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2020
04.16

シャルリ・ビロドー 引退

https://ici.radio-canada.ca/sports/podium/847/charlie-bilodeau-retraite-patinage-artistique-olympiques

シャルリ・ビロドーが引退を発表しました。

ジュリアン・セガンとのオリンピック出場の後、モチベーションが欠落しペアを解消した。1年間競技から離れている間に、自分のマンションをリノベートしたり、フルタイムの勉強を始めたけれど、オリンピックのメダルが何としても欲しくなった。そんなときに、リュボーフィ・イリュシェチキナとのペアを結成する機会が舞い込んできた。3年あればオリンピックの表彰台に立てるだけの関係を築けると思い、新しい環境に身を投じた。

モントリオール開催の世界選手権は、自分たちの名を上げるには最適な場所だった。世界選手権代表の座は2つだったが、それを勝ち取る自信があったし、本気で練習もした。でも大会が近づくにつれて、それが難しくなっていった。心理学者にも「怪我をしてしまえば、ここから抜け出せると思う日もある」と言ったこともある。

カナダ選手権での失敗の後、世界選手権の代表決定は四大陸選手権後に持ち越されることになった。歓迎すべきことだったが、もはや自分は同じ人間ではなくなって、エネルギーを切らしていた。モチベーションが奪われていた。それはひどいもので、四大陸選手権が自分の最後の試合になる、最悪の場合引退かもしれないと自分に語りかけていた。

カナダ選手権から戻り、心理学者に話をして自分の不快感の裏側にあるものを分析すると、とても気持ちが安らいだ。四大陸選手権の演技はひどいものだったが、驚きはしなかったし、そこに自分の心はなかった。フィギュアスケートで成功するには、すべてを捧げなければならないのだ。もうこんなことはやっていられない。

僕はリュボーフィやリチャード・ゴーチエだけでなく、ジュリアンにも後ろめたい気持ちがある。彼女は私のキャリアを共にして、最も美しい瞬間を経験した人で、最大の困難を克服した人です。僕たちの解散は彼女にとって大きな打撃だったでしょうが、解散の原因が彼女にはないことを理解してほしい。彼女は自分が僕の基準に達していないからだと感じたかもしれないが、それは違う。僕は自分のモチベーションの欠如がどこからきているかをしるために、環境を変えて何かを探さなければならなかった。

リュボーフィとリチャードには、COVID-19のこともありテレビ会議で発表する。リュボーフィは未来の計画を立てるために電話したがっていたが、その会話はできない。初のオリンピック出場を夢見ていたリュボーフィにとっては大きな失望になる。

フィギュアスケートの世界は僕に多くのことを与えてくれた。コーチ、振付師、心理学者、スケートカナダ、これまで素晴らしい瞬間を共有してきたすべてのスケーターに感謝したい。

自分が生涯をかけて達成した夢は私の後ろにあって、この業績が自分が何者であるかに対して、何も影響していないことを実感しました。正直なところ、自分のキャリアで成し遂げたことにより成長した自分自身を愛しています。しかしながら、重要なのはゴールだけだと信じていた自分を責めています。もうそんな考え方は止めます。最も重要なことは、僕がゴールとしていたものは、実は僕の人生の始まりに過ぎなかったということです。スケートは僕のアイデンティティの一部だけど、僕自身ではないのです。未来がどうなるのか分からないことはワクワクする。すべてのドアを開けってぱなしにしておきます。COVID-19の収束後、その裏側に何があるのか見に行くのが待ちきれません。

ざっくりこんな雰囲気のことを言っていました。内容知りたければ原文読んでおくれ。

オリンピック出場という目標を達成して自分を見失ってしまい、一旦は新しいパートナーと次の目標に向かって走り出したものの、実際に自分がそこに向かうだけの気持ちがなく、自分に嘘をついてスケートを続けていたことに気が付いてしまった形でしょうか。引退の決定は不可逆的とのことなので、アマチュアスケーターとして戻ってくることはないでしょう。インタビューからはビロドーの苦悩が伝わってきました。先日引退したクリス・クニエリムと似たような状況に思えます。ビロドーがストレスから解放された日々を過ごせることを願うばかりです。

イリュシェチキナのことが本当に心配です。オリンピック代表を夢見てカナダにやってきたのに、その夢がまた遠のいてしまうなんて。気楽にがんばれなんて言えない。ふざけられない。
2020
02.08

四大陸選手権 3日目 ペアリザルト

ペアLP
1 Wenjing SUI / Cong HAN(中国)144.34
2 Cheng PENG / Yang JIN(中国)137.33
3 Jessica CALALANG / Brian JOHNSON(アメリカ)128.39 PB
4 Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO(カナダ)125.44
5 Tarah KAYNE / Danny O'SHEA(アメリカ)123.55
6 Evelyn WALSH / Trennt MICHAUD(カナダ)114.61 PB
7 Liubov ILYUSHECHKINA / Charlie BILODEAU(カナダ)113.45
8 Riku MIURA / Ryuichi KIHARA(日本)110.05
9 Isabella GAMEZ / David-Alexandre PARADIS(フィリピン)80.09

ペアリザルト
1 Wenjing SUI / Cong HAN(中国)217.51
2 Cheng PENG / Yang JIN(中国)213.29
3 Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO(カナダ)201.80
4 Jessica CALALANG / Brian JOHNSON(アメリカ)196.15 PB
5 Tarah KAYNE / Danny O'SHEA(アメリカ)186.20
6 Evelyn WALSH / Trennt MICHAUD(カナダ)177.58 PB
7 Liubov ILYUSHECHKINA / Charlie BILODEAU(カナダ)171.32
8 Riku MIURA / Ryuichi KIHARA(日本)167.50
9 Isabella GAMEZ / David-Alexandre PARADIS(フィリピン)127.43
WD Alexa SCIMECA KNIERIM / Chris KNIERIM(アメリカ)63.14

シメクニは棄権しました。理由はよく分からないです。コンディション不良でしょうか。世界選手権で会いましょう!

りくりゅー
3Tw 1T 3LzTh 3STh 3S ot
女性のソロジャンプが乱れました。3連続の最初が1回転になってもコンボ3つ目まで付ける根性は素晴らしい。グループ5は呼吸を整えてから持ち上げていますが、グループ4はすぐに上がりますね。演技を終えて女性が男性に笑顔で謝る和やかな雰囲気でした。

イリビロ
3Tw 3T-2T 2S fall 3FTh hd 2LoTh
男性のジャンプの方が不安定でした。スローフリップはお手付き、スローループは最初から2回転に落としたようです。スロージャンプが合わせられるまでの期間はペアによって様々です。イリビロは時間がかかるタイプなのでしょう。

タラダニ
3Tw 3S-1Eu-2S shaky 2A shaky 3STh 3LzTh ot
ツイストは普通だったので良かったです。多少の失点はあるものの、悪くない出来でした。終盤の急な曲の変化は、牛丼屋に入ったはずなのに満漢全席が出てきたぐらいの違和感があります。韓国人も1回転くるっとダンスリフトが好きなようです。世界のどこでもみんな好きなやつ。

イブトレ
3Tw 3T-2T shaky 2S 3LoTh shaky 3TTh
ツイストクリア。まあ……うんクリア。ジャンプのエレメンツでのミスありますけど、スロートゥループの成功で浄化されました。終わり良ければ総て良しってやつですね。これで世界選手権の代表に選ばれなかったら暴動を起こしてOKです。

スイハン
3Tw 3T-2T-2T 3STh 2S 3FTh
3連続は慎重に。3Sは2回転に抜けました。3Sのミスは珍しくないので驚きません。本人たちいわく、そんなに失敗することはないらしいのだけれど、試合で音楽をかけながらタイミングを合わせるのは難しいんですね。少々の停滞ぐらいだと、コレオシークエンスと2つのリフトで掻き消してしまいます。会場にいる韓国の観客は、あまりペアは観ないと思いますが、そんな人たちからも大歓声を浴びていました。魅力が通じたということですね。

カラジョン
3Tw 3T-2T 1S 3STh 3LzTh
みーーーーーんな3S失敗していますからカラジョンが失敗しても大丈夫です。ペアは3Tと3Sの基礎点の差をもう少しつけるべきですね。難易度に明らかな差があります。シングルに合わせる必要はまったくありません。バラード曲なので、エレメンツの成功で緩急を演出する必要があります。だからスロールッツは絶対に降りなければなりません。成功して一安心。

モーマリ
3Tw 2S-2T-2T 3LoTh 2T shaky 3STh
3回転が男女それぞれ1回ずつ抜け。そしてトランジションで男性が転倒して、演技の世界観が一気に崩れました。ノーミスだとスイハンにも勝てるかもしれなかったので、気合いが空回りしてしまったのかも。

ペンジン
3S 3T-2T 3Tw 3LoTh df 3STh
3S投入して成功させました。ここまでみんな3S失敗しているのに、シーズン前半抜いていたものをクリーンに降りるなんて。本来フィギュアスケートのシーズンってそういうものですよね。年明けに仕上げてくるものだった。スローループの両足着氷こそありますが、最後まで力強くて素敵でした。女性の自己主張が日に日に強くなっていて、最後は「光輝く私を見て!」と言わんばかりでしたよ。髪型もすっかり垢抜けて素敵になっちゃって。あたしゃ嬉しいったらありゃしないよ。

優勝者インタビューでは、スイちゃんが音頭を取って、中国へのエールを送っていました。コロナウィルス問題で会場に来られなかった中国のスケートファンも元気づけられたことでしょう。
2019
11.09

中国杯 2日目 ペアリザルト

ペアLP
1 Wenjing SUI / Cong HAN(中国)147.47
2 Cheng PENG / Yang JIN(中国)131.47
3 Liubov ILYUSHECHKINA / Charlie BILODEAU(カナダ)121.75
4 Tae Ok RYOM / Ju Sik KIM(北朝鮮)119.05
5 Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE(イタリア)118.64
6 Tarah KAYNE / Danny O'SHEA(アメリカ)114.71
7 Feiyao TANG / Yongchao YANG(中国)110.68
8 Alisa EFIMOVA / Alexander KOROVIN(ロシア)106.22

ペアリザルト
1 Wenjing SUI / Cong HAN(中国)228.37
2 Cheng PENG / Yang JIN(中国)199.97
3 Liubov ILYUSHECHKINA / Charlie BILODEAU(カナダ)190.73
4 Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE(イタリア)182.88
5 Tae Ok RYOM / Ju Sik KIM(北朝鮮)179.55
6 Tarah KAYNE / Danny O'SHEA(アメリカ)178.79
7 Feiyao TANG / Yongchao YANG(中国)172.53
8 Alisa EFIMOVA / Alexander KOROVIN(ロシア)170.19

タンヤン
3Tw 3T shaky 2A fall 3LoTh 3STh
3Tは男性に乱れがありました。2Aでは女性の回転が足りずに転倒です。ペアスケーターでは3Tできて2A苦手という選手が結構いるんですよね。シングルでもいますけど、単に回転数の話ではないんだなあ。

リョムキム
3Tw 3T-2T-2T 2A 3LzTh 3STh shaky
リョム・テオク同士、キム・ジュシク同士マンセエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!これも北朝鮮の作曲家の作品のようです。途中までは普通だったけど、スローサルコウからの壮大なフィナーレはまさに北!男性は肩が外れたか痛めたようですが本当にがんばりました。

タラダニ
3Tw 3S-2T-2T 2A 3STh 3LzTh fall
ソロジャンプは2人の間に距離がありながらも着氷しました。アメリカで最もソロジャンプの成功率が高いペアです。スロールッルは軸が外れて転倒しました。膝をつくような形で転倒したので、ものすごくがんばればニースライドに見えなくもない。見えないけど。

エフィコロ
3Tw 3T fall 3S fall 3LoTh so 3STh
女性がソロジャンプで転倒。スローループまでステップアウトとなりました。本当にやかましいボーカルなので、エレメンツを成功させて観客の大歓声で掻き消さないといけないというのに。フィギュアスケートは調和が大切なスポーツですが、この楽曲に限って言えば戦いなのです!男性の体力が尽きるとリフト失敗しがちなペアですが、なんとかグループ3持ちあがって一安心。キスクラはブリザード。

デラモデル
3S 3Tw 3LoTh hd 2T-2T 3STh fall
ここ数シーズンで最も仕上がっていません。めちゃくちゃシーズン序盤モードです。年齢も年齢なので最初から最後までフルに戦うのは厳しくなってきたのかも。ユーロ以降に絞って調整してくれればOKよ。タイツ衣装は素晴らしかったです。緑から紺へのグラデーションとストーンの配置が絶妙です。今シーズンは完成度の高い衣装が多いです。オリンピックシーズンはみんな主役になりたいから王道の赤青白黒のおもしろみのない衣装ばかりなのさ。

ペンジン
2S 3T so 3Tw 3LoTh 3STh
3Sは計画的に2回転。3Tは男性が珍しくステップアウトしました。スローループでは女性が膝を深く沈みこませてプラス評価に持っていきました。中盤までよく分からないけど、アクセルラッソー以降の1分間は滑りとダイナミックな体の使い方とリフトが見事に混ざり合って輝いていました。リンクサイドのコーチ軍団にボーヤンが紛れ込んで応援していました。かわいい。

イリビロ
3Tw 3T-2T df 3S so 3FTh df 3LoTh fall
ソロジャンプはまずまず。3Sは仲良くステップアウトしました。2人の絆を感じます。スロージャンプは2人のタイミングを掴めるまで気長に待つとしましょう。グループ4の垂直リフトは中国人の好みだと思ったのに、そんなに盛り上がってくれなくて悲しい。中国人とは仲良くできると思ってたいたのに。

スイハン
3Tw 3T-2T 3STh 2S 3FTh
昨シーズンと同じプログラムです。SPは滑り込み不足が目立つ内容でしたが、こちらはさすがに慣れています。男性のソロジャンプが抜けるまさかの失敗もありましたが、優勝するには十分すぎる内容でした。世界選手権にはこれがさらに洗練されて、さいたまワールド以上の演技が見られるでしょうか。そうであってほしい。終わり良ければすべて良し。大トリお疲れさまです。

メダルはシュエ・シェン中国フィギュアスケート協会大会長様より贈呈されました。現役時代を見たスケーターが次々に偉い人になっておる。次はナタリーかペーゼラがフランスの会長になるんだ!

中国まで禁断の果実デジタル国旗に手を伸ばしました。クオリティーが高い。

digital_20191109234000b98.png


2019
10.27

スケートカナダ 2日目 ペアリザルト

ペアLP
1 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII(ロシア)140.26
2 Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO(カナダ)132.99
3 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV(ロシア)128.72
4 Alexa SCIMECA KNIERIM / Chris KNIERIM(アメリカ)128.29
5 Liubov ILYUSHECHKINA / Charlie BILODEAU(カナダ)123.85
6 Jessica CALALANG / Brian JOHNSON(アメリカ)119.00
7 Evelyn WALSH / Trennt MICHAUD(カナダ)108.57
8 Feiyao TANG / Yongchao YANG(中国)108.22

ペアリザルト
1 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII(ロシア)216.71 PB
2 Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO(カナダ)208.49
3 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV(ロシア)202.29
4 Alexa SCIMECA KNIERIM / Chris KNIERIM(アメリカ)199.57
5 Liubov ILYUSHECHKINA / Charlie BILODEAU(カナダ)192.47
6 Jessica CALALANG / Brian JOHNSON(アメリカ)181.54 PB
7 Feiyao TANG / Yongchao YANG(中国)170.57
8 Evelyn WALSH / Trennt MICHAUD(カナダ)164.66

タンヤン
3Tw 3T 2A-2T 3LoTh 3STh
投げ技は決まりました。アクセルラッソーは上げたはいいものの、一度も腕を伸ばせないまま下ろしてノーバリューになりました。リバースラッソーも危なかったです。グループ3だけ平均以上に上手かったです。

イブトレ
3Tw 3T-2T 3S fall 3LoTh fall 3TTh
デススパイラルを最初に入れるペアは大抵苦手だからなのに、彼らは上手でした。3T-2Tは軸の傾き方がシンクロしていました。途中で2回転倒したのに、それがなかったかのように、すーーーっと次のエレメンツに移っているのがよかったです。

イリビロ
3Tw 2T so 3S hd 3FTh hd 3LoTh
3T-2Tは男性がステップアウト、女性がダブルに。3Sは男性が手をつきました。なかなか上手くいかない。スロージャンプはまだタイミングを掴めていません。グループ4の垂直リフトでは大歓声を浴びました。ノーミスならカナダ選手権でフライングスタオベが始まるやつです。

カラジョン
3Tw 3T-2T shaky 3S df 3STh hd 3LzTh
4本のジャンプ要素で加点の得られるものはなかったです。ジャンプ以外はとてもよかったのですがね。全米選手権では4強の一角を崩すと予想しています。

シメクニ
3Tw 3T-1T 3S hd 3FTh df 3LoTh df
今の流行りに乗ったはいいがめちゃくちゃ滑りこなせていないです。コーチがサフ子のままなら確実にものにできていたはずですが。ペアスピンなどの一部のエレメンツがいいだけで、正直いつもと同じなんです。シメクニはザ・アメリカ!な選曲でいいと思うし、それは決して悪いことではありません。みんなネオクラ使うから差別化になりますしね。今日の男性はソロジャンプがんばりました。

タラモロ
3Tw 2S 3T-2T-2T 3LoTh 3STh
長髪モロゾフは誰かに似てると思って引っ掛かっていたんですよ。最近の氷川きよしだ!スロージャンプは上手かったですが、リフトがよくありません。アクセルラッソーは崩壊してノーバリューですし、ネームバリュー加点を引いたらちょっと厳しい。元々ハイクオリティーのエレメンツを決めまくり、歩幅の揃ったスケーティングでハイスコアを稼いでいたペアです。その両方でアピールできない上に、印象に残らないプログラムなのですから、輪をかけて悪く見えます。

ボイコズ
3S 3T-2T-2T 3Tw 3LzTh 3LoTh
プログラムはひどいけれど、エレメンツの完成度でねじ伏せてくれました。何回も何回も曲が戻る必要性が分からない。振付師に苦情言いたい。2人はよくがんばりました。タラモロがストクリ以外のロシアペアに負けるのって2015-2016シーズンのロシア選手権以来なんです。時代は動いた。タマラがキュートなピンクのお洋服着てる。78歳とは思えないね。

モーマリ
3Tw 3S-1T 3LoTh 1T 3STh
モーマリ比でツイストがいい日でした。男性のソロジャンプが不発の日でした。得意のロマンティック路線ですが、爽やかすぎず、ペアとしての円熟味を見せてくれました。LPでも膝つきフィニッシュです。膝つくのマイブームなの?点数発表前に、何点なら2位になる~ってキスクラで計算してるのかわいかったです。2位になれて一安心といった様子でした。

モーマリ、イリビロ、カラジョンのプログラムはよかったですが、ペアによってはなかなかの問題作もありつつなペアイベントとなりました。優勝が確実と目されていたタラモロがまさかの3位。先週のフレッシュな表彰台に続き、ペア界に新風が吹き荒れています。
2019
10.13

フィンランディア杯 2日目 アイスダンスRD・ペアリザルト・男子リザルト

1日目とノリが違うんです。今日の方が好きなプログラムが多いせいです。1日目の感想をダラダラ書いてたのはほんの数時間前なのに、2日目に移ったら、まーーー指が動くことなんの。

アイスダンスRD
1 Madison CHOCK / Evan BATES(アメリカ)78.80
2 Betina POPOVA / Sergey MOZGOV(ロシア)72.11
3 Shiyue WANG / Xinyu LIU(中国)71.68
4 Marjorie LAJOIE / Zachary LAGHA(カナダ)70.75 PB
5 Allison REED / Saulius AMBRULEVICIUS(リトアニア)70.61
6 Anastasia SHPILEVAYA / Grigory SMIRNOV(ロシア)68.04 PB
7 Yuka ORIHARA / Juho PIRINEN(フィンランド)62.19
8 Leia DOZZI / Michael Albert VALDEZ(ハンガリー)52.63 PB
9 Emily MONAGHAN / Ilias FOURATI(ハンガリー)52.01

ポポモズ
ふう……今週もキモい。キモさが堂に入ってる。愛してる。スケーティングよく見てなかったけど、楽しいからオッケー!ジャンプの成否なんて気にせずキャッキャ楽しめるのがアイスダンスのいいところ。衣装違反に3人のジャッジが違反を付けているのですが、スポーツに相応しくない判断されたかなあ。これぐらい いいじゃないのよ ジャッジ様。僕ちんの 楽しみ奪い 去らないで。

シュピスミ
2人の年齢に合っているし本当にいい選曲だ。振付違反に投票したジャッジが1人だけいました。これは重量挙げリフトに対してではなく、パターンダンスタイプステップに対してのものだと思います。男性がツイズルするところで、ほんの一瞬だけ女性の手が離れましたからね。男女の距離も少し離れていたので、評価を下げるジャッジがいても納得はできます。厳しいけど厳しいぐらいの方がこれから改善できますから。シュピレワヤにはコリヤダ顔族としてコリヤダの分もがんばってもらわないと。

アリソン組
ありゃ?女性主体のカップルだったけど男性がリードできるようになっているぞ。男性のスケーティングも随分アイスダンサーらしく伸びと粘りが出てきました。最初のキーポイントで女性が前方にバランスを崩したので、少し点数出なかったですが、カップルとして確実に成長しています。今回はマルガリオ帯同です。マルガリオはフィンランドカップルを教えているのでね。

チョクベイ
ストレートラインリフトは普通のポジション!普通のポジションなのに、女性の妖艶な表現で上質なエレメンツに仕上げてしまうんですねーこれがトップカップルですねー。パターンダンスでは男性がキーポイントでバランスを崩してしまいました。もちろんレベルは取れないし、GOEの評価もかなり低めです。多分アイスダンスファンの半分ぐらいは、今シーズンのパパシゼRDみたいなやつをチョクベイにやってほしかったんじゃないかな?と思うわけです。女性の濃さは申し分ないけれど、男性ももっと主張してええんやで。

ワンリウ
2人とも同じ衣装です。コナン君と工藤新一ではなくチャップリンらしい。パターンのプロムナードセクションの顔を交互にキョロキョロさせる振付かわいいいいい。マリーさんはこのプログラムに注力しすぎたんだな。点数が78点と表示されて驚いていました。運営よ、それチョクベイの点数やぞ。

折原&ピリネン
トゥルヴェルが女性の首の怪我で欠場になったので、2人がフィンランドの1番手なのです。レベルをしっかり獲得してかなりいい調子でしたがミッドラインステップの最終盤で男性が転倒しました。直後にローテーショナルリフトだったので、勢い付けられずにリフトが長引いてしまいましたかね。転倒とエクステンディッドリフトがなければ5点は高く出ていたはずです。将来性は十分です。女性の衣装はどこ発注なんだろう。カッペちゃん並みのいいスカートだ。

ラジュラガ
島田高志郎さんにLPの衣装着させてここに放り込んでも馴染みそう。冒頭の振付がいかにもラジュラガで強いんですよ。こういったテイストのまま進んでくれたらいいんですけど、中だるみしちゃうんですよね。もっとバキバキに、フォルテ!フォルテ!フォルテ!で終盤畳み掛けてくれよ。

ペアLP
1 Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV(ロシア)135.19 PB
2 Liubov ILYUSHECHKINA / Charlie BILODEAU(カナダ)125.51 PB
3 Alisa EFIMOVA / Alexander KOROVIN(ロシア)125.16 PB
4 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER(オーストリア)113.35
5 Olivia SERAFINI / Mervin TRAN(アメリカ)106.84 PB
6 Evelyn WALSH / Trennt MICHAUD(カナダ)103.69
7 Cleo HAMON / Denys STREKALIN(フランス)94.95 PB
8 Ioulia CHTCHETININA / Mark MAGYAR(ハンガリー)94.68 PB
9 Isabella GAMEZ / David-Alexandre PARADIS(フィリピン)81.61 PB
10 Daria DANILOVA / Michel TSIBA(オランダ)75.34 PB
11 Alexandra HERBRIKOVA / Nicolas ROULET(スイス)70.38 PB

ペアリザルト
1 Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV(ロシア)210.18 PB
2 Alisa EFIMOVA / Alexander KOROVIN(ロシア)194.28 PB
3 Liubov ILYUSHECHKINA / Charlie BILODEAU(カナダ)193.58 PB
4 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER(オーストリア)167.44
5 Olivia SERAFINI / Mervin TRAN(アメリカ)167.08 PB
6 Evelyn WALSH / Trennt MICHAUD(カナダ)151.72
7 Cleo HAMON / Denys STREKALIN(フランス)148.48 PB
8 Ioulia CHTCHETININA / Mark MAGYAR(ハンガリー)148.35 PB
9 Isabella GAMEZ / David-Alexandre PARADIS(フィリピン)124.70 PB
10 Daria DANILOVA / Michel TSIBA(オランダ)118.90 PB
11 Alexandra HERBRIKOVA / Nicolas ROULET(スイス)111.63 PB

イブトレ
3Tw 2T so 2S 3LoTh 3TTh fall
U2のOneを謎の音源で。振付はラドフォードさんです。デュハラドも昔滑っていましたね。グループ5リフトは2本とも違和感なかったですが、キャリーから入るグループ3は恐怖でした。プルプルしておった。スコット・モイアさん的な金太郎衣装は正解?そもそもスコットのあの衣装も別に似合ってなかったぞ。透けさせたい年頃なの?

白鳥組
3Tw 3T-2T-2T 3S shaky 3FTh fall 3STh fall
スロージャンプは2本とも転倒しましたが、SPよりはいい滑りだったと思います。ペアスピンをダンスリフトで挟む振付がよかったです。演技後半は怒涛のダンスリフト攻めだった気がします。でもやり過ぎとは思わなかったです。スロータノサルコウ次は決まるといいですね。

セラフィニ&トラン
3Tw 3F so 3T-1Eu-2S 3LzTh 3STh
僕の苦手な例のボーカルのやつだ。原曲よりもリズム取りやすいから滑るのに適しているんだな。バックアウトデススパイラルは失敗するぐらいなら確実にレベル1取っておく作戦ですね。アイスダンスなら最後は絶対ステーショナリーリフトからコレオリフトに入る流れだったな。

イリビロ
3Tw so 3T-2T 2S 3FTh 3LoTh
振付師がマリーさんとシゼロンなのですが、SPもLPも2人が振付けているようですね。SPはマリーさんのアイディアで、LPはケベックの歌手の曲だからチョイスしたそうです。"海が見たい"という意味の曲なので、衣装が水色なのですね。LPのリフトは3つもよかったです。特に最後の垂直に上がるグループ4は圧巻でした。これは全カナディアンがスタオベすること間違いなし。スローフリップ投げるとき、女性の左足がグリンッと持っていかれましたけど怪我していないかな?大丈夫かな?またお気に入りプロが1つ増えました。

エフィコロ
3Tw 3T 3S-1Eu-2S 3LoTh 3STh
ソロジャンプ2本とも降りたァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!これは過去最高ペースの演技!スローも2本降りた!リフトもいい。これはいく!うるサイレンスでノーミス!確信いたしました。ペアスピンでフラつく男性。これは危ない……そしてグループ3リフトで手を持ち損ねてフィニーーーッシュ。おうふ。パフォーマンスガッツリ下げられてますね。ペアスピンの足換え前まではほんとよかったんです。ノーミスは次の大会でね。2人がキスクラでハグしてたよ!!!

ミシガリ
3Tw 3FTh 3S-1Eu-3S shaky 3T 3LoTh
SPの衣装がイマイチなのはこちらに布代を費やしてしまったからですね。スローフリップの着氷では女性がドヤって姿勢を長めにキープしました。2代目ストルボワを襲名する気なの?でも彼女の神着氷は膝を使ってるの。膝を使ってドヤれば肩を並べられるはず。難しいバックアウトデススパイラルがレベル3になっただけで、SPからレベル獲得は盤石です。強い強い。ミーシナさんハイスコア&優勝で今日もご機嫌。

男子LP
1 Shoma UNO(日本)162.95
2 Jimmy MA(アメリカ)147.01 PB
3 Aleksandr SELEVKO(エストニア)139.18 PB
4 Roman SADOVSKY(カナダ)135.89
5 Roman GALAY(フィンランド)131.92
6 Sota YAMAMOTO(日本)130.43
7 Edrian Paul CELESTINO(フィリピン)129.73 PB
8 Andrei LAZUKIN(ロシア)128.32
9 Sergei VORONOV(ロシア)126.71
10 Jonathan HESS(ドイツ)122.76 PB
11 Philip WARREN(フランス)122.25 PB
12 Christopher CALUZA(フィリピン)121.51
13 Nicola TODESCHINI(スイス)112.53 PB
14 Tomas Llorenc GUARINO SABATE(スイス)108.70 PB
15 Yakau ZENKO(ベラルーシ)108.61 PB
16 Luc ECONOMIDES(フランス)99.94
17 Valtter VIRTANEN(フィンランド)97.30
18 Catalin DIMITRESCU(ドイツ)81.52

男子リザルト
1 Shoma UNO(日本)255.23
2 Sota YAMAMOTO(日本)223.24
3 Roman SADOVSKY(カナダ)222.23
4 Jimmy MA(アメリカ)213.49 PB
5 Aleksandr SELEVKO(エストニア)206.81 PB
6 Sergei VORONOV(ロシア)206.19
7 Andrei LAZUKIN(ロシア)203.91
8 Roman GALAY(フィンランド)193.11
9 Edrian Paul CELESTINO(フィリピン)191.45 PB
10 Christopher CALUZA(フィリピン)187.43
11 Jonathan HESS(ドイツ)183.49 PB
12 Nicola TODESCHINI(スイス)171.84 PB
13 Luc ECONOMIDES(フランス)169.76
14 Philip WARREN(フランス)165.71 PB
15 Yakau ZENKO(ベラルーシ)163.92 PB
16 Tomas Llorenc GUARINO SABATE(スイス)157.11 PB
17 Valtter VIRTANEN(フィンランド)155.43
18 Catalin DIMITRESCU(ドイツ)141.69

インタープリテーションは5項目で高めに出る傾向がありますが、今回のジャッジは音楽の解釈にこだわっているようだ。

ガライ
3A-1Eu-3S 3A 3Lz-2T 3F 3Lo 2S so 2A
この基礎点が尻すぼみになるジャンプ構成……マキシム・コフトゥンさんリスペクトだ!コフトゥンの意思はこんなところで息づいていたのだな。僕、君のこと忘れないからね。ステップアウトが1つありますが、いい演技でしたね。SPからカムバックしました。レベル4が1つもないのは問題アリなので、次までの宿題ということで。

セレスティーノ
3Lz-3T 2A 3F 3Lz 2A-1Eu-3S 3Lo hd 3Lo shaky-2T shaky
カナダ代表だった選手です。バイオ見てようやく思い出しました。昔のジュニアグランプリで観た観た。膝を使ってジャンプを着氷し、演技前半では多くの加点を獲得しました。3Loは2本組み込み、難しい入りでもあったので得意なはずだろうに残念でした。ミニマムスコアまであと1点だったのにいいい。

ジミー
4T 3A-3T 3Lo fall 3A 3F-1Eu-3S 3Lz 3F
基礎点の低い3Loで転倒し、残りは成功しました。前半は助走しかなかったので、トランジションを大幅に下げられると思ったのですが、完成度で印象を引き上げました。後半パートでは彼の持ち味の陽キャっぽさが発揮されました。陽キャのブルースというのもなかなかおつなものだな。3Fの入りはダイスキタカハシさんのブルースのオマージュに見えました。3Fから即座に入るチェンジシットが華麗。このエレメンツだけでコンポジション上げてもらいたい。アメリカのベテラン勢がごっそり抜けてしまったので、貴重なベテランとしてがんばってもらいたい。

セレフコ
3Lz 3A ot 3Lo 3A-2T 2Lz-3T 2A 3F-2T-2Lo
毎週セレフコ兄弟のどちらかを観ている私。今週は兄貴のターン。コンビネーションスピンの途中で強引に曲が変わったところで笑ってしまいました。終わり方の強引さもなかなかのものでした。弱弱しく見えて意外と強引なんですね。さてはギャップ萌え狙いだな。

ラズーキン
4Lz 3T hd 3T-3T 2A 3F-1Eu-2S 3Lz 3F
3T3本!!!でもこんなのまだまだ甘い。織田信成さんの世界最速ザヤには及びません。戦う男ならザヤさえも一番であれ。ほとんどのジャンプの軸が歪んでいましたので、転倒がなかっただけでもよかった。リーザに合計スコア負けそう。

ヴォロノフ
4T 3A 4T so 3Lo 3A fall 1Lz 3S-2T-2Lo
紫と薄紫のツートーン衣装です。ヴォロノフさんがそれで満足ならいいんだ(聖母の微笑)。滑って跳んでの演技だったので、降りられないと点数が出ないですね。ノルディック柄のヴォロノフのバナーを持っているお姉さんは、ヴォロノフがノルディック柄セーターを着古していることをイジっているのか!その柄のやつインスタにあったぞ!イジりのテクニック高い。9.25差し上げたい。

サドフスキー
4S so 3F 3A 3Lo shaky 2S-1Eu-3S 3A fall 3Lz fall
5本のジャンプにミスが出ました。2本目の3Aは普通に回転不足に見えますが、そのような判定は下されませんでした。ジャンプもスピンも固められた構成にも拘わらず、そういった印象は受けなかったです。チェンジキャメルスピンは回転速度が速く、ドーナツスピンのポジションを解いた後のコレオシークエンスへの移行が素早くて思わず見惚れてしまいました。

昌磨
3S so 4F 3A 3Lo 4T fall 2A-3T 3A-1Eu-1F
4Tは後半のジャンプとしてはカウントされません。1分57秒ぐらいで跳んでいます。これまで表現を感覚的にやることが多かったです。今シーズンは曲が英語ですし、観客にダイレクトに伝わりやすいです。自分が何を見せたいかを受け手にはっきりと提示する必要があります。フランス国際まで3週間あるので、伝えるという点を強化できればいいですね。ツムツム風バナー持ってる観客氏、センスありますね。ディズニーに見つからないようにね。

草太
4S-2T 4S fall 4T fall 2A 3A fall 3Lz-1Eu-3S 3F fall
3Fは尻もちではないですが、体重の過半が手にかかっていたので転倒扱いです。ディダクション6ううううう。SPのアドバンテージがなければ大惨事になるところでした。

追いついた!
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