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2018
10.17

2018-2019シーズン グランプリシリーズ ペアアサイン

https://www.isu.org/docman-documents-links/isu-files/event-documents/figure-skating-4/2018-19/gp-8/series-files-19/entries-2/17410-pair-skating-2018-19-all-6-events/file

10月9日付エントリー更新
ジュリアン・セガン&シャルリ・ビロドー→解散
シャオユー・ユー&ハオ・ジャン→シャオユーの怪我(というか解散かもしれないけど、中国ソースだからひとまず待つ)
ウェンジン・スイ&ツォン・ハン→スイちゃんの怪我
ローラ・エスブラ&アンドレイ・ノボセロフ→解散
シャンニン・リー&ジョン・シエ→自体理由不明(シャンニンの怪我?)

スケートアメリカ
イブリン・ウォルシュ&トレント・ミショー(カナダ)NEW
ミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ&ノーラン・ジーゲルト(ドイツ)
アニカ・ホッケ&ルーベン・ブロマールト(ドイツ)
アリサ・エフィモワ&アレクサンドル・コロヴィン(ロシア)
エフゲーニャ・タラソワ&ウラジミール・モロゾフ(ロシア)
アシュリー・ケイン&ティモシー・ルデュク(アメリカ)
ニカ・ディジャーネス&ダニー・ニューデッカー(アメリカ)
アレクサ・シメカ・クニエリム&クリス・クニエリム(アメリカ)

スケートカナダ
エカテリーナ・アレクサンドロフスカヤ&ハーレー・ウィンザー(オーストラリア)
カーステン・ムーア=タワーズ&マイケル・マリナロ(カナダ)
カミーユ・ルーエ&アンドリュー・ウルフ(カナダ)
イブリン・ウォルシュ&トレント・ミショー(カナダ)
チェン・ペン&ヤン・ジン(中国)
ヴァネッサ・ジェームス&モルガン・シプレ(フランス)
アレクサンドラ・ボイコワ&ドミトリー・コズロフスキー(ロシア)
ヘイヴン・デニー&ブランドン・フレイジャー(アメリカ)

グランプリシリーズ・フィンランド
ミリアム・ツィーグラー&セヴェリン・キーファー(オーストリア)
テオク・リョム&ジュシク・キム(北朝鮮)
ニコル・デラ・モニカ&マッテオ・グアリーゼ(イタリア)
須崎海羽&木原龍一(日本)
ダリア・パブリュチェンコ&デニス・ホディキン(ロシア)
ナタリア・ザビアコ&アレクサンドル・エンベルト(ロシア)
ラウラ・バルクエロ&アリツ・マエストゥ(スペイン)NEW
ディアナ・ステラート&ネイサン・バーソロメイ(アメリカ)

NHK杯
カーステン・ムーア=タワーズ&マイケル・マリナロ(カナダ)
チェン・ペン&ヤン・ジン(中国)
アニカ・ホッケ&ルーベン・ブロマールト(ドイツ)
須崎海羽&木原龍一(日本)
ナタリア・ザビアコ&アレクサンドル・エンベルト(ロシア)
タラ・ケイン&ダニー・オシェイ(アメリカ)
オードリー・リュウ&ミーシャ・ミトロファノフ(アメリカ)
アレクサ・シメカ・クニエリム&クリス・クニエリム(アメリカ)

ロステレコム杯
エカテリーナ・アレクサンドロフスカヤ&ハーレー・ウィンザー(オーストラリア)
ミリアム・ツィーグラー&セヴェリン・キーファー(オーストリア)
ニコル・デラ・モニカ&マッテオ・グアリーゼ(イタリア)
アリサ・エフィモワ&アレクサンドル・コロヴィン(ロシア)
ダリア・パブリュチェンコ&デニス・ホディキン(ロシア)
エフゲーニャ・タラソワ&ウラジミール・モロゾフ(ロシア)
アシュリー・ケイン&ティモシー・ルデュク(アメリカ)
ディアナ・ステラート&ネイサン・バーソロメイ(アメリカ)

フランス国際
カミーユ・ルーエ&アンドリュー・ウルフ(カナダ)
テオク・リョム&ジュシク・キム(北朝鮮)
ヴァネッサ・ジェームス&モルガン・シプレ(フランス)
ミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ&ノーラン・ジーゲルト(ドイツ)
アレクサンドラ・ボイコワ&ドミトリー・コズロフスキー(ロシア)
ヘイヴン・デニー&ブランドン・フレイジャー(アメリカ)
タラ・ケイン&ダニー・オシェイ(アメリカ)
オードリー・リュウ&ミーシャ・ミトロファノフ(アメリカ)

デュハラド・イリモーが引退、ストクリ・マルホタ・セガビロ・アスロゴ解散、サフマソが休養、スイハン・ユージャン怪我で欠場。有力者の名前が一気になくなって、新鮮な顔ぶれとなりました。とは言っても、年齢層は高めなのがペア競技です。

GPF進出経験ペアはタラモロ、ザビエン、ペンジン、シメクニの4組のみ。出場ペアでGPFの表彰台経験とGPSの優勝経験があるのがタラモロだけです。初GPF進出ペアが2組、初GPFメダリストが2組誕生することが確定しています。また、タラモロの出場するスケートアメリカ、ロステレコム杯では初優勝者が誕生するはずです。このシリーズでの活躍が、GPFやユーロでの評価にも直結するはずですので、特にユーロの上位勢にとっては大切になるでしょう。

その他の注目点を挙げますと、1996-1997シーズンからGPF進出者を絶やしたことのないペア大国中国のゆくえ。そして、同じくペア大国ロシアの3番手争いです。

バンクーバーオリンピック後の2010-2011シーズンを思い出します。あの時は上位から若手まで満遍なく辞めまくって、ペア競技が終わると思っていました。それがソチオリンピックのシーズンには重厚な選手層を形成したのですから、4年間で何が起こるかなんて予想できません。未来への投資となる2018-2019シーズンの開幕です。
2018
10.07

フィンランディア杯 2日目 アイスダンスRD・ペアリザルト・男子リザルト

アイスダンスRD
1 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)79.16
2 Olivia SMART / Adrian DIAZ(スペイン)72.61
3 Carolane SOUCISSE / Shane FIRUS(カナダ)70.79
4 Marie-Jade LAURIAULT / Romain LE GAC(フランス)69.29
5 Anastasia SHPILEVAYA / Grigory SMIRNOV(ロシア)64.33
6 Juulia TURKKILA / Matthias VERSLUIS(フィンランド)62.46
7 Sofia EVDOKIMOVA / Egor BAZIN(ロシア)61.33
8 Anna YANOVSKAYA / Adam LUKACS(ハンガリー)54.95
9 Shira ICHILOV / Vadim DAVIDOVICH(イスラエル)47.45
10 Emily MONAGHAN / Ilias FOURATI(ハンガリー)46.55
11 Mina ZDRAVKOVA / Christopher M. DAVIS(ブルガリア)37.84

エフバジ
女性が気持ちばかりのスケ。男性の衣装だけを見ると"グリース"のように見えます。曲は謎アレンジの"Come together"と、アモディオが2011年世界選手権で、ボーカル禁止されていたのにわざわざボーカル入りに編曲し直した「オッケー」の曲。かなりヒップホップ寄りの構成でした。男性の体力には問題なかったです。むしろ男性の方が生き生きと滑っていました。アリエフに続き、バジンにも「体力!スタミナ!」が言えなくなってしまいます。

ステブキ
パターンダンスでもタンゴ感のない曲をチョイスしたので、ほぼフラメンコのプログラムとなっています。衣装もフラメンコですね。ブキンはいつも通り透けています。ステパノワはグレーで手抜きっぽいのですが、よく見ると衣装の表面に透明な三角形の飾りが無数に散りばめられています。ミッドラインステップの後に、氷上に落ちた花びらを回収するために、レフェリーが笛を鳴らして演技中断。3分ほど中断したので、体力回復した状態でパターンダンスに入りました。まあ元気に滑ることなんの。中断は彼らの責任ではないので、これぐらいいいですよね。ダイナミックでステブキにピッタリのプログラムです。RDはステブキ>シニカツかなあ。ロシア1番手争い楽しいな。素敵なツイズルだったのに2人ともレベル1辛い。

シュピスミ
スミルノフはストライプ黒スケ衣装。中に襦袢を着ていないので見事に透けきっています。テンポを落としたちょいキモ"タンゴアモーレ"でパターンダンス。タイミングバッチリのツイズルで通常テンポに戻しました。シュピスミはクネクネしないので、この曲の3つの構成要件である疾走感・クネクネ・ドヤを満たせないんですよね。かわいいからな。路線が固まりつつあるので、それを打ち破るための矯正ギブスプロなのかもしれません。

ロシアはトリプルスケスケを達成しました。おめでとうございます。

スマディア
オータムクラシック以来のセクシーな喪服。これぐらいおもしろいと黒衣装でも大丈夫。オータムクラシックの何倍もいい出来でした。特に女性の表現が冴えていましたね。冷たい視線がたまらんですよ。反道徳的な美しさと申しましょうか、快楽に溺れていくように絡み合う2人の様子に引き込まれました。大人のタンゴですね。スペインの1番手いけるぞー!

寿司酢組
オータムクラシックでの記憶が抹消されているので、初見みたいなものです。男性のジャケットの赤いラインは体育教師のジャージのようです。シャツの上にジャージ着る教師いますよね。パターンダンスを終えて、レフェリーが笛を鳴らして演技中断。再び氷に落ちた花びら回収タイム。花束はきちんとラッピングしましょう!音楽がゆったりと流れていても、2人の動きにキレがあるので、トランジションがもっさりすることなく、ビートの効いたミッドラインステップに入っていきます。寿司酢さん筋肉素晴らしい。さすがカナダ人。

トゥルヴェル
今シーズンはRDもFDも良プロ鉱脈掘り当てておりまして、飛躍のシーズンになると思います。パターンダンスはまだまだな部分ありますけど、後半のフラメンコパートが素晴らしいです。ストップと退行する部分の振付がめちゃんこかっこいいし、ステップの出のツイズルまで決まっています。ルックスのよさも活きるというものです。トゥルッキラもベテランの年齢に差し掛かってきましたけど、シングル時代から続けてきてよかった。国内で下剋上ありますよ。

マリロマ
妻の衣装は金色と銀色の絵の具をバケツの水に溶かした色をしています。これこれ~~~フランスに求めているのはこれ~。男性の衣装にはネクタイとジャケットがプリントしてあります。これは地肌に絵の具で描いてあって、実は裸でした!ってやつだな。パターン深くていいですね。夫の膝の柔らかさが活かされています。ジュニア時代から膝が武器でしたからね。マリロマの"セルブロックタンゴ"と聞いて心配しかなかったですが、セクシーとまではいかないですけど、キューティーセクシーで独自のカラーが出ていました。女性はロキシーを演じているようなので、キュート成分強めでも問題ないですしね。スピードを出しまくってから入るステーショナリーリフトよかったです。女性の脚のポジションがリフトの出まで決まっていました。とてもよかったですね。いつの間にこんなに上達していたの。マスターズから連戦おつやで。

パターンダンスのキーポイントがNNNNの山です。クーーーーッ!ステブキがかろうじてレベル3を揃えましたが、他のカップルはすべてレベルB~2でした。きびすぃーーーーー。

ペアリザルト
1 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV(ロシア)198.98
2 Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO(カナダ)193.93
3 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII(ロシア)188.54
4 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER(オーストリア)176.09
5 Daria PAVLIUCHENKO / Denis KHODYKIN(ロシア)175.05
6 Ekaterina ALEXANDROVSKAYA / Harley WINDSOR(オーストラリア)162.78
7 Tarah KAYNE / Danny O'SHEA(アメリカ)162.03
8 Laura BARQUERO / Aritz MAESTU(スペイン)152.94
9 Jessica PFUND / Joshua SANTILLAN(アメリカ)136.91
10 Miu SUZAKI / Ryuichi KIHARA(日本)132.59

海龍
3Tw 3F fall 3T fall 2FTh 3STh
ソロジャンプは2本とも女性が転倒。スローフリップは元々2回転のようですね。スローサルコウ降りてから、コレオシークエンスでスピードを出し、グループ4、デススパイラルと急によくなりました。

タラダニ
3Tw shaky 3S-1Eu-2S shaky 3STh hd 2A ot 3LoTh
今シーズンも"白鳥の湖"です。タラダニといえばバレエプロ。ミスは非常に多かったです。全米フライングスタオベが巻き起こる(予定)キャリーリフトは決まったのですが、上手く下ろせずにグダグダっとしたフィニッシュになりました。2人とも笑うしかない。本来の2人のキレには程遠いので、体調が万全ではないのかもしれません。

アレウィン
3Tw 3T-2T tano 3LoTh 2S fall 3FTh fall
ホールドがきれいではないなので、組むとタンゴの雰囲気が壊れます。普通逆なんですけどね。挑戦といえばタンゴなのは世界の共通認識なのか、今シーズンタンゴがたくさんいます。アイスダンサーと比べられてしまうデメリットもあります。インタープリテーションをガクンと下げられています。コレオシークエンスは改良の必要があります。ダイレクトに言ってしまうとタンゴではなかった。

パブホディ
3F 3T-2T-2T 3Tw 3FTh shaky 3LoTh fall
3F降りられましたが2人の距離が通常の2倍ほどあったので、マイナス評価をしたジャッジもいました。全体的に2人の距離が遠くかったので、ペアスケーティングとしてのおもしろみは薄かったです。リフトで止まってしまったり、デススパイラルスリップしたりと細かなミスもありました。コレオシークエンスよかったです。男性が2Sを入れてオシャレな感じでした。ツッコミ所のないプログラムより、これぐらいハチャメチャな編曲の方がありがたい。

モーマリ
3Tw 2A-1Eu-3S df 3LoTh 3T 3STh shaky
男性の3Sが110度ぐらい足りずに両足着氷。3Tも危なかったです。スローサルコウは投げに失敗してすさまじい低さになりましたが、女性ががんばりました。女性のジャンプ技術大切ですね。"ピンクフロイドメドレー"なのですが、滑りが直線的で次の一手が予想できてしまうところが、このプログラムの欠点なのではないかと思います。あっと言わせる工夫があってこそ、選曲の必然性が生まれると思いますし。男性不調に見えました。

ボイコズ
3S so 3T-2T fall 3Tw 3STh so 3LoTh
3Sで女性がステップアウトしました。しかしボイコズはジャンプの着氷にたっぷり時間を使うので、転倒をしても起き上れるぐらいの時間を確保しています。少々のミスでは音楽に遅れません。ジャンプ3ミスあって120点も出たので、計算では130点目指せます。

タラモロ
3Tw 3S ot 3T ot-1T-1T 3FTh 3LoTh df
アイスダンスだと減点食らいそうなリズムのない音楽で始まりました。今シーズンから導入のスロールッツだかフリップだかどちらでもいいのですが、今回はフリップで高さを出して成功しました。淡々と音楽が進行していくので、これはタラモロのスケーティングスキルが試されます。表現に対しては元々そんなに期待をされているわけではないと思うので、技術と動きのシンクロで黙らせるしかない。ペア競技においてシンクロというのは、それだけで表現に変換できますから。うんしょ上げのグループ3はそろそろ外さないか。

男子リザルト
1 Mikhail KOLYADA(ロシア)250.58
2 Junhwan CHA(韓国)239.19
3 Morisi KVITELASHVILI(ジョージア)231.19
4 Nicolas NADEAU(カナダ)227.76
5 Dmitri ALIEV(ロシア)224.95
6 Matteo RIZZO(イタリア)217.68
7 Alexey EROKHOV(ロシア)214.59
8 Lukas BRITSCHGI(スイス)206.76
9 Sota YAMAMOTO(日本)205.79
10 Ryuju HINO(日本)205.15
11 Alexander MAJOROV(スウェーデン)202.55
12 Petr KOTLARIK(チェコ)181.51
13 Luc ECONOMIDES(フランス)180.40
14 Sondre ODDVOLL BOE(ノルウェー)179.25
15 Alexander JOHNSON(アメリカ)178.03
16 Daniel Albert NAURITS(エストニア)170.93
17 Nikolaj MAJOROV(スウェーデン)160.62
18 Javier RAYA(スペイン)160.40
19 Valtter VIRTANEN(フィンランド)153.17
20 Graham NEWBERRY(イギリス)150.06
21 Roman GALAY(フィンランド)145.83
WD Alexei BYCHENKO(イスラエル)

エローホフ
3A-3T 3S 3A 4T-2T 4T 3Lo-1Eu-2S 3Lz
4Sが3Sになったぐらいで、ジャンプの減点がありません。ジャンプを跳ぶためのプログラムで、その分トランジションが少ないゆったり設計となっています。シニアデビューだからこれぐらいでも大丈夫。フィンランドのジャッジがインタープリテーションで4.75を付けました。そんな?そんなか?リュージュのインタープリテーションにも4.00を付けていたので、このジャッジは音楽表現に相当なこだわりがある模様。

リュージュ
3Lz-3T 3Lz 3A-2T 2Lo 3A 3F 2A-1Eu-2S
リュウユヒノさん。Jがユなのね。イェニーとかユッシヴィレとか読みますもんね。衣装が一瞬ジャケットとタートルネックに見えました。船越英一郎になってサスペンスを演じるわけではないのですね。"ラ・ボエーム"の終盤のドラマティックな音楽の部分は表情も雰囲気もよかったと思います。そこまでの部分と明確に差がありました。僕の脳内で船越英一郎補正がかかっていたわけではあるまい。3Fのエラーなしでしたが、スローで確認するとアテンションが付いてもおかしくないと感じました。安定を考えるとSPの単独ジャンプで使えるのは3Sになるのですね。

草太
3A ot-2T 1A 3Lz-3T 3Lz hd 3F 3Lo 2A-1Eu-3S
まずまずという演技でした。ジャンプは次第に調子を上げていくとして、表現がまだ淡白なので、ハイライトを作って強くジャッジと観客にアピールすることが大切になってきそうです。着物風衣装で、帯の下もペラペラっと布があります。脚が短く見えてしまうのが難点です。SPの時自分で「鈴木大地に似てきた」って言ったら本当に鈴木大地に見えてきました。将来はスポーツ庁長官だな。

リッツォ
4T df 3A ot-2T 3Lz-2T 3Lo 3A 3F-1Eu-3S 3Lz
4Tは半回転足りなかったです。それ以外はまずまずまとめました。セカンドトリプルは入らなかったのですね。"ストーンズメドレー"は単体で考えると、実はそんなに悪くはない気がします。ファンががっかりしているのは「またこういうやつ?」という部分です。1曲1曲を明確に滑り分ければ作品として仕上がると思います。

クヴィテラシヴィリ
4S-3T 3A 3F-1Eu-3S shaky 3Lo 4T fall 2T-3T so 3F
出だしはよかったです。3Aが不安定なクヴィテラシヴィリにとって、理想的な3Aが入れられましたしね。後半2つの4Tは決まらずでした。繰り返しのジャンプは3Fと4Tですが、4Tが抜けたので咄嗟にセカンドジャンプを3Tに変更しました。エテリ帝国は、女子だけでなく男子にも品質の高い計算機が搭載されているのですね。輸出する予定はございますか?

ナドー
3A-3T 4T fall 3Lo 2A<< df 3Lo-2T 3F 3S
衣装にチャックが2つ。リッツォとペアルックかよ。eマークの付く3Lzは解雇しました。2本目の3Aは抜けて前向き着氷に。大技が決まらなかったです。スピンステップコレオシークエンスで加点がどっさり付きました。驚異的な躍動感でした。演技終盤でも演技開始直後と同じぐらいの勢いで滑っていました。前のめりで怖いぐらいに元気でした。コンセプトは理解できませんが楽しい演技でした。今回は8点台までPCSが伸びました。

アリエフ
3S 2T 3T 3F 3Lz-1Eu-3S 2A 3Lz-2T
わーい黒衣装じゃなくなった!ボヤけた水色。安易な黒は危険です。そして2Aを跳びました!!!!!!!!ジャンプのキックアウト回避成功(これが普通)。世界選手権の女子の第2グループのような構成になってしまいましたが、ジャンプが抜けまくっただけあって体力は余裕でした。この余裕と4回転3本が同居できたらいいんですけどね。体力と4回転は嫁と姑みたいなものだから。

ジュンファン
4T 2S so 3Lz-3Lo 3A-2T 3A fall 3F-1Eu-3S 3Lo
両腕のライン、ボディラインが美しくなりましたねえ。編曲・・・・・?これはいいんですよ、なぜなら「ジュリエーーーット!」がおもしろいから。他のロミジュリと混ぜていないですし。混ぜるな危険。スピンの入りで転倒してお尻スピンフィニッシュしました。かわいそうだけどかわいい。絶対に銀メダル獲るマンになったのか。

コリヤダ
4T shaky 3Lz 3A 3S-2T 3T 2Lo so 3Lz-1Eu-2S
前のめりになった4Tに+4をつけたスイスのジャッジどうした。お腹空いていたのかな。ジャンプはやや抜け。男子でド直球な"カルメン"を演じる選手は少ないので、それをやるのがスキルの高いコリヤダでよかった。男子トップ選手がこの演目滑るのって・・・ライサ以来?
2018
03.23

世界選手権 2日目 ペアリザルト

ペアLP
1 Aljona SAVCHENKO / Bruno MASSOT(ドイツ)162.86 PB
2 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV(ロシア)144.24
3 Vanessa JAMES / Morgan CIPRES(フランス)143.04
4 Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO(カナダ)133.84 PB
5 Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE(イタリア)133.53 PB
6 Natalia ZABIIAKO / Alexander ENBERT(ロシア)133.50
7 Xiaoyu YU / Hao ZHANG(中国)132.05
8 Valentina MARCHEI / Ondrej HOTAREK(イタリア)130.65
9 Kristina ASTAKHOVA / Alexei ROGONOV(ロシア)130.54
10 Cheng PENG / Yang JIN(中国)130.09
11 Anna DUSKOVA / Martin BIDAR(チェコ)123.31 PB
12 Tae Ok RYOM / Ju Sik KIM(北朝鮮)122.45
13 Annika HOCKE / Ruben BLOMMAERT(ドイツ)121.57
14 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER(オーストリア)119.09 PB
15 Alexa SCIMECA KNIERIM / Chris KNIERIM(アメリカ)112.49
16 Ekaterina ALEXANDROVSKAYA / Harley WINDSOR(オーストラリア)112.44

ペアリザルト
1 Aljona SAVCHENKO / Bruno MASSOT(ドイツ)245.84 PB
2 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV(ロシア)225.53
3 Vanessa JAMES / Morgan CIPRES(フランス)218.36
4 Natalia ZABIIAKO / Alexander ENBERT(ロシア)207.88
5 Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE(イタリア)206.06 PB
6 Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO(カナダ)204.33 PB
7 Xiaoyu YU / Hao ZHANG(中国)203.36
8 Kristina ASTAKHOVA / Alexei ROGONOV(ロシア)202.16
9 Cheng PENG / Yang JIN(中国)202.07
10 Valentina MARCHEI / Ondrej HOTAREK(イタリア)202.02
11 Anna DUSKOVA / Martin BIDAR(チェコ)189.60 PB
12 Tae Ok RYOM / Ju Sik KIM(北朝鮮)188.77
13 Annika HOCKE / Ruben BLOMMAERT(ドイツ)184.83
14 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER(オーストリア)184.30 PB
15 Alexa SCIMECA KNIERIM / Chris KNIERIM(アメリカ)182.04
16 Ekaterina ALEXANDROVSKAYA / Harley WINDSOR(オーストラリア)177.46

アレウィン
3Tw 3S 2T-2T-1T 3FTh shaky 3STh
ウィンザーが大変お疲れで、3連続が抜け、スロージャンプの投げ方が雑になり、デススパイラルをきれいに回せずよろけるなど細かいミスが重なりました。コレオシークエンスが入っていたはずなのですが、加点なしでいつの間にか終わっていました。あまりよくない出来。

白鳥組
3S hd 3Tw 3T-2T-2T 3FTh 3STh
ツイストはかなりもたれかかっています。-2ぐらいの評価です。3連続は安定。リバースラッソーは助走が長く、上げてからの回転がゆっくりでした。今にも落としそうだったのでヒヤヒヤ。リフトは3つとも怖かった。プラスを大きくは積み重ねられませんが、5回目の世界選手権で初めてLPを滑り、パーソナルベストを更新できて何よりです。

ホッケ組
3Tw 3T-2T-2T 3LoTh 2A 3STh
ほぼノーミスの演技でした。3連続のタイミングが少しズレたり、グループ3のレベルの取りこぼしがあったぐらいです。それから演技中盤のソロで滑る部分で離れているのが目立ちますかね。ソロで滑る方がむしろ生き生きしている不思議なロミジュリ。思春期ってデートするより同性の友達と遊ぶ方がおもしろいしな。

アナマル
3T 3Tw 3S-2T-2T 3LzTh hd 3STh
ビダージュの胸板が激厚に。女性の身長が伸びているので、その分自分が大きくなるスイハン方式ですね。男性のツイストの投げ方やリフトの捌き方があまりにも上達しすぎたせいか、女性のポジションチェンジのスピードと伴わず、消化不良を起こしているような。女性が必死になっていてリフトが不安定になっていますし、レベルが取れていません。イジーとアホ動画撮ってたのに今シーズン覚醒したのか!いいよー。

リョムキム
3Tw 3T-2T 2A 3STh 3LoTh
SPであまりよくなかったツイストがクリーンに入りました。加点もりもりです。2Aの回転が足りなくなるのはこれからも課題です。大きなミスなく演じました。シャンソンのプログラムですが、これを演じる下地というのがまったくないと思うんですよね。海外の情報なんて得られない国の人に、これを振付けるなんて完全に戦略ミス。BGMという感じ。2人はよくがんばった。チームの大人の問題。

シメクニ
3Tw 3STh so 3S df 2A+2A 3FTh fall
クワドツイストは回避。トリプルに高さはありましたがキャッチがいまひとつ。3Sは女性が両足着氷。デススパイラルは足が引っ掛かって潰れて転倒、スローフリップは堪え切れずに転倒。女性の不調が目立つ内容です。シメカが泣いてしまったので、演技が終わった途端フォローに入る邦衛。そう・・・今回邦衛はソロジャンプを失敗しなかったのである。

ユージャン
2S 3Tw 3T-2T 3LoTh 3STh
シャオユーの3Sが2回転に。スロージャンプはいつもの質です。ですがリフトが3本ともよくなかったですね。滑らないので女性の回転と噛み合わずに、グオングオン振り回されています。ハオジャンがこんなリフトをするってことは、確実に氷の問題でしょう。インタープリテーションが低いですが、SPと違って今日は同意です。来シーズンはウィルソンの振付が見たい。

モーマリ
3Tw 2A-1Lo-3S 3LoTh shaky 3T 3STh
3連続のタイミングが少しズレました。スローループで詰まるモーマリには珍しいミスもありましたが、そこからは安心して見られました。日曜のちびまる子ちゃん~サザエさんぐらいの安心感。カナダは2枠獲得です。来シーズンからはセガビロとの2強なので、自分たちの枠を確保する意味で大事な演技でした。

アスロゴ
3T-2T-2T tano 3Tw 3S fall 3FTh 3LoTh ot
3Sの着氷が音楽の「ジャンッ!」という部分に重なっています。そこで転倒して、場内から「Oh.....」の声が漏れたので、アメリカのホームドラマっぽくなってしまった。ミスはありますが、今日も楽しいララランド。リバースラッソーが進まないのはいつものことなのであまり気になりません。グループ3の移動が止まりかけて、加点がほとんどもらえなかったので、これは氷が悪いのかロゴノフの体力がないのか。どちらもか。

マルホタ
3Tw 3T shaky 3S fall 3LoTh 3FTh
ツイストに成功して最高のスタート。マルケイが連続でジャンプミスをしてああ・・・。その横で冷静に2Tをつけて、+REPになるのを防ぐホタレック。ふざけているように見えてちゃんとしているホタレック。スロー安定。リフトが超絶不安定なペアばかりでしたが、マルホタは上手でした。危険なおまたリフトも難なくこなしています。

ペンジン
3T-1T 2S 3Tw 3LoTh 3STh df
ペンちゃんのセカンドジャンプが1回転に。2Sは2人ともなので大きな失点にはなりません。パントンみたい。スローサルコウが両足着氷になりました。高さ出しすぎ?美しいプログラムではありますが、印象に残りにくいです。でも思ったよりPCS高く出ました。パンチくれパンチ。そうだ、来シーズンはズエワ振付にしよう(シェヘラザードはNO)。

デラモデル
3S 3Tw 3T fall 3LoTh td 3STh
3Tでデラモニカが転倒。モデルはきれいに降りたのにコンビネーションを付けていません。これで+REPになります。止めちゃダメーーー。スローはなんとかこらえました。質の高いリフトとピッタリ揃ったソロスピンで感動的にフィニッシュしたので、ジャッジへの印象はいいと思います。

ザビエン
3Tw 3T-2T-1Lo 3S so 3FTh 3LoTh hd
3連続でエンベルトが抜け。3Sはザビアコが回転も大丈夫できっちり着氷したのにいいいいいいいいいいエンベルトおおおおおおおおおおおお!鉄板のスローループではお手付き。なかなか噛み合わない。立ち止まって衣装チェンジしたけれど、会場から歓声のひとつも飛ばない悲しみ。白いから分からない。

ヴァネシプ
3Tw 3T-2T tano-2T 3STh fall 3S 3FTh
3連続めちゃんこピッタリ。スロークワドは回避しましたが、トリプルは高さがありすぎたのか転倒。クワドのような高さでした。3Sでこらえ、スローフリップはパーフェクト。SPと同じくジャンプ以外でガンガン加点を積み上げました。シプレ今日は調子に乗ってもOK。ヴァネッサは両親の目の前で結果を残せて嬉しいでしょうね。

サフマソ
3Tw 3FTh 3S-2T-2T 3T 3STh
はい完璧。オリンピックのさらに上をいく完璧な演技です。スローサルコウの流れのあれはまあ!まあね!オールレベル4で取るところまで取りきり、GOE+3連発させました。オリンピックの再現してくれ!と言ったものの、まさか本当にやってくれるとは。マッソーが泣くのはいつものことですが、今日はサフ子も感極まっていました。来シーズンからルールが変わります。今のルールでやれることはやりきったそんな演技でした。めでたしめでたし・・・。

タラモロ
4Tw 2S 3STh 3T-2T-1T 3LoTh
と終了の気分になりましたがタラモロがいるのです。クワドツイストで大きく貯金を作り!モロゾフが2回転に。3連続でもモロゾフ・・・ああ・・・。スローループでは立て直しました。ここで転倒してもまだ銀メダルは獲得できますが、当然降りた方がいい。序盤中盤終盤でメリハリがつけられるようになるといいんですけどね。キャンディマンの滑りのままセクシーパートに入るから違和感がね。オリンピック最終滑走で表彰台から落ちてしまったので、今回は涙にならなくてよかった。

来年の出場枠
3枠 ロシア
2枠 ドイツ・フランス・イタリア・カナダ・中国

ロシアのみが3枠キープ。カナダと中国は枠を減らします。アメリカは2枠から1枠へ。この選手層の厚さなので、枠を減らした国は「そうなっちゃうよね」という感じ。スイハンが復活すれば中国はすぐに戻すでしょう。カナダは・・・分からないです。カナダは男子シングル以外のカテゴリーで次世代への引き継ぎができるのか不安です。

サフマソはもちろん歴代最高を更新。6つのエレメンツで満点の評価です。パフォーマンスとインタープリテーションで10.00満点。22個の10.00をもらいました。最も低いPCSで9.50です。1シーズンでのGPF、オリンピック、世界選手権制覇はペア選手初。サフ子は2006-2007シーズンから表彰台記録を継続し、世界選手権ペア歴代最多&全スケーター歴代3位のメダル記録を樹立。やることなすことレジェンド。

タラモロは悔しさの残るオリンピックから立て直しました。ヴァネシプはフランスペア18年ぶりの表彰台。ついにやってくれました。ヴァネシプが9点台安定になる日が来るなんて。デラモデルが自力エキシ圏内の5位に入ったのも嬉しい。エキシではデラモデルもマルホタも見たいからありがたい。

ハオジャンは今回15回目の出場でして、来年パントンの歴代最多出場記録に並びます。このペースでいくと単独記録作りそうです。彼の辞書に「衰え」の言葉はあるのか。

氷がおかしいのか、リフトのミスをするペア続出でした。滑っていかないのかなあ・・・と。製氷係がんばれ!明日からはやっとアイスダンスが始まります。かなクリが最終前のグループの最終滑走。かなクリって本当にくじ運がいい。いつもいいところで滑ります。

2018wcpairs.png


2018
02.15

ピョンチャンオリンピック 7日目 ペアリザルト

ペアLP
1 SAVCHENKO Aljona / MASSOT Bruno(ドイツ)159.31 PB
2 DUHAMEL Meagan / RADFORD Eric(カナダ)153.33
3 SUI Wenjing / HAN Cong(中国)153.08
4 TARASOVA Evgenia / MOROZOV Vladimir(ロシア)143.25
5 JAMES Vanessa / CIPRES Morgan(フランス)143.19
6 MARCHEI Valentina / HOTAREK Ondrej(イタリア)142.09 PB
7 ZABIIAKO Natalia / ENBERT Alexander(ロシア)138.53 PB
8 SEGUIN Julianne / BILODEAU Charlie(カナダ)136.50
9 MOORE-TOWERS Kirsten / MARINARO Michael(カナダ)132.43 PB
10 DELLA MONICA Nicole / GUARISE Matteo(イタリア)128.74 PB
11 YU Xiaoyu / ZHANG Hao(中国)128.52
12 RYOM Tae Ok / KIM Ju Sik(北朝鮮)124.23 PB
13 ASTAKHOVA Kristina / ROGONOV Alexei(ロシア)123.93
14 DUSKOVA Anna / BIDAR Martin(チェコ)123.08
15 SCIMECA KNIERIM Alexa / KNIERIM Chris(アメリカ)120.27
16 HOCKE Annika / BLOMMAERT Ruben(ドイツ)108.94

ペアリザルト
1 SAVCHENKO Aljona / MASSOT Bruno(ドイツ)235.90
2 SUI Wenjing / HAN Cong(中国)235.47 PB
3 DUHAMEL Meagan / RADFORD Eric(カナダ)230.15
4 TARASOVA Evgenia / MOROZOV Vladimir(ロシア)224.93
5 JAMES Vanessa / CIPRES Morgan(フランス)218.53
6 MARCHEI Valentina / HOTAREK Ondrej(イタリア)216.59 PB
7 ZABIIAKO Natalia / ENBERT Alexander(ロシア)212.88 PB
8 YU Xiaoyu / ZHANG Hao(中国)204.10
9 SEGUIN Julianne / BILODEAU Charlie(カナダ)204.02
10 DELLA MONICA Nicole / GUARISE Matteo(イタリア)202.74 PB
11 MOORE-TOWERS Kirsten / MARINARO Michael(カナダ)198.11
12 ASTAKHOVA Kristina / ROGONOV Alexei(ロシア)194.45
13 RYOM Tae Ok / KIM Ju Sik(北朝鮮)193.63 PB
14 DUSKOVA Anna / BIDAR Martin(チェコ)186.33
15 SCIMECA KNIERIM Alexa / KNIERIM Chris(アメリカ)185.82
16 HOCKE Annika / BLOMMAERT Ruben(ドイツ)171.98

モーマリ
3Tw 2A-1Lo-3S hd 3LoTh 3T td 3STh
ソロジャンプは男性のミスが少しずつありましたが、非常に安定しておりました。スロージャンプは安定です。オリンピックでマリナロの折れ曲がった上体を見られるなんて。

シメクニ
4Tw 3STh df 3S so 3T fall 3FTh shaky
クワドツイスト成功しました。スロージャンプは両足着氷、ソロジャンプは両方男性の失敗でした。アクセルラッソーの回転がヘロヘロになっていましたし、スピン2つとも質がよくなかったです。団体戦で全てを出し切った感じがします。1週間で午前中に4演技は大変です。

アナマル
3T shaky 3Tw shaky 3S-2T 3LzTh 3STh
完全に滑りが戻っていないにせよ、3Sまでジャンプを戻せているのは素晴らしいです。スロージャンプはきれいに降りられています。ドーナツススピンから入るソロスピン、ツイストリフト風ムーブメントからスパイラルに移るコレオシークエンスなど、最後まで工夫がありました。復調すればいいプログラムになりそうです。

ホッケ組
3Tw df 2T-2T-2T 3LoTh 2A 3STh hd
ご覧の通り投げ技、ジャンプにミスが多く出ましたし、グループ3は途中で止めて両足でボトンと下ろしています。冒頭はハートマークを作って始めていると、スロー映像で初めて知りました。中盤は音楽のフレーズに合わせてきれいに演じていました。もう少し2人の滑る距離が近ければなおよかったです。

セガビロ
3Tw 3T-2T 3S 3LzTh 3LoTh
ソロジャンプ2本入りました。シングル出身である強みを生かせています。スローも頑張りました。物悲しい歌詞に合わせて、表情を作っているのか、ビロドーの元々の眉毛の角度が生かされているのか、どっちでもいいか。とにかく音楽に合っています。2人の絶妙な距離感がいいです。

リョムキム
3Tw 3T-2T 2A 3STh shaky 3LoTh
四大陸から入れ始めた2Aを女性が着氷出来ました。タイミングにズレがあり、回転不足ですが、また一歩前進です。2Aを降りられて先生がめちゃくちゃ喜んでいました。この応援の中では失敗出来ませんものね。シャンソンプロはあまり滑りやすそうには見えません。普通のクラシックでいい気がしますが、ジュリー・マルコット振付だからそういうのはないか。

デラモデル
3S 3Tw 3T hd-1T 3LoTh 3STh fall
3Tで2人とも詰まって仲良く1Tを付けました。スローサルコウの転倒が残念でした。アクセルラッソーの解き放つような着氷、そしてグループ3のダンスリフトの出、リフトで+2以上を十分得られる質でした。8点台安定のPCSです。モデルの上達ばかりがクローズアップされていたけれど、ここにきてデラモニカの滑りの滑らかさが増しています。

アスロゴ
3T fall 3Tw 3S so 3FTh 3LoTh fall
3Tはアスタホワが転倒。3Sはシンクロナイズドステップアウト。中盤は持ち直しましたが、スローループでフリーレッグが引っ掛かって転倒。GPSで調子がよかっただけに、ロシア選手権と今回いい演技が出来なくて残念。キスクラで座る時だけに着用する衣装を作るのはユーロみがあって◎であります。

マルホタ
3Tw 3T 3S-2T-2T 3LoTh 3LzTh
またツイストが普通!!!!!!!ヒャアアアアアアア。ソロジャンプもスロージャンプもクリーンに入りました。団体戦よりもいい演技でした。ピョンチャンオリンピック3本の演技全てクリーンです。喜びのあまり演技が終わってふざけるふざける。ついに140点の壁を突破。

ザビエン
3Tw 3T-2T-2Lo 3S so 3LzTh shaky 3LoTh
このプログラムはレッスンが長くて本番が短い。本番のためには血の滲む様な努力が必要という表現にも思えますが、そう好意的に捉えても物足りないかなあと。あと、音楽が変わってから華やかになるはずなのに、華やかなスロージャンプを音楽が変わる前に終わらせているから、流している風に見えてきます。問題がいろいろある。これはきっと矯正ギブスプロ。

ヴァネシプ
3Tw 3T-2T-2T 4STh df 2S 3FTh
ツイストの質は今日もよかったです。ついにレベル4加点付きで入れられるようになりました。スロークワドは両足で手も付きましたし、GOE-3という感じ。ここのミスはいつもの事ですが、3Sが2回転になったのが痛いです。動きはとてもよかったです。SPで少し2人が離れ気味だったところも改善されました。

ユージャン
3S fall 4Tw 3T-2T df 3LoTh 3STh fall
スロージャンプで転倒しました。とても珍しい光景です。ペア結成以降、1回しかスロージャンプを失敗していません。しかもちょっと着氷が乱れたぐらいです。転倒は初めてなんですよ。よりによってそれがオリンピックになるとは。アクセルラッソーでもミスしましたし、2人らしからぬ演技でした。曲の助けを得られにくいプログラムですし、あまり演じやすそうには思えない。てか何でボーヤンとプログラム被ってんだローリー。

サフマソ
3Tw 3FTh 3S-2T-2T 3T 3STh
4Tw 3ATh 4SThというとんでもない予定構成を提出していましたが、いつもの構成にしました。やっとノーミスがきました。グランプリファイナルで詰まったスローサルコウの質も完璧です。ペアの芸術の限界まで演じてくれました。何も文句ないです。リンクに倒れ込む気持ちが分かります。それだけの演技でしたもの。やはりマッソーだけ泣いている。

デュハラド
3Tw 3Lz hd 4STh 3S-2T-2T 3LzTh
3Lzでメーガンがお手付き。スロークワドは素晴らしかったです。こんなにきれいなスロークワドなんて、ペア全体でも見てもなかなかありません。物悲しい曲なのに、エレメンツが成功した事が嬉しくてメーガンのニヤケが止まらなかったのがおもしろかった。客席のパパダキス奇声、ルイス・フェネロも喜んでいて、メーガン夫のマルコットは涙。みんながハッピーな演技でした。

スイハン
4Tw 3T-1T-2T 3S so 3FTh 3STh
3連続の真ん中でハンくんがシングルに。3Sはスイちゃんがステップアウト。スローフリップからの盛り上がりは反則。そしてスローサルコウの着氷で勝負を決めにくる。ワンフットのリフトでプルプルした時ヒヤッとしましたが耐えました。トゥーランドットという選曲からしてプレッシャーかけられまくりでしたけど、よく堪えました。ペアスピンがレベル2、グループ3がレベル3・・・これがいかんかったです。サフマソとはほんの少しの差でした。

タラモロ
4Tw 2S 3STh so 3T-2T-2T 3LoTh
スイハンが失敗したので、これ以上ないチャンスが回ってきたというシチュエーション。安定しかけていたソロジャンプでまさかの抜け、そしてスロージャンプは転倒に近い形の失敗です。この2つのミスが尾を引いて、中盤乗り切れていなかったです。オリンピックの魔物はここに潜んでいました。

サフ子が涙を流して喜びを噛みしめる姿に、こちらの涙腺も緩みました。スイちゃんは悔しいはずなのに、すぐにサフ子をスリスリしていました。メーガンは駆け寄ってハグしました。ぬいぐるみセレモニーでもスイちゃんはとても悔しそう。中国の大本命はそう簡単に金メダルを獲れない呪いがあるのかも。

サフマソが金メダルでよかった。SP4位で6点差スタートという、ペアでは逆転の確率が非常に低い展開から歴代最高で逆転優勝。こんなドラマあります?スイハンは22歳と25歳。キャリアはありますが、年齢的にはまだやれます。次の北京オリンピックでは更なる期待がかけられると思います。次次とはあまり言いたくないけれど、スイハンにも金を獲ってもらいたい。デュハラドはずっとハッピー。ピョンピョンハッピー。最後のオリンピックを最高の形で締めくくりました。トップ5の顔ぶれは世界の7割が予想していたでしょうね。マルホタ6位はビックリ。

ペア終わり。次は男子。

「普段ペアをテレビでやらないから放送しなくていいでしょ」じゃなくて、オリンピックぐらいテレビで観させてくれよって話ですよ。
2018
01.19

ヨーロッパ選手権 2日目 ペアリザルト

ペアLP
1 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV(ロシア)151.23 PB
2 Ksenia STOLBOVA / Fedor KLIMOV(ロシア)138.96
3 Natalia ZABIIAKO / Alexander ENBERT(ロシア)137.23 PB
4 Vanessa JAMES / Morgan CIPRES(フランス)134.65
5 Valentina MARCHEI / Ondrej HOTAREK(イタリア)132.31
6 Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE(イタリア)127.85
7 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER(オーストリア)117.81 PB
8 Annika HOCKE / Ruben BLOMMAERT(ドイツ)113.16
9 Paige CONNERS / Evgeni KRASNOPOLSKI(イスラエル)111.23
10 Lola ESBRAT / Andrei NOVOSELOV(フランス)102.99 PB
11 Laura BARQUERO / Aritz MAESTU(スペイン)100.62 PB
12 Lana PETRANOVIC / Antonio SOUZA-KORDEIRU(クロアチア)89.25
13 Ioulia CHTCHETININA / Mikhail AKULOV(スイス)83.52
14 Sofiya KARAGODINA / Semyon STEPANOV(アゼルバイジャン)76.37

ペアリザルト
1 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV(ロシア)221.60
2 Ksenia STOLBOVA / Fedor KLIMOV(ロシア)211.01
3 Natalia ZABIIAKO / Alexander ENBERT(ロシア)210.18 PB
4 Vanessa JAMES / Morgan CIPRES(フランス)210.17
5 Valentina MARCHEI / Ondrej HOTAREK(イタリア)204.20 PB
6 Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE(イタリア)192.38
7 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER(オーストリア)181.75 PB
8 Annika HOCKE / Ruben BLOMMAERT(ドイツ)170.21
9 Paige CONNERS / Evgeni KRASNOPOLSKI(イスラエル)163.55
10 Lola ESBRAT / Andrei NOVOSELOV(フランス)160.47 PB
11 Laura BARQUERO / Aritz MAESTU(スペイン)152.08 PB
12 Lana PETRANOVIC / Antonio SOUZA-KORDEIRU(クロアチア)134.97
13 Ioulia CHTCHETININA / Mikhail AKULOV(スイス)130.09
14 Sofiya KARAGODINA / Semyon STEPANOV(アゼルバイジャン)117.95

コナクラ
3Tw 3S 3T-2T-1T 3LzTh 3STh
3連続の最後がバラけたものの、スロージャンプは2本入りまして、堅い演技をしてきました。イスラエルらしい選曲のシンドラーのリストであります。きっと次のオリンピックでもシンドラーのリストを誰かが滑ることでしょう。

バルマエ
3S shaky 3Tw 2FTh 2A-2T 3STh
リフトが上がりますし、ソロジャンプも決めてきます。デススパイラルやスローなどまだまだ課題はありますが、大いに将来性を感じさせるペアです。これから、少しずつ上手くなって4年後にはオリンピックに出場するペアへと成長してほしいです。

ホッケ組
3Tw 3T-2T-2T 3LoTh df 2A shaky 3STh
少しミスもありましたが、よくスピードに乗ってというか、乗りすぎたぐらいに滑っていました。なのでリフトの移動距離が伸びる伸びる。ホッケさんはフィニッシュポーズのままガッツポーズ。とても嬉しそうです。

白鳥組
3S 3Tw 3T-1T-2T 3FTh 3STh shaky
3Sのタイミングがピッタリ!最高のスタートです。ツイストが乱れ、3連続は2人の回転数が別々に。ミスを打ち消す演技後半の雄大な滑り。このリンクでは本当に皆スピードがよく出ていまして、そのスピードを活かした演技となっていました。

エスノボ
3Lo so 3Tw 2S-1T 3FTh so 3STh so
3Loが入らず。スロージャンプはスローがほとんど上がっていなかったです。イブリン・ウォルシュぐらいしか回転出来ないであろう高さ。

タラモロ
4Tw 3S shaky 3STh df 3T-2T-2T 3LoTh
またもやすさまじいスピードで駆け抜けていきました。3Sはモロゾフの方がバランスを崩しました。スローサルコウはフリーレッグを擦りましたが流れはありました。不調だった3連続は成功です。エレメンツがしっかり入ると盛り上がりますね。でも成功してもモロゾフはバテてしまうようです。スタミナ!力は発揮出来ました。

デラモデル
3S 3Tw 2T-2T 3LoTh df 3STh df
3ミスあって127点も出せるので、ノーミスなら+10点出せるという事になります。これはロシア3番手を超えていくスコアなので、来シーズン以降ユーロのメダル争いに絡んできます。グループ3を下ろした時の、太陽に向かって大樹が手を伸ばすような振付が素敵。

ストクリ
3Tw 3FTh 3T-2T 3S fall 3STh hd
昨日のような神膝発動されず、スローフリップはストクリ比でまずまず。3T-3Tはストルボワはクリーンに着氷出来たのですが、クリモフがダブルに。3Sではストルボワ転倒。スローサルコウではお手付き(でも加点)でした。ストルボワが涙を流す珍しい場面。何をどうしたらいいのか・・・。ストクリらしくない演技が続いていて、見る側も辛い。

マルホタ
3Tw 2T 3S-2T-2T 3LoTh 3LzTh
ノーミスなら表彰台を狙える局面。3Tが2Tになったのでこの時点でメダルは厳しくなりました。3連続はバランスを崩しながらも堪えました。スローは2本ともクリーン。特にスロールッツの安定感は全ペアの中でも上位です。元々ルッツが得意なだけあります。老若男女誰もが楽しめるプログラムです。顔芸過多なのがいい。

ザビエン
3Tw 3T-2T-1Lo 2S 3FTh 3LoTh
ソロジャンプが確実でおこなわれていくのはSPと同じ。昔は揃っていたのに、結成歴が深くなっていくにつれてズレるのはどうして。このプログラムはバレエレッスンから本番という流れ。それは見れば誰でも分かると思うのですが、プログラムが分断されているのですよ。レッスンを積んで本番完璧にという土台があるはずのに、レッスンの流れが生きていない。構成の問題。

ヴァネシプ
3Tw 2T-2T-1T 4STh df 3S 3LzTh
ここ最近で最も動きが悪かったです。3連続が入らず、スピンは2本とも失敗、アクセルラッソーはボトンと落とすように下ろしましたし、グループ3は減速して終了。演技後半は2人の動きがバラバラでした。首位で迎えたプレッシャーがあったのかもしれません。なんとなんとなんと0.01点差で表彰台を逃しました。

来シーズンの枠
3枠 ロシア・イタリア
2枠 フランス・オーストリア・ドイツ・イスラエル

ストクリに笑顔はありません。大きな大会では銀メダルばかりですし、同じチームの選手に負けるのは悔しいでしょう。

ISUチャンピオンシップスはメダルが共通のはずですが、今回はメダルのサイズが大きいです。デザイン刷新でしょうか。光沢が鈍くてイマイチ。ピカピカの小さなメダルがかっこいいのに。

ストクリはオリンピックの優勝候補の1組として3週間後舞台に立ちます。ストクリはジャンプ系統に安定感がないので、スローは取り戻さないとですね。ヴァネシプは演技が崩壊寸前でもPCSは高評価だったので、メダル候補の1組として目されていると考えていいでしょう。

今大会のポイント加算でタラモロが世界ランキング1位、サフマソが2位、デュハラドが3位、ストクリが4位となりました。なぜ四大陸にスイハンが出るのか、それは世界ランキングを上げるというのも理由にあるのです。スイハンは四大陸で優勝すると世界ランキング4位となり、オリンピックの最終グループでの滑走が適うのです。最終組に入るか、その前2グループに入るかでは点数の出方が違います。

おーいサフマソ!スロートリプルアクセル降りてるかー?
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