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2018
11.24

フランス国際 2日目 男子リザルト

11月24日土曜日。寒さに屈して文明の利器のスイッチオン。

男子LP
1 Nathan CHEN(アメリカ)184.64
2 Dmitri ALIEV(ロシア)162.67
3 Jason BROWN(アメリカ)159.92
4 Alexander SAMARIN(ロシア)156.23
5 Kevin AYMOZ(フランス)150.16
6 Romain PONSART(フランス)144.89
7 Deniss VASILJEVS(ラトビア)138.96
8 Keiji TANAKA(日本)136.97
9 Daniel SAMOHIN(イスラエル)133.66
10 Boyang JIN(中国)129.48

男子リザルト
1 Nathan CHEN(アメリカ)271.58
2 Jason BROWN(アメリカ)256.33
3 Alexander SAMARIN(ロシア)247.09
4 Dmitri ALIEV(ロシア)237.82
5 Kevin AYMOZ(フランス)231.16
6 Romain PONSART(フランス)229.86
7 Deniss VASILJEVS(ラトビア)221.26
8 Keiji TANAKA(日本)216.32
9 Boyang JIN(中国)208.89
10 Daniel SAMOHIN(イスラエル)205.99
WD Nicolas NADEAU(カナダ)

ナドーはメディカルリーズンで棄権となりました。カナダ選手権までにはよくなりますように。

サモヒン
4T-3T 4S 3Lo fall 3Lz td-2T 3Lz 3A fall 3A fall
これはついにいいサモヒンが!!!3Loああ・・・からの急激なスピードダウンから、3A連続転倒。そしてギリギリの状態で滑っていきました。体力が足りない体力が足りないよ。

デカ
4S so 3A 2S-2T 3A so 3Lz so 3F-3T 3Lo
1本目の3Aはきれいに決まったのですが、コンビネーションを付けませんでした。そして2本目ステップアウトで+REP
扱いに。3Lzもコンボを付ける予定のところで付けられなかったです。動きが細切れになっていて、4分間で1つの物語を構築できているとは、今の状態では言えないと思います。

ボーヤン
4Lz 2S 2T 4T hd-2T 3A so 1A 3Lz ot-2T
4分間でクワド4本入れることが、いかに大変か身をもって証明するボーヤン。走って走ってジャンプが抜けて、走って走ってステップアウトして・・・というその繰り返しで、表現とかスケーティングとかそういう領域の話ができないほど演技が崩れていました。選曲はいいからジャンプなのですよね。正直6点台が出てもおかしないと感じました。

アリエフ
4T-3T 3T 3A 3F 3Lz-1Eu-3S 3Lo 3Lz+2A
2本目の4Tを回避してジャンプをきれいにまとめてきました。後半体力の問題でスピードが落ち、前半ほどの質で着氷することはできませんでした。この構成でもまだ加点を積むことができます。この内容でロシア選手権なら175点出そう。今回なら変なところでスタンブルしちゃダメだぞ。

ポンサール
4T 2T-2T 3A 3F-1Eu-3S 1A 3Lz 3Lo
冒頭の4Tは大変よかったです。4Tはこう跳ぶべきだぞ!という完成度の高さでした。そして2本目は抜け。3Aの2本目も抜けました。これはカルメンではなく、ただ彼が美しい顔でジャンプを降りるのを見つめる時間でした。男臭さというのもなかったです。トランジション7.61うーーーん高いっ!フランス人の手拍子スキル低い・・・5秒でズレる。レベルBだな。一応要素としてはカウントするぞ。

ヴァシリエフス
4T fall 3A-3T 2Lo-2T 1A 3Lz-1Eu-3S 3F 3Lz
戦で名を上げる勇壮な武士というよりは、もっと真面目な人物像が浮かびます。殺生はしたくないけれど、家族を守るために戦わざるを得ない。ザシュッ!!!みたいな。SPは少しハイライトが分かりにくいので、LPの方が理解しやすい構成になっていると思いました。

エイモズ
4T ot 3Lz-3T 3A-2T 2Lo 3A 3Lz-1Eu-3S df 3F
ジャンプのミスは3本ありましたが、いずれも音楽表現を崩すほどのものではなかったです。前半のイナバウアーからの3A、そして後半のイーグルからの3Aは構えが長いので、成功すれば大きく加点を得られる半面、失敗するとプログラムに穴を開けることになります。だから入ってよかったです。特に後半の単独の3Aはよかったです。フランス1番手争い熾烈です。ベセギエさんは・・・どこ?

ネイサン
4F 4T 3F-3T 3A shaky 4T-3T 3Lz-2T-2Lo 3Lo
予定構成から大幅に変更して2種3クワドの構成をほぼミスなく演じました。つええええええええええええええええ。TESが速報から6点ほど下がりました。ジャンプ中心の演技だったものの、ネームバリューもありますし、大きな失敗がなかったので9点台に楽々乗せると思いましたが、意外なことにシビアに採点されました。ジャッジもネイサンにはキレキレでかっこよく演じてほしいから「あれ?」と思ったのかもしれない。

サマリン
4Lz hd 4T-2T 3A-2T 3Lo 3A shaky 3Lz-1Eu-2S 3F
4Lzは転倒だったと思うのですがお手付きと判定されたようです。コンボのセカンドサードのトリプルが入らなかったものの、よくまとめました。音楽が変わってポーンと跳ぶ3Loがいいアクセントになっていました。フレーズ的にあまり入れない感じのところで入れるので、サーカスちっくでおもしろい。

ブラウン
2A 3A-2T 3S 3Lo 3A shaky-2T-2Lo 3F-2T 2Lz
4Sは回避、セカンドトリプルも回避して安全策できました。抜けてしまうジャンプもあったのでパフェークトと言えませんが、歌声と彼の繊細なボディムーブメントがマッチして幸せな時間でした。PCS1位も納得です。「4回転抜いたらトランジション入れられるの当たり前!フェアじゃない」との意見は的外れだと思います。そのリスク込みで3本4本入れて高いTESを狙うのですから。基礎点で勝つのも、完成度で勝つのも、PCSで勝つのも全て正しい。

ネイサンは4T-3Tの3Tにアンダーローテーション、2本のフリップにアテンションが付きました。ブラウンは後半の3Aがアンダーローテーションです。

グランプリファイナル進出者
1 羽生結弦(日本)1位+1位 30ポイント 575.54
2 宇野昌磨(日本)1位+1位 30ポイント 553.70
3 ネイサン・チェン(アメリカ)1位+1位 30ポイント 552.15
4 ミハル・ブレジナ(チェコ)2位+2位 26ポイント 497.49
5 セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)3位+2位 24ポイント 480.72
6 ジュンファン・チャ(韓国)3位+3位 22ポイント 497.96
---補欠---
7 キーガン・メッシング(カナダ)2位+5位 20ポイント 485.92
8 アレクサンドル・サマリン(ロシア)4位+3位 20ポイント 495.87
9 マッテオ・リッツォ(イタリア)4位+3位 20ポイント 450.52

羽生と昌磨が1位2位の成績を収めました。3強は抜けています。1大会換算25点ほどの差を2位以下に差を付けているわけですから。羽生がGPF出場を辞退した際にはメッシングに権利が回ります。
2018
11.24

フランス国際 1日目 男子SP

リプレイ映像をアーティスティックに編集するがあまり、確認の役に立ちゃしねえ。演技中のカメラワークは気にならないぐらい。

男子SP
1 Jason BROWN(アメリカ)96.41
2 Alexander SAMARIN(ロシア)90.86
3 Nathan CHEN(アメリカ)86.94
4 Romain PONSART(フランス)84.97
5 Deniss VASILJEVS(ラトビア)82.30
6 Kevin AYMOZ(フランス)81.00
7 Boyang JIN(中国)79.41
8 Keiji TANAKA(日本)79.35
9 Dmitri ALIEV(ロシア)75.15
10 Daniel SAMOHIN(イスラエル)72.33
11 Nicolas NADEAU(カナダ)61.46

ナドー
3A hd 2T 3Lo-2T
4Tが2Tでノーバリュー、3Lo-3Tが3Lo-2Tで2Tがノーバリューとなりました。いくらケベック人が3Aが得意とはいえ、フランスに来てしまえば同じカナダ人。残念な出来となりました。

ポンサール
4T 3A 3Lz-3T
フランス男子がフランスのGPSで普通にいい演技してる・・・これは非常事態ですね。フランス男子は地元の大会でメッタメタだというのに。冒頭に4T-3Tを予定していましたが、後半にコンボを付けたので結果的には基礎点が上がりました。乱れのない演技でした。内省的な男性が自分への失望や絶望の念を増幅させていくような、パワーとメッセージ性のある演技でした。ポンサールさん26歳全盛期まっただ中。

エイモズ
4T 3Lz-3T so 3A
右肩を石でトゲトゲさせた衣装です。この衣装では悪の幹部にはなれません。一話完結でスーパー戦隊のロボットに倒されてしまうタイプ。フランスの観客にウケのいいアクロバティックで楽しい演技です。ステップシークエンスも側転に近い動きを入れていますけど、滑る際はエッジをきちんと倒しているので、全然フィギュアスケートの競技プロとしてありです。3A着氷後、両小指を立てて頭にくっつける振付は「うちの妻がおかんむりなんで、飲み会お先に失礼します」のポーズ。今日はジマーマンのコンディションが抜群です。超かっこいい。

デカ
4S so 3Lz-3T 3A shaky
抜け・転倒はなかったものの大技の安定性を欠いています。3Lz-3Tはクリーンです。ジャンプは仕方ないとして、チェンジシット~3A~ステップシークエンスの流れがいまひとつで中だるみしていたように思いました。勢い不足のスピンから、3Aの着氷が乱れ、音楽に追われるようにステップシークエンスを踏んだので、せわしなかったです。

サモヒン
4T fall 3A 3Lz-3T so
4Tは肩脱臼しなさそうな安心尻もちフォール。3Aはスリーターンからくるくるんと入りました。羽生もそうですけど、入りを工夫しても結局は着氷がきれいに流れないとGOEが伸びきらないのですよね。サモヒンの3Aは着氷さえ決めれば+3~4狙えるのではないかと思います。今日はやけに滑りの調子がよくてですね、エネルギーほとばしっておりました。回転速度がゆっくりで演技をぶつ切りしてしまうフライングキャメルも、今日はぶつ切りしない程度にコントロールされていました。

アリエフ
3Lz 3A 4T fall
冒頭は4Lzの予定でしたが、クリーンな3Lzを着氷。3Aは美しかった。ジャンプで表現できるようになりました。滑りながらキラキラキラーンっと星が出てました。4Tで転倒してコンボなしになりました。今シーズンはジャンプの転倒で、パフォーマンスの項目できっちり引かれるようになりました。よほど転倒後取り戻さない限りは、今シーズンは転倒が大ダメージです。本来こうあるべきだったのですけどね。

ヴァシリエフス
3F 3A 3Lz-3T
これだけの演技ができれば、マキシム・トランコフさんにイエローパンツの会に入れてもらえるでしょう。書類に記載の上、ユーロで提出しましょう。ジャンプには高さと迫力がありました。正直、イエローパンツで気が散るというか、目がチカチカしてスケーティング見辛いです。ジャンプの回転不足で、TESが速報から4点下がりました。

サマリン
4Lz ot 4T-2T 3A
4Lzはオーバーターンながらも高さで加点まで引き上げました。ルールが変わったので、オーバーターンぐらいだと、GPS表彰台レベルの選手は加点の範囲内ですね。男らしい荒々しい演技よかったと思います。細身で優雅な演技スタイルの選手が多いから、これぐらい厨二がいてくれた方が楽しい。

ネイサン
3A 4F fall 4T-3T
3Aと和解。カナダを除いた世界中で3Aとの和解が成立しているようです。4Fは回転不足で転倒しました。ネイサンは人間でした。4T-3Tでリカバリー完了です。ステップシークエンスは手足が全く止まることなく、次から次へと動きが繰り出されていきました。1人で2人分の振付をこなしているような濃密さです。実はスーパースロー再生してみると2人で演技していると判明するかも。

ブラウン
3F 3A 3Lz-3T
これは・・・これはすごいぞ・・・・・クワドレスの構成ではやれることの限界値までやりきった演技。ジュニア時代の彼のジャンプを見ていた立場からすると、カナダで練習を始めて、ルッツフリップにこれだけの幅と流れが出せるようになったのは感動レベル。昔は高さだけのジャンプでしたからね。+4以上が出るのも当然です。女子選手も彼ぐらいのルッツフリップ降りて+4もらおう。ステップシークエンスで足を垂直に振り上げてから、下ろすまでの美しさよ。あの滑らかさ何ですか?女性のロングヘアーをスッと撫でるような滑らかさ。エネルギーの収縮と解放が絶妙で、息を呑む2分40秒でした。

ボーヤン
4Lz fall 4T-2T 3A
4Lzは回転不足で転倒。4Tを堪えて2Tを付けました。3Aは配置がハマっていて、その後の演技の盛り上げに一役買っています。今から髪を伸ばすのは無理そうなので、もっと短くして精悍なイメージにしません?今の髪形かわいいお坊ちゃんですもの。

ネイサンは4Fにアテンション&アンダーローテーション。レベルの取りこぼしも多かったです。ヴァシリエフスは3Aがアンダーローテーションでした。

ブラウンが首位スタートとなりました。ブラウンはスケートカナダ6位なので、優勝してもGPF進出はできません。サマリンが3位以下になった場合、補欠1位になる可能性は残されています。サマリンは優勝で確定。2位でもアリエフ・ボーヤンが優勝しなければ大丈夫です。ネイサンは4位で確定、組み合わせによっては5位でも大丈夫です。
2018
11.22

2018-2019シーズン グランプリシリーズ 男子シングルアサイン

https://www.isu.org/docman-documents-links/isu-files/event-documents/figure-skating-4/2018-19/gp-8/series-files-19/entries-2/17413-men-2018-19-all-6-events/file

11月15日付エントリー更新
マウリツィオ・ザンドロン→二重国籍を持ち、オーストリアへ所属を変更するため出場辞退。カンガルー国ではなくモーツァルト国。2018年2月初旬のソフィアトロフィーに出場したため、今シーズンのユーロに出場できない。
デニス・テン→2018年7月19日に死去。
ヨリック・ヘンドリックス→辞退理由不明
アレクセイ・エローホフ→怪我
シャフィク・ベセギエ→辞退理由不明

スケートアメリカ
ナム・ニューエン(カナダ)
ケビン・レイノルズ(カナダ)
ミハル・ブレジナ(チェコ)
ロマン・ポンサール(フランス)
モリス・クヴィテラシヴィリ(ジョージア)
アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)
マッテオ・リッツォ(イタリア)
ジュリアン・ジー・ジェー・イー(マレーシア)
セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)
ネイサン・チェン(アメリカ)
ヴィンセント・ジョウ(アメリカ)
ジミー・マー(アメリカ)

スケートカナダ
ブレンダン・ケリー(オーストラリア)
キーガン・メッシング(カナダ)
ロマン・サドフスキー(カナダ)
ナム・ニューエン(カナダ)
ケヴィン・エイモズ(フランス)
ダニエル・サモヒン(イスラエル)
友野一希(日本)
宇野昌磨(日本)
ジュンファン・チャ(韓国)
アレクサンドル・サマリン(ロシア)
アレクサンドル・マヨロフ(スウェーデン)
ジェイソン・ブラウン(アメリカ)

グランプリシリーズ・フィンランド
ボーヤン・ジン(中国)
ミハル・ブレジナ(チェコ)
ヴァルター・ヴィルタネン(フィンランド)
フィリップ・ハリス(イギリス)
アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)
羽生結弦(日本)
田中刑事(日本)
ジュンファン・チャ(韓国)
ミハイル・コリヤダ(ロシア)
アンドレイ・ラズーキン(ロシア)
アレクセイ・クラスノジョン(アメリカ)

NHK杯
ケビン・レイノルズ(カナダ)
マッテオ・リッツォ(イタリア)
佐藤洸彬(日本)
宇野昌磨(日本)
山本草太(日本)
デニス・ヴァシリエフス(ラトビア)
ジュンヒョン・リー(韓国)
ドミトリー・アリエフ(ロシア)
セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)
ヤロスラフ・パニオット(ウクライナ)
アレクサンダー・ジョンソン(アメリカ)
ヴィンセント・ジョウ(アメリカ)

ロステレコム杯
ブレンダン・ケリー(オーストラリア)
キーガン・メッシング(カナダ)
モリス・クヴィテラシヴィリ(ジョージア)
パウル・フェンツ(ドイツ)
羽生結弦(日本)
友野一希(日本)
ジュリアン・ジー・ジェー・イー(マレーシア)
アルトゥール・ドミトリエフ(ロシア)
ミハイル・コリヤダ(ロシア)
アンドレイ・ラズーキン(ロシア)NEW
アレクサンドル・マヨロフ(スウェーデン)
アレクセイ・クラスノジョン(アメリカ)

フランス国際
ニコラ・ナドー(カナダ)
ボーヤン・ジン(中国)
ケヴィン・エイモズ(フランス)
ロマン・ポンサール(フランス)
ダニエル・サモヒン(イスラエル)
田中刑事(日本)
デニス・ヴァシリエフス(ラトビア)
ドミトリー・アリエフ(ロシア)
アレクサンドル・サマリン(ロシア)
ジェイソン・ブラウン(アメリカ)
ネイサン・チェン(アメリカ)

男子は72枠すべてが埋まりました。

ヴァルター・ヴィルタネン(フィンランド) 1987年6月4日 祝・初出場
セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア) 1987年10月3日
アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル) 1988年2月5日
フィリップ・ハリス(イギリス) 1989年9月29日 祝・初出場
ミハル・ブレジナ(チェコ) 1990年3月30日
アレクサンダー・ジョンソン(アメリカ) 1990年5月15日 祝・初出場
ケビン・レイノルズ(カナダ) 1990年7月23日
アレクサンドル・マヨロフ(スウェーデン) 1991年7月19日
キーガン・メッシング(カナダ) 1992年1月23日
ロマン・ポンサール(フランス) 1992年4月27日
アルトゥール・ドミトリエフ(ロシア) 1992年9月7日
パウル・フェンツ(ドイツ) 1992年9月8日

これらのスケーターが好きな方は、漏れなく"おっさんスケーターすこすこの実の能力者"と認定いたします。おめでとうございます。
Pさん、リーベルス、無良、ダイス、ミーシャ、アーロン、ホックスタイン、バルデ、フィルスが引退したので抜けてはいるのですが、それでもおっさんの人材は豊富なのです。

今シーズンは、演技時間の短縮や基礎点・GOEの変更等様々な要因が折り重なり、4回転偏重が止まるかもしれません。4回転ジャンプを持っていないスケーターにとっては、美しくまとめると上位進出の確率が今までより高くなります。羽生の4Aなど、楽しみな部分はありますが、複数 or 高難度のジャンプとプログラムの表現を両立できるのかに注目です。
2018
10.28

スケートカナダ 2日目 男子リザルト

男子LP
1 Shoma UNO(日本)188.38
2 Keegan MESSING(カナダ)170.12
3 Junhwan CHA(韓国)165.91
4 Alexander SAMARIN(ロシア)160.72
5 Nam NGUYEN(カナダ)158.72
6 Jason BROWN(アメリカ)158.51
7 Kevin AYMOZ(フランス)151.26
8 Roman SADOVSKY(カナダ)142.88
9 Daniel SAMOHIN(イスラエル)140.99
10 Kazuki TOMONO(日本)139.20
11 Brendan KERRY(オーストラリア)139.09
12 Alexander MAJOROV(スウェーデン)135.66

男子リザルト
1 Shoma UNO(日本)277.25
2 Keegan MESSING(カナダ)265.17
3 Junhwan CHA(韓国)254.77
4 Alexander SAMARIN(ロシア)248.78
5 Nam NGUYEN(カナダ)240.94
6 Jason BROWN(アメリカ)234.97
7 Kevin AYMOZ(フランス)230.09
8 Daniel SAMOHIN(イスラエル)225.89
9 Kazuki TOMONO(日本)220.83
10 Alexander MAJOROV(スウェーデン)220.30
11 Brendan KERRY(オーストラリア)220.08
12 Roman SADOVSKY(カナダ)210.60

ブラウン
2S 3A-3T 3S 3Lo 2A-2T-2Lo 3F-3T 3Lz
SPより断然LP派です。静と動の2つの部分を見られるのがよかったです。サイモン&ガーファンクルメドレー。あまり選曲されることは多くありませんが、しっくりきました。奇跡的にめちゃくちゃ出来がよかったFDっぽい構成です。ステップシークエンスのディープエッジと緩急の付け方のバランスが完璧だと思います。滑り込んでいけば、満点を取ってもおかしくないのでは。

エイモズ
4T 3Lz-3T 3A so 3Lo 3A-2T 3Lz-1Eu-3S 3F
デニフレと同じくThe Irrepressiblesの曲。謎の流行。イーグルからの3Aは前向き着氷になってコンボなしに。後半に3Aでリカバリーしました。ジャンプよかったですし、コレオシークエンスまで力を残して演じました。ジュニア時代のように前半に力を使い果たして後半バテバテの演技ではありません。ジマーマン夫妻有能。フォンタナってジュリアン・ムーアみたいな顔してるな。

サドフスキー
4S 4T so 3A-3T hd 4S-1Eu-3S 3A so 3Lo shaky 2A so
非常に偏った構成ですが、ルッツフリップの助走を入れる隙がなさそうです。4S絶対に降りるマンでした。4S-1Eu-3Sという珍しい変態コンボも成功させています。難しいジャンプで体力を使うのか、コレオシークエンスのエッジが浅く印象に残りません。加点がほとんどなかったです。体力!!!

ニューエン
4S-2T 4S 3A-3T 3A 3F 3Lz-1Eu-3S 3Lo shaky
4S絶対に降りるマン。4Sに付けられなかった3Tは、コンビネーションの位置を移動させてリカバリーしました。2本の3Aはどちらもボーナス対象ではないので、どこに付けても点数は同じです。前回は3Loフィニッシュでしたが、スピンフィニッシュに変更しました。3Loフィニッシュは失敗した時の印象が悪いからでしょうか。オリンピック翌シーズンに調子がいい・・・さてはお前リーザだな?ナムの着ぐるみ着たリーザだろ!

友野
4S hd 4S fall 3A-1Eu-3S 3Lo 3A so 3F-3T 3Lz-2T
大技が決まらなかったです。コンビネーションはきちんと消費しました。1本目の4Sと3Aも転倒扱いされてしまうかな?と思いましたがディダクション1でした。よかった。リバーダンスなんて合わないはずがないので、ジャンプを降りればPCSも付いてくるはずです。ブレードカバー被せてたらリンクサイドでアモディオとぶつかって2人でワタワタ。

美青年ケリー
4T so 4S 3A-2T tano 1Lo 3Lz-2T 2Lz-1Eu-3S 3A so
彼は元々体力に不安があったので、今のルールではかなりしんどそうです。それなのに最後のジャンプは予定通り3Aなんですよ。グリースのプログラムはダサくないといけないのに、顔が垢抜けているせいでダサくないです。ダサくなる努力をしましょう。観客に"Aussie Aussie Aussie Oi Oi Oi"やってもらいました。

マヨロフ
4T shaky 3A so 2Lz-3T 3F 3A shaky-1T 2A-2T 3S
俺はローソンのアルバイトから取締役にまで登り詰めた。経済的にも何の不自由もない生活をしている。でもなぜか満たされない。マンネリな日常に嫌気が差しているんだ・・・もう嫌だ・・・だからメキシコに移住してバーを始めたよ!イエエエエエエエエエイ!な感じで楽しかったです。ジャンプの着氷が乱れたので、TESは伸びませんでした。マヨロフママのコートがピンクのふわふわになっています。昨日の"冬山で遭難しても大丈夫!ビッグフットコート"もよかったけどな。おもしろいコートたくさんお持ちなんですね。

サマリン
4Lz shaky 4T so 3A-3T 3Lo 3A 3Lz-3T 3F-1Eu-2S
4回転ジャンプの着氷と3連続の最後が2回転になったぐらいで、大きな失敗はありません。曲が変わって後半のジャンプが続くところは絶対に成功させないと台無しになってしまいます。きちんと押さえました。プログラムの密度が薄いのがスコアに影響したでしょうか。音楽表現はよかったと思うのですけどね。

サモヒン
4T shaky 4S fall 3Lo hd 3Lz-2T 2T 3A-1Eu-3S 3A so
6分練習でクリーンな4Sを降りたので、いけると思ったのですけどね。演技が崩壊したというほど失敗はしなかったので、そこは成長した証でしょう。コケなしのサマリンよりPCS高いですし、評価はされています。ジャンプジャンプ!

ジュンファン
4T fall 4S 3Lz-3Lo 3A-2T 3A 3F-1Eu-3S 3Lo
しなやかで流れるような体の動きとズンドコビートの調和を楽しむステップシークエンス。これはこれでいい。ジュリエエエエエエット絶叫3Loいいですね。絶叫加点プレゼントしたい。滑り込みができてきて一層カオスに感じます。凡庸なプログラムよりこれぐらい冒険した方がいいですよ。韓国男子がGPSの表彰台ですよ。

昌磨
4S 4F 4T 4T-2T 3A-3T 3A-1Eu-3F hd 3S-3T fall
夜を奏でる指揮者ですね。音楽が静かな前半部分は単独ジャンプでスッキリ見せるのが合っていますね。音楽に着氷という音色が溶け込むのがいいです。テンポが変わって後半部分はコンビネーションジャンプでリズムと勢いを表現していくのが合っています。4回転4本とも降りられましたが、コンボ2つで乱れてしまったのが残念。プログラムはきれいにまとまりそうな見通しが立ちました。ジャンプ降りるのって大切だなって改めて思いました。衣装変わって本当によかった・・・月明かりに照らされて、草木に付いた露が光っているような衣装です。白はクローゼットに封印しましょう。

メッシング
3Lz 4T 3A-2T 3Lo 4T fall 3S-3T 3A
4Lzは回避しました。高さが4Lz並みなので3Lzでもとても美しかったです。抜けコケなしだと優勝できる状況でしたが、転倒があり、コンボも使い切れなかったです。安定してかわいいチャップリンです。これは自分がかわいいということを分かっていますね。シニア8年目の選手がついにGPSの表彰台ですよ。今、カナダ勢のGPF進出の期待はメッシングの背中に一気にのしかかっています。押し潰されずに2戦目もがんばっておくれ。

昌磨の4Sはアンダーローテーションですが、きれい風だったのでマイナス評価のジャッジは2人だけでした。3AGOE-1ぐらいの点数はもらえました。この構成をクリーンに滑ると210点を狙えます。みなさん回転不足やエッジエラーなどザクザク取られております。サドフスキーの変態コンボ4S-1Eu-3Sは認定されました。おめでとうございます。

昌磨とメッシングが小柄だから、表彰式でジュンファンが巨人みたいになってしまった。

次週は羽生、コリヤダ、ボーヤン、ミハル、ジュンファンでファイナル争いスーパー潰し合い大合戦です。震えて待て!
2018
09.23

オータムクラシック 3日目 アイスダンスリザルト・男子リザルト

同時進行B

アイスダンスリザルト
1 Kaitlyn WEAVER / Andrew POJE(カナダ)197.27
2 Olivia SMART / Adrian DIAZ(スペイン)171.41
3 Carolane SOUCISSE / Shane FIRUS(カナダ)166.24
4 Shiyue WANG / Xinyu LIU(中国)165.06
5 Hong CHEN / Zhuoming SUN(中国)148.74
6 Molly LANAGHAN / Dmitre RAZGULAJEVS(カナダ)138.97
7 Teodora MARKOVA / Simon DAZE(ブルガリア)106.13

今シーズンの問題点。エレメンツの順番を覚えていないと、どこがコレオステップなのか、ワンフットステップなのか、トランジションなのか分からなくなる。

寿司酢組
昨シーズンのタキシードを着たプログラムが素敵だったので、The Weekendのマリーさんテンプレ風プロは物足りなく思いますね。キレキレに踊れればまた違うのでしょうけど、男性の踊りが緩くて、かっこいいというよりもかわいらしい。背が低いので、その分ウィークポイントも目立ってしまうのかも。これから改善していきましょう。

ワンリウ
羽生ファンの中国人が多いのか歓声が大きいです。冒頭のストレートラインリフトの女性のポジションが印象的です。ブロンズ像の様でした。

スマディア
"ビートルズメドレー"でした。女性が男性もののシャツを羽織って演技しました。これは何でしょうね。夏の日の早朝に海まで車を飛ばしたら、思った以上に寒くて腕をさすっていると、彼がシャツを貸してくれたんですかね。彼氏は工事現場で働いているから新陳代謝高いんでしょうね。女性がツイズルミスしたり、男性がステップでフラついたりミスがありました。これは青春の1ページプロ。青春とは何でもないことが想い出になる・・・でも印象的な振付さすがに少なくないか?

ウィバポジェ
Tribute to Denis Tenでした。昨シーズンのテンくんのLPの曲です。ウィバポジェはナショナルからが本番なので、まだ仕上がってはいません。サンキューツアーを通してじっくり仕上げてもらいたいです。ツイズルがんばりました。物語の背景を知っているファンにとっては、心を動かすプログラムになるでしょう。ステップレベル3、他はオールレベル4の優秀な内容でした。

男子リザルト
1 Yuzuru HANYU(日本)263.65
2 Junhwan CHA(韓国)259.78
3 Roman SADOVSKY(カナダ)233.86
4 Jason BROWN(アメリカ)233.23
5 Kevin AYMOZ(フランス)227.12
6 Bennet TOMAN(カナダ)208.19
7 Julian Zhi Jie YEE(マレーシア)201.29
8 Kevin REYNOLDS(カナダ)198.83
9 Mark GORODNITSKY(イスラエル)187.06
10 Andrew DODDS(オーストラリア)161.99
11 Conor STAKELUM(アイルランド)153.90
12 Harry MATTICK(イギリス)146.25
13 Adonis Wai Chung WONG(香港)140.70
14 Yamato ROWE(フィリピン)137.17
15 Jordan DODDS(オーストラリア)135.08
16 Chadwick WANG(シンガポール)127.99
17 Samuel MCALLISTER(アイルランド)126.31
18 Diego SALDANA(メキシコ)105.86

エイモズ
4T 3Lz-2T 3A-2T 3Lo 3A fall 3Lz 3F-1Eu-3S
ヒゲ&胸毛。4T決めました。1本目の3Aはイナバウアーから、2本目はイーグルからです。3Fは清々しいアウトエッジ踏み切りでした。こんなスーパーエッジエラーだと普通外すんですけどね。でもフランス男子はこうじゃなきゃ。スタートとフィニッシュのポーズが同じでした。ループものなのか、何かを表現しているのか。満足の出来のようでガッツポーズが出ました。

トマン
4T shaky 4S fall 3A-3T 3Lz hd 3A-2T 3Lo-1Eu-2S 3Lz
ラッセルとジェフの振付で"ニムロッド"。ジェフのやつ好きだったなあ・・・ジャパンオープンだけで滑ったなあ。ジャンプの回転数が1回転下に見えます。アルバン様のようなジャンプ。最後の編曲がなかなかのクドさ。

ジュリアン
3A-2T 4S fall 3A 3F-1Eu-3S 3Lo shaky 3F-2T 3Lz fall
冒頭の力強さが中盤に切れてくるジュリアンさん。4Sのダメージでしょうか。終盤には息を吹き返しました。3Lzのエッジを見る限りはきれいに踏み切るんですけどね。きっと3Fの跳び方が得意なんだろうなあ。eついちゃうなあ。アンバー・グレンと同じです。

レイノルズ
4S 4T-2T 3A df-3T 3S 2T 3F-2Lo 3Lz
回転不足、両足着氷のジャンプが目立ちます。2回転に抜けはしましたが、後半の4Tは音楽の頂点の部分なので、成功できるとギョアアアアアアアアアアアアアアアアアと盛り上がること間違いなし。ピアノの音色が流れるスローパートは、長い手足を存分に生かした雄大な表現を見せてくれました。若い頃PCSを国内ジャッジに散々酷評され続けてきた成果ですかね。

サドフスキー
4S 4T 3A fall 4S fall 3A-1Eu-3S 3Lo-3T 2A
"シンドラーのリスト"と"鐘"のマッシュアップです。ペーター・リーベルスがLPで使っていました。このマッシュアップは、とてもいいんですよね。めちゃくちゃ自然ですから。ルッツもフリップもない極端な構成ですが、この構成だと2Aしか入れる隙がなさそうですね。ったくこれも全て演技時間が縮まったせいだ!ブーブー!サドフスキーはメジャーよりもマイナーな表現の方が合うし、こういったプログラムはいいですね。あとは、サドフスキーの持ち味のトランジションでも無駄にディープエッジが発揮されれば。もっともっと説得力の増した演技となりそう。

羽生
4Lo 4T 3Lo 4S fall 2T 3A-2T tano 3A td
オリジン弁当羽生店に向かう羽生ファンがいそうな"Origin"。衣装は黒&金です。ブラックスワンだと言われれば信じます。4Loを堪えて、4Tはいつもの感じです。3A-2Tの前には疲れが見えましたが、最後2つのスピンはきれいに回転しました。だから疲労は気のせいかな?と思ったけど、力を振り絞っただけでバテていますね。3Fと3Lzをクビにしました。よかった・・・3Lzの恐怖に怯える日々は終わったのね。さあ、ストレスから自由になりなさい。

ジュンファン
4T 4S so 3Lz-3Lo 3A-2T 3A 3F-1Eu-3S 3Lo
ディカプリオの方の"ロミオとジュリエット"なのに、やけに淡々と進んでいく。このまま終わるのか・・・終わるのか・・・すると突然!耳をつんざくような「ジュリエエエエエエエエエエエエエエット!」ドカーーーン!デューーーン!愛する気持ちは口に出すのではなく、ずっと心に秘めていたんですね。調子いいです。GPSの表彰台あるぞあるぞ。4Sと3Sの回転が足りていませんでしたか。

ブラウン
2S 1A-2T 3S shaky 3A so 3Lo 3F-3T 3Lz-3T-2Lo so
まっくろくろ衣装の最終グループを締めるのは、青い縦線付き黒衣装。男は黒に染まれ。ジャンプが決まらないです。冒頭は4Sにしようとしたんですね。2本目の3Aの助走の長さは異常でした。あれだけ長いと、それだけでGOEでマイナスをされてしまいそう。彼のよさを堪能できないまま4分間が過ぎてしまった感じ。

オータムクラシックDailymotion視聴者数
ダンス第1グループ5分練習 3400人
ダンス第2グループ5分練習 4100人
ウィーバー&ポジェ 5400人
男子第1グループ6分練習 5700人
男子第2グループ6分練習 8000人
男子第2グループ終了 16500人
男子第3グループ6分練習 20000人
サドフスキー 25800人
羽生結弦 37000人

視聴人数が乱高下するので、定かではないのですが頂点を取ってみました。この楽しみも来年までお預けですし、羽生が出場してくれなかったら意味がない。
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