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2018
12.08

グランプリファイナル 2日目 男子リザルト

男子LP
1 Nathan CHEN(アメリカ)189.43
2 Shoma UNO(日本)183.43
3 Junhwan CHA(韓国)174.42
4 Michal BREZINA(チェコ)166.05
5 Keegan MESSING(カナダ)156.49
6 Sergei VORONOV(ロシア)143.48

男子リザルト
1 Nathan CHEN(アメリカ)282.42
2 Shoma UNO(日本)275.10
3 Junhwan CHA(韓国)263.49
4 Michal BREZINA(チェコ)255.26
5 Keegan MESSING(カナダ)236.05
6 Sergei VORONOV(ロシア)226.44

ヴォロノフ
4T-2T so 3Lo 4T 3S 3A so 3A-2T-1Lo 3Lz-2T
4Loは雄大な助走からの3Loにしました。TESカウンターに4Loと表示されたので驚きました。今大会はカウンターの表示ミスが多いです。スピンでプログラムを終えます。命を削りながら思いを託す様が胸を打ちます。やがて心臓が鼓動を止め、フィニッシュ。

ジュンファン
4T fall 4S 3Lz-3Lo 3A-2T 3A 3F-1Eu-3S 3Lo
4Tは回転不足で転倒しました。今日の4Sはさすがに大丈夫ですわ。ズンドコビートを打ちながらのステップシークエンスは、ビートとしなやかな手足のコントラストがたまらないです。演じられているかよりも、おもしろいが強いです。誰もが正統派をやってもつまらないですから。この謎プロ修行の向こう側に素敵プロが待っているのです。

メッシング
4Lz shaky 4T hd 3A-2T 3Lo 2T-2T 3S-3T 3A fall
回避し続けてきた4Lzに挑戦して、着氷を堪えました!やったーーーーー!後半の4Tの抜けと、猛スピードから転倒した3Aが点数的には痛いです。今日もかわいい26歳。

ネイサン
4F 4Lz fall 4T so 3A 4T-3T 3Lz-3T 3F-1Eu-3S
ネイサンがスタート位置についても音楽が鳴らず、観客に笑われてからすぐに音楽が鳴りました。今日は音楽係に回し蹴りを食らわせねばならないようですね。4Fはクリーンです。4Lzは少し回転が足りずに降りたので堪えられずに転倒しました。後半の4Tは落ち着いて決めています。後半にコンボ固め打ち勢。落胆を押し込めるような表現と共にシットスピンを回り、決意を胸に秘めてドン!と男らしく演技を終えます。男臭が漂ってくるよ。

ミハル
4S fall 3A-2T 3F 3Lz 3A 3F-2T-2Lo 3Lo shaky
ああ・・・安心したら転倒した。観る側も油断大敵。そこからは大きなミスなくまとめました。加点を得られるジャンプも多かったです。ただ、4回転の成功がないのと、セカンドトリプルが1本もないので基礎点が圧倒的に足りないです。新衣装はサディスト木こりって感じですね。

昌磨
4S<< df 4F 4T shaky 4T-2T 3A 3A-1Eu-3F hd 3S-3T shaky
演技始まる前からジャンプ降りられる感じがしなくて、ひょっとしてこの間の世界選手権ぐらいの演技になってしまうんじゃないかと思いました。SPはかなりの不調だったそうですが、大きなミスは前向き着氷になった4Sぐらいで、あとは着氷の乱れに留めました。あーーーーーー怖かった。寝落ちしそうだったのに全部終わってから目が覚めました。

ネイサン・チェンさん(19)がインタビューに答える姿30代みたいだよ。ネイサンがGPF連覇。アメリカ男子はGPF連覇したこはありません。というか複数回優勝したこともないです。これでネイサンVS昌磨は、ネイサンの6勝4敗。ジュンファンは韓国男子初のGPF表彰台に立ちます。スケートカナダ銅メダル、ヘルシンキ銅メダル、GPF銅メダル。このまま四大陸選手権銅メダル、世界選手権銅メダル!さらにオリンピックも銅メダルでハッピー兵役免除!

昌磨は4Sのダウングレードの他に、4Fのアンダーローテーションもありました。ステップはレベル4取ってるのにいいいい。6人ともほとんどレベル取りこぼしていません。トップ3はオールレベル4です。メッシングの4Lzは回転認定されました。

明日はカナダ勢ゼロの日。お客さん来るのか?
2018
12.07

グランプリファイナル 1日目 男子SP

男子シングルのGPF進出者の所属国が全員別なのは初めてのことです。レアケース。

今大会更新されるかもしれない記録
史上最年長メダリスト
1999-2000シーズン エルビス・ストイコ 27歳9カ月
(現在ミハル28歳8カ月、ヴォロノフ31歳2カ月)

今回の新たな記録
史上最年長出場者
2018-2019シーズン セルゲイ・ヴォロノフ 31歳2カ月
(これまでは2001-2002シーズン トッド・エルドリッジ 30歳3カ月)

全選手の年齢をチェックしていて思ったのが、26歳と27歳の間には大きな壁があるということ。27歳以降も現役を続ける選手が少なく、たとえ続けても全盛期からは成績が落ちているケースがほとんどです。だから27歳以降でGPFに出場するのはすげえのです。メダル獲得はめちゃすごなのです。

男子SP
1 Nathan CHEN(アメリカ)92.99
2 Shoma UNO(日本)91.67
3 Michal BREZINA(チェコ)89.21
4 Junhwan CHA(韓国)89.07
5 Sergei VORONOV(ロシア)82.96
6 Keegan MESSING(カナダ)79.56

演技中に音がプツプツプツプツ・・・シニアも音ひどい。

メッシング
4T-3T 3A hd 3Lz
繰り上がりの出場、そしてアラスカの地震で家の周囲も道路陥没などしてしまったようで、慌ただしいGPF初出場となりました。4T堪えて3Tに繋げました。3Aは片手を付きましたが、カナダのハーフ&マイケル・ブーブレ音源でもパンクしなかったからOKです。カナディアン狂乱という出来ではありませんでしたが、まとめきりました。TESが速報から6~7点下がってしまいました。4Tと3Aがアンダーローテーションです。

ジュンファン
4S 3Lz-3Lo 3A
4Sは加点ガッポリ得られる武器になりました。3Aが足りていないと思ったのですが、回転不足だったのは4Sでした。なるほど分からん。回転不足なければ94点ぐらい出るのな。人間不思議なもので、男子の演じる黒衣装シンデレラも普通に受け止められるようになりました。

ミハル
4S-2T 3F 3A
練習着からシャツに変わったので、曲も違う気になっていましたけど、前からこれです。髪も切って、まるで普通のかっこいいお兄さん。いやあ、ミハルの4Sを安心して見られるようになるとは。抜け倒していた頃のことは忘れますね。でも安心すると抜けそうだな・・・。次の滑走がネイサンで、キスクラにコーチ不在だったので、リンクサイドのアルトゥニアン越しで抜かれました。ネイサンが集中できなくなるとダメだから運営がしつこくするのはいかん。アイスショーじゃあるまいし。

ネイサン
3A 4F 4T so
3Aはクリーンでした。4Tのステップアウトでコンビネーション付けられませんでした。スピンやステップではきっちりGOEを積み上げています。首位に立てなかったら調子に乗ったカメラマンに上段蹴り食らわすところでした。イェール大の学食には、肉うどんとかカレーライスはあるのかな。

ヴォロノフ
4T shaky 3Lo-3T 3A
4Tにコンビネーション付けられなかったので、3Lzを得意の3Loに変更し、3Tを付けてリカバリーです。冷静なヴォロノフさん。後半も勢い衰えることなく滑っていきました。スケーティングスキルはジュンファンと同等の評価ですが、トランジションはズドーンと下げられています。な、なんて妥当なんだ。

昌磨
4F so 4T-2T 3A
4Fは回転不足でステップアウトです。4Tから3Tにしていたら、過回転でタイミングが狂って転倒していたかもしれません。2Tでまとめて正解です。3Aはよかったです。4回転失敗しても、GOEで巻き返せるエレメンツをいくつも持っているのは大きな強みです。ステップシークエンスはテンポが速すぎて手拍子不可能なので、諦めて奇声フォーフォーだけにしましょう。1点ちょっと差で2位につけましたので、LP勝負です。昨年のリベンジなるか?

昌磨VSネイサン
●2018年世界選手権○
○ピョンチャンオリンピック●
●2017年グランプリファイナル
○2017年世界選手権●
●2017年四大陸選手権○
●2016年グランプリファイナル
○2015年世界ジュニア選手権●
○2014年JGPクロアチア杯●
●2014年世界ジュニア選手権○

ネイサンの5勝4敗。2人は勝ったり負けたり忙しい。
2018
11.22

2018-2019シーズン グランプリシリーズ 男子シングルアサイン

https://www.isu.org/docman-documents-links/isu-files/event-documents/figure-skating-4/2018-19/gp-8/series-files-19/entries-2/17413-men-2018-19-all-6-events/file

11月15日付エントリー更新
マウリツィオ・ザンドロン→二重国籍を持ち、オーストリアへ所属を変更するため出場辞退。カンガルー国ではなくモーツァルト国。2018年2月初旬のソフィアトロフィーに出場したため、今シーズンのユーロに出場できない。
デニス・テン→2018年7月19日に死去。
ヨリック・ヘンドリックス→辞退理由不明
アレクセイ・エローホフ→怪我
シャフィク・ベセギエ→辞退理由不明

スケートアメリカ
ナム・ニューエン(カナダ)
ケビン・レイノルズ(カナダ)
ミハル・ブレジナ(チェコ)
ロマン・ポンサール(フランス)
モリス・クヴィテラシヴィリ(ジョージア)
アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)
マッテオ・リッツォ(イタリア)
ジュリアン・ジー・ジェー・イー(マレーシア)
セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)
ネイサン・チェン(アメリカ)
ヴィンセント・ジョウ(アメリカ)
ジミー・マー(アメリカ)

スケートカナダ
ブレンダン・ケリー(オーストラリア)
キーガン・メッシング(カナダ)
ロマン・サドフスキー(カナダ)
ナム・ニューエン(カナダ)
ケヴィン・エイモズ(フランス)
ダニエル・サモヒン(イスラエル)
友野一希(日本)
宇野昌磨(日本)
ジュンファン・チャ(韓国)
アレクサンドル・サマリン(ロシア)
アレクサンドル・マヨロフ(スウェーデン)
ジェイソン・ブラウン(アメリカ)

グランプリシリーズ・フィンランド
ボーヤン・ジン(中国)
ミハル・ブレジナ(チェコ)
ヴァルター・ヴィルタネン(フィンランド)
フィリップ・ハリス(イギリス)
アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)
羽生結弦(日本)
田中刑事(日本)
ジュンファン・チャ(韓国)
ミハイル・コリヤダ(ロシア)
アンドレイ・ラズーキン(ロシア)
アレクセイ・クラスノジョン(アメリカ)

NHK杯
ケビン・レイノルズ(カナダ)
マッテオ・リッツォ(イタリア)
佐藤洸彬(日本)
宇野昌磨(日本)
山本草太(日本)
デニス・ヴァシリエフス(ラトビア)
ジュンヒョン・リー(韓国)
ドミトリー・アリエフ(ロシア)
セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)
ヤロスラフ・パニオット(ウクライナ)
アレクサンダー・ジョンソン(アメリカ)
ヴィンセント・ジョウ(アメリカ)

ロステレコム杯
ブレンダン・ケリー(オーストラリア)
キーガン・メッシング(カナダ)
モリス・クヴィテラシヴィリ(ジョージア)
パウル・フェンツ(ドイツ)
羽生結弦(日本)
友野一希(日本)
ジュリアン・ジー・ジェー・イー(マレーシア)
アルトゥール・ドミトリエフ(ロシア)
ミハイル・コリヤダ(ロシア)
アンドレイ・ラズーキン(ロシア)NEW
アレクサンドル・マヨロフ(スウェーデン)
アレクセイ・クラスノジョン(アメリカ)

フランス国際
ニコラ・ナドー(カナダ)
ボーヤン・ジン(中国)
ケヴィン・エイモズ(フランス)
ロマン・ポンサール(フランス)
ダニエル・サモヒン(イスラエル)
田中刑事(日本)
デニス・ヴァシリエフス(ラトビア)
ドミトリー・アリエフ(ロシア)
アレクサンドル・サマリン(ロシア)
ジェイソン・ブラウン(アメリカ)
ネイサン・チェン(アメリカ)

男子は72枠すべてが埋まりました。

ヴァルター・ヴィルタネン(フィンランド) 1987年6月4日 祝・初出場
セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア) 1987年10月3日
アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル) 1988年2月5日
フィリップ・ハリス(イギリス) 1989年9月29日 祝・初出場
ミハル・ブレジナ(チェコ) 1990年3月30日
アレクサンダー・ジョンソン(アメリカ) 1990年5月15日 祝・初出場
ケビン・レイノルズ(カナダ) 1990年7月23日
アレクサンドル・マヨロフ(スウェーデン) 1991年7月19日
キーガン・メッシング(カナダ) 1992年1月23日
ロマン・ポンサール(フランス) 1992年4月27日
アルトゥール・ドミトリエフ(ロシア) 1992年9月7日
パウル・フェンツ(ドイツ) 1992年9月8日

これらのスケーターが好きな方は、漏れなく"おっさんスケーターすこすこの実の能力者"と認定いたします。おめでとうございます。
Pさん、リーベルス、無良、ダイス、ミーシャ、アーロン、ホックスタイン、バルデ、フィルスが引退したので抜けてはいるのですが、それでもおっさんの人材は豊富なのです。

今シーズンは、演技時間の短縮や基礎点・GOEの変更等様々な要因が折り重なり、4回転偏重が止まるかもしれません。4回転ジャンプを持っていないスケーターにとっては、美しくまとめると上位進出の確率が今までより高くなります。羽生の4Aなど、楽しみな部分はありますが、複数 or 高難度のジャンプとプログラムの表現を両立できるのかに注目です。
2018
11.10

NHK杯 2日目 男子リザルト

男子LP
1 Shoma UNO(日本)183.96
2 Sergei VORONOV(ロシア)162.91
3 Matteo RIZZO(イタリア)147.71
4 Vincent ZHOU(アメリカ)147.52
5 Sota YAMAMOTO(日本)138.42
6 Dmitri ALIEV(ロシア)138.36
7 Alexander JOHNSON(アメリカ)127.72
8 Deniss VASILJEVS(ラトビア)125.21
9 June Hyoung LEE(韓国)122.10
10 Kevin REYNOLDS(カナダ)121.53
11 Hiroaki SATO(日本)117.80
12 Yaroslav PANIOT(ウクライナ)105.05

男子リザルト
1 Shoma UNO(日本)276.45
2 Sergei VORONOV(ロシア)254.28
3 Matteo RIZZO(イタリア)224.71
4 Vincent ZHOU(アメリカ)223.42
5 Dmitri ALIEV(ロシア)219.52
6 Sota YAMAMOTO(日本)213.40
7 Alexander JOHNSON(アメリカ)199.75
8 Deniss VASILJEVS(ラトビア)197.60
9 June Hyoung LEE(韓国)188.26
10 Hiroaki SATO(日本)185.18
11 Kevin REYNOLDS(カナダ)182.67
12 Yaroslav PANIOT(ウクライナ)173.64

ジュンヒョン
3A-2T 3A fall 3F 3F-3T 3S hd 3Lz 2Lo fall
背中の一部分が透けた衣装。なぜ透けさせる必要があるのか。いや、理由なんて簡単だ。透けさせられる肌があるならとりあえず透けさせる。それが男ってもんだろ。ウィルソンにしてはこのプログラム微妙だな・・・ジュンヒョンはもっとおもしろいプログラム滑ればいいのよ。

レイノルズ
4S 4T-3T 2A 2T 3F fall 3Lz so 3S
お久しぶりのクロノトリガーのプログラム。3Aを回避してまとめる戦略を取りましたが、基礎点の低いジャンプでもミスが出て得意のセカンドトリプルまで繋げませんでした。

佐藤
4T 3A-2T 3Lz-2T 3A fall 3Lz fall 2F 3S fall
4Tはきれいに着氷しました。コンボ2つも降りられましたが、後ろ4本のジャンプを全て失敗。天国から地獄へ。リズムに乗ったステップシークエンスはよかったと思います。ドンと構えた男らしさを感じました。SPで直接的にセクシーさをアピールするよりも、このプログラムの堂々とした様の方がよっぽどセクシーだぞ。

パニオット
4F hd 4T-2T 2A shaky 2T 3Lz fall 2Lz 2Lo
抜けがたくさんあります。抜けだけで20点ほどの基礎点がなくなりますし、付けられなかったコンボの点数も含めると30点ほど低くなります。髪の毛トゲトゲですね。加藤登紀子みたいですね。

ジョンソン
3A df 2A 3Lz df-1Eu-3F 2Lo 2A-3T 3F 3S
左脇腹を透けさせた衣装です。普通の透けとの格の違いを見せ付けています。ジャンプの両足着氷や回転不足が目立ちました。それでもトレードマークの3Lz-1Eu-3Fは着氷できました。ジャンプの面では振るわなかったけれど、ステップシークエンスやスピンでは彼だけのカラーをアピールできたと思います。ジョンソンは全米の男なので、プログラムの完成型は1月に見せてくれるはずです。

ヴァシリエフス
4T df 3A-2T 3Lo fall 3A df 3Lz-1Eu-2S 1F 2Lz
4Tは回転に入るタイミングが遅いですね。転倒しなくてよかった。コレオシークエンスでの躍動感は卓越しています。これにはGOE+4以上が並んでもおかしくないと思います。最後の3Lzは諦めて、ステップシークエンスに力を残したのでしょうね。いいプログラムになりそうです。ジャンプ決まれー。

ヴィンセント
2Lz 4S-3T 3A-2T 3A 4Lz 3F 3Lz-1Eu-3S
冒頭の4Lzが抜けたので、後半に4Lzを跳び直しました。回転不足ですがないストライです。完成度の高い中盤の3Aから、すぐに流れるような振付に入ります。この映画って剣を使った激しい戦闘もあるけれど、空飛んだりした超人スーパーバトルを繰り広げているので、ジャンプの間に振付が挟まるのは、実は映画そのままなのですよ。この曲では「はいはい中華中華」なプロがありがちですが、あえてそこから外しているのも評価できます。

リッツォ
4T fall 3A-2T 3Lz ot-3T 3Lo 3A 3F-1Eu-2S 3Lz
プログラムが微妙という評価はまだ変わらないですが、今日は体がよく動いていたので、それだけですごくよく見えました。3Lzの前はただのトランジションですが、コレオシークエンスかというぐらいスピードを出して、リンクを縦断していました。GPSデビューシーズンに2戦とも4位以内はすげえ。今日もミコール・クリスティーニさんに挨拶。ずっとラブラブ。

草太
1A 3A 3Lz-3T 3Lz 3F 3Lo-2T 2A-1Eu-1S
頭からの予定構成は3A 3Lz-3T 3Lz 3Fでしたが、構成を変更しました。昨日の3Aよりもきれいに決まりました。ジャンプの質は順調に上がっていますし、心配しすぎるような状態ではなくなりました。ブレードで手を切って血がドバドバ。刀を鞘に収めた選手本日2人目。

アリエフ
2T 2T 3A 3F 3Lz-1Eu-3S 3Lo 1Lz
抜け&抜け&抜けで25点ほど失うことになります。まさかまさかの4T両抜けでした。3Lzにはコンビネーションを付けたかったことでしょう。ちょっと奥さん、ステップシークエンスご覧になりました?アリエフが背中が語れるようになっていますわよ。PCSは高いのでジャンプだけなんですよね。

昌磨
4S 4F 4T 4T so 3A 3A-1Eu-3F 3S so
後半の3Aからはチキチキ体力レース~コンビネーションできるかな~が始まるのですが、今日もレースを制しきることはできなかったです。かといって前半にコンビネーションを入れると曲想を害するすので、個人的には好ましくないです。だから肺を4つに増やすなどして、酸素の供給量を増やしてがんばってください。これは夜に、お客さんもコーチもいないリンクで、ライトがリンクだけを照らすところ、柱の陰からノーミスで滑るところをこっそり見ていたい。

ヴォロノフ
4T 3Lo 3T-1Eu-3S so 2A 3A shaky 3A-2T 3Lz-2T
このローガンという映画では、年老いたウルヴァリンが、ポジティブに生きることを諦めてしまって、人目を忍んでひっそりと暮らしているわけです。でも事件に巻き込まれてしまって、命と引き換えに、次の世代の子供たちを守るというアメコミとは思えない重苦しい話なのです。テンくんの最初で最後のプログラムを、大ベテランのヴォロノフが滑る姿が、それに重なります。ヴォロノフが何度オリンピック代表を逃しても、諦めずに現役を続ける姿は、世界中の若いスケーターの規範となるでしょう。そうやってテンくんやヴォロノフの想いが若い世代へと連綿と受け継がれていくはずです。いい質のジャンプも多かったですし、GPSの成績はロシア勢で最上位になる確率が高いです。すげえよ。

リッツォが表彰台に乗ったから絶対とーちゃんの方が喜んでるな。バックヤードではしゃいでいたに違いない。

1位1位で昌磨がGPF確定しました。26ポイント以上の組み合わせが5人以上出ることはないので、ミハル・ブレジナもGPF確定しました。

残り2試合
ロステレコム杯 羽生(1位)、メッシング(2位)、コリヤダ(4位)
フランス国際 ネイサン(1位)、サマリン(4位)

コリヤダとサマリンは優勝でヴォロノフのポイントを上回れるので、GPF進出の可能性があります。よっぽどのことがなければ、残り4枠は羽生、メッシング、ネイサン、ロシア勢になるはずです。よっぽどのことが起きるのがフィギュアスケートですけどね。カナダ連盟がメッシングにGPF進出へのプレッシャーかけませんように。
2018
11.09

NHK杯 1日目 男子SP

アンダーローテーテッド ○
アンダーローテッド ×

男子SP
1 Shoma UNO(日本)92.49
2 Sergei VORONOV(ロシア)91.37
3 Dmitri ALIEV(ロシア)81.16
4 Matteo RIZZO(イタリア)77.00
5 Vincent ZHOU(アメリカ)75.90
6 Sota YAMAMOTO(日本)74.98
7 Deniss VASILJEVS(ラトビア)72.39
8 Alexander JOHNSON(アメリカ)72.03
9 Yaroslav PANIOT(ウクライナ)68.59
10 Hiroaki SATO(日本)67.38
11 June Hyoung LEE(韓国)66.16
12 Kevin REYNOLDS(カナダ)61.14

ジョンソン
3A shaky 2Lz-3T 3F
28歳にしてついにGPS出場です。3Lzが抜けたのが痛いですが、2Lz-3Tでもジャンプ自体はきれいでした。要素抜けではないので加点の範囲内です。チェック姿勢が美しいです。荒ぶる鷹のポーズのようですね。アメリカ男子はどうしてこうも謎のボーカル音源を見つけてくるのか。

佐藤
4T fall 3A so 3Lz-2T
髪が短くなりました。男の色気を感じてほしいプログラムだそうです。この曲は無良が使っていましたね。変えてしまったけど好きでしたよ。コミカル路線からガラッと変えてきました。今の男子シングルは細身の選手やエレガントな選手が多いので、こういった演技は差別化できていいです。もっともっと男臭さをほとばしらせてもらいたい。目線の使い方はなかなかでしたぞ。

草太
3A 3Lz hd-2T df 3F
長い助走からの3Aが入りました。そこに続く2つのスピンの質がよかったです。速報でも出ていましたが、+3以上の質を得られるスピンです。シットポジションが微動だにせず、コマのように回転していたのが最も印象に残りました。彼のスピンは武器になりますね。G線上のアリアを滑ると、頭の中を笑顔のズーリンが通過していきます。

レイノルズ
4S-3T 3T 3A df
4Sを回転不足で着氷。4Tが3Tとなり、3Tの繰り返しとなったのでノーバリューです。3Aも回転不足で両足着氷です。今シーズンは4回転も3Aもほとんどが回転不足を取られています。これでは戦えない・・・。LPはプログラムを変更して時間が足りないないかもしれませんが大丈夫でしょうか。

パニオット
3F 4T-3T 1A
4Fを咄嗟に3Fに変更しました。昨シーズンまでなら4Fの回転さえ足りていれば転倒しても跳ぶメリットがありましたが、今シーズンは減点の割合が大きいので、3回転にする方がいいです。ジュンファンと共演させたいロミオさんだな。地味衣装ロミオズ。ロシア人の子供たちぐらい派手な衣装着ようよ!

ジュンヒョン
3A fall 3Lo fall 3F-3T
韓国語でジュンヒョンはnとhが重なってジュニョン、ジュンファンはnとhが重なってジュナン、ヨンアはnとaが重なってヨナ。バラつくのは嫌だから、何年も前からずっとアルファベット読みしています。僕はジュンヒョンの表現が好みなんですよね。ステップシークエンスのダイナミックな動きと、巧みな表情の使い方が好きです。地味ですけど。背中にレースのカーテンを背負った衣装でした。カーテン屋の3代目の苦悩を描いたプログラムではないな。チャップリンだな。

リッツォ
3A 3Lz so 3F-3T ot
3Aはいい質のジャンプでした。3Lzでバランスを崩しました。このトゥジャンプの上がらなさは一体なんなのだろう。年明けからどんどん上がらなくなっています。エッジに体重を乗せた美しい滑りでした。いいプログラムにしようという思いが全てSPに注がれてしまったのでしょうか。

ヴァシリエフス
3F 3A 3Lz df
年々体がガッチリしてきますが、それでも足が巧みに動いていくんですよね。すごいなあ。3Fは迫力がありました。後半に予定していた3Lz-3Tが入らず、大きく点数を取りこぼしました。イエローパンツ友の会に入れてもらえる衣装なので、マキシム・トランコフ会長に申請書を提出してください。

ヴィンセント
4Lz-3T 3F 3A
やはりジャンプの回転が足りません。4Fは回転不足の問題もあったのか回避してきました。滑りの面では今日はとてもよかったと思います。ステップシークエンスではしっかりエッジを倒して、淀みのない滑りでリンクを大きく使っていました。いいよー。

アリエフ
4T 3A fall 3Lz-3T
GPF進出には2位以内に入っておきたいアリエフ。最終戦ではネイサンと激突します。4Tは美しかったのですが、3Aううううううう。ウォータースライダーに飛び込むように転倒しました。表現面での進化著しいです。わずか半年の間に3年分ぐらい表現の深みが増しました。

昌磨
4F 4T fall 3A
4Tは回りすぎて転倒しました。回りすぎてセカンドが2Tになったり、回りすぎて3Tステップアウトしたり、回りすぎに関するミスが多いです。回転をいい塩梅で止められる呪いをかけるしかないようですね。3Aは軌道を変えました。ちょっとフリーレッグが引っかかっていましたけどイーグルに繋げて、十分加点のもらえるジャンプです。速報では42点というヤバめ(でも暫定トップ)のTESでしたが、最終的には48点もらいました。4Tの点数がカウントされていなかったです。

ヴォロノフ
4T-3T 3Lz 3A
セカンドが2Tにナラナカッタアアアアアアアアア3Lzオリタアアアアアア3Aキレイイイイイイイイ!!!トランジションアンマリナイイイイイイ!!!けどヴォロノフさんかっこいいいいいいいいいいいいよおおおおおおおお!ピアノの鍵盤叩き割りそうな勢いかっこいいいいいいいいいい。演技終わって吠えた!ヴォロノフが嬉しいと僕も嬉しいし日本人ファンは嬉しいです。昌磨の優勝も見たいけれど、ヴォロノフさんが優勝してGPS史上最年長優勝記録を更新してGPF進出を決めるところも見たい。どちらのエンディングでもハッピー。

やっぱりNHK杯って楽しい。

現地のお土産は定番のもみじまんじゅうお願いします。
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