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2018
06.28

ミライ・ナガス グランプリシリーズ欠場

https://olympics.nbcsports.com/2018/06/27/mirai-nagasu-figure-skating/

ミライ・ナガスが来シーズンのグランプリシリーズ欠場を発表しました。

「次のオリンピックまで現役を続けることはない。オリンピック以外の試合に出場かどうかも、今はまだ分からない。現役続行については深く考える必要があり、まだ答えは出ていない。しかしながら、ずっとスケートのコミュニティーには携わっていきたい。10年間試合に出続け、休養するのに値する。きっと他のオリンピアンも同じように考えていると思う。」

このような感じです。休みなしで試合に出続け、8年の時を経て念願の2度目のオリンピック出場を果たしました。彼女のコメントの通り、休養するに値しますし、一度立ち止まって考えるには最適だと思います。ゆっくりと今の生活を楽しんでもらいたいです。

グランプリシリーズに2戦出られるような選手が次々と休養を発表しています。引退・休養祭りなのですが、ショックではないのは、心の準備ができるからです。「彼女はプログラム作ってなさそうだから試合出ないだろうな・・・」「彼は毎日練習してるから続けるのか」など、察しがつきます。ネットの発達で、SNSが生活の一部になったことが大きいです。まっちーぐらい前触れなく引退しないと驚かないですね。

今シーズンのGPSに出場して、来シーズンのGPSに出場しない選手はこれぐらいでしょうか。曖昧なところも含めて。
パトリック・チャン 引退
ハン・ヤン 休養
無良崇人 引退
ハビエル・フェルナンデス ユーロに出場
マックス・アーロン 引退
アダム・リッポン 休養
ミーシャ・ジー 引退

ケイトリン・オズモンド 休養
ミライ・ナガス 休養
アシュリー・ワグナー 休養

メーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード 引退
リュボーフィ・イリュシェチキナ&ディラン・モスコビッチ 解散
アリオナ・サフチェンコ&ブルーノ・マッソー アイスショー
須藤澄玲&フランシス・ブードロー=オデ 解散
クリスティーナ・アスタホワ&アレクセイ・ロゴノフ 解散
マリッサ・キャステリ&マーヴィン・トラン 解散?

テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイア アイスショー
ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ 休養
アンジェリーク・アバチキナ&ルイ・トーロン 解散
ロレンツァ・アレッサンドリーニ&ピエール・スーケ 解散
エカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー・ソロビエフ 休養?
アッラ・ロボダ&パヴェル・ドロースト 解散
エリアナ・ポグレビンスキー&アレックス・ブノワ 解散
マイア・シブタニ&アレックス・シブタニ 休養
2018
02.12

ピョンチャンオリンピック 4日目 団体戦女子LP

女子LP
1 ZAGITOVA Alina(ロシア)158.08 PB
2 NAGASU Mirai(アメリカ)137.53 PB
3 DALEMAN Gabrielle(カナダ)137.14
4 KOSTNER Carolina(イタリア)134.00
5 SAKAMOTO Kaori(日本)131.91

ミライ
3A 3F-3T 3S 2A-3T-2T 3Lz-2T 3F 3Lo
ついに3Aきたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああどりぇええええええい!オリンピックで成功なんてストーリー的に出来すぎてる。映画化します?苦手な3S軸怖かったけど戻した!回転不足取れるなら取ってみろ!回りすぎてるわ!というようなジャンプさんたちでした。絶叫、ガッツポーズ、リッポンの涙、パーソナルベスト。はい、やはり映画化ですね。

坂本
3F shaky 3S 3Lz 3F-3T 2A-3T 3Lo 2A-2T-2T tano
3Fを回転不足で着氷したため、3Tに繋げられませんでした。こういったスピードガンガンタイプの選手はグリっとするのが得意ではないですね。後半に3F-3Tでリカバリー。2A-3Tに付けられなかった2Tもリカバリーです。世界最高の3Loも入りました。前半は硬さが見られたので、個人戦を前にして空気に慣れる事が出来てよかったのではないかと思います。

デールマン
3T-3T 3Lz 3F 3Lz-2T-2T tano 3Lo 2A 3S+2A
後半の3Loだけアンダーローテーション判定でしたけど、後半に崩れなくなりました。世界選手権でメダルを獲る前から、前半だけなら世界選手権メダリストクラスでしたから。PCSはSPでの宮原の少し下ぐらい。

カロリーナ
3Lz 3F-2T 3Lo so 3T 2A-1Lo-3S 2A 3S-2T
黄緑を見た一般人の反応が知りたかったのに・・・チッ。いや、まだ個人戦で着る可能性がある。こい・・・黄緑こい。今回は3Lz成功しました。どうして復帰前よりも質が上がっているのか不思議である。3連続の1Lo-3Sと単独の2Aがアンダーローテーションでした。3S大丈夫だと思ったのですけどあらあ・・・。

ザギトワ
3Lz-3Lo 2A-3T 3F-2T-2Lo 3Lz 3S 3F 2A
タノ省略。はい強いーーーーー。PCSの出方がどうなるんだろうと注目していましたが、9点台揃えてきました。スケーティングスキルよりもトランジションが高いです。すげえ。ザギトワにここまでPCSが出ると、メドベが1つのジャンプでシェイキーランディングになったら、それでメダルの色が変わります。ヒリヒリするーーー。

1位 カナダ 63
2位 OAR(ロシア)58
3位 アメリカ 53
4位 イタリア 49
5位 日本 44

早くもカナダとロシアの順位が確定。
2018
01.06

全米選手権 8日目 女子リザルト

女子リザルト
1 Bradie Tennell, Skokie Valley SC 219.51
2 Mirai Nagasu, Pasadena FSC 213.84
3 Karen Chen, Peninsula SC 198.59
4 Ashley Wagner, SC of Wilmington 196.19
5 Mariah Bell, Rocky Mountain FSC 192.34
6 Starr Andrews, Los Angeles FSC 189.91
7 Angela Wang, Salt Lake Figure Skating 188.01
8 Amber Glenn, Dallas FSC 168.06
9 Courtney Hicks, All Year FSC 165.48
10 Tessa Hong, Los Angeles FSC 156.86
11 Caroline Zhang, All Year FSC 156.38
12 Franchesca Chiera, Panthers FSC 150.99
13 Hannah Miller, Lansing SC 149.14
14 Kaitlyn Nguyen, Los Angeles FSC 146.20
15 Brynne McIsaac, Broadmoor SC 145.54
16 Emmy Ma, SC of Boston 138.02
17 Megan Wessenberg, SC of Boston 131.73
18 Katie McBeath, Westminster FSC of Erie 124.64
19 Vivian Le, Los Angeles FSC 122.60
20 Emily Chan, Dallas FSC 104.43
WD Polina Edmunds, Peninsula SC
WD Ashley Lin, Dallas FSC

エドモンズは足の痛みで棄権。アシュリー・リンも棄権しました。2人ともお大事に。

エミー
1Lo 3Lz-2Lo 3F-1T 2A fall 3Lo 3Lz 2A
学業優秀者エミーは前半のジャンプがSPと同じような形に。高さが出なかったり、タイミングがおかしくなったり。後半は立て直しました。

テッサ
2A 3Lz fall 3Lo 3Lz 2F fall 3S 2A-2T-2T tano
前半のジャンプは2A1本です。スピンのポジションの転換がスムースで素晴らしかったです。あまりの早さで「これ回転数足りてレベル取れてるのか?」と思えてきました。2本目の3Lzが+REP扱いになるのはもったいない。せっかくきれいに降りられましたのに。「ううううう!パリ最高!田舎なんてもう帰らないわ~」な、おのぼり10代少女っぽくてかわいらしいプロ。

ヴィヴィアン
3S 3Lz fall 2A 3T fall 3Lz fall 3T fall 2A-2T
転倒4回という事はディダクション6・・・。前は2Lzを入れるぐらいのルッツァーで3Sを外していたのに、今回は冒頭に成功。キスクラで悲壮感はなかったので、こうなるのは織り込み済みだったのかもしれません。

キエラ
3F-2T 3Lo 3Lz so 3F 3Lz-2T 2T 2A+2A
2Tが3本目でノーバリューに。3F-2Tでのスタートは素晴らしかったですが、eマークがついてしまいました。デスパシートが始まり、2Aのシークエンスで会場のボルテージは最高潮に。スペイン語話者が多い土地柄も味方しました。

ニューエン
3Lz-2T tano-1Lo 3Lo 2A-3T 3F 3Lz 3Lo-2T tano 2A
ヌエンだグエンだニューエンだ。わーーーー!コンビネーションで付けた3Tは回転が足りていません。他にも怪しげな物はありました。得意そうな3Lzはきっちりと降りてきました。まだ若いからこれから。

全米フィギュアスケート殿堂と特別表彰のメダル贈呈式がおこなわれました。サラ・カワハラ久しぶりに見たーーー。今サラ・カワハラの娘が歌手をやっていて、娘と知らずに存在を知りました。才能は受け継がれる物なのでしょう。日本でもこういった表彰を全日本でやればいいのに。

ヒックス
3F ot-3Lo ot 2A 1S fall 3Lz hd 3Lz-2T 3T 3F so
3Fの後にターンが入るのが決まりのようになっています。跳び急いでいるのでしょうか。ステップから入り、3-3の他は基礎点の低いジャンプを先に跳び、ルッツフリップで後半にインパクトを見せる構成はアグレッシブで大好きなのですけどね。決まっているところが見たかった。

ミラー
2A 2Lz 3T+2A df 3F+2T 3F 3T fall 2S-2T-2Lo
抜けてしまうジャンプと回転不足が目立つ演技でした。きれいに降りたように見える3Fがどちらも回転不足なのは点数に大きく響きます。普通の女の子が闘士燃やして戦いに臨むハンガーゲームっぽさ出せていたと思います。

キャロライン
3F-2T 3Lz 3T 3Lo fall 3F fall 2A-2T-2Lo 2A-1T tano
コンビネーションを付けるはずのジャンプで続けて転倒したので、その分を後ろの2Aでリカバリーしました。2Tの回数も計算済みです。

アンドリューズ
3F 3T-3T 3Lo-2T tano 3Lo 3S-2T-2Lo 2A 2A
3Lzを回避して確実なジャンプ構成で挑みました。全エレメンツが加点となる素晴らしい内容でした。パフォーマンスは7点台後半まで伸びました。この結果を自信に、選考されるであろう世界ジュニアでも活躍してもらいたいです。ロシア日本韓国に負けるな!

グレン
3F-3T 3Lz tano 2A 2Lo 2A-2T tano 3F df 1S
基礎点の高い冒頭の2ジャンプは高い実施でした。そこからボロボロとミスが出てしまいました。せっかくエッジ矯正の出来たフリップでしたのに後半はアテンションがつきました。演技終了詐欺からのコレオシークエンスは、騙された人は多くなかったです。プロフェッショナルオタクが集結しているからか。

ベルたそ
3Lz-3T 3Lo 3S 2A-3T 3F-2T 3Lz 2A fall
ベルたそおおおおおおおおおおお!冒頭2つのジャンプをよく降りられました。2Aと3Sを入れ替えて体力が落ちても跳びやすいようにしたのでしょうが、そこで転倒してしまったのはもったいなかった。いつもより固さを感じましたけど、ここで終わってなるものか!という意地を見せました。すごかった。これが全米ですよ。2Aは次決めてください。しくよろです。

アシュリー
2A 3F-3T 2A-2T tano 3Lo-1Lo-1S 3F 3Lo 3Lz df
新プロ披露。ラ・ラ・ランド素晴らしいプログラムでした。抜けたジャンプ、両足着氷になってしまったジャンプはあります。レベルの取りこぼしも加えると10点ほど失っています。でも表現面に関してはアシュリー・ワグナーのスケート人生の集大成と言えます。これに9点台を出さずして、いつ出すというのか。女優での成功を目指す主人公と、スケーターとしての頂を目指すアシュリーの姿が重なって、僕は泣いてしまいましたよ。1年に1、2回しかスケート見て泣かないのに。

アンジェラ
3F-3T 3Lz 3Lo tano 3Lo+2A 3F shaky 2S 2A-2T shaky
前半は過去最高ペースの素晴らしいジャンプの数々。そこから3Fの回転不足等で崩れました。後半ジャンプが決まらないのは前から彼女の課題ではあるのでね。アンジェラは王道から少し外れた選曲が多く、これからもっともっと個性派として羽ばたいてほしいなと思います。

ミライ
3A df 3F-3T 3S 2A-3T-2T 3Lz df-2T 3F 3Lo
3Aは回りすぎで両足着氷。回りすぎたところで2Aよりは遥かに美味しいので大丈夫です。後半の3Lzが回転不足になりましたけど、今回の回転不足はそれだけ!!!あとは余裕のよっちゃん。これまでのミライの歩みを知っているからか、会場からの歓声が大きかったです。3Loでガッツポーズ!腐らずにスケーティングスキルを磨き、新しいジャンプを習得した結果がこれです。本当に素晴らしかった。

カレン
3Lz-3T 3F 2A-1Lo-3S 3Lz 3Lo 3S<< 2A-2T
GPSまでの彼女とは別人のようです。ジャンプが回転不足になるにしても、質の良し悪しありますからね。彼女の今日のジャンプは何とか流れでカバー出来る部分があり、プログラムが淀みなく進むのでPCSが下がらないのです。今日は3Lz-3T回れた?と思ったのですが、ダメでした。トゥジャンプの回転があああああああ。

テネル
3Lz-3T 2A 3F 2A-3T 3Lz-2T-2Lo 3Lo 3S
SPから失敗する気しなかったさん、やはり失敗しない。2Aが1つ回転不足にはなりましたが、セカンドジャンプまで上手く繋げました。伸び盛り&ノープレッシャーの勢いでいっちゃいました。全日本での坂本と一緒。女子シングルのシンデレラプログラムは演技に合いすぎますね。後で三原のシンデレラ見よう。ライトにスケート見てる人は誰やねん状態でしょう。

テネルの衝撃的な優勝、そしてミライの4年越しのリベンジが果たされました。ミライの2位という成績はバンクーバー直前の全米以来の好成績です。この2人はオリンピックに選考されるでしょう。されなかったら暴動が起こるでしょう。さて3枠目・・・点差は2点。国際評価が高いアシュリーを出すか、世界選手権最上位で今回も勝利したカレンを出すか。カレンを出すと「そもそも全米のアシュリーのPCS渋すぎだろ」という意見が出る。そしてアシュリーを出すと「2大会連続で4位なのに選出かよ連盟のゴリ押し」と叩かれる。はあ・・・だからオリンピック前は嫌なのさ。とにかく皆さんお疲れ様でした。
2018
01.04

全米選手権 6日目 女子SP

女子SP
1 Bradie Tennell, Skokie Valley SC 73.79
2 Mirai Nagasu, Pasadena FSC 73.09
3 Karen Chen, Peninsula SC 69.48
4 Angela Wang, Salt Lake Figure Skating 67.00
5 Ashley Wagner, SC of Wilmington 65.94
6 Mariah Bell, Rocky Mountain FSC 65.18
7 Polina Edmunds, Peninsula SC 63.78
8 Starr Andrews, Los Angeles FSC 62.55
9 Amber Glenn, Dallas FSC 61.62
10 Caroline Zhang, All Year FSC 60.29
11 Courtney Hicks, All Year FSC 57.81
12 Hannah Miller, Lansing SC 57.57
13 Tessa Hong, Los Angeles FSC 55.82
14 Franchesca Chiera, Panthers FSC 53.85
15 Katie McBeath, Westminster FSC of Erie 48.53
16 Vivian Le, Los Angeles FSC 46.65
17 Kaitlyn Nguyen, Los Angeles FSC 46.30
18 Emmy Ma, SC of Boston 45.55
19 Emily Chan, Dallas FSC 44.79
20 Brynne McIsaac, Broadmoor SC 43.97
21 Ashley Lin, Dallas FSC 42.33
22 Megan Wessenberg, SC of Boston 40.90

エドモンズ
3Lo-3T 3S 2A
この一番大事な大会に仕上げてきました。ソチシーズンの安藤さんばりな絶妙な仕上げ方。ルッツフリップ抜きなので基礎点は2点ほど下がりますが、回転不足なしにきれいに入れられました。ポーズがバシッとかっこよく決まるなあ。テロップが正月ボケで表示されず、点数不明のままアンジェラに突入。でもリザルトページ開けてるから安心。

アンジェラ
3F-3T 2A 3Lo tano
3F-3Tからのトランジション~スパイラル、そしてステップシークエンスからの2A、タノループなど全ての動きが一連になっていてうっとりとさせられました。彼女のベストだと思いますね。力は完全に出しきれました。

ヒックス
3F-3Lo so 3Lz 1A
今シーズン導入の3-3決まらずでした。3Lzは回転を締めるのが遅かったと解説あっこちゃんが。ステップの上体表現はただ動いているだけでなく、効果的に音楽を表現出来ておりましたのに、ジャンプを降りられないとTESがね・・・。

アンドリューズ
3T-3T tano 3Lo shaky 2A
バネのあるジャンプが気持ちよかったです。アメリカ選手らしいスピンの美しさも見られました。LPは自分の歌で滑る。自分の歌・・・ダイヤモンド・・・アダム・リッポン・・・うっ頭が。

ミラー
2A 3F 3T-2T
確実なジャンプ構成でまとめました。6年連続の出場ですって。ベテランに近づきつつあります。ホップやバックスケーティングのちょっとした部分での工夫が効いています。振付がバランツェフでして、過去はタニス・ベルビン・ホワイトたんとも共作でしたから、僕はバランツェフの振付もタニスと同様に好みなんだなと思います。ミラーの身のこなしも元々好きなので。

テネル
3Lz-3T 3Lo 2A
3Loの着氷少し危なかったのですが、振付で上手く流れを作り、加点の取れるエレメンツにしました。細身の選手ですが、力強い音楽にも呑まれないパワーがあります。ライジングスターという感じですね。グランプリシリーズの時点では「オリンピックあるぞ」ぐらいだったのに、今では代表の座に一番近い位置に立っているかもしれません。失敗する気がしない。

グレン
3F-3T 3Lz fall 2A
チャキチャキのアメリカのお姉ちゃんのイメージあったんですけど、美しい大人の女性になりました。ソツコワに似てる(顔が)。今シーズンはエッジ矯正に成功して3Fをクリーンに降りられるようになっただけに、3Lzも降りておきたかったでしょうね。キスクラでエモーショナルに悔しがったいましたが、点数には「悪くないね」と笑顔。前半は緊張からかトランジションが途切れ気味。後半はそれが解消されて流れが出ました。

ベルたそ
3Lz-3T so 3F 2A
なかなか入らない3Lz-3Tです。あまり高さが出なかったので、スローでもじっくりと再生されましたが、きちんと回転しておりました。3Fは慎重に踏み切って成功。2Aは素晴らしいです。もう少しPCSが出てもいいのかな?と思いますが、全米はジャンプの成否でPCSも上下するので仕方ない面もありますかね。

ミライ
3A so 3F-3T 3Lo
6分練習で素晴らしい3Aを着氷。本番でも高さとスピードが出ていましたが、成功とはなりませんでした。ソロジャンプを3Loに変更して確実にTESを取りにきました。3Lzは直前のステップやエッジ問題もあるので、ターンから入りやすい3Loの方が安心です。何と言うか、すごみがありました。並々ならぬ気合い。

エミー
3Lz 3F td-1T 2A fall
3本ともジャンプのタイミングがおかしな感じ。ジュニアグランプリで披露したようなジャンプは見られませんでした。初めての舞台だから緊張があったでしょうか。スピンのポジション、特にキャッチフットがとても印象的でした。マーク・ミッチェルのパンツの柄すげえ・・・歯車柄?オレオ柄?タイヤ柄?アグレッシブだなあ。

テッサ
3Lz-3T 3F fall 2A
アメリカンテッサを見ると伊藤美誠ちゃんを思い出す。フリーレッグを腰より上に上げて印象的な動きをおこなっても、指先の美しさを保っている。とことん極めた表現が素晴らしい。セカンド3Tは回転不足。3Fは着氷して少しして膝をつく転倒。2Aは着氷してトランジション中に転倒。レイバックスピンはビールマン姿勢でトラベリング。魅せる部分も多いですが、失敗もたくさん出ました。

アシュリー
3F-3T df 2A 3Lo
3F-3Tは回転不足と両足着氷でガッツリ点数が引かれました。それでもその印象を引きずらずに、残りの2本を降りて、キレキレのステップへ。グランプリシリーズとは全く異なる印象を受けました。これがアシュリーだよなー。

キャロライン
3F 3Lo-3Lo so 2A
3Fはきれいに。3Lo-3Loはステップアウト。成功は半々といったところでしょうか。得意のアラベスクスパイラルから2Aに入る事で、2Aの流れの悪さをカバーしているのだと思います。ビールマンスピン取り戻せてよかった。

ヴィヴィアン
3F hd 3Lz fall 2A
ヴィヴィ杏里がジュニアグランプリで表彰台に乗ったのが昨シーズンのような気がしていました。あれは一昨シーズン・・・年々記憶出来なくなってくる。ジャンプは上手く入らなかったです。アップライトポジションの回転が速く、四季のテンポにマッチしていました。四季で赤と金の衣装なんて斬新。

ニューエン
3Lz-2T tano 3Lo 2A
ジャンプの回転不足や滑りがフラットな部分がありました。最後のコンビネーションスピンの前に転倒して、ヒヤリとしましたがタイムバイオレーションの減点なく終えられました。

カレン
3Lz-3T so 3Lo 2A
3Tはセカンドジャンプがアンダーローテーションでステップアウトでした。ここは昔からなのであまり気にならないミスです。そこからがよかったですね。セルフコレオだけあって、緩急の付け方と音楽の性格の捉え方が深く理解出来ています。音楽が明るくなってからのリンクいっぱいに羽ばたく様子が素晴らしかったですし、エレメンツの質も申し分ないです。ベストではない中でも、いい物をやれる力。大切です。

テネルはオールレベル4で全エレメンツがプラス評価です。ミライは3Aの回転が足りていたので6.36点を獲得。2Aを後半に降りて満点をもらうよりも1点以上点数が高いです。8点台は1項目で、トランジションが低評価でした。助走長いですからね。カレンは全体1位のPCSを獲得。加点も素晴らしいです。アシュリーはセカンドジャンプのアンダーローテーションとステップれ絵ベル3が点数に響きました。思ったよりもPCSが出なかったです。

全米選手権もPCS炸裂させるようになったと思っていたんですけど、数年前の感じに戻りましたかね。4位以下の選手は点差的に厳しいですね・・・。
2017
11.11

NHK杯 2日目 女子リザルト

女子LP
1 Evgenia MEDVEDEVA(ロシア)144.40
2 Polina TSURSKAYA(ロシア)140.15
3 Carolina KOSTNER(イタリア)137.67
4 Mirai NAGASU(アメリカ)129.29
5 Alena LEONOVA(ロシア)127.34
6 Satoko MIYAHARA(日本)126.75
7 Rika HONGO(日本)122.00
8 Yuna SHIRAIWA(日本)114.60
9 Alaine CHARTRAND(カナダ)109.76
10 Mariah BELL(アメリカ)108.79
11 Nicole RAJICOVA(スロバキア)106.42
12 Soyoun PARK(韓国)84.25

女子リザルト
1. Evgenia MEDVEDEVA(ロシア)224.39
2. Carolina KOSTNER(イタリア)212.24
3. Polina TSURSKAYA(ロシア)210.19
4. Mirai NAGASU(アメリカ)194.46
5. Satoko MIYAHARA(日本)191.80
6. Alena LEONOVA(ロシア)190.95
7. Rika HONGO(日本)187.83
8. Yuna SHIRAIWA(日本)171.94
9. Mariah BELL(アメリカ)166.04
10. Nicole RAJICOVA(スロバキア)159.78
11. Alaine CHARTRAND(カナダ)159.36
12. Soyoun PARK(韓国)135.79

シャルトラン
3Lz-3T 3F df 2A-1Lo-3S 3Lz hd 3Lo fall 3S 2A-2Lo
3Lz-3Tがふんわり。こんな力の抜けた、いい3Lzは久しぶり。後半崩れましたがコレオシークエンスは落ち着いてエレガントに。シャルトランのいいところはジャンプにいくらミスが出てもコンビネーションをきちんと消費するところ。最後まで諦めない!

ライチョヴァー
2A-1Lo ot-2S 3F 3Lz hd-2T 2Lz 3Lo-2T 3Lo 3T hd
何が挑戦って3Sですね。全部降りられれば5種7トリプルになります。たしかに3Sのイメージがないので調べてみたところ、2013-2014シーズンを最後に挑んでおらず、それまでの成功も3度のみでした。だからコンビネーションの3つ目に入れるのは相当の覚悟が必要だった事でしょう。がんばるんば。

ソヨン
3Lo shaky 1A-2T 3F 2A-3T 3S fall 1Lo-1T 2S
ジャンプを戻せていないのかほとんど失敗に終わりました。キャメルのフライングエントリーも上手くいかず。

レオノワ
3T-3T 3Lz 2A 3F-2T 3F 3S-2T-2Lo 2A
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお全部クリーンに!3T-3Tは全盛期と同じスピードを生かした素晴らしい流れでした。荒川さんからもルッツのエッジ修正の話出ましたけど、昔のルッツはフリップをルッツと申請していただけのおかしなジャンプでしたから、よく修正したなと思います。ジャンプを終えてからはいつものレオノワたん。満足のいく演技でガッツポーズと涙もいつものレオノワたん。ベテランになっても変わらない。

白岩
3Lz-3T 2A 3Lz-3T ot 3S 3F 2A hd 2Lo
ジャンプの高さが元に戻る。昨日は緊張があったのかもですね。最後ミスが続いてしまいましたが、3連続成功してイーグルサンドの3Lo決められるとかっこよく決まるでしょうね。手の動きが洗練され、ジュニア時代の手旗感がかなり改善されました。進歩しています。

ベルたそ
3Lz td 3Lo 2A-2T 2A 3Lz-1Lo-3S fall 3F fall 3F-2T
3Lz-1Lo-3Sで膝をついてしまい、直後の3Fには呼吸も助走も作れないまま入り転倒。こういった構成は成功すれば畳みかけられて迫力があるので、僕は大好き。今シーズンのアーロンのLPの前半の構成なんかもそうなっています。エネルギッシュな部分も出し切れずフィニッシュとなりました。

本郷
3F-3T 3S tano 3Lz 2A-3T-2T tano 3Lo 3F hd 2A-2T tano
情熱的なスタートから、暗い影を落としてスッと静かになってフライングからスピンに入ります。そこからまたエネルギーを得て、躍動的なコレオシークエンスへ。このプログラムの構成は見事ですね。頭にゴージャスな花飾りを乗っけたい。LP外さない率高い。

ミライ
3A df 3F-3T 3S 2A-2T-2Lo 3Lz 3Lo-2T 3Lo
3Aは両足で回転不足でした。3Tが1本入らなかったものの大きなミスなくまとめられました。最後2本のジャンプがスリーターンから入る得意の3Loなので、いい印象のまま演技を終えられます。コンポジション、インタープリテーションが伸びなかったのは、後半の振付が足りないのが理由に挙げられるかもしれません。

宮原
3Lo 3Lz-3T 2F 3Lz-2T-2Lo tano 2A 2S so 2A-3T
3Fと3Sが抜けました。本来の彼女であれば3Sのような失敗の仕方をしないので、まだまだジャンプの調子を取り戻せていない事が見て取れます。フィギュアスケートは休養レベルの怪我をして、復帰していきなり元通りというドラマのようなケースはほぼ皆無です。宮原レベルで出来ているのはかなりいい方だと思います。全日本に間に合わせるため、今は一歩一歩。

メドベージェワ
3F fall 3Lz to 3F tano-3T tano 3Lo 2A tano-2T tano-2T tano 3S tano-3T tano 2A tano
メドベならノーミスだろうと思い前回のジャンプから転倒を抜きコピペしておいたのですが、転倒からスタートし3Lzも足をつきました。2ミスは珍しいです。2A2本もマイナスはつかないでしょうが、クリーンとは言えない出来で、今日は彼女にとってよくない日となりました。最後の連続のスピンもあまり気持ちが入れられなかったように感じます。これがあるから勝負の世界は分からない。だから他の選手も付け入る隙があります。

ツルスカヤ
3Lz-3T 3F 2A-3T-2T 3Lz 3S-2T 3Lo 2A
ジュニア上がりに美しき未亡人のようなプログラムがあてがわれる。エテリチームでは当たり前の事に。ジャンプの回転がしっかりとしているので、速報からTESが微動だにしません。魅せるという部分ではシニア選手に入るとまだまだな部分もありますが、試合を重ねる事によって評価は上がってくるでしょう。

カロリーナ
3F-2T 3F 3Lo 2T 2A-1Lo-3S fall 2A 3S-2T
3Fは心配する素振りが美しい軸です。2Tが3本になったので最後の2Tは点数に入りません。少しスピードがなくなって中盤のジャンプは失敗に。カロリーナはただスパイラル1つを入れるだけで、他の選手が動きを5個してやっと表現する事を語ってしまいます。情報量がすごく多い。だから魅せられてしまいます。

メドベとカロリーナはファイナル確定です。フランス国際でザギトワとオズモンドが1位2位になれば、他にも3位や最終戦の条件もありますが新葉にもファイナルの可能性が出てきます。次戦で三原が優勝すると三原にも可能性が生まれますが、日本選手は1名か0名になる確率が高いです。
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