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2021
03.28

世界選手権 4日目 アイスダンスリザルト

アイスダンスFD
1 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)133.02 PB
2 Piper GILLES / Paul POIRIER(カナダ)130.98 PB
3 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)128.66 PB
4 Madison CHOCK / Evan BATES(アメリカ)127.54
5 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)125.75
6 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)124.16 PB
7 Lilah FEAR / Lewis GIBSON(イギリス)119.50 PB
8 Laurence FOURNIER BEAUDRY / Nikolaj SORENSEN(カナダ)119.01
9 Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER(アメリカ)113.43
10 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)112.87
11 Sara HURTADO / Kirill KHALIAVIN(スペイン)111.87
12 Shiyue WANG / Xinyu LIU(中国)108.93
13 Marjorie LAJOIE / Zachary LAGHA(カナダ)108.71
14 Natalia KALISZEK / Maksym SPODYRIEV(ポーランド)107.21
15 Allison REED / Saulius AMBRULEVICIUS(リトアニア)106.89 PB
16 Adelina GALYAVIEVA / Louis THAURON(フランス)103.56
17 Evgeniia LOPAREVA / Geoffrey BRISSAUD(フランス)102.90 PB
18 Alexandra NAZAROVA / Maxim NIKITIN(ウクライナ)100.80
19 Katharina MUELLER / Tim DIECK(ドイツ)99.96
20 Misato KOMATSUBARA / Tim KOLETO(日本)99.79 PB

アイスダンスリザルト
1 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)221.17 PB
2 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)214.71 PB
3 Piper GILLES / Paul POIRIER(カナダ)214.35 PB
4 Madison CHOCK / Evan BATES(アメリカ)212.69
5 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)208.77
6 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)205.20 PB
7 Lilah FEAR / Lewis GIBSON(イギリス)196.92 PB
8 Laurence FOURNIER BEAUDRY / Nikolaj SORENSEN(カナダ)196.88
9 Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER(アメリカ)188.51
10 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)188.45 PB
11 Sara HURTADO / Kirill KHALIAVIN(スペイン)186.13
12 Natalia KALISZEK / Maksym SPODYRIEV(ポーランド)183.33
13 Shiyue WANG / Xinyu LIU(中国)182.90
14 Marjorie LAJOIE / Zachary LAGHA(カナダ)180.71
15 Allison REED / Saulius AMBRULEVICIUS(リトアニア)178.18
16 Adelina GALYAVIEVA / Louis THAURON(フランス)173.55 PB
17 Evgeniia LOPAREVA / Geoffrey BRISSAUD(フランス)169.70 PB
18 Katharina MUELLER / Tim DIECK(ドイツ)168.33
19 Misato KOMATSUBARA / Tim KOLETO(日本)167.81 PB
20 Alexandra NAZAROVA / Maxim NIKITIN(ウクライナ)167.34

ナザニキ
女性が男性の衣装の腰の部分を掴む、逆さまストレートラインリフトは超アクロバティックです。その反面、ポジションを取るまでに手間取るので、そういったところで加点が控えめだったのかもしれません。非常に位置の低いところで上げるカーブリフトは、一瞬コレオスライディングと見まがう感じで、他との差別化になっていいですね。

ロパブリ
ワンフットステップでのスタートです。おどろおどろしい感じでリンクの外周を舐めるように滑る構成がかっこいい。コレオステップの導入がおもしろかったです。宇宙遊泳しているかのような、ふわふわとした動きを2人でしていました。

ココ
ステップ系統のエレメンツではレベルを取りこぼしました。コレオスライディングはとても評価が高かったです。女性がくるくるスライドしている姿勢がきれいなんですよ。他のコレオエレメンツもこれぐらいの加点取れるといいな。たけちゃんの「ありがとうございました」の発音が普通の日本語でした。

ミュラーディーク
ココ・シャネルとカール・ラガーフェルドを演じたプログラムです。ギュンギュンとスピードに乗ったのはいいけれど、こういったテーマだとある程度既存のアイスダンスっぽさを見せられた方がいいのかも。フリーレッグダルダルで、嫌うジャッジはとことん嫌いそう。点数に不満そうにしていましたが、ナザニキやロパブリに比べるとエレメンツが地味なのも影響していると思います。これ!というものがなかったかなあ。あとシャッター音うるせえ。

アデルイ
素敵なステーショナリーリフトからスタート。リンクを大きく使ったサーキュラーステップや、コンボスピンの後のトランジションなど、印象的な振付がいくつも見られました。コレオリフトの前にあるリンクの真ん中を突っ切るトランジションもかっこいい。ステップシークエンスが1つ増えたような満足感です。振付師は元アイスダンサーのようです。まったく名前を知らなかったです。センスありますね。

アリソン組
RDで「あれ?2人のバランスよくなった?」と思わせておいて、やっぱり女性がリードしていると再確認するいつもの作業。最初の方にワンフットステップがあるので、男性が必死の形相で遅れないように滑っているところを見るだけで作業が完了するのです。スローパートはバランス取れているから、男性はクイックな動きを身に付けて緩急を表現するんだ!

ラジュラガ
鳥になりつつも、サンバを踊るというなかなか楽しいプロ。ツイズルが得意なカップルなので、アップテンポな曲に合わせて回転してかっこよくポーズをするところは決まっていました。最後はめちゃくちゃテンポが速いので、ありとあらゆる動きがバタバタとしていて、技術的にダメとか見栄えが悪いとか、そういうのを通り越しておもしろかったです。コレオツイズルでのフィニッシュで、それはいいんですけどね。もっと試合に出てブラッシュアップできる時間があればよかった。コロナ恨む。

ワンリウ
衣装がダサくなくなりました。既製品のTシャツにお母さんががんばって羽つけたみたいな衣装だったのに。中国杯でもこの衣装だったわけですが、女性は首元の飾りをなくしたようです。動きにくかったかな?中国杯での勢いだと上位進出あるかと思いましたが、今日は女性の滑りが、より伸びてなくて、停滞にさえ繋がっていたと感じました。男性もカバーできるように膝使っていっぱい滑ろう!

ウルハリ
世界男子スケーターもブラウス着ろ委員会の委員としては、ハリャーヴィンの衣装は大変評価できます。今大会はヴァシリエフスもよかった。みんな2人を見習うように。まずはツイズルでレベル4を揃えられたことを賞賛しましょう。男女が組んでいる際に、女性がエッジをあまり倒せていないので、思った以上に進まない感じ。終盤のストレートラインリフトは慎重になってGOE取りきれなかったかな?今シーズン怪我して手術からスタートしたことを考えると、今大会2人ともよくがんばりました。

ホワベイ
女性が男性に身を預ける様は、秋が冬に呑まれていくような感じがしてたまらんのです。絶対に抗えないのだ。コレオスピンの出でちょっと失敗しただけで、大きなミスはありません。深夜でも、流行りの選曲でも、こういった作り込まれたプログラムなら全然眠くなりません。余は満足じゃ。

赤ゲレ
ミッドラインステップでちょっとスピードが落ちるのが分かっているから、来た道を引き返して勢いをつけたストレートラインリフトをするんだろうなーと。考えられていますね。コレオリフトが体力や慎重差の問題で持ち上げにくいから、女性が腕の振付でカバーしているのも欠点を隠すためのものでしょう。悪くはなかったけど、もっと動けているときはあるなーという出来。

カリスポ
機械的な動きで始まり、2人で動きを揃えてコレオステップをかっこよくまとめました。ステーショナリーリフトでレベルを取りこぼしました。リフト自体の美しさも感じられなかったです。そこからバタバタして演技が終わってしまいました。コレオステップ以外チグハグだったなあ。

フィアギブ
このプロは大歓声ありきなんじゃないかと思っていたのを撤回したい。この会場でも全然イケてました。コレオステップの踊りのキレが昨シーズンよりさらに上がっていました。薄い布ぐらいなら切り裂けるぐらいのキレはありました。22位→24位→13位→7位ってすごい出世ですね。

フルソレ
男性の衣装の裾が短い。また筋肉アピールしてる。ローテーショナルリフトの出とか、ステーショナリーリフトの入りとか、ダンススピンのチェンジフットなどエレメンツの工夫がすごい。驚くほど独創的なものではないですが、磨き上げているから魅せられます。コレオステップで男性が急にストップするところとか、ドラマティックでかっこいいんですよ。

ギニャファブ
んふっ……んふふ。素敵。ダンススピンがメリチャリかってぐらい速い。これよりゆっくりなスピンやっているペアなんていくらでもいます。ツイズルの移動距離と向かい合ったイーグルでの締めがロマンティック。だけどちょっと悲しげ。ステーショナリーリフトとローテーショナルリフトの組み合わせはフィアギブが原点にして頂点だと思っていたのに、すさまじいぶん回しと安定感に度肝を抜かれました。常に相手を愛おしそうな眼差しで見つめているのに、ひたすら切ない。切なさの流星群。めちゃシンプルなカーブリフトなのに、ヴァイオリンの音色と完全に同調しているから、ジャッジもたくさんプラスを出しました。めちゃいい出来でした。

ステブキ
いつもなら、やっぱりステブキのエレメンツの工夫は光るわーとなるのに、ギニャファブがこれでもか!というほど攻めてきた影響で、ステブキの技術面のよさがぼやけてしまったかも。暫定首位に立つことは納得ですけどね。

パイポー
キーガン・メッシングさんが巨大国旗を振って応援していました。好きな人の匂いかいでいるときの気持ちを4分間で表したらこんな感じだな。温かな愛に溢れた演技でした。こんなハイスコアが出るとは思わなかったです。本当に素晴らしかった。こんなのジャッジ大好物でしょうね。130点出て大騒ぎ&涙でした。

チョクベイ
いつものように艶めかしいヘビさんでしたが、男性がセカンドツイズルでバランスを崩し、それを後ろの滑りにまで引きずってしまったように思いました。やはりPCSでもパイポーの下になりました。今日の滑りを考えると妥当な評価だと感じます。

ハベドノ
心配されたツイズルは何の問題もありませんでした。よかったよかった。何気に度々取りこぼしているダンススピンも大丈夫です。よく滑っていたので、ここまででスケーティングスキルは1位でしたが、PCSは僅かですがパイポーの方が上でした。ここまでくると単純にジャッジそれぞれの好みの差ですね。

シニカツ
シニカツの優勝も、必然性のないクソ編曲のマイコーメドレーを捨てたからでしょう。あのプログラムならPCSはこれほど出ないと断言できます。女性がコロナに感染して後遺症もあった中で、男性に置いていかれないように滑るぐらいまで戻せたことには脱帽です。優勝に値する演技でした。来シーズンは洒脱な王者たるプログラムにしてください。RDの課題はブルースだからめちゃくちゃ期待しておきます。

アイスダンスは素晴らしいイベントになりました。チョクベイにとっては悔しさの残る結果でしょうが、ツイズルとステップ以外はよかったですから。それぞれのカップルが持ち味を出していました。みんな好きです。

パイポーが世界選手権の表彰台に立つ。これはアイスダンスファンであれば嬉しいんじゃないでしょうか。普段の明るいキャラクターも好かれる要因だし、カップル結成以降自分たちでアイディアを出して独創的な作品を送り出してきましたから。彼らは、北京オリンピックの表彰台に立つことが目標だと常に言い続けてきました。パパシゼがいても、ハベドノとの点差を考えると、決して絵空事ではありません。もちろんチョクベイやハベドノにもがんばってほしい。全組がガチンコでぶつかる北京オリンピックを楽しみにしています。

スペインは2枠をあと少しのところで逃しました。ウルハリとスマディアとの1枠争い……やだあ……両方観たい。

2022年世界選手権出場枠
3枠 ロシア・カナダ・アメリカ
2枠 イタリア・イギリス

2022年北京オリンピック出場枠(19枠)
3枠 ロシア・カナダ・アメリカ
1枠 イタリア・イギリス・スペイン・ポーランド・中国・リトアニア・フランス・ドイツ・日本・ウクライナ
ネーベルホルン杯で+1枠に挑戦可能な国 イタリア・イギリス

ネーベルホルン杯では残る4枠が割り当てられます。

今大会の全カテゴリー中のベストパフォーマンスはパイポーのFDということで。
2021
03.27

世界選手権 4日目 男子リザルト

男子LP
1 Nathan CHEN(アメリカ)222.03
2 Yuma KAGIYAMA(日本)190.81 PB
3 Shoma UNO(日本)184.82
4 Yuzuru HANYU(日本)182.20
5 Mikhail KOLYADA(ロシア)178.52 PB
6 Keegan MESSING(カナダ)176.75
7 Evgeni SEMENENKO(ロシア)171.59 PB
8 Jason BROWN(アメリカ)170.92
9 Kevin AYMOZ(フランス)166.28
10 Daniel GRASSL(イタリア)163.38
11 Matteo RIZZO(イタリア)162.07
12 Morisi KVITELASHVILI(ジョージア)157.15
13 Junhwan CHA(韓国)154.84
14 Han YAN(中国)153.79
15 Aleksandr SELEVKO(エストニア)151.32 PB
16 Lukas BRITSCHGI(スイス)147.28 PB
17 Konstantin MILYUKOV(ベラルーシ)142.47 PB
18 Deniss VASILJEVS(ラトビア)131.83
19 Donovan CARRILLO(メキシコ)130.87 PB
20 Ivan SHMURATKO(ウクライナ)130.19
21 Michal BREZINA(チェコ)129.30
22 Boyang JIN(中国)121.20
23 Nikolaj MAJOROV(スウェーデン)117.20
24 Alexei BYCHENKO(イスラエル)112.40

男子リザルト
1 Nathan CHEN(アメリカ)320.88
2 Yuma KAGIYAMA(日本)291.77 PB
3 Yuzuru HANYU(日本)289.18
4 Shoma UNO(日本)277.44
5 Mikhail KOLYADA(ロシア)272.04
6 Keegan MESSING(カナダ)270.26 PB
7 Jason BROWN(アメリカ)262.17
8 Evgeni SEMENENKO(ロシア)258.45 PB
9 Kevin AYMOZ(フランス)254.52
10 Junhwan CHA(韓国)245.99
11 Matteo RIZZO(イタリア)245.37
12 Daniel GRASSL(イタリア)242.81
13 Han YAN(中国)235.31
14 Morisi KVITELASHVILI(ジョージア)231.81
15 Lukas BRITSCHGI(スイス)225.55 PB
16 Aleksandr SELEVKO(エストニア)222.06 PB
17 Konstantin MILYUKOV(ベラルーシ)221.33 PB
18 Deniss VASILJEVS(ラトビア)213.05
19 Michal BREZINA(チェコ)210.73
20 Donovan CARRILLO(メキシコ)204.78 PB
21 Ivan SHMURATKO(ウクライナ)204.17
22 Boyang JIN(中国)199.15
23 Nikolaj MAJOROV(スウェーデン)192.79
24 Alexei BYCHENKO(イスラエル)190.45

セレフコ
4Lz 3T 3Lo 3A-1Eu-3F 3Lz-3T 2A-2T 3F
男子の一番最初のジャンプが4Lz。イカれた時代だ。4Tが3回転になり、3A-3Tが2A-2Tになったので、TESは95点ぐらい狙える構成なんですね。転倒はなかったので最後まで体力も大丈夫で、中途半端な編集のノートルダムドパリをきれいに滑りきりました。続行プロだからこの編曲を聴くことももうないかな。

カリーヨ
3A-3T 3A shaky 3Lz-2T 3Lo 3Lz-1Eu shaky-2S so 3F 2A
3Aの助走がだいぶ無理のないものになってきました。1本目の方はクリーンな成功です。SwayやPerhaps, Perhaps, Perhapsを滑っても色っぽさの欠片もなく、ただただかわいいのが持ち味です。SP通過した24人中、1人だけ滑りが悪い意味で際立っているので、PCSは伸びにくいです。

シュムラトコ
4S<< df 3A 3A-2T 2F 3Lz-1Eu-3S ot 3F hd 3Lo shaky
今シーズンも変な横移動から始まるプログラムです。4Sは前向き着氷でした。ジャンプにとても慎重に入っていきました。体重が滑りに乗っておらず、終始ふわふわとした演技でした。終盤はジャンプの回転が足りなくなってきましたが、最後のコンビネーションスピンはきれいに回転できていました。ロシア男子なら死んでいるところですよ。

クヴィテラシヴィリ
4S ot-3T 3A 4T-2T 3Lo 4T shaky 3F-1Eu-3S ot 3F
着氷の乱れはあるものの、予定構成の通りに1本も抜けずに演技を終えられました。エテリ帝国の兄貴の面目躍如です。なおエテリはキスクラに来ていません。トスカのプログラムで、最後は処刑されてしまうので、その処刑を体力で忠実に再現したのか、最後はヘロヘロになっていました。

マヨロフ
4S 3A-2T 2Lz fall 1A 3A fall 2F-1Eu-2S 1Lz
SAYURIの音楽で、バイオに記載のある曲名はサムライテーマ。衣装は忍者風。バイオの振付師欄には両親と兄の名前があります。家族総出で日本へ対する漠然としたイメージを表現したのかもしれない。すごく成長速度で、ついに4Sをクリーンに降りられるまでになりました。3Lz-3Tが抜けて転倒してからはすべて失敗。リカバリーで3Aを跳び直しても失敗です。演技終えてから「まずいまずいまずい……」と言っているようでした。

ボーヤン
4Lz fall 4T-2T 3A fall 3T<< df 3A so 3Lz so 3F df
成功したジャンプは4T-2Tだけです。3Lzコンボや3Fさえも失敗してしまうなんて。北京オリンピックの前年の大会でこれは……超ドンマイ。

ビチェンコ
4T fall 4T-1T 3Lz 3Lo 3A fall 3A fall 3F-1Eu-2S shaky
スピードに乗れていないし、ジャンプの高さが足りないし、うまく締めきれていないし、全然セカセカしていないです。いつものビチェンコさんじゃない。

ブリチギー
4T 3A-2T 3Lz-2T df 3Lo 3A 3F-3T so 3S
2日の間にスピンがちょっと下手になりました。ジャンプはよくがんばりました。3Aを2本降りられたのは大きいです。手踊りになっているので、せっかく楽しい音楽ですから、体を大きく使って演じてほしいです。世界選手権を笑顔で終えられてよかった。

ミリュコフ
2S 3A 3F 3A-2T 3Lz-1Eu-2S 3Lz-3T 3Lo
4Sが抜けてのスタートですが、ほとんど失敗はなかったので、ある程度のTESは取れました。オリンピックの出場枠を確保できてよかったです。コレオシークエンスはスピードを出して滑らーーーに滑っていたけど、本当に滑らかーーーに滑っているだけでした。ピアノレッスンの音楽やストーリーを表現するための何かがあるわけでもなかったです。だから加点が渋かったのでしょう。

グラスル
4Lz hd 4F 4Lo 3A-1Eu-3S 3Lz-3T 3F-3T 3Lz
高難度構成ですが、ミスらしいミスは冒頭の4Lzで片手をついて着氷が乱れたぐらいです。SPでは上手い選手の中だったので、スケーティングが悪目立ちしてしまう面もありましたが、今日はちょうどいいところで滑れました。姿勢を正して滑りを磨くのがPCSを上げるためには絶対に必要なことなので、オリンピックに向けて強化がんばれ。

ヴァシリエフス
4S fall 3A-2T 3A so 3Lo 3F df 3Lz fall 3Lz-1Eu-3S
冒頭に高難度ジャンプ決めて~中盤に恋する気持ちをスローパートで表現して~最後に盛り上げて~複数の作曲家の曲混ぜて~というここ数年のロミジュリのテンプレ構成を全否定してくれました。派手さはありませんが、少年の感情の機微を表現しようという意図が伝わってきました。大舞台でのノーミスが観たい。ブラウス衣装もよかったです。

ミハル
4S fall 3A 3F-2T 2F 3A-2T 2Lz 1Lo
4Sはともかく、2本目の3Aや3Fを失敗しやすいところとか、セカンドトリプルが苦手なところとか、3Lzや3Loが抜けがちなところなど、ミハルのジャンプの苦手な部分がすべて詰まった4分間でした。万全ならリンクを駆け回っているであろうコレオシークエンスでキャーキャー言われているところが見たい!お尻を氷で冷やしていたので、痛みを抱えながらの演技だったのですね。お大事に。

ハンヤン
3A-3T 3Lz-2T-2Lo 3F-2T 3S 3Lo 3Lz fall 3F so
石畳の街並みや街灯が見えてくるプログラムです。3Aは1本にしました。3Lzと3Fを成功させていれば暫定首位に立てたかな?という点数でした。SPよりも少しPCSが上がりました。LPは時間が長い分、トランジションの少なさが目立つので、SPの方が高評価してほしかったゾ。2枠ないと、連盟に推されていないハンヤンはオリンピック代表が難しくなります。

リッツォ
4T df-2T 4T 3Lo 3F 3A-1Eu-3S 3A fall 3Lz-2A
コレオシークエンスはそんなに滑っていないからか加点が控えめでした。音に合わせて腕を振ったり、睨みを効かせていたので、音楽表現としてはよかったです。西岡さんが2本目の3Aのときに「音に合わせてー」と見事な転倒フラグを立てていました。将来的にはフラグへし折れる選手になってくださいね。

セメネンコ
4T 4S 3A-3T 3Lo 3A 3F-1Eu-3S 3Lo+2A
うーんこれはウルトラスーパーロシアの救世主!!!4Sの着氷で前傾姿勢になっても手の振付で「あ、これ最初からこういうエレメンツなんすわ」と上手にごまかしていました。無事にGOEプラスにできました。ハンヤンやリッツォの次に滑ったせいで、押しても押しても滑りが進まないのがPCSに現れてしまっている。

エイモズ
4T-3T 4T so 3A so 3Lo 3A-2T 3Lz-1Eu-3S 3F
高難度ジャンプは慎重にいきました。まずまずまとめられたのではないかと思います。もやがかかった所から光を見つけ出そうともがいているかのような演技です。コーチにああいうことがあったので、表現が生々しく映ります。

ジュンファン
3F 4S 3Lz-2T 3A-2T fall 3A 3F-1Eu-3S 3Lo
3Tのコンビネーションがなかったり、回転不足のジャンプがありました。漕いで跳んで漕いで跳んでの演技になってしまいました。トップ10には入ったので、オリンピック2枠の可能性を残しました。背中のティッシュ口が気になります。プログラムのテーマはティッシュの精霊か?

ブラウン
4S shaky 3A-2T 3A shaky 3F 3F-2T 3Lo 3Lz-1Eu-3S
4Sがんばった!!!!!回転不足で、まだ完璧なジャンプではないけれど、彼にとっては大きな一歩です!2Aを跳ぶよりは点数大きいから問題ありません。ステップシークエンスの最後でズルッと前後にスリップしていたので、百戦錬磨のスケート職人でも緊張があるんだろうなと思いました。

昌磨
4S df 4F 4T so 3A shaky 4T-2T 3S-3T 3A-1Eu-3F
西岡さんが4Fに対して「得意のジャンプ」と言ってフラグを立てましたが、無事にフラグをへし折りました。これがトップ選手なんですよ。2本目の4Tにコンボをつけて、最後の最後で友達3Aと仲直りしました。終わり良ければ総て良し。ステップシークエンスの表現が非常に気持ちが入っていたし、滑りがいつもより丁寧だったと思います。そこから思いを振り切るように、フライングコンビネーションスピンをサッと回る。今大会は滑ることを楽しんでいました。

メッシング
4T-2T 4T 3A-1Eu-3S 3Lo 3Lz-3T 3A so 2F
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお前傾姿勢になっても堪えてコンビネーション付けたああああああああああああ!!!カナダ連盟の「枠増やせ!」という期待は他国以上だろうし、1人出場は精神的にキツいけど、よくやってくれました。本来はもっと滑れる選手なので、これでも彼の本領発揮ではありません。2枠目も手にできるようにナムナムかサドフスキーがんばれ。

コリヤダ
4T-3T 4T 3A-2T 3Lz-1Eu-3S hd 3A fall 3F shaky 3Lo
冒頭3本のジャンプは加点モリモリ夢がモリモリです。音楽表現ほぼ無視状態だけど、後で取り戻せばいいので最初はこれでいいのです。後半疲れが出て、ちょっとずつ点数を失ってしまったのが痛い。後半は前半滑れなかったのを補うために、もっと滑らなければならかったですしね。新衣装はバレエの練習着かな?旧衣装も新衣装も男女兼用っぽい。セメネンコとコリヤダで3枠目のチャンス獲得しました。ロシア男子はミーシン組に足向けて寝られない。

ネイサン
4Lz 4F-3T 3Lz 4S 4T-1Eu-3F 4T-3T 3A
まったく危なげがなかったです。強すぎます。ステップシークエンスは後半のジャンプのために抑えながら滑っていたとは思いますが、それが功を奏した結果となりました。いやーーーすごかった。

鍵山
4S 4T-3T 3F 4T 3A-1Eu-3S 3Lz-3Lo so 3A df
4回転3本は素晴らしかったです。非常に落ち着いていました。後半で疲れるところなのに、最後の3Aの助走ってそんなに長くないんですよね。でもこれぐらいのプログラムで決めないと、世界とは戦っていけないよということなのでしょう。ようがんばった。表彰台おめでとう!名実ともに世界のトップクラスの選手なのだから、もっと上を目指すことを公言してもいいです。

羽生
4Lo hd 4S so 3A shaky 3Lo 4T-3T 4T-1Eu-3S 3A so
優勝にはノーミスであることが求められていました。3Aが2本も決まらないとは思わなかったです。身のこなしからは無駄な動きが削れていて、全日本選手権よりも洗練されていたと思います。ミスをしてもSPのリードがあったので表彰台に立てました。ゆっくり休んで、来シーズンはもっともっと緻密で完璧な演技を見せてください。

ネイサン3年間負けなし。強い。衣装以外穴がありません。鍵山は初めての世界選手権で銀メダルという素晴らしい結果を残しました。日本勢最上位ですしね。ロシアが枠を増やせそうでよかったです。ネーベルホルン杯に出る選手は誰かな?

2022年世界選手権出場枠
3枠 アメリカ・日本・ロシア
2枠 カナダ・フランス・韓国・イタリア

2022年北京オリンピック出場枠(24枠※次点のドイツがSP落ちなので23枠のみ確定)
3枠 日本
2枠 アメリカ・ロシア・イタリア
1枠 カナダ・フランス・韓国・中国・ジョージア・スイス・エストニア・ベラルーシ・ラトビア・チェコ・メキシコ・ウクライナ・スウェーデン・イスラエル ※ドイツはSP落ちなので24枠目の割り当てなし。ネーベルホルン杯に回される
ネーベルホルン杯で+1枠に挑戦可能な国 アメリカ(1人がSP落ちなので)・ロシア(2人出場なので)・カナダ(1人出場なので)・フランス(1人出場なので)・韓国(1人出場なので)

ネーベルホルン杯では残る7枠が割り当てられます。
2021
03.27

世界選手権 3日目 女子リザルト

荒れたねえ。

女子LP
1 Alexandra TRUSOVA(ロシア)152.38
2 Anna SHCHERBAKOVA(ロシア)152.17
3 Elizaveta TUKTAMYSHEVA(ロシア)141.60
4 Loena HENDRICKX(ベルギー)141.16 PB
5 Kaori SAKAMOTO(日本)137.42
6 Karen CHEN(アメリカ)134.23 PB
7 Olga MIKUTINA(オーストリア)131.59 PB
8 Bradie TENNELL(アメリカ)127.94
9 Rika KIHIRA(日本)126.62
10 Ekaterina RYABOVA(アゼルバイジャン)125.35 PB
11 Haein LEE(韓国)124.50
12 Eva-Lotta KIIBUS(エストニア)121.82 PB
13 Yelim KIM(韓国)118.15
14 Madeline SCHIZAS(カナダ)117.01 PB
15 Lindsay van ZUNDERT(オランダ)116.78 PB
16 Josefin TALJEGARD(スウェーデン)116.52 PB
17 Nicole SCHOTT(ドイツ)113.71
18 Alexandra FEIGIN(ブルガリア)113.55
19 Satoko MIYAHARA(日本)112.31
20 Alina URUSHADZE(ジョージア)109.12
21 Hongyi CHEN(中国)103.98
22 Eliska BREZINOVA(チェコ)96.33
23 Natasha McKAY(イギリス)95.31
24 Jenni SAARINEN(フィンランド)83.00

女子リザルト
1 Anna SHCHERBAKOVA(ロシア)233.17
2 Elizaveta TUKTAMYSHEVA(ロシア)220.46
3 Alexandra TRUSOVA(ロシア)217.20
4 Karen CHEN(アメリカ)208.63 PB
5 Loena HENDRICKX(ベルギー)208.44 PB
6 Kaori SAKAMOTO(日本)207.80
7 Rika KIHIRA(日本)205.70
8 Olga MIKUTINA(オーストリア)198.77 PB
9 Bradie TENNELL(アメリカ)197.81
10 Haein LEE(韓国)193.44
11 Yelim KIM(韓国)191.78
12 Ekaterina RYABOVA(アゼルバイジャン)189.46 PB
13 Madeline SCHIZAS(カナダ)185.78 PB
14 Eva-Lotta KIIBUS(エストニア)181.47 PB
15 Josefin TALJEGARD(スウェーデン)178.10 PB
16 Lindsay van ZUNDERT(オランダ)174.50 PB
17 Alexandra FEIGIN(ブルガリア)173.52
18 Nicole SCHOTT(ドイツ)172.80
19 Satoko MIYAHARA(日本)172.30
20 Alina URUSHADZE(ジョージア)169.01
21 Hongyi CHEN(中国)162.79
22 Eliska BREZINOVA(チェコ)155.14
23 Natasha McKAY(イギリス)153.46 PB
24 Jenni SAARINEN(フィンランド)146.54

回転確認したいジャンプよりも、成功したジャンプばかりリプレイする。リプレイ係あんまり仕事できない。

ズンデルト
3Lz-2T 3F 3Lz 3Lo+2A 3S-2T-2Lo 3Lo 2A
先月16歳になったばかりなのでシニア1年目の年齢です。バイオに身長の記載はないですが、オランダ人だけあって長身でスラッとしています。マイナスのつかないような軽微な着氷の乱れ程度しかなく、質の高いジャンプが多かったです。普通に上手いっていう。名前覚えてユーロでも注目しないと。

マッケイ
3Lo-2T 3S 3Lo 1A 3S-2T-2Lo 2A fall 2Lz
SP通過する選手には珍しく、得意な種類のジャンプに偏りがあります。2種類の3回転と2Aと2Lzでの構成です。エッジジャンプが得意と思いきや、2Aは苦手そうに跳びます。動きに柔らかさがなく、ずっとカクカク動くのがおもしろい。

ホンイー
3Lz 3T-3T 3Lo-1Eu-2S 3Lz 3F-2T 2A 2A fall
観ていて辛くなるぐらいに、最後まで滑りきる体力がありません。せっかく高さのあるジャンプが跳べるのに、それが最後までキープできません。

ブレジノワ
3F 2A-3T 3Lz shaky 3Lo fall 2Lz-1T 2S+2A 2T
3Loの転倒以降ジャンプが抜けまくって、音楽にも遅れ、最後のスピンを回る時間がなくなってタイムバイオレーションの減点を受けました。体の反転のさせ方とか腕の動きが兄そっくりだけど、抜けが続くところも兄にそっくり。

ショット
3F ot-3T 3F 3Lo-2T 2A 3Lo shaky 3S-2T 2A
冒頭の3Fに無理にでも3Tを付けました。3Lo-2Lo予定のコンボが2Loを付けられる質ではなかったので2Tに変更し、3Sの後ろでも2Tにしたので、最初がんばったのは繰り返し違反を回避するためにも正解でした。シェイキーな着氷のジャンプが多く、体が縮こまってしまったのか、細やかな表現は発揮しきれなかったと感じました。

キイバス
2A-3T shaky 3F-1Eu-3S 3Lz 3F 3Lz-2T 3Lo shaky 1A
ケイン髭のLPよりもまともな編曲のピアノ協奏曲。選曲は王道でもブノワ・リショー振付なので、ハーーーイ滑りまーーーす!スパイラルでーーーす!陶酔的な表現しまーーーす!という曲に対する既存のイメージを裏切ってきます。パキパキと動くかっこいいピアノ協奏曲です。真央寄りではあるけど、もっとパキパキ。

ウルシャゼ
3F-3T fall 3Lz 2A-1Eu-3S 3Lo 3F 2T-2T 2A
一応ピアフ関連の楽曲という統一性はあるものの、シリアスな場面から突如、ミロールに変わって陽気に演技が終了するのには混乱しました。これがユーロ魂。

フェイギン
3Lz-3T 2A-3T 3Lo 3F 3Lo-2T-2Lo 3S 2A
変なアレンジの月光。ベートーヴェンさんも大変ですね。死んでから魔改造されるなんて思わなかったでしょう。荘厳なアレンジなので、滑りは曲負けしていました。曲に遅れないようにがんばっていたので、演じようとする気持ちは伝わってきました。

宮原
3Lz-3T fall 2A 2Lo 3S<< fall 3F-2T-2Lo 2Lz 2A-3T
誕生日をいい形で迎えたかったでしょうが、単独の2Aでさえも高さを出せずに降りるのがやっとという感じでした。あとはジャンプが抜けたり、回転不足になったり。滑り出した感じはとてもよかったし、コレオシークエンスは大きな加点がついて然るべきです。ただただジャンプだけが決まらない。

タルエゴード
3F 3T-2T-2Lo 3T 3S-2T 3S 2A 2A
3回転の種類は少ないですが、ミスなく滑ることで自分の目標であったり、表現したいものを観客に見せることはできます。ジョーカーになりきって、コレオシークエンスでは道化を演じました。次第に演技は狂気を帯びていき、ステップシークエンスではクイックな動きを多用して、鋭い眼光も使って、受け手に訴えかける演技を見せてくれました。母国の大会で素晴らしい演技を見せてくれました。派遣基準が厳しいスウェーデンオリンピック委員会はオリンピックに出してくれるのかね?意地悪しないで出そうね?

サーリネン
3F 3S fall 3T-2T-1Lo 2A 2A so 3T fall 3S fall
黒のドレスと中東音楽は合わない気が。ジャンプ3本の転倒とステップシークエンスの転倒でディダクション6になってしまいます。

リャボワ
3Lz-3T 3Lo 3F 3S 2A-3T-2T 2A 3Lz-2T
日付が変わって27日が誕生日のリャボワさん。滑り慣れたプログラムで着実にジャンプを降りていきました。今大会は多少のトランジションや音楽表現を犠牲にしても、ジャンプを降りればTESに付随してPCSも高く出やすいので、助走長めでも回転不足やシェイキーな着氷なく演技を完遂したのがプラスに出ました。リンクから上がる際はとても満足そうにしていました。来シーズンはプログラムを変えて、表現面でも魅せてほしいです。

トゥルソワ
4F 4S fall 4Lz-3T 2A 4Lz fall 4T shaky-1Eu-3S 3Lz-3T
4回転5本のうち2本が転倒です。2本目の4Lzは高さが足りずに回転不足での転倒。4Tも回転が足りなかったです。回転が足りなかろうがチャレンジするという意思がすごいです。すべて決まればTESは120点近くになるはずです。男子でも羽生やネイサンじゃないと出せません。

ミクティナ
3Lz-3T 3F 1A-1Eu-3S 3Lo 3Lz 2A-2T 3S
速報では単独の3Lzがノーバリューになっていました。なぜか3Loを3Lzと判定されてしまったからです。後から修正されました。ザ・フィギュアスケート界の流行プロ。

ルナヘン
3Lz-3T 2A 3F 3Lz 3F-2T-2Lo 2A-2Lo 3S
ポテンシャルをいかんなく発揮しました。ジャンプノーミスだし、タノりまくってもラインが美しいから点数取りにいっているように見えない。セクシーかどうかという観点ではまだ足りない部分があるけれど、大正義の滑りなので全然オッケー。ヘンドリックス兄はまだ浅いコーチキャリアなのに、妹とズンデルトの2人をオリンピックに連れて行くことになるわけですね。立派立派。

スキーザス
3Lz-2T 3F shaky 2A-3T 2S 3Lo shaky 3T-2T ot-2Lo 2A
彼女の名前はシーザスではなくスキーザスです。間違えて覚えないようにしましょう。エレメンツ以外の部分で、腕がボトンと落ちていたり、フリーレッグが伸びている場面がほとんどないことが気になりました。だから小さな体が余計に小さく見えました。伸びしろ十分です。自分の枠を確保するためにもトップ10を目指していたのでしょう、結果に対して納得できていない様子でした。

ヘイン
3Lz-3T fall 2A 3Lo 3F 2A-3T 3Lz-2T-2Lo 3S
転倒からスタートし、すぐに立て直しました。ステップシークエンスはSPほど伸び伸びと滑れていたとは言えないものの、黒鳥を表現した上体の動きが美しかったです。ユナキッズだと言われるだけあって、腕がしなやかに動きます。ユナみたいに上手になってください。終盤はジャンプが少し低くなって、全体的な演技の迫力も落ちてしまったかなと。

テネル
3Lz-3T 2A 3Lo 3S 3Lz-2T 2A 3F shaky
どうしてSPでは3Lz-3Tを入れられなかったのでしょうか。すんなり入っていきました。続くエッジジャンプはトランジションやコレオシークエンスと見事な調和を見せていました。世界で起こる悲しい現実を心臓に突き立ててくるような緊迫感のある表現でした。そこから急激にスピードがなくなり、3Lzや3Fの回転が足りなくなりました。うまくはいかないな。

坂本
2A 3F ot-3T 3Lz 3S 2A-3T-2T 3F-2T 3Lo
3F-3Tの間にターンが入りました。3Lzは誰がどう見てもインサイド踏み切りでした。かなり慎重になっていて、演技冒頭・ステップシークエンス・中盤のジャンプ・コレオシークエンスとプログラムがぶつ切りになっていました。SPよりも演技としての完成度が低かったので、今日のPCSは仕方がないと思います。

イェリム
3Lz-3T 2A so 3F 3Lo 3Lz fall 2A-2T-2Lo 3S fall
ジャンプを失敗してどんどんスピードがなくなっていきました。ある愛の詩は病気で亡くなってしまう若妻を演じているから、ある意味正しいと言えばまあ……。

カレン
2A-3T 3Lz 3F 3Lo 3Lz-2T-2Lo 3S 3Lo-2T
ちょっと回転の怪しいものもありますが、予定通りの構成を滑りきりました。前は2A-1Eu-3Sなんかも入れていましたけど、無理せずに着実に降りました。本来ならばもっと滑れる選手なので、カレンも上位進出を目指して緊張感を持ちながら演技していたのでしょう。世界選手権に2回出て4位と4位ってかなりすごい。

リーザ
3A ot-2T 3A 3Lz-3T 3F fall 2A-1Eu-3S 3Lz 3Lo
3Aでオーバーターンになっても、すぐに単独で成功させます。リーザ比では勢いのない演技になってしまいましたが、高い基礎点が表彰台を後押ししてくれました。PCSはかなり高めの評価をもらえましたね。6年ぶりの世界選手権で返り咲きの表彰台。キスクラでは涙を浮かべていました。腐らずに続けてきたからこその結果です。

紀平
2A 3A fall 3F-1Eu-3S 3Lo 2A-3T 3F-2T 3Lz<< df
6分間練習で調子がよくなさそうだったので、ある程度の内容は予想していましたが、かなり厳しい内容でした。体が縮こまっていて、フライングキャメルもきちんと回れていなかったです。中盤ちょっとリラックスしたかなーと思えましたが、3Lzが開いてしまいました。しかしながら、気持ちを切らさずに演技したから6+7の13ポイントギリギリで3枠をキープできました。体調不良や怪我ではなく、夜の試合のリズムに合わせられなかったことが不調の原因だったそうなので安心しました。悔しさは来年のオリンピック&世界選手権で晴らしましょう。

シェルバコワ
4F fall 3F-3T 2A 2A 3Lz 3F-1Eu-3S 3Lz-3Lo
4Fで転倒するのはしょうがないとしても、3Lzにコンビネーションをつけ損なってリカバリーするハメになったり、フライングキャメルで失敗したり。シェルバコワでも委縮してしまう大会って一体。目立つミスは転倒だけですけど、実力を発揮できたとは言えません。フリーが1位じゃなかったので勝てると思っていなかったからか、最終順位が発表されて喜んでいました。子供!かわいい!

2022年世界選手権出場枠
3枠 ロシア・日本・アメリカ
2枠 ベルギー・オーストリア・韓国

2022年北京オリンピック出場枠(24枠)
3枠 ロシア・日本
2枠 アメリカ・韓国
1枠 ベルギー・オーストリア・アゼルバイジャン・カナダ・エストニア・スウェーデン・オランダ・ブルガリア・ドイツ・ジョージア・中国・チェコ・イギリス・フィンランド
ネーベルホルン杯で+1枠に挑戦可能な国 アメリカ(2人出場だったから)・ベルギー(1人出場だったから)・オーストリア(1人出場だったから)

最終予選で残る6枠が決定します。

回転不足やエッジエラーの判定は妥当だと思います。SPは……あれは……まどろんでいたから幻覚を見いていたのかもしれません。

シェルバコワの立て直し、大復活のリーザ、ヤケクソクワド乱れ打ちから驚異の巻き返しトゥルソワ。フィギュアスケーティングロシアの3名が表彰台を独占しました。今日のMVPはルナヘンかな。あとは地元のタルエゴードさんも素晴らしかった。ズンデルトさんに出会えたのは今大会の収穫。彼女の演技ちゃんと観ます。

奇しくも日本勢が不調だったことでアメリカが助けられました。ネーベルホルン杯にはカレンとテネルは出られない決まりになっています。来シーズンはアリサ・リュウがシニアに上がりますし、アメリカ女子は3枠欲しいね。
2021
03.27

世界選手権 3日目 アイスダンスRD

RD通過シタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!

アイスダンスRD
1 Q Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)88.15
2 Q Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)86.05 PB
3 Q Madison CHOCK / Evan BATES(アメリカ)85.15
4 Q Piper GILLES / Paul POIRIER(カナダ)83.37
5 Q Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)83.02
6 Q Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)81.04
7 Q Laurence FOURNIER BEAUDRY / Nikolaj SORENSEN(カナダ)77.87
8 Q Lilah FEAR / Lewis GIBSON(イギリス)77.42 PB
9 Q Natalia KALISZEK / Maksym SPODYRIEV(ポーランド)76.12 PB
10 Q Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)75.58 PB
11 Q Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER(アメリカ)75.08
12 Q Sara HURTADO / Kirill KHALIAVIN(スペイン)74.26
13 Q Shiyue WANG / Xinyu LIU(中国)73.97
14 Q Marjorie LAJOIE / Zachary LAGHA(カナダ)72.00
15 Q Allison REED / Saulius AMBRULEVICIUS(リトアニア)71.29
16 Q Adelina GALYAVIEVA / Louis THAURON(フランス)69.99 PB
17 Q Katharina MUELLER / Tim DIECK(ドイツ)68.37 PB
18 Q Misato KOMATSUBARA / Tim KOLETO(日本)68.02 PB
19 Q Evgeniia LOPAREVA / Geoffrey BRISSAUD(フランス)66.80 PB
20 Q Alexandra NAZAROVA / Maxim NIKITIN(ウクライナ)66.54
21 Juulia TURKKILA / Matthias VERSLUIS(フィンランド)64.59
22 Natalie TASCHLEROVA / Filip TASCHLER(チェコ)64.00
23 Anna YANOVSKAYA / Adam LUKACS(ハンガリー)62.78
24 Holly HARRIS / Jason CHAN(オーストラリア)60.73
25 Carolina MOSCHENI / Francesco FIORETTI(イタリア)60.60 PB
26 Shira ICHILOV / Laurent ABECASSIS(イスラエル)55.57 PB
27 Yuliia ZHATA / Berk AKALIN(トルコ)52.21 PB
28 Viktoria SEMENJUK / Ilya YUKHIMUK(ベラルーシ)51.15 PB
29 Chelsea VERHAEGH / Sherim van GEFFEN(オランダ)50.79 PB
30 Ekaterina KUZNETSOVA / Oleksandr KOLOSOVSKYI(アゼルバイジャン)46.19 PB
31 Mina ZDRAVKOVA / Christopher M. DAVIS(ブルガリア)45.28
WD Tina GARABEDIAN / Simon PROULX SENECAL(アルメニア)

ロパブリ
チョクベイと同じToo darn hotのプログラムです。チョックさんほどホットではありませんが、軽やかで気持ちのいい演技でした。

トゥルヴェル
女性の衣装のスカートの裾がクルンクルンとしてかわいい。菜の花の妖精さんのような可憐さです。トゥルヴェルはツイズルがあまり得意ではないので、今日は彼としてはよかったと思います。回転で失敗するよりは、何かレベル要件を落としてしまうんですよねー。ローテーショナルのポジション移行に失敗して、レベルもGOEも落とし、エクステンディッドリフトも取られました。大きな大きなミスでした。

ナザニキ
女性の髪のまとめ方が不思議。頭にたい焼き乗せてるのかと思いました。パターンダンスタイプステップではお互いの手を離せないので、タップダンスの動きを入れるのは難しいですが、トゥを打ち付けるなど、スピードを出しながらも"らしさ"をアピールしていました。今シーズンは技術的な正確さよりも、スピードを重視しているように感じます。今日もそれを感じられました。ナザニキのアクロバティックリフトを見て衝撃を受ける観客の反応を見たかったなー。

タシュラーズ
兄と妹のきょうだいカップルです。妹の圧力が強いです。兄の10倍主張しながら滑り、30倍主張しながら演技します。高らかに歌い上げながらパターンダンスタイプステップを踏みます。シニア5年目の風格があります。いいですねえ。

ココ
カーブリフトのギュイーーーーーンとした女性の体の反り具合からして、今日は気合いが違いました。男性のエンジンが切れることなく、演技が進んでいきました。内心、出場カップルの顔ぶれを見ると厳しいのではないかと思っていました。本当によかった。安心しました。おめでとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!

ミュラーディーク
こんなに上手かったっけ?なミュラーディーク。写真を切り取って、きれいにポージングが決まっているわけではないけれど、男性がビュンビュンスピードを出すのがとにかく気持ちがいい。フリーレッグ伸びてないし、保守的な方にはあまり受けないのかもですが、スピードを楽しむ新しいダンスってことで。

赤ゲレ
Tightrope、つまり綱渡りの綱。ステップシークエンスのところはレベル認定受けられるほどエッジを倒す力が残っているか、まさに綱渡り状態ということを表現しているわけですね。深いな……。ミスもなく無事に演技が終わってよかった。

ラジュラガ
客席でバウスバックさんが被り物をしながら応援。とても勢いがありました。ウェストサイドストーリー的な無鉄砲さは出せていますね。昔は無表情だった男性もすっかり表情豊かになりました。

アデルイ
スウェーデンでマンマミーアです。女性が、パターンダンスの最初のキーポイントでややスリップしました。スリップしたけれどマイナス評価ではなかったです。パターンダンスとしては分かりやすいミスだと思うのですがね。真ん中のパートはステーショナリーリフト以外は曲負けしていた感じ。エレメンツをすべて終えてから、マンマミーアに曲が変わりました。テンプレプロだと、ここでローテーショナルリフトをしてフィニッシュなので、振付のためだけに曲を入れるのはおもしろくていいなと思いました。ウィバポジェのワルツのSDと同じだな。

ホワベイ
ミッドラインステップでの男性のクドい踊りがたまりません。ツイズルで勢いが落ちましたが、失敗してしまうよりは全然いいです。ディスコプロは観客含めての表現なのかもしれないですね。歓声がないのが物足りない。歓声のパターンを数十個用意しておいて、場内に適切な歓声を流すボランティアやりたい。

フルソレ
パターンダンスは取りこぼしましたが、加点でカバーしました。セカンドツイズルとサードツイズルの間のニースライドは最高でした。ピストルを構える振付がかわいい。フルソレもしっかり貫禄がつきました。男性の衣装の袖が極端に短いのは腕の筋肉を見せつけるためだと思うので、ありがたく目に焼き付けておくように。

アリソン組
2人とも大きな口をしているから、こういった明るさを前面に押し出した選曲だと、ずっと楽しく見えます。女性が引っ張っていくカップルですが、今日は男性もしっかりついていって、パターンダンスタイプステップは余裕さえも感じ取れました。それは高いPCS評価にも表れています。リトアニアは国籍取得が大変厳しいので、オリンピックはおそらく出られません。本当に惜しいです。

ウルハリ
女性が夏に肩関節唇の手術をしたので、シーズンインが遅れてしまったのも影響したでしょうか、女性のフラットな滑りが男性の滑りではカバーしきれていなかったと思います。苦手な逆回転のツイズルはまとめました。そこはよくがんばりました。FDは当たりプログラムなので、プログラムの力で巻き返してください。

カリスポ
昨シーズンは練習不足からか完成度の低い滑りを見せていました。このままフェードアウトするのかと思いましたが、いつものカリスポに戻っていました。昨シーズンの不調は一体何だったのか。

フィアギブ
パターンダンスの最後で女性がスタンブルしましたが、パターンダンスとパターンダンスタイプステップのちょうどつなぎ目と判断されたでしょうか。不幸中の幸いでした。格付けが上がっているときでも、女性のエッジがフラットでしたけど、男性が引っ張っているのは変わらないまでも、確実に2人の差は縮まっています。バランスがよくなったのが見栄えがよくなった要因なのかも。

ワンリウ
ツイズルを終えてからの処理の早さ、そこからチャップリンになりきって軽やかにパターンダンスに。音楽にもマッチしているし、無駄な動きがかなり減ってすごく洗練されたと思います。僕は、順位や点数以上に彼らの今日の演技はお気に入りです。まだまだトップ10分からないぞ!

ステブキ
元々のフィンステップらしさを一番表現できているのは彼らですね。ゴージャスな衣装(シンプルになったけど)&美脚で、リンクを跳ね回る様がまさにフィンステップ。パターンダンスタイプステップの序盤で、女性がダブルツイズルをスタンブルしていましたが、パッと見では気が付かなかったです。それぐらい引き込む力があるんですよね。キスクラで女性が男性の汗を拭いてあげてるのがかわいい。

パイポー
このプログラムを観ると、遊園地の中に入っていく気分になります。陽気な音楽が聞こえてきて、ゲートをくぐるとそこは夢の世界。大人も子供も駆け出して行ってしまいそうな。パターンダンスからは胸が躍りました。とてもチャーミングなのですが、一気に貫禄もついてきました。ステブキに勝ったのは妥当ですね。コンポジションが高いのも分かります。これは前からずっと言い続けてきましたけど、ジャッジの中にパイポーのプログラム構成や表現への姿勢が好きな人がある一定数いるんですよ。そうじゃないとこういったPCSの出方にならない。

ギニャファブ
うちの売りは滑りだ!と言わんばかりの原点回帰の滑りを見せまくるプログラムです。ツイズルに工夫をしまくる先駆者みたいなところありますけど、このプログラムでやるシンプルな高速ツイズルも普通に上手いです。基本がしっかりしているからできるんだろうなあ。濃厚なカップルが続いたせいで、薄味に見えてしまうのは否めないです。

チョクベイ
女性の毛穴からフェロモンがプンプン。5分練習が終わってからリンクサイドに上がるときでさえセクシーでした。パターンダンスからパターンダンスタイプステップへの滑り出しの勢いが、ちょっとここまでのカップルとは違うなーと思いました。バイーーーーーン!と飛び出していくんです。ツイズルがこじんまりしていることぐらいしか気にならなかったです。

シニカツ
女性の調子は戻りきってはいないものの、ロシアカップよりも随分よくなりました。あのときは世界選手権優勝無理だと断言できるコンディションだったので。暴れツイズルを収めて、最後まで滑れました。点差を考えると、何事も起こらなければシニカツが優勝です。

ハベドノ
ハイパーパワーでゴリ押しの演技でした。パターンダンスはオラオラと深いパターンで滑っていったのが印象的でした。今日はツイズルが非常によくハマっていました。いつもこのクオリティーで決めてくれれば心配することもなくなります。バーレスクのセクシーな雰囲気とか、ウィスパーボイスの歌とか頭に入ってこないパワー演技でした。なお、フィギュアスケートは音楽と同調する競技なので、音楽を無視してはいけません。

ココは18位でRD通過を決めました。本当にめでたいです。このままFDもクリーンに滑ってください。

PCSはシニカツ>チョクベイ>ハベドノ>パイポー>ステブキ>ギニャファブです。ミス1つで順位が入れ替わってしまいます。目の離せない戦いになりそうですが、最終日の早朝だから瞼が落ちそう。トップ10争いも見逃せないので絶対起きていなきゃ。

20位と21位を分けたのはリフトのミスです。レベル4がレベル1になり、マイナス評価とエクステンディッドリフトの減点がつきました。普通にこなせば69点は出ていたはずです。トゥルヴェルはネーベルホルン杯がんばれ!

今日はハベドノとパイポーとワンリウの演技がお気に入りです。
2021
03.26

世界選手権 2日目 ペアリザルト

ペアLP
1 Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV(ロシア)151.80 PB
2 Wenjing SUI / Cong HAN(中国)148.09
3 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV(ロシア)141.30
4 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII(ロシア)137.47
5 Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO(カナダ)131.84
6 Cheng PENG / Yang JIN(中国)129.86
7 Alexa KNIERIM / Brandon FRAZIER(アメリカ)127.43 PB
8 Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE(イタリア)126.55
9 Ashley CAIN-GRIBBLE / Timothy LEDUC(アメリカ)120.37
10 Riku MIURA / Ryuichi KIHARA(日本)120.04 PB
11 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER(オーストリア)118.29
12 Evelyn WALSH / Trennt MICHAUD(カナダ)116.83 PB
13 Ioulia CHTCHETININA / Mark MAGYAR(ハンガリー)106.66 PB
14 Annika HOCKE / Robert KUNKEL(ドイツ)105.33
15 Elizaveta ZHUK / Martin BIDAR(チェコ)102.99 PB
16 Anastasiia METELKINA / Daniil PARKMAN(ジョージア)100.60 PB
17 Bogdana LUKASHEVICH / Alexander STEPANOV(ベラルーシ)99.35 PB
18 Rebecca GHILARDI / Filippo AMBROSINI(イタリア)99.34
19 Cleo HAMON / Denys STREKALIN(フランス)93.85
20 Anna VERNIKOV / Evgeni KRASNOPOLSKI(イスラエル)91.36

ペアリザルト
1 Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV(ロシア)227.59 PB
2 Wenjing SUI / Cong HAN(中国)225.71
3 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII(ロシア)217.63
4 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV(ロシア)212.76
5 Cheng PENG / Yang JIN(中国)201.18
6 Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO(カナダ)195.29
7 Alexa KNIERIM / Brandon FRAZIER(アメリカ)192.10 PB
8 Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE(イタリア)186.50
9 Ashley CAIN-GRIBBLE / Timothy LEDUC(アメリカ)185.31
10 Riku MIURA / Ryuichi KIHARA(日本)184.41 PB
11 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER(オーストリア)182.30
12 Evelyn WALSH / Trennt MICHAUD(カナダ)176.24
13 Annika HOCKE / Robert KUNKEL(ドイツ)162.81
14 Ioulia CHTCHETININA / Mark MAGYAR(ハンガリー)157.87
15 Elizaveta ZHUK / Martin BIDAR(チェコ)157.29 PB
16 Anastasiia METELKINA / Daniil PARKMAN(ジョージア)156.73 PB
17 Rebecca GHILARDI / Filippo AMBROSINI(イタリア)154.04
18 Bogdana LUKASHEVICH / Alexander STEPANOV(ベラルーシ)145.55 PB
19 Anna VERNIKOV / Evgeni KRASNOPOLSKI(イスラエル)145.03
20 Cleo HAMON / Denys STREKALIN(フランス)144.84

バラード多すぎて全部同じプログラムに見えてしまう、そんな深夜。

メテパル
3Tw 3LzTh 3T shaky 3S-2T 3LoTh so
3Tで女性の着氷が乱れたので、男性はコンビネーションを回避して、3Sでリカバリーをしました。これは見事です。アクセルラッソーをを途中で落としてしまいましたが、女性が怪我しないように処理できたのは不幸中の幸いです。

ホッケ組
3Tw 3S 2A-2T 3LzTh fall 3LoTh
今日のツイストはうまくいきました。十八番のフリーレッグ天空串刺しキャリーリフトも健在でした。女性の空中姿勢でフリーレッグを曲げたものを得意としています。その女性の姿勢そのものはきれいなのですが、移動速度が落ちてしまったり、リフトが揺れるので、加点が多くはもらえません。工夫した心意気は買いたい。

イブトレ
3Tw 3T-2T 3LoTh 3S 3TTh shaky
大きなミスなく演技を終えました。2017年ぐらいのモーマリを彷彿とさせるエレメンツを淡々とこなしていく演技。軌道がシンプルで、何度も観ると物足りなさを覚えてしまうやつ。彼らならではの何かを見るけられると、そこから一歩抜け出せると思います。

デラモデル
3S 3Tw 3LoTh df 3T-2T 3STh df
スロージャンプの両足癖が出て、ソロジャンプのタイミングがズレてはいるものの、致命的な失敗がなかったのが何よりでした。女性が体を絞りすぎたのか、パワー不足にも感じました。

モーマリ
3Tw 3S-2T-2T 3LoTh 3T 3STh
男性のワインレッドのシャツと、女性のエメラルドグリーンのドレスが驚異のミスマッチ。女性の衣装のセンスはいつもいいのに、これだけテイスト違っていて不思議。ジャンプは失敗しそうでしなかった。アクセルラッソーは、女性を持ち上げきる前に回転を始めてしまったので、バランスを崩しそうになりました。力を使って最後まで回しきったのは見事です。大会を通じて、モーマリは試合勘を掴めていない印象でした。昨シーズンまでの勢いはどこへ。

白鳥組
3Tw 3T-2T-1T 3S 3FTh 3STh
とてもがんばりました。今大会はSPもLPも演技をまとめられました。スローは2本ともクリーン。特にスロータノサルコウは演技の終盤でかっこよく決まりました。演技の終盤では男性が疲れてしまうので、リフトをノーバリューにして上位進出を逃すのが定番パターンでしたが、今日はアクセルラッソーのスピードが落ちてレベルを落としただけでした!被害最小限!!!

りくりゅー
3Tw 2T-2T-2T 3LzTh 3S 3LoTh fall
アクセルラッソーで平均+3もらえるようになってる!スロールッツ安心して見られる!コレオシークエンスで男女がそれぞれ別の動きをしても一体感がある!3連続が抜けて、スローループで転倒して、最後体力がなくなってスピード落ちてもこのスコアを出せました。明るい未来しか見えなーーーーーーーーーーーい!りくりゅー青田買いするなら今だぞ!今ならまだ古参ぶれるぞ!

シメフレ
3Tw 3T so-1T 3LoTh df 3S so 3FTh
女性がことごとくジャンプを失敗しました。リフトでの加点はさすがだったのですが巻き返しならずでした。期待値が高かったし、本人たちももっとできると思っていたかもしれませんが、こんな日もありますよ。

ケイン髭
3Tw 2Lo 3LzTh 2S 3STh
男性はループ、女性はサルコウをパンクさせました。それぞれ失敗して仲良し。スロージャンプはきっちり決まりました。お願いだからスローをこのまま安定させてください。コレオシークエンスでのスパイラルは見事でした。終盤でもきっちりスピードを出して、フリーレッグを真っすぐ伸ばして演じてくれます。これで編曲が普通ならさらに感動していたでしょう。ケイン髭がペアのスパイラルシークエンスがある時代に存在していたら、たくさんプラスを稼げたんだろうなあ。

ペンジン
2S 3T fall 3Tw 3LoTh 3STh
女性のソロジャンプが不調です。大きな大会には合わせてくるタイプなのですが。スロージャンプは中国5000年の歴史に裏打ちされた確かな技術で完璧に降りています。ペンジンのいいときは、もっともっと音楽と一体になって演技できているので、今日は淡々とした滑りに見えてしまったな。

タラモロ
3S 3Tw 3T<< df 3LoTh hd 3STh
3Sがめちゃんこきれいに決まったのに、女性の3Tの失敗がSPと同じ前向き着氷でした。どうしてこんなことに。演技後に4分間を思い返すと、スローループの指先タッチなんて微々たる失点だし、3Tが開いてしまったぐらいで悪くない出来ではあったんです。SPの点差を考えるとそもそも表彰台も難しいですし。でもなんだかショックでね。タラモロにノーミスで滑ってほしかったなーって思っちゃいました。

ミシガリ
3S-1Eu-3S 3Tw 3LzTh 3T 3LoTh
プレッシャーのかからない場面だとすさまじい力を発揮します。タラモロとも点差があり、優勝も期待されない位置で臨めたのはよかったでしょうね。3連続をうまく乗り切って、そこからはまったく問題なく演技が進んでいきました。

スイハン
3Tw 3T-2T-2T 3STh 3S df 3FTh
女性のソロジャンプでの回転不足はありますが、エレメンツの魅せ方が本当にすごい。ペアスピンなんて、女性のショートカットがなびいている様子でさえ表現の一部のように感じますもの。スローフリップからのリフト連チャンフィッシュは絶対に盛り上がるやつ。速報からTESが3点下がったので、ミシガリの下になりました。

ボイコズ
3S 3T fall 3Tw 3FTh so 3LoTh
1990年大会のエカテリーナ・ゴルデーワ以来、31年ぶりの10代での世界チャンピオンとはならず。女性が3Tで転倒し、不安定なスローフリップでステップアウトとなりました。ここで緊張の糸が切れてしまったのか、勢いがなくなって尻すぼみのフィニッシュに。任務を果たせないジェームス・ボンドです。

2018年フランス国際でGPF進出確実な場面で失敗し、2019年GPFで表彰台確実な場面でミス連発し、世界選手権で首位発進から3位。課題は勝負弱さ。でも一度失敗しておくと次成功するんだなこれが。だから来年優勝しますね。まだ19歳と21歳だから、ミラノコルティナ五輪の次にも出られます。先は長い。

ロシア選手権4位のミシガリが優勝でした。英語での優勝者インタビューでは、女性だけがコメントしていました。男性は英語をまったく話しません。日本における宇野昌磨さんのような存在だと思ってください。

スイハンは回転不足があり2位になりましたが、もっと大きな演技ができるペアなので、万全な状態でオリンピックに挑んでもらいたいです。優勝できなかったときのことを考えると、どんなバッシングを受けるのかと恐ろしくなるので、北京オリンピックではスイハンを第一に応援しよっと。王者の選曲すると勝てないから気を付けましょう。

コロナ禍でいつものような準備ができなかったからか、例年の世界選手権よりも動きの悪いペアが多かったと思います。大変な中みなさんお疲れさまでした。

2022年世界選手権出場枠
3枠 ロシア・中国
2枠 カナダ・アメリカ・イタリア・日本

2022年北京オリンピック出場枠(16枠)
3枠 ロシア
2枠 中国・カナダ・アメリカ・イタリア
1枠 日本・オーストリア・ドイツ・ハンガリー・チェコ
ネーベルホルン杯で+1枠に挑戦可能な国 中国(2組出場だったから)・日本(1組出場だったから)

日本がいつか2枠使えるようになればいいですね。ネーベルホルン杯では残る3枠を巡っての戦いとなります。中国は3枠目を狙いにくるのかな?
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