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2016
03.30

小ネタ×13 「ピョンチャンオリンピックの時間帯」など

ワールド直前小ネタ。

*イスラエル移籍に必要なこと
http://www.goldenskate.com/2016/03/alexei-bychenko/
アレクセイ・ビチェンコさんがイスラエルに移籍したのは、ウクライナからの支援がなく、未来が見えないから。その当時のコーチが、チャイトのお父さんである、ボリス・チャイトに話を持ちかけて移籍が決まったそうな。お母さんの家系がユダヤだそうです。これにより、イスラエル移籍に必要なことがわかります。
1.シングルスケーターはユダヤの血がちょっとでも混ざっていること。
2.ペアスケーターとアイスダンサーは、片方がユダヤの血が入っていること。
3.連盟会長のチャイト父と仲良くなること。
こうすれば国籍も取れます。3が割とマジで大事。

*愛のペアでした
http://web.icenetwork.com/news/2016/03/14/167414560
アメリカのペア、エリカ・スミスさんのインタビューを読んでおりました。ネイサン・バーソロメイとのペアを解散した後、4年間競技をしていなかったけれど、競技の場に戻ってきた。韓国から養子にもらわれてきて、2018年のピョンチャンを目指しているとの言葉の中で。"As it happened, she and her boyfriend, Reiss, turned out to be a great match on the ice as well as off." どおりで。どおりで全米で口でチュッチュチュッチュしていたな。愛のペア増えてきた。

*ヨガマスター

As always, had an absolute blast shooting outside today with @dtufino_photo. Wearing @k.deer 🌟

Katrina Hackerさん(@katrinahacker)が投稿した写真 -

アメリカの超美人カトリーナ・ハッカーさん。現在はヨガマスターになっていました。アメリカ人ヨガマスターになりがち。

*独り身あるある早く言いたい

独り身あるある早く言いたい 独り身あるある早く言いたい 独り身あるある早く言いたい 独り身あるある早く言いたい 食器溜めすぎて 水切りそびえ立ちがち。 by マーヴィン・トラン

*タニス・ホワイトさん

ほう・・・・・。

*堂上さんのお食事

Dinner date with Goku! #dragonballz #lovetocook #eathealthy #athleteskitchen #imanerd

Zach Donohueさん(@everezt_91)が投稿した写真 -

ザカリー・ダナヒューさんは、ドラゴンボールを見ながら食事。でもそれよりも、怪しげなオーガニックグリーンティーが気になる。そして、アメリカ人の食事なのに不味そうじゃないことが気になる。

*ナショナルパピーデー

クリス・クニエリムさんの犬。パピー?子犬?アメリカ人の「ナショナルなんたらデー」好きは異常。

*美しさ神域

キャロル・ヘイス・ジェンキンスさんは、1940年生まれの76歳。こんなきれいなばーちゃんは、そこらにはいないでしょう。いじっているとしても、こんなにキープはできないだろうし、すごすぎる。

*すごく出たそう




チームチャレンジカップにすごく出たそうなマキシム・コフトゥンさん。なして?

*動画ゲットだぜ

メーガン・デュハメルさんは、夫が出場した2002年世界選手権の映像が見たいらしく、ツイッター民に映像提供を呼びかけていました。心優しい方が現れ、YouTubeにもアップされていました。ブルーノ若かったよ。髪が黒いよ。

*僕、ビビる

夜遅くにネタ探しに彷徨っており、タイムラインをスクロール。すると、髙橋大輔さんのこの表情がドンと出てきました。深夜にこの表情は反則だわ。ビクンッてしました。

*マディソン・ハベルさんが・・・

マディソン・ハベルさんの3着目か4着目のFDの衣装です。なんと!!!!!普通です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ほらーーーデコルテ出そうって前言ったから、きっと願いが届いたんですよ。まあ襦袢だけどいいんですよ。

ハベドノ19

大抵の衣装が似合わないマディソンの1番似合うのがこれだったので。これはデコルテ出ているでしょう?

*ピョンチャンオリンピックの時間帯
http://www.globetrottingbyphiliphersh.com/home/2016/3/29/exclusive-figure-skating-in-morning-at-2018-olympics
去年でシカゴトリビューンを辞めた、スケートファンにはおなじみフィル・ハーシュによると、オリンピックの競技は朝10時から始まるそうです。これは、アメリカのゴールデンタイムに合わせるためだそう。予想はしていたことですが、本当にそうなるんですね。うわあ。さすがクソアメリカメディア様。選手何時に起きるんです?5時?6時?ないわー。時差のない日本人が仕事休めずに試合見られないのは、どうでもいいんです。選手が万全のコンディションで4年に1度の大会に臨めないのがいけない。1番視聴率が取れるんだから、日本のテレビ局負けんなや。さて、みなさん。2年後の有給申請しといてくださいね。

世界選手権が間もなく始まります。Luce Waldでは、全種目を早めにお伝えします。今シーズンは更新頻度が激落ちしておりますが、大会見るためですんで。ブログはスケートに飽きるまでやめへんでー。
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2016
01.26

アイスダンスもフィギュアスケートです

アメリカにおいてフィギュアスケートというスポーツは過去に比べると人気がないかもしれない。それは認めざるをえない。たくさんの理由が大きな舞台でのフィギュアスケートに対しての人気の衰退を招いているんだろうね。理由のある部分はこのスポーツそのものにあって、またある部分はこの20年間にアメリカのポップカルチャーが劇的な変化を遂げた(つまり人々の好みが変化した)ことにある。フィギュアスケートの人気の衰退をとても残念に思うし、私たちは皆フィギュアスケートの黄金時代の再来を望んでる。

でも「フィギュアスケートでずっと結果を残し続けている人は誰もいない」と言われてしまったら、誰もフィギュアスケートをやっていないということになるよねアイスダンサーたちは。私はそんな風に書いてある記事を見つけて残念に思った。何年もの間世界選手権やオリンピックのメダルを持って帰ってきていることを忘れられているみたいで。

そんな感じのことを書いているメリル・デイヴィスさんのインスタ投稿。

アメリカのシングルの世界選手権のメダルは2009年、オリンピックは2010年を最後になくて、シングルだけを見ているとフィギュアスケート暗黒期だ・・・と思われるかもしれないけど、アメリカのダンスはこの10年ほとんどメダルを取り続けているんです。フィギュアスケートにペアとアイスダンスをあることを知らないのか、無きものとしているのかは知りませんが、こういった記述は残念に思いますね。日本でも同じです。日本の男女シングルは強いし魅力的な選手もたくさんいる。何も地上派のゴールデンタイムで競技流せとは言いませんよ。でも無きものとして扱うのは日本でも止めて欲しい。

これだけ正しいと言えるのは「フィギュアスケートは男子シングル、女子シングル、ペア、アイスダンス、シンクロナイズドスケーティング」ですよということ。カップル競技に興味を持たれないというのは、僕がシンクロのことを書かないのと同じなのかもしれないですね。見たらおもしろいし興味があるけど、そこまで手が回らないという。手を回してもいいぐらい興味を持たせるにはどうすればいいのか?所得の向上?サービス残業禁止?無理ですね。第一人に勧められるってすごくウザいですよね。カップル競技ファンは人に聞かれたときだけ答えようぞ。

メリル、僕はアメリカのアイスダンサーがすげえってこと忘れてないぞ。

ConsistとConsistent間違えてました。ボケきってました。でも結局アイスダンスが忘れ去られているということは同じでした。
2016
01.05

小ネタ×10 「バザロワのジャンプ」など

束の間の休息小ネタ。

*華麗なる一族

マルケイ母、マルケイ父、マルケイ、マルケイ弟か兄たち。美しい人の家族は美しいんですね。

*役得

USAオリンピックチームの紹介みたいな仕事をしているタニス・ホワイトさん。7人制ラグビーの取材に行って体験をしたとき、パンツの裾を持ち上げられました。このお兄さんあれですな・・・・・合法的にいい思いしてんな。時間は1分ぐらいのところです。尻触られるのなんて、ダンスやってると感覚麻痺するか。

*こいつ・・・・・

2001年生まれのチャップリン。

Kohei Yoshinoさん(@kohe1sk88kuis)が投稿した写真 -

吉野晃平さんのインスタに載っていたやつ。ショタ神様。

*ルックストップ会談

With beautiful Katia!!! Thank you so much!😊😻 #kalinka

Victoria Sinitsinaさん(@victoria_sinitsina)が投稿した写真 -

現代のルックストップヴィクトリア・シニツィナさんと、四半世紀前のルックストップエカテリーナ・ゴルデーワさんが奇跡の競演。これで44歳。

*アシュリー・ワグナーさんが4年連続GPFメダリストに

アシュリー・ワグナーさんがファイナルで銅メダルを獲得していたことが明らかに!イメチェンをしたのか、まるでロシア人のようですね。

*モスクワとサンクトペテルブルクの問題
http://www.fontanka.ru/2015/12/28/166/
今シーズンのロシア選手権でもモスクワへの成績偏重が進みました。サンクトペテルブルク所属でメダルを獲得できたのは男子でコリヤダとペトロフが2位と3位になり、川スミが2位になったこの3つだけで、金4つを含む9のメダルがモスクワでした。カップル競技の選手偏重は深刻でありまして、ペアは川スミ、アイスダンスは8位のサフロノワ&ジミンを送り込んだだけでした。

ワシリエフは資金難を嘆いていました。というのも元々サンクトにはゲルエンと川スミしかいなかった。でもゲルエンは資金難で解散し、エンベルトはその心配のないモスクワに移ってしまったということ。現在のペアの予算の99%はニーナ・モーゼルの手にあって、彼女が欲しいと思ったコーチはモスクワに招聘できる状態。とまで言っています。サンクトがいい成績を収めていたのは昔の会長が十分な支援をしてくれたからだけど、会長が変わってから最低限のレベルにまでなった。とも。

ミーシンは今のサンクトの状況を冷静に分析。長らくサンクトには(ミーシンの勤める)ユビレイニーしかアイスリンクが存在しなかった。その後スケートアカデミーができたが、500万都市にスケートセンターが2ヶ所だけ。サンクトには十分なリンクも、専門家も伝統もなかった。だから前の会長は大きな支援をしてリンクも作ってくれた。今の会長はそれと同じようなことをモスクワに行っている。モスクワとサンクトのキャパシティーの差を比べない方がいい(モスクワの人口は1200万、都市圏人口は1600万)。

成績偏重は人口規模、リンクやコーチの数から見てモスクワに偏ることは仕方ないというミーシンの考え。なるほど。ただ、オクサナ・カザコワがインタビューで言っているように、コーチがモスクワに吸い上げられているというのはあると思います。ワシリエフが言うような99%ってことは・・・否定はしかねるような状況だけど、より良い仕事の条件を求めてモスクワに移るというのは仕方ないのかもしれません。ワシリエフのようにサンクトに愛着を感じるというようなスケーターがいない限り。2都市間の問題が取り沙汰されるのは、京都と大阪みたいな間柄だからなのでしょうね。

結論:モスクワが躍進したのは都市の規模から考えて当然の話。サンクトが落ちぶれたとか言うなバーカ。でも連盟はサンクトでもコーチが働けるような補助ぐらいはしてもよくね?

*嘆き

子供たちがドアを手で開けずに、障害者用のボタンを使って開けることを嘆くクリス・クニエリムさん(28)。そういうのは直接注意してやらにゃー。

*バザロワのジャンプ
http://rsport.ru/figure_skating/20151226/887167477.html
ベラ・バザロワさんのソロジャンプ問題について、ワシリエフが「直せるぞ」と言っていた話について、ちょっと突っ込んでくれている。バザロワはジャンプを跳ぶために脚にたくさんの筋肉をつけ、心理学も活用したのだそう。デプタトいわく、昨シーズンよりも1.5~2kgは体重が増えたらしいです。合点がいきました。まず回転不足が減っていることですよね。筋力がついたから回れるようになった。それからリフトとツイストの不安定さ。これは体重が増えたからだったんですね。そしてバザロワが健康そうに見える。単純にウェイトがついたからです。は~~~なるほど~~~。デプタトこの重さに慣れられます?大丈夫?

*朝チュン

Утро добрым не бывает😂😂😂

Kovtun Maxim Pavlovichさん(@maksim_pavlovich)が投稿した写真 -

やさしいせかい(コフトゥンとクヴィテラシヴィリ) リプがコメント欄に「怪しいと思ってたわ・・・」とコメントしている。コフトゥン二股はアカンぞ。

*えーびっくり(棒)
http://mainichi.jp/articles/20160101/spn/00m/050/007000c
2017年のグランプリファイナルが日本で開催されるという話。えーーー!オリンピック前のファイナルが日本で!!!知ってるわボケエエエエエ。2005年と2009年と2013年やってんのに2017年にやらんわけがないだろーーーーーい。代々木第一体育館が使えないそうなので名古屋や大阪になるっぽい。ファイナルはレインボアリーナにしよう。んであれでしょ、2019年の世界選手権はきっと日本でしょ?だから世界選手権は大阪城ホールでやりませんか?なみはやより大きいだろうし中心部から近いし。たまアリは東京からの移動で選手殺す気だったから、世界選手権はもう開かないで欲しい。

昨日やっとJスポ放送版を見終え、ロシア選手権地獄から脱出。今月は樋口先生を見習ってエレガントに楽しみます。ごめんなさい嘘です。エレガントにはできません。
2014
06.11

チャーリーとタニスが婚約

http://instagram.com/p/pE5DBmMT-3/

Couldn't ask for a more beautiful setting for the best time in our life! Hashtag she said yes!!!

ほ、へ、は・・・・・バカンス先でチャーリーがタニスにプロポーズしたああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ そしてイエスをもらいました。もう5年ぐらい付き合っていたので、やっとか!というぐらいです。チャーリーに幸せにしてもらってくだいさい。僕たちのタニスがもらわれてゆく。タニス・ホワイトさん。
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2014
05.17

Top 50 programs of All time *33-50*

集大成のシーズン・・・オフ、フィギュアスケートを見始めて9シーズン目という中途半端で節目でも無く、暇だからという理由でやります。2005-2006~2013-2014シーズンの間のトップ50のプログラムを3つに分けてお届け。泣く泣く落としたプログラムもたくさんです。今までベストプログラムに挙げた順位とは入れ替わっている場合も多々。僕の好みも移り変わるのです。トップ50に上がったプログラムは、いずれも今まで気持ち悪くなるほどリピートしてきたものばかりです。

50.ヴァネッサ・クローン&ポール・ポーリエ 2008-2009 FD "Doce de Coco"
今に比べると顔が少し子供のポール・ポーリエさん。このカップルのスケートカナダの演技を見た時に、ここまで違和感なくシニアに混じれるものなのかという感動すら覚えました。男性がとにかく上手くて、スルスルと滑りが伸びていくのが気持ちよかったです。ツイズルで凝った振付をするカップルがいなかった当時なので、かなり目立ちましたし移動距離がすばらしかったです。曲に合った柔らかいリフト、年齢にも見合った選曲でした。四大陸、世界選手権と着実に結果を残していったカップルですが、一番エリック・ボンパール杯の演技が記憶に残っています。衣装は水色よりもピンクの方が好きでした。

49.レイチェル・フラット 2007-2009 LP "ロマンティック・ラプソディー"
レイチェル=赤い衣装というのを僕の頭に植え付けたプログラム。一番好きな演技は最後の披露の国別対抗戦でした。音楽の展開が次々とあるのにも関わらず、当時16~17歳の彼女がそれを難なく演じていられたというのが驚きでした。ジャンプの質はそれほど良くは無いし、柔軟性も無いけれど、雰囲気作りと表情と音楽表現と全てがマッチングしていました。当時はジャンプのGOEが+1は1.00もらえていましたから、本当にGOEの勝負の競技だったので、それに真っ向にぶつかり行く彼女でした。

48.クセニア・マカロワ 2011-2013 SP "Мaria And The Violin's String"
マカロワのマスターピース的プログラムであり、イリヤ・アベルブフのシングルスケーターの振付の出世作と言っていいプログラム。ロシアのテイストと、北米育ちのマカロワの美しいボディムーブメント、スケーティングを生かした仕上がりになっていました。ヴァイオリンのしなる音色に全てがマッチしていて、物悲しいけれど力強さを感じるものでした。高難度のジャンプが跳べないながら、2011年のロシア選手権ではPCSで高評価を得ていました。

47.アレクサンドラ・ザレツキー&ロマン・ザレツキー 2009-2010 FD "シンドラーのリスト"
ザレツキーズ最後にして最高のプログラム。ものすごく派手なエレメンツがあるというわけでは無いのですが、曲想にあわせたステップとリフトが素晴らしいです。オリンピックシーズンにイスラエル所属である彼ら(ユダヤ人かは知らないけれど)がこれだけの重いテーマを滑ったことにも大きな意味があると思います。ハイライトはロングリフトからダイアゴナルステップシークエンス。ダンスの凡プロと良プロを分けるところがステップをどれだけ工夫できるかにあります。彼らは決してスケートが滑る方では無いけれど、だからこそもがいても前に進んで行くような表現が見られて良かったのかと。妹がこんなに髪を切ったのもすごい気合の入り方でした。顔がそっくりなきょうだいカップルでも、これだけのものが出来ると示したいいお手本です。引退はもったいなかった。もし続けていたら世界選手権の表彰台争いをしていたのでしょうか。

46.キーラ・コルピ 2010-2011 LP "エビータ"
美しさを生かしきったプログラムでした。単に美しいだけでなく、野心のある強い女性でしたが、キーラのそれまでのスケーティングもそれなりにいいし美人だけど~というイメージを塗り替えるようなものになりました。ストーリーがあるものなので、誰がこのプログラムを滑るにしても、Don't cry for me Argentinaを一曲で滑る選手を除けばワチャワチャしたプログラムになりがちだけれど、キーラは音楽の演じ分けがとても明確なので、とても見やすくもありました。そしてこのシーズン大変にスピンが上達しまして、最後2つのエレメンツがスピンでも何の心配もなくなりました。

45.村上佳菜子 2012-2013 SP "Prayer for Taylor"
大人っぽいから大人へと進化を遂げたプログラム。後半の構成はスピンとジャンプを交互に入れる方が、ジャンプジャンプスピンスピンの構成よりも良かったです。ヴァイオリンミューズやフラメンコを見ても、彼女は複数の曲を組み合わせて転調をする編曲よりも、緩やかな変化のあるものの方が得意そう。

44.ベアトリサ・リャン 2005-2007 SP "ファイアーダンス"
バシュッ!と決まるジャンプにシャープな滑りがピッタリの疾走感のあるプログラムです。ビールマンスピンは入れていないけれど、レイバックスピンはそれでも美しいです。筋力がしっかりしているのでポジションのキープ力が半端無いし、回転も安定しています。ヘアカッターでキュッと回転が速くなるのもたまりません。イメージ的にはカマイタチっぽい。この振付はサラ・カワハラで、最近はなかなか目にする機会がありませんね。この間インタビューを読んだばかりで、今でも振付をされているので、もっと見たいです。

43.ジョニー・ウィアー 2005-2006 EX "My Way"
半分寝ながら見ていたトリノオリンピックのエキシビションでこの演技を見て「すごいかっこいい!」と思ったジョニー。マイウェイといえば、アメリカの葬式のイメージ、おっさんのイメージ、男らしいイメージ。それをジョニーが滑っていることを今思えば、すごく変な感じがします。でもキングオブチェスとか、ジョニーの男らしいプログラムは好きだったんですよ。女性性と男性性は表裏一体ですから、できないこともないわけで。引退した今だからこそ、もう一度滑って欲しいプログラム。

42.イザベル・デロベル&オリビエ・ショーンフェルダー 2009-2010 FD "見果てぬ夢"
小芝居から始まる素敵なプログラム。まず序盤の下手なツイズルでウルッときます。「ああ、現役の最後の最後までツイズルが下手だった」と。でもそれがデロションらしいと。I wanna skate for my country. I'm dreaming the impossible dream.のところは泣きますよね、そりゃ泣きますよね。何度でも泣きます。The questなわけです、これが捜し求めた行き着いたゴール。勝つだけではない美しいゴールの一つ。

41.テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイア 2010-2011 FD "ラテンダンス"
近年稀に見るラテンらしいラテンのプログラム。ラテンのSDにも転用しましたが、やはりFDバージョンの方がいいです。最初の腰の使い方から引き込まれます。ねっとりした雰囲気とディープエッジのバランスがなんとも言えません。本調子でスピードがあった状態で見れば、もっともっと印象は違ったし、点数は出たのだろうなと思われるプログラムでした。それにめずらしくテッサの衣装も似合っていますしね。テッサは小細工無しに一色で埋め尽くした方がいいんだろうなあ。4年ローテーションのダンス→演劇→コンテンポラリー→ロマンティックの1年目に位置しているところでした。

40.タニス・ベルビン&ベンジャミン・アゴスト 2009-2010 FD "アヴェマリア"
やっとスケーティングスキルの向上が能力として見えてきたラストシーズン、年齢とキャリアにふさわしい良いプログラムをもらったと思いました。それまでのような明るさゴリ押しのプログラムでは無くなりましたから。彼らの魅力はなんといってもその「華」ですが、全く別路線でもここまでできるようになったのだと思わされました。2番手評価で点数をもらえなかったり、カナダ出身のタニスなのに直前がテサモエだから、観客のやる気が一切無かったりと、キャリアの最後は見ていて悲しかったです。全米から着用した衣装は失敗でした。あんなマリア様信用できんわ。

39.アリオナ・サフチェンコ&ロビン・ゾルコビー 2009-2010 LP "愛と哀しみの果てに"
オリンピックシーズンに迷走してしまった第1弾だったプログラム。元々の変な衣装のプログラムの方が僕は好きだったので、これになってしまったのを残念に思っていました。しかし、世界選手権には仕上げてシーズンを美しい形で締めくくったわけですよ。静かな曲だけにエレメンツを失敗するとズンズンズンと沈んできてしまうのがよく無かったです。だから余計にオリンピックはダメに思えたんです。フラットに見てみると、彼らの美しいタッチの滑りを生かしたシンプルだけど美しいプログラムでした。でもこれはオリンピックの中間年とかにやるべきだった。スパイラルでY字から2人とも手を離して、手を顔の横につける振付があるのですが、あれだけは意味不明でした。おほほスパイラルいらないよ。

38.メーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード 2013-2014 SP "トリビュート"
ツイストやスローで投げられるのは女性だし、リフトで上がるのももちろん女性なので、ペアは特性上男性主体のプログラムとなることはまずありえないのですが、このプログラムに関しては張り切り方は尋常ではないのか、ただでさえある2人の滑りの差が如実に出て、男性が目立ちまくっています。粗が目立ってしまうので、それはいいこととは言えないかもしれませんが、たまには男性主体のペアプログラムというのも悪く無いです。こねくり回しエントリーのデススパイラルは試合で入れるメリットは無さそうだから、たまにエキシビションでやって欲しい。ラドフォードさんはどこまでもエレガントでした。

37.パイパー・ギルス&ポール・ポーリエ 2013-2014 FD "ヒッチコックメドレー"
一目見た者を虜にする強烈な吸引力を持つプログラムでした。リフトのヘンテコ化が進行する中、ちっとやそっとの変化では驚かなくなりましたが、それでもこのプログラムで行われるリフトは単に難しいだけではなく、音楽のおどろおどろしさを表現するに相応しいピースとなっていました。

36.髙橋大輔 2011-2012 SP "In the Garden of Souls"
このプログラムのイメージは一貫してチベット仏教の修行僧です。青い炎のイメージもあります。暗闇の中に燃える青い炎です。穴という穴からパワーが吹き出しているような感じです。3Aの後のトランジションからシットスピン、3Lzの助走から出までの流れやその後のトランジション、完璧と言っていい構成の仕方だと思います。彼のNHK杯での演技は、彼の表現力が余すところなく発揮された二大演技です。2011年NHK杯と2012年グランプリファイナルLPが当てはまります。彼の演技は表現あるなしの差が分かりやすいから見ていて楽です。

35.ユリア・リプニツカヤ 2013-2014 LP "シンドラーのリスト"
もう語り尽くし語ることはないプログラムです。シンドラーのリストの監督のスティーブン・スピルバーグが素晴らしいと言っているのだから、もうこれは素晴らしいプログラムなんです。

34.髙橋大輔 2009-2010 LP "道"
あまりにも回数見過ぎて、オリンピックも世界選手権も本田さんと西岡さんの実況解説が無くても聞こえてくるレベル。「3Aき め ま し たあああああ」とか「すべての道はここバンクーバーへと通じていた」とか「4回転のフリップ(フリップだああああああ)」とか。ここまでマイムを多用したプログラムでわざとらしい上半身だけの演技で終わってしまわないところが、彼の能力の高いところです。このプログラムを滑ったことでカメレンゴにシングルの選手が多く振付を以来するようになりましたが、こなせていない選手が大半ですから、いかに難しいのかということが分かります。道は彼の後にも何人も使っていますが、未だに高く壁として立ちはだかっております。

33.パトリック・チャン 2009-2011 LP "オペラ座の怪人"
多分プログラム的にはピアノ協奏曲やラ・ボエームの方が好きなんだけれど、ぐうの音を言わさないカナダ選手権での完璧な演技と、絶好調だった滑りに圧倒されてのランクインでした。2シーズン滑っているわけですが、2009-2010シーズンの方はダメです。あれは彼がシニアに上がってからのプログラムの中で一番好きじゃない。あくまで2010-2011シーズンバージョンです。爆走と言っていいスケーティング、このシーズンで一気に他の選手に差を見せつけました。これをオペラ座の怪人と言えるのか、それは多分言えない!これは「すごい滑っている人」を演じたプログラムである。
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