2018
02.12

ピョンチャンオリンピック 4日目 団体戦アイスダンスFD

アイスダンスFD
1 VIRTUE Tessa / MOIR Scott(カナダ)118.10
2 SHIBUTANI Maia / SHIBUTANI Alex(アメリカ)112.01
3 BOBROVA Ekaterina / SOLOVIEV Dmitri(ロシア)110.43
4 CAPPELLINI Anna / LANOTTE Luca(イタリア)107.00
5 MURAMOTO Kana / REED Chris(日本)87.88

かなクリ
ツイズルはファースト、セカンドとほんの少しだけズレましたがサードはピッタリ。サーキュラーステップでクリスが転倒し、立ち止まるわけにもいかず、哉中ちゃんがそのまま滑りクリスが追いつく形。転倒したサーキュラーはもちろんレベル1ですが、後半のダイアゴナルはレベル3取れました。コンポジションが7.68ももらえているので、ノーミスならPCSがさらに高くなるという事ですよ。もうコケないでー。

カペラノ
ストレートラインリフトはレベル2になりました。このリフトは別の大会でもレベルを取りこぼしていました。ステップは両方レベル3で特別レベルが取れていない演技ではありません。加点が少し伸びていないですかね。気持ちが前に出てフィニッシュポーズ崩れちゃうのかわいい。

ボブソロ
何度見ても男性腕支持なしストレートラインリフトこええええええ。個人戦でも世界選手権でも安心して見られないでしょう。ベルホタのおまたリフト並みに怖い。明るく希望に満ち溢れた表情からの落差が最高だぜ。

シブタニズ
よくスピードに乗っていました。全米選手権では緊張があったのかもしれませんね。なんてったって3組横並びでしたもの。パーフェクトツイズルは+3以外を受け付けないシンクロ具合です。ローテーショナルリフトはこの回転速度でいつもより遅いと言われてしまうという。PCSはボブソロよりも下でした。

テサモエ
はい強い!演技冒頭の磁力は全カップル中トップでしょうね。一気に引き付けますもん。ボケーーーっと見ていたテレビの前のおじさんたちも魅了されたでしょう。衣装の色はカナダ選手権と同じですが、飾りもデザインも変わっているようです。パパシゼが出ていないから点数が出やすいとはいえ、後ろ3項目がほぼ満点だったのは、振付を変更した効果だと思います。

最終結果
1位 カナダ 73
2位 OAR(ロシア)66
3位 アメリカ 62
4位 イタリア 56
5位 日本 50

カナダが金メダル、ロシアからやってきた人たちが銀メダル、アメリカが銅メダルという「そりゃそうだろ」表彰台になりました。1日空いて個人戦が始まるうううううううういろいろ決まっちゃううううう。ここで一旦オリンピック終わりにして3か月ぐらい気を落ち着かせたい。

フラワーセレモニーカットは絶許。わろてんか始まった時、煽りかな?と思いました。
2018
01.20

ヨーロッパ選手権 4日目 アイスダンスリザルト

アイスダンスFD
1 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON(フランス)121.87 PB
2 Ekaterina BOBROVA / Dmitri SOLOVIEV(ロシア)112.70 PB
3 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)109.48 PB
4 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)106.17
5 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE(イタリア)105.89
6 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)103.10
7 Laurence FOURNIER BEAUDRY / Nikolaj SORENSEN(デンマーク)99.87 PB
8 Natalia KALISZEK / Maksym SPODYRIEV(ポーランド)99.68
9 Penny COOMES / Nicholas BUCKLAND(イギリス)98.97
10 Sara HURTADO / Kirill KHALIAVIN(スペイン)98.43 PB
11 Marie-Jade LAURIAULT / Romain LE GAC(フランス)95.05 PB
12 Alexandra NAZAROVA / Maxim NIKITIN(ウクライナ)93.15
13 Alisa AGAFONOVA / Alper UCAR(トルコ)92.80
14 Anna YANOVSKAYA / Adam LUKACS(ハンガリー)89.56 PB
15 Cecilia TÖRN / Jussiville PARTANEN(フィンランド)87.87
16 Lucie MYSLIVECKOVA / Lukas CSOLLEY(スロバキア)81.80
17 Angelique ABACHKINA / Louis THAURON(フランス)81.60
18 Tina GARABEDIAN / Simon PROULX SENECAL(アルメニア)79.53
19 Jasmine TESSARI / Francesco FIORETTI(イタリア)78.75 PB
20 Viktoria KAVALIOVA / Yurii BIELIAIEV(ベラルーシ)74.74

アイスダンスリザルト
1 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON(フランス)203.16 PB
2 Ekaterina BOBROVA / Dmitri SOLOVIEV(ロシア)187.13 PB
3 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)184.86 PB
4 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE(イタリア)180.65
5 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)177.75
6 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)168.45
7 Penny COOMES / Nicholas BUCKLAND(イギリス)168.42
8 Sara HURTADO / Kirill KHALIAVIN(スペイン)165.03 PB
9 Laurence FOURNIER BEAUDRY / Nikolaj SORENSEN(デンマーク)164.90 PB
10 Natalia KALISZEK / Maksym SPODYRIEV(ポーランド)164.48
11 Alexandra NAZAROVA / Maxim NIKITIN(ウクライナ)156.35
12 Marie-Jade LAURIAULT / Romain LE GAC(フランス)154.04
13 Alisa AGAFONOVA / Alper UCAR(トルコ)152.10
14 Anna YANOVSKAYA / Adam LUKACS(ハンガリー)148.69 PB
15 Cecilia TÖRN / Jussiville PARTANEN(フィンランド)145.60 PB
16 Angelique ABACHKINA / Louis THAURON(フランス)139.74
17 Lucie MYSLIVECKOVA / Lukas CSOLLEY(スロバキア)136.51
18 Jasmine TESSARI / Francesco FIORETTI(イタリア)133.00 PB
19 Tina GARABEDIAN / Simon PROULX SENECAL(アルメニア)131.30
20 Viktoria KAVALIOVA / Yurii BIELIAIEV(ベラルーシ)128.38

アンルイス
柔らかな出だしは素敵でサーキュラーステップよかったんですけど、ピアノ音源で滑るダイアゴナルステップは冗長で中だるみになっています。モントリオール組のテンプレをなぞったけど、それが上手くいかなかったような感じ。ストレートラインリフトは今回も落下・・・・・あああ・・・。

ナザニキ
ストレートラインリフト素敵でした。後半のカーブリフトはシーズン後半でも忙しない。ステーショナリーリフトは膝を付いて回る革新的なエレメンツですが、こちらは失敗でした。男性の足がかなりきていて、限界に近い状態でしたので、女性を落とさず、最後まで滑りきった事に拍手。低い姿勢で行うリフトが多いので、男性への負担がすごいです。ニキーチンの頬にある×マークの場所に行けばお宝が眠っているのか。

アリアル
シーズン当初はよくあるエジプトプロかと思っていました。今日は演技が進むにつれて、ガンガンスピードが出てきたのでとてもよかったと思います。淡々としがちですからね。

ヤノルカ
ヤノフスカヤの表情が昔より柔らかくなった感じ。ルカッチこういった顔だったよなーと思いだす時間。組んで期間が浅いので、王道のオペラ座で2人のコンビネーションを高める時期なのでしょう。来シーズンはスヴィニン夫妻のプロ滑ろう。

マリロマ
順位がくっついてしまうアンルイスとマリロマ。今日はマリロマに軍配が上がりました。コンビネーションリフトを下ろしてからのくるんくるんーな流れがよかった。コンビネーションリフトをやるカップルが少ないので、余計に印象に残ります。

フルソレ
サーキュラーステップ終えて、女性が左右にスカートを広げ、手を上にポーズを取るのかっこいいなあ。油絵にして閉じ込めたい美しさ。細かい事は置いておいて、かっけえんだよ!ごたく並べず見てくれよ。もうすぐ100点!ワールドで100点!

カリスポ
カリスポのギャツビーは、ギャツビーと人妻の恋愛を描いているようには見えないです。絢爛豪華なパーティーに初めて招待を受け、一張羅のドレスとスーツを着てやってきた。最初は戸惑うけど、お酒を煽って音楽に乗っていたら楽しくなっちゃったみたいな。おどけた表情からも、それを感じられました。カリスポらしいギャツビー。

ウルハリ
ダンススピンのフラメンコのポーズが独創的。これには観客も拍手を送っていました。ダンス一ポジションで拍手をもらえるとは素晴らしい証拠。ハリャーヴィンがまたかっこよく見えてしまう現象。内心、もっとアップテンポの部分が増えても素敵なんじゃないか?とも思いますが、雄大な感じもいいです。スロー映像で見るウルタドのスカートの翻りの美しい事。洗濯したら破れそう。

ペニコラ
ミューズのプログラムに戻しました。3年目のミューズぐらい多めに見ろよ。最初のムーブメントはコレオスピン扱いになります。加点がドッカンドッカン。女性がセカンドツイズルでミス。ダンススピンでバランスを崩し、途中で終わってしまいました。直後のストレートラインリフトはしっかり上がったのですけどね・・・崩れないのはさすがベテラン。今大会はステップのレベルが取れなかったので、オリンピックまでに滑り込みを。

赤ゲレ
ミューズ2組目。バックステージでザゴルスキーにお化粧してもらっていたゲレイロ。編曲の違和感は拭いきれないけど、ザゴルスキーが喜んでいるから何でもええわい!SDよりスピードがあって、ゲレイロがヘロヘロになっていなかったので、安心して見られました。

ギニャファブ
ミューズ3組目。なんだこの滑走順は!(多分)最後のユーロで、素敵な演技を見せてくれました。昨年も最終グループ入りをしたのに、ツイズルで失敗してしまって辛酸を舐めたので、そのリベンジが果たされたと言えるでしょう。フィニッシュをした2人の後ろに見えるバーバラの喜びようったら。

ボブソロ
ナショナルの滑りが不安定だったため、今回素晴らしい出来を見せてくれてよかったです。心を通わせていたと思われた2人が、実は男性の妄想だったという。言葉はいらないです。ステップレベル4はオリンピックでお願いします。

カペラノ
カッペちゃんは赤のドレスに。曲に合っていなくてもいいんです。カッペちゃんは寝ても覚めても赤衣装を着るダンサーだったのですから、集大成のシーズンに赤着てもいいじゃないですか。ツイズルで珍しくスタンブルしました。今日はスケートが押しても押しても進まなくて不調な様子でした。絶好調ならもっと感動的なプログラムになるはずです。それはオリンピックでな!

ステブキ
あー今日もボーカルで笑ったぜ。笑えるのにエレメンツの質は高いのがまたいいんですよ。ただ笑えるだけならエキシビションで十分です。フィニッシュと同時にブキンがガッツポーズ。ボブソロには勝てませんでした。今日のボブソロはシーズン一番だったから仕方ない。オリンピックでステブキの曲聞くの楽しみだ。

パパシゼ
闇夜で月光に照らされた中に得体のしれない美女を見つけ、その美女を追い続けるような、いろいろな妄想が出来るプログラムです。パフォーマンス、コンポジション、インタープリテーションで10点満点。歴代最高を再び更新しました。テサモエとの対決に向けて準備万端。団体戦でどちらが勝つか、その微妙な戦いでさえも金銀争いに関わってくるでしょう。しびれるううううう。

来シーズンの出場枠
3枠 フランス・ロシア・イタリア
2枠 イギリス・スペイン・デンマーク・ポーランド

スペイン2枠!それに尽きます。次の4年間はパパシゼに引退しないでもらって、シゼロンやらブキン、ポール、ハリャーヴィン、カツラといったスケーティング巧者がしのぎを削る戦国時代になってほしい。
2017
12.09

グランプリファイナル 3日目 アイスダンスリザルト

アイスダンスFD
1 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON(フランス)120.09
2 Tessa VIRTUE / Scott MOIR(カナダ)118.33 PB
3 Madison CHOCK / Evan BATES(アメリカ)112.79
4 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)112.59
5 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE(イタリア)110.99
6 Maia SHIBUTANI / Alex SHIBUTANI(アメリカ)109.91

アイスダンスリザルト
1 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON(フランス)202.16 PB
2 Tessa VIRTUE / Scott MOIR(カナダ)199.86
3 Maia SHIBUTANI / Alex SHIBUTANI(アメリカ)188.00
4 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)187.40
5 Madison CHOCK / Evan BATES(アメリカ)187.15
6 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE(イタリア)185.23

カペラノ
今大会はツイズルが乱れなくしっかりと揃いました。サーペンタインは、自分の事を気に留めてもらおうとチョロチョロと動き回る男性の姿を、蛇行した軌道を生かした構成で滑り、表現していました。2人が離れ離れになってしまっても、心では繋がっているのを表す後半部分はエモーショナルで、伝わる物がありました。今シーズン1番の出来でした。

ハベドノ
不安の元凶ツイズルをオシャレにクリア。サーペンタインまでのトランジションは方向転換をいくつもしながら、でも漕ぎ漕ぎするわけでなくスピードを出します。特にマディソンはステップに入るかなり前からワンフットで滑っているのに、カーブを描きながらビューーーンとエレメンツやっちゃうんですよ。これタマランチ会長。ストレートラインリフトはマディソンがちょこっとだけセクシーでした。ちょこっとだけですよ?ちょこっとね!ローテーショナルリフトの回転が鈍かったのは仕様ではありません。これは失敗です。おーこられるおこられる!

チョクベイ
ディーンプロでも結局シュピルバンドの色に染め上げられていた昨シーズン。これはまだ大丈夫。ステーショナリーリフトは徐々に下がっていく斬新な方式。カーブリフトは公園にあるバネのついた動物の遊具的な乗り方。ベイツさんの太ももは遊具。ベイツさんが元気でした。昨シーズンの全米選手権以来の元気。オリンピックシーズンに過去一のFD当ててヨカタヨ。スケーティングスキル以外はハベドノより上が出ました。

テッサとパパダキスの衣装の質感が似てて、「湖に落としたらあなたが落としたのは赤のテッサですか?それとも青のパパダキスですか?」って聞かれそう。「僕が落としたのはピンクの井脇ノブ子です」と正直に答えると2人と友達になれる。

シブタニズ
満点を取れるはずのツイズルで1回転ずつズレました。質はいいしネームバリューもあるのでマイナスにはなりませんが、これだけで1点を失います。ダイアゴナルとコレオリフトの迫力が少しだけ足りなかったようにも思います。スケアメに比べると、いいシブタニズとは言えないです。SDのリードが生きて表彰台確定です。

天空の戦い、はっじまっるよー!

テサモエ
バキバキに音ハメしまくったプログラム。いずれのエレメンツも気持ち良く決まりました。隣にスケートカナダの映像を並べていたのですが、振付変わっていないですね。変わっていないけど、今日の方が断然よかったとです。レビューでレベルが下がる前なら120.7出てたんですね。118点が最低ラインだと感じるそんな時代。

パパシゼ
はい満点!満点!満点を出さざるを得ないエレメンツの数々。僕がジャッジならスピンとダイアゴナル以外はきっと+3にすると思います。2組並べてもパパシゼの方が上だなと感じますね。特にコンポジションね。途切れるところがありませんもの。納得の優勝&歴代最高でした。

2組ともステップのレベルが3でした。それで1.76の差があるので、テサモエはオールレベル4狙いしか金メダルへの道はありません。あとやっぱり密度が足りないですよ。ソチの時と同じじゃん!!!シブタニズはダイアゴナルがレベル2だったのが点数に響きました。

6番カナダジャッジ
テサモエ パパシゼ
9.50 9.50
9.50 9.50
10.00 9.50
10.00 9.75
10.00 10.00

テサモエのうち2項目が最低点カット対象
パパシゼのうち4項目が最低点カット対象

8番フランスジャッジ
テサモエ パパシゼ
9.50 10.00
9.50 9.75
9.75 10.00
9.50 10.00
9.50 10.00

パパシゼで最低点カット対象なし
テサモエのうち5項目が最低点カット対象

おいカナダジャッジ!!!露骨さが足りないぞ!気合い入れろ!フランスジャッジはそのままでいいぞ。とりあえず、それぞれの国内選手権で満点出しまくってオリンピックに備えるように。
2017
11.27

スケートアメリカ 3日目 アイスダンスリザルト

アイスダンスFD
1 Maia SHIBUTANI / Alex SHIBUTANI(アメリカ)115.07
2 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE(イタリア)108.93
3 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)107.81 PB
4 Piper GILLES / Paul POIRIER(カナダ)102.47
5 Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER(アメリカ)101.38
6 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)96.08
7 Shiyue WANG / Xinyu LIU(中国)93.79
8 Kana MURAMOTO / Chris REED(日本)93.50
9 Rachel PARSONS / Michael PARSONS(アメリカ)87.18

アイスダンスリザルト
1 Maia SHIBUTANI / Alex SHIBUTANI(アメリカ)194.25 PB
2 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE(イタリア)181.63
3 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)176.53
4 Piper GILLES / Paul POIRIER(カナダ)166.54
5 Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER(アメリカ)163.53
6 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)160.28
7 Kana MURAMOTO / Chris REED(日本)155.80
8 Shiyue WANG / Xinyu LIU(中国)149.36
9 Rachel PARSONS / Michael PARSONS(アメリカ)145.54

パーソンズ
コレオスピンと2つのリフトから素敵にスタート。シニア上がりなので、得意のネオクラ路線でいいと思いますが、ベテランカップルとダダ被りになるのを避けた結果このような形になったのかも。インカも定番曲のひとつですし、後半盛り上がりますよね。セカンドツイズルで妹がポジションをキープしきれませんでした。ダイアゴナルステップでは、一歩が小さくなってしまい、スケール感を出し切れなかったです。

ワンリウ
カーブリフトは湖面に降り立つ水鳥のようにチョコンと膝に乗る様子がストレスなくて好印象。上下するローテーショナルリフトは会場を盛り上げました。コレオリフトは身長差も相まってツイストリフトになりそう感がありました。マリロマよりあります。2曲目のHappy endingになってからも丁寧さはキープされていて、勢い任せに演じていないのがよかったです。

ホワベイ
スタート位置についてお互いを見つめ合う際に、何か言葉を交わしていました。「今日のおやつはクレームブリュレよ、マイダーリン」「君のクレームブリュレは最高だよ」とでも言っていそうなスウィートな空気を醸し出していました。2つのステップのイグジットまで、音楽のフレーズを捉えており素敵です。トレードマークのハグカーブリフトまで、美しい4分間でした。のプログラムを嫌いな人は存在するのだろうか。これぞマスターピース。

かなクリ
ツイズルは無難に成功させました。嬉しい事にツイズル成功が当たり前になったので、次はどれだけ加点を得られるかです。基礎点にGOE+1の状態が7.20なので、TESカウンターをご覧になる際は加算が7.20以上か以下に注目するといいですね。サーキュラーステップは2人の滑る距離感が気になりました。もう少し近い位置で滑って欲しい。ステーショナリーリフトは思考停止で肯定しがちですが、このプログラムではハイライトの1つになっています。曲が静かな地点でのハイライトは珍しいですが、衣装チェンジをしてグレー衣装のクリスの周囲をクルクルと回る姿は、冬山に春が訪れた様子を表しているようで、めちゃんこグッときます。

パイポー
初期よりだいぶ分かりやすくなってきたなと思います。イーグルのムーブメントから入るストレートラインリフトは、入りもポジションも独創的で今までやった人がいなくて新鮮です。曲も合っていると思いますが、だからと言って加点をしたくなるエレメンツかと言うと、溶け込み過ぎてボヤけてしまっていると思います。終盤のローテーショナルやコレオリフトのような分かりやすさも必要なのではないかと。

赤ゲレ
エレメンツ本体の質よりも、入りや出、トランジションのムーブメントの方が印象に残りました。長身カップルなので出来るエレメンツやポジションに限界があるので、そういった感想になるのかも。

カペラノ
演技中はツイズルズレたと思ったけど、スロー映像で見たら合っていた。スローの方がきれいに見えるとは一体。ストレートラインリフトはお姫様だっこして、回して下ろす予定でした。1ポジション取っただけで終えてしまうという。でもGPF進出のポイントを0.6上回りました。危ない危ない。

シニカツ
やや暴走気味のツイズルでした。たまにはこんなカツラ氏も見ないと。ステーショナリーリフトは傾国の美女を支えている俺様感が出ていて、なかなかでした。ダイアゴナルはシニツィナがターンを踏む際にカツラ氏が回りをグルンと回っていました。これは足元を意図的に隠しているのか?それも戦略ですもんね。コレオリフトフィニッシュは転倒なく終えられました。ほんの少しビクンと動きましたけども。「ハッピーマザーズデー」とわけの分からん事を言っていたカツラ氏。そう思って調べてみるとロシアは11月の最終日曜日が母の日らしい。

シブタニズ
全てにストレスがなく次々とエレメンツがおこなわれました。ツイズル中に往年のスーパーヒーロー大集結みたいな音楽になったのがツボでした。みんなで変身するシーンですよ。他のカップルに追いつかれそうで突き放します。シブタニズはミスをしないので、付け入る隙がないですね。

シブタニズはステップが2つともレベル3でこのスコアです。同レベルを獲得しても銅メダル争いをする他カップルよりも2~3点上のスコアが出ています。現時点では最有力候補。カペラノはストレートラインリフトがレベル3でした。

グランプリファイナル進出者
ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン(フランス)
テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイア(カナダ)
マイア・シブタニ&アレックス・シブタニ(アメリカ)
マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ(アメリカ)
マディソン・ハベル&ザカリー・ダナヒュー(アメリカ)
アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ(イタリア)

次点はボブソロです。アイスダンスは基礎点の差が少ないので、PCSの序列で上位に立たなければいけません。GPFとはいえ絶対に負けられません。ここでガチらないとオリンピックでも勝てないのです。
2017
11.12

NHK杯 3日目 アイスダンスリザルト

アイスダンスFD
1 Tessa VIRTUE/Scott MOIR(カナダ)117.72 PB
2 Madison HUBBELL/Zachary DONOHUE(アメリカ)112.04
3 Anna CAPPELLINI/Luca LANOTTE(イタリア)110.69
4 Victoria SINITSINA/Nikita KATSALAPOV(ロシア)104.66 PB
5 Laurence FOURNIER BEAUDRY/Nikolaj SORENSEN(デンマーク)99.06 PB
6 Alexandra NAZAROVA/Maxim NIKITIN(ウクライナ)97.55 PB
7 Marie-Jade LAURIAULT/Romain LE GAC(フランス)94.83 PB
8 Kana MURAMOTO/Chris REED(日本)94.59
9 Penny COOMES/Nicholas BUCKLAND(イギリス)92.51
10 Misato KOMATSUBARA/Timothy KOLETO(日本)78.58 PB

アイスダンスリザルト
1 Tessa VIRTUE/Scott MOIR(カナダ)198.64
2 Madison HUBBELL/Zachary DONOHUE(アメリカ)188.35
3 Anna CAPPELLINI/Luca LANOTTE(イタリア)186.56
4 Victoria SINITSINA/Nikita KATSALAPOV(ロシア)177.15 PB
5 Laurence FOURNIER BEAUDRY/Nikolaj SORENSEN(デンマーク)164.40 PB
6 Alexandra NAZAROVA/Maxim NIKITIN(ウクライナ)160.88 PB
7 Penny COOMES/Nicholas BUCKLAND(イギリス)158.15
8 Marie-Jade LAURIAULT/Romain LE GAC(フランス)157.62 PB
9 Kana MURAMOTO/Chris REED(日本)156.41
10 Misato KOMATSUBARA/Timothy KOLETO(日本)132.41 PB

ココ
KENJIの部屋のテーマソングが流れる中でココの演技の振り返りをするKENJI。まさにKENJIの部屋である。細かい動きよりも壮大に体いっぱいに使って表現するのが得意そうですね。パフォーマンスが高く評価されました。ディダクション2はもったいない。

かなクリ
哉中ちゃんは桜、クリスは雨や風。クリスが無機物になってしまった。戦場のメリークリスマスに曲が変わってから、音が細かくなるところでトゥステップを踏んで表現するのが絶妙に上手かったです。ホールドを組んでステップに入りますが、女性の動きの癖が強く、美しさが見えにくいかなと。ラテンSDだと癖の強さが生きてくるのですが。

フルソレ
ソレンセンの腕とフルニエさんのスカートばかり見てしまい4分間が終わってしまうプログラム。でも確実に腕とスカートをアピールするために計算して作っているでしょうから、まんまと策略にはめられてるわけですよ。未だにそこばかり見てしまって集中出来ない。もっと足元やリフトもちゃんと見なくては。これがオリンピックで見られないなんて。

マリロマ
クイーンのよく分からない曲メドレー。きっとマリーさんの好みなんだろうな!今日は夫の滑りがかなりよくて、ジュニア時代にそのニーベンディングでブイブイ言わしていたわけですが、それが今日まさに出ていたなと思います。サーキュラーステップきれいでした。おまた下通しリフトはもう少しお上品にならないものかと。

ナザニキ
ステップの入り辺りでいきなり男女の間が離れすぎてナザロワを掴み損ねそうになっていました。ストレートラインリフトはおまたエントリーはいまひとつですが、肩に乗るポジションはいいですね。カーブリフトや最後のコレオリフトはポジションが凝っているのですが、ポジション移行に必死で音楽から乖離しておりました。技術は見事ですが美しくはないです。演技後半はステップでも音楽とのマッチがいまひとつだった印象。滑り込めばもっと印象が変わるはずです。ニキーチン肉食え。

シニカツ
カツラのツイズルはSDよりもイキっていたわけですが、決して暴走して女性を放置してはいません。それが今シーズンの彼なのです!ダイアゴナルの途中でバランス崩したのは後で説教されそう。ローテーショナルリフトがゆっくりだったのが気になりました。リフトフィニッシュで演技が終わってから女性を下ろす際に後ろに転倒。ディダクションはありません。

ペニコラ
昨日は指先が刃物に変化するサイボーグみたいな強い雰囲気だったクームスが、髪形変化させるだけでまた素敵にエキゾチックに。リフトはゆったり系が多く、クリエイティブだけど品位を損なわない素敵な物ばかり。前半バックランドが少しツイズルで乱れるところはありますがクリーンに滑れておりました。後半滑りが小さくなってシェイキーになったので、ここは体力や滑り込みの問題でしょうか。点数伸びずで、PCSがフルソレやナザニキより下になりました。

テサモエ
本日も圧巻でした。ツイズルさんはネームバリュー加点がなくとも+3を得られる文句なしの質です。でも後半がなーーーーGPFまでにいい感じに濃くしてくれないかなー?ほらまたオリンピックで「他のカップルとの差がゴニョゴニョ」ってなったら嫌じゃないですか。テッサのリフトされる力と飛び乗り力高い。チョックさんと双璧を成すリフトされる上手さ。

カペラノ
カペラノはいつものカペラノでした。ライフイズビューティフルと想像した通りのプログラムがはいドーン!これは家族のうち、妻と息子が生き残って、夫はナチスに殺されてしまうストーリーがあるはずなんですけど、常にハッピーでした。汽車に乗せられる展開があったので死んでいるはずなんですけどね。演技後半は心情表現重視なのでしょうね。この想像の域を出ないあたり、安心する。

ハベドノ
ツイズルで回転数がバラけたものの、全体的な質は悪くなかったです。ダイアゴナルステップでお互いを長髪し合うようにそれぞれがディープエッジでギュイギュイ滑って行くさまがタマランチ会長です。ステップが前半に固められていて、スピンやリフトが後半に集まっているのに、あまり偏っている感がありません。逆に必須要素のステップを集める事によって、自由にトランジションでディープエッジを見せつけられる利点があるのかもしれませんね。カペラノが古きよきというか新採点初期から変わらないダンスを見せているのに対して、ハベドノは新しい時代のダンスだなと思いますね。それぞれがいい。

今日はちゃんと「お疲れ様でした」と言えたスコット・モイアさん。よくできました!

トップ3はそれぞれ1つずつステップでレベル4を獲得しました。シニカツはステップとリフト2つでマイナスや加点の伸び悩みがありました。きちんとレベルと加点を獲るとステブキのベストと同程度になりますね。横一線ですわ。どちらかが圧倒的に格上ならオリンピックで見られないのを諦められるけど、同格だと見られない悲しさが倍増します。やだあ。

テサモエが連勝でファイナル確定。ハベドノは2位3位でボブソロと並んだものの、合計スコアでハベドノが上にきました。2位3位でいっぱい並ぶのかなー?
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