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2020
01.18

カナダ選手権 女子SP・アイスダンスRD・ペアSP・男子SP

カナダ選手権の採点にマジレスしてはいけない。ロシア選手権と同じだぞ。

女子SP
1 Alicia Pineault QC 63.15
2 Madeline Schizas ON 60.66
3 Gabrielle Daleman ON 59.51
4 Emily Bausback ON 58.90
5 Véronik Mallet QC 57.94
6 Alison Schumacher ON 55.95
7 Kim Decelles QC 53.42
8 Hannah Dawson ON 50.73
9 Béatrice Lavoie-Léonard QC 49.70
10 Amanda Tobin ON 49.64
11 Amelia Orzel ON 49.60
12 Aurora Cotop ON 49.42
13 Michelle Long ON 49.11
14 Emma Bulawka BC/YK 48.49
15 Valerie Giroux QC 45.77
16 Viviane Fontaine-Maltais QC 44.83
17 Sarah Tamura BC/YK 44.51
18 Olivia Farrow ON 42.76

ピノー
3T-3T 3Lo 2A
妖艶な雰囲気の曲なのに、ズンドコビートで非常に健康的に滑ってくれました。これぞケベック女子の筋肉。3T-3Tの回転不足こそありますが、持ち味は発揮できたと思います。

デールマン
3T-2T 2A so 3Lz
今シーズンは途中で大会への参加を取りやめましたし、肺炎を患っていたそうなので、本調子とはいきませんでした。彼女らしさはほとんど出ていなかったと思います。スピンのトラベリングやポジションチェンジのミスもありました。スピードがほぼない状態で、よく3Lz堪えられたなと思います。国際大会なら55点出るかどうか……。

台乗りする選手が、ジュニアクラスで優勝したカイヤ・ライターさんの点数(174.83)を超えられるのだろうか。そして世界選手権代表に決まる2人はSPを通過できるのか。ちなみに世界選手権のミニマムスコアをクリアしているのはデールマン、マレ、ピノー、シューマッカーの4人です。

アイスダンスRD
1 Piper Gilles / Paul Poirier ON 88.86
2 Marjorie Lajoie / Zachary Lagha QC 77.26
3 Carolane Soucisse / Shane Firus QC 75.83
4 Alicia Fabbri / Paul Ayer QC 68.26
5 Molly Lanaghan / Dmitre Razgulajevs ON 67.63
6 Haley Sales / Nikolas Wamsteeker BC/YK 64.96
7 Elysia-Marie Campbell / Liam Fawcett QC 53.54
8 Rubie Diemer / Petr Paleev ON 49.06
9 Estelle LeBlanc / Alex Leger NB 29.84

ロランス・フルニエ・ボードリー&ニコライ・ソレンセンは男性が膝の手術をしたので欠場します。世界選手権は間に合うのだろうか。

ラジュラガ
ハンパない出オチプロだったのを、出オチガードできるようになりました。そもそもジュニア1年目なんて、女子シングルとは違って活躍できないのが当たり前ですから。男性のファーストツイズルが乱れた以外は良かったです。最後のトレードマークのローテーショナルリフトの評価がいまひとつなのですが、保守的なジャッジには、ポジションがお下品に見えてしまうのかも。曲さえ良ければ合うのですけどね。

寿司酢組
ツイズルはとても良かったです。キーポイントの最初の部分で女性がツイズルを失敗して足をついてしまいました。後ろのキーポイントは男女ともに認定されましたが、最初に小さな中断があったと判定されてレベル1に落ちました。爆走のおかげかGOEはまずまず。ミッドラインステップでは、男性が最初のロッカーで躓いていました。さすがに躓かれると、国内のテクニカルパネルでも盛れないのだ。ポルイスの轍を踏んでいる。

パイポー
演技の冒頭で女性の髪?ヘアピン?が男性の衣装の襟に引っかかってしまいました。エレメンツ外だったのが不幸中の幸いで、最初のエレメンツのツイズルはクリーンに決めました。GPSとは振付が少し変わっておりまして、途中に挟んでいたムーブメントをいくつか省いていました。その分スピードを出すことに精力を注いのだと思います。実際それは成功していて、ミッドラインステップとか、パターンダンスタイプステップの冒頭がスッキリして見栄えが良くなりました。ローテーショナルリフトもシンプルで見やすいですし、変更後の方がGOE稼ぎやすいと思います。女性がいつもより滑っていたし、冒頭のトラブルを除けばパイポー非常に良かったです。FDも盛り盛りで130点出しましょう。やっとテンション上がる演技が出た。みんな調子悪すぎやで。

ペアSP
1 Kirsten Moore-Towers / Michael Marinaro ON 73.73
2 Lubov Ilyushechkina / Charlie Bilodeau QC 71.23
3 Evelyn Walsh / Trennt Michaud ON 70.34
4 Lori-Ann Matte / Thierry Ferland QC 62.63
5 Justine Brasseur / Mark Bardei QC 62.29
6 Deanna Stellato / Maxime Deschamps QC 57.06
7 Natacha Purich / Bryce Chudak QC 55.33
8 Chloe Choinard / Shaquille Davis ON 46.89
9 Nadine Wang / Francis Boudreault-Audet QC 46.08

カミーユ・ルーエ&ドリュー・ウルフは怪我で欠場となりました。

マッテ&フェルラン
3Tw 3T 3LzTh shaky
ツイストはカナダ伝統の低さです。スロールッツは足が真っすぐ伸びた美しいダンスリフトから入りました。堪えきれずに足をついて着氷したものの、成功すれば確実にプラスがもらえます。ソロスピンのキャメルポジションのシンクロ度合いが高かったです。ステップシークエンスでは、男性が連続フラットエッジを見せていました。ペアの男性は絶対に女性より滑らないといけないので、すべりの特訓は必要になると思います。ズンドコビートのプログラムを滑りました。ジュリー・マルコット振付と聞いて納得。

ステデシ
3Tw 3T 3STh hd
新結成のペアです。ツイストはカナダ仕様でした。後半になると女性がバランスを崩しかけたり、足元が緩んできていたので、そこはこれからの課題ですね。New York State of Mindの味わいを表現できていたとも思えなかったです。どちらも経験のある選手ですし、2人で滑っていけばきっと良くなると思います。

ブラバル
3Tw 3T 3STh hd
ツイストはウクライナ仕様の高さ。カナダのツイストを向上させるには海外から男性を輸入するしかないのだろうか。スローサルコウは助走スピードが落ちていたので、コケなかっただけでもよかった。曲がBGMになりそうでならなかったです。女性の体の使い方きれい。

イリビロ
3Tw 3T 3FTh
ツイスト良かったです。3Tは女性が回転不足ですが、一応片足で降りられたので大丈夫。スローフリップはまずまず。ソロスピンの最後で回転を速めて出る工夫を見せてくれました。エレメンツ後もスピンを重ねる感じが、めっちゃシゼロンっぽい。イリが喜んでるから僕も嬉しい。

イブトレ
3Tw 3T 3LoTh
あれ???ツイスト大改善してるぞ。キャッチに余裕が出ていました。このまま良いツイスト上げ続けてください。身長差の少ないペアなので、しっとりとしたバラード曲で滑るステップシークエンスでホールドを組んでも違和感がありません。今日はすべてのピースが上手くハマっていました。予想外の上達だったぜ。

モーマリ
3Tw 3LoTh 3T so
サマリンSPと兄弟衣装。スローループは背中に乗せたダンスリフトから、あまり構えることなくポーンと投げます。本当に気持ちがいい。ソロスピンは猛スピードで回転してから、トゥで3回ジャンプしてから次の動きに移っていました。回転のタイミングさえ揃えば、GOE+5も出せると思います。このプログラムは最初から最後までトランジションが張り巡らされています。絶対に高い評価を受けるべきプログラムなのです。

ペアおもしろかった。一時は出場ペア数減りすぎていたけど、どうにか3グループ滑走できるまでに戻せました。

男子SP
1 Keegan Messing AB/NWT/NT 92.61
2 Nam Nguyen ON 88.04
3 Roman Sadovsky ON 85.02
4 Joseph Phan QC 82.74
5 Eric Liu AB/NWT/NT 77.30
6 Nicolas Nadeau QC 73.83
7 Bennet Toman ON 72.35
8 Conrad Orzel ON 69.26
9 Dawson Nodwell AB/NWT/NT 68.38
10 Alexander Lawrence BC/YK 68.09
11 Matthew Markell ON 64.27
12 Alistair Lam ON 62.57
13 Jack Dushenski ON 57.16
14 Max Denk ON 53.98
15 Marek Ramilison QC 53.52
16 Dominic Rondeau QC 48.71
17 Philipp Mulé-Mirochnitchenko QC 47.67

スティーブン・ゴゴレフは怪我で欠場です。カナダもロシアも日本も怪我人多すぎないか。

ジョセフ
4T shaky-2T 3A shaky 3Lz
2本のジャンプの着氷が僅かに乱れました。トップ選手ならプラスにしてもらえますが、ネームバリュー加点の領域にはまだ到達していません。厳しい道なのだ。3Lzは両手を上げて素晴らしい完成度でした。もうちょっとステップシークエンスで滑れる選手だと思うので、力を出し切れた印象はないです。

エリック
3Lz-3T 3A 3Lo
助走こそ長めですが、減点を受けないジャンプを降りていきました。僕のイメージするカナダ男子です。過去10年のカナダのトップ10の選手を平均するとこんな滑り。ミスがないって素晴らしい。

サドフスキー
4S hd 3A 3Lz-3T
ジュニアの頃苦労させられた3Aを降りて、3Lz-3Tはセカンドジャンプが回転不足となりました。元々得意ではないですが、単独の3Lzも含めて今シーズン一度も成功しておりません。やはり3Lzは世界で最も難しいジャンプなのだ。スピン3つの加点だけで3S1本分の点数稼げるのは強いです。コンビネーションスピンは満点でした。

ナドー
3A hd 4T fall 3Lo-3T shaky
!!!!!!!!!!!!!!眉毛が細くなってる!髭蓄えてる!髪型普通になってる!美意識上がってる!!!!!風貌の変化に驚いて演技に集中できなかったぜ。その赤スケ衣装には今の見た目の方が合いますわな。ジャンプがんばれ。

オーゼル
4T so 3S-3T so 3A
髪型が90年代のBSBのニックだな。もしくはディカプリオ。2020年代にセンター分けが許されるのはイケメンだけ。武器のジャンプが入らなかったので、点数が伸びません。スケートが得意じゃない選手は、カナダ国内ではまったく盛ってもらえないので、オーゼルだけ点数が国際大会と変わらないです。ケビン・レイノルズさんの後釜なのだ。ということは、国内でPCS出してもらえるようになるまであと4年ぐらいかかりそう。

メッシング
4T-3T 3A 3Lz hd
4Tでは膝がお仕事をしてくれたので、3Tまで繋げて加点を受けられました。3Lzでなぜかお手つき。やはり世界一難しいジャンプなのでしょう。ステップシークエンスでは笑顔が見られました。最後までコントロールされた、温かみのある演技でした。両親と奥さんも観戦しているので、良い出来でよかったですね。かーちゃん日本人の血めっちゃ強い。

ニューエン
4S-2T 3A 3F
壁が近かったので、4Sの後ろは2回転にしました。フライングシットスピンの最後で回転が遅くなってしまったこと以外、特に気になるようなことはありませんでした。安定感のある演技です。特別滑るわけでもなければ、めちゃくちゃジャンプの質が高いわけでもないけど、とにかく魅せ方・エレメンツの配置が上手です。自分の魅力も理解できていると思います。アシュリー・ワグナーと同じラインに乗っています。もうお前はアシュリー・ニューエンだよ。ナム・ワグナーでもいいぞ。

来年のカナダ選手権はバンクーバー開催に決定しました。全米選手権と被りますが、どうせ観られないので全米に集中できます。平和だね!
2019
11.08

中国杯 1日目 ペアSP

ペアSP
1 Wenjing SUI / Cong HAN(中国)80.90 PB
2 Liubov ILYUSHECHKINA / Charlie BILODEAU(カナダ)68.98 PB
3 Cheng PENG / Yang JIN(中国)68.50
4 Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE(イタリア)64.24
5 Tarah KAYNE / Danny O'SHEA(アメリカ)64.08
6 Alisa EFIMOVA / Alexander KOROVIN(ロシア)63.97
7 Feiyao TANG / Yongchao YANG(中国)61.85
8 Tae Ok RYOM / Ju Sik KIM(北朝鮮)60.50

タンヤン
3Tw 3T fall 3STh
投げ技は安全と信頼の中国クオリティー。スピンとソロジャンプは危険と疑心の中国クオリティーでございました。地元なのでPCS出ました。地元だから。

イリビロ
3Tw 3T so 3FTh
2人のソロジャンプが噛み合いません。スロージャンプは雑な投げ方で着氷しました。これからは高さと飛距離を出すのが課題ですね。振付はオシャレでよろしゅうございましたよ。

リョムキム
3Tw 3T fall 3LzTh
バイオにはマラゲーニャとの記載がありましたが、滑ったのは軍歌か北朝鮮のプロパガンダ映画で使われていそうな音楽でした。北朝鮮の音楽にしてはかなり現代的で驚きました。安っぽいテクノ音楽以外もあるんですね。しかも以外とステップシークエンスと調和して勇ましいんですよ。日本をどうだこうだーーーってやつに違いない。

エフィコロ
3Tw 3S fall 3LoTh
3Sは女性が転倒しました。アクセルラッソーを下ろしたまま女性が姿勢をキープしているのが、カルミナブラーナの荘厳な音楽に映えます。いい振付。フィギュアスケーターに転生したらカルミナブラーナ滑らなきゃ。

タラダニ
3Tw 3S 3LoTh
演技に関しては今シーズン初見ですが、男性のツルツルにつていは把握していたので驚きません。頭触りたい。ツイストやソロジャンプは昨シーズンまでよりも高さが出なくなりました。演技が綱渡りで怖い。

スイハン
3T 3FTh 3Tw
重役出勤。スイハン比だと滑り込みできていないし、洗練されていないし、エッジワークもディープではないのですが、そんなシーズン序盤モードでも他のペアの絶好調を超えていくんですね。ブルースのプログラムは昔別の曲で滑りましたけど、それよりも力強くてクールな雰囲気です。滑り込みできたときが楽しみ。

デラモデル
3S fall 3Tw 3LoTh
イタリアGPF進出の最後の砦。3Sでは2人とも転倒ということになりました。カペラノ振付なので、ドロドロの愛憎劇を見せてほしいです。カペラノの過剰な顔芸も譲り受けてもらわなければ。シーズンまたいでもスロージャンプは片足着氷のままなので、どうやらタッチ癖は完全に克服した模様。

ペンジン
3T fall 3Tw 3LoTh
3Tで女性が転倒でした。ステップシークエンスはトップペアとしてはいまひとつでした。というのもカメラがショートバリアからのものだったのですが、男性がふわふわと滑っているだけに見えてしまったんですね。加点も+2程度でしたし、特徴的なものが見たいです。ローリーが中国に来ているのでブラッシュアップしてもらいましょう。きっと中国チームで振付担当してもらった選手はみんなやってもらえますよね。お願いローリー様。

スイハンはパーソナルベストを更新しました。グループ5指定のシーズンですし、ネームバリュー&地元という要因もありますしね。これよりいい出来でスコアは低かったら切ない。
2019
10.26

スケートカナダ 1日目 ペアSP

ペアSP
1 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII(ロシア)76.45 PB
2 Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO(カナダ)75.50 PB
3 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV(ロシア)73.57
4 Alexa SCIMECA KNIERIM / Chris KNIERIM(アメリカ)71.28 PB
5 Liubov ILYUSHECHKINA / Charlie BILODEAU(カナダ)68.62 PB
6 Jessica CALALANG / Brian JOHNSON(アメリカ)62.54 PB
7 Feiyao TANG / Yongchao YANG(中国)62.35
8 Evelyn WALSH / Trennt MICHAUD(カナダ)56.09

イリビロ
3Tw 3T hd 3FTh
3Tでは女性が手をつきました。スローフリップは高さ控えめです。分かりやすく取りこぼした箇所がいくつかあるので、点数の伸び代はたくさんあります。アクセルラッソーはローテーショナルリフトのように回転しながらゆっくり下ろすことにより、流れを作っているんですね。

カラジョン
3Tw 3S fall 3FTh hd
女性が3Sで転倒です。肘から転倒しましたが大丈夫でしょうか。ソロスピンは回転速度が非常に速かったです。いかにもゾルコビー仕込みですね。サフゾルはタイミングが激しくズレていたので、サフゾルより上手いです。男性の上達っぷりが尋常ではないです。世界選手権SP落ちレベルから、世界選手権の最終前グループに入ってもおかしくないぐらいになりましたもの。

イブトレ
3Tw 3T 3LoTh fall
ツイストとスローループは投げがおかしかったです。リフトは男性の前傾姿勢が改善されていました。ソロスピンは最初から最後までほぼズレきっていました。現地集合現地解散スピンと呼ぼう。

タンヤン
3Tw 3T 3STh
男性のハンヤンっぷりに磨きがかかっています。今シーズンはオリジナルハンヤンが試合に出場するので並んでいるところが見たいです。中国伝統のスピンをぶちかましましたが、それ以外はミスなく演技を終えました。このペアは中国の偉い人の気まぐれで大きな大会に出してもらえなかったりするんだろうなあ。

ボイコズ
3S 3Tw 3FTh
僕の脳内では布施明が歌い始めました。ノーミスのクリーンプログラムです。もうちょっと素敵な衣装は着てほしかったですけど贅沢は言いません。このまま突き進め!

シメクニ
3Tw 3T hd 3FTh
男性が3Tで手をつきました。プログラムの中盤ではソロスピンでのズレがありましたし、ステップシークエンスも良かったとは言えません。その良くなかったところをスロー、リフト、デススパイラルで帳尻合わせしてフィニッシュしました。斬新なエレキ音源のAt Last、さらには男性が裸に絵の具を塗りたくったようなダサいタキシードでしたが、おもしろ枠としては非常に優秀で深夜に活躍してくれそうなのでこのままにしておいてほしいです。

タラモロ
3Tw 2T 3LoTh
長髪おもろい。20年前の堂本光一かよ。男性の3Tが抜けました。ボレロなのでガシガシ滑ってもらいたいところですが、2人としては滑りがいまいちですし、リフトの勢いが鈍くて、2人のいいところは全然出ていなかったと思います。振付はズエワに直しまくってもらわなければいけないですね。

モーマリ
3Tw 3LoTh 3T shaky
ツイストはいつものカナダでした。スローループはダンスリフトから入る工夫がありました。3Tは男女が別々の方向を向いてから踏み切っています。ミショーのリフトの姿勢は直ったけど、マリナロのリフトの姿勢は変わらずです。演技の最後は男性が膝を付きっぱなしという、非常に珍しい振付でした。とても意欲的なプログラムだったと思います。ただ若干荒々しいので、動きが洗練されてほしいです。

タラモロは今の状態だとロシア1番手どころか2番手さえも危いです。ザビエンが戻らなくても、国内選手権で寵愛スコアを出してもらってもです。ズエワには棒演技だったブランドン・フレイジャーを表現できる・滑れるスケーターに育てた実績があるので、期待せずにはいられない。ズエワ頼んだ。
2019
10.12

フィンランディア杯 1日目 ペアSP・男子SP・女子SP

テッドおじさんの解説がないから寂しい。テッドおじさんのいない週末。

ペアSP
1 Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV(ロシア)74.99 PB
2 Alisa EFIMOVA / Alexander KOROVIN(ロシア)69.12 PB
3 Liubov ILYUSHECHKINA / Charlie BILODEAU(カナダ)68.07 PB
4 Olivia SERAFINI / Mervin TRAN(アメリカ)60.24 PB
5 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER(オーストリア)54.09
6 Ioulia CHTCHETININA / Mark MAGYAR(ハンガリー)53.67 PB
7 Cleo HAMON / Denys STREKALIN(フランス)53.53 PB
8 Evelyn WALSH / Trennt MICHAUD(カナダ)48.03
9 Daria DANILOVA / Michel TSIBA(オランダ)43.56 PB
10 Isabella GAMEZ / David-Alexandre PARADIS(フィリピン)43.09 PB
11 Alexandra HERBRIKOVA / Nicolas ROULET(スイス)41.25 PB

イリビロ
3Tw 3T 3FTh
懸念事項その1:ツイストリフト カナダペアでは上手い方
懸念事項その2:ソロジャンプ 女性のジャンプがかつてないクリーンさ
懸念事項その3:リフト イリモーほどではないがセガビロよりは上
こんな感じでした。リフトは女性のフリーレッグが前ほどきれいに開いていません。上げる側の問題なのだろうか。演技は前ペアのスタイルをミックスさせたような感じでした。ペアとして形になっていたし、世界選手権のSPは軽く通過できるレベルでした。

白鳥組
3Tw 3S so 3FTh fall
年明けから歯車が噛み合わなくなっています。心理的な要因なのか、技術指導がハマっていないのか。非常に心配です。ペアとしての完成度が3年分後退しているように感じます。

セラフィニ&トラン
3Tw 3T hd 3FTh
新パターンのベートーヴェン蹂躙音源です。砂の数より~いるんだね~蹂躙~。ツイストはオーケー。3Tは男性が片手でタッチ。スローフリップは長い構えから成功しました。男性は滑りの良さが持ち味でしたが技術が落ちているように見えます。単にパートナーが変わって抑えながら滑っているのか、年齢的なものなのか。演技が途切れ途切れなので、男性がガンガン引っ張って演技を構成してほしいとも思います。でも引っ張るとは言ってもシニカツ結成初期のような暴走をしてはいけません。

エフィコロ
3Tw 3S hd 3LoTh
3Sは女性が片手を付きました。これぐらいならまあまあ。スピンのタイミングなどよく揃っていて、後半で十分取り返せたと思います。そんなことよりも!!!!!!!!!!!なんと!!!2人がキスクラで視線を合わせて言葉を交わしていましたよ!!!!!うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお超レア映像!!!!!!!!!!!!!!テンション上がるううう。

ミシガリ
3Tw 3FTh 3S
昨シーズンは衣装かっこよかったのに……この手抜きはいただけない。衣装を犠牲にメイクと髪色に気合い入れたのですか?女性が体を絞って、シーズン序盤から仕上がっています。全エレメンツプラス評価でオールレベル4のクリーンプログラムでした。ザビエンの復帰が不透明ですし、ロシアの代表争いがさらにカオスになります。点数見て不満を示すことでおなじみのミーシナさんが喜んでいたから今回は上出来の模様。

男子SP
1 Sota YAMAMOTO(日本)92.81 PB
2 Shoma UNO(日本)92.28
3 Roman SADOVSKY(カナダ)86.34 PB
4 Sergei VORONOV(ロシア)79.48
5 Andrei LAZUKIN(ロシア)75.59
6 Luc ECONOMIDES(フランス)69.82 PB
7 Aleksandr SELEVKO(エストニア)67.63
8 Jimmy MA(アメリカ)66.48
9 Christopher CALUZA(フィリピン)65.92
10 Edrian Paul CELESTINO(フィリピン)61.72
11 Roman GALAY(フィンランド)61.19
12 Jonathan HESS(ドイツ)60.73
13 Catalin DIMITRESCU(ドイツ)60.17
14 Nicola TODESCHINI(スイス)59.31 PB
15 Valtter VIRTANEN(フィンランド)58.13
16 Yakau ZENKO(ベラルーシ)55.31
17 Tomas Llorenc GUARINO SABATE(スイス)48.41
18 Philip WARREN(フランス)43.46

ラズーキン
4Lz shaky 3F-3T 3A so
4Lz入れられるなら4Tを入れられそうな気もしますが、そこはスタミナ先輩との兼ね合いがあるのかな。3Aをステップアウトで踏み止まれたのは4Tを回避したおかげだと思うことにします。実際ステップシークエンスの最後では足動いていませんでしたし。いい加減ラズーキンのスタミナ指摘ばっかりしてやんなよという感じかもしれませんけど、足りないものは足りないんだもの。

ジミー
4T so 3A 3F-2T
アメリカスケート界の誇る陽キャ。ズンドコ音源でプログラムまで陽キャですが、陽キャっぽさを出せるほどの踊り心は身に付いていません。コンビネーションスピンでキャメルポジションを取り損ねるなど、ミスの多い演技でした。


昌磨
4F shaky 4T-2T 3A td
もう新衣装?今シーズンのアイスショーで使ったやつ結構好きだったのに。旧衣装に新衣装のキラキラ付けてくれればいい。2つを合体させよう。ズンドコ効かせたテンポの速い曲なので、助走が気にならないメリットがあります。そんなに漕ぎ漕ぎしてはいないですけどもね。昨シーズンは競技プロよりもエキシバージョンだったこのプログラムの方が印象に残っていたので、アレンジして再使用してくれてよかったです。カーズのエクソジェネシスや、リッポンのOのように、アレンジ前を超えられる作品になるかな?答えは5ヶ月後!

サドフスキー
4S-3T 3A 3Lz hd
昨シーズンと同じプログラムでした。2クワド構成だったときの振付と比べると、かなりスッキリとした印象です。4回転に助走をしっかり使う上に、苦手な3Aでも構えてしまうので、2クワドはエレメンツ決めるだけで演技が終わります。クワドって難しいね。

エコノミデス
3A 3Lz-3T 3F ot
フランス男子は胸元露出させなきゃいけない決まりでもあるのか。3Fはオーバーターンですが、ジャンプはがんばりました。彼は3Fにeマーク付かないタイプなので、そこまで大きな失点とはなりません。ステップシークエンスは足元と上体のギャップが尋常ではなかったです。上体の動きだけでもアモディオ先生に追い付け追い越せと言わんばかり。

ヴォロノフ
4T-3T 3Lz 3A fall
この衣装は……背中にスライムこびりついちゃったのかな?そういうときってあるよねーーー。3A転倒の影響からから、楽しい曲なのに険しい表情のままステップシークエンスを滑りました。それはアカンのや。

草太
4S-2T 4T 3A
3Tは付けられなかったものの、非常にいい内容でした。4S-2Tと4Tの間の助走で、前から後ろへスリーターンで方向転換するんですけど、そういった部分でも曲に合わせながら滑っていました。これまでと最も変わったのが腕の使い方です。手旗信号のようにカクカクした動きが改善され、雄大さを演出できるようになっていました。カメレンゴのところで練習していたときに教えてもらっていましたが、それでもカクカクしたのが抜けていなかったので、相当練習を積んだのだと思います。90点台後半が見えてきました。世界選手権の最終か最終前のグループを狙えるスコアです。

女子SP
1 Alena KOSTORNAIA(ロシア)77.25 PB
2 Elizaveta TUKTAMYSHEVA(ロシア)72.66
3 Yuhana YOKOI(日本)65.09 PB
4 Jenni SAARINEN(フィンランド)60.06 PB
5 Eva Lotta KIIBUS(エストニア)59.84 PB
6 Starr ANDREWS(アメリカ)57.25
7 Linnea CEDER(フィンランド)53.25 PB
8 Josefin TALJEGARD(スウェーデン)51.28 PB
9 Megan WESSENBERG(アメリカ)51.07
10 Vera STOLT(フィンランド)50.31
11 Tanja ODERMATT(スイス)48.74 PB
12 Niki WORIES(オランダ)48.40 PB
13 Sofia SULA(フィンランド)47.09
14 Nina POVEY(イギリス)46.33
15 Gabrielle DALEMAN(カナダ)45.82
16 Nikola RYCHTARIKOVA(チェコ)43.20 PB
17 Alizee CROZET(フランス)40.91
18 Alisson Krystle PERTICHETO(フィリピン)39.77
19 Sara HONG(韓国)38.59 PB
20 Kristina ISAEV(ドイツ)34.55 PB
21 Maral-Erdene GANSUKH(モンゴル)23.57 PB

コストルナヤ
2A 3Lz 3F-3T
昨シーズンと同じプログラムなので滑り込みができているのは大きいですが、それにしても隙のない精巧な構成でした。全エレメンツの完成度が女子シングルでトップクラスです。+3以上しかありません。ロシアでもザギトワ、メドベージェワに次ぐPCSをもらえますし、全員がノーミスだったとき、3-3の構成でコストルナヤの上に立てるのはザギトワだけでしょう。メドベージェワの3Lzにロングエッジがなかったとしても、勝つのは難しそう。3Aを練習で降りているとはいえ、4回転持ちではないのでメディアもギャーギャー騒がず、プレッシャー少なく戦えそうです。

ゆは菜
3F-3T 2A 3Lz
とにかくSPがまとめられなかったので、3F-3Tのアテンションとアンダーローテーションはありますが、とりあえず!とりあえずね!!!よかった。1つ壁を壊せました。2Aと3Lzの音へのハメ方いいですね。こんなもん全日本の会場で披露したらレベル4の手拍子が待っていますよ。ネックレスをジャラジャラさせて、高飛車な態度で、悪女っぷりが板についていました。キスクラに座ったら子供なんですけどね。

リーザ
3A 3F-3T 3Lz
プロトコルを演技より前に見たので驚きました。3Fにeマークがあるではありませんか!何かの間違いだと思ってスローで確認したのですが、明確にアウト踏み切りでした。こんなこともあるんですね。ちなみにリーザのフリップにe判定が下ったのは、2010年ジュニアグランプリファイナル以来のことでした。

キイバス
3T-3T 3F so 2A
ジュニアグランプリよりもシニアの試合で観る方がしっくりくるぜ。実力者たちと続けて観ても個性が埋もれていませんもの。60点の手前をうろうろと……。

デールマン
2A 2T-2T 3F df
何かおかしいと思ったけど、3Lzが入っていないんですね。3Fはアテンション、ダウングレード、両足着氷でした。レイバックスピンがレベル1ですし、何もかもが本調子には遠い出来でした。今シーズンのゴールは世界選手権になるでしょうから、カナダ選手権を第一目標に焦らず調整してもらえればと思います。
2019
03.05

新ペア結成 イリュシェチキナ&ビロドー

https://skatecanada.ca/2019/03/lubov-ilyushechkina-and-charlie-bilodeau-to-compete-in-pairs-together/

!!!!!!!ビビったー。リュボーフィ・イリュシェチキナシャルリ・ビロドーが新ペア結成です!予想していなかった組み合わせです。イリュシェチキナ引退してなかったんかーーーーーい!

イリュシェチキナは、ディラン・モスコビッチの引退後、シルクドゥソレイユと契約をしてパフォーマーの仕事をしていました。その契約が終わるそうです。シャルリ・ビロドーはジュリアン・セガンとの新プログラムを発表しながらもペア解消をしました。セガンのインタビューを読むと、ビロドーは「このペアではもう上にいけない」と考えていたようです。んなことたあないと思いましたけど、それは実際にやる側でないと分からない感覚があるのでしょうね。

コーチはリチャード・ゴーチエとブルーノ・マルコットです。ビロドーのコーチでも、イリュシェチキナのコーチでもありません。新しい環境に身を置くことになります。カナダペアの天敵ツイストリフトも2人なら大丈夫そうですし、セガビロ時代に弱点だったリフトのポジションはイリュシェチキナの柔軟性があればクリアできそうです。あとはソロジャンプだな。

新しいペア、イリビロが楽しみです。スケートカナダが珍しくいいニュースを発射してくれました。もっとください。
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