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2020
01.27

全米選手権 6日目 男子リザルト

デスロードのフィナーレを飾るお祭り。

男子リザルト
1 Nathan Chen, Salt Lake Figure Skating 330.17
2 Jason Brown, Skokie Valley SC 292.88
3 Tomoki Hiwatashi, DuPage FSC 278.08
4 Vincent Zhou, SC of San Francisco 275.23
5 Andrew Torgashev, Broadmoor SC 260.64
6 Aleksei Krasnozhon, Dallas FSC 241.32
7 Camden Pulkinen, Broadmoor SC 236.08
8 Dinh Tran, SC of San Francisco 220.88
9 Sean Rabbitt, Glacier Falls FSC 213.46
10 Yaroslav Paniot, All Year FSC 209.79
11 Ryan Dunk, Baltimore FSC 199.45
12 William Hubbart, Individual Member 195.87
13 Jimmy Ma, SC of New York 193.85
14 Jordan Moeller, Northern Ice SC 191.25
15 Joonsoo Kim, Los Angeles FSC 177.03
WD Emmanuel Savary, Broadmoor SC

ジミー
2T 2A 3Lo so 3A 3Lz-1Eu-2S 3Lz-2T 3F fall
4Tと3Aの回転数が下になってしまいました。ステップシークエンスでは体の力が抜けていてお洒落ブルースに仕上がっていました。その良い雰囲気のまま後半のジャンプゾーンに突入。3Fの転倒がもったいなかった。

トラン
3A 3Lz-3T 3F 3Lz 3Lo so 3F-2T 3S-1Eu-2S
リチャード・ドーンブッシュが昔滑ったシャーロック・ホームズの衣装を着用しました。3Loのステップアウト以外はすべて成功しました。ドンブーのようにエッジワークも良くなるのだぞ。

モーラー
1A 3F-3T 3S 3Lo hd 3A fall 3Lz so 3Lz-2T
ジャンプのミスが多かったです。SP尺だと悪くないように思えたのですが、LP尺だと滑りで緩急が出せないところが、アルビノーニのアダージョという選曲も相まって、マイナスに大きく作用してしまった気がします。

プルキネン
4T 3A 3Lo 3Lz shaky-1Eu-2S 3A-3T 1Lz 3F-2T
3Lzさんが大暴れした日でした。3Aも加点がそれほど得られるものではありませんでした。しかしながらプルキネンのLPとしてはかなり良い方だったのではないかと思います。もっとできますけどね。もっと滑れますけどね。スピンは……うん!

ラビット
3F-3T 2A 3Lz so 3F fall 3Lo 3S-3T shaky 2A-2T-2T
エスパーニャ・カーニでした。ギランギランの衣装で素敵でした。ジャンプがすべて入っていけば、本人ももっと乗っていけたんでしょうね。キスクラで日本人に向けて営業活動しました。これからwwwwwwTHE ICEとかwwwwww日本のアイスショーにも出たいwwwwwwwwwwwwww偉い人呼んでやれよ。会場めちゃくちゃ温めてくれるぞ。トップバッターとかおすすめよ?

パニオット
4F so 4T-2T 3A shaky 3Lo-2T 3Lz-1Eu-3F hd 3Lz 3S
めまぐるしく入れ替わるゴッドファーザーでした。めまぐるしく入れ替わるけれど、清々しくジャンプを跳ぶだけでした。スピードもなかったので、なかなかこういうタイプではアメリカで評価を受けにくいですよね。右足を痛めたようですが大丈夫でしょうか。

ヴィンセント
4S 3Lz 3F 3A-3T 3Lo-2T 3A 3Lz-1Eu-3S
大学があって練習ほとんどできないマンなのにすげえええええええええええええええええええええええええええええええ!!!1本も抜けないしコケない。4S1本降りるだけでも見事ですよ。

クラスノジョン
4Lo 3A-3T 3A so 3S 3F-3Lo 3Lz-2T-2Lo 3Lz
4Loさん成功させました。3Aがステップアウトになったのを除けばとても良かったです。史上最高の安売りですが、クラスノジョン史上最高の出来だったと思います。コレオシークエンスで躓いていたけど見なかったことにしよう。

樋渡
4T-3T 4T 3A-2T 3S 3A 3Lz-1Eu-3F 3Lo
ふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!ステップシークエンスからの3Aのところは、少し待ちがあって穴かなと思うんですけど、オイラーのリズム感がバレエっぽい成分があって良かったなあ。

トルガシェフ
4S fall 4T-2T 3A fall 3Lz-1Eu-3S 4T so 3F-3T 3Lo
4Sはダウングレードで転倒。3Aが苦手なので4T2本の構成でした。つい最近までトルガシェフは体の芯が通っていなくて、動きがふにゃふにゃだったので、1本芯が通って力強くなり、安定してPCSを取れるようになったのは大きな進歩であります。

ネイサン
4F-3T 4S 4T-1Eu-3S shaky 3A 3Lo 4T 3F-3T
いつも全米でおかしなぐらい4回転を跳んで、しかもノーミスで演技を終えているので、4本では物足りない体になってしまいました。これが薬物中毒ってやつですか。絶好調という感じではありませんでした。中盤は少し体が動いていなかったので、滑って跳んでの印象です。でもコレオシークエンスはいつも通りの素晴らしい実施でありました。文句なしの優勝です。

ブラウン
3A-2T 4T df 3A 3F 3Lz-1Eu-3S 3F-3T 3Lo
本日激辛な杉田さんでも、ブラウンの表現に対しては手放しで賞賛しています。「演技そのものが+5です」という言葉にもそれが表れています。4Tは回転が足らなかったけれどチャレンジできました。そして他のジャンプは乱れなかった。特にルッツフリップは国際大会でも+4が並ぶようなお手本のジャンプでした。脳震盪があって、なかなか思うような演技ができないながらも笑顔を絶やさなかった。そんな彼が静かに涙を流した。今シーズンの苦労が偲ばれます。本当におめでとう。そしてありがとう。

ネイサンは10.00が14個でした。ブラウンは4Tがダウングレードですが、他のエレメンツはほぼ+4~5を獲得しています。樋渡はGOEマイナスがありませんでした。ヴィンセントはオールレベル4だし、最終GOEにマイナスはありませんが、それでも台に立てませんでした。前年の世界選手権メダリストがノーミスでトップ3に入られないなんて信じられないことが起こっています。クラスノジョンの4Lo足りなかったーーーいけたと思ったのになあ。

デスロード終わりました。来年も再来年も全米とユーロが被らないことは決まっていますので、デスロードがあるとしても2023年以降になります。もうデスロード要りません。ISU公式ちゃん……四大陸もジオブロかけないで!
2020
01.26

全米選手権 5日目 男子SP・ペアリザルト・アイスダンスリザルト

スポンサーが車屋、タイヤ屋、保険屋の大会。

男子SP
1 Nathan Chen, Salt Lake Figure Skating 114.13
2 Jason Brown, Skokie Valley SC 100.99
3 Andrew Torgashev, Broadmoor SC 97.87
4 Vincent Zhou, SC of San Francisco 94.82
5 Tomoki Hiwatashi, DuPage FSC 94.21
6 Aleksei Krasnozhon, Dallas FSC 80.71
7 Camden Pulkinen, Broadmoor SC 79.19
8 Sean Rabbitt, Glacier Falls FSC 77.71
9 Yaroslav Paniot, All Year FSC 77.10
10 Jordan Moeller, Northern Ice SC 71.87
11 Dinh Tran, SC of San Francisco 71.86
12 Jimmy Ma, SC of New York 71.54
13 William Hubbart, Individual Member 69.11
14 Ryan Dunk, Baltimore FSC 67.15
15 Joonsoo Kim, Los Angeles FSC 60.13
WD Emmanuel Savary, Broadmoor SC

杉田秀男さん御年85歳。深夜3時半に解説。

パニオット
4T-3T 3A hd 3Lz
ウクライナから移籍してきました。ウクライナどんだけお金ないんだ。演目がスウェイなので、もっと楽しそうに滑ってほしかったです。肝心のステップシークエンスを真顔で演じているんですもの。キスクラでふざけているときの表情の方がスウェイっぽかった。

トラン
3A 3Lz-2T 3F
ジャンプがとても高く上がりました。3Lz-3Tは回避して美しい演技を見せてくれました。シットスピンはええええええええ。

グリーン兄が成績優秀者として表彰されていました。頭が良いならスケートから離れても活躍できますね。兄以外の優秀者は全員アジア系でした。アジア系が頭良いのはマジなんだな。

ネイサン
4F 3A 4T-3T
ラスボスがこんな滑走順で出てきちゃいかんでしょ。ノーミスのクリーンプログラムを披露しました。引くところが全然ありませんね。4回転の加点が多いとかは、これは全米だから大丈夫です。全米だから満点でOKです。なぜかって?全米だからだよ。

クラスノジョン
3Lz shaky 3A 3F-3Lo
ババくさい花柄の衣装にもすっかり慣れました。3Aの質はしっかりとキープされています。最初だけだと最近ありがちな量産型しっとりプロだけど、終盤ピロピロさせるあたりは、ロシアイズムなんだろうなあ。明け方にはこういうプログラムの方がありがたい。

ラビット
3F-3T 2A 3Lz
非常に完成度の高い演技でした。3Lzのアテンション評価はありますが、流れのあるジャンプですし、美しいメロディーを盛り立ててくれました。コンビネーションスピンのキャメルポジションが安定していて、回転速度も申し分なかったです。国際大会の派遣ください。

ヴィンセント
4S 3Lz-3T 3A
4回転降りられるかどうか……という話でしたが、4Sしっかり成功させてきました。ここ一番に合わせられるのが一流選手ですね。絶好調ではないけれど、カントリーで中間年らしくちょっと得意路線から外して挑戦にも成功していますし、良かったのではないかと思いますね。全米はスケーティングが得意な選手が点数が出やすいので、ちょっとPCSが抑えられました。

トルガシェフ
4T 3A 3F-3T
一瞬坊主にしたかと。3Aの助走の雄大さがさらに緩和されました。フライングシットの入りから回転してトップスピードに入るまでがすごく速かったです。ステップシークエンスは踊りながら、移動距離が伸びた滑りで、これでもかというほどに魅せてくれました。トルガシェフ史上最高の出来です。

プルキネン
4T 3A so 3Lz-1T
4Tはクリーンに。着氷後ほとんど助走を入れずに3Aですが、これはステップアウトに。スピンに厳しい杉田さんからは、シットスピンの回転が遅くなったことを指摘されていました。杉田さん、これはデフォルトです!今シーズンはSP良くてLPで崩れていたから、今回はきっと逆になるんだな。

マーク・ミッチェル先生がそんじょそこらの50代には穿きこなせないチェックのパンツを身につけていらっしゃる。かっこいい。

モーラー
3A fall 3F-3T 3Lz
3Aは回転不足で転倒です。美少年時代は表現力ありそうで全然なかったんですよね。緩急もほぼなくて結構棒気味。今は振付師をやっているだけあって、スピンのポジション一つひとつにも意味を込めながら回るようになりました。ベテランはベテランで前進しています。

ブラウン
3F 3A 3Lz-3T
3Fとステップシークエンスは満点です。10.00もたくさん出ています。クワドレスで100点を出すなんて、国内選手権でも絶対に無理だと思っていました。世の中に絶対はありませんでした。3Aまでの構成としては、もうこれ以上できることがありません。最高です。ステップシークエンスのエッジコントロールが人間離れして「ほげーーーーー……」と呟いたら、携帯電話が「Ok google」と勘違いして反応してました。Googleアシスタントさんにんにも影響を及ぼす演技。

樋渡
4T 3A 3Lz-3T
チェンジシットのディフィカルトエントランスがあまりに軽妙で爽快で笑ってしまいました。曲の持つ疾走感を表現するのに最適です。表情を使って演じられるようにもなりましたね。これは樋渡史上最高の演技。史上最高連呼してますけど、言いすぎてないですよね?

ジミー
4T so 3A 3Lz fall
赤平さんがジミーが超絶陽キャであること理解した上で実況している。さすがにJスポの資料にも陽キャとは書いていないだろうし、SNSを日頃からチェックしているな?コンボ付けられなかったのは点数的に痛いです。ジャンプ降りられれば、最後までもっとノれていたはずです。ジミーの毛根の密度高い。

こんなにレベルの高い試合になるとは。LPはユーロと被らないのでじっくり観ます。

ペアリザルト
1 Alexa Knierim, DuPage FSC
Christopher Knierim, Broadmoor SC 216.15
2 Jessica Calalang, DuPage FSC
Brian Johnson, Detroit SC 213.57
3 Tarah Kayne, Broadmoor SC
Danny OShea, SC of New York 204.07
4 Ashley Cain-Gribble, SC of New York
Timothy LeDuc, Los Angeles FSC 197.12
5 Haven Denney, SC of New York
Brandon Frazier, All Year FSC 186.25
6 Audrey Lu, Dallas FSC
Misha Mitrofanov, Dallas FSC 181.49
7 Olivia Serafini, SC of New York
Mervin Tran, SC of New York 171.21
8 Jessica Pfund, Southwest Florida FSC
Joshua Santillan, All Year FSC 165.93
9 Nica Digerness, Broadmoor SC
Danny Neudecker, Seattle SC 164.12
10 Laiken Lockley, DuPage FSC
Keenan Prochnow, DuPage FSC 147.07
11 Maria Mokhova, Chelsea FSC
Ivan Mokhov, Chelsea FSC 143.29
12 Allison Timlen, Columbia FSC (MD)
Justin Highgate-Brutman, St. Clair Shores FSC 135.10

デニフレ
3Tw 3LoTh 2S so 2A-1Eu-2S 3STh fall
女性の3Sが2回転に、男性はステップアウトしました。スローサルコウは転倒です。リフトはいつも通り上手ですし、終盤に畳み掛けてきました。観客も見どころが分かっているので、大いに盛り上がっていました。演技を終え、女性が手を合わせてごめんなさいみたいな感じで話をしていました。

ルーミト
3Tw 3S-1Eu-3S 3LzTh 3T 3LoTh fall
男性がスロージャンプをほとんど投げていないので、当然3回転を余裕持って回れるわけでもなく転倒しました。リフトでワンフットもできず、最後は男性が女性に遅れないように必死について行くだけになりました。男女の技術差が開く一方です。

セラトラ
3Tw 3F fall 3T-1Eu-2S 3LzTh hd 3STh td
マーヴィン・トランさん29歳ペアスケーター。3Fを降りました。カストラのときずっとソロジャンプを失敗していたイメージだけど、3Fは降りられるんですね。スローの投げ方は相変わらずでした。おなじみの下手なカバー音源を使っていました。オリジナル使うとSnow Patrolにとんでもないお金請求されるのか?

ケイン髭
3Tw 3Lo shaky 3LzTh df 3S shaky-2T-2Lo shaky 3STh
致命的なミスはありませんが、ジャンプでは加点を得られません。リフトも危なかったので加点は望めません。ことあるごとにエレメンツで流れを切らしてしまったと思います。

カラジョン
3Tw 3T-2T 3S 3STh 3FTh
うっひょおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!全部入った!女性はソロジャンプ得意なので心配なかったですけど、不安定だった男性まで決めてくるとは。さすがにここは想像以上です。曲はYou are the reasonです。この結果のために、このパートナーに巡り合えたってことですね。

タラダニ
3Tw 3S-1Eu-2S 2A 3STh df 3LzTh hd
初速がいつもとまるで違っていました。ツイストは乱れなくキャッチができました。いつもこのツイストができるようになれば。トレードマークのダンスリフトからのスローサルコウは両足着氷でした。SPよりは間違いなく良かったです。去年のリフト落下の悔しさを晴らしにきたと思うので、100%満足ではないだろうけど、トップ3に入って自力で四大陸には出られます。

シメクニ
3Tw 3T fall 3LoTh 2S 3FTh
男性が3Tで転倒です。3Sは最初から2回転にしました。悪かった部分よりもむしろ、スロージャンプの着氷のゆるぎなさが戻ってきたこととか、リフトで苦労しなくなったこととか、妻のスケートに生命力が満ちていることとかプラスの面が入ってきます。病気をして2年以上ずっと調子が戻っていませんでしたから、やっと世界のトップ争いをするためのスタート位置にまで戻れた気がします。そのためには!ソロジャンプ降りてください!!!

ペア代表はすんなり上位2組に決まるでしょう。シメクニとタラダニの調子が戻ってきたことが嬉しいです。カラジョンはボイコズ、ミシガリ、ダリデニに並ぶ新星です。国際大会でも200点は苦労なく出せるペアだと思います。ケイン髭はスロージャンプの確率が低すぎます。国際大会で戦うのなら7割は降りないと厳しいです。降りなくても戦えるのはタラモロクラスだけです。

アイスダンスリザルト
1 Madison Chock, All Year FSC
Evan Bates, Ann Arbor FSC 221.86
2 Madison Hubbell, Lansing SC
Zachary Donohue, Lansing SC 217.19
3 Kaitlin Hawayek, Detroit SC
Jean-Luc Baker, Seattle SC 201.16
4 Christina Carreira, SC of New York
Anthony Ponomarenko, SC of San Francisco 194.16
5 Caroline Green, Pavilion SC of Cleveland Heights
Michael Parsons, Washington FSC 180.25
6 Lorraine McNamara, Peninsula SC
Quinn Carpenter, Washington FSC 173.67
7 Eva Pate, Strongsville SC
Logan Bye, SC of New York 155.82
8 Livvy Shilling, Columbus FSC
Alexander Petrov, Hershey FSC 133.93
9 Bailey Melton, Broadmoor SC
Ryan ODonnell, SC of Houston 96.02

マクカー
スピンの後に2人とも転倒しました。エレメンツ内の転倒という厳しい判定を受けています。ステップシークエンスのレベルがまったく取れていないです。膝を使えないので、ペタペタと平面的に滑っていて、見栄えとしてもあまり良くありません。トランジションが多いので、それをこなすことに意識が行って、せっかくタンゴのプログラムに変更したのに直線的で単調な演技になっています。序盤のリフトとかは魅せ方上手なんですけども。チョクベイもハベドノも足踏みがあって世界のトップクラスまで到達したので、腐らないでがんばってほしい。

カレポノ
今日もツイズルに成功しました。絞った効果なのかもしれないけれど、ここは男女両方失敗するからシンプル上達かも。スピンとローテーショナルリフトの間にトランジションを長めに取りました。そこにワンフットステップを入れているので、サーキュラーステップっぽく見えました。構成が上手。コレオステップがノーバリューになった意味はさっぱり分かりません。点数が入った試合と見比べても違いが分からない。ショートバリアからショートバリアに移動していないと判定されたのでしょうか。これで点数入ってたらFD3位だったんですよね。こういう判定あると萎えて他の演技観る気が失せてしまう。

グリパー
しっとりとした音楽なので滑りやすいのか、RDよりも男女のバランスが取れた演技になっていました。トランジションのムーブメントを失敗して転倒扱いになり、その後のストレートラインリフトがガタガタに。ローテーショナルリフトも、気持ちゆったり回転でした。8点台が出せていたはずなので、ちょっと残念な出来になりました。

ハベドノ
出だしはすごく良かった気がするんですけど、ワンフットステップで男性が足をついてレベルを落としたことをきっかけに、ちょっと……勢いがなくなりましたかね。カーブリフトとコレオステップは、単にスローパートだからゆったり滑っているようには見えなかったんです。緩いなあという感じ。国内選手権のコレオステップで+3を付けるジャッジがいるってよっぽどのことだと思うんですよ。男女ともに足首を使ったエグさのある滑りが影を潜めていました。オールレベル4でも勝つことはできなかったです。強いハベドノ戻ってきて。

チョクベイ
5年ぶりの王座奪還です。本当に一番手が入れ替わりました。ハベドノに連勝ですから文句なしの一番手ですよ。サーキュラーステップだけはレベルを落とさないように慎重になりすぎていました。ターンが飛ばないようにするのとスピードの両立は大変です。他は素晴らしいの一言に尽きます。ツイズルも弱点ではなくなりました。ジャッジもユーロに対抗してがんばって良い点数を出しました。偉いね。

ホワベイ
カーブ+カーブのコンビネーションリフトは魅せるのが難しいです。大抵ステーショナリーと合わせてスピード感をアピールするわけですが、カーブ+カーブだと、音一つひとつに動きを充てないとダラダラして見えてしまいます。ワンフットもそうですね。ここがこのプログラムの穴だと思います。音楽の助けを借りられない難しいプログラムなので、好みも分かれそうです。カレポノのフラメンコが分かりやすいから比べられてしまいますしね。

今年も上位3組はマリー軍団でした。四大陸・世界選手権と楽しみですね。アイスダンスの表彰式ではメリチャリがプレゼンターを務めました。メリルかわいい。アンドレーエフの妻になってもかわいい。
2019
12.07

グランプリファイナル 3日目 男子リザルト

冬の4Lzフェア開催中。

男子LP
1 Nathan CHEN(アメリカ)224.92 PB
2 Yuzuru HANYU(日本)194.00
3 Kevin AYMOZ(フランス)178.92 PB
4 Alexander SAMARIN(ロシア)167.51
5 Boyang JIN(中国)160.77
6 Dmitri ALIEV(ロシア)131.26

男子リザルト
1 Nathan CHEN(アメリカ)335.30 PB
2 Yuzuru HANYU(日本)291.43
3 Kevin AYMOZ(フランス)275.63 PB
4 Alexander SAMARIN(ロシア)248.83
5 Boyang JIN(中国)241.44
6 Dmitri ALIEV(ロシア)220.04

ボーヤン
4Lz fall 4T-2T 4T fall 3A-1Eu-3S 3A 3Lz-3T 3F
2本目の4Tは構えすぎた助走でした。失敗が濃厚だったので観ていて怖かった。終わってみれば4回転の転倒が2本あっただけで、抜けはなかったため、成功したジャンプのGOEも含めてそれなりのスコアは望めるんですよね。ステップシークエンスでは最後エッジに乗りきれずにフラついていたので、

アリエフ
4Lz 4T fall 2T 3F fall 3A hd 3Lz-3T 3Lo-1Eu-3S
4Lzには成功しましたが、フライングキャメルで失敗し、コレオシークエンスですでに足が上がらなくなっていました。コンビネーションスピンで転倒してそのままフィニッシュ。パフォーマンスは7点に届きませんでした。

サマリン
4Lz-3T 4F so 2T 3A-2T 3A-2T 3Lz 3Lo
4Fと4Tは決められずに4Lzばかり成功する男、それがサマリン。4Fのステップアウトと2Tへの抜けで3S2本分ぐらいの点数になりました。4回転の旨みがさよならしてしまった。2T3回跳ぶ小さなミスはありましたが、コンボ予定の3Lzはソロジャンプできれいにまとめました。フランス国際とロステレコム杯ではタノを付けていなかったので、単独できれいに降りてGOEガッツリ貰おう!という作戦に変えたのかもですね。冷静とザヤ熱のあいだ。

エイモズ
4T-3T 4T fall 3A-2T 3Lo 3A 3Lz-1Eu-3S 3F
単独の4T降りられたのにかかとに引っ掛かって転倒となりました。昨日はパブリュチェンコがかかとに引っ掛けてトランジションで転倒していましたし、そういう氷なのかな。ちょっとジャンプに集中して冷静になりすぎているとも感じましたが、最後までコントロールされた素晴らしい演技でした。ジュベール以来13年ぶりの表彰台ですよ。こりゃユーロあるで?

羽生
4Lo 4Lz 3Lz 4S 4T-1Eu-3F so 4T-2T 1A
4Lzきれいに入りました。3Lzの方が危なかったですね。ステップシークエンスの時点で体力が切れかかっていたので、よく4回転3本降りられたなというのが正直な感想です。さすがに3A+3Aを入れるだけの余力はなかったですね。音楽表現まで気が回っておらず、その面ではグランプリ3戦の中で一番印象に残らない演技でした。オリンピックの金メダリストが2シーズン同じプログラムを使うのですから、僕の彼に対して望む音楽表現のレベルもそれはそれは高いですよ。羽生ならできるはず。演技が終わって通信が乱れました。雨で映像が乱れることってありますよね。プーの雨の影響だろうなあ。

ネイサン
4F-3T 4Lz 4T-1Eu-3S 3A 4S 4T 3Lz-3T
新衣装はゴールキーパーです。マレーバクじゃないなら何でもいいわ。ネイサンはSPの調子が良ければ良いほどLPも良いので、この出来は想像していました。コレオシークエンスはバランス崩していましたがほとんどのジャッジが+5の評価でした。ジャンプが全部ばっちり入ったから、ジャッジは+5押したくて仕方なかったのでしょう。気持ちは分かりますが判定がんばれ。

今までは皆が羽生を追いかける競技だったけれど、これからは皆がネイサンを追いかけることになります。ネイサンに敬意を表して、日本のメディアは羽生の絶対王者煽りは止めるべき。チャレンジャーとしてネイサンに打ち勝つのだ。
2019
12.06

グランプリファイナル 1日目 男子SP

男子SP
1 Nathan CHEN(アメリカ)110.38 PB
2 Yuzuru HANYU(日本)97.43
3 Kevin AYMOZ(フランス)96.71 PB
4 Dmitri ALIEV(ロシア)88.78
5 Alexander SAMARIN(ロシア)81.32
6 Boyang JIN(中国)80.67

エイモズ
4T 3Lz-3T 3A
アリエフの音楽が鳴るし、気持ち作ってるのに場内は騒がしいし、集中し辛い雰囲気だったかもしれませんが、とても良いジャンプを3本揃えました。3本降りるとテンションメーターが振り切れて、スタンブルか何かしないか怖いですが、そういったところもなかったです。もうジュニア時代とは違うんですね。GPFで9点台に乗せてくるとは……ユーロ1番手なっちゃう?

ボーヤン
3Lz df 4T-3T shaky 3A
髪形が野鳥の巣になっている。3Lzは前向き着氷なのでダウングレードです。単独予定だった4Tに3Tを付けたのでリカバリーはできました。3Aそのものはクリーンですが準備動作が長く、全体的にスピード不足だったのもあって、曲とは乖離していました。良くないボーヤンでした。

アリエフ
4Lz-2T 4T 3A
4Lzの着氷で力を使いました。回転不足判定はありませんが、いずれのジャンプも回転不足気味に降りてくるので、あまりジャンプが流れず加点は控えめでした。スピンのトラベリングやステップシークエンスのスタンブルなどミス連発で、適切な表現ができていたようには見えません。

ネイサン
4Lz 3A 4T-3T
ノーミスのクリーンプログラムでした。4Lzは高いGOE評価を受けました。後半の4T-3Tはあっさりと音符の1つかのように着氷してしまいました。僕でも4-3跳べる気がしてきます。ステップシークエンスは他の選手の倍リンクカバーしてるんじゃないか?って勢いでガンガン進みます。どうしてあんなに簡単にスピードが出てしまうのか。愛の詞を囁きながら女の元を渡り歩いてそうです。衣装は元に戻しましょう。そんな衣装ではモテないぞ。

サマリン
4Lz hd 4F ot-2T 3A
4Lzに付けられなかったコンビネーションは、オーバーターンになった4Fに力で繋げました。ミスがあっても滑りに悪影響はなかったですし、まとめられた方ではないかと思います。

羽生
4S 3A 4T so
NHK杯よりも元気でした。前半の2本は力みなく着氷しましたし、NHK杯で回転速度が落ちたフライングキャメルにも問題なかったですしね。ハイドロブレーディングからのノンリスティッドジャンプが艶めかしく入ったのも元気な証。

ネイサンから失敗する気配が微塵も感じられない。
2019
11.02

フランス国際 2日目 男子リザルト

男子LP
1 Nathan CHEN(アメリカ)194.68
2 Kevin AYMOZ(フランス)172.14 PB
3 Alexander SAMARIN(ロシア)166.62
4 Tomoki HIWATASHI(アメリカ)158.73
5 Morisi KVITELASHVILI(ジョージア)157.59
6 Nicolas NADEAU(カナダ)148.26
7 Sergei VORONOV(ロシア)144.38
8 Romain PONSART(フランス)138.16
9 Shoma UNO(日本)136.79
10 Daniel SAMOHIN(イスラエル)122.82
11 Anton SHULEPOV(ロシア)120.31

男子リザルト
1 Nathan CHEN(アメリカ)297.16
2 Alexander SAMARIN(ロシア)265.10
3 Kevin AYMOZ(フランス)254.64
4 Morisi KVITELASHVILI(ジョージア)236.38
5 Tomoki HIWATASHI(アメリカ)227.43
6 Sergei VORONOV(ロシア)220.98
7 Nicolas NADEAU(カナダ)217.68
8 Shoma UNO(日本)215.84
9 Romain PONSART(フランス)215.64
10 Daniel SAMOHIN(イスラエル)193.66
11 Anton SHULEPOV(ロシア)183.98

シュレポフ
4S df 3Lz-3T 3A hd 2F 2A 3Lz fall 3Lo shaky
今シーズン100組目のシンドラーのリスト。公開26周年……?スーツと囚人服が半々になった衣装を着氷しています。普通の生活から一転、収容所に送り込まれてしまったギャップを表現しているのでしょう。シンドラーのリストは表現の難度が高い方ではないので、ジャンプしながら表現できないと、他に滑る選手との差が分かりやすいです。髪形が普通になりました。

樋渡
4T-3T 4T 3A shaky 3S shaky 3A-2T 3Lz-1Eu-3F 3Lo
危ない着氷が多かったので、TESが速報から相当下がるのではないかと懸念していましたが、スローで確認したところ全然足りてました。ですから速報から動きませんでしたね。ペトリューシカなんて樋渡が滑るためにあるような曲です。スプリットジャンプやビールマンが映えることなんの。お人形さんになりきっていました。

ナドー
3A-3T 4T df 3Lo+2A 3A shaky 3Lo-2T-2T 3F 3S
予定通り回れたので今日はいい出来です。抜けることがとても多い選手ですから。フランスの観客は音楽の急な転調にも柔軟に対応できていました。冷めてしまうカナダ人とは違うな。

サモヒン
3Lz-3T 4S fall 3A fall 3Lo df 3Lz shaky 2A so 1A
軍人が主人公の映画らしいですが、衣装はホテルマンですね。このシリアスな音楽から推測するに、5つ星ホテルで働く新入社員の主人公が、超VIPの担当を任された。しかしVIPの暗殺を目撃した結果、大きな陰謀に巻き込まれて行く……といった裏の筋書きがあるに違いありません。がんばれ新人ホテルマン!冒頭以外全ミスだったため、変な挨拶に覇気がありません。

ヴォロノフ
4T 3A-3T 3T 3Lo shaky 3Lo-2T-2Lo 2Lz 2S
2本目の3Aを回避した構成です。最後2本のジャンプはダブルになりました。体力が尽きたから抜けたというわけでもなく、コレオシークエンスは普通に滑れていたと思います。

クヴィテラシヴィリ
4S-3T 3A 3F-1Eu-3S 3Lo 2T-3T so 4T so 3F
4Tを4Sと判定されて一旦は3Fがノーバリューとなりましたが、結局は元の通り4T判定でした。4Tも4Sも同じに見えるけど、4Tはトゥをほんのりタッチしています。でもほとんど同じ。本田武史さんも織田信成さんも見間違うから素人が分からなくても問題なし!

昌磨
4S so 4F so 4T-2T 3A fall 4T fall 3S-3T 3A fall
4回転が決まらないのは置いといても、得点源の3Aが決まらないのは辛いですね。いつものような高さが出せていませんもの。転倒が大きく影響したのでパフォーマンスやインタープリテーションがかなり下げられました。全日本選手権までにある程度形になればいいのですが。

ポンサール
4T fall 3A 3Lz-2T 3Lo 3A so 3Lz shaky 3S-2T
Never enough男声バージョン。こんな歌を歌う男がいたらサブイボ立つ。女性が歌うのを聴いている立場で演じてほすぃー。勢いがなくて滑り込みができていない印象を受けました。

サマリン
4Lz-3T 4F fall 4T 3Lz fall 3A-2T shaky 3Lz-3T shaky 3Lo
4回転のアドバンテージは、他のジャンプをすべて降りてこそなので、なかなかなあ。ほとんど助走のプログラムなので、最後の1分こそ演技を見せてほしいのですが、そこまで体力が残っていないのですよね。でもレベルを取りこぼさないのは偉いです。がんばれ体力。

エイモズ
4T so 4T-3T df 3A-2T 3Lo 3A 3Lz so 3F-1Eu-3S
崩れそうで崩れなかった。3Lzは呪われているのかもしれない。ふう、ジャンプ合戦じゃないフィギュアスケートの演技観たわ。ウェルバランスやね。フランス男子と相性最悪のフランス国際で、アモディオ以来7年ぶりの表彰台となります。

ネイサン
4Lz shaky 3Lz-2T 4T-1Eu-3F 3A 4S shaky 4T ot 3A-2T
ネイサンがフランスの魔物に翻弄されている。翻弄されても着氷が乱れる程度なのがネイサンのすごいところです。コレオシークエンスしてるときのネイサンの表情は煽り素材に使えそう。

ネイサンがGPF進出を確定させました。昌磨が8位なのでGPF進出はできませんから、ロステレコム杯の順位で進出者が左右されそうです。ヴィンセントが欠場しますし、ニューエンとアリエフとサマリンの3人にとっては大チャンスです。

デカはGPFが現実的な位置にいます。デカは優勝すればGPF確定ですし、2位でも他の選手の順位次第で進出の可能性が残されます。千載一遇の大大大チャンスなので、それを掴んでほしいです。
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