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2018
12.09

グランプリファイナル 3日目 アイスダンスリザルト

アイスダンスFD
1 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)124.82
2 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)124.04
3 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)120.35
4 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)119.52
5 Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER(アメリカ)112.71
6 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)111.39

アイスダンスリザルト
1 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)205.35
2 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)201.37
3 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)198.65
4 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)196.72
5 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)184.37
6 Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER(アメリカ)184.04

ホワベイ
ジャンリュック氏の調子がGPSから右肩上がりなのがよく分かります。コンビネーションリフトでグッと掴みました。特に男性のイーグルがかっこいいカーブリフトがいいです。ミッドラインステップ、コレオステップと、ステップの要素ごとにギアを上げてきました。全米でやらかすなよ・・・絶対にやらかすなよ・・・。

ステブキ
超複雑な入りのツイズルでも簡単にこなしてしまうステブキですが、今日は珍しく男性がファーストの最後でバランスを崩しました。ズレもなくスタンブルをしてもいないので加点もエレメンツではあります。ロステレコム杯ほどのクレイジーなエネルギーは感じられませんでした。

赤ゲレ
頭のエレメンツで注目を集める戦法は間違っていません。スケーティングでは、このカップルに混ざると太刀打ちできない部分がありますからね。トランジションで男性が女性の脚を持ち続けて、「ご覧くださいこの脚!何と今なら税込み12億9800万え~ん」とアピールし続けるのがおもしろい。

シニカツ
かつてないほどに美しいツイズルが入りました。そしてニキータ・カツァラポフさんが、まあパートナーに合わせてコントロールされたスケーティングをすること。まあ!まあまあ!驚きですわ。でも僕は油断しませんでした。それでリフト落としたりしますから。レベル取りエレメンツを終え、コレオエレメンツゾーンに入って一安心すると、コレオステップで男性が暴走を始めました。あそこはいい演技で気持ちが高ぶっていたに違いがありません。笑ってしまいました。ついに4項目でステブキのPCSを上回り、ロシア1番手の座に。

ハベドノ
滑りは抜けているので気楽に観ていられます。緊張感があるのはツイズルです。そんなツイズルもピッタリ合わせて、ツイズル出る際の力の入った振付が曲想にすごくマッチしています。ロミオとジュリエットがお互いを命を以ってして愛し続けるという決意ですね。さらにワンフットステップですよ。終盤にワンフットステップ珍しいですけど、粘りのある滑りでスルスルと滑りきります。これがまたかっこいいし、胸を振わせるんです。いい演技でした。

ギニャファブ
気が気ではなくてですね。レベルレベルレベルレベルレベルレベルレベルレベルいけいけいけいけと唱えながら観ておりましたよ。ツイズルまとめたね、んでもって停滞しがちなカーブリフトも押さえたね、うんいいよいいよ。オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ滑りきったあああああああああああああああドキドキで後半の内容覚えてないぞ!!!点数が発表された時の女性の喜ぶ顔を見て、こちらまで嬉しくなりました。よかったよかった。ラ・ラ・ランドのストーリーとは違って王道ハッピーエンドです。

ハベドノはスピンでレベルを取りこぼしています。全米選手権で優勝した時もスピンを取りこぼしていました。スピンでやらかすと逆に優勝できるのか?ステブキは男性の滑りがいまひとつでした。男性が引っ張っていくタイプなので、PCSにモロに影響しました。

ロシアの1番手がシニカツになりました。2週間後のロシア選手権での争いが楽しみです。
2018
12.08

グランプリファイナル 2日目 アイスダンスRD

アイスダンスRD
1 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)80.53
2 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)78.30
3 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)77.33
4 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)77.20
5 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)72.98
6 Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER(アメリカ)71.33

シニカツ
まさかのローテーショナルリフトのレベル取りこぼしがありました。シニカツのリフトは危いライン上にありますな。今日はステップシークエンスのユニゾンと距離感がよかったです。2人って別々のスケーターが滑っているように見えるところがあったので、ユニゾンを感じられるようになったのはダンスカップルとしての大きな前進です。

ホワベイ
GPSよりも表現が上手く乗るようになりましたね。パターンダンスがプログラムにスッと馴染んでいていました。特に女性の艶めかしい表現が冴え渡っていました。ミッドラインステップでリンクの端まで滑って、枠外にはみ出るような強い感情の波を見せていました。始動が遅かったので、全米までにさらに滑り込んでくれることを期待。

赤ゲレ
それほどツイズルが得意な方ではないですが、今回のツイズルはファーストからよく揃っていました。カーブリフトはシャチホコのような女性のポジションに迫力があります。脚を見やがれ!というアピールだと思うので、遠慮なく美脚拝見しました。ミッドラインステップになると、男性が音楽に遅れないか危くなってきました。音楽のラストスパートを振り切ってのゴールインです。おめでとうございます。

ホワベイと赤ゲレはほぼ同じPCSです。真ん中3項目が同じ評価で、スケーティングスキルは赤ゲレ、インタープリテーションがホワベイが上位です。

ステブキ
演技が始まった途端にダイナミックな美脚アピール。そしてピッタリのツイズル、独創的な振付で紡いでいきます。そしてパターンダンスに入ると滑りがいきなり細切れになって、それまでの流れが止まります。最大の穴。でもリズムダンスを堪えて得意のFDに持ち込むのがステブキのスタイルですから、これぐらいの点差なら全く問題ありません。スケーティングスキルが、1番滑走のシニカツと同じ評価というのは興味深いです。

ハベドノ
納得の1位、納得の全項目1位です。やはりこの6組の中では技術力は抜けています。ロシアトップ2の女性のスケーティングに課題アリなので、パターンダンスの滑らかな滑りでは技術の差がモロに出ますね。マディソンってやっぱすごいわ。今日のマディソンはちょっとだけ色っぽかったぞ!

ギニャファブ
情熱的一辺倒な演技ではなく、パターンダンスでは寄りそい、包み込むような表現も見せました。同じパターンダンスでも、シニカツは脚を絡ませるように滑って、表現はハード寄りなので、対極にありますね。んでもってミッドラインでは、持ち味のビュンビュンスケーティングを見せて、見せ場も作ります。ハイスコア&順位に女性が大喜びしていました。万年国内2番手がGPF表彰台まであと一歩ですよ。

今日はパターンダンスのレベル4が3つも出ました。ギニャファブとシニカツが1、赤ゲレが2でレベル4を獲得しています。さすがはファイナル。

ロシアの1番手争いはシニカツが僅かにリードしています。ロシアジャッジは、ステブキのPCSを0.25だけ高く評価しました。FDで評価はひっくり返るでしょうか。

今日はここまでいい演技が多いです。いい流れに乗ってペアと男子も好演技が出ますように。
2018
11.10

2018-2019シーズン グランプリシリーズ アイスダンスアサイン

https://www.isu.org/docman-documents-links/isu-files/event-documents/figure-skating-4/2018-19/gp-8/series-files-19/entries-2/17411-ice-dance-2018-19-all-6-events/file

11月8日付エントリー更新
村元哉中&クリス・リード→解散
ティナ・ガラベディアン&シモン・プルー=セネカル→解散?
コートニー・マンスロワ&ミハル・チェシカ→辞退理由不明
ユラ・ミン&アレクサンダー・ガメリン→解散
セシリア・トルン&ユッシヴィレ・パルタネン→辞退理由不明
マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ→チョックさんの手術からの回復待ち
ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン→シゼロンの腰の怪我

スケートアメリカ
カタリナ・ミュラー&ティム・ディーク(ドイツ)
ライラ・フィアー&ルイス・ギブソン(イギリス)
ロビン・トゥイーデール&ジョセフ・バックランド(イギリス)
シャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファブリ(イタリア)
ナタリア・カリシェク&マクシム・スポディレフ(ポーランド)
ティファニー・ザゴルスキー&ジョナサン・ゲレイロ(ロシア)
アレクサンドラ・ナザロワ&マキシム・ニキーチン(ウクライナ)
マディソン・ハベル&ザカリー・ダナヒュー(アメリカ)
ロレイン・マクナマラ&クイン・カーペンター(アメリカ)
カリーナ・マンタ&ジョセフ・ジョンソン(アメリカ)

スケートカナダ
パイパー・ギルス&ポール・ポワリエ(カナダ)
ヘイリー・セールス&ニコラス・ワムスティーカー(カナダ)
キャロラーヌ・スシース&シェーン・フィルス(カナダ)
シーユエ・ワン&シンユー・リウ(中国)
マリー=ジャード・ローリオ&ロマン・ルギャック(フランス)
ロビン・トゥイーデール&ジョセフ・バックランド(イギリス)
アナスタシア・スコプツォワ&キリル・アリョーシン(ロシア)
ヴィクトリア・シニツィナ&ニキータ・カツァラポフ(ロシア)
オリヴィア・スマート&アドリアン・ディアス(スペイン)
マディソン・ハベル&ザカリー・ダナヒュー(アメリカ)

グランプリシリーズ・フィンランド
ユリア・トゥルッキラ&マティアス・ヴェルスルイス(フィンランド)
シャリ・コッホ&クリスチャン・ニュヒタン(ドイツ)
ジャスミン・テッサーリ&フランチェスコ・フィオレッティ(イタリア)
シャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファブリ(イタリア)
ベティナ・ポポワ&セルゲイ・モズゴフ(ロシア)
アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン(ロシア)
サラ・ウルタド&キリル・ハリャーヴィン(スペイン)
クリスティーナ・カレイラ&アンソニー・ポノマレンコ(アメリカ)
ロレイン・マクナマラ&クイン・カーペンター(アメリカ)

NHK杯
キャロラーヌ・スシース&シェーン・フィルス(カナダ)
シーユエ・ワン&シンユー・リウ(中国)
ライラ・フィアー&ルイス・ギブソン(イギリス)
小松原美里&ティム・コレト(日本)
アナスタシア・スコプツォワ&キリル・アリョーシン(ロシア)
ティファニー・ザゴルスキー&ジョナサン・ゲレイロ(ロシア)
アレクサンドラ・ナザロワ&マキシム・ニキーチン(ウクライナ)
ケイトリン・ホワイエク&ジャン=リュック・ベイカー(アメリカ)
レイチェル・パーソンズ&マイケル・パーソンズ(アメリカ)

ロステレコム杯
アンナ・ヤノフスカヤ&アダム・ルカッチ(ハンガリー)
小松原美里&ティモシー・コレト(日本)
アリソン・リード&サウリウス・アンブルレヴィチウス(リトアニア)
ナタリア・カリシェク&マクシム・スポディレフ(ポーランド)
ソフィア・エフドキモワ&エゴール・バジン(ロシア)
アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン(ロシア)
アナベル・モロゾフ&アンドレイ・バギン(ロシア)
サラ・ウルタド&キリル・ハリャーヴィン(スペイン)
クリスティーナ・カレイラ&アンソニー・ポノマレンコ(アメリカ)

フランス国際
パイパー・ギルス&ポール・ポワリエ(カナダ)
アデリナ・ガラヤビエワ&ルイ・トーロン(フランス)
マリー=ジャード・ローリオ&ロマン・ルギャック(フランス)
ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン(フランス)
アリソン・リード&サウリウス・アンブルレヴィチウス(リトアニア)
ベティナ・ポポワ&セルゲイ・モズゴフ(ロシア)
ヴィクトリア・シニツィナ&ニキータ・カツァラポフ(ロシア)
オリヴィア・スマート&アドリアン・ディアス(スペイン)
ケイトリン・ホワイエク&ジャン=リュック・ベイカー(アメリカ)
レイチェル・パーソンズ&マイケル・パーソンズ(アメリカ)

60枠すべて埋まりました。テサモエ、ボブソロ、シブタニズ、カペラノ、チョクベイ(女性の手術からの回復待ち)、ウィバポジェ(なぜかオータムクラシックと、カナダ選手権からは出る)、ペニコラ、フルソレ(カナダ移籍仕立てで出場不可)等の有力カップルが欠場します。

若手のカップル、結成歴の浅いカップルが多く、GPSやISUチャンピオンシップスを観ているぐらいでは分からない名前もたくさんあると思います。今シーズンからアイスダンスを観てみようと考えている人にとっては、ハードルが高いでしょう。迷ったら表彰台に乗ったカップルの演技だけ観るといいと思います。それがカナダ勢を除く今シーズンの世界選手権トップ10の顔ぶれに近いでしょうから。

結成10年を超えるカップルを調べてみました。
アレクサンドラ・ナザロワ(21)&マキシム・ニキーチン(23) 2004年頃結成
ガブリエラ・パパダキス(23)&ギヨーム・シゼロン(23) 2005年頃結成
アレクサンドラ・ステパノワ(23)&イワン・ブキン(25) 2006年結成
ロレイン・マクナマラ(19)&クイン・カーペンター(22) 2006年結成
シーユエ・ワン(24)&シンユー・リウ(23) 2007年結成

長く続けるというのは難しいものです。人間としての相性の壁、アイスダンサーとしての相性の壁、成長期の壁。いろいろな困難を共に乗り越えてきたカップルのみが、長く続けています。

GPF進出経験のあるカップルは、チョクベイ・パパシゼの出場辞退でとうとうハベドノのみとなりました。ハベドノは表彰台経験がないので、なんとGPFは誰が優勝しても初優勝、全員が初表彰台というカオスな事態となります。

NHK杯の順位がGPF進出を左右します。優勝争いは赤ゲレ、ホワベイ、パーソンズの3組に絞られたと考えています。特にアメリカの2組はここで優勝すると初のGPFに大きく近づきます。いや、フランス国際にパパシゼが出場するのであれば優勝するしかない。
2018
10.28

スケートカナダ 2日目 アイスダンスリザルト

アイスダンスFD
1 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)120.51
2 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)120.27
3 Piper GILLES / Paul POIRIER(カナダ)120.02
4 Marie-Jade LAURIAULT / Romain LE GAC(フランス)111.42
5 Olivia SMART / Adrian DIAZ(スペイン)104.22
6 Robynne TWEEDALE / Joseph BUCKLAND(イギリス)99.85
7 Carolane SOUCISSE / Shane FIRUS(カナダ)99.64
8 Shiyue WANG / Xinyu LIU(中国)98.92
9 Haley SALES / Nikolas WAMSTEEKER(カナダ)93.14
10 Anastasia SKOPTCOVA / Kirill ALESHIN(ロシア)85.31

アイスダンスリザルト
1 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)200.76
2 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)195.17
3 Piper GILLES / Paul POIRIER(カナダ)186.97
4 Marie-Jade LAURIAULT / Romain LE GAC(フランス)180.32
5 Olivia SMART / Adrian DIAZ(スペイン)176.57
6 Shiyue WANG / Xinyu LIU(中国)165.88
7 Robynne TWEEDALE / Joseph BUCKLAND(イギリス)162.50
8 Carolane SOUCISSE / Shane FIRUS(カナダ)156.74
9 Haley SALES / Nikolas WAMSTEEKER(カナダ)150.23
10 Anastasia SKOPTCOVA / Kirill ALESHIN(ロシア)147.99

寿司酢組
好意的な見方をすると、昨シーズンの王道ダンス路線からの脱却を図った大人のプログラム。すごく意地悪な見方をすると、同じような振付を何度も繰り返している退屈なテンプレプログラム。どうしてこんなことになってしまったのだろう。

セールス&ワムスティーカー
男性の髪の毛をもう少し伸ばせば1920年代のお金持ちのお嬢様みたいになれますよ。がんばって伸ばしましょう。後半スピードが落ちてしまいましたね。2組連続ボーカル入りメドレーは脳みそにくるものがありました。

スコアレ
カーブリフトでポジションをキープできずに落下しました。男女の身長差が限界を迎えています。どのリフトもただ上げて回しているだけで、そこに表現は乗っていません。表現できるだけの余裕がないのです。マイコープロなのにキレなく終えてしまったし、ハイライトもありません。身長を短くすることはできないしなあ。どうすればよくなるのか。

パイポー
このツイズルのこねくり回し感は2度目でもインパクトあります。もはやツイズルじゃなくて軌道がおかしいコレオステップなんじゃねえか?っていうね。ローテーショナルリフトやコレオスライディング、ステーショナリーリフトなど本当に曲に合うものをチョイスしていると思います。ただ、あまり観客をギョワアアアアアアアと沸かせるようなものではないのがね。これから変えるのか、このまま突き進むのか。120点で女性が叫びました。

トゥイバク
ゴーストの始祖であらせられるニキータ・カツァラポフ氏がいらっしゃる大会での演技でした。頭の中でカツラ氏が通り過ぎてゆく。このカップルのいいと思うところは技術的に背伸びしていなくて、自分たちのレベルに合う選曲をしているところです。振付の難易度を落としてもきっちりやろうという意識を感じます。少々ステップで離れてしまっても、リフトで停滞しても大きく雰囲気は損なわせていません。

マリロマ
talking to the moonの歌詞のところで、ローテーショナルリフトとリバースローテーショナルリフトするのがいいですね。ここがプログラムの中で好きなところ。1曲目と2曲目の繋ぎはいいのですが、2曲目から3曲目の繋ぎは脈絡がなくて強引だなと思います。でも有名な曲だから観客もなんとなく盛り上がってしまうという、力技構成です。モントリオールの剛腕が振るわれているのです。

ワンリウ
スケーティングスキルでは太刀打ちできませんが、リズムの取り方とか工夫していていいなと思いました。ステップシークエンス中に男性がトゥを氷にトントンと打ちつけたり、とにかくリズムですね。次第に次第にスピードが落ちていくので、それが改善されればいいですね。身長差を活かしたリフトが得意なカップルですが、プログラム一連の流れとしておこなわれているとは言えないので、きれいに溶け込めばいいなと思います。そうすると+3が増えてくるのではと思います。

ハベドノ
シンプルに恋愛ストーリーとして考えるのであれば、このプログラムはありだと思います。やはり色香は感じないのですが、大人になって青春時代を思い返すようなプラトニックな恋愛だと捉えれば、ものすごくしっくりときます。コレオステップの躍動感素晴らしかったです。ショートバリアを使ったエレメンツなので、どのカップルも同じような軌道になるので、違いが分かりやすいです。ステーショナリーリフトだけは何か違う気がします。力を使っていて、グチャッとして見えるのですよね。

スマディア
寒いから彼氏にシャツを着せてもらう衣装じゃなくなりました。彼の夜勤が終わって、海まで改造車飛ばすストーリーを勝手に構築していたのに台無しにされてしまった。しょうがないから彼のバーでの仕事が終わったから、始発がくるまで海に行っていたってことにしますね。ストレートラインリフトはディアスが固まって堪えていたのですが、失敗ですよね?モヤッとしたまま終わった。

シニカツ
なんと!ツイズル素晴らしい質で成功しました!ハベドノもシニカツも、ツイズル苦手なカップルは先に不安を解消させておきます。今日も彼は抜群に動き回ってパートナーのカバーをしておりました。女性は膝をグルグルにテーピングしているのですね。そんな状態なのによくがんばりました。昨シーズンより膝を使えて滑れるようになっていると思います。カップルバランスもよくなりました。フィニッシュは女性が座ってフィニッシュするので氷と同化します。男性だけが目立つ神フィニッシュ。

ハベドノがエクステンディッドリフトを取られたので、シニカツがFD1位でした。ちなみにTES1位はパイポーでした。GOEは上位3組はほとんど同じぐらいの点数が出ています。ハベドノのステーショナリーはやはり失敗でしたか。そしてシニカツが後半3項目でハベドノを上回りました。これはロシア革命ですわ。

パイポーが逆転で表彰台に乗れて一安心。
2018
10.22

スケートアメリカ 3日目 アイスダンスリザルト

アイスダンスFD
1 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)122.39
2 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)117.29
3 Lorraine MCNAMARA / Quinn CARPENTER(アメリカ)108.13
4 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)108.08
5 Lilah FEAR / Lewis GIBSON(イギリス)105.99
6 Natalia KALISZEK / Maksym SPODYRIEV(ポーランド)100.27
7 Katharina MÜLLER / Tim DIECK(ドイツ)97.99
8 Alexandra NAZAROVA / Maxim NIKITIN(ウクライナ)97.84
9 Robynne TWEEDALE / Joseph BUCKLAND(イギリス)94.92
10 Karina MANTA / Joseph JOHNSON(アメリカ)87.44

アイスダンスリザルト
1 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)200.82
2 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)192.30
3 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)181.38
4 Lorraine MCNAMARA / Quinn CARPENTER(アメリカ)180.57
5 Lilah FEAR / Lewis GIBSON(イギリス)170.70
6 Natalia KALISZEK / Maksym SPODYRIEV(ポーランド)163.05
7 Katharina MÜLLER / Tim DIECK(ドイツ)158.11
8 Alexandra NAZAROVA / Maxim NIKITIN(ウクライナ)156.16
9 Robynne TWEEDALE / Joseph BUCKLAND(イギリス)152.69
10 Karina MANTA / Joseph JOHNSON(アメリカ)139.33

FDは大幅に基礎点が上昇しましたので、ハイスコア祭りに見えますが実際はそうではありません。FDのスコアから-8するとしっくりくると思います。

マンジョン
クリストファー・ディーン振付のSweet Dreamsです。パイポーっぽさ出てくるのかな?と思いましたけど、そんなこともなかったです。女性のショートカットはアニー・レノックス意識だったのですね。コレオエレメンツがとてもよかったです。特にコレオステップが盛り上がりました。これですよ、これがコレオエレメンツのよさですよ。

トゥイバク
深夜~早朝にかけて眠りを誘うUnchained Melody。こういうの深夜に使うの止めよ?兄弟揃ってリフトを上げるのが上手ですし、女性は乗り降りがスムーズでいいですね。特にローテーショナルするするっと入るので上手くプログラムに溶け込ませています。

ミュラーディーク
冒頭のワンフットステップとサーペンタインステップはカクカクとした動きと深いカーブを意識した印象的に作りになっていると思います。スピード出してぶっ飛ばしていますね。あまりにスピードを出しまくっているのでコンビネーションリフトの後に男性、カーブリフトの前に女性が軽いスタンブルをしました。カーブリフトはかろうじて追いついて上げられました。スピード狂演技の難しい部分ですね。

ナザニキ
街の灯なのに女性の衣装が黒スケスカート。不謹慎な喪服みたいなのはなぜ。曲想にあまり合わないリフトもありますね。股を広げるストレートラインリフトとか。アクロバティックな低い位置でのクリムキンイーグルカーブリフトでしたが、こちらは合っていると思います。ニースライドでの出がよかった。序盤にレベルの付くステップを終えてしまっているので、ハイライトにステップの入りで転倒するというファビアン・ブルザ先生の恐怖再来はなさそうです。よりによって、オリンピック後シーズン、日本開催の世界選手権(2011年は日本開催予定だった)という偶然。

カリスポ
ネーベルホルン杯は相当ヤバかったですけど、今回はまとめてこられました。ダンススピンは回転速度が落ちました。そしてストレートラインリフトは、女性が男性に磁石のようにピタッと貼り付く、なかなか印象的なエレメンツだったのですが加点が渋かったです。こういった攻めの姿勢で加点が取れないというのはね嫌いじゃないです。パイポーと同じです。そこから修正を加えて点数も取れるし、おもしろいプログラムが完成します。カリスポはズンドコビート&リミックス入りの音楽でも全然オッケーです。おもしろいから。

フィアギブ
今週もおもしろかったです。ツイズルで男性がバランスを崩し、ついでに女性もさらっとレベルを取りこぼしました。それでもシーズンベストという好調っぷりです。ついにPCSが8点台に乗りましたよ。NHK杯でテレビに映るぜ~~~うほおおおおおお。

マクカー
アイスダンスカップルとしてのコネクションはそんなに感じないないかな?というのが正直なところ。2人が手を取っても、サイドバイサイドの動きが多いので、どちらかというと疾走感に重きを置いているのでしょうか。特にダイアゴナルステップなんかはそうだと思いました。エレメンツの質高いのですが、ちょっとさらっとしてるんですよね。美しいピアノの旋律に乗せていますが、ところどころはコッテリさせてほしい。八木沼さん風に言うとメリハリ。

赤ゲレ
赤ゲレは長身カップルがゆえに、リフトでハイライトを作りにくいのですよね。その赤ゲレがす払いしカーブリフトを入れました。女性が男性の膝に乗り、支持なしでファンスパイラルをしました。度肝抜かれました。ステーショナリーリフトは停止・落下寸前で危険でした。サーキュラーステップとコレオステップを繋げることで、コレオステップの男女の絡み方が、さも2つのエレメンツ全体で絡んでいるように錯覚させます。誤魔化し方が上手い。男性の滑りがあまりよくなかったです。スケーティングスキルが伸びきらなかったですね。

ハベドノ
FDも先に天敵(ツイズル)をやっつけておく方式です。後にやると「あっ・・・(勝てないじゃん)」が切ないですからね。ディカプリオのロミジュリにあるまじきズンドコ感のなさで、ロマンティックに終えます。若さは感じません!大人のプログラムですね。分かれたカップルが再開して、過去のいい思い出だけピックアップして燃え上がらせてしまった挙句・・・みたいな。

ギニャファブ
サーキュラーステップで、歌詞にheartsって歌詞が出るところ2人が腕を広げてハートの形っぽくしていたのご存じ?かわいい。このプログラムには言うことはありません。レベル取ってメダル獲りまくってください。大好きです。広末涼子ぐらいとってもとってもとってもとってもとってもとっても大好きよ。素晴らしい演技だったので優勝した感ありますけど、ハベドノが優勝です。

ギニャファブが初のGPFに向けて好調なスタートです。ハベドノは来週、世界最速でGPF進出を決めるでしょう。ワンフットステップでレベルと取れないカップルが多いです。基礎点はそれほ高くありませんが、アイスダンスはコンマの世界で勝負が決することが他カテゴリーより多いので、おろそかにはできません。2人ともレベル3は取っておきたいですね。
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