2016
08.09

小ネタ×12 「引退、引退、引退」など

おひさ小ネタ。

*不思議な体脂肪率
荒川静香さんの体脂肪率は22%らしい。出産を経験したからでしょうか。女性とはいえこの数字だとはとても思えない細さです。

*宇野昌磨さん、真面目
https://www.youtube.com/watch?v=TQEb0na0_FY
ISUの質問する動画のやつに出た宇野昌磨さん。英語聞けるかと思ったのに日本語か・・・・・くそう。
ヒーロー→髙橋大輔さん
行ってみたいところ→いろんなところ
もしスケートをやっていなかったら→他のスポーツをしている
寂しいこと→ない
ファンへのメッセージ→努力は裏切らない

真面目。もっとふざけてええんやで。ヒーロー→平野レミ、行ってみたいところ→平野レミの家、もしスケートをやっていなかったら→料理愛好家、寂しいこと→レミパンを持っていないこと これぐらいでええんやで。

*カーリー・ゴールド引退
http://figureskatersonline.com/news/2016/07/26/carly-gold-announces-her-retirement-from-competitive-skating-i-achieved-my-goal/
カーリー・ゴールドが引退を発表しました。引退後は大学へ入学し、さらには写真の道を追求していきたいとのことです。いつも頭には「グレイシー・ゴールドの双子の」という言葉がついてきました。これからはカーリー・ゴールド個人としての活躍が楽しみです。
https://www.instagram.com/carlygoldphotography/
カーリー・ゴールドフォトグラフィーフォローするよろし。

*ジルナ&クラキン引退

オーストリアのバルボラ・ジルナ&ユーリ・クラキンが引退を発表しました。こちらはかなりのサプライズでした。昨シーズンはしっかりレベルを取って、ワールドのFDに進出する躍進を見せました。今シーズンも続ける予定で、曲も選んでいたし、オリンピック出場のために国籍取得の準備もしていたそうですが、女性の腰の怪我の状態が思わしくなく、引退を決断したとのことです。中東まで料理修行にきた板前(ヨーロッパ出身)のFDが最後のプログラムになろうとは。怪我で苦しい思いもしたでしょうし、これからは新しい生活を楽しんで欲しいです。リアルカップルカップルですし、これからも2人は一緒でしょう。

*プーラン&セルヴァン引退

A lot can happen in a year. Indeed, I can testify to that saying. In the past 12 months, I packed up everything and moved to Toronto to push myself even further in my skating career. After an injury-free season, Marc-André and I have walked away with a good amount of medals and, more importantly, a sense of accomplishment and peace in our hearts. That being said, Marc-André and I would like to officially announce our retirement from competitive skating. Trust me when I tell you this was not an easy decision to make. Figure skating as been the bigest part of my life for what seems like forever, but I truly believe it was time for me to begin new adventures. It’s been a crazy ride and I could not be more thankful. I am extremely grateful for all the opportunities afforded to me by this sport. I was blessed enough to travel to places I didn’t know existed and I got to represent my beautiful country while doing so. Together, Marc-André and I have pushed ourselves and dedicated ourselves to the art of ice dance for 7 years and we’ve accomplished most of our goals in the process. Looking back now, I can easily say that it was a mind, body and soul kind of adventure. Figure skating has given me a work ethic like no other and has also given me a second family I love so dearly ! It is safe to say that without figure skating I would not be who I am today.

Andréanne Poulinさん(@andiepoulin)が投稿した写真 -

アンドレアンヌ・プーラン&マルク=アンドレ・セルヴァンが引退。女性のインスタにコメントが出されています。ナショナルの中堅勢の激戦を勝ち抜いて6番になったのに、もったいない・・・とも思いますが、21歳と25歳。そのような選択をして、次のステップに向かうときなのかもしれないですね。女性は、スケートにはまだ関わり続けるそうですよ。You have not seen the last of meだそうです。まだ終わってなんかいない。

カナダはナショナル3位が詳細不明。5位、6位が引退。7位と8位と9位と10位と海パン組が解散。2016年夏・カナマゲドンと呼ぼう。

*天使

"Kicked out of heaven" Shot and created by the incredible artist @joeinstakramm 🙏🏽

Guillaume Cizeron ▪️さん(@guillaumecz)が投稿した写真 -

大天使ギヨームちゃん。

*エルネストくん、意味不明

美輪明宏大明神について尋ねるエルネストくん。エルネストくんのツイッターのJK感ほんと癒される。

*ユーリ!!! on ICE
http://dengekionline.com/elem/000/001/331/1331474/

久保ミツロウ先生原案のユーリ!!! on ICEの放送が10月からに決定!テレ朝系列で放送となります。キャラクター設定の生々しさが楽しみ。スケーターのビジュアルが公開になりました。日本、ロシア、カザフ、イタリア、スイス、タイ、韓国、カナダと、1人分からないけどスペイン?と久保先生のツイッターを見に行ったら正解でした。やったぜ。スイス人キャラのランビとウォーカー混ぜた感。関西で放送ありますぅ?ないんでしょうね、ないんでしょうよきっと。ええんや、わしは深夜のストリーミングが忙しいから見んでええんや。

*さらにラブ

Married!👰🏻 #dalhousiecastle #grinead2016

sineadskateさん(@sineadskate)が投稿した写真 -

みんなのねーちゃんシニード・カーさんが結婚しました。ラブまとめ書いたのに、さらにラブを重ねてくるとは。結婚式はエディンバラにあるお城で挙げたようです。いいなーお城いいなー。

*リハビリ中

ペニー・クームスは、練習中にひどい転倒をしてしまい、膝蓋骨(膝のお皿)を骨折しました。手術も行ったとのことなので、1日も早いカムバックが望まれます。ペニコラは怪我や病気が多くて、発表がある度にビビらされます。おい骨。はよ治れや骨。

*リオで大ちゃんに会ったよ!

小学生のような無邪気なツイートである。あのね!ぼくね!Rio de Janeiroでだいちゃんにあったよ!

*オシェイさん、日本にいる価値を見出す

ラドフォードさんの怪我により、THE ICEの出演が決まったタラダニ。ダニエル・オシェイさんはポケモンGOでカモネギをゲットしました。カモネギは日本での出現率が高く、北米での捕獲方法は限られるらしいです。よかったね。

ホテルの空調のせいで喉死→下がらない熱の1週間を送りました。湿度には気をつけましょう。さあ溜まった映像見るぜいえいえいえいえいえいえいえいあああああああああああああああああああ!
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2014
05.19

Top 50 programs of All time *1-15*

トップ10に入るプログラムは僕のフィギュアスケート観を変えたようなものばかりです。

15.町田樹 2013-2014 EX "白夜行"
これほどまでに回数を見たエキシビションは今まであるだろうか?いやないだろう。の白夜行。エキシビションでもやりすぎなぐらいに演じてくれるのが良かった。

14.アシュリー・ワグナー 2008-2009 SP "ある日どこかで"
アシュリーが元気娘から女性のスケーターになったプログラムです。彼女のフライングシットスピンが好きで好きで、ルールで難しいことしなくてはならなくなって、今は少し回転速度落ちてしまいました。スパイラルシークエンスの手の動きは何度マネしたことか。スパイラルからの2A、コンビネーションスピンのヘアカッターのポジションも好きでした。

13.ジェレミー・アボット 2010-2011 LP "ライフ・イズ・ビューティフル"
シリアスな音楽から始まるプログラム。軍隊に捕まって強制収容所に送られるところなんでしょうね。その中でも幸せを見出して暮らしていく、主人公のお父さんでもあり、息子でもあり。2人のキャラクターを両方演じているように取れるプログラムです。レベルありのステップでも使えそうな密度のあるステップ。最後手を差し伸べるところは、どんな罪人でも天国へ連れて行ってくれそうな多幸感を醸し出しております。このシーズンのスピンの調子の悪さは何度見ても悲しい。

12.ジェレミー・アボット 2011-2012 SP "スウィング・キッズ"
いくらフロアダンサーやバレリーナと組もうとも、どれだけ高尚なテーマがあろうとも、滑らなければフィギュアスケートのプログラムとしては優れているとは言えません。その点でこのプログラムは、フロアダンスとスケートのバランスが完璧だったと言えるでしょう。3Aの後の振付からのシットスピンとかすごく好きだった。これでも踊り過ぎという声がないわけではないですが、これが新しい時代のフィギュアスケートだということで。サスペンダー芸はこれぐらいが調度いい。

11.アリオナ・サフチェンコ&ロビン・ゾルコビー 2009-2010 SP "Send in the Clowns"
GPSではメイク過多でしたが、オリンピックぐらいがちょうど良いです。このメイクはインゴがやっていたそうですが・・・・・GPSの時のメイクで良いと思ってたところがさすが。常人には理解しがたい考えを持っている。固い人形のような表情で滑っていたのが、ステップのところで感情を持って、涙を流してくるみたいな。スピンスピンデススパイラルと回転系のエレメンツを続けているのに、こなしてる感がないのもいいです。フィニッシュのポーズ好きです。サフゾルのフィジカルのピークは2009年頭~2010年末ぐらいまでかなあ。

10.ナタリー・ペシャラ&ファビアン・ブルザ 2008-2010 FD "サーカス"
連続ピエロ。プログラムも好きですが衣装も好きです。子供の時のおもちゃ箱をひっくり返したら出てきたような、懐かしい匂いのするお人形さんみたい。ナタリーのブルネットのボブ最強。最初のリフトはレベルが取れずに変えてしまいましたが、スケートカナダで使ったおんぶするリフトが好きでした。スピンの後の振付は全部楽しいです。マネいっぱいしました。やはりマネしたなるってのが好きなプログラムの大前提。ペシャブルは音楽を4曲とか5曲とか繋げても、一つのストーリーに出来てしまうところが優れています。

9.チン・パン&ジャン・トン 2009-2011 SP "真珠採り"
巫女もとい海の女神ことパンちゃん。2010-2011シーズンはスピンが1つ必須要素から消えましたし、ステップのレベル要件が大幅に緩和されたので構成がかなり違います。僕は2009-2010シーズンの方が好きです。このシーズンはスロージャンプで1本たりともいずれのジャッジからもマイナスを受けていないぐらいに、バキバキに体がキレていたシーズンなのですごく動きがいいです。ステップすごく良いです。2人が別々の動きをしていても揃っているように見えるのが素敵です。途中のツイズルで一瞬だけ動きが重なるのがまた素敵。そしてこのプログラムの振付はモロゾフなんです。これはモロゾフ史上最高傑作。

8.サラ・マイアー 2007-2009 LP "黒のラフォリア・秋の紅"
2008年のジャパンオープンはサラ・マイアー史上最高の演技でした。2008-2009シーズンは黄河を滑ってから、戻しました。あのシーズンから怪我怪我怪我の3シーズンでした。スピンが2007-2008シーズンを最後に一つ減ってしまい、これがスピンを堪能できる最後のシーズンにもなりました。愛しのフライングアップライトスピン。ステップに入るところのしゃがみながら一回転するところ好きでした。今更ながら、なぜ青い衣装だったのか。黒でも秋でも紅でもない。キスクラで跳ねる坊主が懐かしい。

7.ジェレミー・アボット 2011-2012(2013-2014) LP "エクソジェネシス"
僕が好きなのは2011-2012シーズンの方です。余計な小細工なしに純粋に美しいスケーティングが見られます。これだけスピードを出して、リンクを広く使っているのも気持ちが良いです。コレオステップの手を付いて止まるところが、わざとらしく成り過ぎないのは、スケーティングの良さがあるから。よく滑るからこそ引き立つストップ。

6.シニード・カー&ジョン・カー 2010-2011 FD "エクソジェネシス"
2009-2010シーズンのエキシビションで使ったエクソジェネシスをフリーダンスにし、最後のシーズンを戦いました。それほどスケーティングに滑らかさがあるカップルでは無いのですが、このカップルが評価されたのはダンスっぽさなのだと思います。荒削りだけど、子供時代を思い起こさせるような美しいプログラム。最初の頭ぐしゃぐしゃや、ダイアゴナルの後の前に駆けてくるところとか好きです。これもまた、きょうだいカップルだからこそ出来る演技。

5.浅田真央 2007-2008 SP "ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア"
鳥っぽい衣装、舞から借りた衣装、そしてまた別衣装と3つの衣装を使いました。どれも悪く無かったです。このプログラムは彼女のそれまでの子供っぽい、天真爛漫なイメージを一掃するものになりました。それまでの路線があまり好きではなかったので、タラソワについてここまでのフットワークを手にすることが出来て本当に良かったと思いました。ステップは全部好きです。どこも無駄なところが無いです。彼女が一時期ジャンプを跳べなくなった2009-2010シーズンに、彼女のファンの中にすら「タラソワと組んだからいけない」とか言っている人がいて信じられませんでした。タラソワがいないと、荘厳な音楽を演じられるスケーターになるにはもっと時間がかかったかもしれないし、ひょっとしたらなっていなかったかもしれません。

4.サーシャ・コーエン 2005-2006 LP "ロミオとジュリエット"
元々このプログラムはモロゾフ振付だったのですが、後にウィルソンによって編集が変えられています。モロゾフ版は編曲がかなりクドいです。音楽による表情の使い分けが明確です。ここまでオーバーに表現できるからこそ、ウィルソンとの親和性が高くなったのかもしれません。若さを感じるステップ。そこからのスパイラルシークエンスは史上最高と言っていいと思います。彼女よりも柔軟性がある選手は、たくさん出てきましたが、未だにサーシャのスパイラルを超える選手は僕の中では出てきていません。

3.ジェフリー・バトル 2006-2008 SP "アディオス・ノニーノ"
足裁きにタンゴの要素は感じるけれど、ジャズっぽい要素の大きなアディオス・ノニーノです。ステップ2つを繋げて滑るプログラムの走りのようなものになっているかと。スケート上手い人がステップ2つ繋げると全然退屈じゃなくて、こんなに魅せられるんだなーと感動しました。ジェフのイメージカラーは黄緑だけど、衣装イメージはボルドー。エキシやJOでボルドー着てると安心する。

2.チン・パン&ジャン・トン 2009-2010 LP "見果てぬ夢"
全てのエレメンツを成功し、珍しくソロスピンすら失敗しなかったバンクーバーオリンピックの演技。このプログラムに関してはどこがいいとか好きとか、そういうのではなく一つのストーリーとして完成されているところがいいんです。衣装は赤。中国で赤といえば結婚式のおめでたい色。幸福感に包まれたプログラムでした。

1.テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイア 2007-2008 FD "シェルブールの雨傘"
当時の年齢(18歳と20歳)だからこそ滑ることが出来たプログラムです。映画の中の主人公2人の年齢が17歳と20歳でした。音楽の最初の台詞のところは物語の終盤で使われているところなので、大人になった2人が再会して、回想に入るという構成なのでしょう。幸せな日々から、戦争による徴兵で、汽車に乗って行ってしまう。でも2人は今それぞれ幸せに家庭を持っている、と。サーキュラーステップからローテーショナル、そしてサーペンタインリフトのところはオエオエしながら見ています。

男子:12 女子:15 ペア:7 アイスダンス:16
2005:3 2006:3 2007:8 2008:8 2009:9 2010:7 2011:6 2012:2 2013:4
そんなに偏ってなかったです。僕は常に上の上のプログラムが出てくれることを願っています。懐古厨にはなりたくないです。もっとピアノ曲に大きく偏ると思っていたのですが、それほどでもありませんでした。自分で意外。全体の傾向として湿っぽい、辛気臭い、暗いのが多いです。そりゃベストプログラムを煮詰めたら当然そうなりますわな。クラシック曲が少ないです。ロックとかも。

国には偏りはあります。
加・米:13 日:8 仏・独:3 中・露:2 フィンランド・グルジア・イギリス・イスラエル・イタリア・スイス:1

振付師トップ3は
デヴィッド・ウィルソン 10作品 2位・3位・4位・13位・17位・24位・25位・29位・36位・46位
ローリー・ニコル 5作品 21位・26位・30位・33位・49位
マリナ・ズエワ 4作品 1位・28位・41位・45位
僕はディーバ信奉者ですから。

みなさんもトップ30や50作ってみてください。自分の好きなジャンルの偏りが分かります。トップ10はすぐ決まってしまうので、30~にしてみてください。ものすごく迷いますから。完成したらツイッターや自分のブログに載せてみましょう。

やりきった。突然心臓麻痺で突然死んでも本望。続きを読む
Comment:8
2011
06.19

ベストプログラム

レビュー記事も今シーズン最後となります。毎年、先にやっているベストプログラムですが、ワールド延期のために最後にしました。

10位 ペニー・クームス&ニコラス・バックランド FD「ライオンキング」

今のダンスの方向性であるダンシングプログラムでは無いんですけど、このプログラムはドラマチックでいいですね。ディズニーの曲を使うというのも珍しいですよね。あそこっていろいろうるさいんじゃなかったでしたっけ?テーマがテーマですので、アクロバティックなリフトがプログラムにマッチします。特に女性のポジションが美しいんですよね。ローテーショナルリフトとか、最後のストレートラインリフトなんかは。男性の降ろし方が少し雑なところは、これから直していけばいいのではないかと思います。女性が小さいので、できないことはないでしょうし。プログラムはサーキュラーステップ、ミッドラインステップをつなげるプログラムでした。シングルでは結構2つのフットワークをつなげることってありますけど、ダンスでは珍しいと思います。そんなにスケーティングがいい2人ではないので、前半で目を引き付けて、後半は音楽の盛り上がりにのせて滑りきるという作戦なんでしょうね。でも、それは成功していると思います。勢いがあると、ちょっと上の点数出ますもんね。女性の髪形はクシュクシュと無造作なスタイリングをしていますし、唇とネイルは真っ赤なので野生的でかっこいいです。カーズの引退でイギリス一番手となりました。二番手カップルとの扱いの差を考えると、期待されていると考えていいのでしょう。もっともっとスケーティングに磨きをかけてほしいですね。

9位 パトリック・チャン LP「オペラ座の怪人」

2010-2011シーズン パトリック・チャンにこのプログラムのことを散々書いたので、特筆すべきことは無いんですけども。ベストプログラムには続行プログラムは入れないようにしているんですけど、あまりにもこのプログラムは昨シーズンと違いすぎるので入れてしまいました。実に素晴らしかったです。特にコレオステップが。ステップレベル4とコレオステップのGOE幅減らしやがったISUに「喝!」

8位 カロリーナ・コストナー LP「牧神の午後への前奏曲」

2010-2011シーズン カロリーナ・コストナーにこのプログラムのことを書いているので、こちらもまた割愛。とにかく美しさ、女子フィギュアスケートの魅力があふれた素晴らしいプログラムになっていますね。女神さんやでぇ。実はワールドまではトップ10圏外だったんですけど、ワールドのステキ演技で8位に飛び込んできました。

7位 テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイア FD「ラテンメドレー」

ワールドでフルバージョンを披露となったステキなFDです。これをフルシーズン滑っていて、滑り込まれたFDを見られたら、たぶんトップ3には入ってきたと思うんですけどね。まずは最初のステップで観客を引き込んで、カメラマンを困らせるミラーのツイズル。素晴らしいですね。個人的にこのプログラムで一番好きなのがミッドラインステップですね。このときのスコットのエッジの深さでご飯3杯いただけます。ってなもんですよ。昨シーズンの荒ぶる鷹のポーズみたいな無理のあるリフトや、スカート被った強盗みたいなリフトが無くなり、本人たちはすごい無理な体勢なんでしょうけど、見ている側からはスムースで無理のない美しいポジションのリフトを見せてくれたので、気分が良かったです。ぬめーーーって移動するカーブリフトもステキでした。なんとも言えない色気がありました。サーキュラーステップだけは、少し物足りなかったですし、音楽にもエッジにも乗り切れていないように見えて残念でした。あそこは緩急をつけるところだったんですけど、ちょっともたついて滑り込み不足が出てしまったかなと。最後のところのトゥステップも最高に盛り上がりますね。テッサを一回転させるところは疲れたのか、重みがあるのか分かりませんが、完璧にできていたら、さらに盛り上がったと思います。ワールドで2位に甘んじたのはやはり滑り込み不足ですよね。インパクトとしては最高だったし、スケーティングも彼らの方がいいと思うのですが、プログラムとして仕上がっていなかったです。来シーズンのSD課題はラテンなので、このFDももう使えない。完成形を見られないのは残念ですけど、来シーズンのエキシビションはこれを滑って欲しいです。爽やかの押し売り一辺倒だったスコットに色気が出てきましたし、エッジの深さは男性スケーターでは現役では一番なのではないかと思います。テッサも若干ムチムチしていましたけど、女性としての魅力がさらに増して来ました。スコットの技術に追いついて、さらにもう一つ上のダンスを滑って欲しい。彼らには期待せざるを得ません。インタビューでスコットが「今度は2013年に手術をするのはやめてくれ」と言っていましたが、本当にそうならないで欲しいです。昨シーズンのマーラーの100倍ぐらい好きですね。テサモエ好きなプログラムランキング、第2位にランクインされました。来シーズンは競技に出るかすら未定だそうですが、出て欲しいですね。ワールドのメダルをずっと取り続けて欲しいです。たぶん8年か7年連続がダンスの最高記録だったので、それを追い抜いて欲しいです。ソチの後までは続けないでしょうけどね。

6位 レイチェル・フラット SP「エデンの東」

2010-2011シーズン レイチェル・フラットにも、このことを書いたので、こちらも割愛します。昨シーズンもこの音楽を使ったエレーナ・グレボワがランクインしたので、この音楽好きなだけじゃないのか?と聞かれれば、まぁそうなんですけど。でも、こちらのレイチェルのプログラムも負けず劣らずステキなんですよね。この音楽、来シーズンはデニー&コフリンが(たぶんこちらの方)を使うので、来シーズンのベストプログラムにランクインする可能性は高いです。

5位 キーラ・コルピ SP「虹のかなたに」

4位 キーラ・コルピ LP「エビータ」

キーラが連続ランクイン。昨シーズンのパントン枠ですね。2作ランクインは。2010-2011シーズン キーラ・コルピにこれらのことが書いてあるので、またまたの割愛。別に割愛が多いからって、手抜きしているわけじゃないんだからねっ!一目見たときから、この2つのプログラムには惚れてしまいました。夢見る少女と野望を抱く女性。2つの違う女性のストーリーを演じた彼女の力には感服しました。ジャンプがメタメタになってしまっていたのは残念ですけど、今シーズン一皮剥けたような気がします。レピストに水をあけられていましたが、1番手争い十分できると思います。

3位 タニス・ベルビン&ベンジャミン・アゴスト EX「If it kills me」

プロのスケーターのプログラムですが、大好きなので入れました。とても楽しいストーリーのあるプログラムです。子どもから大人への変化を表現しているのがおもしろいですね。それを彼らに重ねてしまうわけですが。でも、彼らが組んだのは中学生ぐらいになってからなので、当てはめてしまうのもおかしな話なんですけどね。このプログラムを見ていると楽しいという気持ちよりも、彼らの引退が悲しいという気持ちの方が強くなります。ファイナルもワールドも五輪も金を獲ることなく引退してしまったのは残念です。2009年のワールドではODでぶっちぎりかと思いきや、微妙な差でしたし。なんでこういうときに限って地元点を出さないのか、イラッと来たぐらいで。僕の中でのアイスダンスは彼らでした。赤と黒の衣装が一番似合う、美男美女のカップル。技術力がかみ合っていたとは言えないですが。とても魅力的なカップル。プロになってから、表現力も洗練されてきました。フラメンコをショーで滑っていますけど、ああいうのを試合で見たかったですね。トリノのフラメンコより何倍もいいです。どれだけ時間が経っても引退が残念でなりません。

2位 ジェレミー・アボット LP「ライフ・イズ・ビューティフル」

2010-2011シーズン ジェレミー・アボットにも書きました。シングルでトップ10に入っている選手は全員レビューがあるんですよね。このエントリーの存在意義が無くなってきたような気がする。映画が好きなのはもちろんあるんですけど、アボットくんの内面から出てくるような表現力がたまらないんですよね。ツイッターでも人への気遣いがあったと思えば、はっちゃけて楽しいツイートを繰り返すっていう、大人みたいな子どもみたいなところがありますよね。26歳児という言葉がピッタリです。このプログラムに必要なところが本人そのものに備わっているように思います。有香さんの元でさらにスケーティングに磨きをかけ魅力を増しました。実質の一番手ですから、大事なところでチャンスを逃すようなことはして欲しくないですし、来シーズンこそ靴が合ってくれていることを願います。

1位 シニード・カー&ジョン・カー FD「交響曲第3部 あがない」

歌詞の意味についてはこちらをhttp://sthmytkh.blog108.fc2.com/blog-entry-883.html
スケートカナダの時から、このプログラムの1位は決まっていました。それぐらい心に深く突き刺さるようなプログラムです。「子どもの頃のフレッシュな気持ちを表現する」という言葉の通りの仕上がりになっていました。このプログラムを見れば、誰もがそんな気持ちになるのではないかと思います。脳の奥底から、記憶をサルベージするような感覚です。
ヨーロピアンではシニードがショートカットにしていましたよね。とても若々しく見えてよかったです。ストレートラインリフトのところから、歌詞が始まりますが、そこからのフットワークがいいですね。決して伸びるスケーティングというわけではないですし、氷をガリガリと削ってはいますが、そんな粗さすらもこのプログラムの中では魅力になってしまいます。疲れ果てた大人に見て欲しいプログラム部門第1位。現在はショーへの参加のために、練習を積んでいるそうです。ジョンは解説者としてもデビューしたそうですし、アマチュアスケーター以外での活動の場を広げていますね。このプログラムの完成型を見られなかったのは、残念でなりません。未完成だからこそ、輝くってこともあるかもしれないですけどね。

ということで、このような結果となりましたが、みなさんのお気に入りのプログラムはありましたでしょうか?昨シーズンのベストプログラムは多くがペアのプログラムでした。書いてはいませんが、トップ20ぐらいだと10作品ぐらいはペアのプログラムでした。それぐらい豊作の年でした。今シーズンは上位勢の引退・休養もあって、ビビビとくるプログラムが少し少なかったです。やはり、五輪シーズンには気合の入ったプログラムを持ってくるので、五輪シーズンとそれ以外とでは違うなと思った次第です。みなさんも、お気に入りのプログラムあったらコメント欄、拍手などで教えてくださいませ。

4月から続いていたレビューもこれでおしまいです。多くのコメント、拍手ありがとうございました。東日本大震災の影響で長いシーズンとなり、選手にとってはオフをほとんどすごせずに、来シーズンは厳しいシーズンになるかと思います。ぜひ、無理の無いように願うばかりです。引退する選手には、心から「ありがとう」と言いたいです。

というわけで、僕の今シーズンはおしまいです。アサインが出る前に全部終えられて良かった。

余談ですけど、レビューでマオ・アサダさんの記事を書くとその日だけ恐ろしいほど来訪者が増えるんですよね。やっぱり人気がズバ抜けているんだなぁと思います。関係無い記事にも、全部浅田真央って入れてりゃアクセス増えそう。
Comment:8
2011
03.31

カーズ引退

シニード・カージョン・カーが世界選手権の欠場、そして引退を発表しました。

シーズン頭に、今シーズンで終わりというコメントがあったので、驚きというものはありませんでしたが、ワールド欠場を受けて、来シーズンのヨーロピアンまでは続けてくれるのではないか。という期待があっただけに、残念です。

そして、フリーダンスの完成形を見られなかったのも、また残念です。

シニードはケガを治すことを最優先に、また日本のアイスショーにも来てくれたら嬉しいですね。
Comment:4
2011
01.29

ヨーロッパ選手権 5日目 アイスダンスリザルト

アイスダンスFD
1 Nathalie PECHALAT / Fabian BOURZAT(フランス)100.49 PB
2 Ekaterina BOBROVA / Dmitri SOLOVIEV(ロシア)95.68 PB
3 Sinead KERR / John KERR(イギリス)94.62 PB
4 Elena ILINYKH / Nikita KATSALAPOV(ロシア)92.55 PB
5 Federica FAIELLA / Massimo SCALI(イタリア)88.74 PB
6 Ekaterina RIAZANOVA / Ilia TKACHENKO(ロシア)84.14
7 Nelli ZHIGANSHINA / Alexander GAZSI(ドイツ)82.87 PB
8 Nora HOFFMANN / Maxim ZAVOZIN(ハンガリー)82.30
9 Lucie MYSLIVECKOVA / Matej NOVAK(チェコ)80.98 PB
10 Pernelle CARRON / Lloyd JONES(フランス)78.18

アイスダンスリザルト
1 Nathalie PECHALAT / Fabian BOURZAT(フランス)167.40 PB
2 Ekaterina BOBROVA / Dmitri SOLOVIEV(ロシア)161.14 PB
3 Sinead KERR / John KERR(イギリス)157.49 PB
4 Elena ILINYKH / Nikita KATSALAPOV(ロシア)153.48 PB
5 Federica FAIELLA / Massimo SCALI(イタリア)145.92 PB
6 Ekaterina RIAZANOVA / Ilia TKACHENKO(ロシア)145.05
7 Nelli ZHIGANSHINA / Alexander GAZSI(ドイツ)140.69 PB
8 Nora HOFFMANN / Maxim ZAVOZIN(ハンガリー)140.30
9 Pernelle CARRON / Lloyd JONES(フランス)135.41
10 Lucie MYSLIVECKOVA / Matej NOVAK(チェコ)135.35 PB
11 Siobhan HEEKIN-CANEDY / Alexander SHAKALOV(ウクライナ)123.27 PB
12 Isabella TOBIAS / Deividas STAGNIUNAS(リトアニア)121.36 PB
13 Nadezhda FROLENKOVA / Mikhail KASALO(ウクライナ)120.86 PB
14 Penny COOMES / Nicholas BUCKLAND(イギリス)116.47 PB
15 Sara HURTADO / Adria DIAZ(スペイン)115.81 PB
16 Lorenza ALESSANDRINI / Simone VATURI(イタリア)115.35 PB
17 Allison REED / Otar JAPARIDZE(グルジア)114.73 PB
18 Federica TESTA / Christopher MIOR(イタリア)112.64 PB
19 Ramona ELSENER / Florian ROOST(スイス)111.86 PB
20 Brooke Elizabeth FRIELING / Lionel RUMI(イスラエル)99.63 PB

ファイスカ
ツイズルは問題なく、キレイにこなしました。男性のラインが細いのに青い衣装はやっぱりあっていないと思います。もっと暗めの色の方があっていると思います。スカートのこともありますが、ファイエラのものももう少し工夫があってもいいんじゃないかと思います。グランプリシリーズのときよりも、かなりいい仕上がりでした。リフトはヘンテコなものが無いですし、最後のフットワークは訴えかけるものがありますよね。
テクニカルが低いですねぇ・・・・・。

カーズ
素晴らしいプログラムです。見ているだけで胸がいっぱいになりました。ジョンのツイズルでのミスはありましたが、それもご愛嬌ということで。このプログラム、シニードのショートカットが合っています。こちらの方がこどもっぽくでいいです。前半の柔らかい雰囲気と中盤のストレートラインリフトからのミッドラインからの怒涛の流れがたまらんですね。東京ワールドではこのプログラムの完成形が見られることを祈っています。

リャザトカ
いい滑りでした。年齢の割りに音楽表現が熟しているといいますか、老けてますよね。それがいい味出してます。ダイアゴナルからのローテーショナルまでの流れが好きです。リバースローテーショナルはいまひとつかな。スピンからのステーショナリーリフトもいいですね。僕、ステーショナリーリフト好きなので。
うーん、テクニカルが伸びないですねぇ。

イリカツ
出オチプログラムが進化しました。最初の勢いだけだったのが、他にも印象的な動きを見せるようになりました。サーペンタインリフトで女性が男性の首に足を掛け損ねかけたのですが、なんとかできていました。もし中途半端にしていたら、女性が左腕と顔面から落下するところでした。ただ、相変わらずステップに見所が無いです。ホールドを組んでいてもあまり合って無いように見えます。バレエですからねぇ。

ボブソロ
新しい衣装できましたが、個人的には前の衣装の方が好きです。控えめな色の方がセピア色の音楽に合っていると思うので。女性は満足そうでしたが、男性はツイズルのミスがあったためか、満足ではなさそうでした。とにかく女性のラインが美しいです。美しさをこれでもか!と見せ付けられたリフト!リフト!リフト!GOEで+2がいっぱいつきそうです。スピンもステキです。一番上手。スケーティングも上達していますし、テストスケートのときよりもさらに魅力的なプログラムに仕上がっています。ロシア1番手ですし、点数もそりゃ出ますわ。でもカーズよりコンポーネンツ上は個人的には無い。というか嫌。

ペシャブル
そういえばファビアンちょっと髪切りました?さっぱりしてますね。今日もファビアンがツイズルでミスしなかったです。ワールドが怖い。恐怖心が募ってゆく。恐怖の時間が終われば、あとは安心して見られるところばかりです。可愛いがあふれたプログラムで、にやにやせざるを得ません。出来には満足、優勝を確信した笑顔で、挨拶より先にズーリンとボルコフのところに行ってました。ズーリンも投げキスいっぱいして喜んでました。この間、ハゲてないころの金髪ズーリン見たら、不自然すぎて笑ってしまいました。
100点きたあああああああああああああああああ!!!!!!

にやにやランビエールさん
にやにやしながらナタリーにインタビューするランビエール氏
ナタリーとファビアンが英語しゃべってるところ初めて聞きました。

北米勢は強いですが、ヨーロッパ勢も負けないでー!
ファイスカはレベル獲れる構成にして・・・・・
ロシアはイリカツにケテーイでしょうね。

来年の枠は
3枠 フランス、ロシア
2枠 イギリス、イタリア、ドイツ、ハンガリー、チェコ、ウクライナ
となりました。ウクライナ地味に2枠守った。
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