2018
04.17

パトリック・チャン 引退

https://skatecanada.ca/2018/04/skating-legend-patrick-chan-retires-from-competitive-competition/

パトリック・チャンが引退を正式に発表しました。ピョンチャンオリンピックが現役最後の試合になるであろうことは示唆していたので、このまま止めてしまうのかと思いましたが、きちんと区切りをつけていきました。引退後はセミナーを通じてスケートを教えたり、アイスショーで滑っていくとのことです。素晴らしいスケーティングスキルを持つスケーターなので、カート・ブラウニングや佐藤有香さんのように人々に長く愛されるパフォーマーになってくれると思います。

亡きオズボーン・コルソン先生の下で磨き上げられた卓越したスケーティングスキルは、歴代最高の1人と目される質でした。ジュニアから上がった2006-2007シーズンには、当時髙橋大輔とエフゲニー・プルシェンコしか獲得していなかったステップレベル4の評価を受け、その才能の片鱗を見せました。当時のステップレベル4は、それだけ驚くべきものだったのです。翌シーズンにはグランプリシリーズで優勝し、カナダ選手権で初優勝。そのシーズンに世界選手権を制し、後に引退発表をしたジェフリー・バトルから伝統国カナダのバトンを引き継ぎました。

2008-2009シーズンは多くの有力選手が引退・欠場・不調という、男子シングルの世界では変革の年になりました。そこでドハマリプログラムのピアノ協奏曲第2番で世界のトップレベルまで駆け上がりました。北米選手が好んで使用するこの曲を、銀盤を愛でるように、ある時は力強く滑る姿に、次の時代を引っ張っていくという予感をさせました。バンクーバーオリンピックのシーズンは、ベテラン勢の巻き返しもあり、なかなか結果は残せませんでした。

「4回転ジャンプを跳ばない」その急先鋒だったPさんが、2010-2011シーズンから4回転をバンバン跳び始めました。SP・LPの両方で跳び、1本が2本になり、跳び始めたシーズンなのに誰よりも質が高いというチートっぷりでした。2011年カナダ選手権のパーフェクトな演技の衝撃は今でもハッキリと覚えています。冬の朝、この演技を見た時にアゴが外れそうになるぐらい驚きました。オペラ座の支配人と揶揄されるぐらい手旗信号だった動きが一新され、前シーズンと同じテーマで滑っているとは到底思えない進化でした。氷を足の指で掴んでいるかのような力強さと男らしさに惚れ惚れしました。今でこそTES100点越えが当たり前になりましたが、当時はそんな点数が出せるなんて思ってもみませんでした。世界選手権を初制覇し、パトリック・チャン時代が始まりました。ここから全ての男子スケーターが打倒パトリック・チャンの下に、4回転ジャンプの本数を増やしていきます。

2012年カナダ選手権は異次元の合計300点で優勝。2013年世界選手権で3連覇を達成し、プログラムの表現の幅もどんどん大きくなりました。未だに彼のプログラムで一番好きなのは3連覇を達成したシーズンのラ・ボエームです。あまり滑りやすくはなかったようですが、ニコニコのPさんとマッチする素敵なプログラムでした。足は臭いけど。

絶対王者として2度目のオリンピックシーズンに突入。エリック杯では国際大会では史上初めてTES100点台をマークし、独走態勢を築くかと思われました。それを阻んだのが羽生結弦です。グランプリファイナルで敗れ、ソチオリンピックでは僅差の戦いで金メダルを逸しました。その後は1シーズン休養。2015-2016シーズンに競技に復帰しました。

復帰してから出場したスケートカナダでは、いきなり羽生との対決。それでも「羽生のスケートカナダ優勝阻むスキル」を発動し優勝。2016年四大陸選手権は、自身の休養中に力を蓄えていた若手との戦いでした。首位のボーヤン・ジンとは12点差。ボーヤンはLPで4本の4回転を入れ、最終滑走のPさんが逆転するには全てのエレメンツを完璧に成功させるしかないという、追い詰められた状況でした。そして伝説のショパンメドレーが演じられたのはご存じの通りです。成功率の向上を試みた3Aが2本入り、熟練のスケーティングスキルと変幻自在と入れ替わる緩急は、フィギュアスケートの一つの到達点でした。

2016-2017シーズンは、エリック・ラドフォードにLPの楽曲製作を依頼し、Pさん自身の軌跡を辿る美しいプログラムを作り上げました。ベテランになって4Sを体得し、若手たちと戦っていきましたが、徐々にではありますが、ジャンプの確実性は落ちていました。3度目のオリンピックシーズンは、ジャンプの構成を落とし、団体戦金メダルを目標に掲げ、シーズンを戦いました。NHK杯を欠場し、カナダ選手権に出場。例年ならこの大会に合わせてくるPさんも、この年はミスが多発しました。しかしながら、高いスキルでカナダ選手権史上最多10度目の優勝を達成し、最後のナショナルを締めくくりました。ピョンチャンオリンピック団体戦では、目標の通り金メダルを獲得。スコット・モイアの「パトリックに金メダルを獲らせる」との言葉で、カナダチーム全体でPさんを支えました。カナダの圧倒的な層の厚さを見せつけたのです。団体戦も個人戦もフルパワーで戦ったカナダチームは結果的に団体・アイスダンス金、女子・ペア銅と大成功を収めました。

4回転ジャンプを跳ばなかったPさんが、自ら4回転時代を再構築し、それを超えるべくして若手が奮起。4回転ジャンプだけでは勝てない。スケーティングも表現も一流でいなくてはならない、一点突破型の時代からオールラウンドタイプ型の時代に移行させました。男子シングルの競技レベルを大きく底上げしました。彼の功績と素晴らしいプログラムの数々は枚挙にいとまがありません。豊かの部屋で怯えたチワワのようになったり、ラーメン大好きだったり、ワイン出したり、オリンピック村の部屋がすさまじい汚部屋だったり、ネタキャラとしても多大なる貢献をしてくれました。

これからのますますの活躍を祈願しています。。FC2ブログには検索ワードのタグ付けという機能がありまして、僕は大会名とそのエントリーに登場した選手名(タグは10個まで付けられるので、大会では上位選手だけ)をタグ付けしています。そのタグの登場回数は、男子選手でPさんが1位なんです。僕のブログにも貢献してくれました。ありがとうございました。

心残りはパトリック・チャン、羽生結弦、ハビエル・フェルナンデスの表彰台を見られなかったこと。見たかった・・・見たかったよう。
2018
02.16

ピョンチャンオリンピック 8日目 男子SP

男子SP
1 Q HANYU Yuzuru(日本)111.68
2 Q FERNANDEZ Javier(スペイン)107.58
3 Q UNO Shoma(日本)104.17
4 Q JIN Boyang(中国)103.32 PB
5 Q ALIEV Dmitri(ロシア)98.98 PB
6 Q CHAN Patrick(カナダ)90.01
7 Q RIPPON Adam(アメリカ)87.95
8 Q KOLYADA Mikhail(ロシア)86.69
9 Q BREZINA Michal(チェコ)85.15
10 Q MESSING Keegan(カナダ)85.11
11 Q HENDRICKX Jorik(ベルギー)84.74
12 Q ZHOU Vincent(アメリカ)84.53 PB
13 Q BYCHENKO Alexei(イスラエル)84.13
14 Q GE Misha(ウズベキスタン)83.90
15 Q CHA Junhwan(韓国)83.43 PB
16 Q KERRY Brendan(オーストラリア)83.06
17 Q CHEN Nathan(アメリカ)82.27
18 Q SAMOHIN Daniel(イスラエル)80.69
19 Q YAN Han(中国)80.63
20 Q TANAKA Keiji(日本)80.05
21 Q VASILJEVS Deniss(ラトビア)79.52
22 Q KVITELASHVILI Morisi(ジョージア)76.56
23 Q RIZZO Matteo(イタリア)75.63
24 Q FENTZ Paul(ドイツ)74.73
25 YEE Julian Zhi Jie(マレーシア)73.58 PB
26 BESSEGHIER Chafik(フランス)72.10
27 TEN Denis(カザフスタン)70.12
28 MARTINEZ Michael Christian(フィリピン)55.56
29 MONTOYA Felipe(スペイン)52.41
30 PANIOT Yaroslav(ウクライナ)46.58

モントーヤ
3Lz hd-2T shaky 2A 3F fall
地上波に映るモントーヤが眩しい。ジャンプのミスが重なってしまったのでTESは伸びません。ステップはあやしくてよかったと思います。1番滑走転倒ありで全項目6点台。結構出ました。デュハラドの演技後に客席に座っている姿が画面の端に見えていました。眼鏡をかけるとオーラが消えます。地味に見えて眼鏡を外すと美少女!?というパターンなのかもしれない。少女マンガの登場人物。

ベセギエ
3T-3T 3A 3Lz
4T-3Tにならなかったから本人は後悔もあるだろうに、「団体からは見違える出来、相当努力をしたのでしょう」と言ってしまう鳥海さん。鳥海さんの表現はいつも大げさである。まとめブログのタイトルか。ステップは動きがよかったです。レベルは2でしたけども。

ヴィンセント
4Lz-3T tano 4F so 3A shaky
4番目のエレメンツの3A降りた時点でベセギエのTESを超える。これがTESバイオレンスである。セカンド3Tは回転不足で降りてきました。4Fの回転も足りていないように見えましたが、こちらは大丈夫だったようです。現状、相当な部分をジャンプに集中しているので、それ以外の見応えが世界ジュニア優勝した頃よりも薄いかなというのが正直な感想。ネイサンですら最初はそうだったので、そうなるものなのですよ。

テンくん
2S 3A 3Lz-2T
4Sが抜けて0点に、コンビネーションスピン回り切れずに0点に。3Tも付けられずに、この3つの基礎点だけで17点ほど失いました。身のこなしの美しさはさすがです。

リッツォ
3A 3F 3Lz-2T
予定構成では、従来の3F-3Tを予定していました。3Fがクリーンだったので、後半に3Tを付けるつもりだったのでしょう。3T全然付けられそうでしたけどまとめてきました。

マルティネス
3Lz-2T 2A 3Lo
シングルスケーターとは思えないムキムキ。練習不足と肉体改造のしすぎが、エレメンツにも滑りにも出ています。それでもビールマンスピンを回れたのはおったまげ。筋肉がゴムで出来てます?

パニオット
4T<< df 2A df 3Lz<< fall
4Tが3.5Tに。3Aも3Lzも締め切れずひれぞれ1つずつ下の回転数に。悪夢か。せっかくきれいに散髪してきたのに。

ハンヤン
3A 4T fall 3Lz-2T so
イェン・ハンことエン・カンことハン・ヤンさん。観客が騒がしかったのでシーをして黙らせる。3Aは完璧な質でした。GOEは満点。4Tは余裕を持って降りてこられないです。でも四大陸よりは成功に近づいているかも?ステップスピンは素晴らしい。ジュニア時代スピンが上手で有名になって、シニアに上がってまずまずの質に落ち着いたけれど、ここにきてまた上手くなりました。

ジュリアン爺
3A 3Lz 3F-3T hd
3Aは雄大な助走から。パパシゼ以降みんな大好きになってしまった、おうち建てるよ!の曲。スピードのある滑りは35年ローンの計画的な支払い、お手付きは給与カットで支払いがピンチになった事を表しているのだろう。3Fの踏み切りはアウト気味に見えましたが、エラーは付きませんでした。

美青年ケリー
4T 3Lz-3T 3A td
いつも無精ヒゲブワーなのに、今日は形をきれいに整えています。さすがオリンピック。4Tも3Lz-3Tもクリーンでした。前半に2本のジャンプをきれいに決めると、なぜか3本目がクリーンに入りません。よくある事です。

クヴィテラシヴィリ
3A 4S fall 4T-2T
地味にMorisからMorisiへの登録名変更。モリシさん?モリッシーさん?苦手だった3Aが安定してきて、4Sを回転不足で転倒。1つ転倒でコンビネーションが2Tになったのに、TESが40点台に乗る。4回転のTESバイオレンスですね。

メッシング
4T-3T 3A fall 3Lz
メッシングのスケートを「切れ味鋭い」と評する鳥海さん。そう・・・?ヌタッとしたイメージだわ。4T-3Tはクリーン。3Aは軸が曲がって転倒。アメリカ人なのにカナダ仕様に。何代も前のご先祖様の日本の血では、カナダの血に勝つ事は出来なかった。傘を振り回しながらのイーグル。回転の安定したスピンなどは楽しいし、安心して見られました。お子様に見せても大丈夫な演技。

ミハル
4S-2T 3A 3F
4S降りたわーい!3Aは久しぶりにミハルらしい+2のもらえるクリーンんな着氷でした。いつものミハルに戻った。ここで3F転倒してしまうのがミハルだったりしますが、それも大丈夫でした。うううううううううううううよかったあああああああああ妻もカンヌンまで来られたしよかったああああああああ。髪形が普通になりました。

ジュンファン
3F-3T 3A 3Lz
ただただ激しい表現に終始せず、3Lzの前の助走からは哀愁をも湛えて素敵です。前髪が目にかかる様も表現の一部のように思えます。3Lzを降り、フライングキャメルに入ってのバトンキャメルでの表現が、これまた深みを感じます。ジャンプの回転が危ないかな?とも思いましたが、スローで見ると大丈夫です。成長期や怪我でジャンプに苦しんでいると思いますが、着実に前進しています。

フェンツ
3T-3T 3A 3Lz shaky
4Tは回避。3A以下のジャンプは失敗しないマンさは出ていました。ミスらしいミスは3Lzの着氷とコンビネーションスピンの回転速度が落ちてしまったところ。入場行進で一瞬映ったフェンツさんみたいな男はフェンツさんだったのか、未だに自信が持てない。偽フェンツさんがたくさんいる。

ミーシャ
3A 3Lz-3T 3F
髭多めの日。もじゃもじゃー。昔テレビでベテラン歌手について語られていた時に「自分の歌だからって、曲の意味をないがしろにして、自己陶酔して歌っているのは二流」というのを目にしました。セルフコレオは自己陶酔に陥りやすいですが、ミーシャはそうならずにコントロールされている。そこが心地いいのです。ミーシャ社の株価がまた最高値を更新しました。

ジョリヘン
3A 3Lz-3T 3Lo
ユーロでは3A跳び始めた時と全く同じステップアウトの仕方を繰り返して崩れていきました。そこから立て直しましたね。いい3Aでした。スピンの回転速度と軸は申し分ないです。溢れ出る感情の波に乗ったステップも心地よい。

サモヒン
4T-3T 4S 3A fall
4T-3Tと4Sを降りた時に、驚きのあまり喉から変な音が鳴りました。3Aはアンダーローテーションで転倒し、その後はレベルをボロボロと取りこぼしています。それもまたサモヒンらしいと言えるでしょう。でもようやく4回転の抜けと転倒のループから抜け出しました。サモヒンが目頭を押さえた時、こちらも嬉しくなりました。本当によかった。

りっぽんぽん
3F-3T 3A 3Lz
3Aの軸が曲がりました。それでも転倒しないのが今のりっぽんぽん。3Lzは今シーズン降りた3Lzの中で最もクリーンだったと思いますし、弾けるステップの前に一旦落ち着かせてくれました。アーチの美しいレイバックスピンを天井カメラで映したのは絶許。何の意味もないわ!

アリエフ
4Lz-3T 4T 3A
4Lz回り切った!4Tも3Aも大丈夫。ユーロからのアリエフどうした。スタミナ・・・・・ねえ、アリエフ?「アリエフはスタミナ!」って突っ込ませてくれよ。どうしたっていうんだアリエフ。そうか、旅立って行くんだな。もう二度とスタミナ地獄に帰ってくるんじゃなぞ。帰ってくるなら10年後にしろ。はやく100点クラブに入っちまえ。

Pさん
4T 3Lz-3T 3A fall
口髭がセクシーなPさん。実年齢と見た目年齢の曲線がようやく重なりました。3Aは回転不足で転倒。LPでこそ・・・今度こそ降りてくれ。カナダにも3Aください。3Aさえあれば演技がグッと締まるんです。

デカ
4S fall 3F-3T 3A
4Sがアンダーローテーションで転倒。3F-3Tで立て直しました。後半の3Aは彼の本域ではありませんが、加点の得られる質です。てええい!と斬りかかるような感じは刑事じゃなくて武士だな。ずっと気になっていたけど、オリンピック公式のプロフィール写真いつのだ。大学入学ぐらい?

ビチェンコ
3A 4T 3Lz-3T td
4Tの前のめりや3Tのタッチなど細かな減点はあります。スピン3つが全てレビューかけられるのがビチェンコさんらしい。安定のレベル4ひとつもなし。逆にレベル4多いと戸惑う。最後バランスを崩して微笑む大ベテラン。楽しんで滑っているのが分かるので、こちらも嬉しくなります。

ヴァシリエフス
3Lz-3T 3A fall 3F
3Aをアンダーローテーションで転倒し、普通ならTESがSPの危険水域に達するところです。でもそれをスピンとステップでカバーしました。今シーズンは、レベル獲得が少し厳しくなって、ステップレベル4を取れない選手が増えています。その状況できちんとレベル4を取れるのが大きいです。

羽生
4S 3A 4T-3T tano
いやもう・・・なにこれ・・・・・ええ・・・・・復帰したからジャンプにマイナス付かないぐらいで収められたらいいかな?最後まで滑る体力あるかな?と思っていたら、いやあ、もう言葉に出来ないですね。フィギュアスケート競技というものは、休養レベルの怪我をしていて復帰戦で怪我前に戻す事は通常ありえないです。それが世界チャンピオンクラスでもです。その常識を超えてきました。手プルプルするわ。西野カナぐらい震える。

ネイサン
4Lz fall 4T so 3A so
予定構成の4Fから難度を上げてきたもののまさかの転倒です。ネイサンが4回転で転倒だなんて。コンビネーションを付けられずコンボ抜け、3Aも失敗です。まさかという言葉しか浮かばない。ついでに衣装もどうした。エネルギーがなくなって、ステップの最後は力ない感じに。キレキレの羽生の直後だったのがマイナス部分を際立たせてしまったかも。

コリヤダ
3Lz 4T fall 3A
4Lzが3Lzになりました。4Lzを跳ぶ予定で急遽3Lzに変更したので、3Lzとしてはありえない高さが出ました。GOEで+2が出ています。今回も4Tで転倒しコンボを付けられず。また本国でコリヤダが叩かれてしまう・・・。

昌磨
4F 4T-3T 3A
4Fは大丈夫。4Tで堪えてしっかり3Tにも繋げました。危くズッ友に裏切られるところでしたが、3Aとはなんとか友好関係をキープしています。本来ならここでGOEでさらに2点は稼げますし、ステップのレベル3があったので、107は出せるはずです。

なんですくん
4T-3T 4S 3A
+3がズババババーン!なジャンプでした。こんなに気持ちのいい彼の演技を久々に見ました。もちろんオールレベル4を揃えています。エレメンツをやっている感じがしないのに、いつの間にかステップに入っていて、観客を幸せな気持ちにさせてくれる。これまでコミカルプロで鍛え上げられてきた表現力が、発散されています。

ボーヤン
4Lz-3T 4T 3A
すごい演技2連チャンで、演技は見ていないだろうけれど、点数は耳に入っているはずですから絶対にミス出来ない状況。しかも最終滑走。それでこれですよ!うわーーーーーおおおおおおおおうわーーーと思っている間に演技が終わってしまいました。

羽生となんですくん、昌磨とボーヤン。しのぎを削ってきた彼らが僅差で並びました。これマンガの最終巻のやつですよ。SP通過ラインが2017年世界選手権から5点も上昇しました。前回銅メダルのテンくんがSP落ちという展開。

お腹いっぱいで下痢になりそうです。明日まで100時間ぐらいインターバル置きたい。
2018
02.12

ピョンチャンオリンピック 4日目 団体戦男子LP

男子LP
1 CHAN Patrick(カナダ)179.75
2 KOLYADA Mikhail(ロシア)173.57
3 RIPPON Adam(アメリカ)172.98
4 RIZZO Matteo(イタリア)156.11
5 TANAKA Keiji(日本)148.36

コリヤダ
4Lz fall 4T df 3A-2T 4T shaky 3A 3Lz-1Lo-3S 3Lo 2A
男子の試合なのにニーナ先生がリンクサイドに立つ謎の光景。成功のない4Sは構成から外しました。その関係で3Lzが2Aになるため、基礎点が3点ほど下がりますが、絶対にミスする箇所でしたので仕方ない。SPのステップがヘロヘロでしたので、今日の滑りが一層美しく見えました。後半の力強さもよかったです。コンビネーション使いきれず。

リッツォ
3F-3T 3A-2T 3Lz 3A 3Lz-1Lo-3S 3Lo 2A 2A
滑る度に上達しています。オリンピック出場枠を獲得出来た、ジュニアグランプリで優勝出来た、イタリアチャンピオンになった、ユーロでトップ10に入った。その立場と自信が彼を一層強くしています。後半の3Aがアンダーローテーションになったのと、レベルの取りこぼしがあったので、速報からTESが6点下がりましたが、160点も見えてきました。楽しみ。

りっぽんぽん
2A 3F-3Lo 2A 3A-2T-2Lo 3A 3F-3T 3S 3Lz
ギランギランの新衣装。カミソリの替え刃8枚入りのパッケージみたい。4Lzは回避して2Aに。ここでリッポンに求められているのは1位になる事よりも、ミスせずに3位堅守ですからこれでいいのです。3Lzはアンダーローテーションになりましたが、全米選手権の悪夢から抜けられたからいいや。最近3Lzの回転不足が多いのは気になります。

Pさん
4T-3T 4T 2A td 3Lz-1Lo-3S 3A fall 3Lo hd 3F-2T 2A
このまま4Tが入らないまま大会終わってしまうのではないかと思っていました。ここで2本きちんと入ったのは、個人戦に向けてもいい材料です。あとは3Aです。

デカ
2S 2S 3A 4T fall 3A-2T-1Lo 3F-3T 3Lo 3Lz
4Sと4S-2Tが2S×2に・・・・・あああ・・・。6分練習中から4Sが決まっていませんでした。団体戦だったのが不幸中の幸い。フライングキャメルで失敗したり、ステップでレベルを取れなかったのも痛かった。後半のジャンプは頑張りました。コレオシークエンスは表情が真顔になっていたので、頭の中では「やってしまった・・・」という思いがあったのかも。

1位 カナダ 55
2位 OAR(ロシア)48
3位 アメリカ 44
4位 イタリア 42
5位 日本 38

カナダが独走態勢に入りました。ここからひっくり返ったらビビるぜ。
2018
02.09

ピョンチャンオリンピック 1日目 団体戦男子SP

男子SP
1 UNO Shoma(日本)103.25
2 BYCHENKO Alexei(イスラエル)88.49 PB
3 CHAN Patrick(カナダ)81.66
4 CHEN Nathan(アメリカ)80.61
5 RIZZO Matteo(イタリア)77.77
6 CHA Junhwan(韓国)77.70
7 YAN Han(中国)77.10
8 KOLYADA Mikhail(ロシア)74.36
9 FENTZ Paul(ドイツ)66.32
10 BESSEGHIER Chafik(フランス)61.06

ジュンファン
3Lz-3T 3A 3F
今回はチャ・ジュナンさんらしい。NとHが繋げられるのねん。僕は韓国人も中国人もアルファベット風で統一してるのでジュンファンのままで。大きくなったせいかとても動き辛そう&キャメルスピンが回り辛そう。でも大きくなったから雄大さが演出されるようになりました。

フェンツ
4T fall 3A fall 3Lz ot-3T
連続転倒から始まりました。転倒でリズムを掴めなかったのか、ステップでの元気が少しなかったです。3Lz-3Tはターンが入りましたが、足はつかなかったのでセーフ。個人戦でも前半の方のグループで滑るので、いい予行演習になったのではないかと思います。鳴り物がないキスクラは物足りないです。早急にアレクサンダー・ガジさんを召喚したまえ。

ベセギエ
3T-2T 2A 3Lz
衣装にNYCとTAXIの文字。衣装で自己紹介するのがフランスクオリティー。伝統と格式。ジャンプが抜け&抜け&抜け。ベセギエのジャンプ抜けは1つ下の回転になる事が多いです。彼得意のワチャワチャ踊る感じは、TAXIのハチャメチャ感っぽい。オリンピックコンプライアンス的に応援団がおとなしい。おとなしいフランスなんて・・・。

ハンヤン
3A df 4T so 3Lz-3T shaky
中村さんが3Aの事を「得意のジャンプ」なんてフラグを立てるから・・・。ハンヤンは3Aの質はいいけど、得意かと問われるとそうでもなくないか?という。本田さんの言う通り3Aの高さ足りなくて回転不足になっています。画面に迫りくるハンヤンの尻。抒情的になってしまってハンヤンがネタに出来ないレベルになってる・・・嬉しいけど寂しい。緩急使ってラブストーリー紡いじゃって。

リッツォ
3A td 3F-3T 3Lz
3Aの着氷でフリーレッグをタッチしたので少しマイナス。-1.14でした。3Aの着氷でビビる客席のカッペちゃん(ナチュラルメイク)かわいい。そこからは非常に落ち着いておりました。ジュニアグランプリの10倍は落ち着いておりました。エッジワークが深くなり、郷愁総動員って感じです。全イタリア人を里帰りさせてしまうようなレベル。指笛と奇声で盛り上げる人妻カッペちゃん。ホタレックさんよりうるさいぜ。

Pさん
4T fall 3Lz-2T 3A fall
まさか3ミスとは・・・・・。ノーミスであればこれより15点は高いTESになるので、良くない出来でしょう。スケーティングの美しさは見られましたが、ラストの2本のスピンでは勢いが切れてしまった印象。9点台は出ていますが、パフォーマンスだけはポコンと低いです。キスクラが選手で埋め尽くされている。さすがカナダ。前回も団体戦に出ない選手が応援していました。

ビチェンコ
3A 4T 3Lz-3T
ミスをする選手が多い嫌な空気を一掃してくれました。優秀な清掃業者。コンビネーションスピンレベル3!フライングキャメルレベル2!ステップレベル3!清々しいぐらいにラフでした。でもそれでもいいと思えるプログラムです。もちろんレベルを獲れた方がいいですけども。これが先週30歳になった選手の力だ!おっさん!おっさん!おっさん!おっさん!

ネイサン
4F-2T 2T 3A fall
4Fで流れが止まり2Tに繋げました。4Tが2回転に。ステップはほぼ満点の評価が出ているのですが、全米等に比べると元気がなくて、質はそれほどな印象でした。花火炸裂!な感じがないです。衣装はデザイン料取られたのか気になる全米LPの衣装でした。夜ウォーキングしても大丈夫な反射板付き衣装よりはいいか・・・。

コリヤダ
4Lz fall 4T fall 1A
転倒転倒ノーバリュー。ネイサンと同じくステップはレベル4を獲得しました。しかしながらコリヤダもジャンプが影響してしまったのか、後半になるにつれて元気がなくて力ない演技に。らしくない。

昌磨
4F so 4T-3T 3A
今日のこの流れだと、4Fの軸が曲がった瞬間に「転倒スルウウウウウウウウウウウ」と思いましたがステップアウトで収めました。回転も足りています。ステップはレベル3でした。なかなかステップレベル4にならない・・・。個人戦ではレベル4になる呪いをかけよう。4T-3Tと3Aはお茶の子さいさい。昌磨だけチャレンジャーシリーズに出てるのかってぐらいにリラックスしています。ノーミスなら107点~108点を狙えます。

オリンピックだからか、GOEとPCSがいつも以上にドカドカ出ています。来シーズンからはジャンプが減ったりGOEの運用が変わるので、最後に一発ドカーン!と出したい気持ちがあるのかも。

Pさんはまさかの3ミスでしたが3位になりました。元々が昌磨、ネイサン、Pさん、コリヤダの4人の中でどの位置につけるのかの戦いでしたから、3位はまずまずのスタートと言えるでしょう。金メダルを目指してもいますしね。切り替えていこーぜ。
2018
01.13

カナダ選手権 5日目 女子SP・アイスダンスSD・ペアSP・男子SP

テレビ放映の関係で今年もトンデモ日程。

女子SP
1 Gabrielle Daleman ON 77.88
2 Kaetlyn Osmond AB/NT/NU 71.41
3 Sarah Tamura BC/YK 54.34
4 Michelle Long ON 54.11
5 Triena Robinson AB/NT/NU 53.96
6 Larkyn Austman BC/YK 53.96
7 Sophie Larouche QC 52.87
8 Aislinn Ganci AB/NT/NU 52.77
9 Alaine Chartrand ON 52.19
10 Amanda Tobin ON 51.95
11 Kim DeGuise Léveillée QC 49.70
12 Alicia Pineault QC 49.43
13 Kelsey Wong BC/YK 48.95
14 Aurora Cotop ON 48.83
15 Emy Decelles QC 48.55
16 Jane Gray AB/NT/NU 46.51
17 Hélène Carle ON 39.90
18 Maysie Poliziani ON 39.85

シャルトラン
3Lz fall 3Lo fall 2A shaky
3Lzを転倒し、不安な表情のまま3Loに向かい転倒。フットワークはいつものようにきれいに滑れているのに、ジャンプは絶不調であります。レイバックスピンのチェンジエッジ回れていないです。国内選手権で7点台4つ、パフォーマンス6点台はヤバい・・・。

デールマン
3T-3T 3Lz 2A
コレジャナイ感がすさまじかった朱色のドレス廃止!!!!!黒ギラギラで赤のグラデーションがかったスカート衣装に変わりました。メイクは目の周囲が特殊メイクばりに縁取りされています。見るからに強い。やっとカルメンになりました。ジャンプはベストではありませんが、問題はない質です。ガッツポーズも出ましたし、仕上がりは上々の模様。いやー気持いいスコア!これぞカナダ選手権。あたしゃこれが見たかったのさ。

オズモンド
3F fall 3Lz-2T 2A
オズモンドなら歪みを修正出来そうであった3Fでしたが転倒。3Lzの後ろでリカバリーしました。ミスが連鎖するのが彼女のパターンですが、全く硬くならずにその後の演技が美しく流れていったのは大きな成長と言えるでしょう。

シャルトランが9位で最終グループ漏れです。カナダ選手権は第1~2グループが先に滑り、アイスダンスを挟み最終グループとなる変則日程。3位まで2点差ですが、最終に入れないのは印象の面でも大きいでしょう。また1つ波乱が起きるかもしれません。

アイスダンスSD
1 Tessa Virtue / Scott Moir QC 85.12
2 Piper Gilles / Paul Poirier ON 78.37
3 Carolane Soucisse / Shane Firus QC 70.97
4 Kaitlyn Weaver / Andrew Poje ON 70.31
5 Haley Sales / Nikolas Wamsteeker BC/YK 63.84
6 Sarah Arnold / Thomas Williams BC/YK 60.18
7 Molly Lanaghan / Dmitre Razgulajevs ON 57.38
8 Gina Cipriano / Jake Richardson QC 51.19
9 Ravie Cunningham / Cedar Bridgewood BC/YK 47.36
10 Vanessa Chartrand / Alexander Seidel QC 42.38

セールス組も寿司酢組もよかったけれど、映像がブツブツで断片的にしか見られませんでした。

パイポー
ガンガン滑っていきました。GPSは壮大な前振りだったかのように、ポーさんのディープエッジが冴えわたっておりました。衣装は腕のモップが派手になりまして、遠くからでも分かりやすくなりました。前のは地味だったので、マジでモップでしたからね。

ウィバポジェ
パーシャルステップは素晴らしい抜け感で、他カップルにはない個性的なダンスが出来ていて素晴らしい。探り探りの状態から内面をさらけ出して踊るよ!とノってくる感じが最高だったのに、その状況でポジェが転倒・・・・・ツイズルノーバリューで8点が吹っ飛びました。

テサモエ
圧倒的というしか他ないですね。全てがズバ抜けているので、パターンダンス1つにしても同じ事をしているように思えないです。足首がゴムで出来てんのか?ってぐらいグイングイン動いて、スケートがグイングイン滑る。そして体をいくら傾けてもブレない。その上でツイズル決めーのローテーショナルぶん回しーの。そりゃ盛り上がりますよ。3人のジャッジが85.30点満点の評価。国内選手権だからこれぐらい出さないと。SDはいいんですよ。FD!!!

ペアSP
1 Meagan Duhamel / Eric Radford QC 81.78
2 Julianne Seguin / Charlie Bilodeau QC 68.51
3 Kirsten Moore-Towers / Michael Marinaro ON 68.28
4 Lubov Ilyushechkina / Dylan Moscovitch ON 65.45
5 Evelyn Walsh / Trennt Michaud ON 62.61
6 Camille Ruest / Drew Wolfe QC 60.18
7 Sydney Kolodziej / Maxime Deschamps QC 56.42
WD Shalena Rau / Johann Wilskinson ON

セガビロ
3Tw 3S fall 3FTh
3Sで女性が転倒。2枠目3枠目を争う場面で痛い出遅れです。リフト中の女性の脚はは伸ばさない方を伸ばした方に添えて、上手く見せています。背が低いのは持ち上げやすい分、見栄えが悪くなるので、こういった工夫は大切です。緊張が解けてきたからか、ステップは2人の動きが美しく揃っていました。

モーマリ
3Tw 3LoTh hd 3T
ツイストはいつもよりも高さが出ていたと思います。でもキャッチが・・・。体を絞った効果でしょうか。スローは珍しく手を付きました。緊張からかもしれません。3Tのタイミングが少しズレるという、ソロジャンプが得意な彼らにはこちらも珍しいミス。デススパイラルは回転速度が安定して、きっちりと回っていました。レベル4しか付けられんだろ!クワッ!といった具合。

イリモー
3Tw 3T hd 3LzTh
3Tはイリが両足&お手付き&ステップアウトでアンダーローテーション。スロールッツは決まりました。このプログラムでは大人の男女の関係性を表すステップで、官能的に演じていきたいところですが、それが今日は見られなかったです。押しても漕いでも滑りが伸びず、2人の持ち味が出せていませんでした。今シーズンは特に男性の滑りの調子が上がらないです。これぞという瞬間が一度も訪れないです。

デュハラド
3Tw 3Lz td 3LzTh
ラドフォードさんの3Lzがタッチしました。国内選手権なので±0ぐらいで済みます。恋愛のプログラムにも捉えられるし、縁あってペアを結成し、キャリアを積んできた2人の軌跡とも解釈出来ます。いろいろな解釈の余地を与えてくれるのがトップスケーターの証拠。最後のナショナルでも魅せてくれました。

男子SP
1 Patrick Chan ON 90.98
2 Kevin Reynolds BC/YK 86.20
3 Keegan Messing AB/NT/NU 85.65
4 Elladj Baldé QC 84.91
5 Nam Nguyen ON 83.39
6 Nicolas Nadeau QC 79.56
7 Roman Sadovsky ON 78.72
8 Joseph Phan QC 78.01
9 Liam Firus BC/YK 77.44
10 Conrad Orzel ON 73.69
11 Stephen Gogolev ON 72.61
12 Samuel Angers QC 69.96
13 Bennet Toman ON 68.83
14 Eric Liu AB/NT/NU 64.82
15 Olivier Bergeron QC 63.61
16 Jérémie Crevaux QC 60.32
17 Dustin Sherriff-Clayton AB/NT/NU 57.95
18 Edrian Paul Celestino QC 56.14

オーゼル
3A 4T fall 3Lz-3T
彼のような美少年スケーターは、往々にして滑りが得意でジャンプが苦手。そんな通常パターンをドンガラガッシャンとひっくり返すめちゃくちゃジャンプ厨な選手です。前よりはよくなったにせよ、トランジションで音楽とズレたクロスを連続させているところを見るとそれが分かります。でもそれも愛おしく思えてきます。早く育てー。3Aはカナディアンの常識を超える良質でした。

同じ曲2連チャンでワロリンヌ。

バルデ
3F 3A 3Lz-3T
スタートのバルデの表情がいつもの3割増しでかっこいい。横顔が彫像のようでした。ジャンプを降りた事はもちろんですが、今日はステップシークエンスの質に尽きますね。ジャッジへのアピールのみならず。全方位のお客さんへアピール。Sound of Silenceの力強いメッセージを余すところなく届けました。フィギュアスケートでよく使われるDisturbedの音源でして、男性らしいルックスのバルデだからこそ、一層演技にハマっていると思いました。数年前ネーベルホルン杯で優勝した時よりも今日の方がいいと思います。

ゴゴレフ
4S-3T 3A so 1Lz
4S-3Tをあっさり成功。3Lzが0点になりました。天才少年の称号に恥じない活躍。ノービス年齢ですでに7点台の乗せていますよ・・・恐ろしい。ド早熟だなあ。そんなに熟してどこへ行く。

ジョセフ
4T-3T 3A 2Lz
4回転を成功させるのは続いてOKだけど、3Lzが抜けるのは続いてはいけませんよ・・・。ジェフ振付でその遺伝子を受け継いだかのようなオシャレ演技でした。衣装まで受け継ぐ必要はないのに。

サドフスキー
4S ot-3T 4T td 3A fall
美しいヴァンパイアさんは2クワド。さすがにここまで背が伸び、筋肉がついてくるとスピンの回転速度は少し落ちます。それでもポジションの美しさはキープしています。3Aはカナダ人が出てしまいました。3Aの不安定なのは分かっていて、2クワド構成で攻めたのでしょう。元々はジュニアとは思えないディープなエッジ使いで名を上げた部分があるので、そこでも魅せてほしい。シニアに上がってジャンプ偏重になっている気が。トランジションでも過剰にディープエッジ見せて!!!おねがい!

フィルス
4T fall 3A 3Lz ot-3T hd
3Aは着氷を堪えました。せっかくそれが出来たのに靴とパンツを固定しておくホックが外れてしまい、それを取り除くのに手間取り、コンビネーションジャンプが崩壊。思わぬハプニングでの出遅れで、非常に悔しそうです。

メッシング
3T-3T 3A 3Lz
4T-3Tが予定通りになりませんでしたが、質そのものはよかったのでGOEはもちろんプラスです。コンビネーションになってよかった。3Lzで堪えられたのも大きかったです。

ナドー
4T-3T 3A fall 3Lo
4T-3Tは縦に上がるジャンプ。カナディアン的には3Aが得意な部類ですが、転倒。転倒でフェンスに掴まるような形で衝突しました。振付的にはルンルンステップに入る直前だったので、少しおどけた形になって、曲想表現の面では大きなダメージではなかったかと。もっと弾けられればなおよかったですが、そうもいきませんよね。

ニューエン
4S-3T 3A 3Lz fall
4S-3Tと3Aはクリーンに着氷しました。3Lzは高さが出ていませんでした。どうしてそこで・・・というミスです。今日はハイスコアが出そうになると、3Lzで失敗するという宇宙の法則でも働いているというのでしょうか。

レイノルズ
3S-3T 3A 4T
4Sが3Sになりましたが、落ち着いて3Aと4Tを着氷。回転不足もありません。ここで焦らないのがベテランですね。見た目は若いですが27歳ですからね。このスウィングは素敵なプログラムですが、ハタチ前後の勢いある時期とアラサーになって滑るのでは、リアルなノリの差が出てしまうなと感じます。ベテランの深みは不要であったりしますし。難しいね。

Pさん
4T fall 3Lz-3T 3A so
2ミスでも演技の印象を損なわないのはさすがと言えますが、やはりどうしてもTESは出なくなってしまいます。PCSがダントツなので、ポジションとしては揺るぎないです。ピョンチャンに向けてはどうなのか不安が残ります。明日を見守りましょう。

2位争いの点差が生々しい。誰が代表になってもおかしくないです。Pさんは史上最多優勝記録をすでにもっています。それじゃ最多タイで、10回目優勝すると単独記録になるのです。歴史に名を刻む事になります。

明日はデュハラドがHometown glory、デールマンがラプソディーインブルーにプログラムを戻して挑みます。両プロとも2組にピッタリでしたし、出世作なのでオリンピックに最適ですね。ぜひ力を見せてもらいたいです。

ナショナル月間もいよいよフィナーレを迎えます。
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