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2018
12.09

グランプリファイナル 3日目 アイスダンスリザルト

アイスダンスFD
1 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)124.82
2 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)124.04
3 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)120.35
4 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)119.52
5 Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER(アメリカ)112.71
6 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)111.39

アイスダンスリザルト
1 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)205.35
2 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)201.37
3 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)198.65
4 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)196.72
5 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)184.37
6 Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER(アメリカ)184.04

ホワベイ
ジャンリュック氏の調子がGPSから右肩上がりなのがよく分かります。コンビネーションリフトでグッと掴みました。特に男性のイーグルがかっこいいカーブリフトがいいです。ミッドラインステップ、コレオステップと、ステップの要素ごとにギアを上げてきました。全米でやらかすなよ・・・絶対にやらかすなよ・・・。

ステブキ
超複雑な入りのツイズルでも簡単にこなしてしまうステブキですが、今日は珍しく男性がファーストの最後でバランスを崩しました。ズレもなくスタンブルをしてもいないので加点もエレメンツではあります。ロステレコム杯ほどのクレイジーなエネルギーは感じられませんでした。

赤ゲレ
頭のエレメンツで注目を集める戦法は間違っていません。スケーティングでは、このカップルに混ざると太刀打ちできない部分がありますからね。トランジションで男性が女性の脚を持ち続けて、「ご覧くださいこの脚!何と今なら税込み12億9800万え~ん」とアピールし続けるのがおもしろい。

シニカツ
かつてないほどに美しいツイズルが入りました。そしてニキータ・カツァラポフさんが、まあパートナーに合わせてコントロールされたスケーティングをすること。まあ!まあまあ!驚きですわ。でも僕は油断しませんでした。それでリフト落としたりしますから。レベル取りエレメンツを終え、コレオエレメンツゾーンに入って一安心すると、コレオステップで男性が暴走を始めました。あそこはいい演技で気持ちが高ぶっていたに違いがありません。笑ってしまいました。ついに4項目でステブキのPCSを上回り、ロシア1番手の座に。

ハベドノ
滑りは抜けているので気楽に観ていられます。緊張感があるのはツイズルです。そんなツイズルもピッタリ合わせて、ツイズル出る際の力の入った振付が曲想にすごくマッチしています。ロミオとジュリエットがお互いを命を以ってして愛し続けるという決意ですね。さらにワンフットステップですよ。終盤にワンフットステップ珍しいですけど、粘りのある滑りでスルスルと滑りきります。これがまたかっこいいし、胸を振わせるんです。いい演技でした。

ギニャファブ
気が気ではなくてですね。レベルレベルレベルレベルレベルレベルレベルレベルいけいけいけいけと唱えながら観ておりましたよ。ツイズルまとめたね、んでもって停滞しがちなカーブリフトも押さえたね、うんいいよいいよ。オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ滑りきったあああああああああああああああドキドキで後半の内容覚えてないぞ!!!点数が発表された時の女性の喜ぶ顔を見て、こちらまで嬉しくなりました。よかったよかった。ラ・ラ・ランドのストーリーとは違って王道ハッピーエンドです。

ハベドノはスピンでレベルを取りこぼしています。全米選手権で優勝した時もスピンを取りこぼしていました。スピンでやらかすと逆に優勝できるのか?ステブキは男性の滑りがいまひとつでした。男性が引っ張っていくタイプなので、PCSにモロに影響しました。

ロシアの1番手がシニカツになりました。2週間後のロシア選手権での争いが楽しみです。
2018
12.08

グランプリファイナル 2日目 アイスダンスRD

アイスダンスRD
1 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)80.53
2 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)78.30
3 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)77.33
4 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)77.20
5 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)72.98
6 Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER(アメリカ)71.33

シニカツ
まさかのローテーショナルリフトのレベル取りこぼしがありました。シニカツのリフトは危いライン上にありますな。今日はステップシークエンスのユニゾンと距離感がよかったです。2人って別々のスケーターが滑っているように見えるところがあったので、ユニゾンを感じられるようになったのはダンスカップルとしての大きな前進です。

ホワベイ
GPSよりも表現が上手く乗るようになりましたね。パターンダンスがプログラムにスッと馴染んでいていました。特に女性の艶めかしい表現が冴え渡っていました。ミッドラインステップでリンクの端まで滑って、枠外にはみ出るような強い感情の波を見せていました。始動が遅かったので、全米までにさらに滑り込んでくれることを期待。

赤ゲレ
それほどツイズルが得意な方ではないですが、今回のツイズルはファーストからよく揃っていました。カーブリフトはシャチホコのような女性のポジションに迫力があります。脚を見やがれ!というアピールだと思うので、遠慮なく美脚拝見しました。ミッドラインステップになると、男性が音楽に遅れないか危くなってきました。音楽のラストスパートを振り切ってのゴールインです。おめでとうございます。

ホワベイと赤ゲレはほぼ同じPCSです。真ん中3項目が同じ評価で、スケーティングスキルは赤ゲレ、インタープリテーションがホワベイが上位です。

ステブキ
演技が始まった途端にダイナミックな美脚アピール。そしてピッタリのツイズル、独創的な振付で紡いでいきます。そしてパターンダンスに入ると滑りがいきなり細切れになって、それまでの流れが止まります。最大の穴。でもリズムダンスを堪えて得意のFDに持ち込むのがステブキのスタイルですから、これぐらいの点差なら全く問題ありません。スケーティングスキルが、1番滑走のシニカツと同じ評価というのは興味深いです。

ハベドノ
納得の1位、納得の全項目1位です。やはりこの6組の中では技術力は抜けています。ロシアトップ2の女性のスケーティングに課題アリなので、パターンダンスの滑らかな滑りでは技術の差がモロに出ますね。マディソンってやっぱすごいわ。今日のマディソンはちょっとだけ色っぽかったぞ!

ギニャファブ
情熱的一辺倒な演技ではなく、パターンダンスでは寄りそい、包み込むような表現も見せました。同じパターンダンスでも、シニカツは脚を絡ませるように滑って、表現はハード寄りなので、対極にありますね。んでもってミッドラインでは、持ち味のビュンビュンスケーティングを見せて、見せ場も作ります。ハイスコア&順位に女性が大喜びしていました。万年国内2番手がGPF表彰台まであと一歩ですよ。

今日はパターンダンスのレベル4が3つも出ました。ギニャファブとシニカツが1、赤ゲレが2でレベル4を獲得しています。さすがはファイナル。

ロシアの1番手争いはシニカツが僅かにリードしています。ロシアジャッジは、ステブキのPCSを0.25だけ高く評価しました。FDで評価はひっくり返るでしょうか。

今日はここまでいい演技が多いです。いい流れに乗ってペアと男子も好演技が出ますように。
2018
11.24

フランス国際 1日目 アイスダンスRD

アイスダンスRD
1 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON(フランス)84.13
2 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)77.91
3 Piper GILLES / Paul POIRIER(カナダ)74.25
4 Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER(アメリカ)69.85
5 Olivia SMART / Adrian DIAZ(スペイン)68.16
6 Rachel PARSONS / Michael PARSONS(アメリカ)68.14
7 Marie-Jade LAURIAULT / Romain LE GAC(フランス)64.94
8 Betina POPOVA / Sergey MOZGOV(ロシア)63.64
9 Allison REED / Saulius AMBRULEVICIUS(リトアニア)59.77
10 Adelina GALYAVIEVA / Louis THAURON(フランス)55.21

ガリトロ
タンゴとフラメンコの構成です。女性の衣装はフラメンコ寄りですが、男性の衣装が分からない・・・これは一体何なんだ・・・なぜ指ぬきグローブを装着しているんだ。ツイズルはファーストで男性が足を下ろしてしまいました。ロシアで練習していてもフレンチツイズルが顔を覗かせます。まだ結成したてのカップルなので、まだこれからよ。

アリソン組
アリソンがグイグイと引っ張ってくれました。パターンダンス2の女性が男性の脚をまたぐところのアリソンの堂々たる表情かっこよかった。末っ子なのにアネキ。男性が最後のキーポイントで足プルプル震えていたのがかわいらしかったです。こちらのカップルもこれから。FDが個人的にヒット作なのでぜひ観てもらいたい。

ポポモズ
女性のコッテリとした表情がたまらんです。天下一品のラーメンです。なかなかレベルが揃えられないです。ツイズルは軌道が素敵です。普通のカップルなら開脚リフトは抜いてもらいたいですが、ポポモズは例外です。おもしろいからOK。

スマディア
さらにパターンダンスのレベルが取れない・・・。この退廃性大好きです。夫を亡くした喪主の女性が、妹の夫と・・・という良い子はみちゃいけません的シチュエーションが浮かびます。ツイズルちょいミスからの男性の脚ピーンストレートラインリフト、そしてフィニッシュは少し締まらんかったですね。全体的に動きが重くて、いつものような滑りではなかったような気がする・・・けどPCS高いな。なるほど分からん。

シニカツ
男性のツイズルに注目が集まりますが、ここ最近は女性が失敗する方が多いような気がします。女性は入りから危なかった。ローテーショナルリフトがグオングオン回るので、一瞬失敗に見えるのですよね。下ろし方はきれいなので失敗ではないのでしょうが、それ変えてみませんか?

マリロマ
パターンダンスはアレですが、このちょいキモゆっくりテンポのセルブロックタンゴにも慣れてきまして、すんなり入るようになってきました。タンゴパートよりもキュートなフォックスロットパートが好きです。え?タンゴ必須なんだからタンゴを重視すべきって?まあまあ、固いこと言わずにフォックストロットと思いましょう。

パーソンズ
流れるようなカーブリフトで美しくスタート。このカーブリフトのああああああああ~んな雰囲気を最後までキープできると、最後にもああああああああ~んと感じるのですが、ザーーーっと爽やかに滑りすぎてしまったように思いました。ねっとり感とかは兄妹には難しい。

パイポー
パターンダンスのレベルが取れず、さらにツイズルでも2人ともレベルを取りこぼしました。軌道も上下する動きも難しすぎるんですよ。あんなの安定してこなせるのは、現役ではステブキぐらいなもんで。派手さはないので、要素と滑りの緻密さが一層要求されるのですよね。芸術性の限界に挑戦しようという心意気は素晴らしい。女性のネイルは、黄色のドレスと対照的に深いブルーでした。こういうところもいい。

ホワベイ
ホワベイにジャッジが求めているのは、果たしてこの路線なのだろうか?という疑問。もっと、ジャンリュックのディープな滑りを見せ付けるプログラムの方がいいのではないだろうか、なんならパパシゼと曲入れ替えるぐらいの方がよかったのではないだろうか。と思わずにはいられないです。ちょっと・・・タンゴとしては物足りないというのが正直な感想。ホワベイはカメレンゴが合っていたので、まだ僕自身がモントリオール×ホワベイに慣れていないのかな。

パパシゼ
オブリビオン~ブエノスアイレスの春という超王道。力技shape of youルンバからの高低差すごい。ツイズルは驚異的に揃っていました。リフトを下ろしてからもシンクロナイズトツイズルをしました。フランス人なのにそんなリスクを冒すのですね。怪我明けシゼロンさんの一歩の伸びと余裕っぷりよ。これでも本調子ではないと思います。でも軽々と84点出しちゃう。他のカップルがオールレベル4でも勝てません。

パパシゼはGPFには進出できません。シニカツは2位以内なら即確定。3位でもFD91.36を出せばGPF進出です。パイポーはFD103.22を出して2位以内なら確定です。3位ならウルハリにも負けるのでGPF進出はできません。ホワベイは4位以内なら確定。5位でもパイポーが3位以下ならGPF確定です。パイポーは超厳しい状況です。オールレベル4のノーミスでもシニカツに勝てるかどうか。

パパシゼでさえパターンダンスで取りこぼすので、レベル4を揃えるのは至難の業です。パパシゼはオールレベル4なら88ぐらいいくかもですね。
2018
10.27

スケートカナダ 1日目 アイスダンスRD

アイスダンスRD
1 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)80.49
2 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)74.66
3 Olivia SMART / Adrian DIAZ(スペイン)72.35
4 Marie-Jade LAURIAULT / Romain LE GAC(フランス)68.90
5 Shiyue WANG / Xinyu LIU(中国)66.96
6 Piper GILLES / Paul POIRIER(カナダ)66.95
7 Anastasia SKOPTCOVA / Kirill ALESHIN(ロシア)62.68
8 Robynne TWEEDALE / Joseph BUCKLAND(イギリス)62.65
9 Carolane SOUCISSE / Shane FIRUS(カナダ)57.10
10 Haley SALES / Nikolas WAMSTEEKER(カナダ)57.09

セールス&ワムスティーカー
男性が髪をまとめて演技しています。貴重な長髪男子。女性の身長が高いのでリフトには苦労が見えます。女性が男性に絡みつく形のローテーショナルリフトですが、移動距離が短く、停滞気味です。

トゥイバク
エレメンツや動作の度にガッツリ構えるので、シームレスな演技とは言えませんが、曲の特性はしっかりと捉えられていたと思います。毎週シュピルバンドが帯同するのは大変なのか、今週はバックランド兄貴がキスクラに座りました。

バックランド家

スマディア
パターンダンスのレベルは取れなかったですが、雰囲気だけはめちゃくちゃありました。あたしたち世界のトップ選手ですよぐらいのオーラ。男性の脚をピーンと伸ばす特徴的なムーブメントを正面から映すという許し難い暴挙。あれは横から映さないとおもしろさが理解できない。PCSは全項目8点台に乗せました。

スコアレ
男女の身長差が4cm。これは相当厳しい感じになってきました。テストスケートに出られず、国際Bにも出場していないので、これが初戦となりました。調整の遅れは目に見えます。ミッドラインはスピードが控えめながらも、2人が近い距離で滑っていたのでよかったと思います。ストレートラインリフトは味気なかったです。ただ上げただけ?みたいな。パターンダンスはパターンが小さく、尻すぼみで演技が終わりました。構成は悪くないと思うのですよね。シニアに混ざると、いくらスーパースタイルのスコップさんでも表情の幼さからジュニアっぽさが出てしまいます。ジュニア上がりあるある。

シニカツ
苦手なエレメンツは先にやっつけとけ方式なので、冒頭にツイズルを構成しましたが、女性がファーストで崩壊しました。セカンドからはピッタリ合わせています。男性の衣装は船越英一郎が着そうなタートルネックとジャケット。これはお葬式に絡んだ保険金殺人事件を解明する男の物語なんだろうなあ。ありとあらゆるところで男性がドヤるのでおもしろかったです。ターゲットポイントとなる先週の赤ゲレのスコアは超えました。ここを超えないとファイナルはありません。パイポーと2位3位を上手に分け合えばファイナル行けそうですけど、そんなに上手くはいかないでしょう。

寿司酢組
パターンダンスのレベルが悲しいほど取れていなかったです。さらにはミッドラインステップの途中で、女性が男性の足に引っかかって転倒。レベルもGOEも大きく取りこぼしました。

マリロマ
こちらもパターンダンスのレベルが悲惨なことに。レベルによる基礎点の差が大きくないにせよ、レベルBは1との差があるのでしんどくはなります。中間のチャーミングなミッドラインはいいですけど、最後のタンゴが取って付けた風なのはいただけない。

ハベドノ
先週衣装で減点を受けたので、女性のドレスが赤色になりました。先週の黒いドレスの方が似合っていましたね。2人ともスケーティングスキルは高いですが、足の置き方開き方に色っぽさの欠片もないので、曲想に反して非常に健康的なタンゴとなっております。アルゼンチンのバレー部顧問同士の恋愛と思えば納得できそう。

パイポー
パターンダンスのキーポイントの部分ではありませんが、女性が躓いてしまいました。とても攻めた演技構成ですが、パイポーのプログラムはニュアンスニュアンスなので、この部分は強さですよ、この部分は情念ですよというのが見えにくいと思います。エレメンツの加点でも同じことが言えると思います。何となく質はいいけれど、じゃあ加点要素に4つも5つも明確に当てはめられるかというと、それは微妙で。点数が低くて女性が衝撃を受けていました。

ワンリウ
パイレーツオブカリブアンタンゴ。選曲はちょっと笑ってしまうけれど、有名な曲ですし、ダイナミックに演じてくれて、とにかく分かりやすい。パイポーとは対極にあるプログラムですね。だから観客も沸きました。

パイポーは、パターンダンス1で転倒したと判断されました。その影響でパターンダンス2の頭のステップが飛んでしまったので、滑っていないと判断されレベルB扱いとなりました。1つでダブルダメージ。

シニカツがレベルを取りこぼしまくったので、後続に抜かれるかと思いましたが、他のカップルもさらに取りこぼしまくりました。みんな仲良く取りこぼし、シニカツは2位に。パイポーは自力でのGPFは絶望的な状況です。残された道はFDとフランス国際のRD・FDでオールレベル4を取り、今回3位次回2位で、赤ゲレの合計スコアを上回ることです。赤ゲレは2大会目がNHK杯で、2位争いのライバルになりそうなのがホワベイとパーソンズぐらい。普通にいけば赤ゲレが勝つと思うので・・・厳しいですね。赤ゲレにもがんばってほしいし、パイポーにもがんばってほしい。でもカナダのファイナルだしなあああ・・・。
2018
09.23

オンドレイネペラ杯 3日目 女子リザルト・アイスダンスリザ ルト・男子リザルト

同時進行A

女子リザルト
1 Rika KIHIRA(日本)218.16
2 Elizabet TURSYNBAEVA(カザフスタン)192.30
3 Stanislava KONSTANTINOVA(ロシア)180.02
4 Polina TSURSKAYA(ロシア)154.61
5 Katie MCBEATH(アメリカ)154.56
6 Yujin CHOI(韓国)150.14
7 Megan WESSENBERG(アメリカ)143.47
8 Silvia HUGEC(スロバキア)135.00
9 Rin NITAYA(日本)133.86
10 Elzbieta GABRYSZAK(ポーランド)132.46
11 Elizaveta UKOLOVA(チェコ)121.77
12 Danielle HARRISON(イギリス)120.02
13 Maria Sofia PUCHEROVA(スロバキア)106.51
14 Hyunsoo KIM(韓国)105.83
15 Alisa TURCHINA(ベラルーシ)89.04

新田谷
2Lo 3Lz-2T 2F 3S fall 3Lz 1A 1A<< df
2018-2019シーズン"エクソジェネシス"担当大臣。止まってマイムをする部分が多いです。ステップで一歩が伸びると、表現が映えると思います。得意の3Tでのリカバリーも上手くいかなかったです。

コンスタンティノワ
3Lz tano 3Lo 2A-3T df 2A 2F tano 3Lz tano-1Eu-3S df 3F tano-2T
引きのカメラワークなので、ステップシークエンスの移動距離がよく分かります。華やかな舞踏会の様子が表情に再現されます。トゥジャンプの前に思いっきり構えてシェータノを付けるので、それで流れが止まってしまうのがもったいない。シェーは何も生まないよ。

トゥルシンバエワ
3Lz tano 3F tano 2A-2T tano-2T tano 3Lo 3S-3T tano 2A shaky 3S-3T fall
冒頭からグイングイン滑るンバエワ。一般的に想像するタンゴの色っぽい表現とは異なるかもしれませんが、グイグイドヤドヤ滑ってくれると迫力があります。確実に得意な種類を成功させる構成です。

ツルスカヤ
3Lz fall 3Fらしきもの 2A 2A 1Lz 2Lo 3S-2T
カメラマンが撮影をザボっていたので3Fの質不明。でも無料だから文句言えない。ジャンプが決まりません。曲も相まって悲壮感が・・・顔を覆ってしまいました。ツルスカヤさん、バイオ記載の曲名と作曲家名が逆になっているよ。
Kotaro Nakagawa by Prodigy

紀平
3A-3T 3A 3Lo tano 3Lz-2T 3F tano 3Lz tano-2T-2Lo 3S so
ギョギョッwwwwwなんだこれwww男子の助走で3Aを冒頭にポンポーンと成功させました。「はい普通のトリプル通りまーす」ぐらいの勢いです。ジャンプ降りてすぐに次の流れに移れるのが彼女の優れている部分です。後半に入ってからのジャンプで木の葉が舞い落ちるように、ひらひらきひらと手足を動かしながら進んでいくんです。ほんと規格外。女子に関しては昨シーズンまでと出せるスコアに大きな変化はありません。だから高難度ジャンプの成否がモロに順位に関わってきます。世界選手権の表彰台も射程圏内に入るハイスコアです。伸び盛りってすごい。

紀平の2本の3Aには平均で+3のGOEがついています。この2本のジャンプだけで25点獲得しました。これからが楽しみ。

アイスダンスリザルト
1 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)196.42
2 Lorraine MCNAMARA / Quinn CARPENTER(アメリカ)178.64
3 Betina POPOVA / Sergey MOZGOV(ロシア)170.47
4 Jasmine TESSARI / Francesco FIORETTI(イタリア)159.21
5 Lilah FEAR / Lewis GIBSON(イギリス)158.85
6 Robynne TWEEDALE / Joseph BUCKLAND(イギリス)153.59
7 Juulia TURKKILA / Matthias VERSLUIS(フィンランド)150.66
8 Adelina GALAYAVIEVA / Louis THAURON(フランス)149.69
9 Katharina MÜLLER / Tim DIECK(ドイツ)141.03
10 Anna KUBLIKOVA / Yuri HULITSKI(ベラルーシ)129.49

フィアギブ
ディスコプロ!男性がシングル出身なので、シットスピンが上手。しかも結構ノリノリで踊るタイプ。ローテーショナルリフト、ダンススピン、ツイズル、コレオスライディング、ありとあらゆるエレメンツを音楽にハメて気持ちを高ぶらせてくれました。スケーティングスキルとトランジションが6点台半ばで、後半3項目が7点台という極端な評価になりました。これはこういった点数出したくなるのが分かります。これはいいプログラムですよ。

ガラヤビエワ&トーロン
"アメリ"でした。フランスだなあ。滑りやすく、演じやすい曲ですから結成歴の浅いカップルや、分かりやすくインパクトを残したい選手にはいい選曲。女性はロシア人だけどツイズルをミスしました。これがフランス所属になるということだ。終盤男性に疲労が見えました。新しいパートナー小柄なのに。

マクカー
とてもいい演技でした。特筆してどこではなく、4分間でひとまとまりになっています。ジュニア最終年やシニアに上がってからは、なかなか上手くいかなかったですが、ようやく形になってきました。シームレスだなあ。

ポポモズ
モズゴフがふらつく場面があって心配になりましたが、全体的にはパワフルでいい演技でした。ポポワたんの存在感は全てを呑み込むブラックホール。ローテーショナルリフトは大会で観ると一層存在感があります。そして今シーズン導入されたコレオスライディング。彼らのは特に派手なのですが、2人がお腹をついてスライディングをするとてつもなくダイナミックなスライディングに変更されていました。

テサフィオ
ロンバルディアからこんにちは。マクカーの吸いつくようなコネクションのあるダンス、ポポモズの戦闘力53万のダンスの後ろで滑ると、2人の距離感が気になる部分はあります。ただ、コレオステップやコレオリフトで、愛おしそうな柔らかい雰囲気を出せるようになったんだなと、しみじみ思います。あのフィオレッティがね・・・(聖母の眼差し)。

シニカツ
荒ぶるニキータ・カツァラポフ氏。リフトを支えるカツラ氏、リードするカツラ氏、コレオステップで荒ぶるカツラ氏、一瞬たりとも見逃せないその活躍。美しい滑りなのになぜか笑ってしまう。それはズーリンチョイスの"G線上のアリア"でもあります。こんなクラシカルプロで笑えるとは。カツラ氏は一流のエンターテイナーだよ。120点おめでとう。ぜひいい演技を継続させてください。

シニカツは9点台を揃えました。男性のツイズルとローテーショナルがレベル3、ワンフットステップ、サーペンタインがレベル2でかなり取りこぼしがありました。加点山盛り。レベルの面ではマクカーが優秀でダイアゴナルレベル3以外レベル4を揃えました。フィアギブもステップ以外はレベル4です。結論:ロシア人レベル取ってくれ!

ネペラのアイスダンスはいいプログラムが多くてよかった。

男子リザルト
1 Mikhail KOLYADA(ロシア)274.37
2 Sergei VORONOV(ロシア)239.73
3 Keiji TANAKA(日本)221.92
4 Morisi KVITELASHVILI(ジョージア)221.63
5 Alexander SAMARIN(ロシア)215.69
6 Daniel SAMOHIN(イスラエル)197.80
7 Sean RABBITT(アメリカ)195.83
8 Jiri BELOHRADSKY(チェコ)177.36
9 Burak DEMIRBOGA(トルコ)170.62
10 Graham NEWBERRY(イギリス)169.19
11 Nicky OBREYKOV(ブルガリア)163.60
12 Krzysztof GALA(ポーランド)151.59
13 Marco KLEPOCH(スロバキア)150.33
14 Michael NEUMAN(スロバキア)146.03
15 Alexander BOROVOJ(ハンガリー)124.81
16 Anton KARPUK(ベラルーシ)116.19
17 Andras CSERNOCH(ハンガリー)114.42
18 Manuel DRECHSLER(オーストリア)104.04
19 Albert MÜCK(オーストリア)86.05

ニューベリーが3S-1Lo-2Loを入れたんですけど、3Sと1Loの間にターンが入ってしまって、一瞬3S-1Lo-1Lo-2Loを跳んだように見えました。サモヒンの時間オーバー、アリエフの必須要素アクセルジャンプ抜かしと共にチャレンジャーシリーズの三大事件のひとつに加えるところでした。

ラビット
2F-3T 3Lo 3Lz so 3F 3S-3T 2A 2A-2T-2T
演技中にオンドレイネペラ杯とスポンサーのロゴが画面に表示されるのですが、それが"ウエストサイドストーリー"の曲と重なって、古い映画のオープニング映像を観ている気持ちになりました。最近の映画ってオープニングないですよね。起承転結がある伝統的なアメリカ男子のプログラムでした。こういうのがないと落ち着かない。

サモヒン
4T hd 2S 3Lo 3Lz-2T 4T fall 3A fall 2A-1Eu-3S hd
冒頭は堪えましたが抜け、後半に転倒転倒といういつものパターンに。上体を一生懸命動かしていました。ただ、足元が進んでいかないので、終盤はバタバタとした印象を受けました。時間オーバーはなかったけれど、変な挨拶もなくなった。サモヒンが大人になってしまった。悲しい。

コリヤダ
4T-3T 3Lz 3A 3S-2T 4T fall 3Lo 3Lz-1Eu-2S
滑らかな動きも力強い動きもきれいに入れます。自信を持って演技しているのが伝わってきます。高速ツイズルを多用し、"カルメン"のドラマティックなストーリーを表現しています。転倒があっても、あったように見せない。PCSを下げさせない力があります。

クヴィテラシヴィリ
4S-3T 1A 3F-1Eu-3S shaky 3Lo shaky 4T-2T 4T fall 3F
前半グループから3Aを降りられる選手が多かったので、もしかしてクヴィテラシヴィリにも効果があるのではないかと思って密かに期待をしていました。はい、ご覧の通りです。近年めっきり数の減ったミュージカル版の"ロミオとジュリエット"です。最後に毒飲んで果てたのを見て思い出しました。

サマリン
3Lz 4T 3A-2T 3Lo 3F-1Eu-2S shaky 3Lz 3S shaky
4Lzを回避して安全策。3Aは1本だけでした。"グレイテスト・ショーマン"なので、すごく楽しいプログラムに仕上がっています。「どや!どや楽しいだろ!ほらほらほら楽しいだろ!」と前傾姿勢で畳みかけられると、「分かったから落ち着こう」と声をかけたくなります。姿勢よくシャンとする部分があった方が絶対にかっこいい。

ヴォロノフ
4T 4Lo so 3T-1Eu-3S 3A-2T 3A 3Lz-2T 3Lo-2Lo
セルゲイ・ヴォロノフ氏コンビネーション4本目を跳ぶ。ノーバリューにならないように機転を利かせて2Loにしたのに結局ノーバリューで、コンボ4本目なので3Loが+REP扱いになって基礎点が下がります。終盤まで体力が残っていました。どこにそんな力があるの。

デカ
3S 3T 3A 3A-2T-1Lo 2Lz 3F-2T 3Lo shaky
ジャンプが3本抜けました。単に抜けただけで、見た目には大過失ではないので、物語の表現には影響しなかったです。だから高いPCSの評価なのでしょう。どことなくまっちーっぽいなと思いました。身の翻し方とかトゥでチョンチョン跳ねる感じとか。町田中と呼ぼう。

オンドレイネペラの国歌斉唱はすごいですぞ。ニュースタイル。

hinomaru.png

画面に国旗ドーーーーーン


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