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2020
03.26

ヘイヴン・デニー&ブランドン・フレイジャー 解散

https://olympics.nbcsports.com/2020/03/25/haven-denney-brandon-frazier-split/

アメリカのヘイヴン・デニーブランドン・フレイジャーの解散が発表されました。フレイジャーは現役続行、デニーは現役引退かプロ転向かを決めておらず、すべての選択肢に対してオープンだとのことです。

この解散は予想していなかったです。幼少期にローラースケートのペアを組みペアに転向。一度の解散を挟んだものの再結成をして共に歩んできたペアでしたから。世界ジュニア選手権でタイトルを獲得したときでさえ、3回転ジャンプが跳べなかったのに、シニアに上がって3Sを習得した珍しいペアでした。女性の怪我で長い間ペアとして練習ができなかったときも、男性が滑りと表現を磨いて、女性を牽引できるだけの力を備えました。全米選手権のタイトルを獲った年も、世界選手権ではSP落ちを喫するなど、決して順風満帆なキャリアだったとは言えなかったですが、ペア技の質の高さには定評がありました。スケートアメリカとも無類の相性の良さを発揮し、2014年のライオンキングや、2016年のある日どこかでは素晴らしい内容でした。2014年スケートアメリカの演技が彼らのキャリアベストだとも思いますし、今シーズンもう一度ライオンキングを滑ることに、ラストシーズンという思いを込めていたのかもしれません。女性はSPでお姉さんの衣装を着用してもいましたしね。

男性は現役を続行するので、良いパートナーに巡り合えることを祈ります。アレクサ・シメカという選択肢もなくはないのかなーーーと思ったりしています。1歳違いですし、身長差も30㎝あるからペアエレメンツもいけます。プレッシャーをかけるとか希望するとかそういうことではなく、単なる妄想です。

女性はまだこれからのことを決めかねているそうなので、体と相談しながらゆっくり決めてもらいたいです。怪我に打ち勝ち、素敵な演技をたくさん見せてくれてどうもありがとうございました。

アメリカはスケートリンクも閉鎖されるだろうし、パートナーを探すにしてもトライアウトができないですね。フレイジャーが新しいパートナーを見つけ、全米選手権で良い演技をできますように。

世界選手権の延期開催は現状から判断するとないですね。
2019
11.02

フランス国際 1日目 ペアSP

ペアSP
1 Daria PAVLIUCHENKO / Denis KHODYKIN(ロシア)76.59 PB
2 Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV(ロシア)73.77 PB
3 Haven DENNEY / Brandon FRAZIER(アメリカ)68.65 PB
4 Ashley CAIN-GRIBBLE / Timothy LEDUC(アメリカ)66.12
5 Rebecca GHILARDI / Filippo AMBROSINI(イタリア)59.62 PB
6 Minerva Fabienne HASE / Nolan SEEGERT(ドイツ)59.13
7 Camille RUEST / Andrew WOLFE(カナダ)57.90
8 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER(オーストリア)57.30

ルエウル
3Tw 3T fall 3STh
男性の衣装は首が詰まってるのに半袖という不思議なデザイン。夏の野球部員~おしゃれバージョン~かよ。3Tは女性が転倒。スローや個性的なダンスリフトなどいい部分もありますが、いいねーーーという感想で、印象深くはありません。

ギラルディ&アンブロジーニ
3Tw 3S 3LzTh
ツイストはもたれかかってキャッチしました。3Sはがんばりました。スロールッツは高さを出してクリーンに着氷しました。アクセルラッソーは下ろすときに一旦ダンスリフトに入るところがデラモデルそっくりでした。いいところは真似するよろし。

デニフレ
3Tw 3LoTh 3S shaky
3組目にしてツイストらしいツイストが見られました。3Sの着氷が怪しい場面はありますが、それを掻き消せるだけの質の高いエレメンツがたくさんあります。リンクサイドではモルガン・シプレさんが大喜びでした。君ずっとそこにいるな。リンクサイドの門番なの?

ミシガリ
3Tw 3FTh 3S
フランスにて、私は病気やでプログラム。クリーンな演技だったことは分かります。意識が飛びかけていたので、ステップシークエンス中に男性が行った武富士ダンスのポーズしか覚えていません。

白鳥組
3Tw 3S fall 3LzTh
かなりスピードを出していました。ツイストのキャッチが悪いのと、男性が3Sで転倒してしまったため、リズムが崩れました。プログラムはいいと思うのですけどね。フィンランディア杯SPがどん底の演技だったので、そこからは持ち直せたと思います。

ハセジー
3Tw 3T fall 3STh
デススパイラルの導入が自然で美しい。直前に3Tで転倒したとは思えません。女性がステップシークエンスでスタンブルし、男性のふくらはぎに引っ掛かって転倒しました。双方に怪我がなさそうのは不幸中の幸いです。残念な出来ではあったけれど、しっとりさせながらも凡庸な振付ではないし、表情含めて女性の見せ方には光るものがありました。

ダリデニ
3T 3Tw 3LoTh
3Tはタイミングが完璧でした。これ以上GOEのプラスを取ろうとすると、あとは高さや飛距離を出すしかありません。リフトの股下通しはちょっと手間取りましたかね。もっときれいにできるはずです。シニアに上がってまだ2シーズン目なので、スピードに乗りながら質の高いエレメンツで攻める構成で正解でした。

ケイン髭
3Tw 3S 3LzTh fall
スロールッツ入りません。成功率は5割を切るぐらいです。ペアにおいてスロージャンプをコンスタントに降りられないのは、シングルで単独の3Sや3Loを毎回失敗してしまうようなものなので、致命的な弱点と言えます。個性的なエレメンツを持っているし、PCSも高いのでスローはサルコウとループで勝負できそうな気もするのですが、リフトが弱い分スローで点数稼ぎたいのかもしれません。

今大会も世界ジュニアチャンピオンたちが大活躍です。2日目は夜9時半~朝6時半。GPS6戦中の最難関です。
2019
10.19

スケートアメリカ 1日目 ペアSP

YouTubeの安定感ときたら。長年我々を悩ませてきたEurovisionとは何だったのか。GPS開幕だあああああああああああああああああああああああああああああ!!!

ペアSP
1 Cheng PENG / Yang JIN(中国)72.73
2 Daria PAVLIUCHENKO / Denis KHODYKIN(ロシア)71.25 PB
3 Ashley CAIN-GRIBBLE / Timothy LEDUC(アメリカ)68.20
4 Haven DENNEY / Brandon FRAZIER(アメリカ)65.18 PB
5 Jessica CALALANG / Brian JOHNSON(アメリカ)61.27
6 Ekaterina ALEXANDROVSKAYA / Harley WINDSOR(オーストラリア)55.06
7 Camille RUEST / Andrew WOLFE(カナダ)54.63
8 Zoe JONES / Christopher BOYADJI(イギリス)47.92

ゾーイ組
3Tw 2A 3FTh shaky
GPS開幕を飾る最年長ゾーイさん。ほとんどのエレメンツはマイナス評価ですが、大きなミスはなかったです。ステップシークエンスでは途中にローテーショナルリフトを組み込んで、勢いを感じました。ゾーイさんは今シーズン40歳になりますが、近い将来に引退する気はないとのことです。これからも鉄人として活躍してくれるはずです。

カラジョン
3Tw 3S fall 3LzTh so
すさまじい高さのツイストでした。すごく余裕があったので2回転かと思いました。それこそシメクニぐらいのツイストですよ。ジャンプとステップシークエンスの男性のスタンブルなど、ミス連発ではあるのですが、めちゃくちゃ上達してますよ。男性はチェルブラ時代モサい演技ばかりしてたのに、踊りがキレキレになっていました。人間の中身が入れ替わってる。リフトの上達はゾルコビーの賜物かな?

ルエウル
3Tw 3T fall 3STh
ツイストはいつものカナダクオリティー。ソロジャンプが決まらないですねえ。ペア結成当初は得意だと思っていたんだけどなあ。振付はよかったです。ジュリー振付だねーーーって感じ。リチャードのスーツはテラテラしていないけれど、代わりにシャツが派手。

デニフレ
3Tw 3LoTh 2S
これはケイディー・デニーさんが現役時代に着そうな衣装。と思ったけど本当に着てたやつでした。バンクーバーのシーズンに滑ったシェヘラザードですね。10年前ってマジ?女性の3Sが抜けて、男性はステップアウトでした。ここは平常運転。いい演技ではあるので、もう少しコントロールをして雑味が抜けるといいのですが。どのエレメンツも力任せに見えてしまいます。

アレウィン
3Tw 3T fall 3FTh hd
拠点はロシアとオーストラリアに戻ったのですね。3Tは女性のジャンプが低かったです。感覚を完全には取り戻せてはいないのかもしれません。

ダリデニ
3T 3Tw 3LoTh
ゾーイ組に続いて本日2組目のThe Stormです。ほぼノーミスの演技で気持ちがよかったです。必殺・股下通し下ろしリフトは盛り上がりました。ステップシークエンスの頭でスピードを出し過ぎて、女性が軽くスタンブルを起こしていました。それを除くといい演技でした。今日はステップでスタンブルする選手が多いです。どのペアも複雑で独創的なものを作ろうとして失敗してしまうのかな。

ケイン髭
3Tw 3S 3LzTh fall
今シーズンも安定のパンツスタイルのケイングリブルさん。せっかく3Sきれいに入ったのに、スロールッツで転倒とはもったいない。リフトは女性のスプリットが美しかったです。まさかケイン髭がグループ5でGOE+3取れるようになるとは1年前は予想だにしていませんでした。完全なるアメリカ1番手、GPF進出を争うだけのレベルに到達しています。

ペンジン
3T so 3Tw 3LoTh
本日2度目のシルクドゥソレイユ。開催地がラスベガスだから仕方ないね。3Tは抜けや転倒ではないのでセーフ。ソロスピンのタイミングはほとんど合わなかったけれどプラス評価でした。ペンジンもネームバリューで加点もらえるようになりましたか。デススパイラルはキャッチフットの回転を途中で解く珍しいスタイルでした。これは悪くない。振付の奇抜さは足りない気がしました。もうちょい工夫くれくれ。

シニアのペアの上手さに感動するとともに、YouTubeの快適さに感嘆。さすらいのストリーミング旅もこれで終わりなのだ。せっかく払ってるからNBCゴールドを……って人も、YouTubeの快適さを一度味わうとアホらしくなるぞ。
2019
06.09

新プロ情報3

マリア・ソツコワ
SP:To Build A Home 振付:ニコライ・モロゾフ
LP:Fifty Shades of Grey 振付:ニキータ・ミハイロフ

スケーターの持ち家志向が露わになる選曲。スケーターお家建てがち。

アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン
RD:Sparkling Diamonds 振付:イリヤ・アベルブフ

2人のピッタリの選曲です。派手な振付で暴れ回るのが容易に想像できます。2019-2020シーズンのパターンダンスの課題はフィンステップ。フィンステップは、弾けるシャンパンの香りがするダンスとされていますから、それにも合っています。

ヴィンセント・ジョウ
LP:クラウド アトラス 振付:ローリー・ニコル

ムーブメントやフットワークの振付にはカート・ブラウニングも協力したそうです。

マッテオ・リッツォ
LP:フラメンコスタイルのもの 振付:マッシモ・スカリ

なんと!!!!!!!!!!!!!!メドレーではありません!!!!!!!!!!!!!!!!!キャアアアアアアアアアアアアアア

ニコル・デラ・モニカ&マッテオ・グアリーゼ
LP:Pilgrims on a Long Journey、Saturn by Sleeping at Last 振付:マッシモ・スカリ

1曲目の方はテサモエが2016-2017シーズンFDの冒頭で使用していました。

ヘイヴン・デニー&ブランドン・フレイジャー
LP:ライオンキング 振付:レネー・ロカ

5シーズンぶりにライオンキングを滑ります。振付は一新するそうです。ライオンキングの実写映画が公開されるので、そのタイミングに合わせたのでしょう。

本郷理華
SP:キル・ビル(続行)
LP:ゴースト・イン・ザ・シェル 振付:シェイ=リーン・ボーン

イェリム・キム
SP:ブラックスワン 振付:ギュヒョン・リー
LP:ある愛の詩 振付:ジェフリー・バトル

アレクセイ・クラスノジョン
SP:Runaway by Ramin Djawadi、Freedom by Pharrell Williams 振付:アレクサンダー・ジョンソン
LP:Prelude from Fahrenheit 451 by Bernard Herrmann、インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア、ドラキュラ、Archangel by Two Steps from Hell 振付:アレクサンダー・ジョンソン

要するにドラキュラな!

セラフィマ・サハノヴィッチ
SP:Megapolis 振付:アンゲリーナ・トゥレンコ
LP:シェルブールの雨傘

ロシア女子は曲目の発表が早いですねえ。グランプリシリーズのアサイン発表まであと2週間足らずですわよ。ヤダーハヤイー。
2019
02.09

四大陸選手権 2日目 ペアSP

ペアSP
1 Q Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO(カナダ)74.66
2 Q Wenjing SUI / Cong HAN(中国)74.19
3 Q Cheng PENG / Yang JIN(中国)69.48
4 Q Ashley CAIN / Timothy LEDUC(アメリカ)67.49
5 Q Tarah KAYNE / Danny O'SHEA(アメリカ)66.34
6 Q Evelyn WALSH / Trennt MICHAUD(カナダ)61.91
7 Q Haven DENNEY / Brandon FRAZIER(アメリカ)61.71
8 Q Camille RUEST / Andrew WOLFE(カナダ)57.38

3か月遅れでスケアメやってますよ!みたいな顔ぶれ。日本も北朝鮮もオーストラリアもいません。

デニフレ
3Tw 3S df 3LoTh
国内選手権ではどのカテゴリーでも選手のいい部分が際立って目に入ってくるのですが、国際大会になると課題が目に留まるようになります。判断基準が変わるからでしょうね。ソロジャンプは女性が両足着氷です。スロージャンプは刺さる着氷になることが多くなりました。ステップシークエンスの動きにはバラつきが見られました。まずまずな出来です。

ルエウル
3Tw 3T fall 3LoTh
いつものツイストでした。3Tは女性が転倒です。スロージャンプはダンスリフトから素敵に決めました。2人の滑る距離の近さが魅力です。スケーティングスキルいいですよね。これでもう少し強弱を出せるようになればいいのですが。ずっと弱いので印象に残りにくいです。

タラダニ
3Tw 3S ot 3STh
デススパイラルあんまり好きじゃないから体力のあるうちに思いっきり回して終わらしといたろ!的な分かりやすい構成。嫌いじゃないです。元気に回しました。3Sは女性がオーバーターン。今シーズン、ソロジャンプでは大きなミスがほとんどありません。ステップシークエンスは男性が手前を滑って女性を隠しました。リフトは横から撮られていたので、下ろし方がきれいに見えなかったです。ステップシークエンスもリフトもジャッジからきれいに見えるように構成してあるのでしょうね。場内アナウンスに「タラダ・・・あ、すまん間違えたウォルミショ!・・・ごめん間違えたタラダニ!」と名前を呼ばれていました。

ウォルミショ
3Tw 3T 3LoTh
豪快な低空ツイストから。3Tで映像が乱れましたが、TESカウンターから判断するととてもきれいに降りたようです。ソロスピンとステップシークエンスの同調性は足りなかったかもです。女性がよたってもいましたしね。力強い楽曲なので、足元も力強くいてほしい。

スイハン
3T fall 3Tw 3FTh
3Tは女性の軸が迷子になって転倒しました。転倒するにしてもいつもシンプルにコケるので珍しいです。国内選手権はダブルで収めていたことからも、まだ感覚が戻りきっていないのでしょうね。他はさすがでした。レベルが違いますね。リフトのポジションの多彩さには目を見張るものがありました。噴水のようでしたよ。ブオーーーって下からエネルギーが噴き出すんです。

ペンジン
3T 3Tw 3LoTh fall
とてもいい3Tを降りました。これはSP首位は確実だな!と思っていたらまさかのスローループでの転倒。スローでの転倒は昨シーズンのフィンランディア杯以来ですかね。1シーズンに1回か2回しか転倒しないので、たまたまアンラッキーが当たったということで。

髭の組
3Tw 3Lo 3LzTh
3Loのタイミングが非常に揃っていました。スロールッツは流れはそれほどですが、フワッと上がるようになりました。ソロスピンはスピードを抑えてタイミングが合わせています。I字スピンも揃っていました。速報からTESが下がりましたが、70点も見えてきました。世界選手権楽しみです。

モーマリ
3Tw 3T 3LoTh
非常にいい出来でした。ツイスト凭れかかることなくクリアできましたしね。カナダ選手権で止まってしまったデススパイラルは非常に安定感がありました。何の心配もなく観ていられる演技です。周囲も納得の完成度です。

4時38分に目覚ましかけて間違いではなかったと思えるレベルの高い争いでした。髭さんたちはクリーンに見えた3Loがアンダーローテーションでした。
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