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2019
10.26

スケートカナダ 1日目 男子SP

男子SP
1 Yuzuru HANYU(日本)109.60
2 Camden PULKINEN(アメリカ)89.05 PB
3 Nam NGUYEN(カナダ)84.08
4 Deniss VASILJEVS(ラトビア)84.01 PB
5 Keiji TANAKA(日本)80.11
6 Andrei LAZUKIN(ロシア)78.99
7 Julian Zhi Jie YEE(マレーシア)75.64
8 Nicolas NADEAU(カナダ)75.22
9 Matteo RIZZO(イタリア)70.12
10 Paul FENTZ(ドイツ)66.32
11 Roman SADOVSKY(カナダ)65.29
12 Brendan KERRY(オーストラリア)56.75

ジュリアン爺
3A 3Lz 3F-3T
これは爺演技ですね。若者に対して人生において大切な物は何かを説いている爺です。若者はその言葉に耳を傾けようとはしないけれど、自分が爺になったときに初めてその意味に気付くのだろう。大人の演技だねえ。シーズン頭からジャンプしっかり決まっておりました。

サドフスキー
4S 1A 3Lz so
4S降りて3Lzで失敗するの前もやってませんでしたっけ。らめえええええええええええ!3Aはカナダ人だから仕方ない。スピンの美しさが悲しげに光っている。

ナドー
3A 3S-3T 3Lo shaky
構成は弱いですがミスなく終え……終えられなかった。3Lo得意じゃないですかーーーーーもーーーそんなフィンランド女子みたいな失敗して。赤スケ衣装に釘付けで足元全然見ていませんでした。きっと上手だったことでしょう!きっとね!

ラズーキン
4Lz shaky 3A hd 3F-3T
今回も4Lzさん入れてきましたが回転が危かったです。判定は背0府でした。3Aがなかなか決まらなくなったので、リーザ先生に教えてもらいましょう。ステップシークエンスのツイズルでスタンブルがありましたし、いい演技だったとは言えないですが割といい点数がもらえました。

フェンツ
3Lo 3A 3Lz-3T shaky
加点の得られるジャンプはなく、スピンのポジションがキープできていなかったですし、個人的にはプラスのエレメンツは1つもなかったと感じます。27歳のベテランとなりましたし、年齢には勝てなくなってきたのかもしれません。昨シーズンと同じプログラムだから余計に分かりやすくて。ユーロに!ピークを!!!!!

美青年ケリー
3T-3T fall 2T 3A so
4T-3Tが3T-3Tになったので、4Sを変更して4Tにしましたがそれも失敗。スピンもグラグラで、コミカルな曲が悲しげに流れていきました。悲しい……。PCSはケチョンケチョンに下げられると思いましたがジャッジ優しいな。

デカ
3A 3S 3Lz-2T
真凜と同じく事故に遭いましたが、3Aきれいに着氷しましたし影響はないように感じました。3Sになってしまうのはまだしも3Lz-2Tになってしまうとは。曲が曲なので、真顔で滑るわけにはいきません。キレがいいだけでもダメなんですよね。クネクネキレッ!クネクネキレッ!がないと。全快してからの踊りに期待。ということで解散!

ニューエン
4S-3T 3A shaky 3F
3Aは爪先が氷をかすめました。ミスはそこだけでしたね。哀愁というところではまだまだの部分があるけれど、かっこつけて大人ぶってる若者みたいでかわいらしいではありませんか。国内1番手としての出場だったので、いい点数が出てよかったです。

プルキネン
4T 3A 3Lz-3T
とてもいいジャンプでした。4Tの回転も足りていました。何か失敗してしまうことが多い選手なので、最後まで気を抜かずに監視しておりました。無事に音楽が終わったので釈放。プルキネンのポテンシャルからすれば出て当然のスコアですね。さて問題はLPですよーーーーーもうSP番長は卒業してーーーーー。

羽生
4S 3A 4T-3T
前の2人がいい演技をしたので、ジャッジも遠慮なくプラスを出せる体制にありました。4Sと3Aがほぼ満点だったので、途中までは歴代最高ペースでした。4T-3Tはファーストがよくなかったので力技で3Tを繋げてイーグルで誤魔化しました。GPS初戦の調子では過去最高潮ですね。めちゃくちゃ元気。ついに4度目の正直となりそうです。

リッツォ
4T df 3A 3Lz fall
コリヤダもヴィンセントもGPSを欠場するため、有力なGPF進出候補の1人でしたが、コンボなしに終わるとは。学生運動の時代の若者が着る辛子色のロンTには何か意味があるの?Start A Fireということは火炎瓶投げるの?教えてリッツォさん。

ヴァシリエフス
3F-3T shaky 3A 3Lz
通気性の確保が容易な背中スケ衣装。得意のシットスピンは、自分の世界に閉じこもっていたいけど、でも誰かに手を差し伸べてほしい。そんな感情を表現しているように思えました。1つ1つのエレメンツに意味がある演技だと感じます。今日は褒めますよーーーーー明日はどうかなー?

ステップシークエンスのレベル認定が厳しく、レベル4だったのはリッツォだけでした。1位と2位で20点差がついたので、1位と2位以下の順位の変動はなさそうです。2位以下はジャンプの安定性に不安のある皆様が揃っているので、どうなるかは読めません。しかしまあ今大会はカメラワークが悪くて見辛かった。カナダの大会は、オリンピックでさえもショートバリアからのカメラが多くて見辛いです。喝だ!
2018
10.21

スケートアメリカ 2日目 男子リザルト

男子LP
1 Nathan CHEN(アメリカ)189.99
2 Michal BREZINA(チェコ)157.42
3 Vincent ZHOU(アメリカ)149.37
4 Sergei VORONOV(ロシア)148.26
5 Matteo RIZZO(イタリア)147.72
6 Nam NGUYEN(カナダ)143.13
7 Morisi KVITELASHVILI(ジョージア)136.54
8 Alexei BYCHENKO(イスラエル)127.78
9 Julian Zhi Jie YEE(マレーシア)125.99
10 Kevin REYNOLDS(カナダ)124.01
11 Romain PONSART(フランス)116.44
12 Jimmy MA(アメリカ)113.53

男子リザルト
1 Nathan CHEN(アメリカ)280.57
2 Michal BREZINA(チェコ)239.51
3 Sergei VORONOV(ロシア)226.44
4 Matteo RIZZO(イタリア)225.81
5 Vincent ZHOU(アメリカ)225.75
6 Nam NGUYEN(カナダ)212.99
7 Julian Zhi Jie YEE(マレーシア)207.51
8 Morisi KVITELASHVILI(ジョージア)205.12
9 Alexei BYCHENKO(イスラエル)197.47
10 Romain PONSART(フランス)187.92
11 Kevin REYNOLDS(カナダ)185.63
12 Jimmy MA(アメリカ)185.06

ビチェンコ
3Lz-3T 3A-2T 2Lo 2A 3A so 2Lz-1Eu-2S 3F
辞めようと思ったけどやっぱり続けて、夏から準備をしたので調整が遅れました。ドラキュラのプログラムなので、衣装に血が付着しています。本調子には程遠いです。ビチェンコさんはユーロ男なので、1月までに仕上げてくれればと思います。イスラエルジャージ超ダサい。

レイノルズ
4S fall 2T-3T 3A-2T 3S 2T 3F-3Lo 3Lz
辞めようと思ったけどやっぱり続けるマンその2。4Tが抜けて2Tが3本になりノーバリューに。上体表現の柔らかさとスピンはよかったです。クロスフットスピンが床屋のサインポールのようで美しかった。

クヴィテラシヴィリ
2S-3T 3A 3F-1Eu-2S 3Lo 2T 4T fall 3F-3T
SPに続きクリーンな3Aを着氷しました。3Aとの歴史的な条約締結です。エバレット講和条約と命名しましょう。3Aに反して今大会は5本の4回転ジャンプ全滅でした。両立は難しいな。

ニューエン
4S-2T 4S shaky 3F-1Eu-3S 3A 1A 3F-2T 2Lo
今週のララランド担当。担当がいっぱい。日本の特命大臣みたいだな。冒頭の4Sは素晴らしかったです。高さが出ていました。こんなにきれいな4S降りられるなんて知らなかったですよ!2本目の3Aが抜けて、そこからは疲れが見えました。ララランドは終盤の疾走感必須なので、体力をつけ、3Loでかっこよくフィニッシュするのだ!

ジミー
4T fall 3Lo 3A fall 3Lz-2T 1A 3Lz 3F fall
ドラマティックなピアノ協奏曲の調べに、遅れないように必死に追いつきながらなんとかジャンプを入れていくという。あまり余裕を感じない演技でした。この曲調だとスムーズに滑らないといけないのですが、ジミーはヒップホップが得意で止まって表現する選手なので、親和性は高くないのかもしれません。絵に描いたようながっくり。まだ10月だから!!!

ポンサール
2T 3A fall 3Lz 3Lo 3A fall 3Lz-2T 3F shaky
カルメンなのに黒衣装です。闘牛士じゃないのかよ!こんな黒スケ許されないので、ザギトワからゴージャスな衣装借りてきなさい!昔のポンサールに戻ってしまった演技でした。か、顔はきれいだった!

ヴォロノフ
4T-3T 4Lo df 3T-1Eu-3S shaky 3Lo 3A-2T 3A fall 2Lz df
冒頭の4T-3Tよかったです。4Loは回転が足りません。3連続の真ん中のオイラーすごいですね。あんなにデカいオイラー見るの初めてです。ベテラン選手なら前半に難しいジャンプを固めるのが普通なのに、後半に3A2本、苦手な3Lzを入れる攻めまくった我らのセルゲイ・ヴォロノフ先輩31歳。息絶え絶えですが、命削って滑っていてかっこいい。

ヴィンセント
4Lz-3T tano 2F 4T shaky 3A-2T 4Lz shaky 3Lz tano 3Lz tano-1Eu-3F
このルールでもバンバン4回転を入れていきます。4Tは足元は3回転なのに体は4回転していきました。グリイイイイインとしました。。速報からTESが18点も下がりました。プログラムは欧米的価値観のコテコテ量産型中華プロというわけではなく、曲を活かした繊細な演技だったと思います。PCSは7,7出ていますし、悲観する内容ではありません。

リッツォ
4T df 3A-2T 3Lz-3T 3Lo 3A df 3F-1Eu-2S 3Lz
両足着氷のジャンプもありますが、このミス連発の大会でしっかりまとめてきました。曲のつなぎがいまひとつで、セカセカしながら演技を終えてしまうのがもったいない。さすがの安定感ではありました。難しいジャンプの回転が足りますように。

ネイサン
3Lo 4Lz shaky 3F-3T 3A 4T-3T 4T-2T-2Lo 3Lz
コンビネーションジャンプ3本!ザヤなし!ウオオオオオオオオオオオオ普通だけどな!!!4回転は予定通り3本にしました。4回転は3本が、バランスのいい演技が見られる境界線だなと思います。前半にトリプルがあるので、ネイサンの動きの美しさを感じられます。ジャンプを終えてからはスーパーネイサンタイムで弾けておりました。

ジュリアン爺
1A-1T 4S fall 3A 3F-1Eu-2S 3Lo 3F-3T 2Lz hd
いいSPと悪いLP。オータムクラシックと同じ流れになってしまいました。ジャンプ2本失敗しても観客を煽っていましたし、体は最後までよく動いていたので、決して演技は投げていなかったです。そこが素晴らしいですね。ここで名前を売って、次の大会に繋げなくてはいけませんしね。各ジャンプの前に思いっきり構えていましたけど、トランジションはそこまで低くないです。

ミハル
4S-2T 3A-2T 2S 3Lz 3A so 3F 3Lo
4Sを降りたので、どうせ3A抜けるんで・・・・・抜けない!?と思ったら4Sが抜けました。2本両立は難しい。どのトリプルも満遍なく抜ける選手ですが、後半コンボをつけられなかったにしろ、抜けがなかったのは大きいです。キスクラで喜んでいました。4年ぶりのGPSの表彰台ですものね。チームアルトゥニアンでワンツー!!!よし、真凜も続きましょう。乗るしかないこのビッグウェーブに。

年長組の行方や東南アジア初の表彰台などが気になって、ジャンプの出来に一喜一憂してしまいました。初戦らしい出来でした。表現面、スケーティングの面では若手中堅それぞれが進歩を見せてくれました。そしてベテランのミハルとヴォロノフは衰え知らずなどころか、さらに進化していますよ。これからが楽しみになる初戦でした。

ヴィンセントは3T、4T、3A、4Lzの4つでアンダーローテーション、アテンションも2つ付きました。挫折は次に向かうガソリンになります。「何くそコラ!次こそ認定させたるわい!見とけよ!」の気持ちで奮起してほしいです。怪我があったわけで、それでこの構成を演じること自体が異次元なのです。

ダンスも女子も始まっていないのに2カテゴリー終わってしまった。スケジュールに文句言おうとしたけど、年内はアメリカの悪口言わないことになっているから褒めます。うーん、ドラマティックなスケジュールですね!
2018
10.20

スケートアメリカ 1日目 男子SP

アメリカはブリヂストンがスポンサー、カナダはカナディアンタイヤがスポンサー。北米のスケート界はタイヤ屋に支配されるのだった。

男子SP
1 Nathan CHEN(アメリカ)90.58
2 Michal BREZINA(チェコ)82.09
3 Julian Zhi Jie YEE(マレーシア)81.52
4 Sergei VORONOV(ロシア)78.18
5 Matteo RIZZO(イタリア)78.09
6 Vincent ZHOU(アメリカ)76.38
7 Jimmy MA(アメリカ)71.53
8 Romain PONSART(フランス)71.48
9 Nam NGUYEN(カナダ)69.86
10 Alexei BYCHENKO(イスラエル)69.69
11 Morisi KVITELASHVILI(ジョージア)68.58
12 Kevin REYNOLDS(カナダ)61.62

ジミー
4T fall 3A 3F ot-3T
観客の掛け声に応える陽気な馬さん。彼は陽キャ。日本だとサッカー部のお調子者ポジション。めちゃくちゃ踊っていました。雄大なながーーーいイーグルからの3A決まりました。これは決まらないとPCSまで下げられかねないやつです。趣味"annoying Amber Glenn"とは一体。

ジュリアン爺
4S 3A 3F-3T
4Sきれいに入りました。気持ちよかった。3Aも問題ありません。3Fは踏み切り怪しかったです。それでも降りられはしています。今週のお家建てます要員。埼玉に3LDKの家建てられそうです。ついに80点超え達成しました。おめでとう。これで君も一国一城の主だ。

ポンサール
4T 3A ot 3Lz-2T shaky
冒頭の4Tがクリーンに入りました。コンビネーションを付けられなかったので、後ろに持ってきましたがこちらも失敗に。前半2本が壁に近づきすぎだったので、北米サイズの狭いリンクが影響したとも考えられますが、ポンサールはアメリカで練習しているので、関係ないかな?

MR.png

マライア and ロマン

ミハル
4S-3T 1F 3A shaky
ミハルが予定構成の時点で4S-3Tを入れてきました。そしてクリーンな成功を見せました。これがどれだけすごいことか分かりますか?ミハル・ブレジナ28歳、これがキャリアで初めての4-3の成功ですよ。そして3Fが1回転でノーバリュー!うわああああああああああああああああああああああああああああああ何でええええええええええええええええええクリーンな演技見せてよう。今日の出来で82点なので、3F入って、3Aがいつもの質なら90点超えますよ。1Fの衝撃で、その後ろの1分半以上が灰色の世界になってしまった。

レイノルズ
4S-3T 4T df 3A fall
回転不足から抜け出せない。ガッツリ引かれてしまいました。ジャンプとスピンがそれぞれ固まっているので、バラけると観やすくなるなと思うのですけどね。300年前のアイルランドにタイムスリップして出会った少年感ありました。

ニューエン
4S hd 3A 3Lz ot
6分練習では4S-3T着氷していたのですが、試合で入れるのは難しいですね。3Lzにコンビネーションを付けようとして、ホップのようになってしまいました。4Sが単独、3Lzは+コンボの判定でした。

ヴィンセント
4Lz-3T tano 4F 3A
今週のエクソジェネシス担当。ルールが変わっても世界最強構成でタコ殴りしてきます。ただ、ジャンプの加点が得にくく、回転不足の問題がある彼にとっては博打でもありますね。特に今シーズンは戦いにくくなりました。ステップシークエンスはぴょこぴょこ跳ねてかわいらしかったです。今回アイスデスクでコメンテーターを務めているシニード・カーもぴょこぴょこ系だったので、滑らかに滑るだけがエクソジェネシスの表現ではありません。速報からTESが15点も下がりました。

クヴィテラシヴィリ
4S fall 3A 4T fall
今週のお家建てます担当、エクソジェネシス担当が出ました。そしてクヴィテラシヴィリはお月さま担当です。4回転で転倒した一方、最も不安定な3Aがクリーンでした。コンビネーションスピンの出までフリーレッグのポジションに気を配っていました。細かいところまで配慮が行き届くのは、さすが帝国の民といったところでしょう。愛すべき変プロだからこれはこのままでいいのです。

リッツォ
3A 3Lz-3T 3F
ルッツフリップがタノりまくるロシア女子のような低さと回転速度になりつつあります。ジャンプそのものは美しいのですけどね。オリンピックあたりからどんどん低くなってません?スピンで少しグラつきがあっただけで、本当に美しい時間でした。

ネイサン
3A 4F so 3Lz-3T
なんと・・・ネイサンが・・・ものすごくきれいな3Aを降りましたよ。日本男子かな?というような3Aでした。ネイサン史上最高だったかもしれない。ステップシークエンスはエレメンツではありませんね。これはエンターテイメントです。自由自在に体が動いて、楽しくないところがありませんもの。GOE+5もそりゃ出るってもんですよ。ネイサンの表情をgifにすると、人を煽る時に使えそうです。おもしろかった。ネイサン肩幅広くなりましたね。ヤンキーに絡まれても女性を守ってくれそう。

ヴォロノフ
4T-2T 3Lz shaky 3A so
セルゲイ・ヴォロノフ31歳。まだまだ辞めません。ジャンプが決まらなかったですが、スピンやステップなど音楽のいいところにエレメンツを配置していて構成がいいなと思いました。ステップシークエンスはもっと手足の動きがシャープになると、オシャレに仕上がると思うんです。良プロに育つ可能性を秘めています。ザヴォジングッジョブ。衣装はうん・・・でもヴォロノフの衣装に期待するなんて、ねえ?過去にはサッカーボール着てたんですよ。場内の熱烈なヴォロノフボーイから「セリョージャ!マラディエツ!」とお褒めの言葉を頂きました。

ビチェンコ
3F 3A ot 2Lz-3T
レクイエムフォードリームを今使うと逆に新鮮なのです。どんどん使いましょう。ビチェンコさんがSPに4Tを入れない非常事態です。ビチェンコさんは、2013年ゴールデンスピンから常にSPで4Tを跳び続け、4Tが3Tに抜けてしまった2014年フィンランディア杯以外は、回転不足でも転倒でもなんらかの形で4Tを入れ続けてきました。3Aなんかでもいつものようなシャープな回転ではありません。表情は明るいので「しょうがねえか!」という感じですかね。

ネイサンは4Fがアンダーローテーションでアテンションの評価でした。3Aは大量加点です。3Aが唯一の穴だったので、標準搭載されると手がつけられなくなるかも。ジュリアン爺の3Fはアテンションでした。ギリギリセーーーフ。リッツォは3Fにeマークが付きました。eなしなら80点乗っていたんですね。問題のヴィンセントですが、オールレベル4にも拘わらず、4Lz4F3Aすべてアンダーローテーション、4Fにはアテンションも付きました。これでは点数伸びないのも仕方ない。レイノルズは4Sがアンダーローテーション、4Tと3Aはダウングレード・・・うううう・・・。

回転不足、エッジ判定バンバン取られました。これが正しい技術習得の方向に向かい、5年後10年後のスケート界がよりよいものになることを願うばかりです。

TESのトップが最もクリーンだったジュリアン爺だったのは、非常に健全だと言えます。見た目がクリーンって大事ですよね。

2017
02.26

冬季アジア大会 9日目 男子リザルト

今日でアジア大会も閉幕です。

男子リザルト
1 UNO Shoma(日本)281.27
2 JIN Boyang(中国)280.08
3 YAN Han(中国)271.86
4 MURA Takahito(日本)263.31
5 KERRY Brendan(オーストラリア)237.37
6 GE Misha(ウズベキスタン)233.93
7 KIM Jinseo(韓国)228.67
8 YEE Julian Zhi Jie(マレーシア)222.69
9 MARTINEZ Michael Christian(フィリピン)211.96
10 TEN Denis(カザフスタン)198.88
11 TSAO Chih-I(中華民国)190.19
12 RAKIMGALIEV Abzal(カザフスタン)189.59
13 LEE June Hyoung(韓国)184.43
14 CHEW Kai Xiang(マレーシア)168.42
15 LEE Harry Hau Yin(香港)149.73
16 LEE Meng Ju(中華民国)138.41
17 ALPE Jules Vince(フィリピン)128.41
18 LEUNG Kwun Hung(香港)119.77
19 SUTRISNA William(インドネシア)95.65
20 RAMADHAN Dwiki Eka(インドネシア)88.72
21 PINGLE Nikhil(インド)59.04

フィリピンのアルペさんのドーナツスピンが女子ばりに上手い。香港のハリーさんが腋毛丸出しで演技をしている。スケーターの腋毛新鮮。

ドルジ
3F ot-3T ot 3A 3Lz so 3A-2T 3T-1Lo-3S 3Lo 2A 2A
後半のジャンプに安定感がありました。3連続のループがテンポよかったです。ループ挟みの選手は停滞せずいって欲しいです。SPではモロモロしさが抜けたことに言及しましたが、LPではモロモロしさがやや復活。3A2本入れられるのはTESの面で大きいですね。

ジュンヒョン
2A<< 2A-3T 3F 3F-3T 3S so 2A-2T-2Lo 3Lo 3Lz
3Aさんが自分探しの旅にウユニ塩湖に行ってしまったのか、なかなか帰ってきません。なぜか今シーズンのジュンヒョンの動きが僕の中でめちゃくちゃしっくりきていて、すごく表現に魅せられます。ファンか!ってぐらい褒めてます。

カイシャン
2A 3Lz-3Lo 3Lo 3Lz 3F 3S 2Lz-2T 2A-2T-2Lo
3-3の回転不足はあるものの予定していたジャンプがすべて入りました。あとは着氷や入りなどに工夫をしていくことでGOEのプラスを得られるようにすることですね。四大陸からアジア大会と好調をキープしました。日本みのある演技でした。

チーイー
3A fall 3S-3T 2F-2T-2Lo 3Lz 3Lo 3F 3S hd 2A
予定構成では最後のジャンプが2A-2Tでした。単独ジャンプにした後にフライングシットスピンを入れ、音楽と重なって終わったのでその前のエレメンツから少しずつ音楽に遅れていたことも考えられます。2Tを入れていたとしたら、音楽から大きく遅れ、スピンが中度半端になっていたでしょうし、結果的にはよかったのでしょうね。

ジュリアン
3A-2T 3F-3T 3S 3A 3Lz 3F 3Lo shaky 2A+2A
3Aの助走は短い方ではありませんが、後半の3Aはいい感じ。3Lzは膝をすさまじく沈み込ませて、片足での着氷に収めました。最終日ということもあり、マレーシアの応援団が来ているのか演技終了とともにシャウトが。150点近くまで伸びてきましたよ!!!すげえ。

テンくん
4T fall S 1A 3F 3A so 2Lz 3Lz 3Lo
コンボゼロで加点を得られそうなジャンプが3Lzだけ・・・これは雪山に迷い込んだような演技に。2月男・・・。テンくんの毛量いかつい。

ミーシャ
3A 3A df-1Lo-2S 3F 3Lz 3Lz-3T 3Lo 2A 2A-2T
予定構成では3A-3Sという不可能なコンボを組み込んでいました。1Loさん仲間外れにしちゃダメですよ!ポーズがカチッカチッと決まるプログラムです。ただ、セルフコレオグラフィーだけあって彼の得意な動き中心なので、バリエーションが物足りなく感じる部分もあります。速いコンビネーションスピンでのフィニッシュは盛り上がりました。子持ちばりに落ち着きはなっている。

マルティネス
3Lo 3T 3A-2T 3A 3Lz-1Lo-2S 3F hd 3Lz fall 2A
前半のジャンプは質がよかったです。3Aの質も元に戻っています。スピードは四大陸よりもありました。後半ルッツフリップが続くあたりからスピードが落ちてきて、それが質の悪化に繋がりました。

ジンソ
4T so 3A-2T 3Lz-3T 3Lo 3A 2Lz 3S-2T-2Lo 2A
衣装を忘れて衣装を借りかけており、直前に衣装を届けてもらった愉快なジンソさん。衣装を忘れる・・・○塚さんでしょうか。単独の3Aの膝の堪えっぷりすごい。膝ちぎれそうなほど堪えましたよ。にゃあああああああああああああああ。ステップでのルンルン走り回る感じがとても楽しそうです。「わーーーーー雨だーーーーー!雨の中でシャンプーしよーーーーーっと!あははーーー」ぐらいのはしゃぎっぷり。雨の中でシャンプーしたことありますけど、雨の密度はしょぼくて泡が落ちないので、止めておいた方がいいですよ。

美青年ケリー
4S 4T 2A 3T 3A-1Lo-3S hd 3A so 3Lz-2T tano 3Lo hd
構成を大幅に変更してきました。3本目の4回転を予定していたのでしょうが、4回転を2本成功させた後にすでにスタミナが削られていたので、3クワドと3A×2を両立させるのは難しそうです。攻められる大会だったので、この挑戦は大正解。これを元に世界選手権での戦略を考えられますね。

むらむら
4T-2T 4T 3A 3S 3A-3T so 3Lo 3F-1Lo-2S 3Lz
4Sを回避しましたが、4Tがクリーンに入りました。ステップアウトが1つありましたけど、他はほとんどクリーンに。でも今日はジャンプよりも表現ですよ!!!!!ステップのときの方向転換の度に、パッと色気をふりまくんですよ。香水のCMを見ているような感じ。ふわっむんっ!という感じ。表現面では全日本から大幅によくなりました。後半までそれがキープできればよかったですね。少し疲れが見えました。氷に落ちていたのは衣装の一部ではなくて、他選手のスケート靴のテープだったのか!船岡さん有能である。

ハンヤン
3A-3T 4T-2T 4T 1A 3Lo 3Lz-2T-2Lo 3S 3F
冒頭の3A-3Tは満点に近い加点をもらいました。決まれば得点源になりますからね。1本目の4Tは申し分ないです。2本目はまずまず。後半の音楽とのマッチングは本当によくなりました。もちろん後半でインパクトのある高難度ジャンプを降りるのもすごいですけど、表現で魅せるのもまたいいものです。青衣装のことは記憶から消そう。

昌磨
4Lo fall 4F 3Lz so 3A-3T 4T-2T 4T so 3A 3S-1Lo-3F fall
3A-1Lo-3Fではなく、最後の3Sにコンボをつけました。3Aは2本とも降り、どうやら仲直りには成功した模様。ハッハハハハとボーカルの存在が大きいので、そこで転倒してしまうとボーカルが浮いてしまうのがこのプログラムの危ないところです。降りればめちゃプラスになるし、降りられないとイマイチになるし、TESだけではなくPCSの面でもリスクを背負っておりますよ。

ボーヤン
4Lz 2S 3A-1Lo-3S 4T-2T 4T 3Lz-3T 3A 3F
4Lz完璧に決まりました。気持ちいい。ボーヤンの後半の4Tは全然ドキドキしないです。それぐらい信頼性がありますし、実際成功させています。PCSが伸び悩んだのは、やはりSPと比べるとジャンプの準備動作が長いことが上げられるでしょう。過去のシーズンの点数の出方を見ても、どうしてもLPではPCSが伸びないんです。昌磨とボーヤンどちらが勝ってもおかしくない試合ですし、ジャッジの顔ぶれが違えばボーヤンが勝っていたかもしれません。ボーヤンいい演技だった!

昌磨の4Loはアンダーローテーションでした。何としてもコンビネーションやるということを語っていますが、それが勝利を呼びました。抜けない・やり切るということは大切です。

閉会式も兼ねたエキシビションには各カテゴリーの優勝者が出てくるようです。四大陸選手権から移動が大変だったと思いますが、選手の皆さんお疲れ様でした。

boyang_20170226160440836.png


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