2018
02.11

ピョンチャンオリンピック 3日目 団体戦女子SP

女子SP
1 MEDVEDEVA Evgenia(ロシア)81.06
2 KOSTNER Carolina(イタリア)75.10
3 OSMOND Kaetlyn(カナダ)71.38
4 MIYAHARA Satoko(日本)68.95
5 TENNELL Bradie(アメリカ)68.94
6 CHOI Dabin(韓国)65.73
7 LI Xiangning(中国)58.62
8 SCHOTT Nicole(ドイツ)55.32
9 MEITE Mae Berenice(フランス)46.62
10 BUCHANAN Aimee(イスラエル)46.30 PB

ブキャナン
3T-2T 2A 3S
Only hope超なつかしい。ユナが昔滑っていました。イスラエルのチーム的に決勝進出は出来ないので、この演技が最初で最後の出番です。回転不足気味のジャンプですが、後半に3本入れられました。明るい表情でガッツポーズも出ました。スケーター生活の中でも思い出に残る瞬間になったのではないでしょうか。パーソナルベストでよかった。

シャンニン
3F-2T 3Lz 2A
3F-2Tはきれいに。八木沼さんが3Lzに対して「きれいに決まりました」とおっしゃってから、TESカウンターが赤マークになったのが皮肉かと思いました。ステップが足りない事を指摘しなければ。スケートファン相手じゃないからこそなおさら。演技の1つ1つに表情がついていけば。

テネル
3Lz-3T 3Lo 2A
失敗する気が全くしないです。ロンバルディアからずっと安定しています。ニューヨークダウもこの安定感見習えよ。ジャンプもさることながら、ステップを正面からのいい位置で撮影してくれたので、エッジの倒れ具合がよく分かりました。気持ちいいいい!オールレベル4ですし、点数出ないはずがない。ブラザーフッドって選曲謎だったけど、韓国のオリンピックだからだ!超今更。

メイテ
3F hd-3T df 3Lz fall 2A
ソロジャンプを3Lzにしてレベルアップしてきましたが、高さが不足してダウングレードで転倒。団体戦は試せる場でもあるので、ここから個人戦の戦略を練られます。

ショット
3F fall 3T-3T 2A
詰まったファーストジャンプから3Tに繋げる力よ。回転も回っています。ステップではキラキラと光っていました。ミヒャエル・フースらしいエレガントな振付がよく似合います。現役時代の先生はエレガントな演技をしていたのだろうか。

ダビン
3Lz-3T 3F 2A
テーハミングデデンデデンデンッ!テーハミングデデンデデンデンッ!のコールが直前にあっての演技ですが、プレッシャーを撥ね退けました。3Lzは高さがあまり出ず回転不足気味になりましたけども、ギリギリ大丈夫でしょうか。レビューが1つもないきれいな演技でした。

カロリーナ
3F-3T shaky 3Lo 2A
3F-3Tの軸が傾きましたがなんとか着氷しました。3Tの回転は認定が甘そうだからなんとか大丈夫かと思ったけれどアンダーローテーションが付きました。アチャー。それでも試合の度にギアを上げています。カロリーナはMT車なんでしょうね。イタリアのスポーツカーですからね。イタリアのスポンサーはSUZUKIですけども。

宮原
3Lz-3T 3Lo 2A
ステップ前の扇子作ってシャキーン!って表情になるところがカメラ位置の問題で見えなかった・・・。3Lzも3Tもアンダーローテーションが付けられました。ちょっと厳しい気が・・・・・うーん。動揺して1分間時が止まったわ!

オズモンド
3F ot-3T so 3Lz shaky 2A
3Fで足をつき、3Tはアンダーローテーションになりました。さすがのオズモンドでも足をついては3Tを完璧に降りられません。回転不足だと転倒する選手なので、転倒しない光景を見られたのはレアかも。3Lzのエッジは大丈夫でした。後半のステップ・スピンがミスの後にガチャガチャしなくなったのは大きな進歩です。

メドベージェワ
3F tano-3T tano 3Lo 2A tano
すみません・・・ヨーロッパ選手権と試合間隔がそんなにないし、ザギトワがかなり優勢と思っていてすみません・・・ジャンプの流れを戻してくるとは思っていませんでした。申し訳ございません女王陛下・・・殺さないでください・・・シベリア送りは止めてください・・・。いやあ、やはりメドベージェワは歴代最強なのかな、そう思わせる演技でした。つええよ。スケート星人か!ここで歴代最高得点だぜ?マンガか!

1位 カナダ 35
2位 OAR(ロシア)31
3位 アメリカ 29
4位 日本 26
5位 イタリア 26
---決勝進出---
6位 中国 18
7位 ドイツ 16
8位 イスラエル 13
9位 韓国 13
10位 フランス 13

PCSはメドベージェワが1位、1ミスのカロリーナがほんの少しだけ下です。ノーミスだった場合カロリーナがPCS1位になりそうです。オズモンドがその下。宮原は9点に乗っていません。ザギトワはどの辺りに入ってくるでしょうか。
2018
01.06

全米選手権 8日目 女子リザルト

女子リザルト
1 Bradie Tennell, Skokie Valley SC 219.51
2 Mirai Nagasu, Pasadena FSC 213.84
3 Karen Chen, Peninsula SC 198.59
4 Ashley Wagner, SC of Wilmington 196.19
5 Mariah Bell, Rocky Mountain FSC 192.34
6 Starr Andrews, Los Angeles FSC 189.91
7 Angela Wang, Salt Lake Figure Skating 188.01
8 Amber Glenn, Dallas FSC 168.06
9 Courtney Hicks, All Year FSC 165.48
10 Tessa Hong, Los Angeles FSC 156.86
11 Caroline Zhang, All Year FSC 156.38
12 Franchesca Chiera, Panthers FSC 150.99
13 Hannah Miller, Lansing SC 149.14
14 Kaitlyn Nguyen, Los Angeles FSC 146.20
15 Brynne McIsaac, Broadmoor SC 145.54
16 Emmy Ma, SC of Boston 138.02
17 Megan Wessenberg, SC of Boston 131.73
18 Katie McBeath, Westminster FSC of Erie 124.64
19 Vivian Le, Los Angeles FSC 122.60
20 Emily Chan, Dallas FSC 104.43
WD Polina Edmunds, Peninsula SC
WD Ashley Lin, Dallas FSC

エドモンズは足の痛みで棄権。アシュリー・リンも棄権しました。2人ともお大事に。

エミー
1Lo 3Lz-2Lo 3F-1T 2A fall 3Lo 3Lz 2A
学業優秀者エミーは前半のジャンプがSPと同じような形に。高さが出なかったり、タイミングがおかしくなったり。後半は立て直しました。

テッサ
2A 3Lz fall 3Lo 3Lz 2F fall 3S 2A-2T-2T tano
前半のジャンプは2A1本です。スピンのポジションの転換がスムースで素晴らしかったです。あまりの早さで「これ回転数足りてレベル取れてるのか?」と思えてきました。2本目の3Lzが+REP扱いになるのはもったいない。せっかくきれいに降りられましたのに。「ううううう!パリ最高!田舎なんてもう帰らないわ~」な、おのぼり10代少女っぽくてかわいらしいプロ。

ヴィヴィアン
3S 3Lz fall 2A 3T fall 3Lz fall 3T fall 2A-2T
転倒4回という事はディダクション6・・・。前は2Lzを入れるぐらいのルッツァーで3Sを外していたのに、今回は冒頭に成功。キスクラで悲壮感はなかったので、こうなるのは織り込み済みだったのかもしれません。

キエラ
3F-2T 3Lo 3Lz so 3F 3Lz-2T 2T 2A+2A
2Tが3本目でノーバリューに。3F-2Tでのスタートは素晴らしかったですが、eマークがついてしまいました。デスパシートが始まり、2Aのシークエンスで会場のボルテージは最高潮に。スペイン語話者が多い土地柄も味方しました。

ニューエン
3Lz-2T tano-1Lo 3Lo 2A-3T 3F 3Lz 3Lo-2T tano 2A
ヌエンだグエンだニューエンだ。わーーーー!コンビネーションで付けた3Tは回転が足りていません。他にも怪しげな物はありました。得意そうな3Lzはきっちりと降りてきました。まだ若いからこれから。

全米フィギュアスケート殿堂と特別表彰のメダル贈呈式がおこなわれました。サラ・カワハラ久しぶりに見たーーー。今サラ・カワハラの娘が歌手をやっていて、娘と知らずに存在を知りました。才能は受け継がれる物なのでしょう。日本でもこういった表彰を全日本でやればいいのに。

ヒックス
3F ot-3Lo ot 2A 1S fall 3Lz hd 3Lz-2T 3T 3F so
3Fの後にターンが入るのが決まりのようになっています。跳び急いでいるのでしょうか。ステップから入り、3-3の他は基礎点の低いジャンプを先に跳び、ルッツフリップで後半にインパクトを見せる構成はアグレッシブで大好きなのですけどね。決まっているところが見たかった。

ミラー
2A 2Lz 3T+2A df 3F+2T 3F 3T fall 2S-2T-2Lo
抜けてしまうジャンプと回転不足が目立つ演技でした。きれいに降りたように見える3Fがどちらも回転不足なのは点数に大きく響きます。普通の女の子が闘士燃やして戦いに臨むハンガーゲームっぽさ出せていたと思います。

キャロライン
3F-2T 3Lz 3T 3Lo fall 3F fall 2A-2T-2Lo 2A-1T tano
コンビネーションを付けるはずのジャンプで続けて転倒したので、その分を後ろの2Aでリカバリーしました。2Tの回数も計算済みです。

アンドリューズ
3F 3T-3T 3Lo-2T tano 3Lo 3S-2T-2Lo 2A 2A
3Lzを回避して確実なジャンプ構成で挑みました。全エレメンツが加点となる素晴らしい内容でした。パフォーマンスは7点台後半まで伸びました。この結果を自信に、選考されるであろう世界ジュニアでも活躍してもらいたいです。ロシア日本韓国に負けるな!

グレン
3F-3T 3Lz tano 2A 2Lo 2A-2T tano 3F df 1S
基礎点の高い冒頭の2ジャンプは高い実施でした。そこからボロボロとミスが出てしまいました。せっかくエッジ矯正の出来たフリップでしたのに後半はアテンションがつきました。演技終了詐欺からのコレオシークエンスは、騙された人は多くなかったです。プロフェッショナルオタクが集結しているからか。

ベルたそ
3Lz-3T 3Lo 3S 2A-3T 3F-2T 3Lz 2A fall
ベルたそおおおおおおおおおおお!冒頭2つのジャンプをよく降りられました。2Aと3Sを入れ替えて体力が落ちても跳びやすいようにしたのでしょうが、そこで転倒してしまったのはもったいなかった。いつもより固さを感じましたけど、ここで終わってなるものか!という意地を見せました。すごかった。これが全米ですよ。2Aは次決めてください。しくよろです。

アシュリー
2A 3F-3T 2A-2T tano 3Lo-1Lo-1S 3F 3Lo 3Lz df
新プロ披露。ラ・ラ・ランド素晴らしいプログラムでした。抜けたジャンプ、両足着氷になってしまったジャンプはあります。レベルの取りこぼしも加えると10点ほど失っています。でも表現面に関してはアシュリー・ワグナーのスケート人生の集大成と言えます。これに9点台を出さずして、いつ出すというのか。女優での成功を目指す主人公と、スケーターとしての頂を目指すアシュリーの姿が重なって、僕は泣いてしまいましたよ。1年に1、2回しかスケート見て泣かないのに。

アンジェラ
3F-3T 3Lz 3Lo tano 3Lo+2A 3F shaky 2S 2A-2T shaky
前半は過去最高ペースの素晴らしいジャンプの数々。そこから3Fの回転不足等で崩れました。後半ジャンプが決まらないのは前から彼女の課題ではあるのでね。アンジェラは王道から少し外れた選曲が多く、これからもっともっと個性派として羽ばたいてほしいなと思います。

ミライ
3A df 3F-3T 3S 2A-3T-2T 3Lz df-2T 3F 3Lo
3Aは回りすぎで両足着氷。回りすぎたところで2Aよりは遥かに美味しいので大丈夫です。後半の3Lzが回転不足になりましたけど、今回の回転不足はそれだけ!!!あとは余裕のよっちゃん。これまでのミライの歩みを知っているからか、会場からの歓声が大きかったです。3Loでガッツポーズ!腐らずにスケーティングスキルを磨き、新しいジャンプを習得した結果がこれです。本当に素晴らしかった。

カレン
3Lz-3T 3F 2A-1Lo-3S 3Lz 3Lo 3S<< 2A-2T
GPSまでの彼女とは別人のようです。ジャンプが回転不足になるにしても、質の良し悪しありますからね。彼女の今日のジャンプは何とか流れでカバー出来る部分があり、プログラムが淀みなく進むのでPCSが下がらないのです。今日は3Lz-3T回れた?と思ったのですが、ダメでした。トゥジャンプの回転があああああああ。

テネル
3Lz-3T 2A 3F 2A-3T 3Lz-2T-2Lo 3Lo 3S
SPから失敗する気しなかったさん、やはり失敗しない。2Aが1つ回転不足にはなりましたが、セカンドジャンプまで上手く繋げました。伸び盛り&ノープレッシャーの勢いでいっちゃいました。全日本での坂本と一緒。女子シングルのシンデレラプログラムは演技に合いすぎますね。後で三原のシンデレラ見よう。ライトにスケート見てる人は誰やねん状態でしょう。

テネルの衝撃的な優勝、そしてミライの4年越しのリベンジが果たされました。ミライの2位という成績はバンクーバー直前の全米以来の好成績です。この2人はオリンピックに選考されるでしょう。されなかったら暴動が起こるでしょう。さて3枠目・・・点差は2点。国際評価が高いアシュリーを出すか、世界選手権最上位で今回も勝利したカレンを出すか。カレンを出すと「そもそも全米のアシュリーのPCS渋すぎだろ」という意見が出る。そしてアシュリーを出すと「2大会連続で4位なのに選出かよ連盟のゴリ押し」と叩かれる。はあ・・・だからオリンピック前は嫌なのさ。とにかく皆さんお疲れ様でした。
2018
01.04

全米選手権 6日目 女子SP

女子SP
1 Bradie Tennell, Skokie Valley SC 73.79
2 Mirai Nagasu, Pasadena FSC 73.09
3 Karen Chen, Peninsula SC 69.48
4 Angela Wang, Salt Lake Figure Skating 67.00
5 Ashley Wagner, SC of Wilmington 65.94
6 Mariah Bell, Rocky Mountain FSC 65.18
7 Polina Edmunds, Peninsula SC 63.78
8 Starr Andrews, Los Angeles FSC 62.55
9 Amber Glenn, Dallas FSC 61.62
10 Caroline Zhang, All Year FSC 60.29
11 Courtney Hicks, All Year FSC 57.81
12 Hannah Miller, Lansing SC 57.57
13 Tessa Hong, Los Angeles FSC 55.82
14 Franchesca Chiera, Panthers FSC 53.85
15 Katie McBeath, Westminster FSC of Erie 48.53
16 Vivian Le, Los Angeles FSC 46.65
17 Kaitlyn Nguyen, Los Angeles FSC 46.30
18 Emmy Ma, SC of Boston 45.55
19 Emily Chan, Dallas FSC 44.79
20 Brynne McIsaac, Broadmoor SC 43.97
21 Ashley Lin, Dallas FSC 42.33
22 Megan Wessenberg, SC of Boston 40.90

エドモンズ
3Lo-3T 3S 2A
この一番大事な大会に仕上げてきました。ソチシーズンの安藤さんばりな絶妙な仕上げ方。ルッツフリップ抜きなので基礎点は2点ほど下がりますが、回転不足なしにきれいに入れられました。ポーズがバシッとかっこよく決まるなあ。テロップが正月ボケで表示されず、点数不明のままアンジェラに突入。でもリザルトページ開けてるから安心。

アンジェラ
3F-3T 2A 3Lo tano
3F-3Tからのトランジション~スパイラル、そしてステップシークエンスからの2A、タノループなど全ての動きが一連になっていてうっとりとさせられました。彼女のベストだと思いますね。力は完全に出しきれました。

ヒックス
3F-3Lo so 3Lz 1A
今シーズン導入の3-3決まらずでした。3Lzは回転を締めるのが遅かったと解説あっこちゃんが。ステップの上体表現はただ動いているだけでなく、効果的に音楽を表現出来ておりましたのに、ジャンプを降りられないとTESがね・・・。

アンドリューズ
3T-3T tano 3Lo shaky 2A
バネのあるジャンプが気持ちよかったです。アメリカ選手らしいスピンの美しさも見られました。LPは自分の歌で滑る。自分の歌・・・ダイヤモンド・・・アダム・リッポン・・・うっ頭が。

ミラー
2A 3F 3T-2T
確実なジャンプ構成でまとめました。6年連続の出場ですって。ベテランに近づきつつあります。ホップやバックスケーティングのちょっとした部分での工夫が効いています。振付がバランツェフでして、過去はタニス・ベルビン・ホワイトたんとも共作でしたから、僕はバランツェフの振付もタニスと同様に好みなんだなと思います。ミラーの身のこなしも元々好きなので。

テネル
3Lz-3T 3Lo 2A
3Loの着氷少し危なかったのですが、振付で上手く流れを作り、加点の取れるエレメンツにしました。細身の選手ですが、力強い音楽にも呑まれないパワーがあります。ライジングスターという感じですね。グランプリシリーズの時点では「オリンピックあるぞ」ぐらいだったのに、今では代表の座に一番近い位置に立っているかもしれません。失敗する気がしない。

グレン
3F-3T 3Lz fall 2A
チャキチャキのアメリカのお姉ちゃんのイメージあったんですけど、美しい大人の女性になりました。ソツコワに似てる(顔が)。今シーズンはエッジ矯正に成功して3Fをクリーンに降りられるようになっただけに、3Lzも降りておきたかったでしょうね。キスクラでエモーショナルに悔しがったいましたが、点数には「悪くないね」と笑顔。前半は緊張からかトランジションが途切れ気味。後半はそれが解消されて流れが出ました。

ベルたそ
3Lz-3T so 3F 2A
なかなか入らない3Lz-3Tです。あまり高さが出なかったので、スローでもじっくりと再生されましたが、きちんと回転しておりました。3Fは慎重に踏み切って成功。2Aは素晴らしいです。もう少しPCSが出てもいいのかな?と思いますが、全米はジャンプの成否でPCSも上下するので仕方ない面もありますかね。

ミライ
3A so 3F-3T 3Lo
6分練習で素晴らしい3Aを着氷。本番でも高さとスピードが出ていましたが、成功とはなりませんでした。ソロジャンプを3Loに変更して確実にTESを取りにきました。3Lzは直前のステップやエッジ問題もあるので、ターンから入りやすい3Loの方が安心です。何と言うか、すごみがありました。並々ならぬ気合い。

エミー
3Lz 3F td-1T 2A fall
3本ともジャンプのタイミングがおかしな感じ。ジュニアグランプリで披露したようなジャンプは見られませんでした。初めての舞台だから緊張があったでしょうか。スピンのポジション、特にキャッチフットがとても印象的でした。マーク・ミッチェルのパンツの柄すげえ・・・歯車柄?オレオ柄?タイヤ柄?アグレッシブだなあ。

テッサ
3Lz-3T 3F fall 2A
アメリカンテッサを見ると伊藤美誠ちゃんを思い出す。フリーレッグを腰より上に上げて印象的な動きをおこなっても、指先の美しさを保っている。とことん極めた表現が素晴らしい。セカンド3Tは回転不足。3Fは着氷して少しして膝をつく転倒。2Aは着氷してトランジション中に転倒。レイバックスピンはビールマン姿勢でトラベリング。魅せる部分も多いですが、失敗もたくさん出ました。

アシュリー
3F-3T df 2A 3Lo
3F-3Tは回転不足と両足着氷でガッツリ点数が引かれました。それでもその印象を引きずらずに、残りの2本を降りて、キレキレのステップへ。グランプリシリーズとは全く異なる印象を受けました。これがアシュリーだよなー。

キャロライン
3F 3Lo-3Lo so 2A
3Fはきれいに。3Lo-3Loはステップアウト。成功は半々といったところでしょうか。得意のアラベスクスパイラルから2Aに入る事で、2Aの流れの悪さをカバーしているのだと思います。ビールマンスピン取り戻せてよかった。

ヴィヴィアン
3F hd 3Lz fall 2A
ヴィヴィ杏里がジュニアグランプリで表彰台に乗ったのが昨シーズンのような気がしていました。あれは一昨シーズン・・・年々記憶出来なくなってくる。ジャンプは上手く入らなかったです。アップライトポジションの回転が速く、四季のテンポにマッチしていました。四季で赤と金の衣装なんて斬新。

ニューエン
3Lz-2T tano 3Lo 2A
ジャンプの回転不足や滑りがフラットな部分がありました。最後のコンビネーションスピンの前に転倒して、ヒヤリとしましたがタイムバイオレーションの減点なく終えられました。

カレン
3Lz-3T so 3Lo 2A
3Tはセカンドジャンプがアンダーローテーションでステップアウトでした。ここは昔からなのであまり気にならないミスです。そこからがよかったですね。セルフコレオだけあって、緩急の付け方と音楽の性格の捉え方が深く理解出来ています。音楽が明るくなってからのリンクいっぱいに羽ばたく様子が素晴らしかったですし、エレメンツの質も申し分ないです。ベストではない中でも、いい物をやれる力。大切です。

テネルはオールレベル4で全エレメンツがプラス評価です。ミライは3Aの回転が足りていたので6.36点を獲得。2Aを後半に降りて満点をもらうよりも1点以上点数が高いです。8点台は1項目で、トランジションが低評価でした。助走長いですからね。カレンは全体1位のPCSを獲得。加点も素晴らしいです。アシュリーはセカンドジャンプのアンダーローテーションとステップれ絵ベル3が点数に響きました。思ったよりもPCSが出なかったです。

全米選手権もPCS炸裂させるようになったと思っていたんですけど、数年前の感じに戻りましたかね。4位以下の選手は点差的に厳しいですね・・・。
2017
11.27

スケートアメリカ 3日目 女子リザルト

女子LP
1 Satoko MIYAHARA(日本)143.31
2 Kaori SAKAMOTO(日本)141.19 PB
3 Bradie TENNELL(アメリカ)137.09 PB
4 Polina TSURSKAYA(ロシア)132.36
5 Serafima SAKHANOVICH(ロシア)123.47
6 Karen CHEN(アメリカ)123.27
7 Alena LEONOVA(ロシア)122.02
8 Gabrielle DALEMAN(カナダ)121.06
9 Nicole RAJICOVA(スロバキア)112.18
10 Xiangning LI(中国)109.08

女子リザルト
1 Satoko MIYAHARA(日本)214.03 PB
2 Kaori SAKAMOTO(日本)210.59
3 Bradie TENNELL(アメリカ)204.10 PB
4 Polina TSURSKAYA(ロシア)195.56
5 Serafima SAKHANOVICH(ロシア)189.75
6 Gabrielle DALEMAN(カナダ)189.14
7 Alena LEONOVA(ロシア)185.93
8 Karen CHEN(アメリカ)182.80
9 Nicole RAJICOVA(スロバキア)167.61
10 Xiangning LI(中国)164.32
WD Ashley WAGNER(アメリカ)

日本人ばりに手拍子したい人がいる会場。

ライチョヴァー
2A-1Lo-3S 3F 3Lz shaky-2T 3Lz 3Lo-2T 3Lo 2T
おおおおおおおおお!!!敵の3Sが入りましたよ。単独は苦手だけどコンビネーションでは入れられるタイプなのかもしれません。3Lzと3Loの後ろにつけるのは2Loの予定だったが2Tになり、単独の2Tはキックアウトされます。5種7トリプルまであともう一息。本人は満足の表情です。

シャンニン
3F-2T 3Lz-2T 3F 3Lz 2A-1Lo-3S 3T 2A
ルッツフリップで回転がギリギリな物はありますが、中国杯に続いて今回もいい出来でした。素敵レイバックスピンの本場アメリカでも、確かな存在感を放つビールマンでした。確かな存在感って書くと、ダイヤモンドのついた指輪の広告っぽくなる。

レオノワ
3T-3T 3Lz 2A 3F-2T 3F 3S-2T-2Lo 2A
SPでは仕事を終えてからダンス教室に通うおとなしいOLを熱演(独自解釈に基づく)し、LPでは会社に言われ有給消化で訪れたインドで東洋思想に開眼するOLを好演(独自解釈に基づく)。3T-3Tはまだまだ質のいい物が降りられると思います。感情を爆発させて喜ぶ姿かわいい。

ツルスカヤ
3Lz-3T 3F 2A-3T 3Lz 3S-2T-2T 3Lo 2A
未亡人感とは言っても、夫と子供を同時に亡くした女性のような、悲嘆の色が広がっていくようなプログラム。悲しみの深さは前半の方が濃く、後半は幸せだった日々を思い出すも、結局悲しさを思い出して意気消沈みたいなね。僕はNHK杯よりも今日の方が好み。

カレン
3Lz-3T 3F 2A-1Lo-3S df 3Lz 3Lo so 3S-2T tano 2A shaky
ジェラシープロは情熱と気品の釣り合いが絶妙で、カレンのいい面を引き出しています。ジャンプの回転不足はありましたが、好調ではないながらもスピードや柔軟性で魅せてくれました。

テネル
3Lz-3T 2A 3F 2A-3T 3Lz-2T-2Lo 3Lo 3S
ロミジュリに次ぎ、別々の作曲家と混ぜられるシンデレラさん。2人も3人も出てくると王子様が困るでしょ!細い軸のジャンプでGOEをガッポガッポと稼ぎ出します。シンデレラプロとはどうしてこうも感動を煽ってくるのか。こうして2人はいつまでも幸せに暮らしましたとさ。まぐれではなくロンバルディアでもいい演技でしたし、マジでオリンピック代表あるで。

アシュリー
2A 3F-2T 2A-2T
嫌みのないピンク衣装。ジャンプを3本跳んで棄権しました。怪我か体調不良かは分かりませんが、早くよくなりますように。

サハノヴィッチ
3F-3T 3Lz tano 2A 3S-3T 1A 3F tano-2T tano 3Lo tano
ちょっとお高いクッキーが入っている缶柄の衣装。苦手な2Aは1本目は流れもあってクリーンに、2本目はシングルになりました。タノはほどほどでいい感じ。フライングキャメルの出にアップライトポジション
で長めに回ったポジションが終盤の余韻に絶妙にマッチしていました。演技は早く終えすぎましたかね?リンクサイドでのプルシェンコとの会話を聞きとろうとしたけど、ロシア語だから分かるはずがなかった。

坂本
3F-3T 3S 3Lz 3F-2T tano 2A-3T-2T tano 3Lo 2A
やっほいほーーーーーーーーーーーーーーーーい!全部入りました!あれ?ジャンプほどほど?と思わせておいての着氷の伸びが半端ないです。ピョコンッ・・・ギューーーーンと流れていきます。はいプラスプラスプラス。3Lzだけ構えていたのはeマークを付けられないように注意していたからでしょう。いやーいい演技でした。初めて140点を超えたらしく大喜び。キターーーーーーー!と言っていました。いやーPCS出ましたね。僕はGPF進出予想で坂本に1票入れていたので、出られはしないけど、今回の結果はマジウレシスボンバー。

デールマン
3T-3T 3Lz 3F 3Lz shaky 1Lo 2A 3S so
今日の3T-3Tは最高レベルのやつ!気持ちいい。予定構成で3Lz3本を入れていて(3Loの書き間違いだろうけど)、どんだけルッツ好きだよと思いました。後半のジャンプで崩れてしまうのは長年の課題です。前半だけだと表彰台常連レベルなんですけどね・・・。

宮原
3Lo 3Lz-3T 3F 3Lz-2T-2Lo tano 2A-3T 3S 2A
衣装の色から推察するとモルフォ蝶々夫人。どうしてこの色なのでしょうね。見つめる海の色という解釈でいいでしょうか。まだジャンプの高さは完全には戻せていないので、これは宮原知子大復活祭ではありません。これは宮原知子復活前夜祭です!いやーしかしよくぞここまで仕上げてこられました。全日本選手権で調布の街を大復活祭会場にしてしまいましょう。パイナップル宮原より先生の方が嬉しそう。宮原は控えめにガッツポーズして嬉しそう。ラスティからのインタビューが安心して聞ける日本人選手部門第1位。

グランプリファイナル進出者
エフゲーニャ・メドベージェワ(ロシア)
アリーナ・ザギトワ(ロシア)
ケイトリン・オズモンド(カナダ)
カロリーナ・コストナー(イタリア)
マリア・ソツコワ(ロシア)
樋口新葉(日本)

次点は宮原となりました。日本からは男女シングルに出場が決まり、開催国の面目躍如といったところでしょうか。新葉のGPF進出はオリンピック代表に向けて大きな一歩です。ここでメダルを獲りでもすれば、大変なアピールになります。
2017
11.26

スケートアメリカ 2日目 女子SP

ポゴリラヤは腰痛で欠場となりサハノヴィッチがエントリーされました。ダビンは左足首の怪我に加え、オリンピックの代表選考に関わる試合を優先し、移動のリスクも考えた結果欠場となりました。

先週までのポイントをおさらい
1 Evgenia MEDVEDEVA RUS 15 15 30
2 Alina ZAGITOVA RUS 15 15 30
3 Kaetlyn OSMOND CAN 15 11 26
4 Carolina KOSTNER ITA 13 13 26
5 Maria SOTSKOVA RUS 13 13 26
-ファイナル確定-
6 Wakaba HIGUCHI JPN 11 13 24
10 Polina TSURSKAYA RUS 11 X
11 Ashley WAGNER USA 11 X

GPF進出の可能性があるのは新葉以下3名のみです。ツルスカヤとアシュリーは1位でGPF進出が確定します。その2人が2位の時にGPF進出が決まるのはお互いが優勝せず、ツルスカヤは209.91以上、アシュリーは235.76以上を出した時。これらの条件を満たさなかった場合に新葉のGPF進出が確定します。つまりツルスカヤとアシュリーは「何としても優勝しなければ!」という立ち位置なのです。

女子SP
1 Satoko MIYAHARA(日本)70.72
2 Kaori SAKAMOTO(日本)69.40
3 Gabrielle DALEMAN(カナダ)68.08
4 Bradie TENNELL(アメリカ)67.01
5 Serafima SAKHANOVICH(ロシア)66.28
6 Ashley WAGNER(アメリカ)64.12
7 Alena LEONOVA(ロシア)63.91
8 Polina TSURSKAYA(ロシア)63.20
9 Karen CHEN(アメリカ)59.53
10 Nicole RAJICOVA(スロバキア)55.43
11 Xiangning LI(中国)55.24

リンクのショートバリアの方にあるカメラが揺れて気持ちが悪い。酔うよ。

シャンニン
3F-2T shaky 3Lz 2A
今週も無理のないエレメンツを着実にこなしました。チャレンジ出来る状況になったら、また3-3を入れるのかな?

テネル
3Lz-3T 3Lo 2A
長身で手足が長いので、スピンのポジションが映えます。イーグルから即座に踏み切る2Aはクリーンに決まりました。へっぴりイーグルじゃないって素晴らしい。今のアメリカ女子は誰もが決め手に欠けるので、代表は3枠ありますから可能性ありますよ。

ツルスカヤ
3Lz-3T 3Lo fall 2A so
盤石な安定感がある選手ではないため、転倒しても驚きはしないのですが、2ミスは痛かったです。しょんぼりとした表情を見ると、まだまだ子供だなと思いますね。コンビニで肉まん買ったろか。

レオノワ
3T-3T 3F 2A
普段は文房具メーカーに勤めるおとなしいOL、でも週一で通ってるダンス教室では別の私が出てしまう・・・的なプログラム。内面にある本性をボワッ!と解放させる感じ。ジャンプはきっちりと降りましたが、本人はそれほど納得のいっていない表情でフィニッシュ。

サハノヴィッチ
3F-3T 3Lz tano 2A
2年連続でのスケアメ出場。今シーズンはプルシェンコと一緒。3F-3Tはタノらずに決めました。回転は怪しげ。課題の2Aは大丈夫でした。プルシェンコのスケートクラブはSkating Academy Angels of Plushenkoっていうのか。新興宗教みたい。点数が出て喜んでいる模様。喜び方がオタっぽい。

坂本
3F-3T 3Lo 2A
試合出まくり師匠。場内アナウンス的にはカホリ・サカモト。シクラメンのかほり。ジャンプが3本クリーンに入りました。3Loに関しては現役の女子選手で最も質が高いのではないかと思います。最後のコンビネーションスピンだけ回転がブレてしまって、実にもったいない失点でしたが、試合に出まくって調整する戦略が成功しているようです。若さの回復力って偉大だなあ。採点に時間がかかったので、先生が「スピン全部見てるよ」とおっしゃって、点数が出たら「スピン決めてたら70点に~」との言葉。70点いけるー。

ライチョヴァー
3T-2T 3Lz 2A
ジャンプ構成を上げてはいますが、なかなか決められないです。3T-3Tを決めても3Lzの前に構えがあるので、すべてで加点を得るのが難しい。レイクプラシッドと同じニューヨーク州の出身なので、お家近いのかと思って調べたけど遠い。アメリカでけえ。

カレン
3Lz-3T 3Lo fall 2A
昨シーズンのプログラムに戻しました。LPは一度変えて、さらに昨シーズンのプログラムに戻しました。つまり昨シーズンの2つで行くのです。エレガントなSPと得意路線のLPで滑りやすいしバランスもいい。勝負のシーズンに最適と言えるでしょう。3Lz-3Tはセカンドの回転がかなり足りません。ジュニア時代はきれいにグリれていたので、露骨に回転が足りないと分かるようになったところがシニアだ。3Loは回転不足となり、ゴツンと打ちつけられる痛々しい転倒に繋がりました。そこから何事もなかったように美しいスパイラルで魅了しました。

アシュリー
3F-3T df 2A 3Lo
新衣装は推定年齢200歳の鯉みたい。そろそろ龍になるよ?って感じ。ラテンの衣装はこれぐらい攻めてくれないと(アイスダンサーの方をチラッ)。スケートアメリカで最高8.68しか出してもらえないので、シビアに評価されていると感じます。ジャンプ以外の部分でも力を出し切ったようには見えませんもの。

デールマン
3T-3T 3Lz so 2A
3T-3Tは満点に近い安定の質です。このプログラムは決して悪くないと思うし、カルメンの選曲は彼女に合うのですが、何かが不足している気がしてならないのです。何だろう・・・分からない・・・もっと勢いよくドヤドヤして欲しいのかな?

宮原
3Lz-3T so 3Lo 2A
6分練習で3Lz-3Tを降りられていまして、高さもそれなりに出ていました。本番となるとその高さが出なかったので、曲の中で出来るかという状況なのでしょうね。3Loの回転は危なかった。曲が変わって打楽器ゾーンに入る場面で、ジャッジに一瞥をくれてやっていたのがゾクゾクですね。怪我をしてよかったとは決して思わないけど、こうやってジャンプ以外の面での向上を見られるのは嬉しい。思ったより高得点で先生びっくり。今日の滑りでしたらPCS1位に納得です。

宮原の3Loは回転大丈夫でした。オールレベル4がTESにききました。坂本はコンビネーションスピンがレベル3で、マイナスをつけたジャッジもいました。ジャンプは軒並み+2前後の加点です。アシュリーは3Tと3Loがアンダーローテーションです。

この順位のままですと新葉がGPFの最後のスポットに入ります。宮原やデールマンが優勝したら怪我や手術からの復活で嬉しいし、坂本が優勝したらメディア全然注目してないやんけ見る目ないな!で嬉しいし、ツルスカヤが逆転優勝したら新しい時代の到来を感じて嬉しい。誰が優勝しても嬉しい。
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