2018
05.26

チョック&ベイツもモントリオール移籍

http://www.usfigureskating.org/story?id=91522&type=media

マディソン・チョックエヴァン・ベイツがカナダ・モントリオールに移り、マリー=フランス・デュブレイユ&パトリス・ローズン、ロマン・アグノエルにコーチを変更することを発表しました。移籍は、前々から「確かな話」として出ていました。ついに正式発表です。

今シーズンはチョックさんの足首の怪我の影響が相当なもので、いい演技がほとんどできないままシーズンを終えてしまいました。シーズン終了後の4月に手術をおこなったことで、とりあえず「あ、現役続けるっぽいな」というのは分かりました。そして、モントリオール移籍です。元々練習していたハベドノ、そしてシーズンオフ中に移籍発表したホワベイと共に、休養のシブタニズを除くアメリカトップ3が同じチームに集まることになります。

ギャドボワ(モントリオールのチーム)
(テッサ・ヴァーチュ&スコット・モイア)
ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン
マディソン・ハベル&ザカリー・ダナヒュー
マディソン・チョックエヴァン・ベイツ
ロランス・フルニエ・ボードリー&ニコライ・ソレンセン
マリー=ジャード・ローリオ&ロマン・ルギャック
マージョリー・ラジュワ&ザカリー・ラガ
キャロラーヌ・スシース&シェーン・フィルス
ライラ・フィアー&ルイス・ギブソン
深瀬理香子&立野在

パッと出るだけでもこれだけチームが集まっているわけですが、「時間を割いてもらえない」と、チームを離れるカップルが出てきたりするのでしょうか。

アンジェリカ・クリロワはロシアに戻り、エレーナ・チャイコフスカヤと組みました。パスカーレ・カメレンゴはイゴール・シュピルバンドと共闘するという話もあります。アイスダンス界の再編が進んでいます。オリンピック前のシーズンオフはコーチの移動がなく、凪だったので、オリンピック後のスパイシーなシーズンオフ楽しい。

ロシアが随分とオープンになりましたし、夏の間のキャンプや振付等の協力関係も含めると、トップ50のカップルの大半を3つか4つぐらいのグループに大別できそうです。三国志かよ。

話が脱線しましたが、チョクベイにはこの移籍をきっかけに世界のトップに戻ってきてもらいたいです。怪我の影響で少し壁がありましたからね。休養カップルがいますし、引退もあるでしょうから、来シーズンが世界選手権の表彰台にカムバックする最大のチャンスです。
2018
03.25

世界選手権 4日目 アイスダンスリザルト

アイスダンスFD
1 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON(フランス)123.47 PB
2 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)116.22 PB
3 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE(イタリア)114.62 PB
4 Kaitlyn WEAVER / Andrew POJE(カナダ)114.04 PB
5 Madison CHOCK / Evan BATES(アメリカ)111.62
6 Piper GILLES / Paul POIRIER(カナダ)111.59 PB
7 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)109.51 PB
8 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)107.97 PB
9 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)107.29
10 Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER(アメリカ)101.80
11 Kana MURAMOTO / Chris REED(日本)98.73 PB
12 Olivia SMART / Adrian DIAZ(スペイン)98.32 PB
13 Marie-Jade LAURIAULT / Romain LE GAC(フランス)96.14 PB
14 Carolane SOUCISSE / Shane FIRUS(カナダ)95.44
15 Alexandra NAZAROVA / Maxim NIKITIN(ウクライナ)95.05
16 Kavita LORENZ / Joti POLIZOAKIS(ドイツ)94.94
17 Shiyue WANG / Xinyu LIU(中国)89.57
18 Alisa AGAFONOVA / Alper UCAR(トルコ)88.67
19 Natalia KALISZEK / Maksym SPODYRIEV(ポーランド)87.76
20 Allison REED / Saulius AMBRULEVICIUS(リトアニア)86.97 PB

アイスダンスリザルト
1 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON(フランス)207.20 PB
2 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)196.64 PB
3 Kaitlyn WEAVER / Andrew POJE(カナダ)192.35 PB
4 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE(イタリア)192.08 PB
5 Madison CHOCK / Evan BATES(アメリカ)187.28
6 Piper GILLES / Paul POIRIER(カナダ)186.10 PB
7 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)184.01
8 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)180.42 PB
9 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)178.44
10 Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER(アメリカ)165.28
11 Kana MURAMOTO / Chris REED(日本)164.38 PB
12 Olivia SMART / Adrian DIAZ(スペイン)162.05
13 Marie-Jade LAURIAULT / Romain LE GAC(フランス)159.64 PB
14 Carolane SOUCISSE / Shane FIRUS(カナダ)159.46
15 Alexandra NAZAROVA / Maxim NIKITIN(ウクライナ)158.40
16 Kavita LORENZ / Joti POLIZOAKIS(ドイツ)157.02 PB
17 Natalia KALISZEK / Maksym SPODYRIEV(ポーランド)151.46
18 Shiyue WANG / Xinyu LIU(中国)150.75
19 Alisa AGAFONOVA / Alper UCAR(トルコ)149.05
20 Allison REED / Saulius AMBRULEVICIUS(リトアニア)148.30 PB

アリアル
これが現役最後の演技でしょう。最後の演技はミスなく滑りきれました。ちょっと疲れていましたけどね。キスクラでは涙を流していました。ロシアとトルコの政治的な対立で練習拠点を移さなければなくなるなど、トラブルもあった競技生活でした。お疲れ様でした。

ナザニキ
着座ステーショナリーリフト素敵!加点が1点ぐらい付きました。そりゃ付くでしょうよ。ファビアン・ブルザ先生が普通のセットアップ着氷。と思わせておいてTシャツは絶対変なやつ。

ロレポリ
素敵なリフトばかりでした。優しく上げて優しく回します。ダイアゴナルステップはレベル2。男性の力強さがまだまだ不足しているので、それを身に付ければ演じられる幅が広がりそう。SDよりも曲想表現は合っています。ロマンティックな時間でした。

寿司酢組
今日も素敵なダンスパーティーでした。女性をぶん回すリフトだけが、ペアのエキシビションのようでテーマに合っていないように思えます。

ホワベイ
私服のひと時。温かい紅茶を入れながら見るべき演技。ジャンリュックの無駄のない動きにほれぼれ。そして緊張感のあるストレートラインリフトは無事にクリア。トレードマークの胸の前で支えるコレオリフトは、降りる時に女性がトゥをツンと突いてから終えるんですよ。それがまたいいです。居眠りをしていたら、天使に頬をツンと小突かれるみたいな。いい夢でした。この夢の世界に住みたい。PCSはもっと高く出ると思いました。

カリスポ
今日も大学進学で都会に出た女の子と、女の子に呼ばれて一張羅着てパーティーにやって来た男の子感が最高でした。会場が沸き、点数を促す手拍子も出ましたが採点に時間がかかりました。そしてTESが大きく下がり、ディダクション2がついてかなり低いスコアに。ブーイングが飛び交いました。

スマディア
マンズマンズワールドから幸せになっちゃったプログラム。俺様な男にほだされちゃったんですね。俺様男は自称パチプロとかかもしれないから気を付けてくださいね。スマートさんの衣装の真珠をアップのカメラで見るとブツブツっぽくて怖い。蓮コラだ。

かなクリ
ツイズル危なかったけどセーフ。ステーショナリーリフト何度見ても美しい。桜の蕾が春の風とともに一気に開花していく。それがわざとらしくなくナチュラルに、でも存在感は確かというのがいい。

ギニャファブ
サーキュラーステップのギニャールのエッジの深さが素晴らしい。そこからワンフットでスイスイと滑っていくのが心地いい。ツイズルのシンクロ度高かった。ローテーショナルリフトでは男性が相当振り回していますが、女性の手足が一直線に伸びているので、まったく嫌味がありません。スピードとエレメンツの質の高さが融合したカタルシスな4分間でした。キャリア最高の出来です。これが最後の演技となってしまうのでしょうか。

ステブキ
今日も最高におもしろい演技でした。このボーカル癖になります。女性の膝がなかなか使えないので、膝ではなく体勢ごと落として、それを隠してしまおうという力技は嫌いではないです。実際それで点数出ていますので。勝負ってのはそいうもんだ。オリンピックに出られず悔しい思いをしたでしょうけど、2人の力は出しきれました。

パイポー
本当にかっこいい。サーキュラーステップでパイパーがシェイキーな箇所ありましたが、落ち着いた大人のプログラムで魅せてくれました。普段の2人とのギャップがまたいいんです。カーブリフトは前のプログラムでも同じような入りしていていたのに、こちらの方がいい・・・。なぜ氷に体が付かないか理解不能なコレオリフトは満点評価!会場を盛り上げました。

赤ゲレ
赤毛ちゃんのネイルがロシア国旗。今日は赤毛ちゃんが絶好調でよく滑っていました。ツイズルは回転速度はさほどないですが、2人が接触しそうなほど近いので高い評価をもらいました。FDもシーズンで一番の演技でした。

カペラノ
演技冒頭にセリフが入りました。ファイスカの移民プロみたい。でもイタリア語だから分かりません。エレメンツはクリーンだったし、歓声と一体となって盛り上がりました。最高の最終回!って感じです。ラノッテが珍しく涙を流し、キスクラではパオラ先生も涙を流しました。

チョクベイ
SDではチョックさんの調子が上がらずトップ10で唯一もやっとした出来でした。今日は後半になるにつれてベイツさんがチョックさんをグイグイリードして、ダイアゴナルステップではグングンとスピードも出ました。これは世界平和イマジン。点数の面では伸ばしきれなかったけれど、評価は9点台です!

パパシゼ
今日も滑りを見ると、オリンピックのFDは緊張していたのだということが分かりますね。あれでさえ2人のベストの滑りではなかったですから。今日はユーロに匹敵するか、それを超える出来でした。よくない場所がない。どんな小姑根性を見せても無理です。3項目満点・・・ヒエッ・・・・・。スケーティングスキルとトランジションも9.75を超えているから全項目で10.00が出ています。

ウィバポジェ
すさまじい情念での演技でした。オリンピックでも感動したけれど、今日はそれ以上でした。ツイズルでポジェがうわああああああとなりかけましたが、どうにか収めて加点に。演技中に見て「オワタ」となったけれど、リプレイ映像で見ると以外にズレてもなかったという。FDのフィニッシュを飛びつきにしたのは正解でした。病的な感じが増します。シンプル衣装に戻ったのも、演技の迫力を際立たせました。

ハベドノ
大事なところで・・・というのを見てきただけに、ツイズルは緊張しました。無事にトラベリングしてプラス。これで一安心。ステーショナリーリフトはユニークなくっつき&すがりつき型。かっこいい。オリンピックで転倒したコレオツイズルも無事クリア。きちんと膝くるできました。アリエフも膝くるまたやって。ついに銀メダル獲得わーい。

オリンピックは緊張したカップルが多かったので、世界選手権の方が全体的な完成度としては上で、テサモエ・シブタニズ・ボブソロ不在だけど見応え抜群でした。

パパシゼは5つのエレメンツで満点。10.00が30個あります。ウクライナのジャッジは完全無欠の満点評価でした。2人はルールが変わっても強いでしょう。このまま休まずにいくのでしょうか。ちなみにこのまま次のオリンピックまで優勝し続けると、金メダルの最多記録に並びます。モチベーションとしてはこれぐらいしかないでしょうね。

来年の出場枠
3枠 アメリカ・カナダ・イタリア
2枠 フランス・ロシア

アメリカカナダは使い切れますが、イタリアはカペラノとギニャファブと引退してしまったら余らせてしまうかも。

カリスポの謎の低スコアはコレオスピンで女性の足が宙に浮いてしまい、ローテーショナルリフトと判定されたのが原因です。ローテーショナルリフトをすでにやっていたので重複エレメンツでノーバリュー&ディダクション、コレオリフトがリフトの回数制限オーバーでノーバリュー&ディダクション。そしてこのスコアになりました。もったいないミスでした。

かなクリはアジア勢の最高順位11位を記録しました。四大陸に続き、アジアのアイスダンス史に名前を刻みます。来年は日本開催ですし、トップ10が見えてきました。

ウィバポジェ、カペラノ、チョクベイ、ギニャファブこの内何組が引退するでしょうか。誰も辞めないに越したことはない・・・。
2018
01.08

全米選手権 10日目 アイスダンスリザルト

アイスダンスリザルト
1 1Madison Hubbell, Lansing SC
Zachary Donohue, Lansing SC 197.12
2 1Maia Shibutani, SC of New York
Alex Shibutani, SC of New York 196.93
3 Madison Chock, All Year FSC
Evan Bates, Ann Arbor FSC 196.60
4 Kaitlin Hawayek, Detroit SC
Jean-Luc Baker, Seattle SC 187.61
5 Rachel Parsons, Washington FSC
Michael Parsons, Washington FSC 176.07
6 Lorraine McNamara, Peninsula SC
Quinn Carpenter, Washington FSC 175.19
7 Elliana Pogrebinsky, Peninsula SC
Alex Benoit, Skokie Valley SC 167.98
8 Alexandra Aldridge, Detroit SC
Daniel Eaton, Ann Arbor FSC 153.93
9 Karina Manta, Coyotes SC of Arizona
Joseph Johnson, Broadmoor SC 151.00
10 Julia Biechler, SC of Wilmington
Damian Dodge, IceWorks SC 136.37
11 Elicia Reynolds, Ice Line FSC
Stephen Reynolds, Ice Line FSC 110.92
12 Cassidy Klopstock, Centennial 7k SC
Jacob Schedl, University of Delaware FSC 89.28
13 Ashley Bain, North Jersey FSC
Oleg Altukhov, North County FSC 79.42

ビークラードッジ
コレオツイズルがシャープな回転でクール。ステーショナリーリフトもかっこよかったです。ステーショナリー=素敵という思考停止じゃないよ!奔放な感じが最高にクール。だがしかし・・・ダイアゴナルのツイズルで躓いてしまいました。ここまでレベルを取れていたので、GOEもレベルも取りこぼしてしまって残念。

第1グループが終わって製氷する不思議。

ポグブノ
本日もツイズルを華麗にクリアいたしました。ツイズルレベル4の基礎点が6.6点で、GOEが0.6点刻みです。トップカップルのツイズルは8点が合格ライン。つまりトップレベルの質になっている証拠。ダイアゴナルステップはレベル4を獲得しました。女性の膝の使い方が前半のサーペンタインよりさらに甘くなっているので、あまり移動距離が出ません。迫力という部分で物足りない気はします。膝の使い方問題は美脚スケーターの共通の物なのだろうか。リフトの印象がいいので、全体的にはオッケー!

アルイー
ジャズ!ほどけタイ!アメリカ人!とてもアメリカンでいいプログラムでした。今になって男性の身長が伸びるわけではないので、依然としてリフトは辛そうです。カーブリフトはプルプルとしていましたし、ストレートライン、コレオとリフト連続でのフィニッシュはなかなかの鬼構成。男性の負担が大きな高い位置のリフトは、女性の体を近い位置にして遠心力がかかりにくくするなど、出来るだけ持ち上げやすいようにする工夫は見えました。後半がんばれー。胡散臭いカップルが復活して嬉しい。

マンジョン
ムーラン・ルージュ超絶編曲。Your song→One day I'll fly away→Your song→One day I'll fly away→Your songでした。お互いの愛する気持ちを表現しているのでしょうけど、すさまじいトゥーマッチ。久しぶりにこんなすごい編曲聞きました。

マクカー
出だし1分ぐらいは安心して見られるプログラム。でもステップ滑る度に少しずつ危なくなってくる。タンゴらしいホールドや足裁きを入れていますが、振付を完璧にこなす前に音楽が進んでしまうのですよ。非常に意欲的でありますが。この感覚は、シニカツ組み立ての時のブルースのプログラムを見ている時に似ています。

パーソンズ
出だしは素晴らしいですね。雲の中にマチュピチュが見えます。このスーーーーーっと伸びていくスケーティングがめちゃんこ気持ちいい。後半のチャカポコパートはまだこれからでしょうか。それは四大陸でかな?

ホワベイ
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!ついにきれいな愛の夢が全米選手権で!一年越しのおおおおおおうおおおおおおおおおお。しかもオールレベル4ですよ。少し慎重な部分はありますけど、そりゃ昨年のリフト転倒がありますから仕方がない。ホワイエクとカメレンゴが点数に喜ぶのがかわいい。

シブタニズ
全米選手権ではオールレベル4を取るのがトップカップルに求められる事だと思うのですが、それが今日はステップが両方レベル3でした。スタンブルもGOEの面で非常に痛かったです。GPFからちょっと嫌な空気が・・・・・オリンピックまでに掃ってください。

ハベドノ
ああああああああああああああああああうおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!ツイズルクリア&シュインシュイン滑るステップがあああああああ気持ちいいのよおおおおおおおおおおおお。レビューされて結局負けるかと思ったけど、PCSもしっかりもらえました。そりゃこの滑りですもん。滑りは絶対なる正義。ついに全米で弱いってのを払拭しましたね。

チョクベイ
イマジンなので弾けるようなプログラムではありませんが、展開が見せにくいのでエレメンツでもっとバッ!と派手に見せる部分があってもいいのかなと思います。滑りに完全に頼りきりなので、それが絶好調でない時にカバーしなければいけませんしね。今日は2人の動きがよく揃っていて素敵でした。ステップのレベルが下がらなければ全米王者に返り咲いていました。本当に少しの差。上位1組が1点差に入りました。

歴史が動きましたね。ハベドノが優勝するとは。優勝するだけのポテンシャルを持つカップルでしたけど、来年か再来年ぐらいかな?と思っていました。オリンピックの楽しみがまたひとつ増えました。ズエワとシュピルバンド以外の生徒から優勝カップルが出たのも特筆すべき事項でしょう。キリアコフ門下のパーソンズやマクカーもいますし、今後アメリカのダンス勢力図は変容していくかもしれません。

全米の競技が終わりました。来年は東部のデトロイト開催なので、競技開始が1時や2時台になって死にます。そして6年ぶりにユーロと丸被りしますので、絶対に死にます。夕方6時ぐらいに競技が始まって18時間ぶっ通しでスケートを見るのです。来年は一緒にくたばりましょう!
2017
12.09

グランプリファイナル 3日目 アイスダンスリザルト

アイスダンスFD
1 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON(フランス)120.09
2 Tessa VIRTUE / Scott MOIR(カナダ)118.33 PB
3 Madison CHOCK / Evan BATES(アメリカ)112.79
4 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)112.59
5 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE(イタリア)110.99
6 Maia SHIBUTANI / Alex SHIBUTANI(アメリカ)109.91

アイスダンスリザルト
1 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON(フランス)202.16 PB
2 Tessa VIRTUE / Scott MOIR(カナダ)199.86
3 Maia SHIBUTANI / Alex SHIBUTANI(アメリカ)188.00
4 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)187.40
5 Madison CHOCK / Evan BATES(アメリカ)187.15
6 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE(イタリア)185.23

カペラノ
今大会はツイズルが乱れなくしっかりと揃いました。サーペンタインは、自分の事を気に留めてもらおうとチョロチョロと動き回る男性の姿を、蛇行した軌道を生かした構成で滑り、表現していました。2人が離れ離れになってしまっても、心では繋がっているのを表す後半部分はエモーショナルで、伝わる物がありました。今シーズン1番の出来でした。

ハベドノ
不安の元凶ツイズルをオシャレにクリア。サーペンタインまでのトランジションは方向転換をいくつもしながら、でも漕ぎ漕ぎするわけでなくスピードを出します。特にマディソンはステップに入るかなり前からワンフットで滑っているのに、カーブを描きながらビューーーンとエレメンツやっちゃうんですよ。これタマランチ会長。ストレートラインリフトはマディソンがちょこっとだけセクシーでした。ちょこっとだけですよ?ちょこっとね!ローテーショナルリフトの回転が鈍かったのは仕様ではありません。これは失敗です。おーこられるおこられる!

チョクベイ
ディーンプロでも結局シュピルバンドの色に染め上げられていた昨シーズン。これはまだ大丈夫。ステーショナリーリフトは徐々に下がっていく斬新な方式。カーブリフトは公園にあるバネのついた動物の遊具的な乗り方。ベイツさんの太ももは遊具。ベイツさんが元気でした。昨シーズンの全米選手権以来の元気。オリンピックシーズンに過去一のFD当ててヨカタヨ。スケーティングスキル以外はハベドノより上が出ました。

テッサとパパダキスの衣装の質感が似てて、「湖に落としたらあなたが落としたのは赤のテッサですか?それとも青のパパダキスですか?」って聞かれそう。「僕が落としたのはピンクの井脇ノブ子です」と正直に答えると2人と友達になれる。

シブタニズ
満点を取れるはずのツイズルで1回転ずつズレました。質はいいしネームバリューもあるのでマイナスにはなりませんが、これだけで1点を失います。ダイアゴナルとコレオリフトの迫力が少しだけ足りなかったようにも思います。スケアメに比べると、いいシブタニズとは言えないです。SDのリードが生きて表彰台確定です。

天空の戦い、はっじまっるよー!

テサモエ
バキバキに音ハメしまくったプログラム。いずれのエレメンツも気持ち良く決まりました。隣にスケートカナダの映像を並べていたのですが、振付変わっていないですね。変わっていないけど、今日の方が断然よかったとです。レビューでレベルが下がる前なら120.7出てたんですね。118点が最低ラインだと感じるそんな時代。

パパシゼ
はい満点!満点!満点を出さざるを得ないエレメンツの数々。僕がジャッジならスピンとダイアゴナル以外はきっと+3にすると思います。2組並べてもパパシゼの方が上だなと感じますね。特にコンポジションね。途切れるところがありませんもの。納得の優勝&歴代最高でした。

2組ともステップのレベルが3でした。それで1.76の差があるので、テサモエはオールレベル4狙いしか金メダルへの道はありません。あとやっぱり密度が足りないですよ。ソチの時と同じじゃん!!!シブタニズはダイアゴナルがレベル2だったのが点数に響きました。

6番カナダジャッジ
テサモエ パパシゼ
9.50 9.50
9.50 9.50
10.00 9.50
10.00 9.75
10.00 10.00

テサモエのうち2項目が最低点カット対象
パパシゼのうち4項目が最低点カット対象

8番フランスジャッジ
テサモエ パパシゼ
9.50 10.00
9.50 9.75
9.75 10.00
9.50 10.00
9.50 10.00

パパシゼで最低点カット対象なし
テサモエのうち5項目が最低点カット対象

おいカナダジャッジ!!!露骨さが足りないぞ!気合い入れろ!フランスジャッジはそのままでいいぞ。とりあえず、それぞれの国内選手権で満点出しまくってオリンピックに備えるように。
2017
11.04

中国杯 2日目 アイスダンスリザルト

アイスダンスFD
1 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON(フランス)119.33 PB
2 Madison CHOCK / Evan BATES(アメリカ)111.84
3 Ekaterina BOBROVA / Dmitri SOLOVIEV(ロシア)110.50
4 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)96.79
5 Lorraine MCNAMARA / Quinn CARPENTER(アメリカ)93.96
6 Shiyue WANG / Xinyu LIU(中国)92.10
7 Elliana POGREBINSKY / Alex BENOIT(アメリカ)91.15
8 Angelique ABACHKINA / Louis THAURON(フランス)84.99
9 Hong CHEN / Yan ZHAO(中国)70.25
10 Xiaotong WANG / Kaige ZHAO(中国)63.92 PB

アイスダンスリザルト
1 Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON(フランス)200.43 PB
2 Madison CHOCK / Evan BATES(アメリカ)184.50
3 Ekaterina BOBROVA / Dmitri SOLOVIEV(ロシア)182.84
4 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)164.41
5 Lorraine MCNAMARA / Quinn CARPENTER(アメリカ)157.61
6 Shiyue WANG / Xinyu LIU(中国)151.17
7 Elliana POGREBINSKY / Alex BENOIT(アメリカ)150.47
8 Angelique ABACHKINA / Louis THAURON(フランス)144.90
9 Hong CHEN / Yan ZHAO(中国)117.64
10 Xiaotong WANG / Kaige ZHAO(中国)102.66 PB

ワンジャオ
シニカツのIo ci saroパクリスペクトプログラム。衣装も似せてきました。でも安心してください、間にピアソラを挟んだので丸々パクりではありませんよ!いやー衝撃的だなあ。中国は毎回僕たちに驚きを与えてくれる。

チェンジャオ
カナダ風プログラム。ぬぎっぱのボーカル以外のところを少しテンポの違うインストで繋ぐというカナダ方式。2人とも絵になるので、こういったメロドラマプログラムは滑りこなしますね。見れば見る程美穂子先生とカン様だけど。

アンルイス
ステーショナリーリフトのくるくる出が素敵。そこからフレンチツイズルです。これはファビアン・ブルザ氏の呪詛。私は病気いいいいいいいいのプログラム。これもインストで繋いだプログラムですが、終盤のダイアゴナルになると冗長な感じはします。同じ表現を2回見せている感じが。ぶん回しリフトには会場が沸きました。スピンとぶん回し好きですからね。シュピルバンドはヒゲ蓄えてイメチェン?

ワンリウ
セガビロの振付師と同じなので、まさにそんな感じ。静かな曲から徐々に盛り上がります。曲が変わった直後は音が少ないので、ここをきっちり表現出来ないと中間部分が空いてしまいます。ローテーショナルリフトや、脚持って一本背負いストレートラインリフトなどハイライトとなるエレメンツがあるので終盤は盛り上がりました。

ポグブノ
やっとシュピルバンドらしいプログラム。シンクロナイズドツイズルが美しく決まり安心したのもつかの間、ダイアゴナルのツイズルでスタンブルするブノワ。油断出来ないブノワ。とてもいい滑りでして、美脚スピン、美脚カーブリフト、美脚ローテーショナルリフトなどそれぞれ質のいいエレメンツがありました。それぞれ質はいいけど、全体の中で印象に残るかと問われるとそうではないかも。配置の必然性であったり、構成であったりね。プログラム作りって難しい。

マクカー
エレメンツの質はよくて、ステップ以外はレベルを獲得出来てはいるのですが、ジュニア上がりな上にシニア用のプログラムを作ってしまって、余裕がなくバタついてしまっているような。終盤のエレメンツではないトランジションなんかも、もう少し余裕が出るとクールなのですが。殺人犯に追われてるみたいですもの。

赤ゲレ
定番のエクソジェネシス2曲組み合わせプロでした。でもこの数シーズンでこういった類のプログラムは100個ぐらい見てきたので、特に真新しいエレメンツがあるわけでもなく、そうなると戦うのは厳しいと思います。シニカツが調子を取り戻せば差はあるでしょうし、ステブキは好みはありますがインパクトはありますからね。グラデーションのかかった衣装は素敵。

パパシゼ
月光をあまり蹂躙しない珍しいプログラム。ベトベンさんもスヤスヤ。またこういった路線かという感想は出ますが、それでもこれだけの技術力と2人のコネクションを見せつけられるとお口チャックマン。ついにアイスダンスで200点の出る時代に突入しました。ほほほほほほwwwwww

チョクベイ
ララランドは止めてイマジンになりました。ベイツさんが若返ったので、このプログラムがすんなりと入ってきました。酸いも甘いも噛み分けたベテランではなく、理想を追い求める大学生のような雰囲気を帯びています。思いのほか合っていましたね。チョクベイらしい濃厚さはないけれど、2人にとっては挑戦のプログラムで外していないし、後半にギアを落とす事もなかった。

ボブソロ
ロステレコム杯からボブロワが好調。スピード出すと姿勢が崩れそうになるのでほどほどにコントロールしてくれい。ノーハンドの倒立ストレートラインリフトは、スピードを抑えているとはいえ、どうしてあれをやろうと思ったんでしょう。クレイジーか。でも妄想の盲目の女性と恋してるんだから、クレイジーっちゃクレイジーだった!

パパシゼはサーキュラーを除きレベル4でした。7人のジャッジから10.00が出ています。そして、カナダのジャッジからは出ていません!うんうん、カナダカナダ。カナダとフランスは今でも旧採点。チョクベイとボブソロは共にステップ以外でレベル4。今回は同じレベル獲得でチョクベイに軍配が上がりました。ボブソロが上に行くにはステップレベル4が必要不可欠です。

ボブソロは2位と3位なのでファイナル確定しません。2位と3位で複数組が並ぶ事が予想されます。恐らく180点台×2でどの組も並ぶでしょうから、0.01でも高い点数を獲得する必要があります。ISU125周年記念でみんなファイナルでいいじゃーん。
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