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2014
11.23

エリック・ボンパール杯 2日目 アイスダンスリザルト

ロステレコム杯のCS録画予約✔
NHK杯の録画予約(副音声で)✔
中国杯の録画ダビング✔

アイスダンスFD
1 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON(フランス)102.60 PB
2 Piper GILLES / Paul POIRIER(カナダ)95.68
3 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)91.92
4 Sara HURTADO / Adria DIAZ(スペイン)88.46 PB
5 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)85.72
6 Alexandra PAUL / Mitchell ISLAM(カナダ)83.82
7 Rebeka KIM / Kirill MINOV(韓国)70.29

アイスダンスリザルト
1 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON(フランス)166.66 PB
2 Piper GILLES / Paul POIRIER(カナダ)157.58
3 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)152.11
4 Sara HURTADO / Adria DIAZ(スペイン)146.10
5 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)142.29
6 Alexandra PAUL / Mitchell ISLAM(カナダ)138.99
7 Rebeka KIM / Kirill MINOV(韓国)115.95

キムミノ
今週のオペラ座担当は第1滑走。リフトのレベルが1つしか4を取れていないのはもったいない。スピンのポジション素敵だけど回転速度・・・これも先週言ったな。同じことしか言えない愚かな男です。先週ミスをして停滞していたローテーショナルが今回は美しくきまってかってンをたくさんもらっていました。先週のお化粧より今週のお化粧の方がいいと思うよレベッカさん。幼少時から海外暮らしだったと聞くけど、表情の使い方はDNAレベルで韓国人の中に組み込まれているものなのかもしれない。

ポルイス
カーブリフトの最後止まりかけなのはミスだろうか。マイナスつけてるジャッジもいるからミスじゃなくてもダメなリフトだよなあ。ミッドラインは加点が多いから注目して見てみたけどピンと来なかったからリズム取りながら見たらしっくりきた。困ったときにはリズムを取ろう。もっと愛おしそうに見つめよう。イスラムさんはキョドってるように見えるぞ。

ギニャファブ
カーブリフトの移動距離あっていいなあ。ミッドラインの前のやつがミッドラインかと思ったらトランジションだった。音楽表現が素敵。真ん中のノクターンはいるのか?いらないのか?ルール的にはいるけど、プログラムとしてはどうか。僕としては、あってもなくてもいい。ローテーショナルリフトは「きゃー空中ブランコから落ちちゃうー」リフトと名付けよう。いい回転だった。ファブリさんはツイズルの失敗でがっくりしてるのか。あそことコレオスピン以外はよかった。

ウルディア
ツイズルの質がよかった。その後のウルタードさんがインサイドに乗ってグウウウウウウンって進むムーブメント素敵だった。ミッドラインの後にタイプライター打ちながらごちゃごちゃ喋ってるところがストーリーとしては一区切りなんでしょうね。この映画は簡単に言うと、主人公の姉ちゃんが自分の憧れの人と付き合ってるのに嫉妬して、無実の罪で男を逮捕させ、結局2人の仲は戻ることなく、戦争で死んでしまう。だから主人公の描く物語の中ではハッピーエンドにさせる、それが2人に対しての「つぐない」という感じ。だから明るい音楽は想像の中のハッピーエンド。表現の分け方が明確だったと思います。この映画は美しい映像だけれど、胸糞なのであんまり好きじゃないです。
ウルディアはファイナルのエキシに出演するのかな?

ハベドノ
歴史に残るぐらいに酷い衣装からの変更。あれじゃなければこれでいい。腹出したがる理由は分からないけどあれじゃなければいい。あれの影響で演技を見ていなかったも同然なので実質初めて見る。スピンのレイバックポジション美しい。マディソンの開脚には迫力あったけどプルプルしたリフトだったからもったいない。バズ・ラーマンがリメイクしたから音楽が派手で現代的になってたけど、これはそこの部分だけ取り出したのか?そもそもこれは映画のキャラクターなのか?ただのポップスメドレーとして捉えた方がいいのかもしれない。

パイポー
ドレスが青から紫に変わった。土壌が酸性に近付いたのか。あじさいと同じですね。今大会もしっかりと両方のステップでレベル3を揃えられました。PCSはコレオグラフィーの評価が高いです。全ジャッジがコレオグラフィーを1番高い評価にしていました。珍しいですよねー。それだけこの振付に独創性があって目を引いて、それを消化できていたってことですよ。いいプログラムだ。

パパシゼ
サーキュラーステップでスタンブルしたのに+2はいかんでしょ。だから7番ジャッジの点数支持しとこっと。ステップレベル3、残りがオールレベル4でGOEのプラス分が12点もつきました。世界チャンピオンクラスじゃないですかー。1番手だとか関係なしに、格上のカップルの技術や表現を抜き去ったので、評価が高くなるのも当然、さらに地元でもありますし、今回は文句なしのぶっちぎりの演技でしたしね。これでファイナルでウィバポジェやチョクベイと当たった時にどんな評価をされるか、これが気になるところですね。

パパシゼとパイポーがファイナル確定となりまして、残りは2つ。パイポーが2位になったことでシニカツとイリジガにも可能性が生まれました。ペニコラなのかシニカツなのかイリジガなのか。Don't miss it!
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2014
11.18

2014-2015シーズングランプリシリーズ アイスダンスアサイン

http://isuprod.blob.core.windows.net/media/175021/gp_dance_updated-oct17.pdf

11月18日更新

スケートアメリカ
ニコル・オーフォード&トーマス・ウィリアムズ(カナダ)
エリザベス・パラディス&フランソワ・グザヴィエ・ウェレット(カナダ)
シャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファブリ(イタリア)
アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン(ロシア)
フェデリカ・テスタ&ルカーシュ・チェレイ(スロバキア)
アナスタシア・カヌーシオ&コリン・マクマヌス(アメリカ)
マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ(アメリカ)
マイア・シブタニ&アレックス・シブタニ(アメリカ)

スケートカナダ
パイパー・ギルス&ポール・ポーリエ(カナダ)
エリザベス・パラディス&フランソワ・グザヴィエ・ウェレット(カナダ)
ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ(カナダ)
ネッリ・ジガンシナ&アレキサンダー・ガジ(ドイツ)
クセニア・モンコ&キリル・ハリヤヴィン(ロシア)
サラ・ウルタード&アドリア・ディアス(スペイン)
アレクサンドラ・アルドリッジ&ダニエル・イートン(アメリカ)
マディソン・ハベル&ザカリー・ダナヒュー(アメリカ)

中国杯
アレクサンドラ・ポール&ミッチェル・イスラム(カナダ)
イーイー・ジャン&ナン・ウー(中国)
シユエ・ワン&シンユー・リュウ(中国)
ユエ・ジャオ&シュン・ジェン(中国)
ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン(フランス)
アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ(イタリア)
エレーナ・イリニフ&ルスラン・ジガンシン(ロシア)
マイア・シブタニ&アレックス・シブタニ(アメリカ)

ロステレコム杯
ペニー・クームス&ニコラス・バックランド(イギリス)
レベッカ・キム&キリル・ミノフ(韓国)
エレーナ・イリニフ&ルスラン・ジガンシン(ロシア)
ヴィクトリア・シニツィナ&ニキータ・カツァラポフ(ロシア)
アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン(ロシア)
アレクサンドラ・アルドリッジ&ダニエル・イートン(アメリカ)
マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ(アメリカ)
ケイトリン・ホワイエク&ジャン=リュック・ベイカー(アメリカ)

エリック・ボンパール杯
パイパー・ギルス&ポール・ポーリエ(カナダ)
アレクサンドラ・ポール&ミッチェル・イスラム(カナダ)
ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン(フランス)
シャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファブリ(イタリア)
レベッカ・キム&キリル・ミノフ(韓国)
サラ・ウルタード&アドリア・ディアス(スペイン)
マディソン・ハベル&ザカリー・ダナヒュー(アメリカ)

NHK杯
ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ(カナダ)
ネッリ・ジガンシナ&アレキサンダー・ガジ(ドイツ)
ペニー・クームス&ニコラス・バックランド(イギリス)
平井絵己&マリオン・デ・ラ・アソンション(日本)
キャシー・リード&クリス・リード(日本)
クセニア・モンコ&キリル・ハリヤヴィン(ロシア)
ヴィクトリア・シニツィナ&ニキータ・カツァラポフ(ロシア)
ケイトリン・ホワイエク&ジャン=リュック・ベイカー(アメリカ)

ダンスは最近のエントリー変更はありませんでしたが、こちらも欠場者をまとめておきます。

*ユリア・ズロビナ&アレクセイ・シトニコフ(アゼルバイジャン) なぜかスケートアメリカ、ロステレコム杯欠場
アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ(イタリア) エリック杯欠場
*キャシー・リード&クリス・リード(日本) クリスの膝の状態があれでスケートアメリカ欠場
*エカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー・ソロビエフ(ロシア) ソロビエフの半月板の手術でスケートアメリカ、エリック杯欠場

カペラノがエリック杯を欠場。シーズン後半への準備でしょうか。中国杯はあまりにも準備不足でしたし、2戦連続パパシゼに負けてしまったら心象が悪そうなので、いいかもしれません。4シーズン前も準備不足のまま突入してNHK杯でボロボロ、その後休んで復活(あの時は怪我だったけど)しましたから、今回もそういう風になるといいなあ。

ファイナルはチョクベイ、シブタニズは確定。ウィバポジェ、パパシゼも確定でいいでしょう。あと2枠はパイポー、ハベドノ、ペニコラ、イリジガ、シニカツの5組です。

パパシゼ、ウィバポジェがそれぞれ優勝すると仮定した場合
パイポー2位、ハベドノ3位、ペニコラ2位、シニカツ3位→パイポー、ペニコラ
ハベドノ2位、パイポー3位、ペニコラ2位、シニカツ3位→ペニコラ、ハベドノとパイポーのスコア高い方
パイポー2位、ハベドノ3位、シニカツ2位、ペニコラ3位→パイポー、イリジガとシニカツのスコア高い方
ハベドノ2位、パイポー3位、シニカツ2位、ペニコラ3位→ハベドノ、パイポー
となります。ファイナル経験者はウィバポジェとシブタニズだけなんですね。ポールさんは前のパートナーとあるけども。4シーズン前ほどの「ダンスオワタ・・・・・感」はない。むしろ楽しみ。

ロステレコム杯のダンスの感想はまだ見てないので。ちゃんと見たいからもうちょっと。
Comment:4
2014
04.05

ベストプログラム

今年も暗いよ。

10位 ヴァレンティーナ・マルケイSP 「帰れソレントへ」

イタリアの音楽で、イタリア人のマルケイさんが、イタリア人のマッシモ・スカリの振付で滑るというオールイタリーアのプログラムでありました。誰にでも知られている曲でありながらフィギュアスケートで使われる機会があまりありませんでした。ロシアやアメリカのカントリーは使われますが、シングルやペアでもこういうプログラムが増えたらおもしろいなって思います。ステップの導入部からの手を握って前を見据える表情がたまりません。崖の上からソレントの街と海を見下ろすような、そんな情景が浮かんできます。通常ならばステップシークエンスのところ「止まらないで!」となるところですが、このプログラムだとそれが全然気にならないんですよ。この温かさを感じる、でも悲しいような郷愁を誘うような雰囲気。これがベテランの味です。彼女は現役をまだ続けるそうなので、さらに円熟味を増した、人生半分しか生きていない子供にはできないようなものをたくさん滑っていって欲しいです。

9位 ハンナ・ミラーLP 「プリマヴェーラ」

振付は昨シーズンに引き続きタニス・ベルビンです。アメリカ女子の確かなエッジワークに加え、とてもアメリカ女子スケーターが行っているとは言えないモダンなプログラム。というかタニスがこんなプログラムを振付けるなんて、彼女の現役時代のチアリーダーみたいな雰囲気からは想像もつきません。プリマヴェーラとは春という意味で、終盤にかけて冬との戦いをテーマにプログラムを作っているそう。このトランジションの濃さはとてもジュニア選手とは思えません。最初のジャンプは普通成功させて勢いづけたいところなのに、そこにすらトランジション入れています。スリーからレイバックでアップライトポジションで最後しっかり回っての出方も美しい。多くの選手がやっていることではあるけれど、美しくこなすから余計に良さが際立ちます。ステップの上体の動かし方も素晴らしい。キャメルスピン回ってすぐにトランジション。ループやってトランジション、トランジションから3F。常に動き回っていて、ストップする箇所が無いので、テーマの春と冬との戦いというものにも合っています。四季をギニャール&ファブリが滑っていましたが、あれも全く止まるところが無かったのでテーマを表現するのに、流れを止めないというのが一つポイントになるのでしょうね。ぜひこのプログラムは来シーズンも続行してほしいなって思います。

8位 カリス・ラルフ&アッシャー・ヒルSD 「The Lady Is a Tramp、They Can't Take That Away from Me」

ここまで音楽と一体化させたSDは今シーズン無かったと思います。ツイズルで2本目と3本目はきちんと歌が流れるまで待っているんですよ。そして曲が変わってからの表現素晴らしい。ローテーショナルリフトもきっちりとフレーズを取って回しています。ぶん回しローテーショナルに評価が高くなる時代ですが、それにNOを突きつけるような質の高さでした。最低でも+2で、+3が出てもおかしくないものだと思います。彼らはスケーティングがそれほど良いわけでは無いので、このように曲の助けを借りるというのは大切なことです。そしてそれをものに出来ていました。ショートダンスが始まって4シーズンで最高のプログラムだと思います。ラルヒルはSDで着た飴の包み紙みたいなドレスとか、素敵なフラメンコのプログラムとか何気に僕のツボを押さえてくれます。

7位 メーガン・デュハメル&エリック・ラドフォードSD 「トリビュート」

2006年に亡くなったラドフォードさんのコーチに捧げるために作られた曲でありました。このプログラムを滑る時にはラドフォードさんの気合が違います。いつも死にそうなほどにバテてしまうラドフォードさんがずっと元気で、この演技の時ばかりはデュハメルが引っ張られている感じがします。ダンスリフトからのスロールッツ、こねくり回しからのデススパイラルは大好きでした。世界選手権ではこねくり回しと、似合っていない衣装が似合う衣装に変えられていて残念でした。あの似合っていないところが良かったのに。バックグラウンド無しに、純粋にパフォーマンスとして感動をするということはフィギュアスケートを見ている中でほとんどありませんが、オリンピックの団体戦のSPは紛れもなく彼らの演技の中で最高だったと思います。団体の演技が77点で、世界選手権が73点だったら良かったのに。

6位 ヘンナ・リンドホルム&オッシ・カネルヴォFD 「ニューシネマパラダイス」

ニューシネマパラダイスの映画自体を特別好きなわけではないのですが音楽が好きなのですごく染みます。最初のスピンが良いです。なんだか映画のフィルムを巻いているようで。田舎の若い男女の恋物語という感じがして可愛らしいです。2人ともお顔立ちが少し昔っぽいのも感情移入できるポイントだったのかも。でも24歳と26歳(テサモエと同い年)でそんなに若いわけでもない。だがそれがいい。ちょっと大人が少し若い人間の物語を演じるというのが素敵なんです。僕も同世代なのでだから余計に良いなって思うのかも。なぜこのプログラムでフィンランドカラー衣装だったのか。

5位 ユストゥス・ストリードLP 「レ・ミゼラブル」

今シーズン10組の選手が使ったレ・ミゼラブル軍団のうちの1人です。彼のこのプログラムは2シーズン前に滑っていたものを復活させました。ステップとコレオシークエンスの間の振付と、コレオシークエンスの後のフィニッシュの仕方が変わっています。前演じていたのは衣装的にマリウスだったのですが、今シーズン途中からは赤いアンジョルラスの衣装に変わっていました。男子はマリウスばかりだったので新鮮でした。大きく振付が変わっているわけでは無いので、悩んでいるような振付のところは違和感ありますが、この革命に燃えているところと、民衆の歌で締める構成はアンジョルラスの方が合っていると思いました。ユーロでもワールドでもLPを滑ることが出来ず、残念ながら映像に残すことができませんでした。この画像はストリードさんのブログからなのですが、ストリードさんのブログの写真はピンボケ率100%です。男らしい。

4位 アデリナ・ソトニコワEX 「オブリビオン」

あちきは翼をもがれた郭の中の鳥でありんす・・・的なプログラム。体のセンターライン(鳥の顔?)が着物っぽくもあり(しかもちゃんと右前)、水色のが帯っぽくなっているというのもあり妄想が広がります。でもなぜ蛍光色にしてしまったんだろう。暗いリンクの中でこちらの方が映えて、孤独感が出るからでしょうか。この棒についたバサバサ欲しい。僕もこれ持って駆け回りたい。棒に布付けたら出来るかな。みんなでやろうソトニコワごっこ。エキシビションの音源は普通なのにどうして、競技用のプログラムはああいうのなのか。

3位 パイパー・ギルス&ポール・ポーリエFD 「ヒッチコックメドレー」

今シーズンのダンスで一番を決めるとすれば、恐らく8割の方はこれを挙げるのではないかというぐらいに評判の高かったプログラムでした。リフトのどれもが独創的なのが大きかったです。これだけで相当なインパクトがあります。ストレートラインリフトは四大陸までのが良かった。単に独創的なのではなく、曲との融合が見事でした。スピンは回転しにくくてレベルを取りづらいからか途中から変えてしまったのが残念でした。でも変えた後のも好きでしたよ回転速度速くて。トップ勢のカップルですらみんな同じようなステップ構成にする中、彼らは変わっていました。フリーレッグがバラバラだったのは今後改善していただきたいところですが。ステップで見ていて面白いのは2トップと、今シーズンはウィバポジェぐらいでしたから。大量の振付をこなすとなると、振付師の方もアイディアが枯渇してくるんだろうなーと。それとどうしてもレベルの取りやすい方向に行きますしね。おどろおどろしい感じが出ていてとても良かった、分かりにくいテーマなのに分かりやすかった。それに初見のインパクトがあるのに、それが最後まで続いたのも良かった。大抵初見インパクトのすごいものはシーズン終わりになると飽きますから。

2位 ユリア・リプニツカヤLP 「シンドラーのリスト」

滑り出しで振り返った時の表情から見ている者は引き込まれます。ああ、温かいココアを入れてあげたい。という気持ちに。前半にジャンプ2つ、後半に5つの構成でクドくならないのはセカンドトリプルを2つ前半に終わらせているからでしょうか。ソロジャンプ4つが後半になるので、ポーンポーンと連続で跳ぶことになってもしつこさを感じない。ジャンプをスピードの中で跳ぶのでトランジションの一つかのように感じさせてくれます。こういうところはジャンプに高さが無くてもGOEで評価される所以なのでしょう。スパイラルはもちろんのことポジションの一つ一つの保持が大変に丁寧で足を下ろすのも、一気にゴトッと落とさないのでより美しく見えます。この年齢でこのプログラムに巡り合えたのは幸運な事です。これから何十年にもわたって、これがシンドラーのリストの代名詞となって行くでしょうね。

1位 町田樹EX 「白夜行」

まっちーによるまっちーのためのまっちーの作品。振付町田樹。この作品は4分弱あるので少し伸ばせば競技用にも使えるんじゃないか?というぐらいに出来の良いものでした。ジャンプが4つもあるためクリーンなものはほとんど無かったのですが、それでも良かった。元々このドラマを見ていたし、映画も見たし、原作も読んだのですごく感情移入して見ることができました。ざっくり言うと、のっぴきならない事情で殺人を犯した幼い男女が、それを秘密のままに犯罪を重ねながら大人になって行くというストーリー。まっちーは主人公の男の方で最後は天を仰ぎ見ながら死んで行くわけですね。斜に構えてちょっと厨二な気持ちで見るのが良い。

暗いねえ。
Comment:6
2014
03.29

世界選手権 4日目 アイスダンスリザルト

ブログのアクセス見て分かるのが、一般人気は女子・ファン人気は男子。はっきりわかんだね。

アイスダンスFD
1 Elena ILINYKH / Nikita KATSALAPOV(ロシア)108.71
2 Nathalie PECHALAT / Fabian BOURZAT(フランス)107.17 PB
3 Kaitlyn WEAVER / Andrew POJE(カナダ)106.21 PB
4 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE(イタリア)105.73 PB
5 Madison CHOCK / Evan BATES(アメリカ)99.88 PB
6 Maia SHIBUTANI / Alex SHIBUTANI(アメリカ)95.02
7 Piper GILLES / Paul POIRIER(カナダ)94.44
8 Victoria SINITSINA / Ruslan ZHIGANSHIN(ロシア)93.24 PB
9 Penny COOMES / Nicholas BUCKLAND(イギリス)92.45
10 Alexandra PAUL / Mitchell ISLAM(カナダ)91.08 PB
11 Julia ZLOBINA / Alexei SITNIKOV(アゼルバイジャン)88.23
12 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)86.79 PB
13 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON(フランス)86.38 PB
14 Nelli ZHIGANSHINA / Alexander GAZSI(ドイツ)86.10
15 Isabella TOBIAS / Deividas STAGNIUNAS(リトアニア)85.35
16 Alexandra ALDRIDGE / Daniel EATON(アメリカ)84.03
17 Sara HURTADO / Adria DIAZ(スペイン)82.41
18 Cathy REED / Chris REED(日本)80.95
19 Irina SHTORK / Taavi RAND(エストニア)77.35
20 Alisa AGAFONOVA / Alper UCAR(トルコ)70.95

アイスダンスリザルト
1 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE(イタリア)175.43 PB
2 Kaitlyn WEAVER / Andrew POJE(カナダ)175.41 PB
3 Nathalie PECHALAT / Fabian BOURZAT(フランス)175.37
4 Elena ILINYKH / Nikita KATSALAPOV(ロシア)174.38
5 Madison CHOCK / Evan BATES(アメリカ)167.59 PB
6 Maia SHIBUTANI / Alex SHIBUTANI(アメリカ)158.57
7 Victoria SINITSINA / Ruslan ZHIGANSHIN(ロシア)155.35 PB
8 Piper GILLES / Paul POIRIER(カナダ)153.86
9 Penny COOMES / Nicholas BUCKLAND(イギリス)153.66
10 Alexandra PAUL / Mitchell ISLAM(カナダ)148.76 PB
11 Nelli ZHIGANSHINA / Alexander GAZSI(ドイツ)148.37
12 Julia ZLOBINA / Alexei SITNIKOV(アゼルバイジャン)145.24
13 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON(フランス)141.49
14 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)140.77
15 Isabella TOBIAS / Deividas STAGNIUNAS(リトアニア)140.72
16 Sara HURTADO / Adria DIAZ(スペイン)137.47
17 Alexandra ALDRIDGE / Daniel EATON(アメリカ)137.37
18 Cathy REED / Chris REED(日本)136.13
19 Irina SHTORK / Taavi RAND(エストニア)130.38
20 Alisa AGAFONOVA / Alper UCAR(トルコ)124.02

ウルディア
男性がセカンド、女性がサードツイズルで失敗でした。失敗はそこぐらいで評価は高まってきています。オリンピックはハイパーインフレだったのでこれぐらいが妥当なところだと思います。今日も減点ストレートラインリフトは減点されませんでした。パトリスが五輪でのスペインジャケット着てる。シャツとパンツの組み合わせによっては日常使いできそう。ほしい。

アルイー
試合の度に良くなっているような気がするアルイー。体がデカいから慣らすまでに時間がかかるのかしら。細かい動きをするのに何回も練習してスムースにこなせるようにならないといけないから。このボリウッドはこれでいいやって結論に至りました。来シーズンは同門2組との潰し合い!

アリアル
ストリーミング死亡。トルコ応援団すごいみたいですね。国旗配ったのか。

シュトラン
衣装の配色がテサモエをパクじゃなくてインスパイアされているんですねきっと。ツイズルは女性が失敗でした。いつも男性が失敗すると思わないことね!ローテーショナルリフトは柔らかい感じで曲の雰囲気を壊さないものになっていました。後半になると男性の体力がみるみるうちに落ちてきて、映画とは別の方向にお別れみたいになりそうでした。ランドがヒゲ生やしてる。大人ニナッテルナー。

ギニャファブ
この組のロングリフト素晴らしいですねえ移動距離もそうですけどポジションチェンジのスムースさもいいです。僕ならGOE+2あげちゃう!昨シーズンの四季がとてもスピードがあって流れが止まらない良いプログラムだったので、どうしてもそれと比べてしまっていたのですが、今回の演技は本当に良い演技だったと思います。シーズン一番だったと言っても良いです。

パパシゼ
レベル取りこぼしパラダイスのパパシゼですが今日は彼ら比でしっかりレベルを取れていました。ステップはレベル3取れたみたいですし、ツイズルはレベル取れていないんですけど、回転はしっかり揃っていたのでGOEでプラスはもらえます。男女ともにスケーティングはまだまだのカップルなのでこれからに期待です。枠とかは関係ない位置にありますし、しっかりと滑れてとりあえずOKということで。

トビスタ
このプログラムは彼らのハマりプロですねホントにねえ。スピードがしっかりと出ていたので爽快感がありました。ロングリフトの前にペアのリフトでもやるんか?っていうぐらいに助走つけていたのは笑ってしまいました。後半項目はパパシゼより上だけどスケーティングスキルやトランジションは下。これは納得できますね。ちょっとシンプルでランも多かったですから。パパシゼは変なこといっぱいしますもん。

ズロシト
このプログラムはもうちょっとこうステップに変なことをしてくれたらなーと思うんですよね。ステップの時腕の動きプラプラしてるのもちょっともったいないなーって。もっと力込めてより一層変なプログラムにしていって欲しいわけですよ。演技終わってTES3点上がったー。

リード組
ツイズルはキャシーがブレてレベルが2になりました。ステップ1つレベル2になってしまったのでここだけで4点ぐらい失ってしまいました。スピードはあったので、そこは良かったと思います。現役を続けていくそうなのでまた来シーズン。今はゆっくり休んでくれー。怪我ある中ネーベルホルンからフルシーズン本当にがんばった。

ポルイス
こちらの演技もオリンピックとは別人のように良い滑りでした。ツイズルの2本目の入りで少し停滞しましたけど、きちんと流れていきました。すごくスピードがあって滑らかな滑りでした。映画のテーマには全く合っていないんですけどね。女性には既婚女性の雰囲気ないし、男性は王って言うにはおぼこすぎる雰囲気だし。というか王やるならボサボサ髪じゃなくて髪セットした方が良かったんじゃないのか・・・いいのか?

シブタニズ
最初のストレートラインリフトのひでおの頷きがすごく気になる。あれはリズムを取っているのだろうか。Man in the mirrorのところがやっぱ気になる。あそこはあまり好きじゃない。スリラーは好きなんですよね、あの導入部のサイドバイサイドの振り付け好き。もう少しスリラーに入ってからスピードを出してさらに迫力を出して欲しいのです。スタミナ的な問題なのかなんなのか。ひでおよ、ここはコロラドスプリングスじゃないぞ。

ジガガジ
ツイズルでガジさんがミスって、ローテーショナルも回し損ねて・・・・・全体的にミスが多かったです。スピードも少し足りなかったですしね。こういう時は日程とホテルのせいにすればいい。そもそも男女を夜の放送に合わせてカップル競技の日程適当にしすぎ。

ペニコラ
エレメンツの失敗は無かったです。このカップルの評価が高い理由はきちんとエレメンツを決めるところと、ぬめぬめきちんと滑られるところ。評価が突っ切れない理由は伸びるスケーティングではないところ、どうしてもペアっぽすぎるところに。これからも上がったり下がったりを繰り返しそうな。でもトップ10に入れてよかった。

パイポー
加点の嵐でした。これが僕が待っていたパイポーのプログラムの評価なのですよ。この独創性は今シーズンの全プログラムを見ても唯一無二でありますから。ツイズルの2つ目で男性が乱れましたが、きちんとレベルはとれています。0ぐらいの質で済むものだと思いますし。本当にあっという間に終わってしまいました。7点代後半の評価をもらえました。いいねー。

シニジガ
ツイズルみんな失敗しまくりの中で綺麗にスタートしました。このプログラムはペアっぽくはあるんですけど、若々しい迫力と爽快感があって僕は好きなんですよ。リフトはちょっと重そうですけど、これはこれでいいのです。解散しないでね。

ペシャブル
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああよかったあああああああああああああああああああああ失敗しなかったあああああああああああああああああああああちょっと慎重だし、加点出しすぎだけど最後だからああああああああああああああああああああ許してええええええええええええええええええええ
んんんんんんんんんんんんん出しすぎwwwwwwwwwwwwwwwwでも許してえええええええええええええええええええ今日だけはあああああああああああああああああ

チョクベイ
最初からクライマックスのプログラムもクライマックスを迎えました。今大会は女性の滑りがいつもに比べると悪かったので、いつもにもまして曲の壮大さにかき消されてしまっていたような感じがしました。結果は残してきましたが少し戦略ミスという感じはするので来シーズンのはそろそろイロモノください。ドクトルジバコにレミゼに・・・イロモノ無いと死んじゃう。

イリカツ
昨日の失敗から一夜とても良い演技でした。ステップのレベル1つ上でもギリギリ届きませんでした。これが果たして最後になるのかどうか。モロゾフの反応の方が演技よりおもしろかった。

カペラノ
あまりにもスピードが足りなさ過ぎました。エレメンツが慎重すぎて、エレメンツやるよーな演技になっていてトランジションのスカスカやリンキングフットワークもイリカツに比べるととても目立ちました。この2組が連なって滑走すると差が見えすぎてしまうんですよね。レベル4ステップとっておきたかった。と思ったら1位きた。0.06の差。これが勝負の世界。

ウィバポジェ
最終グループで一番元気だったウィバポジェ。途中までTESがすごいことになっていて絶対優勝するっていうところだったのですが惜しかったです。ツイズルで失敗してもいました。このプログラム最後に良い形で締められました。PCSはカペラノと0.01差でした。本当に僅差でした。

長年頑張ってきた&辛酸なめ子だったカペラノと、ハイパー人格者できちんとここに照準を合わせたウィバポジェが結果を出せて良かったです。イリカツマジでどうすんだよ・・・。ペシャブルを勝たせたいというのはジャッジ側もそう思っていたとは思うのですが、こればかりはしょうがない。

点数は全組に言えますけど出過ぎも出過ぎでした。みんなへろへろなのに・・・。ボタン1つ押し違えるだけで順位の変わる点差なので順位に対しては素直におめでとう!と言いたいです。みんな4年間続けてね。ナタリーめっちゃ悲しそう。

来シーズンの枠は
3枠 カナダ・ロシア・アメリカ
2枠 イタリア・フランス・イギリス
となりました。ドイツは残念ながら枠を減らしましたが3枠の国はキープでした安心しました。
2014
01.23

四大陸選手権 2日目 アイスダンスリザルト・女子SP

アイスダンスFD
1 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)97.20 PB
2 Piper GILLES / Paul POIRIER(カナダ)91.33
3 Alexandra ALDRIDGE / Daniel EATON(アメリカ)87.30 PB
4 Kharis RALPH / Asher HILL(カナダ)83.06 PB
5 Lynn KRIENGKRAIRUT / Logan GIULIETTI-SCHMITT(アメリカ)80.50
6 Nicole ORFORD / Thomas WILLIAMS(カナダ)79.69
7 Danielle OBRIEN / Gregory MERRIMAN(オーストラリア)77.28 PB
8 Yiyi ZHANG / Nan WU(中国)71.74 PB
9 Shiyue WANG / Xinyu LIU(中国)68.85 PB
10 Yura MIN / Timothy KOLETO(韓国)66.11 PB
11 Ksenia KOROBKOVA / Daryn ZHUNUSSOV(カザフスタン)58.99 PB
12 Yue ZHAO / Chang LIU(中国)58.39
13 Elizaveta TRETIAKOV / Viktor KOVALENKO(ウズベキスタン)56.08 PB
14 Emi HIRAI / Marien DE LA ASUNCION(日本)55.71
15 Pilar MAEKAWA MORENO / Leonardo MAEKAWA MORENO(メキシコ)53.89

アイスダンスリザルト
1 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)158.25 PB
2 Piper GILLES / Paul POIRIER(カナダ)153.71
3 Alexandra ALDRIDGE / Daniel EATON(アメリカ)144.95 PB
4 Kharis RALPH / Asher HILL(カナダ)137.03 PB
5 Nicole ORFORD / Thomas WILLIAMS(カナダ)133.42
6 Lynn KRIENGKRAIRUT / Logan GIULIETTI-SCHMITT(アメリカ)130.05
7 Danielle OBRIEN / Gregory MERRIMAN(オーストラリア)121.44
8 Yiyi ZHANG / Nan WU(中国)116.34 PB
9 Shiyue WANG / Xinyu LIU(中国)115.66 PB
10 Yura MIN / Timothy KOLETO(韓国)111.23 PB
11 Yue ZHAO / Chang LIU(中国)99.84
12 Emi HIRAI / Marien DE LA ASUNCION(日本)99.82
13 Ksenia KOROBKOVA / Daryn ZHUNUSSOV(カザフスタン)98.79 PB
14 Pilar MAEKAWA MORENO / Leonardo MAEKAWA MORENO(メキシコ)97.11 PB
15 Elizaveta TRETIAKOV / Viktor KOVALENKO(ウズベキスタン)91.76 PB

優勝はハベドノ。サーキュラーステップでレベル4を取ってTESをきっちり稼いでの優勝でした。TESを50点に乗せられるのはトップカップルでも難しいので、すごいことですね。このプログラムについてはシーズン始まった時から好きじゃない好きじゃないと散々申してきましたが、いやはや変わらずなんですよね感想は。女性がスピンしてからダンススピン、さらに振付へと繋げて後半への盛り上がりにして行くところ、あそこが個人的に来ないと言いますか。理由は何なんだろう。ラインがそんなに綺麗じゃないからか?それとも女性の足首が硬いから?肩から動かせてないから?多分複合的な理由なんだろうな。粘っこさの無さ、色気の無さっても色々。色々このカップルに対しては求めてしまいます。エロさが無いのはダンスとして致命的なんですよねえ、しかもリアルカップルなのに。シブタニズすら色気は出てきているし、そこが彼らにPCSで追いつききれない所以だと思うわけです。果てしないぐらいに注文つけましたけど、今日の滑りは良かったです。マディソンとズーさんの顔が同じに見えてきた。同じライン上にある顔だ。イタリア人たちにはこのカップルをエロくして欲しい。

パイポーは逆転されて2位。シーズン最後になってリフトでレベル2、スピンでレベル3というミスはいただけませんですね。リンクサイドから小芝居にてスタート。このプログラムはディーンプロの真髄ですね、ムーブメントの配置が絶妙です。多くのカップルがトランジションでホールド組まない時間を埋めるためにイーグル、シュートザダック、レンジなんかで誤魔化しているところ、それが全然無くて音楽のフレーズにマッチングしたムーブメントをここまで思いつくかと思います。このプログラムはステップ以外はどのエレメンツも素晴らしいです。ステップだけは踏めていないのでね、女性のエッジが浅くてどうにもこうにも目立ってしまう、男性も今回はサーキュラーが良くなかったかと。ローテーショナル2つ目の回転の入り方なんか、もっと助走つけていくのかと思ったら急に回転に入って驚かされました、そういう突発性がたまらんですね。このプログラムジャッジが好きそうだなーと思ったのに、コンポジションやインタープリテーションがハベドノより低く評価されたのは意外でした。スケーティングスキルは差がありますわな、結構。全体的なスピードにも差を感じました。こないだ22歳になったばかりだからまだ大丈夫です。カッペちゃんやケイトリンも昔から上手かったわけでは無いから。

アルイーのプログラムも最初からくそみそに叩いてきましたが、ここにきてそんなに悪く無いと思えるようになりました。もしかして曲の構成を変更したかと思ったけれど、比べてみるとそういうわけでも無く、なんだったら振付も同じでした。だから僕の見る目が無さ過ぎたのか、彼らが上達したのか。それは分からない。スピンは2人ともジャンプして入る工夫が見られました。最近のカップルはみんなスピンに工夫をしますね。前はスピンなんてこなしエレメンツだったのに。メリチャリがこの潮流を変えましたですね。

ラルヒルのプログラムの中盤の音楽はテイスト違い過ぎないだろうか。アフリカンか東南アジアのダンスみたいだったのに、急にメキシコのリゾート地でかかってそうな音楽に変わって戸惑ったぜ。SDに比べると、ピンとこないなあ。なんとなくで終わってしまって、盛り上がりが足りないです。

ニコトマはステップのレベルが両方1という辛辣な評価でした。女性のドレスの翻り具合が絶妙ですね。空気を受けて綺麗にヒラヒラしますわ。ツイズル良かった。中盤の2つのステップはレベルも取れていませんし、速いテンポにもあまり合っていなくていまひとつです。ローテーショナルリフトはふんわりしていてリフト単体としては悪く無いですが、音楽のフレーズには合っていなかったかと。その後のストレートラインリフトはとても良かったです。コレオリフトも良かった。ドラマティックプロのまとめ方としては正解ですね。

名前長い組のスパルタカスは編曲が酷すぎないか?いつも使われないパートを最初に持ってきていたから、ちょっと期待したのにいきなりテンポが変わって、いつも聴くアダージョ。しかも短縮して音重ねて無理矢理盛り上げるという。そんなのじゃ盛り上がらないよーって。無理矢理3曲にせずに2曲にすれば良かったのに。名前長子さんの髪飾りはカチューシャだけだから、もっとゴージャスなヘッドドレスにすれば素敵だったかも。時代や人物背景は無視することになるかもしれないけど、いいじゃない。

SDで転倒がありましたが総合7位にまでオブメリは順位を上げました。北米の6組とはかなりの差があります。そもそもこのプログラムはペシャブルのパクリでは無いのだろうかという。+2を付けられたエレメンツもありますが、特に+2の多かったストレートラインリフト、ほとんど止まりかけだったけれど、あれはあれでいいのか?個人的にはジャッジ3の点数の付け方が一番納得行くかなあと。曲が目覚しく入れ替わっていくのに、ずっと同じ感じで滑っていたことに違和感が大きかったです。

この結果により来シーズンの枠は・・・関係ない。四大陸だから。ハベドノとパイポーはワールドの補欠が回ってくる可能性もありますが、一応ここでこの選手たちの演技は見納めということになります。おつかれさんやでー。

女子SP
1 Kanako MURAKAMI(日本)64.73
2 Zijun LI(中国)62.84 PB
3 Haruka IMAI(日本)62.72 PB
4 Satoko MIYAHARA(日本)60.27 PB
5 Hae Jin KIM(韓国)57.48 PB
6 Samantha CESARIO(アメリカ)57.40 PB
7 Courtney HICKS(アメリカ)56.36 PB
8 So Youn PARK(韓国)55.91 PB
9 Mirai NAGASU(アメリカ)55.39
10 Amelie LACOSTE(カナダ)55.19
11 Veronik MALLET(カナダ)55.08
12 Kexin ZHANG(中国)54.49
13 Ziquan ZHAO(中国)53.82
14 Brooklee HAN(オーストラリア)52.55 PB
15 Alaine CHARTRAND(カナダ)52.14 PB
16 Alisson Krystle PERTICHETO(フィリピン)47.81 PB
17 Ami PAREKH(インド)41.10 PB
18 Tae Kyung KIM(韓国)38.91 PB
19 Crystal KIANG(中華民国)36.30
20 Lejeanne MARAIS(南アフリカ)32.62
21 Reyna HAMUI(メキシコ)32.49

佳菜子
3T-3T 3F 2A
3Fはステップが少なくて、2Aは着氷に流れが足りずに減点をしているジャッジもいますが最終的なGOEはプラスになっています。3T-3Tは全日本に比べると完璧な出来では無いように見えましたが、全ジャッジが+2以上を出しました。エレメンツの質は良いので、それ以外の箇所でももっとアピール出来るようになれば、ジャンプの出来によらず安定したPCSを得られるようになりますね。

ジジュン
3F-3T 3Lz 2A
オリンピックの全カテゴリーの中で決まっていないのは中国の女子だけとなりました。ここで結果を出さないと派遣してもらえないのでプレッシャーだったとは思いますが3F-3T、3Lzの構成で転倒や回転不足なく滑り終えたのは初めてでしょうか。SP苦手なのにがんばりました。スピン、ステップほぼレベルは取りこぼし無いのですが、これはタンゴですからね。もっともっと音楽表現して強弱をつけないと音楽に埋もれてしまいます。もっと表現できればGOEが+1分上がってもきますし。

今井
2A 3S-3T 3Lo
2Aと3S-3Tは加点モリモリでした。素晴らしいジャンプでした。彼女の幅跳び流れ出まくりアクセルはカナダ女子みたいだ。でもカナダ女子みたいに筋骨隆々ではない。爆走爆走で滑りまくるのは気持ち良いです。評価が上がってきたので、これからは曲に合った滑り方、音を取ってセカセカしない滑り方という方向にも持って来られるとなお素敵だと思います。本人的には「びっくりー」だそう。

宮原
3Lz-3T 3F 2A
3-3のセカンドが回転不足、3Fはステップが少ないからか少しの減点、コンビネーションスピンはトラベリングでマイナスをつけたジャッジがいました。これだけ加点がとれなかった箇所があってもTES34点に乗せてくるのはすごいですよね。レイバックスピンはキャッチフットの姿勢が足りずに3でした。これは音楽に少し遅れそうだったから短縮したのでしょうか。

日本のジャッジは佳菜子と今井が5番で、宮原が2番だな。分かりやすい。

ソヨン
3S-3T so 3Lz 2A
彼女もうちょっとスピードが出せる選手だと思うのですが、悪いわけでは無かったので五輪に向けて上げて行く過程なのかもしれません。3-3は両手でお手つきだったので-2が妥当でした。3Lzはステップ少なかったです。ステップの時の表情すご過ぎる。韓国の女の子はみんな表情の使い方が強烈だわ。やり過ぎて顔へしゃげるんじゃないかってぐらいに。コンビネーションスピンは軸もポジションも良かったです。+2って感じですね。

他の上位勢は映像が見られないので、各自でご覧ください。全体的にミスがあった割りにTESは出てます。レベル判定、回転不足判定が比較的易しいパネルなのかもしれません。シーズン前半苦労していた今井とジジュンが良い演技が出来て本当に良かった。
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