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2019
12.07

グランプリファイナル 3日目 男子リザルト

冬の4Lzフェア開催中。

男子LP
1 Nathan CHEN(アメリカ)224.92 PB
2 Yuzuru HANYU(日本)194.00
3 Kevin AYMOZ(フランス)178.92 PB
4 Alexander SAMARIN(ロシア)167.51
5 Boyang JIN(中国)160.77
6 Dmitri ALIEV(ロシア)131.26

男子リザルト
1 Nathan CHEN(アメリカ)335.30 PB
2 Yuzuru HANYU(日本)291.43
3 Kevin AYMOZ(フランス)275.63 PB
4 Alexander SAMARIN(ロシア)248.83
5 Boyang JIN(中国)241.44
6 Dmitri ALIEV(ロシア)220.04

ボーヤン
4Lz fall 4T-2T 4T fall 3A-1Eu-3S 3A 3Lz-3T 3F
2本目の4Tは構えすぎた助走でした。失敗が濃厚だったので観ていて怖かった。終わってみれば4回転の転倒が2本あっただけで、抜けはなかったため、成功したジャンプのGOEも含めてそれなりのスコアは望めるんですよね。ステップシークエンスでは最後エッジに乗りきれずにフラついていたので、

アリエフ
4Lz 4T fall 2T 3F fall 3A hd 3Lz-3T 3Lo-1Eu-3S
4Lzには成功しましたが、フライングキャメルで失敗し、コレオシークエンスですでに足が上がらなくなっていました。コンビネーションスピンで転倒してそのままフィニッシュ。パフォーマンスは7点に届きませんでした。

サマリン
4Lz-3T 4F so 2T 3A-2T 3A-2T 3Lz 3Lo
4Fと4Tは決められずに4Lzばかり成功する男、それがサマリン。4Fのステップアウトと2Tへの抜けで3S2本分ぐらいの点数になりました。4回転の旨みがさよならしてしまった。2T3回跳ぶ小さなミスはありましたが、コンボ予定の3Lzはソロジャンプできれいにまとめました。フランス国際とロステレコム杯ではタノを付けていなかったので、単独できれいに降りてGOEガッツリ貰おう!という作戦に変えたのかもですね。冷静とザヤ熱のあいだ。

エイモズ
4T-3T 4T fall 3A-2T 3Lo 3A 3Lz-1Eu-3S 3F
単独の4T降りられたのにかかとに引っ掛かって転倒となりました。昨日はパブリュチェンコがかかとに引っ掛けてトランジションで転倒していましたし、そういう氷なのかな。ちょっとジャンプに集中して冷静になりすぎているとも感じましたが、最後までコントロールされた素晴らしい演技でした。ジュベール以来13年ぶりの表彰台ですよ。こりゃユーロあるで?

羽生
4Lo 4Lz 3Lz 4S 4T-1Eu-3F so 4T-2T 1A
4Lzきれいに入りました。3Lzの方が危なかったですね。ステップシークエンスの時点で体力が切れかかっていたので、よく4回転3本降りられたなというのが正直な感想です。さすがに3A+3Aを入れるだけの余力はなかったですね。音楽表現まで気が回っておらず、その面ではグランプリ3戦の中で一番印象に残らない演技でした。オリンピックの金メダリストが2シーズン同じプログラムを使うのですから、僕の彼に対して望む音楽表現のレベルもそれはそれは高いですよ。羽生ならできるはず。演技が終わって通信が乱れました。雨で映像が乱れることってありますよね。プーの雨の影響だろうなあ。

ネイサン
4F-3T 4Lz 4T-1Eu-3S 3A 4S 4T 3Lz-3T
新衣装はゴールキーパーです。マレーバクじゃないなら何でもいいわ。ネイサンはSPの調子が良ければ良いほどLPも良いので、この出来は想像していました。コレオシークエンスはバランス崩していましたがほとんどのジャッジが+5の評価でした。ジャンプが全部ばっちり入ったから、ジャッジは+5押したくて仕方なかったのでしょう。気持ちは分かりますが判定がんばれ。

今までは皆が羽生を追いかける競技だったけれど、これからは皆がネイサンを追いかけることになります。ネイサンに敬意を表して、日本のメディアは羽生の絶対王者煽りは止めるべき。チャレンジャーとしてネイサンに打ち勝つのだ。
2019
12.06

グランプリファイナル 1日目 男子SP

男子SP
1 Nathan CHEN(アメリカ)110.38 PB
2 Yuzuru HANYU(日本)97.43
3 Kevin AYMOZ(フランス)96.71 PB
4 Dmitri ALIEV(ロシア)88.78
5 Alexander SAMARIN(ロシア)81.32
6 Boyang JIN(中国)80.67

エイモズ
4T 3Lz-3T 3A
アリエフの音楽が鳴るし、気持ち作ってるのに場内は騒がしいし、集中し辛い雰囲気だったかもしれませんが、とても良いジャンプを3本揃えました。3本降りるとテンションメーターが振り切れて、スタンブルか何かしないか怖いですが、そういったところもなかったです。もうジュニア時代とは違うんですね。GPFで9点台に乗せてくるとは……ユーロ1番手なっちゃう?

ボーヤン
3Lz df 4T-3T shaky 3A
髪形が野鳥の巣になっている。3Lzは前向き着氷なのでダウングレードです。単独予定だった4Tに3Tを付けたのでリカバリーはできました。3Aそのものはクリーンですが準備動作が長く、全体的にスピード不足だったのもあって、曲とは乖離していました。良くないボーヤンでした。

アリエフ
4Lz-2T 4T 3A
4Lzの着氷で力を使いました。回転不足判定はありませんが、いずれのジャンプも回転不足気味に降りてくるので、あまりジャンプが流れず加点は控えめでした。スピンのトラベリングやステップシークエンスのスタンブルなどミス連発で、適切な表現ができていたようには見えません。

ネイサン
4Lz 3A 4T-3T
ノーミスのクリーンプログラムでした。4Lzは高いGOE評価を受けました。後半の4T-3Tはあっさりと音符の1つかのように着氷してしまいました。僕でも4-3跳べる気がしてきます。ステップシークエンスは他の選手の倍リンクカバーしてるんじゃないか?って勢いでガンガン進みます。どうしてあんなに簡単にスピードが出てしまうのか。愛の詞を囁きながら女の元を渡り歩いてそうです。衣装は元に戻しましょう。そんな衣装ではモテないぞ。

サマリン
4Lz hd 4F ot-2T 3A
4Lzに付けられなかったコンビネーションは、オーバーターンになった4Fに力で繋げました。ミスがあっても滑りに悪影響はなかったですし、まとめられた方ではないかと思います。

羽生
4S 3A 4T so
NHK杯よりも元気でした。前半の2本は力みなく着氷しましたし、NHK杯で回転速度が落ちたフライングキャメルにも問題なかったですしね。ハイドロブレーディングからのノンリスティッドジャンプが艶めかしく入ったのも元気な証。

ネイサンから失敗する気配が微塵も感じられない。
2019
11.16

ロステレコム杯 2日目 男子リザルト

男子LP
1 Alexander SAMARIN(ロシア)171.64
2 Dmitri ALIEV(ロシア)169.24 PB
3 Makar IGNATOV(ロシア)165.33 PB
4 Shoma UNO(日本)164.95
5 Morisi KVITELASHVILI(ジョージア)161.72 PB
6 Nam NGUYEN(カナダ)159.19
7 Kazuki TOMONO(日本)156.56 PB
8 Michal BREZINA(チェコ)156.20
9 Vladimir LITVINTSEV(アゼルバイジャン)154.65 PB
10 Deniss VASILJEVS(ラトビア)154.01 PB
11 Alexei KRASNOZHON(アメリカ)140.82

男子リザルト
1 Alexander SAMARIN(ロシア)264.45
2 Dmitri ALIEV(ロシア)259.88 PB
3 Makar IGNATOV(ロシア)252.87 PB
4 Shoma UNO(日本)252.24
5 Nam NGUYEN(カナダ)246.20
6 Deniss VASILJEVS(ラトビア)241.09 PB
7 Morisi KVITELASHVILI(ジョージア)237.59
8 Kazuki TOMONO(日本)237.54
9 Michal BREZINA(チェコ)236.47
10 Alexei KRASNOZHON(アメリカ)216.28
11 Vladimir LITVINTSEV(アゼルバイジャン)209.07
WD Daniel SAMOHIN(イスラエル)56.94

サモヒンは棄権となりました。理由は不明ですが、次の大会で元気な姿を見せてください。

リトヴィンツェフ
4T-3T 4T 3A-2T 3A 3F-1Eu-3S hd 2A 3Lo
壮絶なSPから素晴らしいLP披露です。4Sを回避しましたが、2本の4Tと3Aを着氷しました。所作が美しい選手なので、ジャンプ以外の部分にも気を配ってくれると、現実味のない清らかなプログラムになりそうです。

クラスノジョン
4F 3A-2T 3A fall 3S 3F-3Lo 3Lz-2T 3Lz
少し回転は足りませんが4Fを着氷しました。昨日から前進です。最後の3Lzを決められたのは大きいです。ここはエッジの深さなんて二の次で爆走するコレオステップの前に配置されているので、カチッと決めてこそ爆走が映えるのです。

クヴィテラシヴィリ
4S-3T 3A 4T-1T 3Lo 2T 3F-1Eu-3S 3F
前半のジャンプをまとめて後半の4Tで失敗という、彼のよくある悪いパターンにハマりました。どうして4Tは決まってくれないのか。女子の演技があるからエテリは不在でエテリ軍のイケメン担当ロザノフがリンクサイドに来ていました。昨日どこおってん。

ミハル
4S hd 3A-2T 3F-2T 3Lz 3A 3F 2Lo
大掃除してたら若い頃集めたビートルズのレコードと、元妻とのデートで着たシャツが出てきてテンションが上がったおじさんに見えなくもない。最後は「でもあの頃には戻れないのか」の哀愁フィニッシュね。3Tのコンボと3Loが抜けたぐらいで、ほとんど予定通りの回転ができました。ミハルとしてはいい出来だったと思います。ミハルはロステレコム杯と相性いいんですよ。

友野
4T-2T 2S 3A-3T 3Lo 3A 3Lz-1Eu-2S 2F
4Sと3Sと3Fの予定がそれぞれ2回転になりました。加点込みで16点ほどは失ってしまうことになります。曲を次々と入れ替わるので、ジャンプのミスがなくともぶつ切りに感じます。その曲の変化を表現できるほどの滑りの緩急を身に付けないと、4分間のストーリーを演じるのは難しいと思います。コレオシークエンスは上体が激しく動かしていますが、足元が伴っていないので、スケーティングの面では尻すぼみに感じます。ジャンプや踊りのポテンシャルがあるからこそ期待してしまうのですよ。

昌磨
4S fall 3A 3Lo 4T 3S-3T 3A-1Eu-3F 4T fall
4Sは3回転並みの高さしか出せず転倒となりました。3Aとは仲直りしました。4Tを1本スルーしてしまったので、4Tを最後の最後にぶち込んできました。転倒とはなりましたがよくがんばりました。前よりは全然いいです。昌磨おつランビエール先生ありがとう。

ニューエン
4S-3T 2S 3Lz 3A-2T 3A ot-1Eu-3S 3Lo 3F
4Sや3Aの前に思いっきり助走を確保しているので、ジャンプを決めないと隙間が寂しいです。スケカナよりも疲れが見え、終盤はパワー不足でした。ロシアの氷には体力を奪う魔力があるのかな?

ヴァシリエフス
3A fall 3T-2T 3Lo 3A-2T 3Lz-1Eu-3S 3F 3Lz
3Lz-1Eu-3Sまでの間延びが何とも言えない。そんなにミスをしたわけではないけれど、それさえも印象に残らない。彼の魅力が伝わってきません。

アリエフ
3Lz 3T 4T-3T 4T 3A 3Lz-1Eu-3S 3Lo-2T
4Tが3回転になったので、3Fを4Tにリカバリーしました。てっきり3Lzを3Fに変更するのかと思ったらそのまま行ってびっくりしました。常にセーブしながら滑ったので体力切れの心配はなかったです。でもセーブし過ぎていたので演技のおもしろみはいつもよりなかったです。

イグナトフ
4S 4T 3A 3F-3T 3Lz-3T 3Lz-1Eu-1S 3Lo
3Lz-3Tまでのジャンプは見事でした。ジャンプに全精力を注いでいるため、最後2本のジャンプには体力が残っておらず、ステップ・コレオシークエンス・スピンは止まりそうでした。コレオシークエンスは厳しいジャッジならマイナス評価でもおかしくありません。あまりの体力の切れ具合に、逆に微笑ましく思えました。だってシニア1年目だもの。PCSは8点台が3つ!!!!!うっほほーい。これが地元だぜい。

サマリン
4Lz-3T 3F 3T shaky 3A 3A-2T 3Lz-3T-2Lo 3Lo
相変わらずプログラムの意図は理解できなかったけれど、フランス国際でヘロヘロだった終盤のパートの体の動かし方は悪くなかったです。スピンもきちんと回りましたし、演技としてまとまっていました。

ロシア男子21年ぶりのロステレコム杯表彰台独占となりました。サマリンはGPF進出を確定させました。次週イグナトフ、エイモズ(259.80以上)、ブラウン(258.35以上)、羽生という順位になる確率がゼロではないので、アリエフのGPF進出は確定しません。残り4枠は来週決まります。

NHK杯で地元点が出ても他国に引け目を感じる必要はないのだ。少なくともカナダとロシアには「お前らのところも点数出しまくっとるやんけ!」と言い返せます。アメリカとフランスと中国には「すまないねえ……」と低姿勢になりましょう。
2019
11.15

ロステレコム杯 1日目 男子SP

癒しのVPNなし視聴。

男子SP
1 Alexander SAMARIN(ロシア)92.81
2 Dmitri ALIEV(ロシア)90.64
3 Makar IGNATOV(ロシア)87.54 PB
4 Shoma UNO(日本)87.29
5 Deniss VASILJEVS(ラトビア)87.08 PB
6 Nam NGUYEN(カナダ)87.01
7 Kazuki TOMONO(日本)80.98
8 Michal BREZINA(チェコ)80.27
9 Morisi KVITELASHVILI(ジョージア)75.87
10 Alexei KRASNOZHON(アメリカ)75.46
11 Daniel SAMOHIN(イスラエル)56.94
12 Vladimir LITVINTSEV(アゼルバイジャン)54.42

イグナトフ
4S-3T 4T 3A shaky
1番滑走から素晴らしいジャンプを見せてくれました。イケメンがIn this shirtを物憂げな氷上を滑っているだけで合格なのです。始まりはいいけど後半表情作れなくなってくるところがいかにシニア上がりたてのロシア男子なのであった。ステップシークエンスでバランスを崩しかけたのはスタミナ問題でしょうか。来週草太と滑走順連なってほしい。

サモヒン
3A fall 4S fall 2Lz-2T
おおおおお……壮絶。

リトヴィンツェフ
4S fall 4T fall 1A
おおおおお……壮絶。だけどフリーレッグきれいに伸ばして演技してる。ジャンプミス3連発のせいで小気味のいいブルースの音楽で魅せきれなくて残念。

クラスノジョン
4F fall 3A 3F-3Lo
関西のおばちゃんが好みそうな花柄衣装。子供の頃は家が貧しくて手が出せなかったけど、50代も半ばになってピアノ教室に通い出し、発表会で着た一張羅なのでしょう。娘夫婦と夫が観に来てくれて、帰りにランチするんだ。ステップシークエンスでのはっちゃけは、発表会を終えてアドレナリンが出たおばちゃんの姿なんだ。きっとそうだ。的確に表現をしていますね。500関西おばちゃんポイント差し上げます。4Fは回転不足でした。せっかく成功した4Loはなぜ遺棄されてしまったのか。

友野
4T fall 4S-3T 3A
4回転連続転倒の流れに乗りましたが、4Sでカムバックしました。呪いから解き放たれたようだな。3A成功は日本男子の矜持 in ロシア。体のキレは今シーズン最も感じました。友野はそれほど滑るタイプではないので、体がキレていないと全体的に停滞した印象を受けてしまいます。いつもキレキレでお願いします。もしくはめっちゃ滑りを練習するかのどちらか。

ニューエン
4S-3T 3A 3F
本日2度目のブルースフォークルックです。ミスの流れを断ち切ってくれました。ありがとうナム神。しかもカナダ人なのに3Aもきっちり降りました。この曲では不健全さと危さが見え隠れするぐらい、ほんの少し見せてもらいたいところですが、ナムさんは非常に健全でお子様でも安心して見られる作品に仕上げていました。力の抜いた部分も増えるといいなあ。GPF進出に向けて好発進です。

クヴィテラシヴィリ
4S-2T 3A 2T
エテリ、ヴィトンのケープを羽織るの巻。もふもふデニムジャケットを着回していた頃のエテリはもういないのね。僕は寂しいです。前半をまとめて3本目に失敗するという彼としてはお決まりのパターンになりました。

ミハル
4S fall 3F-3T 3A so
4Sの全盛期が終わってしまったようです。3F-3Tは苦手ではあるのですが降りられました。3Aは絶対に降りられるエレメンツだったのに、ここも最近降りられなくなってきました。滑りだけは最後まで衰えがなかったです。アメリカの荒野を全速力でぶっ飛ばすトラック野郎みたいで素敵でしたよ。ぶっ飛ばすけどヒッチハイカーは乗せてあげる紳士っぽいし。

ヴァシリエフス
3F-3T 3A 3Lz shaky
今日は2つ作ったうちの、月の光をズンドコアレンジした方です。2本降りて3Lzの着氷が乱れるのはすっかりおなじみの流れに。やはり3Lzは世界一難しいジャンプなのでしょう。高速シットスピンには会場が沸いていました。ロシア人のスケートファンはお目が高い。ファンの熱量と知識は日本人と2トップですからね。ステップシークエンスに入ったところで少しバランスを崩しました。ヴァシリエフスさえもバランスを崩させるロシアの氷恐ろしい。僕は背中スケ衣装のプログラムが大好きなので戻してください!!!

サマリン
4Lz-3T 4F fall 3A df
脅威のブルースフォークルック3回目。音楽が鳴る直前にお子様に「サーシャダバイ」と言われ会場から笑い。ダバイパワーで大変よい4Lz-3Tを降りました。ジャンプ1本で20点以上稼ぎました。地元だしな!ジャンプ2ミスだけど、コントロールされたスピンを回って雑な印象は受けないし、最後までクールに表現できていて、表現面はよかったです。衣装スケてるしな。

昌磨
4F fall 4T-2T 3A
4Fは回転不足で転倒しました。4T-2Tは大丈夫です。3Aさんおかえりなさい。ランビのところに行って3Aが復活するとはね。コンビネーションスピンのクロスフット姿勢を、表面に描かれたROSTELECOMのOの中心で回っていたので、このまま氷を削り続けてOに吸い込まれたらおもしろいのにと思っていました。フランス国際の8000倍元気に滑っていたので、それだけで安心しました。

アリエフ
3Lz-3T 4T 3A
4Lzは回避しました。4回転に体力を奪われなかった分、スタミナ切れを起こすタイミングが後ろにずれ込みました。スタミナ切れポイントは、ステップシークエンスの終盤にリンクの右端で逆回転のツイズルを回ったときですね。だからスピンもちょっと回転が遅いぐらいで済みました。平和にワイルドな演技でしたよ。

ロシア勢がトップ3独占です。男子さえ獲れば残りのカテゴリーはロシア勢が優勝するでしょうし、ロシアにとっては大成功の大会になります。エキシビションでいつもより多めに錦糸卵(金色のテープ)を飛ばしましょう。87点ブラザーズが4人並んだので、まだどうなるかは分かりません。ナムさんにもGPFの可能性は残されていますよ。

4Fに挑んだ3人が揃って転倒しました。決められない氷なのかも。
2019
10.20

スケートアメリカ 2日目 男子リザルト

男子LP
1 Nathan CHEN(アメリカ)196.38
2 Jason BROWN(アメリカ)171.64
3 Dmitri ALIEV(ロシア)156.98
4 Kazuki TOMONO(日本)154.71
5 Boyang JIN(中国)150.42
6 Alexei KRASNOZHON(アメリカ)144.29
7 Koshiro SHIMADA(日本)144.10
8 Keegan MESSING(カナダ)143.00
9 Junhwan CHA(韓国)140.69
10 Alexei BYCHENKO(イスラエル)139.94
11 Michal BREZINA(チェコ)132.06
12 Roman SAVOSIN(ロシア)124.24

男子リザルト
1 Nathan CHEN(アメリカ)299.09
2 Jason BROWN(アメリカ)255.09
3 Dmitri ALIEV(ロシア)253.55
4 Keegan MESSING(カナダ)239.34
5 Kazuki TOMONO(日本)229.72
6 Boyang JIN(中国)224.98
7 Alexei BYCHENKO(イスラエル)219.70
8 Junhwan CHA(韓国)219.67
9 Alexei KRASNOZHON(アメリカ)216.59
10 Koshiro SHIMADA(日本)216.22
11 Michal BREZINA(チェコ)213.17
12 Roman SAVOSIN(ロシア)182.16

名前のコール遅いわ、テロップ出ないわ、点数発表しないわ、TESカウンター出たり出なかったりするわ、音が小さくなるわ、映像が急に差し込まれるわ、RDでは採点ミスもありましたしね。ひどすぎる。

島田
4T fall 3A-2T 3Lo 3F 3T-2T 3A 3Lz-1Eu-3S
さきほどのペアの最終滑走のペンジンでも速報のTESカウンターが停止しましたが、島田も3A-2Tの時点でカウンターが天に召されました。4Tで転倒したので、2本目の4Tは回避したのでしょう。残るジャンプはすべて着氷しました。4回転さえ決まれば……という状態です。

サヴォシン
3Lz-3T 3S 2A-3T 3F 3Lo 2A-2T-2T 3Lz
4回転どころか3Aも回避しました。SP後のコメントでは、特に怪我や病気などには触れていませんでした。でも何かあるとしか考えられませんね。

クラスノジョン
4F fall 3A 3A-2T 3S 3F-3Lo 3Lz-2T-2Lo 3Lz
3F-3Lo前の手の撫でつけ方なんていかにもジョンソン振付。昨日はステップシークエンスで暴走、今日はコレオシークエンスで暴走しました。ドラキュラのプログラムですので、無差別吸血を始めたわけですね。コワアアアイ。

友野
4T-3T 4S fall 3A so 3Lo 3A-3T 3Lz-1Eu-2S 3F
4T-3Tがクリーンに入っただけでも収穫だと言えるでしょう。ロクサーヌで盛り上げるのに途中で切ってスローパートに入り、再びロクサーヌに戻るという理解に苦しむ構成でした。それと、一度トップスピードに乗ると緩急がなく強さ一辺倒になってしまうのが気になります。スケーティングを磨いて、ミスがあってもある程度の点数を確保できるようになる必要がありそうです。友野ならできるさ。

ジュンファン
4F fall 4S fall 1T 3A-1Eu-3S 3A 3Lz-1Lo 3Lo-2T
4回転は全滅です。ジュンリエットに比べると、そこはかとなく薄い。今日はジュンファンの日ではなかった。

ボーヤン
4Lz fall 4T-2T 3A-1Eu-3S 4T fall 3Lz-3T 3A shaky 3F
中国なのに衣装がんばってる!ステンドグラスのような衣装ですね。この木に付いた葉っぱの最後の1枚が落ちたとき、私の命も……ピーーーーーーーーッみたいな。

ブラウン
3A-2T 3F 3A 3S 3Lz-3T 3F-2T-2Lo 2Lo
脳震盪の影響でネーベルホルン杯に出場できず、シーズンインが遅れました。着氷が詰まり気味のジャンプはいくつかあるものの、いいものを見せられたのではないでしょうか。この構成でも、ノーミスで滑れば180点を目指せます。彼の芯のある動きが、逆境にあっても希望を捨てずに生きようとする人々の魂とリンクします。

ビチェンコ
4T shaky 3A-2T 3Lz 3Lo 3A fall 3F-2T 3F-1Eu-2S
イスラエルいきいき31歳。引退するのを辞めて急遽出場した昨シーズンのGPSも調子がいいです。回転数が減ってしまったジャンプさえ降りればTESは出るはずです。ステップシークエンスの滑りは爽快なシャローエッジでした。ここまで一貫していると気にならなくなるものです。

ミハル
4S so 3A-2T 3F ot 2Lz 2A 2F 2Lo
めっちゃ抜けた&ひどい編曲。映画のイエスタデイを演じているのだと思いますが、それにしてはストーリーが見えてこないし、メドレーで音楽を表現できているかと問われるとただの有名曲の羅列。いいところがなかなか見つけられない。顔はかっこよかったです。

メッシング
3Lz 4T hd 3A so 3Lo 3T-2T 3S-3T 1A
大技がことごとく不発に終わりました。音楽に追われながらの演技になり、SPとは別人のようでした。

アリエフ
3Lz df 4T 4T-3T 3F 1A 3Lz-3T 3Lo-1Eu-3S
冒頭の4Lzが抜け、その後のジャンプを予定通りに跳んでしまったところ繰り返しが3種類になり3Tがキックアウトになりました。体力を削ってまで3Tを降りたというのに。体力の方は今回かなり持った方でして、最後のスピンは普通の回転速度でした。知らぬ間に強化されていたのか。3Lz-3Tが3Lz-2Tで加点多めだったら暫定首位に立てていたかもしれません。

ネイサン
3Lz-3T 4F 4T-1Eu-2F 3A 4S 2T 3A-2T
自爆大会に舞い降りる大天使でおなじみネイサン・チェンさん。3Fと4Tがそれぞれ回転数少なくなりましたが、残りのジャンプは加点を得られるものばかりでした。特に3Aですよ!!!ついこの間まで苦手だったとは思えませんね。どこで3Aの軸を仕入れてきたんですかね。バスの座席衣装もいつまで見られるか分からないから目に焼き付けておかないと。衣装に合うグローブを探しているらしいですけど、グローブも派手にするのか?でもどうせ白黒衣装になるんでしょ?もう分かってますもん。

ペアは世界ジュニア選手権優勝経験者が5人の表彰台。男子は銀か銅は持っているけれど優勝はしていない表彰台でした。そして3人とも癖っ毛。

ビチェンコさんのスピンとステップは1V、2、2、2V でした。悪化しているじゃないか。

昨シーズンでパーソナルベストがリセットされたのに、ベストを出せた選手が1人もいないところが自爆大会を物語っています。
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