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2020
02.09

四大陸選手権 4日目 男子リザルト

男子LP
1 Yuzuru HANYU(日本)187.60
2 Jason BROWN(アメリカ)180.11 PB
3 Yuma KAGIYAMA(日本)179.00 PB
4 Junhwan CHA(韓国)175.06 PB
5 Boyang JIN(中国)171.84
6 Nam NGUYEN(カナダ)166.36
7 Kazuki TOMONO(日本)162.83 PB
8 Han YAN(中国)157.09
9 Tomoki HIWATASHI(アメリカ)152.69
10 Keegan MESSING(カナダ)149.90
11 Camden PULKINEN(アメリカ)142.16
12 He ZHANG(中国)138.48
13 Sihyeong LEE(韓国)136.50 PB
14 Brendan KERRY(オーストラリア)136.41
15 Roman SADOVSKY(カナダ)134.63
16 Donovan CARRILLO(メキシコ)127.96
17 June Hyoung LEE(韓国)126.21
18 Christopher CALUZA(フィリピン)110.75
19 James MIN(オーストラリア)108.10
20 Micah Kai LYNETTE(タイ)105.94
21 Edrian Paul CELESTINO(フィリピン)102.54
22 Harrison Jon-Yen WONG(香港)98.32
23 Jordan DODDS(オーストラリア)98.04 PB
24 Chih-I TSAO(台湾)90.30

男子リザルト
1 Yuzuru HANYU(日本)299.42
2 Jason BROWN(アメリカ)274.82 PB
3 Yuma KAGIYAMA(日本)270.61 PB
4 Boyang JIN(中国)267.67
5 Junhwan CHA(韓国)265.43 PB
6 Nam NGUYEN(カナダ)251.60
7 Kazuki TOMONO(日本)251.05 PB
8 Keegan MESSING(カナダ)243.93
9 Tomoki HIWATASHI(アメリカ)240.78 PB
10 Han YAN(中国)239.41
11 Camden PULKINEN(アメリカ)226.82
12 Brendan KERRY(オーストラリア)213.11
13 He ZHANG(中国)210.06
14 Sihyeong LEE(韓国)203.50
15 Donovan CARRILLO(メキシコ)201.09 PB
16 Roman SADOVSKY(カナダ)200.50
17 June Hyoung LEE(韓国)198.95
18 Christopher CALUZA(フィリピン)171.45
19 James MIN(オーストラリア)167.81
20 Edrian Paul CELESTINO(フィリピン)167.65
21 Micah Kai LYNETTE(タイ)156.71
22 Harrison Jon-Yen WONG(香港)155.30
23 Chih-I TSAO(台湾)152.80
24 Jordan DODDS(オーストラリア)148.78 PB

ふーちゃん
2S 3A-3T 3A 3Lz shaky 3F 3Lz-2T 2A-1Eu-3S
4Sはパンクしましたが、高さはあったので加点しているジャッジもいました。3Aをそれほど長い感覚もなく2本ヒョイヒョイと成功させています。ジュニアからシニアの最初の時期までずーーーっと3Aに苦労していたのに。SPと同じようにプログラムの最後に滑りで大暴走して元気に演技を終えました。中国はこれからもちゃんとふーちゃんのこと派遣しろよ。

シヒョン
3Lz-3T 3A 3F fall 3Lo 2A-3T 3Lz shaky 2A-1Eu-3S
長身で両手タノをするので、全長は軽く2メートルを超えます。ホンイーといい長身選手の両手タノは曲に合っていれば非常に良いものだ。スローパートの表現が良かったです。迷いの感情の表現が上手い。

ジュンヒョン
3A fall 3A-2T 3Lo 3F-3T 3S ot 2Lz 3F-2T-2Lo
SPは背中にレース、LPは背中にスケスケの窓設置。背中で攻める男。このスケスケに近づいた者は二度と光を見ることができないと言われている。ジュンヒョンは目立たないけど万能タイプで、どのようなジャンルでも滑れちゃうんですよ。コレオシークエンスの最後のスライディングとかかっこいいですよ。フライングキャメルの柔らかい出からのハイライトの作り方もなかなか。

サドフスキー
4S shaky 3F 3A-2T 3Lo so 4S fall 3A fall 3Lz-3T
後半2本転倒したけれどスピンも滑りにもそれほど影響はなかったです。痛みをっ……感じないのかっ……!?3Lz-3Tがすごく良かったのにスローで見たら回転不足でした。あああああああんんんんどうやったらきれいに入るのおおおおおおおおお。

カリーヨ
3A-3T 3Lz fall 3A 3Lz-1Eu-3S 3Lo-2T 3F shaky 2A
ほんとあとちょっとでした。3Lzで転倒しなければ、3Fをきっちり降りていれば、バテずにステップシークエンスで加点をもらえていれば。0.20だけミニマムスコアに届きませんでした。SPで体力がなくなるぐらいなので、内蔵されている体力が元々足りません。高性能バッテリーを買いましょう。世界選手権出てほしかった。

美青年ケリー
4T so 4S fall 3A-2T 3Lo shaky 3A-2T 2Lz 3Lz-1Eu-2S
SPがコミカルなプログラムなのに、こちらにもコミカルな要素が入っているのが何とも言えない。映画のホームズはおふざけしていても、決めるところは冷静沈着な判断で決めてくれるんですよ。ガチャガチャとしてホームズっぽくない。それから昨シーズンより技術が落ちている。

ハンヤン
3A 3Lz 3F-2T 3S 3Lo 3Lz hd-2T 3F
演技が大饗r、止めていた息をフーーーと吐き出しました。僕がね。呼吸を忘れるほど美しい滑りでした。一人の男性の心の揺れ動きを、本当に夜の街を歩いているかのように表現していました。コレオシークエンスの最後のポケットに手を入れて歩くところなんて、街頭とバーの看板まで見えてきましたよ。僕に気色の悪いポエムを呟かせてこそ

プルキネン
4T so 3A 3Lo 3Lz-1Eu-3S 3A-3T shaky 3Lz fall 3F so
4Tは堪えて大技もがんばりました。中盤までは切れ味鋭い滑りで、切なさも秘めていて、すごく良い滑りを見せていました。終盤のルッツフリップで失敗するといういつものプルキネンでした。最後はステップアウトをごましてオイラーからコンボ入れようとしたな?でもオイラー使用済みだぞ。今大会は彼女のカレンの完成度の勝利です。彼氏がんばれ。

友野
4T 4S-2T 3A shaky 3Lo 2S 3A-1Eu-3S 3Lz
ジャンプで加点を得られるところはほとんどありません。そこは残念ではあるのですが、ステップシークエンスね!今日はステップシークエンスがすごかったんですよ。あのキレ何ですか?こんなにキレキレだなんて聞いてないぞ。鎌鼬一希に改名だな。ジャンプは全日本の方が良いけれど、動きは今日の方が上です。GPSで「どうしてこんな編曲に……」と絶望したものですが、よくここまで滑りこなしてくれました。友野はまた一段、階段を上ったのだった。

樋渡
4T-3T 4T 3A shaky 3S 3A fall 3Lz-1Eu-3F 3Lo shaky
一昨日はケリーできょうの料理風音楽、今日は樋渡で3分クッキング風音楽。男子スケーターはお料理大好き。4Tと仲良し、3Aとケンカという内容です。飛び道具で会場を虜にしましたが、後半はミスが多かったです。インタープリテーションの評価が厳しいです。エレメンツやインパクト優先な面もありますから、これはジャッジからのメッセージですね。来シーズンへの宿題ということで。タイムバイオレーションが取られました。フィニッシュのポーズでバランスを崩し、ポーズを取り直したので、そこを演技が続いていると判定されてしまったのかもしれません。

ニューエン
4S-3T 4S 1A 3A-2T 3A-1Eu-3S 3Lo 3F
3Aが抜けたため、3Fを3Aに変更してリカバリーしました。世界選手権への強い気持ちを感じられました。序盤は助走に集中しているので物足りなくはありますが、終盤はハチャメチャに盛り上げてくれました。クラブかな?ってぐらい観客も大騒ぎです。エンターテイナーですね。リンクサイドでのメッシングとの抱擁に感動しました。個人競技だから自分のやるべきことをやるだけ。お互いの健闘は称え合う。最高のスポーツマンシップですね。

メッシング
4T-2T 4T hd 2A-2T 3Lz fall 3Lz shaky 2A 3S-3T
はぁ…………これが勝負の世界ですね。さきほどニューエンを労っていたけれど、彼はそれに続くことができなかった。彼の魅力がほとんど出せていなかったです。ベテランの落ち込む姿は胸にきます。

鍵山
4T-2T 3Lo 4T 3A-1Eu-3S 3F-3T 3Lz 3A df
SPの好演でジャッジからGOEがもらいやすい地盤が固められています。GOEがボンボコ積み重なっていきました。3Aを降りて3Lzにエラーが付かなければ3桁に乗せられるということです。ジャッジもこれを観ているはずですからアピールになりますし、世界ジュニア選手権に出場するロシア勢を牽制できます。この結果が世界ジュニア選手権優勝へと繋がるのです。そういやトランジションもそんなに低くないですね。ここにも好演の影響が出ていました。

ジュンファン
4T 4S 3Lz-3Lo 3A-2T 3A 3F-1Eu-3S 3Lo
やはり理解不能な背中開け衣装。呼吸は肺じゃなくて皮膚でするタイプなのかな。回転が怪しいものはありますが、母国の観衆の前で抜けなしコケなしシェイキーなしは立派です。SPでもそうでしたけど感情を演技に乗せられるようになってきましたしね。内で燃える炎を表現するなんてピッタリじゃないですか。

羽生
4Lz so 4S 3A 3F 4T shaky-1Eu-3S 4T fall 3A-3T
羽生結弦は紅白歌合戦の石川さゆり。バラードは津軽海峡冬景色で、SEIMEIは天城越え。衣装の関節がカマキリ色になっている。3Aと3Fの助走無くしたという情報は知っていたのですが、予想以上に無くなってました。向かいのホームに乗り換えるように3Aから3Fに移りました。4T-3T予定だったのがシェイキーランディングになり、3連に変更。4Tで付ける予定だった3Tが転倒で余ったので、最後に持ってきました。3シーズン観たプログラムなので、滑り込みまくって世界選手権でウルトラハイパーノーミスで滑ってもらわにゃあ。もちろん引退を頭の隅っこに置きつつね。

ボーヤン
4Lz 2S 3A-1Eu-3S 2T 4T-2T 3A 3Lz-3T
4Lz職人なので今日も成功させました。4回転が2本抜けたのでかなりの失点になります。3Tもう1本入れるなどのリカバリーの方法はありましたね。抜けたジャンプ以外はきれいなので加点はもらえます。ドラマティックなステップシークエンスのパートですが、前傾姿勢であるのと、動きのバリエーションがやや乏しく見えました。序盤~中盤とは別のことを見せないと、レベルは取れてもGOEやPCSには反映されないのかなと。

ブラウン
3A-2T 2T 3A 3F 3Lz-1Eu-3S 3F-3T 3Lo
年が明けてキャリアハイに突入しました。3Aの回転不足がなくなり、3Lzと3Fは加点ドカ盛りお手本ジャンプ。表現とスケーティングは一級品です。体を振り回すときの体の残し方が絶妙なんですよね。時代に翻弄される人々の感情を、体の残し方で表現できていると思います。ワンアンドオンリーのアーティスト。

羽生の路線乗り換え3Fにはアテンションが付きました。助走が短すぎてフラットになってしまうのかも。ジュンファンはアンダーローテーションが4つありました。回転が足りていれば銅メダルでした。

これで羽生はオリンピック、世界選手権、四大陸選手権、グランプリファイナル、世界ジュニア選手権、ジュニアグランプリファイナルで優勝。主要6タイトルを制覇しました。元気なまま世界選手権に臨んでください。
2020
02.07

四大陸選手権 2日目 男子SP

男子SP
1 Q Yuzuru HANYU(日本)111.82 PB
2 Q Boyang JIN(中国)95.83
3 Q Jason BROWN(アメリカ)94.71
4 Q Keegan MESSING(カナダ)94.03
5 Q Yuma KAGIYAMA(日本)91.61 PB
6 Q Junhwan CHA(韓国)90.37
7 Q Kazuki TOMONO(日本)88.22 PB
8 Q Tomoki HIWATASHI(アメリカ)88.09 PB
9 Q Nam NGUYEN(カナダ)85.24
10 Q Camden PULKINEN(アメリカ)84.66
11 Q Han YAN(中国)82.32
12 Q Brendan KERRY(オーストラリア)76.70
13 Q Donovan CARRILLO(メキシコ)73.13 PB
14 Q June Hyoung LEE(韓国)72.74 PB
15 Q He ZHANG(中国)71.58
16 Q Sihyeong LEE(韓国)67.00
17 Q Roman SADOVSKY(カナダ)65.87
18 Q Edrian Paul CELESTINO(フィリピン)65.11 PB
19 Q Chih-I TSAO(台湾)62.50
20 Q Christopher CALUZA(フィリピン)60.70
21 Q James MIN(オーストラリア)59.71 PB
22 Q Harrison Jon-Yen WONG(香港)56.98
23 Q Micah Kai LYNETTE(タイ)50.77
24 Q Jordan DODDS(オーストラリア)50.74
25 Micah TANG(台湾)45.91

女子シングル・ペア・アイスダンスではSP落ちなし。男子シングルでは1人だけ。もう全員通過でよくね?四大陸全体のエントリー数少ないしよくね?

ふーちゃん
4S so 3A 3Lz ot-2T
けだるいDon't Stop the Music。苦手だったはずの3Aが一番きれいでした。ステップシークエンスはクリーンに暴走していきました。方向指示器も出すし車間距離も詰めないけど暴走していました。最後の半分投げやりなフィニッシュ好き。

セレスティーノ
3Lz-3T 2A 3Lo df
カナダ仕込みのスケーティングでスルスルと滑っていきます。元々カナダ代表でしたしね。カナダで彼より滑れない選手はいくらでもいます。カナダ連盟は国際大会の派遣に、3Aが跳べることなど変なルールを設けることもあるので、フィリピン代表になってよかったです。3Aを持っていないため、クリーンプログラムでミニマムスコアを超えたかったでしょう。カルーザもミニマムを持っていないので、ここで両方クリアできればチャンスでした。

カリーヨ
3A 3Lz-3T 3F
In the moodなんてベタすぎて逆に滑るスケーターが皆無なので差別化ができていいですね。かわいい楽団員です。3Aの助走は長いままですが、着氷が伸びるようになりましたね。跳び始めの頃は着氷が詰まったものばかりでした。後半体力が切れてしまうのは相変わらずでした。でもかわいい加点でちょっとだけ相殺だな。点数へのリアクションが良いからさらに加点を。

ハンヤン
3A shaky 3F-3T 3Lz
3Aは少しバランスを崩して足をつきました。ジャンプの高さや幅と相殺して少しのマイナスになります。いずれのジャンプも卓越した高さと飛距離でした。ロマンティックなプログラムを滑っても何の違和感もない。大人になってしまったハンヤン。さようなら変なコミカルプロ。お前らとはもう会わないよ。

サドフスキー
2S 3A fall 3Lz-3T
カナダのリンクより広いはずなのに、むしろ今日の方が伸び伸びと滑っているように見えましたがジャンプが決まらなかったです。頼みの綱であるPCSも8点に乗らずです。

鍵山
4T 3A 3Lz-3T
ンンンンンンンンンンンwwwwwwwwwwwwこれは大勝利ですぞwwwwwwwwwwwwwwwwトランジションがジャンプの前にほとんど入っていないのでトランジションが下げられてしまうのは仕方ありません。しかしながらこの滑りですからね。3Lz-3Tはアテンション評価でした。3F-3Tの方が加点も取りやすいから、少しぐらい基礎点落としてもいい気がします。当然スケーティングスキルは8点です。気持ちのいい演技でした。今私気分爽快だよ森高千里アサヒビール。

ニューエン
4S-3T 3A 3F
たった1枠の代表争いの大事な局面で力を発揮しました。少し硬くてエレメンツに集中していたように思えるものの、スピンの小さなミスがあるだけで点数はガッチリ確保しました。

樋渡
4T 3A 3Lz-3T
GPSではそれほど調子が良さそうには思えなかったけど、全米選手権から一気に良くなりました。NHK杯からの2か月に何が起こったのだろう。日本人の30倍ピースしている。日本人より日本人のアメリカ人。

プルキネン
4T shaky 3A 3Lz-3T shaky
北米伝統の板前カットと赤い衣装が見事に相反しています。どちらかを変えよう。プルキネン通常バージョンだと4Tステップアウトしているか、3Lz-3Tで転倒しているので、今回は何としてもコケないように気合を入れていたのだと思います。ポテンシャル的にはもっと高い点数を狙える選手です。熱を感じる演技で、これはこれで良かった。彼女のカレンもSPまとめたし2人ともよさげ。

美青年ケリー
4T-2T 3S 3A ot
フジテレビの付けた"南半球のレジェンド"というキャッチコピーがツボ。3Sと3Aの間の振付が雑すぎて笑ってしまった。ちょっと振付を忘れてしまったのかもしれませんが、それを抜きにしても少し作りが雑な気がします。コミカルプロはやり切らないとちょっと滑っちゃうので。コーチがザボジンになっていて驚きました。練習拠点がロシアになったから友達のハーレー・ウィンザーがはしゃいでいたのか。

友野
4T-3T 4S 3A
4回転2本降りればこちらのものです。3Aの着氷がいつもほどクリーンではなかったですが、上体を伸ばして上手くカバーしました。ジャッジも2本クリーンに入ると減点をしたくなくなるものです。だからきちんとプラスで収めました。ニコニコ笑顔の男の子がいました。人畜無害そうだから近づいて話してみました。信頼して仲良くなれそうだな。そうしているうちに、いつの間にかその子の思考に染められて、狂気の坩堝から逃れられなくなってしまった。そんな感じーーー僕の解釈はそんな感じーーー。インタープリテーションもっと出せ!出せ!出せ!出せ!出せ!

メッシング
4T-3T 3A 3Lz
なるほど世界選手権代表になるために、カナダ選手権ではなくここに照準を合わせてきた……というわけではないですね。メッシングが優勝していれば一発で代表確定出ていたはずですから。本田さんがメッシングさんのスピンを軸がブレないと評していましたが、トラベリングしまくるぞえ。今日は良かったですけどね。

ジュンファン
4S 3Lz-3Lo 3A
4Sは力が抜けていて余裕のある回転でした。コンビネーションのリズム感も良いですね。3Aは雄大な助走から回転不足で降りてきました。いつものミスではありますが、90点に乗せられましたし好調な滑り出しと言っていいですね。強く刺すような男の表情もできるようになりました。ジュンファンも大人だ。

羽生
4S 4T-3T 3A
4年目のバラードです。紅白歌合戦における石川さゆりぐらい繰り返し使っています。オトナルもオリジンも続行プロだから滑りやすい方でいいです。だから勝てい!!!オトナルと比較して思ったのが、バラードのピアノの音の方が、ジャンプとの親和性が高いということ。どうしても静かな曲だとダイナミックなジャンプでは表現が合わなくなる部分もありますしね。僕はバラードのクリーンプロにはもう慣れているのだ。曲の変更を知ったときに、僕の頭には引退の二文字がよぎりました。世界選手権での引退を頭の隅に置いておいた方が突然引退発表してもショックを受けないと思います。保険はかけておこう!

ブラウン
3F 3A 3Lz-3T
ジャンプは高さがあって美しいし、ステップシークエンスでは男らしく駆け抜けて行きます。でも柔軟性は健在で、しなやかな四肢の動きと華麗なスピンを見せてくれました。いつもは強がっている男の、心の脆さみたいなものを彼のしなやかさが表しているのだと思います。全米選手権ほどの完全無欠の演技ではありませんが、今回も素晴らしい。

ボーヤン
4Lz-3T 4T 3A shaky
フジテレビ的なキャッチコピーは"4回転ルッツ職人"。職人なので4Lzで少々乱れても3Tを繋げられます。100点に乗せられる選手なので今日の出来では満足できていないでしょう。すごく体は動いていたけれど、その動きが曲想をうまく反映できていたかどうかに関しては疑問符が浮かびました。そういった部分がPCSの後半項目に出てしまったのかなーと。

ユーロ男子SPがミス連発だったので、トップ9がほぼミスなしというのに興奮しました。

フジテレビの男子LPの放送は録画なので、その際には樋渡知樹さんのインタビューが流れることを期待します。
2019
12.22

全日本選手権 4日目 アイスダンスリザルト・男子リザルト

アイスダンスFD
1 小松原美里 / ティム・コレト 倉敷FSC / USA 99.52
2 深瀬理香子 / 張睿中 大東文化大学 / CAN 86.78
3 平山姫里有 / 石橋健太 倉敷FSC / 大阪スケート倶楽部 83.45
4 枝村優花 / 嶋崎大暉 日本大学 / 明治大学 75.67

アイスダンスリザルト
1 小松原美里 / ティム・コレト 倉敷FSC / USA 163.31
2 深瀬理香子 / 張睿中 大東文化大学 / CAN 146.55
3 平山姫里有 / 石橋健太 倉敷FSC / 大阪スケート倶楽部 138.13
4 枝村優花 / 嶋崎大暉 日本大学 / 明治大学 131.02

ココが危なげなく優勝を飾りました。ダイアゴナルステップとワンフットステップがそれぞれレベル3、残りのエレメンツではすべてレベル4を獲得できました。りかえいが2位です。ミニマムスコアを持っていませんが、年明けのトルン杯にエントリーしているので、ミニマムを取れば四大陸選手権に派遣されるでしょう。

男子LP
1 宇野昌磨 トヨタ自動車 184.86
2 鍵山優真 星槎国際高等学校横浜 180.58
3 羽生結弦 ANA 172.05
4 友野一希 同志社大学 171.63
5 田中刑事 倉敷芸術科学大学 171.54
6 佐藤駿 埼玉栄高校 163.82
7 山本草太 中京大学 152.33
8 須本光希 関西大学 147.47
9 日野龍樹 中京大学 140.26
10 髙橋大輔 関西大学KFSC 138.36
11 佐藤洸彬 南部美人 136.39
12 本田ルーカス剛史 綾羽高校スケート部 134.24
13 島田高志郎 木下グループ 131.65
14 山隈太一朗 明治大学 129.13
15 櫛田一樹 関西学院大学 128.72
16 鈴木潤 北海道大学 125.81
17 渡邊純也 関西学院大学 122.17
18 木科雄登 金光学園 121.62
19 中村優 関西大学 119.00
20 吉岡希 アクアピアスケーティングC 116.06
21 本田太一 関西大学 111.86
22 山田耕新 SMBC 111.18
23 山本恭廉 アテナ豊橋FSC 90.79

男子リザルト
1. 宇野昌磨 トヨタ自動車 290.57
2. 羽生結弦 ANA 282.77
3. 鍵山優真 星槎国際高等学校横浜 257.99
4. 田中刑事 倉敷芸術科学大学 252.44
5. 佐藤駿 埼玉栄高校 246.50
6. 友野一希 同志社大学 244.69
7. 山本草太 中京大学 220.49
8. 須本光希 関西大学 220.28
9. 佐藤洸彬 南部美人 215.23
10. 島田高志郎 木下グループ 212.24
11. 本田ルーカス剛史 綾羽高校スケート部 209.96
12. 髙橋大輔 関西大学KFSC 204.31
13. 日野龍樹 中京大学 202.73
14. 木科雄登 金光学園 198.77
15. 山隈太一朗 明治大学 194.01
16. 中村優 関西大学 193.39
17. 鈴木潤 北海道大学 189.30
18. 櫛田一樹 関西学院大学 187.38
19. 吉岡希 アクアピアスケーティングC 180.62
20. 渡邊純也 関西学院大学 180.38
21. 山田耕新 SMBC 173.35
22. 本田太一 関西大学 173.08
23. 山本恭廉 アテナ豊橋FSC 150.06
Withdrawn
- 小田尚輝 倉敷芸術科学大学

小田尚輝さんは発熱により棄権となりました。ラストシーズン滑りたかったでしょうに気の毒です。1日も早く体調が回復しますように。

渡邊
3Lz 3S 3Lo 3S-2T 3T 2A-1Eu-2S 3S-2T
きれいな3Lzから演技が始まりました。着氷の乱れなくジャンプをすべて降りられたのは大きいです。最後のエレメンツがステップシークエンス。音楽が鳴り止む瞬間まで美しい姿勢を保って、美しいストーリーを締めくくりました。キスクラに川原星くんが座っていました。すっかりコーチの風格。

山田
3A shaky 3Lz-3T 3S-3T 3F 3Lo so 3Lz df 2A shaky
着氷は少し乱れたものの3A着氷。続く3-3を2本とも降りました。ここでTESをガッチリ確保。演技後半は体力面の問題でジャンプの精度が落ちてきましたが、コレオシークエンスでもう一度ギア上げて、リンクを大きく使って表現していました。良いライオンキングさんでした。来シーズンも現役続行するようですね。See you again.

山本恭廉
3F fall 3F 2Lo fall 2A-2T 2S 2A 3S
見るからにめっちゃロミオ衣装。3Loが抜けて転倒した後に、立ち直るまでに少し時間を要しました。直後に予定していたレイバックスピンはスルーですかね。成功したスピンやコレオーシークエンスでは魅力は発揮できたと思います。

太一
3A df 2A-3T 3F 3S shaky 3F 3Lz-2T 2A-2T
4Tは回避した構成です。3Fにコンボを付けようとしてスルーすることになったので、直後の3Lzでリカバリーしました。かなり体力的に厳しいところがありましたが、最後までなんとか滑りきました。足ガクガクになってのフィニッシュでした。僕フォレストガンプが好きなので、曲使ってくれて嬉しかった。

櫛田
4T fall 3A-2T A 3F 3Lz-3T 3Lz 2Lo-1Eu-3S
3Aや3Lzは+2を安定して稼げるだけの安定感と質の高さがあります。3Aが踏み切れずにスルーしてしまったので10点近くが無くなってしまいました。滑りの勢いが最後までまったく衰えなかったので、すごく見応えがありました。ジャンプ全部降りれば140点は軽々と超えられます。PCSももっと上がりますね。ミスありだけどめっちゃ良かった!

鈴木
3A df 3A-3T 3F 3Lz 2A-1Lo-3S 2F-2T 3Lo
3Aは回転が開いてダウングレードとなりました。そこからは回転が抜けた3F以外はほぼミスなく。少しスピードが落ちてきましたが、イーーーーーーーグルを見せつけて、美しい演技を見せてくれました。彼の魅力は出せたんじゃないかと思います。

リュージュ
3Lz-1Eu-3S 3Lz-3T 3A-2T 3Lo 3A 2A 2A
4Tやロングエッジを取られる3Fは回避して、クリーンな演技を見せてくれました。今日は笑顔で終えられたのでオッケーです!キスクラで転倒見て「危ない危ない」と言っていました。福田和子かな?3Aはリュージュのとっての心臓だから、降りられないと演技したことにならないそうです。だから降りたことは"無"らしい。今日も暗いインタビューだけど一昨日より遥かに饒舌でした。

吉岡
4T hd 3A-3T 3Lo 1Lz 3A-2T 3Lo-1Eu-2S 3S
右足でトゥをつくのは難しいようで、3Lzは抜けてしまいました。3Fは入っていない構成です。バテるのかと思いきや、フラつきはあるもののバテずに滑りきれました。LPはあまり練習していなかったそうです。「シニアの人たちのスケート怖いぐらい速かったから、それぐらいになりたい」とか言ってたし、この子多分変な子だぞ。もっと掘り下げろ!!!

山隈
3S 3A-2T 3Lz shaky-2T 3Lo 3A df 3F-1Eu-2S 3Lz
ジャンプはちょいちょいミスがあったのですが、それよりもステップシークエンスですよ!!!!!上体表現の豊かさに目が釘付けになりました。順調にアーティストとしての道を進んでいます。キスクラでずっとカメラ目線なんだが。おもしろいんだが。

草太
4S so 4T fall 3A-2T 3Lz-3T 3A 3Lo-1Eu-3S 3F
日本のアナウンサーはshirtをシャツって発音しないと死んじゃう病だけど、木下アナはシャートって言った!さすがTOEIC935点。4回転にこそ苦しみましたが、3Lz-3T以降は僕が彼に望んでいた滑りをしてくれました。リンクを縦横無尽に駆け回って、感情を吐露していく感じね。んでもって、さらにステップシークエンスで猛スピードでぶっ飛ばしていくという。これが草太ですよ。スケーティングスキル8点出して!!!!!7.68なんて低いぞ!途中から西岡さん実況に切り替わってワロタ。

ダイスケさん
3F 3A-2T so 3S 3A so 3Lz-2T 3Lo 3F fall
2本目の3Aは前向き着氷でステップアウト、3Fは転倒となりました。最後3F-2Loやろうとしてたのかな?去年3Loの助走ぐらいで死にそうになっていたので、今年はエネルギッシュな演技が最後まで観られたのが良かったです。最後の最後に髙橋大輔らしい表現を見せてもらいました。これで最後ではありません。彼がシングルスケーターを引退していまう悲しさよりも、彼がアイスダンサーとしてこれから提示してくれる作品への期待が大きいです。超楽しみ。まずは一旦お疲れさまでした。

中村
4S fall 3A-2T 3F 1A 1Lz 3Lo-1Eu-3S 3Lz so
4S成功とはなりませんでした。3Lzに付けられなかったコンボをリカバリーしようとしましたが、そこはステップアウトですね。最後の方は楽しかったとキスクラで語っていたので、その点では良かったです。

須本
3A shaky 3F 3Lz 3Lo 2A-1Eu-3S 3F-3T 2A-3T
流れのある素晴らしい出来でした。演技後半に固めたコンボが全弾命中しました。3連続の飛距離やリズム感は大変良かったです。最後の着氷がクリーンなら+3が並びそうです。そしてチェンジシットスピンやコンビネーションスピンで哀愁を表現できるようになっていました。今大会大きな成長が見られた選手です。

友野
4T-3T 4S 3A-3T 2Lo 3A 3Lz-1Eu-2S 3F
うほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおキレッキレええええええええええええええい!特に前半3本のジャンプは加点加点加点!ステップシークエンスでもこれまでとは別人のような踊りのキレを見せてくれました。抜け2本がなければTES100点も見えます。後ろ3項目でドッカンドッカン評価していただきたい。

ルーカス
3A 3A so 2Lo 3F-2T 3Lz-3T 2A-1Eu-2S 3Lz
3A2本目はステップアウトです。コンボはしっかり消費しました。ステップシークエンスは体力的に厳しいように見えましたが、その直後の3Lzを落ち着いて余裕で着氷させました。ここは常に冷静なジェームス・ボンドですね。衣装のベストの質感が岩海苔みたいでした。

木科
3A-2T 3A fall 3Lo-3T 3Lz fall 2A-1Eu-3S 2F so 3Lo
得意の3Loは2本降りられましたが、なかなか全部入らないです。体力的には結構余裕があって、最後のスピンもきっちり感情込めながらも回れていました。

鍵山
4T-2T 3Lo ot 4T 3A-1Eu-3S 3F-3T 3Lz 3A
本来なら最後が3Lo-1Eu-3Sでしたが、3Aに変更して攻めてきました。3Loにオーバーターンがあっただけで、あとは加点の山です。あまりにも完成度高いから日本のジャッジが外国のジャッジにマウントとってそう。

島田
4T fall 3A-2T 3Lo 2F 2A so 3Lz-3T 3Lz fall
4Tがなかなか安定しないですね。1本目失敗すると、後半に予定していた2本目は回避しますね。ただ、それを変更したところまで失敗が出てしまいました。スピンは良かったです。ランビのお説教が止まらないけど、インタビューに救われた。最悪の出来だと振り返っていました。コメントがしっかりし過ぎてショタの残滓さえない。

佐藤洸彬
4T-3T 3A shaky 2T 3A-2T 2Lz 3F 3Lo fall
冒頭の2本を耐えてこれは良い佐藤が来ると予感したのですが、上手くいかないものですね。3Loはパンクするよりも締めた方がいいと判断したようです。終盤での転倒はジャンプでの失点よりも、PCSでの失点に響きそうです。このプログラムで見せるような仰々しいフィニッシュ大好きです。

デカ
4S 4T-2T 3A shaky 3F 3T 3A-1Eu-3S hd 3Lz
彼の良いときのジャンプですね。軽く高く上がって余裕があります。2本目の4Tが3回転になりました。コンボが余ったので、最後に3Tでも付けられればよかったですが、そんな余裕はなかったですかね。やはり今日も体のキレがとても良いので、このままシーズン後半(国際大会の派遣があれば)に調子を上げてもらいたいです。

佐藤駿
4Lz fall 4T-2T 4T 3A-3T 3A 3F-1Eu-3S 3Lo
4Lzはもうちょっとのところで転倒となりましたが、残りは加点を得られる質で決めました。今日はトランジションでロミオらしい切なげな表情を浮かべており、ジャンプだけの選手からは着実に抜け出しています。ロミオのリアル年齢に近いですし、この素朴さが本来のロミオなのかもしれない。ステップシークエンスは少し勢いが切れかけていましたが、そこからまた盛り返しました。PCS渋いっ!鍵山佐藤であとオリンピック2サイクルいける!

昌磨
4F 4T 3A 3Lo hd 4T-2T 3S-3T 3A-1Eu-1F
あのフランス国際から1年後……昌磨は語る「本当に奇跡です。ランビエール先生には本当に感謝しています」みたいな、世界まる見えの映像的展開。あの悪夢からまだ1カ月ぐらいしか経過していないのですが。2本目の3Aはとてもクリーンに降りたんですけど、慌ててコンボを付けたように見えました。ひょっとして……忘れてた?ステップシークエンスは、悲しみを湛えながらも、楽しかった頃の回想に耽る男性像を表現しているようで、すごく魅せられました。今シーズン初めて良いと感じました。シーズン後半は安心して観られそう。

羽生
4Lo so 4S 2Lz 4T so 4T-1Eu-3F so 3A-3T 3A fall
代表発表がフジのインスタ上であるので、Ok googleして検索中に3Lzが抜けてしまった。成功するように念じていなかった僕の責任です。3連続後の力技イーグルは「マイナスもらうかい!」という意地を感じました。イーグルさん過労で死んじゃう。今大会は連戦の疲れが見られました。まずはゆっくり休んでください。3A+2Aを予定していたので、10年ぶりに2Aが観られると思っていましたが、なかなか上手くはいかないものだ。

昌磨4連覇達成しました。昌磨が羽生に勝つのは初めてですかね。ジュニアの鍵山が表彰台に立つので、男子も派遣の割り当てが気になるところです。
2019
11.16

ロステレコム杯 2日目 男子リザルト

男子LP
1 Alexander SAMARIN(ロシア)171.64
2 Dmitri ALIEV(ロシア)169.24 PB
3 Makar IGNATOV(ロシア)165.33 PB
4 Shoma UNO(日本)164.95
5 Morisi KVITELASHVILI(ジョージア)161.72 PB
6 Nam NGUYEN(カナダ)159.19
7 Kazuki TOMONO(日本)156.56 PB
8 Michal BREZINA(チェコ)156.20
9 Vladimir LITVINTSEV(アゼルバイジャン)154.65 PB
10 Deniss VASILJEVS(ラトビア)154.01 PB
11 Alexei KRASNOZHON(アメリカ)140.82

男子リザルト
1 Alexander SAMARIN(ロシア)264.45
2 Dmitri ALIEV(ロシア)259.88 PB
3 Makar IGNATOV(ロシア)252.87 PB
4 Shoma UNO(日本)252.24
5 Nam NGUYEN(カナダ)246.20
6 Deniss VASILJEVS(ラトビア)241.09 PB
7 Morisi KVITELASHVILI(ジョージア)237.59
8 Kazuki TOMONO(日本)237.54
9 Michal BREZINA(チェコ)236.47
10 Alexei KRASNOZHON(アメリカ)216.28
11 Vladimir LITVINTSEV(アゼルバイジャン)209.07
WD Daniel SAMOHIN(イスラエル)56.94

サモヒンは棄権となりました。理由は不明ですが、次の大会で元気な姿を見せてください。

リトヴィンツェフ
4T-3T 4T 3A-2T 3A 3F-1Eu-3S hd 2A 3Lo
壮絶なSPから素晴らしいLP披露です。4Sを回避しましたが、2本の4Tと3Aを着氷しました。所作が美しい選手なので、ジャンプ以外の部分にも気を配ってくれると、現実味のない清らかなプログラムになりそうです。

クラスノジョン
4F 3A-2T 3A fall 3S 3F-3Lo 3Lz-2T 3Lz
少し回転は足りませんが4Fを着氷しました。昨日から前進です。最後の3Lzを決められたのは大きいです。ここはエッジの深さなんて二の次で爆走するコレオステップの前に配置されているので、カチッと決めてこそ爆走が映えるのです。

クヴィテラシヴィリ
4S-3T 3A 4T-1T 3Lo 2T 3F-1Eu-3S 3F
前半のジャンプをまとめて後半の4Tで失敗という、彼のよくある悪いパターンにハマりました。どうして4Tは決まってくれないのか。女子の演技があるからエテリは不在でエテリ軍のイケメン担当ロザノフがリンクサイドに来ていました。昨日どこおってん。

ミハル
4S hd 3A-2T 3F-2T 3Lz 3A 3F 2Lo
大掃除してたら若い頃集めたビートルズのレコードと、元妻とのデートで着たシャツが出てきてテンションが上がったおじさんに見えなくもない。最後は「でもあの頃には戻れないのか」の哀愁フィニッシュね。3Tのコンボと3Loが抜けたぐらいで、ほとんど予定通りの回転ができました。ミハルとしてはいい出来だったと思います。ミハルはロステレコム杯と相性いいんですよ。

友野
4T-2T 2S 3A-3T 3Lo 3A 3Lz-1Eu-2S 2F
4Sと3Sと3Fの予定がそれぞれ2回転になりました。加点込みで16点ほどは失ってしまうことになります。曲を次々と入れ替わるので、ジャンプのミスがなくともぶつ切りに感じます。その曲の変化を表現できるほどの滑りの緩急を身に付けないと、4分間のストーリーを演じるのは難しいと思います。コレオシークエンスは上体が激しく動かしていますが、足元が伴っていないので、スケーティングの面では尻すぼみに感じます。ジャンプや踊りのポテンシャルがあるからこそ期待してしまうのですよ。

昌磨
4S fall 3A 3Lo 4T 3S-3T 3A-1Eu-3F 4T fall
4Sは3回転並みの高さしか出せず転倒となりました。3Aとは仲直りしました。4Tを1本スルーしてしまったので、4Tを最後の最後にぶち込んできました。転倒とはなりましたがよくがんばりました。前よりは全然いいです。昌磨おつランビエール先生ありがとう。

ニューエン
4S-3T 2S 3Lz 3A-2T 3A ot-1Eu-3S 3Lo 3F
4Sや3Aの前に思いっきり助走を確保しているので、ジャンプを決めないと隙間が寂しいです。スケカナよりも疲れが見え、終盤はパワー不足でした。ロシアの氷には体力を奪う魔力があるのかな?

ヴァシリエフス
3A fall 3T-2T 3Lo 3A-2T 3Lz-1Eu-3S 3F 3Lz
3Lz-1Eu-3Sまでの間延びが何とも言えない。そんなにミスをしたわけではないけれど、それさえも印象に残らない。彼の魅力が伝わってきません。

アリエフ
3Lz 3T 4T-3T 4T 3A 3Lz-1Eu-3S 3Lo-2T
4Tが3回転になったので、3Fを4Tにリカバリーしました。てっきり3Lzを3Fに変更するのかと思ったらそのまま行ってびっくりしました。常にセーブしながら滑ったので体力切れの心配はなかったです。でもセーブし過ぎていたので演技のおもしろみはいつもよりなかったです。

イグナトフ
4S 4T 3A 3F-3T 3Lz-3T 3Lz-1Eu-1S 3Lo
3Lz-3Tまでのジャンプは見事でした。ジャンプに全精力を注いでいるため、最後2本のジャンプには体力が残っておらず、ステップ・コレオシークエンス・スピンは止まりそうでした。コレオシークエンスは厳しいジャッジならマイナス評価でもおかしくありません。あまりの体力の切れ具合に、逆に微笑ましく思えました。だってシニア1年目だもの。PCSは8点台が3つ!!!!!うっほほーい。これが地元だぜい。

サマリン
4Lz-3T 3F 3T shaky 3A 3A-2T 3Lz-3T-2Lo 3Lo
相変わらずプログラムの意図は理解できなかったけれど、フランス国際でヘロヘロだった終盤のパートの体の動かし方は悪くなかったです。スピンもきちんと回りましたし、演技としてまとまっていました。

ロシア男子21年ぶりのロステレコム杯表彰台独占となりました。サマリンはGPF進出を確定させました。次週イグナトフ、エイモズ(259.80以上)、ブラウン(258.35以上)、羽生という順位になる確率がゼロではないので、アリエフのGPF進出は確定しません。残り4枠は来週決まります。

NHK杯で地元点が出ても他国に引け目を感じる必要はないのだ。少なくともカナダとロシアには「お前らのところも点数出しまくっとるやんけ!」と言い返せます。アメリカとフランスと中国には「すまないねえ……」と低姿勢になりましょう。
2019
11.15

ロステレコム杯 1日目 男子SP

癒しのVPNなし視聴。

男子SP
1 Alexander SAMARIN(ロシア)92.81
2 Dmitri ALIEV(ロシア)90.64
3 Makar IGNATOV(ロシア)87.54 PB
4 Shoma UNO(日本)87.29
5 Deniss VASILJEVS(ラトビア)87.08 PB
6 Nam NGUYEN(カナダ)87.01
7 Kazuki TOMONO(日本)80.98
8 Michal BREZINA(チェコ)80.27
9 Morisi KVITELASHVILI(ジョージア)75.87
10 Alexei KRASNOZHON(アメリカ)75.46
11 Daniel SAMOHIN(イスラエル)56.94
12 Vladimir LITVINTSEV(アゼルバイジャン)54.42

イグナトフ
4S-3T 4T 3A shaky
1番滑走から素晴らしいジャンプを見せてくれました。イケメンがIn this shirtを物憂げな氷上を滑っているだけで合格なのです。始まりはいいけど後半表情作れなくなってくるところがいかにシニア上がりたてのロシア男子なのであった。ステップシークエンスでバランスを崩しかけたのはスタミナ問題でしょうか。来週草太と滑走順連なってほしい。

サモヒン
3A fall 4S fall 2Lz-2T
おおおおお……壮絶。

リトヴィンツェフ
4S fall 4T fall 1A
おおおおお……壮絶。だけどフリーレッグきれいに伸ばして演技してる。ジャンプミス3連発のせいで小気味のいいブルースの音楽で魅せきれなくて残念。

クラスノジョン
4F fall 3A 3F-3Lo
関西のおばちゃんが好みそうな花柄衣装。子供の頃は家が貧しくて手が出せなかったけど、50代も半ばになってピアノ教室に通い出し、発表会で着た一張羅なのでしょう。娘夫婦と夫が観に来てくれて、帰りにランチするんだ。ステップシークエンスでのはっちゃけは、発表会を終えてアドレナリンが出たおばちゃんの姿なんだ。きっとそうだ。的確に表現をしていますね。500関西おばちゃんポイント差し上げます。4Fは回転不足でした。せっかく成功した4Loはなぜ遺棄されてしまったのか。

友野
4T fall 4S-3T 3A
4回転連続転倒の流れに乗りましたが、4Sでカムバックしました。呪いから解き放たれたようだな。3A成功は日本男子の矜持 in ロシア。体のキレは今シーズン最も感じました。友野はそれほど滑るタイプではないので、体がキレていないと全体的に停滞した印象を受けてしまいます。いつもキレキレでお願いします。もしくはめっちゃ滑りを練習するかのどちらか。

ニューエン
4S-3T 3A 3F
本日2度目のブルースフォークルックです。ミスの流れを断ち切ってくれました。ありがとうナム神。しかもカナダ人なのに3Aもきっちり降りました。この曲では不健全さと危さが見え隠れするぐらい、ほんの少し見せてもらいたいところですが、ナムさんは非常に健全でお子様でも安心して見られる作品に仕上げていました。力の抜いた部分も増えるといいなあ。GPF進出に向けて好発進です。

クヴィテラシヴィリ
4S-2T 3A 2T
エテリ、ヴィトンのケープを羽織るの巻。もふもふデニムジャケットを着回していた頃のエテリはもういないのね。僕は寂しいです。前半をまとめて3本目に失敗するという彼としてはお決まりのパターンになりました。

ミハル
4S fall 3F-3T 3A so
4Sの全盛期が終わってしまったようです。3F-3Tは苦手ではあるのですが降りられました。3Aは絶対に降りられるエレメンツだったのに、ここも最近降りられなくなってきました。滑りだけは最後まで衰えがなかったです。アメリカの荒野を全速力でぶっ飛ばすトラック野郎みたいで素敵でしたよ。ぶっ飛ばすけどヒッチハイカーは乗せてあげる紳士っぽいし。

ヴァシリエフス
3F-3T 3A 3Lz shaky
今日は2つ作ったうちの、月の光をズンドコアレンジした方です。2本降りて3Lzの着氷が乱れるのはすっかりおなじみの流れに。やはり3Lzは世界一難しいジャンプなのでしょう。高速シットスピンには会場が沸いていました。ロシア人のスケートファンはお目が高い。ファンの熱量と知識は日本人と2トップですからね。ステップシークエンスに入ったところで少しバランスを崩しました。ヴァシリエフスさえもバランスを崩させるロシアの氷恐ろしい。僕は背中スケ衣装のプログラムが大好きなので戻してください!!!

サマリン
4Lz-3T 4F fall 3A df
脅威のブルースフォークルック3回目。音楽が鳴る直前にお子様に「サーシャダバイ」と言われ会場から笑い。ダバイパワーで大変よい4Lz-3Tを降りました。ジャンプ1本で20点以上稼ぎました。地元だしな!ジャンプ2ミスだけど、コントロールされたスピンを回って雑な印象は受けないし、最後までクールに表現できていて、表現面はよかったです。衣装スケてるしな。

昌磨
4F fall 4T-2T 3A
4Fは回転不足で転倒しました。4T-2Tは大丈夫です。3Aさんおかえりなさい。ランビのところに行って3Aが復活するとはね。コンビネーションスピンのクロスフット姿勢を、表面に描かれたROSTELECOMのOの中心で回っていたので、このまま氷を削り続けてOに吸い込まれたらおもしろいのにと思っていました。フランス国際の8000倍元気に滑っていたので、それだけで安心しました。

アリエフ
3Lz-3T 4T 3A
4Lzは回避しました。4回転に体力を奪われなかった分、スタミナ切れを起こすタイミングが後ろにずれ込みました。スタミナ切れポイントは、ステップシークエンスの終盤にリンクの右端で逆回転のツイズルを回ったときですね。だからスピンもちょっと回転が遅いぐらいで済みました。平和にワイルドな演技でしたよ。

ロシア勢がトップ3独占です。男子さえ獲れば残りのカテゴリーはロシア勢が優勝するでしょうし、ロシアにとっては大成功の大会になります。エキシビションでいつもより多めに錦糸卵(金色のテープ)を飛ばしましょう。87点ブラザーズが4人並んだので、まだどうなるかは分かりません。ナムさんにもGPFの可能性は残されていますよ。

4Fに挑んだ3人が揃って転倒しました。決められない氷なのかも。
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