと思うのですが、フリーレッグピーン圧力を使うには、脚を長く見せる必要があるので、背の低い彼女には仕方ないのです。そんな意図があるかは知らないけれど。一歩の伸びも素晴らしく、絶好調といった出来でした。

コストルナヤ
3Lz 3F-3T tano 3F-2T tano-2T 3S-3T tano 3Lo 2A 2A
素晴らしいコンビネーションスピンからスタートしました。冒頭にハイライト登場みたいな。これが良すぎて、次のステップの音楽表現が霞みました。少し着氷が危ういところがありましたが、マイナスは免れました。あまりタノらない族でしたが、2つ増やしてセカンドジャンプでタノマスト族となりました。ザギトワに次ぐジュニア歴代2位のスコアです。

トルソワ
4S fall 3Lz tano-3Lo shaky 3F tano-2T-2T 3Lz tano-3T 3F tano 3S 2A
4Sは転倒。回転が足りていればディダクション分を差し引いて5.5点もらえます。2Aは満点でも5.0点しかもらえないので、美味しいエレメンツ。コンビネーションジャンプや回転速度の落ちた最後のスピンなど、GOEを積み重ねられなかった部分があるので、まだまだスコアを伸ばせます。ジャンプジャンプになって、演技後半少しの間表現が抜けたので、失敗しても常に冷静でいる鋼のメンタルを身につけなくてはですね。言うは易しですまんな!コストルナヤのスコアを抜いて、ジュニア歴代2位に。ザギトワの尻尾が見えてきました。

エテリ帝国で表彰台独占。ロシアから独立すればいいのに。187点で最下位だなんて・・・一昔前なら世界選手権の表彰台に乗れるスコアですのに。トルソワの4Sはアンダーローテーションでした。ディダクションを引くと3.1点なので、これですと2Aを跳んだ方がポイント高いです。ロシアジュニア選手権ドウナルノーーーコワーーーイ。
2017
12.08

ジュニアグランプリファイナル 2日目 アイスダンスSD・ペアリザルト・男子リザルト

アイスダンスSD
1 Anastasia SKOPTCOVA / Kirill ALESHIN(ロシア)65.87 PB
2 Christina CARREIRA / Anthony PONOMARENKO(アメリカ)64.10 PB
3 Sofia POLISHCHUK / Alexander VAKHNOV(ロシア)63.17 PB
4 Marjorie LAJOIE / Zachary LAGHA(カナダ)60.52
5 Sofia SHEVCHENKO / Igor EREMENKO(ロシア)60.10 PB
6 Arina USHAKOVA / Maxim NEKRASOV(ロシア)58.53

今日は解説ゲストにキャシーが登場。

ウシャネク
パターンダンスでのレベルの取りこぼしがTESに響きましたが、終始エネルギッシュな動きで魅せました。シニアのトップカップルに匹敵するツイズルの加点がありました。ベテランはこれほど速く回れないですよね。初めから新採点だった選手ってすごい。

チェンコメンコ
ストレートラインリフトの回され方上手。将来的にチョックさんやテッサみたいな、いいライダーになれそう。少し粗さはありますが、女性のパワーを感じるダイアゴナルが印象的でした。

ラジュラガ
ラガが笑うところをスロー再生してくれてありがたい。今回のスタッフは分かってるな!ラガのリードに無理がないので、パターンダンスがスッキリと見られます。ポーカーフェイスでホールドチェンジが下手だったらモヤモヤしますもん。

5分練習中
テッドおじさん「弟の活躍にジェラってる?」
キャシー「哉中ちゃんと滑ってるのめちゃくちゃ誇りに思ってるよ!」

ポリヴァク
ツイズルはズレそうでズレずにまとめました。ラテンの楽しい部分が詰め込まれていました。リズミカルというよりは、ライトな感じでパターンダンスを楽しそうに踏んでいました。

スコアレ
スコップさんが更にダイナマイト美女に進化。レッドカーペット歩いてもらいたい。こちらのカップルもズレそうでズレないツイズルです。ミッドラインの距離感素晴らしかったですね。パワーでは前に滑走したカップルたちの方がありましたけど、距離を詰め、大人のダンスを意識していたようにも思えます。ジュニアカップルのノットタッチは最初の距離が近くても結局離れてしまうので、彼らほどキープ出来ていると、ムフフとなります。

カレポノ
チャチャコンゲラートというパターンダンスの意義は「選手たちの発展の初期段階でラテンアメリカンリズムを紹介し、彼らに足元だけでなく体をも使ってリズムを認識する事を促す」事らしいのです。カレポノのパターンダンスはまさにその意図を汲み取っていて、滑らかな足元とリズムを刻む上体の動きが見られました。シュピルバンドらしいよなーと思いました。ツイズルはレベル取れなかったけど、コケなかったからOK。

JGPFはインフレしたJGPのスコアがスンッ・・・と落ち着く事も多いですが、パーソナルベストを出した組が多かったです。

ペアLP
1 Ekaterina ALEXANDROVSKAYA / Harley WINDSOR(オーストラリア)113.59
2 Daria PAVLIUCHENKO / Denis KHODYKIN(ロシア)113.43 PB
3 Apollinariia PANFILOVA / Dmitry RYLOV(ロシア)112.20 PB
4 Yumeng GAO / Zhong XIE(中国)105.56 PB
5 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII(ロシア)104.88
6 Anastasia POLUIANOVA / Dmitry SOPOT(ロシア)103.19

ペアリザルト
1. Ekaterina ALEXANDROVSKAYA / Harley WINDSOR(オーストラリア)173.85
2. Apollinariia PANFILOVA / Dmitry RYLOV(ロシア)173.01 PB
3. Daria PAVLIUCHENKO / Denis KHODYKIN(ロシア)172.94 PB
4. Yumeng GAO / Zhong XIE(中国)165.03 PB
5. Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII(ロシア)160.80
6. Anastasia POLUIANOVA / Dmitry SOPOT(ロシア)160.47

ボイコズ
3Lo fall 3T-1Lo-3S 3Tw 3LoTh 3STh so
3Loは転倒。3-1-3のコンビネーションなんてペアではなかなか見られないので調べてみたところ、3-1-3のコンビネーションを跳ぶペアがボイコズしか存在しない事が判明。旧採点時代は分からないんですけど、現行採点では彼らだけです。素晴らしい柔軟性がありますし、くるみ割り人形の乗りやすい音楽なので、インタープリテーションが伸びてきたらなあ。

ポルソポ
3T-2T-2T 3Tw 2A 3LoTh 3STh
ソロジャンプはバザラリのようなズレ方。男女の高さが違うとこういった問題が生じます。ツイストはSPに続きキャッチがいまひとつ。2本のスロージャンプは申し分のない飛距離でした。グループ3の回転に何か違和感があって、他の大会の物と見比べたけれど理由が分からない。リフトは発展段階という事にしておこう。

ガオシエ
3Tw 3S 3LoTh 2T ot-2T 3STh
演技が終わって男性がすごく喜んでいて、女性の頭をポンポンしたのは、女性が3Sを降りられたからでしょうね。きれいに決まりました。ダウングレードがデフォじゃなくなった!レベルの取りこぼしを改善すれば今年も世界ジュニアの表彰台争いが出来そうです。

パブホディ
3T+3T 3Tw 3S ot 3FTh hd 3LoTh
3T+3Tは1本目で男性の降りるタイミングが遅くて、男性が降りるまで女性が待ち、そこから準備動作に入って2本目をクリーンに着氷しました。転向組なだけあってソロジャンプ上手いです。コレオシークエンスがステップシークエンスっぽく2人でサイドバイサイドで滑り、消化エレメンツになっていなかったのは僕的にポイント高いです。そしてスローループ降りて、コレオシークエンスと同化したようなトランジション。構成いいわー。

アレウィン
3Tw 3S fall 3T-2T-2T 3FTh 3STh
男性の3Sは着氷して少し経ってからの転倒なので、-2でもいいのかな?と思います。直後の3連続は落ち着いて着氷。リフトのダイナミズムが他のペアとは違いました。暫定1位でみんなで大喜び。

パンリロ
3Tw 2A 3LoTh 2F-1Lo+2Lo 3FTh
男性の衣装の靴下が消滅。変に攻めてたのに。投げ技には安定感がありました。コンビネーションは3連続の最後が2Sで予定構成が提出されていましたが、実際には最後は2Loになりました。真ん中はハーフループなので、この場合は基礎点の高い2つのジャンプが採用されてシークエンス扱いです。不思議の国に迷い込んだアリスの心情をペアのエレメンツで追体験出来るようなプロですね。未だにデュハラドのアリスの仕上がりに疑問が残っている。

トップ3が1点差以内にひしめく混戦となりました。アレウィンは同時期開催の国内選手権をすっ飛ばしてこちらにやって来たので、結果が残せてよかったです。ロシアは3組しか世界ジュニアに出られず、この4組以外から代表が出る事も考えられます。サバイバルだなー。

男子LP
1 Alexei KRASNOZHON(アメリカ)155.02 PB
2 Camden PULKINEN(アメリカ)146.20 PB
3 Mitsuki SUMOTO(日本)137.35
4 Makar IGNATOV(ロシア)136.21
5 Alexey EROKHOV(ロシア)128.65
6 Andrew TORGASHEV(アメリカ)95.76

男子リザルト
1. Alexei KRASNOZHON(アメリカ)236.35 PB
2. Camden PULKINEN(アメリカ)217.10 PB
3. Mitsuki SUMOTO(日本)214.45 PB
4. Makar IGNATOV(ロシア)211.99
5. Alexey EROKHOV(ロシア)207.04
6. Andrew TORGASHEV(アメリカ)160.49

トルガシェフ
3A fall 4T fall 1Lz 1F 1Lo 3F-3T df 3Lz-1Lo-3S fall 2A
3本の転倒に3本の抜け・・・・・おおお・・・。これが全米じゃなかっただけよかったとプラスに捉えましょう。絵に描いたような落胆。

プルキネン
3Lz-1Lo-3S 3A-2T 3F-3T 3A 2A 3Lo shaky 2F 2A
クリーンな3Aが2本!3A-3Tにならなかったのを直後のコンビネーションでカバーし、2回転になった3F以外は予定通りに降りられました。LPはコンビネーションスピンが2つなので、低速スピンになるリスクは軽減されます。単一姿勢と足換えが苦手なんだなー。男らしいショパンでした。墨汁で楽譜書いてるみたいな。なんでんかんでんプルキネン頑張った。

イグナトフ
4T fall 3A 3Lz-3T 3Lo 3A-1Lo-3S shaky 3Lz 2F 2A-2T
後半に入ってから急激に体力が落ちてくるのはJGPから同じ課題。体力といえばア・・・待てよ、アリエフもコーチがルカヴィツィンじゃないですか!特訓だー修行だー!麦茶とおにぎりの用意は任せろ。

エローホフ
4T-2T shaky 4S fall 3A so 4T so Lz fall 3Lo shaky 3F-1Lo-2S 3Lz 2Lz
4回転がクリーンに決まらなかったけれど大正義基礎点があります。3Lzからのコンビネーションの踏み切りで足を引っ掛けて無回転となりました。ステップの後に急遽2Lzを跳んでリカバリーを図りました。エローホフが台落ちするとは予想だにしていませんでした。

クラスノジョン
4Lo 3S 3A-3T 3F-2T-2Lo tano 3A 3Lz-3Lo 3Lz 2A shaky
4Loは回転不足で着氷。そこからはほぼクリーンに降り、2本目の3Lz着氷でガッツポーズ!でもこの位置でのガッツポーズは危ない。なぜならフランスの某世界チャンピオンの前例があるから。そして2Aああ・・・。でも全体的にはよかったです。ボーカル曲で1本通しているので、どうしてもノーミスでないとストーリーが作りにくいです。それが今日は適っていました。

須本
3A fall 3F-2T 3Lo 3Lz-3T 2A-1Lo-3S 3F 2A 3Lz so
演技中盤に僕のパソコンのストリーミングがお逝きになってのでステップは分からなかったけれどジャンプは立て直しました。最後の3Lzを転倒していたら危なかった。3Fと2Aの間の手を上にバン!と上げる振付がありまして、いいコレオシークエンスだなと思いました。こんなに感情表現出来るんだなと。でもジュニアにコレオシークエンスは無かった。だから、トランジションでも表現出来る選手に成長した事に改めて感動。先生「やったねー」「予想外だな」「立って挨拶!」

クラスノジョンの4Loはアンダーローテーションの評価でした。プルキネンのスピンはオールレベル4!!!超頑張った。エローホフの足を引っ掛けたルッツはジャンプの準備動作に入ったと判定されず、ラストの2Lzはジャンプとしてカウントされました。
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