2018
03.24

世界選手権 3日目 女子リザルト

女子LP
1 Kaetlyn OSMOND(カナダ)150.50
2 Wakaba HIGUCHI(日本)145.01
3 Satoko MIYAHARA(日本)135.72
4 Bradie TENNELL(アメリカ)131.13
5 Carolina KOSTNER(イタリア)128.61
6 Loena HENDRICKX(ベルギー)128.24 PB
7 Alina ZAGITOVA(ロシア)128.21
8 Gabrielle DALEMAN(カナダ)125.11
9 Maria SOTSKOVA(ロシア)124.81
10 Elizabet TURSYNBAEVA(カザフスタン)124.47
11 Mirai NAGASU(アメリカ)122.31
12 Mariah BELL(アメリカ)115.25
13 Laurine LECAVELIER(フランス)113.44
14 Nicole SCHOTT(ドイツ)112.29
15 Hanul KIM(韓国)110.54
16 Viveca LINDFORS(フィンランド)106.05
17 Elisabetta LECCARDI(イタリア)98.04 PB
18 Kailani CRAINE(オーストラリア)97.51
19 Eliska BREZINOVA(チェコ)94.77
20 Stanislava KONSTANTINOVA(ロシア)93.84
21 Dasa GRM(スロベニア)92.08
22 Alexia PAGANINI(スイス)91.80
23 Ivett TOTH(ハンガリー)86.24

女子リザルト
1 Kaetlyn OSMOND(カナダ)223.23
2 Wakaba HIGUCHI(日本)210.90
3 Satoko MIYAHARA(日本)210.08
4 Carolina KOSTNER(イタリア)208.88
5 Alina ZAGITOVA(ロシア)207.72
6 Bradie TENNELL(アメリカ)199.89
7 Gabrielle DALEMAN(カナダ)196.72
8 Maria SOTSKOVA(ロシア)196.61
9 Loena HENDRICKX(ベルギー)192.31 PB
10 Mirai NAGASU(アメリカ)187.52
11 Elizabet TURSYNBAEVA(カザフスタン)186.85
12 Mariah BELL(アメリカ)174.40
13 Nicole SCHOTT(ドイツ)174.13 PB
14 Laurine LECAVELIER(フランス)173.23
15 Hanul KIM(韓国)170.68
16 Viveca LINDFORS(フィンランド)166.23 PB
17 Kailani CRAINE(オーストラリア)154.41
18 Eliska BREZINOVA(チェコ)153.14 PB
19 Stanislava KONSTANTINOVA(ロシア)153.03
20 Alexia PAGANINI(スイス)149.66
21 Elisabetta LECCARDI(イタリア)149.17 PB
22 Dasa GRM(スロベニア)144.51
23 Ivett TOTH(ハンガリー)136.87

ダビンは靴の問題で棄権となりました。怪我をする前に棄権するのも勇気です。結果的に自分にプラスになるでしょう。

パガニーニ
3Lz fall 3F fall 3Lo-2T 3Lo 3S 3T-2T-2Lo 1A
SPロミジュリLPオペラ座。清く正しいアメリカ女子の選曲。転倒から始まってよく立て直しました。非常にモロゾフなプログラムでございました。上手くできずにしょんぼり。

レッカルディ
3Lo so 3F 2A-3T 3S-2T 3S 3T-2T 2A
ジャンプの回転不足が目立つ演技に思えたのに速報からあまり点数が下がっていないことに驚きました。優しいの?2晩経って優しいパネルになったの?エッジワークはフラットですが、アピール力はありました。最後はお腹にナイフを刺して自害。

クレイン
3Lz 3F 3Lz-2T 3Lo-1Lo-3S 3Lo 2A 2A so
押してもいつものスピードが出ていないように見えます。もっとワチャワチャ滑り、賑やかなプログラムと調和していますのに疲れが見えました。速報からTESが13点下がる。

イヴェット
3Lz-2T 3F 2Lo 3Lz fall 2T-1Lo-1S 3S+2A 2A
得点源のはずの3Lzの回転が足りないです。抜けのミスも痛かった。コレオシークエンスのスパイラルポジションをキープしきれず足を下ろしてしまったのももったいない。コーラス入りステップは今日も最高におもしろかった。

グルム
3Lz 3F 3T hd-1Lo-2S 2A-2T 3T ot-2T 1A 2F
ややミス。中盤の音楽がBGMになっていて、3曲目のボーカル入りになると元気を取り戻す。流行りのタイプのプログラムだけど演じるのは難しそう。

ベルたそ
3Lz so 3Lo df 3S 2A-3T 3F-2T 3Lz-1Lo-2S 2A
後半立て直しました。3Lzと3Tと3Sを2本ずつ跳ぶと思ったけど、最後の3S予定を2Aに変更しました。途中で構成を変更したりして、表現に気を配る余裕は見られませんでした。コレオシークエンスが淡白に。

ルカヴァリエ
3Lz so 3F ot 3S 2A-3T 3Lo-2T 3Lz-1Lo-2S 2A
後半にリカバリーを入れて点数取ってきました。その代わりにスピンが荒れました。衣装の早替えはどの会場でも盛り上がります。2Aフィニッシュは音楽の終わりになんとか間に合いました。ご近所の国だからか歓声大きめ。

ブレジノワ
3Lz 3F 1Lz 2A-3T 3T fall 2A-1Lo-2F 2S
せっかく3Lzが安定してきたのに抜けるとは。ステップではかなり足にきて音楽から取り残されました。スピンがフィニッシュに間に合わずでした。それでも時間内に収まったのでディダクションは転倒の分だけ。

ハヌル
3Lz 2A 3F-2T-2Lo 3Lo 3Lz-2T 2S 2A-2T
3Lz-3Tと2A-3Tがそれぞれ単独に。後半の3連続を前半に持ってきたので、後半に3Tのコンボを持ってくるかと思いきやそんなことはなく、2Tが3本になり最後の2Tがキックアウトに。点数発表を祈るように待っていました。枠の不安もあったのだと思います。

コンスタンティノワ
3Lz tano-3T so 3Lo fall 2F tano 3Lz df 3F fall 2A-2T 2A df
ほとんどのジャンプで失敗。ほろ苦い世界選手権デビューになりました。

ヴィヴェカ
3Lz-3T hd 3F 3S-2T 2A 3Lz fall 3S hd 2A-1Lo-2F
後半にジャンプを詰め込むのが流行りなので、ヴィヴェカのように終盤にコレオシークエンスとステップを連続させるのが新鮮です。みんな同じだとつまらない。何か今までと違った印象を受けました。彼女背が伸びたんですね。だから見栄えが一気によくなりました。

ルナヘン
3Lz tano 3F tano-2T tano 2A 3F tano 3S-2T tano-2Lo tano 2A-2Lo 3S
左上カウンターさんオールグリーンの素晴らしい内容です。片手タノは手を伸ばさないパターンですが、格納が上手なのでシェーっぽくはありません。兄と同じ。スピンもステップもコレオシークエンスも質が高いです。スパイラルのポジションの取り方、これも兄と同じ。成長期なうでこれだけ跳べるのでまだまだ伸びていくでしょう。パフォーマンスとインタープリテーションで8点台!!!

トゥルシンバエワ
3Lo 3Lz shaky 3F 3S-3T tano 1A 2A-3T tano-2T tano 3S-2T tano
シェイキーランディングになった3Lzは回転が足りていません。後半の2A-3Tが1Aになったのでリカバリーを入れて失点を最小限に。ジャンプを成功すると気持ちが乗って、動きが大きくなります。いつものトゥルシンバエワの滑りが戻ってきました。

ショット
3F 3T-3T 3F fall 3S-2T-1Lo tano 3Lo 2A 2A-2T tano
3Fの2本目で転倒したので+REPに。冒頭の3Fをコンビネーションにした方がTES面では得策ですが、曲想表現の面では絶対ソロジャンプの方がいい。だからこの構成を支持します。3Fでザッ!と音楽の世界に引き込むんです。

テネル
3Lz-3T 2A 3F 2A-3T 3Lz-2T-2Lo 3Lo 3S
すべてのジャンプを降りました。ジャンプの高さが少し落ちてきました。3Fと後半の3Tがアンダーローテーション判定となっています。これが一時的なものなのか、それともこのまま徐々に跳べなくなってしまうのか。若さと勢いを生かせるシンデレラはシニアデビューにはいいプロ。来世金持ちの家の美少女に生まれ変わったらシンデレラ滑ろっと。

ミライ
2A 3F-3T 3S 2A-3T-2T 3Lz-2T 3F 3Lo
3Aは回避。アンダーローテーション3本と3Lzのeマークで技術点は下がってしまいましたけど、やりきったことを涙が物語っています。

新葉
3S 3Lz-3T 2A 3Lz-3T 3Lo 2A-2T-2Lo 3F
冒頭は3Sに変更して正解ですね。高い質でランディングしました。3Lz-3Tの回転は疑いようがないです。完璧です。ジャンプをすべて降りられると、かっこいいステップとコレオシークエンスも映えるってもんです。転倒するボンドはボンドじゃないですもの。世界選手権の代表に選ばれて心ない声をかける者もいました。その批判をふっ飛ばしましたよ。おーーーい!アンチ息してる?

オズモンド
3F-3T 2A-3T so 3Lz 3Lo 3F 3S-2T-2Lo 2A
つええええええええええええええ。2A-3Tの着氷から心を乱さなかったです。勝負を決めたのは後半の3Lo。スリーターンから見事に決めました。+3の取れるジャンプです。ジャンプ1本で普通の選手の2本分のGOEを稼ぐので、そりゃTES伸びるわ!という話。悪が堂に入っています。体を突き破って得体のしれない生物が出てきそう。

ソツコワ
3Lz tano-3T tano 3F tano 3Lo 3F tano-1Lo-3S tano 3Lz fall 2A tano-2T tano 2A tano
柔らかさ、包容力、母性を感じられる素敵な演技でした。転倒が1本あり、そこだけが残念。タノを付けていない3Loが最もGOEが高いという。ソツコワは普通にジャンプ降りた方が絶対点数出やすいと思うんですけどね。この衣装緻密なデザインでお値段張りそう。アンダーローテーションが4本あり悲しい表情に。回転不足がなければもう1つ上の順位でした。

デールマン
3T-3T 2Lz 3F shaky 3Lz-2T-2T 3Lo 2A ot 3S shaky+2A
3T-3Tパーフェクト。ジャンプの着氷でミスが続きました。スローパートの穏やかな滑りや、音楽に合わせた激しい振付など、演技後半の表現面では昨シーズンよりパワーアップしています。

宮原
3Lo 3Lz-3T 3F 3Lz shaky-2T-2Lo tano 2A-3T 2S fall 2A
3Loと3Lz-3Tの助走でさえ、フリーレッグをサイドに伸ばして少しでもリンクを広く使おうという意思が見えました。ステップシークエンスの終わりとともに、ポワポワポワーーーっと青い海が浮かんできます。3Lzの着氷が2本とも詰まり気味でした。なんとか着氷。3Sが2回転になり転倒、単独の2Aはいつもより流れが出なかったです。3Sや回転不足はまた来シーズンまでの宿題です。

ザギトワ
3Lz fall 2A-3T fall 3F tano-2T tano-2Lo tano 3Lz-3Lo fall 3S 3F tano 2A
気持ちを立て直せないまま次のジャンプがやってきます。そしてまた失敗してしまうという、このプログラムの最大の欠点が丸見えになる演技でした。

カロリーナ
2Lz 3F-2T 3F 3Lo 3T 1A df 3S fall
ザギトワのミスもあり、パーフェクトに滑れば優勝という場面でした。本人もそれは心の片隅にあったでしょう。ミスの連鎖でコレオシークエンスやステップでも硬さが見られ、スピンもいつものような回転速度ではなかったです。

来年の出場枠
3枠 カナダ・日本・ロシア
2枠 イタリア・アメリカ・ベルギー

日本3枠復帰!今年の年末は心臓を木端微塵にせず全日本を見られそうです。乱切りぐらいで済みます。ロシア女子は5位と8位で3枠キープギリギリでした。ロシア女子の存在も絶対的ではないという証拠です。自分の力を出しきれば勝てないなんてことはないのです。

新葉にはGOEで±0が2つあるだけであとは+のみです。宮原は1本目の3Lzと3連続の2Loがアンダーローテーションでした。テネルは回転不足に加え、両3Lzにアテンションがついたのも点数に響きました。カロリーナにはコレオシークエンスで+1をつけたジャッジがいます。ステップで+2だったジャッジも3人います。カロリーナのステップで+2なんて、実質+1か±0です。調子が悪いと判断されています。ザギトワは3Tでダウングレード、3Loと3Sがアンダーローテーション。2人のジャッジが9点台に乗せていません。

オリンピック後の世界選手権らしいと言えばらしい結末になりました。ミスの少ない選手が勝つ!という驚きのない順位。オズモンドは45年ぶりのカナダ女子の優勝です。カナダのスケート界ちょっとは盛り上がれ!新葉と宮原でダブル表彰台も素晴らしい。日本女子の未来は明るい。注目度が男子に呑まれていたけれど、これで巻き返せるはず。
2018
03.22

世界選手権 1日目 女子SP

シーズン終わっちゃうね早いね。

女子SP
1 Q Carolina KOSTNER(イタリア)80.27 PB
2 Q Alina ZAGITOVA(ロシア)79.51
3 Q Satoko MIYAHARA(日本)74.36
4 Q Kaetlyn OSMOND(カナダ)72.73
5 Q Maria SOTSKOVA(ロシア)71.80
6 Q Gabrielle DALEMAN(カナダ)71.61
7 Q Bradie TENNELL(アメリカ)68.76
8 Q Wakaba HIGUCHI(日本)65.89
9 Q Mirai NAGASU(アメリカ)65.21
10 Q Loena HENDRICKX(ベルギー)64.07 PB
11 Q Elizabet TURSYNBAEVA(カザフスタン)62.38
12 Q Nicole SCHOTT(ドイツ)61.84 PB
13 Q Viveca LINDFORS(フィンランド)60.18 PB
14 Q Hanul KIM(韓国)60.14
15 Q Laurine LECAVELIER(フランス)59.79
16 Q Stanislava KONSTANTINOVA(ロシア)59.19
17 Q Mariah BELL(アメリカ)59.15
18 Q Eliska BREZINOVA(チェコ)58.37 PB
19 Q Alexia PAGANINI(スイス)57.86 PB
20 Q Kailani CRAINE(オーストラリア)56.90
21 Q Dabin CHOI(韓国)55.30
22 Q Dasa GRM(スロベニア)52.43
23 Q Elisabetta LECCARDI(イタリア)51.13
24 Q Ivett TOTH(ハンガリー)50.63
25 Larkyn AUSTMAN(カナダ)50.17
26 Xiangning LI(中国)50.06
27 Nicole RAJICOVA(スロバキア)49.87
28 Amy LIN(中華民国)49.31
29 Anita ÖSTLUND(スウェーデン)48.99
30 Alisa STOMAKHINA(オーストリア)48.71
31 Elzbieta KROPA(リトアニア)46.53
32 Natasha MCKAY(イギリス)45.89
33 Anne Line GJERSEM(ノルウェー)45.25
34 Gerli LIINAMÄE(エストニア)45.14
35 Isadora WILLIAMS(ブラジル)42.16
36 Antonina DUBININA(セルビア)41.40
37 Angelina KUCHVALSKA(ラトビア)35.78

ゲルム
3F 3T-2T 2A
3Fをクリーンにランディング。3T-3Tのファーストで詰まったので2Tに。こんなゆったりプログラムだったかな?と思っていたら、デッデッデッデッとエアロビ風音楽が始まりました。そうそうこのプログラム。点数に喜んでいるのか喜んでいないのかよく分からないリアクション。

ハヌル
3Lz-3T 3Lo 2A
3本のジャンプノープロブレム。スピンも滑りも安定しています。さらに情感を乗せられるようになるとPCSが伸びてくるでしょう。まだまだ少女です。

シャンニン
3F-2T 3Lz fall 2A
イタリアでニューシネマパラダイス。3Lzで転倒しました。少しずつジャンプの安定感を欠いてきているような・・・無理せず3-3を入れないのは正解だと思います。

マッケイ
3Lo-2T 3S 2A
スピンとステップのレベルを取りこぼすところにビチェンコ魂を感じるけれど関係はまったくない。ジャンプの難易度は低いですが、彼女は安定感ありますね。と思ったらTESが下がってしまった。江戸っ子みたいなスケーターだからおもしろいのに。宵越しの銭は持たなさそうなのに。

レッカルディ
3F 3S-3T so 2A
3S-3Tを力技で持っていきました。母国開催ですからこれぐらいやらないとな!アーティスティックタイプスケーターなので、その世界に浸っていると突然曲がぶち切れて終了。さすがユーロ。キスクラのゼレンカは短髪だと判別できないから髪を伸ばすべき。

ヴィヴェカ
3T-3T 3Lz 2A
うおおおおおおおおおお!?3本とも成功!!!!!フィンランド女子が実力通りの力を出すとこれほどまでに美しいなんて。しかもクリスティーぬになりきっていましたよ。ヴィヴェカの男前な部分が覆われて、女優になっていました。3Lzの着氷で男前溢れてたけど見なかったことにしましょう。

クチヴァルスカ
3T-2T 3S fall 2A so
ジャンプの回転速度がかなり落ちていますし、スケーティングの勢いもなくなっています。回転不足も深刻なので、上位と戦うには厳しい状況。それでも笑顔は失わない。

オーストマン
3Lo-2T tano 3F fall 2A
3Fの安定性を欠いているので、スピンステップのレベルを揃えなければならないのですが、取りこぼしが目立ちました。カナダ女子っぽくない・・・。She is the cutest アバズレ I've ever watchedでした。ハマりプロだ。

クロパさんの3T-3Tめちゃんこきれいでビビった。

クレイン
3F 3Lo-2T 2A
予定構成の3Lo-3Loは回避して今回も安全策に。転倒してしまうとSP通過が厳しくなる恐れがあるので正解でしょう。

ブレジノワ
3T-3T 3Lz 2A
難しい時期を乗り越えてジャンプの質が上がるという。若い時よりきれいになるなんてスゴー。女は22歳からだな!輝かしい美貌、質の向上したジャンプ、取りこぼししない!これは大きい。これまでのベストが52点で、いきなり6点も更新しました。「私の点数高すぎっ?」の表情。とても嬉しそうです。さいたまワールド以来のSP通過。腕の使い方が兄と同じである。

パガニーニ
3T-3T 3Lo 2A
質のいいジャンプでまとめました。指先まで美しい演技でした。コンビネーションスピンでのフィニッシュが音楽とズレたのだけが残念ですが、ズレてもレベルをきっちり取りにくる根性に花まる。

テネル
3Lz-3T 3Lo 2A
3Lz-3Tの高さが絶好調の時よりは出ていない印象。でもしっかりと+1をもらえる質です。3Loと2Aは問題なしです。ここまでなかなかスピンで魅せられる選手がいなかったので、テネルのフリーレッグがピンと伸びたレイバックスピンを見ると安心します。「ああ~~~アメリカ女子見てんな~~~」感。

ルカヴァリエ
3T-3T 3Lz 2A
体を絞ったでしょうか。顔回りがスッキリして見えます。大事なところでジャンプを失敗してしまったので、特に後半の3Lzが決まってよかったです。3Lz後のスパイラルで足の方向を空中でチェンジするのですが、それが女性の気持ちの変化を表現しているようで、何とも言えない味わいです。いけない恋に身を任せてしまいそう・・・みたいな。レイバックのキャッチフット姿勢はブレることなく、音楽の終わりとともにほどけていって素敵でした。鳥肌ゾワザワです。ルギャックさんが旗振って応援。

ショット
3F 3T-3T 2A
170cm前後の長身に見えるのが不思議でしたが、顔が小さいんですね。高さのある3Fを跳ぶ選手ですけども、今日は流れも出ていました。いい3F。3T-3Tバランスを崩しましたが、それでも降りられる強さ。大人の女性の演技が続いて僕は嬉しい。中堅・ベテラン選手がその年齢でしか醸し出せない世界を作る。これが女子シングルを見る大きな理由です。ジャンプだけ見たければロシアジュニア見ればいい話ですから。

ルナヘン
3Lz tano-3T shaky 2A 3F tano
今日はジャンプ抜けなかった!!!兄ヘンが出場しないので、今大会は順位競争ないです。スタミナにも問題がなく、最後まで芯の通った強い女性を演じきりました。つええええええ。ミスが続いてSPのベストがなかなか伸びなかったですが、全部揃えられたのでいきなり6.5点もベストを更新しました。

コンスタンティノワ
2A 3Lz tano-3T fall 3F tano
世界ジュニアから10日。メドベージェワの欠場で急遽繰り上がって大変でした。後半に3Lz-3Tと3Fを入れているので、基礎点としては大きいですが、この試合間隔では難しかったでしょうか。3Lzも3Tも3Fもアンダーローテーションでした。滑りの大きさは評価されている模様。ジュニアよりもシニアの大会でPCSが高くなる。ロシア女子あるある。

イヴェット
3T-3T df 3Lz 2A so
3T-3Tで両足着氷、3Lzは回転不足で着氷、2Aはステップアウトとジャンプに苦しんだ演技です。女子選手には滑りにくいプログラムだろうに・・・SP通過ギリギリのところで・・・ああ・・・地元のレッカルディが通過決まって場内が盛り上がってるのが切ない。

デールマン
3T-3T 3Lz 2A
ジャンプきれいに降りました。レベルの取りこぼしてTESは伸ばしきれなかった部分があります。それでもPCSはこれまでで最高です。トランジションやステップでの身のこなしが女性らしく、柔らかくなっていて、カルメンの奔放さを表現するのに最適でした。高いPCSにも納得出来る演技でした。髪のラフなまとめ方がすごく似合っています。朱色の垢抜けない衣装のことは忘れておきますね。

ライチョバー
3Lo-2T 3Lz fall 2A
3Lo-3Tのセカンドは2Tに。3Lzは回転不足となりまさかの転倒でした。得意な種類のジャンプなんですけどね。演技が終わってガックリした笑顔も美人。

ダビン
3Lz-3T 3F 2A
3Lzの着氷で一呼吸置くのに3Tをきちんと回転できる。何度見ても不思議。3Fは少し高さが足りませんでした。エッジをインに倒すのに慎重になっていたように思います。おかげでエッジの方はめっちゃ大丈夫でした。と思ったら3Lzも3Tも3Fもアンダーローテーションだったでござる・・・おおおおお・・・・・・。

トゥルシンバエワ
3S-3T tano 3F 2A
3Lz-3Tの予定を3S-3Tにしました。そうなるとソロジャンプは3Lzにすると予想しましたが、こちらは予定通りの3Fです。回転不足でしたが、まずまずまとめました。

ミライ
2A 3F-3T 3Lo
最強構成ではなく、得意な種類のジャンプでまとめた安全策に出ました。3Tはアンダーローテーションではなくダウングレードの評価。3Aを跳ぶ選手なので、2Aが1回転に見えるほど軽いです。助走が長いのでその分はトランジションの評価に響いていますが、全体的な評価が上がってきました。

ベルたそ
3Lz-1T 3F 2A
軸が傾いたりステップアウトしてもジャンプの回転不足を受けない選手ですが、さすがに1回転になってしまうとどうしようもない。3Fの軸が傾きまして、2本のジャンプがクリーンでなくなると演技に与える印象は大きいです。ピョコピョコ跳ねるコケティッシュなベルたそがかわいいのに、それが堪能できないのですよ。今回はポンサールも出場してるからがんばれ。

新葉
2A 3Lz-3T fall 3F
2Aエアリーーーーーーー3Lz-3Tがあああああああああああああああああああああああああああああうううううううう。回転は足りているのですけどね。3Fは落ち着いて着氷。日本のフォーフォー隊がきちんと盛り上げてくれて、場内のお客さんとも一体になりました。PCSは4項目で8点台。もうちょっとくれよとも思いますが、ノーミスで後半のステップお祭り騒ぎレベルに踊る時に比べると勢いがなかったので、このぐらいかなあ・・・。ここから逆転!!!

カロリーナ
3F-3T 3Lo 2A
息を呑む演技でした。breathtaking performanceっちゅうやつですね。もうね・・・これはすごい。今日はミーシンとローリーと一緒です。ローリーと世界選手権にくるといい演技できるのかな。4年前もよかったですもの。これはもう歴史に残る演技ですよ。10.00が並んでも異論ないです。会場にいたらマサイ族ぐらいジャンプしてスタオベしますよ。

ザギトワ
3Lz-3Lo shaky 3F tano 2A
完璧ではない3Lz-3Loでも回転が足りている。脅威の存在です。点数発表で場内が沸いたのはカロリーナのSP1位が継続されたからでしょう。衣装が白鳥から黒鳥へと変化しますが、地味なのでタイミングが分かりにくいという。ザビエンといい、ロシア選手の衣装チェンジはどうしてこうも分かりにくいのか。フランス人ぐらい派手にやっていいんですよ?

ソツコワ
3Lz tano-3T tano 3F tano 2A tano
厳しいテクニカルパネルとなると不安になってしまうソツコワのジャンプ。荒川さんが口ごもるようにジャンプのコールするから不安が増幅。その結果・・・・・回転は認定されました!!!!!怖かったああああああああああ。コーチにも心配だったのでしょう、点数発表で安堵の表情です。

オズモンド
3F-3T 3Lz shaky 2A so
3F-3Tの流れは完璧とまではならず、+2というジャンプでした。もちろん平均よりは遥かに上です。+3の時は着氷で膝を使って流れを出せます。3Lzは着氷で乱れ、2Aでステップアウト。ミスの連鎖するオズモンドのよくないパターン。出だしで足をブラーンとさせるだけで「今日はつまんないな・・・」という女性の姿が浮かんできて、パリの街を歩くうちに楽しくなった!というストーリーを容易く描けます。

宮原
3Lz-3T 3Lo 2A
3Tの回転不足はパネルが厳しくなくても取られてしまうでしょう。3Loは軽々です。怪我前の質を完全に取り戻しました。スピンに関してはオリンピック以上によかったと思います。回転速度もポジションの美しさもありましたし、悲哀を込めたり、強さを表現したり、曲によって性格をきちんと反映させられました。これが日本女性の美なんやで~~~~~。PCSで全項目9点台!しかもオズモンドより上ですよ。1つ壁を破りましたね。

トップ5は厳しいパネルでもオールレベル4。トップ選手はどんな大会でも強いのですよ。カロリーナは圧巻でした。空気を支配しました。このアリーナをカロリーナ・コストナーという国の領地にしていいぐらいですね。回転不足が厳しく取られる大会でした。逆にこの大会で認定されれば、他の大会でもOKってことですよ。宮原もオリンピックの個人戦でのジャンプを跳べば問題ないでしょう。枠は2人が力を出せば間違いなく3枠取れますから、頭からポイーってしてればいいと思います。

今日はカロちゃんに始まりカロちゃんに終わる。
2018
02.11

ピョンチャンオリンピック 3日目 団体戦女子SP

女子SP
1 MEDVEDEVA Evgenia(ロシア)81.06
2 KOSTNER Carolina(イタリア)75.10
3 OSMOND Kaetlyn(カナダ)71.38
4 MIYAHARA Satoko(日本)68.95
5 TENNELL Bradie(アメリカ)68.94
6 CHOI Dabin(韓国)65.73
7 LI Xiangning(中国)58.62
8 SCHOTT Nicole(ドイツ)55.32
9 MEITE Mae Berenice(フランス)46.62
10 BUCHANAN Aimee(イスラエル)46.30 PB

ブキャナン
3T-2T 2A 3S
Only hope超なつかしい。ユナが昔滑っていました。イスラエルのチーム的に決勝進出は出来ないので、この演技が最初で最後の出番です。回転不足気味のジャンプですが、後半に3本入れられました。明るい表情でガッツポーズも出ました。スケーター生活の中でも思い出に残る瞬間になったのではないでしょうか。パーソナルベストでよかった。

シャンニン
3F-2T 3Lz 2A
3F-2Tはきれいに。八木沼さんが3Lzに対して「きれいに決まりました」とおっしゃってから、TESカウンターが赤マークになったのが皮肉かと思いました。ステップが足りない事を指摘しなければ。スケートファン相手じゃないからこそなおさら。演技の1つ1つに表情がついていけば。

テネル
3Lz-3T 3Lo 2A
失敗する気が全くしないです。ロンバルディアからずっと安定しています。ニューヨークダウもこの安定感見習えよ。ジャンプもさることながら、ステップを正面からのいい位置で撮影してくれたので、エッジの倒れ具合がよく分かりました。気持ちいいいい!オールレベル4ですし、点数出ないはずがない。ブラザーフッドって選曲謎だったけど、韓国のオリンピックだからだ!超今更。

メイテ
3F hd-3T df 3Lz fall 2A
ソロジャンプを3Lzにしてレベルアップしてきましたが、高さが不足してダウングレードで転倒。団体戦は試せる場でもあるので、ここから個人戦の戦略を練られます。

ショット
3F fall 3T-3T 2A
詰まったファーストジャンプから3Tに繋げる力よ。回転も回っています。ステップではキラキラと光っていました。ミヒャエル・フースらしいエレガントな振付がよく似合います。現役時代の先生はエレガントな演技をしていたのだろうか。

ダビン
3Lz-3T 3F 2A
テーハミングデデンデデンデンッ!テーハミングデデンデデンデンッ!のコールが直前にあっての演技ですが、プレッシャーを撥ね退けました。3Lzは高さがあまり出ず回転不足気味になりましたけども、ギリギリ大丈夫でしょうか。レビューが1つもないきれいな演技でした。

カロリーナ
3F-3T shaky 3Lo 2A
3F-3Tの軸が傾きましたがなんとか着氷しました。3Tの回転は認定が甘そうだからなんとか大丈夫かと思ったけれどアンダーローテーションが付きました。アチャー。それでも試合の度にギアを上げています。カロリーナはMT車なんでしょうね。イタリアのスポーツカーですからね。イタリアのスポンサーはSUZUKIですけども。

宮原
3Lz-3T 3Lo 2A
ステップ前の扇子作ってシャキーン!って表情になるところがカメラ位置の問題で見えなかった・・・。3Lzも3Tもアンダーローテーションが付けられました。ちょっと厳しい気が・・・・・うーん。動揺して1分間時が止まったわ!

オズモンド
3F ot-3T so 3Lz shaky 2A
3Fで足をつき、3Tはアンダーローテーションになりました。さすがのオズモンドでも足をついては3Tを完璧に降りられません。回転不足だと転倒する選手なので、転倒しない光景を見られたのはレアかも。3Lzのエッジは大丈夫でした。後半のステップ・スピンがミスの後にガチャガチャしなくなったのは大きな進歩です。

メドベージェワ
3F tano-3T tano 3Lo 2A tano
すみません・・・ヨーロッパ選手権と試合間隔がそんなにないし、ザギトワがかなり優勢と思っていてすみません・・・ジャンプの流れを戻してくるとは思っていませんでした。申し訳ございません女王陛下・・・殺さないでください・・・シベリア送りは止めてください・・・。いやあ、やはりメドベージェワは歴代最強なのかな、そう思わせる演技でした。つええよ。スケート星人か!ここで歴代最高得点だぜ?マンガか!

1位 カナダ 35
2位 OAR(ロシア)31
3位 アメリカ 29
4位 日本 26
5位 イタリア 26
---決勝進出---
6位 中国 18
7位 ドイツ 16
8位 イスラエル 13
9位 韓国 13
10位 フランス 13

PCSはメドベージェワが1位、1ミスのカロリーナがほんの少しだけ下です。ノーミスだった場合カロリーナがPCS1位になりそうです。オズモンドがその下。宮原は9点に乗っていません。ザギトワはどの辺りに入ってくるでしょうか。
2018
01.06

全米選手権 8日目 女子リザルト

女子リザルト
1 Bradie Tennell, Skokie Valley SC 219.51
2 Mirai Nagasu, Pasadena FSC 213.84
3 Karen Chen, Peninsula SC 198.59
4 Ashley Wagner, SC of Wilmington 196.19
5 Mariah Bell, Rocky Mountain FSC 192.34
6 Starr Andrews, Los Angeles FSC 189.91
7 Angela Wang, Salt Lake Figure Skating 188.01
8 Amber Glenn, Dallas FSC 168.06
9 Courtney Hicks, All Year FSC 165.48
10 Tessa Hong, Los Angeles FSC 156.86
11 Caroline Zhang, All Year FSC 156.38
12 Franchesca Chiera, Panthers FSC 150.99
13 Hannah Miller, Lansing SC 149.14
14 Kaitlyn Nguyen, Los Angeles FSC 146.20
15 Brynne McIsaac, Broadmoor SC 145.54
16 Emmy Ma, SC of Boston 138.02
17 Megan Wessenberg, SC of Boston 131.73
18 Katie McBeath, Westminster FSC of Erie 124.64
19 Vivian Le, Los Angeles FSC 122.60
20 Emily Chan, Dallas FSC 104.43
WD Polina Edmunds, Peninsula SC
WD Ashley Lin, Dallas FSC

エドモンズは足の痛みで棄権。アシュリー・リンも棄権しました。2人ともお大事に。

エミー
1Lo 3Lz-2Lo 3F-1T 2A fall 3Lo 3Lz 2A
学業優秀者エミーは前半のジャンプがSPと同じような形に。高さが出なかったり、タイミングがおかしくなったり。後半は立て直しました。

テッサ
2A 3Lz fall 3Lo 3Lz 2F fall 3S 2A-2T-2T tano
前半のジャンプは2A1本です。スピンのポジションの転換がスムースで素晴らしかったです。あまりの早さで「これ回転数足りてレベル取れてるのか?」と思えてきました。2本目の3Lzが+REP扱いになるのはもったいない。せっかくきれいに降りられましたのに。「ううううう!パリ最高!田舎なんてもう帰らないわ~」な、おのぼり10代少女っぽくてかわいらしいプロ。

ヴィヴィアン
3S 3Lz fall 2A 3T fall 3Lz fall 3T fall 2A-2T
転倒4回という事はディダクション6・・・。前は2Lzを入れるぐらいのルッツァーで3Sを外していたのに、今回は冒頭に成功。キスクラで悲壮感はなかったので、こうなるのは織り込み済みだったのかもしれません。

キエラ
3F-2T 3Lo 3Lz so 3F 3Lz-2T 2T 2A+2A
2Tが3本目でノーバリューに。3F-2Tでのスタートは素晴らしかったですが、eマークがついてしまいました。デスパシートが始まり、2Aのシークエンスで会場のボルテージは最高潮に。スペイン語話者が多い土地柄も味方しました。

ニューエン
3Lz-2T tano-1Lo 3Lo 2A-3T 3F 3Lz 3Lo-2T tano 2A
ヌエンだグエンだニューエンだ。わーーーー!コンビネーションで付けた3Tは回転が足りていません。他にも怪しげな物はありました。得意そうな3Lzはきっちりと降りてきました。まだ若いからこれから。

全米フィギュアスケート殿堂と特別表彰のメダル贈呈式がおこなわれました。サラ・カワハラ久しぶりに見たーーー。今サラ・カワハラの娘が歌手をやっていて、娘と知らずに存在を知りました。才能は受け継がれる物なのでしょう。日本でもこういった表彰を全日本でやればいいのに。

ヒックス
3F ot-3Lo ot 2A 1S fall 3Lz hd 3Lz-2T 3T 3F so
3Fの後にターンが入るのが決まりのようになっています。跳び急いでいるのでしょうか。ステップから入り、3-3の他は基礎点の低いジャンプを先に跳び、ルッツフリップで後半にインパクトを見せる構成はアグレッシブで大好きなのですけどね。決まっているところが見たかった。

ミラー
2A 2Lz 3T+2A df 3F+2T 3F 3T fall 2S-2T-2Lo
抜けてしまうジャンプと回転不足が目立つ演技でした。きれいに降りたように見える3Fがどちらも回転不足なのは点数に大きく響きます。普通の女の子が闘士燃やして戦いに臨むハンガーゲームっぽさ出せていたと思います。

キャロライン
3F-2T 3Lz 3T 3Lo fall 3F fall 2A-2T-2Lo 2A-1T tano
コンビネーションを付けるはずのジャンプで続けて転倒したので、その分を後ろの2Aでリカバリーしました。2Tの回数も計算済みです。

アンドリューズ
3F 3T-3T 3Lo-2T tano 3Lo 3S-2T-2Lo 2A 2A
3Lzを回避して確実なジャンプ構成で挑みました。全エレメンツが加点となる素晴らしい内容でした。パフォーマンスは7点台後半まで伸びました。この結果を自信に、選考されるであろう世界ジュニアでも活躍してもらいたいです。ロシア日本韓国に負けるな!

グレン
3F-3T 3Lz tano 2A 2Lo 2A-2T tano 3F df 1S
基礎点の高い冒頭の2ジャンプは高い実施でした。そこからボロボロとミスが出てしまいました。せっかくエッジ矯正の出来たフリップでしたのに後半はアテンションがつきました。演技終了詐欺からのコレオシークエンスは、騙された人は多くなかったです。プロフェッショナルオタクが集結しているからか。

ベルたそ
3Lz-3T 3Lo 3S 2A-3T 3F-2T 3Lz 2A fall
ベルたそおおおおおおおおおおお!冒頭2つのジャンプをよく降りられました。2Aと3Sを入れ替えて体力が落ちても跳びやすいようにしたのでしょうが、そこで転倒してしまったのはもったいなかった。いつもより固さを感じましたけど、ここで終わってなるものか!という意地を見せました。すごかった。これが全米ですよ。2Aは次決めてください。しくよろです。

アシュリー
2A 3F-3T 2A-2T tano 3Lo-1Lo-1S 3F 3Lo 3Lz df
新プロ披露。ラ・ラ・ランド素晴らしいプログラムでした。抜けたジャンプ、両足着氷になってしまったジャンプはあります。レベルの取りこぼしも加えると10点ほど失っています。でも表現面に関してはアシュリー・ワグナーのスケート人生の集大成と言えます。これに9点台を出さずして、いつ出すというのか。女優での成功を目指す主人公と、スケーターとしての頂を目指すアシュリーの姿が重なって、僕は泣いてしまいましたよ。1年に1、2回しかスケート見て泣かないのに。

アンジェラ
3F-3T 3Lz 3Lo tano 3Lo+2A 3F shaky 2S 2A-2T shaky
前半は過去最高ペースの素晴らしいジャンプの数々。そこから3Fの回転不足等で崩れました。後半ジャンプが決まらないのは前から彼女の課題ではあるのでね。アンジェラは王道から少し外れた選曲が多く、これからもっともっと個性派として羽ばたいてほしいなと思います。

ミライ
3A df 3F-3T 3S 2A-3T-2T 3Lz df-2T 3F 3Lo
3Aは回りすぎで両足着氷。回りすぎたところで2Aよりは遥かに美味しいので大丈夫です。後半の3Lzが回転不足になりましたけど、今回の回転不足はそれだけ!!!あとは余裕のよっちゃん。これまでのミライの歩みを知っているからか、会場からの歓声が大きかったです。3Loでガッツポーズ!腐らずにスケーティングスキルを磨き、新しいジャンプを習得した結果がこれです。本当に素晴らしかった。

カレン
3Lz-3T 3F 2A-1Lo-3S 3Lz 3Lo 3S<< 2A-2T
GPSまでの彼女とは別人のようです。ジャンプが回転不足になるにしても、質の良し悪しありますからね。彼女の今日のジャンプは何とか流れでカバー出来る部分があり、プログラムが淀みなく進むのでPCSが下がらないのです。今日は3Lz-3T回れた?と思ったのですが、ダメでした。トゥジャンプの回転があああああああ。

テネル
3Lz-3T 2A 3F 2A-3T 3Lz-2T-2Lo 3Lo 3S
SPから失敗する気しなかったさん、やはり失敗しない。2Aが1つ回転不足にはなりましたが、セカンドジャンプまで上手く繋げました。伸び盛り&ノープレッシャーの勢いでいっちゃいました。全日本での坂本と一緒。女子シングルのシンデレラプログラムは演技に合いすぎますね。後で三原のシンデレラ見よう。ライトにスケート見てる人は誰やねん状態でしょう。

テネルの衝撃的な優勝、そしてミライの4年越しのリベンジが果たされました。ミライの2位という成績はバンクーバー直前の全米以来の好成績です。この2人はオリンピックに選考されるでしょう。されなかったら暴動が起こるでしょう。さて3枠目・・・点差は2点。国際評価が高いアシュリーを出すか、世界選手権最上位で今回も勝利したカレンを出すか。カレンを出すと「そもそも全米のアシュリーのPCS渋すぎだろ」という意見が出る。そしてアシュリーを出すと「2大会連続で4位なのに選出かよ連盟のゴリ押し」と叩かれる。はあ・・・だからオリンピック前は嫌なのさ。とにかく皆さんお疲れ様でした。
2018
01.04

全米選手権 6日目 女子SP

女子SP
1 Bradie Tennell, Skokie Valley SC 73.79
2 Mirai Nagasu, Pasadena FSC 73.09
3 Karen Chen, Peninsula SC 69.48
4 Angela Wang, Salt Lake Figure Skating 67.00
5 Ashley Wagner, SC of Wilmington 65.94
6 Mariah Bell, Rocky Mountain FSC 65.18
7 Polina Edmunds, Peninsula SC 63.78
8 Starr Andrews, Los Angeles FSC 62.55
9 Amber Glenn, Dallas FSC 61.62
10 Caroline Zhang, All Year FSC 60.29
11 Courtney Hicks, All Year FSC 57.81
12 Hannah Miller, Lansing SC 57.57
13 Tessa Hong, Los Angeles FSC 55.82
14 Franchesca Chiera, Panthers FSC 53.85
15 Katie McBeath, Westminster FSC of Erie 48.53
16 Vivian Le, Los Angeles FSC 46.65
17 Kaitlyn Nguyen, Los Angeles FSC 46.30
18 Emmy Ma, SC of Boston 45.55
19 Emily Chan, Dallas FSC 44.79
20 Brynne McIsaac, Broadmoor SC 43.97
21 Ashley Lin, Dallas FSC 42.33
22 Megan Wessenberg, SC of Boston 40.90

エドモンズ
3Lo-3T 3S 2A
この一番大事な大会に仕上げてきました。ソチシーズンの安藤さんばりな絶妙な仕上げ方。ルッツフリップ抜きなので基礎点は2点ほど下がりますが、回転不足なしにきれいに入れられました。ポーズがバシッとかっこよく決まるなあ。テロップが正月ボケで表示されず、点数不明のままアンジェラに突入。でもリザルトページ開けてるから安心。

アンジェラ
3F-3T 2A 3Lo tano
3F-3Tからのトランジション~スパイラル、そしてステップシークエンスからの2A、タノループなど全ての動きが一連になっていてうっとりとさせられました。彼女のベストだと思いますね。力は完全に出しきれました。

ヒックス
3F-3Lo so 3Lz 1A
今シーズン導入の3-3決まらずでした。3Lzは回転を締めるのが遅かったと解説あっこちゃんが。ステップの上体表現はただ動いているだけでなく、効果的に音楽を表現出来ておりましたのに、ジャンプを降りられないとTESがね・・・。

アンドリューズ
3T-3T tano 3Lo shaky 2A
バネのあるジャンプが気持ちよかったです。アメリカ選手らしいスピンの美しさも見られました。LPは自分の歌で滑る。自分の歌・・・ダイヤモンド・・・アダム・リッポン・・・うっ頭が。

ミラー
2A 3F 3T-2T
確実なジャンプ構成でまとめました。6年連続の出場ですって。ベテランに近づきつつあります。ホップやバックスケーティングのちょっとした部分での工夫が効いています。振付がバランツェフでして、過去はタニス・ベルビン・ホワイトたんとも共作でしたから、僕はバランツェフの振付もタニスと同様に好みなんだなと思います。ミラーの身のこなしも元々好きなので。

テネル
3Lz-3T 3Lo 2A
3Loの着氷少し危なかったのですが、振付で上手く流れを作り、加点の取れるエレメンツにしました。細身の選手ですが、力強い音楽にも呑まれないパワーがあります。ライジングスターという感じですね。グランプリシリーズの時点では「オリンピックあるぞ」ぐらいだったのに、今では代表の座に一番近い位置に立っているかもしれません。失敗する気がしない。

グレン
3F-3T 3Lz fall 2A
チャキチャキのアメリカのお姉ちゃんのイメージあったんですけど、美しい大人の女性になりました。ソツコワに似てる(顔が)。今シーズンはエッジ矯正に成功して3Fをクリーンに降りられるようになっただけに、3Lzも降りておきたかったでしょうね。キスクラでエモーショナルに悔しがったいましたが、点数には「悪くないね」と笑顔。前半は緊張からかトランジションが途切れ気味。後半はそれが解消されて流れが出ました。

ベルたそ
3Lz-3T so 3F 2A
なかなか入らない3Lz-3Tです。あまり高さが出なかったので、スローでもじっくりと再生されましたが、きちんと回転しておりました。3Fは慎重に踏み切って成功。2Aは素晴らしいです。もう少しPCSが出てもいいのかな?と思いますが、全米はジャンプの成否でPCSも上下するので仕方ない面もありますかね。

ミライ
3A so 3F-3T 3Lo
6分練習で素晴らしい3Aを着氷。本番でも高さとスピードが出ていましたが、成功とはなりませんでした。ソロジャンプを3Loに変更して確実にTESを取りにきました。3Lzは直前のステップやエッジ問題もあるので、ターンから入りやすい3Loの方が安心です。何と言うか、すごみがありました。並々ならぬ気合い。

エミー
3Lz 3F td-1T 2A fall
3本ともジャンプのタイミングがおかしな感じ。ジュニアグランプリで披露したようなジャンプは見られませんでした。初めての舞台だから緊張があったでしょうか。スピンのポジション、特にキャッチフットがとても印象的でした。マーク・ミッチェルのパンツの柄すげえ・・・歯車柄?オレオ柄?タイヤ柄?アグレッシブだなあ。

テッサ
3Lz-3T 3F fall 2A
アメリカンテッサを見ると伊藤美誠ちゃんを思い出す。フリーレッグを腰より上に上げて印象的な動きをおこなっても、指先の美しさを保っている。とことん極めた表現が素晴らしい。セカンド3Tは回転不足。3Fは着氷して少しして膝をつく転倒。2Aは着氷してトランジション中に転倒。レイバックスピンはビールマン姿勢でトラベリング。魅せる部分も多いですが、失敗もたくさん出ました。

アシュリー
3F-3T df 2A 3Lo
3F-3Tは回転不足と両足着氷でガッツリ点数が引かれました。それでもその印象を引きずらずに、残りの2本を降りて、キレキレのステップへ。グランプリシリーズとは全く異なる印象を受けました。これがアシュリーだよなー。

キャロライン
3F 3Lo-3Lo so 2A
3Fはきれいに。3Lo-3Loはステップアウト。成功は半々といったところでしょうか。得意のアラベスクスパイラルから2Aに入る事で、2Aの流れの悪さをカバーしているのだと思います。ビールマンスピン取り戻せてよかった。

ヴィヴィアン
3F hd 3Lz fall 2A
ヴィヴィ杏里がジュニアグランプリで表彰台に乗ったのが昨シーズンのような気がしていました。あれは一昨シーズン・・・年々記憶出来なくなってくる。ジャンプは上手く入らなかったです。アップライトポジションの回転が速く、四季のテンポにマッチしていました。四季で赤と金の衣装なんて斬新。

ニューエン
3Lz-2T tano 3Lo 2A
ジャンプの回転不足や滑りがフラットな部分がありました。最後のコンビネーションスピンの前に転倒して、ヒヤリとしましたがタイムバイオレーションの減点なく終えられました。

カレン
3Lz-3T so 3Lo 2A
3Tはセカンドジャンプがアンダーローテーションでステップアウトでした。ここは昔からなのであまり気にならないミスです。そこからがよかったですね。セルフコレオだけあって、緩急の付け方と音楽の性格の捉え方が深く理解出来ています。音楽が明るくなってからのリンクいっぱいに羽ばたく様子が素晴らしかったですし、エレメンツの質も申し分ないです。ベストではない中でも、いい物をやれる力。大切です。

テネルはオールレベル4で全エレメンツがプラス評価です。ミライは3Aの回転が足りていたので6.36点を獲得。2Aを後半に降りて満点をもらうよりも1点以上点数が高いです。8点台は1項目で、トランジションが低評価でした。助走長いですからね。カレンは全体1位のPCSを獲得。加点も素晴らしいです。アシュリーはセカンドジャンプのアンダーローテーションとステップれ絵ベル3が点数に響きました。思ったよりもPCSが出なかったです。

全米選手権もPCS炸裂させるようになったと思っていたんですけど、数年前の感じに戻りましたかね。4位以下の選手は点差的に厳しいですね・・・。
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