FC2ブログ
2020
09.17

テストスケートの感想

土日は半年ぶりにフィギュアスケートを観る喜びに浸るために感想書かずに演技に没頭していました。なのでこんなタイミング。1つずつやると10時間ぐらいかかりそうなので、ざっと書いてみます。

アイスダンス
アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキンはステパノワの腰の怪我で欠場となりました。ドイツ・ミュンヘンに渡って注射を打ってもらい、ロシアに帰国したとのことです。ヴィクトリア・シニツィナ&ニキータ・カツァラポフは、カツラさんの腰の怪我で欠席となりました。

ティファニー・ザゴルスキー&ジョナサン・ゲレイロ(Sr.3rd) RD FD
アナベル・モロゾフ&アンドレイ・バギン(Sr.4th) RD FD
アナスタシア・スコプツォワ&キリル・アリョーシン(Sr.5th) RD FD
ソフィア・シェフチェンコ&イゴール・エレメンコ(Sr.6th) RD FD
エリザヴェータ・フダイベルディエワ&エゴール・バジン(NEW) RD FD

アイスダンス勢はほとんどがプログラムを持ち越しました。赤ゲレは女性がオフ中にCOVID-19に感染しましたが、特にこれまでと変わらずに元気に演技していました。男性の方が元気ないぐらいですし。モロバギは男女の技術に明確に差がありまして、男性がたくさん移動することで女性への注目を反らす戦略を取っています。これがイリカツ戦法です。さすがモロゾフですね。エレメンツは様になっていました。スコアレは今シーズンも無事に競技を続けてくれました。男女の身長差はほとんどありませんが、昨シーズンよりもスピードがあって質の高い滑りを見せるようになったと思います。チェンコメンコは個性的なエレメンツを披露はするのですが、全体的にこじんまりとしていまひとつ曲と調和していない印象を受けます。プログラムに流れがなくて演じたいことが伝わってきません。シニアの壁にめちゃくちゃ阻まれています。フダバジは新結成のカップルとしてはとても良かったです。彼らが上位に進出するには男性の体力次第です。頼むから1シーズンで解散しないでください。それだけ言っときますからね?もう言うたよ?分かった?

男子シングル
ドミトリー・アリエフが腰の怪我で欠席しました。ステパノワと同じところで治療を受けた模様です。アルトゥール・ダニエリャンは足首の怪我で欠席しました。

アレクサンドル・サマリン(Sr.3rd) SP LP
マカール・イグナトフ(Sr.4th) SP LP
アンドレイ・モザリョフ(Sr.5th) SP LP
ピョートル・グメンニク(Sr.7th) SP LP
ロマン・サヴォシン SP LP
ミハイル・コリヤダ SP LP

サマリンは4Lzでの出オチを防ぐためか、SP冒頭のジャンプを4Loに変更しました。成功できるといいですね。SPのポーリシュカポーレは男らしくて彼に合っていました。多少ジャンプの助走が長くてもこの曲であれば気にならないです。LPではノルマの厨二衣装を着てくれました。前半は助走しかしていないのでジャンプ成功させてください。イグナトフも冒頭のジャンプは4Loです。SPでは成功させました。ジャンプを失敗するとハンパなく体力を削られるので、表現もへったくれもない演技になってしまうのだけは改善できないものか。厳しいジャッジなら6点台前半を出されると思います。モザリョフは4F含めて素晴らしい仕上がりでした。やや体の動かし方が中途半端な気もしますが、ようやくシニアフル参戦ですからこれからですね。LPでは新たな変なメドレーを披露してくれました。こういうの好きなのかな。グメンニクは一段と体が大きくなりました。LPのオペラ座の怪人は、昨シーズンとは曲の構成が変わってボーカルがうるさくなりました。最後の血走った眼フィニッシュは同じでした。急激に身長が伸びると感覚を慣らすのは大変ですし、じっくり見守ることとします。多摩川に現れたアザラシのように優しく見守りましょう。サヴォシンはジャンプの助走が長いのにジャンプが決まりません。同じ長い助走族のサマリンよりも演技のスケールが小さいので、何かしらの武器を身に付けないとシニアで戦うのは難しそうです。コリヤダが帰ってきて、SPもLPでもクワド1本ではありますが安定した滑りを見せました。ミーシンチームあるあるのトランジションの少ないプログラムにはなっていますが、スケーティングが良いというだけで十分間が持ちます。トランジションは入れりゃいいってものではありません。間を生かしてこそのトランジションです。それがコリヤダにはできているんですね。今回のコリヤダの滑りは本調子ではありません。本来のコリヤダはもっと氷に吸い付くような滑りをします。だからもっともっともっと良くなります。結婚して顔つきも男らしくなり、ますます素敵になりました。今シーズンのコリヤダが楽しみです。

ペア
エフゲーニャ・タラソワ&ウラジミール・モロゾフは欠席となりました。練習拠点がアメリカですからね。ところで、モロゾフはCOVID-19に感染してしまいました。発熱や咳などの症状があったようです。この影響で国内戦も欠場しますが、スケートアメリカとロシアカップの後半戦には出場を目指しているとのことです。アポリナリア・パンフィロワ&ドミトリー・リロフは、リロフの嚢胞除去手術のために欠席となりました。

アレクサンドラ・ボイコワ&ドミトリー・コズロフスキー(Sr.1st) SP LP
ダリア・パブリュチェンコ&デニス・ホディキン(Sr.3rd) SP LP
アナスタシア・ミーシナアレクサンドル・ガリャモフ(Sr.4th) SP LP
アリーナ・ペペレワ&ロマン・プレシュコフ(Sr.5th) SP LP
ヤスミナ・カディロワ&イワン・バルチェンコ(Russian Cup Final 2nd) SP LP

安定のボイコズ、躍進のミシガリ。そういった印象でした。SPはロシアの歴史ドラマの曲を使用したようです。男性が王子様で女性がお姫様なんですね。男性の肩にキラキラの飾り付けてほしいけど、女性がリフトで肩に触るから無理ですね。だから胸に勲章付けてほしい。ステップの同調性が上がればさらに素敵になりそう。LPはクソ編曲の007をそのまま使っていますが、改めて素晴らしい完成度でした。スローの飛距離すげえ。ダリデニはリフトの質にバラつきがあります。股の下を通して降ろすリフトはそろそろ難しくなってきたのかもしれません。全カテゴリーで最も印象に残ったのはミシガリでした。ダントツ1位です。リフトの上げ下ろしで力を使っていたところを上手く前後の振付でカバーできるようになっているんですよね。これだけでGOE1とか2とか変わってきます。無表情だった表情が豊かになり、小手先だった腕の振付も動かす範囲が大幅に増えました。世界選手権の表彰台争いをできるレベルに到達したと言えます。ペペプレはSPもLPもボイコズやミシガリの後ろの滑走順だったので、正確な判断がしにくいです。どうしても小さく見えてしまいますから。ロシアカップファイナルに出場していた謎のペアは2004年生まれと1999年生まれらしいです。謎だけど3-1-3を跳んでいました。謎のペアだけど普通に他国の代表レベルなんだよなあ。ロシアは女子シングルの層の厚さばかりに注目が集まるけど、ペアの方がすごいぞ。

女子シングル
アリーナ・ザギトワが欠席。アレクセイ・ヤグディンと一緒にテレビ番組の司会をするので、競技に戻ってくるかどうかも不透明です。でもそれも彼女の選択です。別に悪いことをしているわけではないのです。クセニア・シニツィナは怪我をしていようで、ロシアカップを欠場します。

アンナ・シェルバコワ(Sr.1st) SP LP
アリョーナ・コストルナヤ(Sr.2nd) SP
アレクサンドラ・トゥルソワ(Sr.3rd) SP LP
エリザヴェータ・トゥクタミシェワ(Sr.4th) SP LP
ソフィア・サモドゥロワ(Sr.5th) SP
カミラ・ワリエワ(Jr.1st) SP LP
エフゲーニャ・メドベージェワ SP LP

女子シングルだけは前年の国内選手権メダリストが揃い踏みでした。メドベージェワがこの2日後にエテリ軍への復帰を果たすので、エテリ軍・プルシェンコ軍・ミーシン軍だけのテストスケートでした。シェルバコワはジャンプが上がらなくなってきたように見えますが、表現は一段と大人っぽく、深みを増しています。シェルバコワは25歳ぐらいまで続けてくれないかなあ。曲はいつものグレイヘンガウスっぽいやつでした。コストルナヤは冒頭の2Aこそ良かったですが、あとはジャンプが上がらず、曲と滑りがまったく揃っていないし、彼女の10%程度の魅力しか出せていなかったです。そもそもビリー・アイリッシュのボソボソズンドコ曲はフィギュアスケートとの相性が悪いので、どうしてこれを使おうと思ったのか理解に苦しみます。北京オリンピックで引退するのであれば、好きな曲を使って気持ち良く競技から去るのもありですけどね。ベタな選曲でも彼女ならではのカラーを出す方法はいくらでもあるでしょうに。LPは練習不足で欠席でした。ここからどれだけ上げられるか。トゥルソワはSPでセクシー審判員みたいな練習着で滑っていました。体がよく締まっているけれど、健康的な細さでした。女子シングルで一番調子が良さそうなのはトゥルソワですね。LP冒頭の4Lzこそ転倒しましたが、4Tは1本コンボで成功、2本目は片手をつきました。昨シーズンは演技前半が助走一辺倒でしたが、今でも助走は多いもののトランジションの振付や表情に意図を込めて演技するように心がけられていると思います。表現の部分ではシェルバコワとコストルナヤに水をあけられていたので、ここにきての進化は嬉しいです。そんなにいいロミジュリは思わないですが、ジャンプさえ決めれば印象が変わってくると思います。ロシアはクソ編曲を実力で退治してこそ一流になれるのです。リーザのSP衣装は襦袢が目立ちますが、襦袢を目立たせないと衣装の面積が体の50%に満たないと判断されてディダクションを受けるので、それを危惧したデザインなのだと思います。LP衣装の背中に書いてある"愛"はよく分からん。和プロを滑るのは素晴らしい挑戦だと思います。ステップシークエンスにはハイキック入れるなど、今までのリーザとは違う面も見せていますね。ただ、手踊りになっているところも含めて中途半端な完成度になっているのは否めません。「どんだけー!」の振付が何回かあるので、日本人は盛り上がれそう。ジャンプは仕上げてくるでしょう。だってリーザだもの。サモドゥロワは眉間に謎の点を付けて、奇抜な髪形で演技。ハーモニカの男だけでSPを構成しました。あまり変化のない曲なので、滑りで緩急を見せないとアピールできないと思います。スケーティングがんばれ!体調不良でLPは欠席しました。早く元気になってください。ワリエワはジュニア2年目なのでシニアの国際大会には出場できません。オリンピック金メダルのためにテストスケートで場数を踏ませようという連盟の配慮でしょう。ワリエワを以ってしても、ちっとやそっとではジュニア選手がボレロを滑りこなすことはできないということが分かりました。ゴミゴミしたトランジションとの相性が悪いのと、卓越したスケーティングスキルがないと滑れませんからね。オリンピックシーズンも当然これを滑るはずなので、2年かけて攻略できるかが楽しみです。メドベージェワはSP仮面舞踏会、LPアレグリア。あーーーーー奇をてらっていないーーーーー好きーーーーー。SPのステップシークエンスは試合ではドヤ顔しながら滑ってくれるはずです。LPのステップシークエンスの頭の奇天烈な腕の動きが好きです。キャッチフットでのウィンドミルもなかなか効果的。ジャンプがおまけみたいなプログラム。コレオシークエンスの側転は盛り上がりそうです。女子シングルでは珍しいですから。ふくらはぎが枝のように細いので、健康的な体になれば体力も保てると思います。僕はメドベージェワのLP好きです。

フィギュアスケート界にもCOVID-19の感染者が出ています。テストスケートの会場にいるマスクをかけない関係者・大声を出す観客を見れば、ロシアでコロナが収束しない理由が分かります。当然ロステレコム杯もこのような形でおこなわれるはずですし、ロシアに入国する選手はリスクありますね。

怪我人が多いのが気にかかります。グランプリシリーズは1戦だけで、ファイナルの開催は不透明な状況ですが、国内大会もありますし、実戦感覚が掴めないという心配はなさそうです。

特に印象に残ったのはミシガリウルトラ進化、メドベージェワのプログラムええやん、コリヤダ元気やん、スコアレスピードあるやん、トゥルソワキレキレやん、ボイコズ世界チャンピオンになるやん、リーザのどんだけー!&愛。このような感じ。やっぱりミシガリだな。うん、ミシガリだ。敬意を表してブログのタグ付けミシガリだけにしておこう。
2019
12.28

ロシア選手権 3日目 ペアリザルト

ペアLP
1 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII Saint-Petersburg / - 153.27
2 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV Moscow - Republic of Tatarstan / - 149.28
3 Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV Saint-Petersburg / - 145.12
4 Daria PAVLIUCHENKO / Denis KHODYKIN Moscow / - 143.59
5 Alina PEPELEVA / Roman PLESHKOV Moscow / - 132.90
6 Polina KOSTIUKOVICH / Dmitrii IALIN Saint-Petersburg / - 129.04
7 Iuliia ARTEMEVA / Mikhail NAZARYCHEV Perm Region / - 128.85
8 Apollinariia PANFILOVA / Dmitry RYLOV Perm Region / - 126.30
9 Ekaterina BELOVA / Dmitrii CHIGIREV Moscow / - 113.60
10 Alisa EFIMOVA / Alexander KOROVIN Saint-Petersburg / - 113.14
11 Ksenia AKHANTEVA / Valerii KOLESOV Saint-Petersburg / - 112.24
12 Taisia SOBININA / Nikita VOLODIN Saint-Petersburg / - 108.89

ペアリザルト
1 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII Saint-Petersburg / - 233.66
2 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV Moscow - Republic of Tatarstan / - 233.19
3 Daria PAVLIUCHENKO / Denis KHODYKIN Moscow / - 219.72
4 Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV Saint-Petersburg / - 212.85
5 Alina PEPELEVA / Roman PLESHKOV Moscow / - 203.57
6 Apollinariia PANFILOVA / Dmitry RYLOV Perm Region / - 197.81
7 Iuliia ARTEMEVA / Mikhail NAZARYCHEV Perm Region / - 197.49
8 Polina KOSTIUKOVICH / Dmitrii IALIN Saint-Petersburg / - 193.73
9 Alisa EFIMOVA / Alexander KOROVIN Saint-Petersburg / - 185.97
10 Ksenia AKHANTEVA / Valerii KOLESOV Saint-Petersburg / - 179.61
11 Taisia SOBININA / Nikita VOLODIN Saint-Petersburg / - 173.14
12 Ekaterina BELOVA / Dmitrii CHIGIREV Moscow / - 171.07

アハコレ
3Tw 3FTh 3S fall 3T fall 3LoTh df
ツイストやスローフリップは決まりましたが、ソロジャンプで女性が2本とも転倒しました。スローループはまったく高さが出なかったので両足着氷です。転倒を繰り返した女性よりも男性の消耗が激しく、コレオシークエンスのダンスリフトがへろへろで、エレメンツの最後には後方にバランスを崩していました。でも直後のグループ3はきれいに上がっていました。実はベテていなかったのか?

ベロチギ
3F fall 3Tw 3T-2T-2Lo 3FTh 3LoTh
ソロジャンプで3Fを組み込んできました。3連の最後は2Loですね。ロシアペアはこういった高難度の構成の若手が多いです。女子の層の厚さがこんなところにまで影響しているのだ。SPと比べるとエレメンツが増えた分、その準備動作の長さが気になりました。せわしない展開の007でした。

コスイア
3Tw 3LoTh 2A-1Eu-3S 3T 3STh
おおおおおおおお!女性が少女から大人へと成長しているので、少しソロジャンプは跳びにくくなってしまったかもしれませんが、相変わらず投げ技の精度は抜群でした。スピードもすごくありました。女性が男性に置いて行かれないペアって素晴らしいですね。

ソビボロ
3Tw 3T-1Eu-2S 3S so 3FTh 3LoTh
女性の背中と男性の胸に"勝"と書いてあります。そして曲はSEIMEI。つまり男子シングルで現れた魔物を祓うという意味なのだな。非常に高い志です。アクセルラッソー落としてしまったこと以外はまとめられたのではないかと思います。ファーストジャンプでステップアウトしても、なんちゃってオイラーで絶対にコンボにする羽生イズムを見せてくれました。

アルナザ
3Tw 1A shaky-1Eu-2S 3T 3FTh 3LoTh
男性の衣装は暖簾。もしくは占い屋のカーテン。クイーンメドレーなのにどうしてこうなったのか。女性が3連続のファーストで乱れたのですが、よく3つ目まで繋げられたもんだ。これがロシア女子の力。スロージャンプはほとんどスローしていないですが、女性が膝を使って着氷を伸ばしました。エレメンツがほとんどきれいに入ったから脳が良プロだと勘違いしかけました。冷静になると、ただクイーンの有名曲繋げただけなのだ。

ミシガリ
3Tw 3FTh 3S-1Eu-3S 3T 3LoTh
うええええええええええええええええええええええい!ノーミスうううううううううううううう!!!この演技できるペアがユーロもワールドも派遣されなかったらもったいなさすぎる。ユーロが世界一伝統がある大会なのは分かるけど、分散派遣しない?

パンリロ
3Tw 2S 3LoTh 2A-1Eu-2S 3FTh fall
世界最高のツイストリフトです。サフマソでも勝てないと思います。サフマソはふんわり感も異常なのでまた別物なんですけどね。ソロジャンプの弱さは仕方ないにしても。スローフリップで転倒するとは。しかも次のアクセルラッソーの助走のために焦って、女性がもう一度転倒してしまいました。すぐに起き上がってほぼ助走レスでアクセル上げられる時点で、リフト技術がイカれるほど高いことが分かります。普通ならグラグラになります。このペアは後半の取りこぼしが多すぎるので、今一度完成度を高めてもらいたいです。普通にやれば世界ジュニア選手権勝てますしね。パンフィロワさん泣かないで。

ペペプレ
3Tw 3T-2T ot-1T 2A 3FTh 3STh
女性が少しソロジャンプでミスをしています。ヴォロソジャルさんから絶対にソロジャンプしない力を受け継いでください。JGPSやJGPFで観たときよりもロマンティック成分が若干増しているような気がします。

エフィコロ
3Tw 2T df 3S fall 3LoTh 3STh fall
女性のソロジャンプだけでなくスローサルコウまで転倒がありました。(あくまでも)コロヴィン比でスタミナが持った方なので、全部クリーンに決めれば暫定首位に立てていたと思います。

ダリデニ
3F 3T-2T-2T 3Tw 3FTh hd 3Lo shaky
3F離れすぎましたが着氷しました。3連続も盤石です。スロージャンプがロシアペアとしてはかなり苦手な方なので、今日もそこで失点がありました。得意のアクセルラッソーの股下通しでの出や、ペアスピンもあまり良くなかったと思います。そこは次の大会で直すとして、表彰台は無事に確保できました。普段笑わないパブリュチェンコさんがめちゃくちゃ喜んでいました。相当嬉しいに違いない。

タラモロ
3Tw 3S 2T-2T shaky 3LoTh 3STh
トゥループのコンボは男女がそれぞれミスしました。スロージャンプは加点たっぷりです。リフトの流れが戻ってきたことがとても嬉しいです。そして踊れなさに定評のあるモロゾフの腕の動かし方が若干しなやかになっていることに驚きました。これはズエワ効果かもしれません。ブランドン・フレイジャーさんさえも踊れるようにしたズエワだからな。最近のトランコフさん若干ジェレミー・レナーっぽくてかっこいい。昔はOLみたいな自撮りとか上げてたのに腑に落ちない。

ボイコズ
3S 3T-2T-2T 3Tw 3FTh 3LoTh
タラモロがコンビネーションを失敗したことで逆転の芽が出ました。昨シーズンのフランス国際や、この間のGPFのようにいざというときにミスが出るペアなので、内心心配だったんですけど、見事にクリーンプログラムを滑りました。リバースラッソーが止まりそうだったのには目を瞑ることにします。大体止まりそうになるなので、次からもうちょっと移動してください……。最終滑走での逆転優勝かっこいい。

ユーロにはトップ3派遣でしょう。世界選手権代表はどうなるでしょうか。必殺テストスケートや国内大会を経て選考されるのか、すんなりトップ3が派遣されるのか。すべてはユーロの結果次第ですかね。連盟から求められる最低ラインが表彰台独占かな。
2019
12.07

グランプリファイナル 2日目 ペアリザルト

ペアLP
1 Cheng PENG / Yang JIN(中国)134.60
2 Wenjing SUI / Cong HAN(中国)134.19
3 Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV(ロシア)131.65
4 Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO(カナダ)130.91
5 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII(ロシア)125.19
6 Daria PAVLIUCHENKO / Denis KHODYKIN(ロシア)119.59

ペアリザルト
1 Wenjing SUI / Cong HAN(中国)211.69
2 Cheng PENG / Yang JIN(中国)204.27
3 Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV(ロシア)203.13
4 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII(ロシア)201.84
5 Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO(カナダ)197.99
6 Daria PAVLIUCHENKO / Denis KHODYKIN(ロシア)194.75

モーマリ
3Tw 3S-2T-2T 3LoTh 3T 3STh fall
男女が向き合って女性のトレースを追う振付であったり、コレオシークエンスでスプレッドイーグルで滑る女性を追いかけ、スローサルコウに繋げるなど、目を引くところがたくさんあります。曲が全然好みじゃないのでプログラムが好きなわけではないのですが、客観的に優れたプログラムを選ぶとすれば最上位です。スローサルコウで、投げた男性が転倒するという、2013年世界選手権のトランコフさんの再現をしてしまいましたが、それさえなければ、彼らとしてもベストに近い出来だったことでしょう。

ミシガリ
3Tw 3FTh 3S-1Eu-3S 3T 3LoTh
スローフリップは飛距離が出ていたとアイスコープさんが教えてくれました。3連続は3つ目で女性が回転不足での着氷でした。男性はガッツポーズ。スローループでも男性はガッツポーズをしました。ガリャモフのスローは投げた後の姿勢がきれいです。特に意味はないと思いますが。

ペンジン
2S 3T-2T 3Tw 3LoTh 3STh
2Sは予定通りです。3T-2Tは入りましたし、SPで失敗したスロージャンプも今日は中国数十年の伝統を受け継ぐ質でした。ラストのグループ4のディフィカルトポジションで、女性がグラついていたように見えますが、何事もなかったかのように終わったし加点も高かったのでいいんだな。演技が進むほどにパワーがみなぎっていました。ロシア男子にもパワーを分けてあげて?コレオシークエンスだけは問題でして、単にアイスダンスのコレオリフトをものすごーーーく小規模にやっているだけでした。休憩とも捉えられかねないため、ここは振付を変えてGOEをガッポガッポ稼いでもらいたい。

ダリデニ
3F 3T-2T-2T 3Tw 3FTh fall 3LoTh
演技の冒頭でチェンジエッジしてバックに押そうとしたら、かかとが氷に引っ掛かり女性が転倒しました。その直後に3Fなのですが、女性の方が上手に着氷しました。スローフリップは真横に投げて転倒。高さが足りなかったです。リフトの流れが悪かったですし、怪我しないように女性を気遣ったのか、単にパフォーマンスが悪かったのかは分かりません。ダリデニのベストな滑りでないことは確かです。

ボイコズ
3S 3T-1T-2T 3Tw 3FTh hd 3LoTh so
3連続の真ん中で女性が1回転に。スローフリップは片手を付きましたが加点を受けました。ついにボイコズがネームバリュー加点をもらえるまでに成長しました。感動です。スローループ失敗し、デススパイラルはポジションが高く、アクセルラッソーは回転の途中で下ろしてしまうし、リバースラッソーも中途半端になり、エレメンツというエレメンツを失敗して後半はガタガタでした。全項目7点台でもおかしくないと思います。忘れ物は来年のGPFに取りに来るのだ。

スイハン
3Tw 3T-2T df 3STh 2S 3FTh
デススパイラルの見せびらかすような入り方がいいですね。テニスでサーブ打つ前の「しーーーー!」と同じ力があります。スローサルコウへの大歓声からの静寂に身震いしたぜ。男性のソロジャンプが不調でしたし、ペアとしてもあまりいい出来ではないのですが、スロー2本決まったのと、終盤の反則的な畳み掛けは健在で有無を言わさぬ剛腕フィニッシュでまとめ上げました。不調でも勝つのが王者なのだ。初優勝おめでとうございます。

終わってみればスイハンとペンジンで中国ワンツーフィニッシュです。ボイコズが表彰台に乗れないなんて誰が予想していたでしょうか。去年のフランス国際でGPF進出が確定的だったのにミス連発で逃してしまったのを思い出します。勝負の世界に絶対なんてありません。

メダルのデザインがオシャレ。僕も欲しいので誰かください。
2019
11.23

NHK杯 2日目 ペアリザルト

ペアLP
1 Wenjing SUI / Cong HAN(中国)145.69
2 Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO(カナダ)137.28
3 Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV(ロシア)134.35
4 Alisa EFIMOVA / Alexander KOROVIN(ロシア)124.40
5 Tarah KAYNE / Danny O'SHEA(アメリカ)120.03
6 Riku MIURA / Ryuichi KIHARA(日本)117.53 PB
7 Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE(イタリア)113.88
8 Alexa SCIMECA KNIERIM / Chris KNIERIM(アメリカ)109.70

ペアリザルト
1. Wenjing SUI / Cong HAN(中国)226.96
2. Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO(カナダ)208.49
3. Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV(ロシア)203.35
4. Alisa EFIMOVA / Alexander KOROVIN(ロシア)189.34
5. Riku MIURA / Ryuichi KIHARA(日本)179.94 PB
6. Tarah KAYNE / Danny O'SHEA(アメリカ)178.73
7. Alexa SCIMECA KNIERIM / Chris KNIERIM(アメリカ)173.33
8. Nicole DELLA MONICA / Matteo GUARISE(イタリア)171.43

タラダニ
3Tw 3S-1Eu-3S 2A shaky 3STh 3LzTh so
今日の3Sはめちゃくちゃ降りられそうな助走の勢いでした。ドキドキしなかったです。スロールッツを除いてはエレメンツは着実に成功させていきました。弱弱しい滑りなので、ボーカルの力強さに呑まれたように感じました。きっと全米では元気になってくれるはず。今シーズンはリフトが最後まで上がりますように。

デラモデル
3S so 3Tw 3LoTh fall 2T-2T 3STh df
調子いいときと比べるとスロージャンプが全然上がってないですね。悠子ちゃんいわく、スロージャンプの軌道を外して外側に投げているらしいです。ためになる。コレオシークエンスは休憩に見えましたし、グループ4リフトでは音楽がBGMになっていました。体力さえ大丈夫なら最後のペアスピンでは素敵に表現してくれそうな気がします。とにかく仕上がり待ち。

りくりゅー
3Tw 3T-2T-2T 3LzTh 3STh fall 2A
ツイストはSPよりクリーンでした。3連入りましたし、スロールッツは女性が膝でグッと堪えました。スローサルコウの転倒こそありますが、スロールッツの後の男性のバタフライとか、デススパイラルの後の女性のツイズルとか、新ペアなのにトランジションにもすでに凝っていてレベルが高いです。いいなあ。がんばったからコレオシークエンスで男性がフラついたことは忘れておきます。露露露中中米米加加仏伊 世界選手権でこれの大国の次の位置に入れるだけのポテンシャルは十分に秘めています。いいよおおおおおおいいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおテンション上がるううううううううううううううううう!!!

シメクニ
3Tw 3T shaky-1T 3S fall 3FTh so 3LoTh fall
おおう……曲も相まって悲壮感が半端ない。そして妻も久しぶりに無表情。

ミシガリ
3Tw 3FTh 3S-1Eu-3S 3T 3LoTh
ジャンプはすべてクリーンに入りました。特に3連続は見事です。リフト下ろすときに少し慎重になりますが、落としてしまうよりは全然いいです。これからちょっとずつ改善していけばいいですしね。

エフィコロ
3Tw 3T shaky 3S shaky-1Eu-2S 3LoTh 3STh
アリサ・エフィモワさんの膝が大車輪の活躍。3T耐えた!3S耐えた!スローループ膝を使って押さえたああああああ!この緊迫感は映画"卒業"のカップルの数年後だろうな。押し寄せてくる現実に互いの仲は冷え切って……って感じね。女性がガッツポーズで男性に抱きついて、笑顔でキスクラで両親にメッセージ送ってご機嫌な様子。

モーマリ
3Tw 3S-2T-2T 3LoTh 3T 3STh
I'll carry youって歌詞でキャリーリフトするという。ロマンティックなのに笑ってしまいました。ちょっとスロージャンプ小さくなったかな?というのと、リフトのスピードもおうちょっと欲しいですが、ミスなく素敵なトランジションの連続で4分間を紡いでくれるので、演技に没頭できました。構成の単純さが課題だったので、そこをきちんと改善しました。初GPFおめでとう。

スイハン
3Tw 3T fall 3STh 3S 3FTh
女性が3Tで転倒しました。優勝者インタビューでは「以外にも転倒した」と語っていたので、普段は失敗しないのでしょうね。ミスが序盤だったので、コレオシークエンスと2つのリフトでの畳み掛けで忘れさせてくれました。圧巻の優勝であります。

グランプリファイナル進出者
ウェンジン・スイ&ツォン・ハン(中国)1位+1位
アレクサンドラ・ボイコワ&ドミトリー・コズロフスキー(ロシア)1位+1位
チェン・ペン&ヤン・ジン(中国)1位+2位
アナスタシア・ミーシナ&アレクサンドル・ガリャモフ(ロシア)1位+3位
カーステン・ムーア=タワーズ&マイケル・マリナロ(カナダ)2位+2位
ダリア・パブリュチェンコ&デニス・ホディキン(ロシア)2位+2位
---補欠---
エフゲーニャ・タラソワ&ウラジミール・モロゾフ(ロシア)3位+2位
ヘイヴン・デニー&ブランドン・フレイジャー(アメリカ)3位+3位
リュボーフィ・イリュシェチキナ&シャルリ・ビロドー(カナダ)5位+3位

若手中心のGPFとなります。ミスに助けられたわけではなく、実力で勝ち取った出場権ですから、全ペアに力を発揮してもらいたいです。ベテラン勢は12月末からがんばれ!

りくりゅーの5位は大大大健闘です。NHK杯ということで少しだけ高めに出ているように感じますが、日本開催でなくとも合計180点は現実的に狙える点数です。わーーーーーい!
2019
11.03

フランス国際 2日目 ペアリザルト

4種目目なのにフランス勢がいないから客もいない。

ペアLP
1 Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV(ロシア)133.81
2 Haven DENNEY / Brandon FRAZIER(アメリカ)130.75 PB
3 Daria PAVLIUCHENKO / Denis KHODYKIN(ロシア)129.97 PB
4 Ashley CAIN-GRIBBLE / Timothy LEDUC(アメリカ)129.66 PB
5 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER(オーストリア)123.96 PB
6 Camille RUEST / Andrew WOLFE(カナダ)108.25 PB
7 Minerva Fabienne HASE / Nolan SEEGERT(ドイツ)103.96
8 Rebecca GHILARDI / Filippo AMBROSINI(イタリア)98.30

ペアリザルト
1 Anastasia MISHINA / Aleksandr GALLIAMOV(ロシア)207.58
2 Daria PAVLIUCHENKO / Denis KHODYKIN(ロシア)206.56 PB
3 Haven DENNEY / Brandon FRAZIER(アメリカ)199.40 PB
4 Ashley CAIN-GRIBBLE / Timothy LEDUC(アメリカ)195.78
5 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER(オーストリア)181.26
6 Camille RUEST / Andrew WOLFE(カナダ)166.15 PB
7 Minerva Fabienne HASE / Nolan SEEGERT(ドイツ)163.09
8 Rebecca GHILARDI / Filippo AMBROSINI(イタリア)157.92

ルエウル
3Tw 2T fall 2S 3LoTh so 3STh
ツイストの高さが出たかと思えばキャッチが上手くいかない。無理せず2回転にした2Sはタイミングバッチリした。手にキスしたりロマンティックな振付がたくさんで、夢の世界へと誘われそうになりました。まだ寝たくないのですが。

白鳥組
3Tw 3T-2T-2T 3S 3LzTh df 3STh
ツイストは肩でキャッチしました。ソロジャンプはきれいに入って何よりです。スローサルコウはタノを入れて、こちらもクリーンでした。この2シーズンで一番の演技です。早朝にはハードな曲調でした。

ギラルディ&アンブロジーニ
3Tw 2S 3LoTh 3FTh df 1A fall
女性のソロジャンプがうまくいかないです。エレメンツが決まらないと、主人公とヒロインの微妙な関係性を演じられません。グループ3のリフトはダリデニのようにかっこよく股通ししようと試みていました。スムーズには通せなかったことでダリデニの技術の高さを再確認しました。

ハセジー
3Tw 3T ot 3S hd 3LoTh fall 3STh
3Sは2人が同じ角度でバランスを崩しました。ニコイチ!アクセルラッソー持ち上がらずノーバリュー、続くスローループ転倒。演技のハイライトは神タイミングのお手付き3Sでした。

デニフレ
3Tw 3LoTh 3S 2A df 3STh
女性が演技前にテープで靴をグルグル巻きに。そのおかげか3Sは回転不足なく着氷できました。ミスを打ち消すだけのハイクオリティーなリフトを見せてくれました。最初と最後のダンスリフトの使い方も効果的です。ペアですもん!アクロバティックなもの見たいですもん!はい、これですよ!数時間前にエイモズの演技で開いたフォンタナの涙腺はガバガバなのであった。

ケイン髭
3Tw 3Lo 3LzTh 3S fall 3STh
3Lo着氷できました。課題のスロールッツもなんとか。女性はシングル出身ですがソロジャンプが得意と言えるほど確率は高くなく、ペアエレメンツも不安定です。他のアメリカペアに勝っているのはスピンとコレオシークエンスと構成力。ジャンプなーーー決まるといいな。

ダリデニ
3F fall 3T-2T-2T 3Tw 3FTh 3LoTh fall
3Fで転倒したのは女性だけど、男性の踏み切り方はプレロテ連呼の人たちにネチネチ言われそう。回転は知らないけど見栄えはあまりよくなかったです。スローループの転倒から調子が戻らず、2つのリフトは質がイマイチでした。もやっとした演技。

ミシガリ
3Tw 3FTh 2S-1Eu-3S df 3T 3LoTh
3連続で珍しくミスです。この組はファーストで失敗しても何がなんでも3Sを付けるタイプです。3Sはダウングレードですが気持ちは買います。スロージャンプ投げた後の男性の姿勢がかっこいいです。スーパー戦隊の決めポーズみたい。男性はいつも無表情に見えるけど、実は演技力もあるんですねえ。非常にいいですよーーー。

ダリデニは多分GPF確定です。ロステレコム杯にはストノボが出場するので、タラモロのGPF進出を阻むかもしれません。中国杯にはデラモデルが登場しますが、2戦ともスイハンと被ります。イタリア勢はGPFに進出することができるのか!?

kokkihaarimasen.png
国旗を探す方々。デジタル国旗さえ映さないという(女子では映した)。これがフランス国際だ!


来週は中国杯!時差1時間。
back-to-top