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2018
12.21

ロシア選手権 1日目 アイスダンスRD

TESカウンターにエレメンツを表示してくれないので、カウンターを見る意味がない。フジクラスの神カウンターよろ。

アイスダンスRD
1 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV MOS 84.01
2 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN MOS 81.95
3 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO MOS 73.37
4 Sofia EVDOKIMOVA / Egor BAZIN SAM 69.87
5 Betina POPOVA / Sergey MOZGOV MOS 69.62
6 Anastasia SKOPTCOVA / Kirill ALESHIN MOS 69.00
7 Anastasia SHPILEVAYA / Grigory SMIRNOV MOS 68.00
8 Annabelle MOROZOV / Andrei BAGIN MOS 65.95
9 Ludmila SOSNITSKAIA / Pavel GOLOVISHNIKOV MOR 60.48
10 Olga BIBIHINA / Daniil ZVORYKIN SPB 50.50
11 Maria IGNATIEVA / Mikhail BRAGIN SVE 48.91
12 Ekaterina MIRONOVA / Evgenii USTENKO SPB 47.29
13 Valeriia DEMENTEVA / Aleksei NOVIKOV SAM 41.00
14 Anastasia ZHIRNOKLEEVA / Roman MESCHANKIN SVE 39.15

赤ゲレ
ゴージャスな演技でした。改めて長身のカップルっていいものですね。ミッドラインステップの途中で女性が珍しくバランスを崩しました。モホークのところですかね。脚が長いとコントロールが大変なのかな。短足民族にはワカラナイアル。ロシア選手権のアイスダンスのテクニカルパネルは、外国人(今回はガリト・チャイト)を入れていることもあっていつも厳しめなのですが、それでもTES40点には乗せたかったでしょう。赤ゲレの振付師はベネディクト・カンバーバッチ風だな。

エフバジ
カーブリフトの軌道の鋭利さいいわあ。めちゃくちゃな曲の組み合わせなのですが、これはいいの!実はこのプログラムは結構好きなんです。タンゴパートから後半のヒップホップパートを意識したシャープな動きを心がけているので、統一性を感じます。保守的な選曲・構成よりもおもしろい。

ステブキ
ミッドラインステップの最後の方で女性が膝をグッと沈み込ませる場面がありました。常に膝が固定されているような滑り方をするので、これには驚かされました。リフトは十分きれいなのですが、膝に乗せる1つ目のポジションのインパクトが薄いような気がします。頸動脈噛みちぎるぐらいのパワーがほしい。いいスコアが出て男性は笑顔でした。

ポポモズ
GPSではぶっちゃけ昨シーズンよりも下手になっているという印象でしたが、ここで猛烈に巻き返してきました。女性の大袈裟な表現が戻ってきました。ツイズルから、トランジションでピアノの細かい音に合わせた細かいトゥステップのギトギトねちっこい感じが最高。ミッドラインステップはもう少し滑ってほしいのですが、クオリティーをかなり上げてきました。リフトのポジションが下品じゃなくなっていて残念。加点が少なかったからしょうがないかな。点数が伸びずにブーイングブーブー。

シュピスミ
男性がゴツゴツしてきました。衣装をありふれた黒スケにせず、ストライプスケさせるところが、オシャレライフを送るスミルノフだな。サードツイズルが停滞しかけましたが、なんとかフォースまでおこなえました。4番手争いに僅差でつけています。

モロバギ形にはなってきたけど、PCSを7.75まで到達させるとはパンクなジャッジだな。

スコアレ
情熱爆発系の構成が多い中、しっとりとした色香を放っていました。ザッハトルテ~って感じ。女性の美しさが限界突破しています。スコップからパワーショベルに進化しました。そして舐めるような滑りも魅力的。リフトグラグラしなかったからよかったです。スコアレいいじゃないか!

マリア・イグナティエワさんの衣装の上半身危ない。そこは冒険しなくて大丈夫です。

シニカツ
心配なエレメンツは先に終わらせようの巻。ツイズル成功しました。足を蹴り上げてのヘリコプターでのパターンダンスの始まりかっけえ。演技冒頭の足を絡ませ合う振付と相まって、演技にストーリーが生まれます。ジャッジ席前でホールドを組んで何度も方向転換、再度手を離してのターンでは、女性が遅れを取ることなくシャープな滑りを見せました。はい、もう大変素晴らしい演技でした。2人の力を出しきれましたね。滑走順運が最悪の2人でしたけど、今回は最終滑走を引いて、1日の最後に今日の全カテゴリーの中で最高の演技をしていきました。

上位7カップルのツイズルとリフトはレベル4、ステップはレベル3でした。順位を分けたのはパターンダンスのレベルです。シニカツは2つともレベル4!ステブキは2つともレベル3でした。4位~7位のカップルは基礎点は全く同じで、GOEとPCSで順位が決まりました。

シニカツが逃げきるのか、ステブキが巻き返すのか。

いよいよ明日から全日本とロシア選手権のデスロード!大阪に行かれる方は、ロシアの方はほどほどにして寝てください。
2018
12.08

グランプリファイナル 2日目 アイスダンスRD

アイスダンスRD
1 Madison HUBBELL / Zachary DONOHUE(アメリカ)80.53
2 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)78.30
3 Victoria SINITSINA / Nikita KATSALAPOV(ロシア)77.33
4 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)77.20
5 Tiffani ZAGORSKI / Jonathan GUERREIRO(ロシア)72.98
6 Kaitlin HAWAYEK / Jean-Luc BAKER(アメリカ)71.33

シニカツ
まさかのローテーショナルリフトのレベル取りこぼしがありました。シニカツのリフトは危いライン上にありますな。今日はステップシークエンスのユニゾンと距離感がよかったです。2人って別々のスケーターが滑っているように見えるところがあったので、ユニゾンを感じられるようになったのはダンスカップルとしての大きな前進です。

ホワベイ
GPSよりも表現が上手く乗るようになりましたね。パターンダンスがプログラムにスッと馴染んでいていました。特に女性の艶めかしい表現が冴え渡っていました。ミッドラインステップでリンクの端まで滑って、枠外にはみ出るような強い感情の波を見せていました。始動が遅かったので、全米までにさらに滑り込んでくれることを期待。

赤ゲレ
それほどツイズルが得意な方ではないですが、今回のツイズルはファーストからよく揃っていました。カーブリフトはシャチホコのような女性のポジションに迫力があります。脚を見やがれ!というアピールだと思うので、遠慮なく美脚拝見しました。ミッドラインステップになると、男性が音楽に遅れないか危くなってきました。音楽のラストスパートを振り切ってのゴールインです。おめでとうございます。

ホワベイと赤ゲレはほぼ同じPCSです。真ん中3項目が同じ評価で、スケーティングスキルは赤ゲレ、インタープリテーションがホワベイが上位です。

ステブキ
演技が始まった途端にダイナミックな美脚アピール。そしてピッタリのツイズル、独創的な振付で紡いでいきます。そしてパターンダンスに入ると滑りがいきなり細切れになって、それまでの流れが止まります。最大の穴。でもリズムダンスを堪えて得意のFDに持ち込むのがステブキのスタイルですから、これぐらいの点差なら全く問題ありません。スケーティングスキルが、1番滑走のシニカツと同じ評価というのは興味深いです。

ハベドノ
納得の1位、納得の全項目1位です。やはりこの6組の中では技術力は抜けています。ロシアトップ2の女性のスケーティングに課題アリなので、パターンダンスの滑らかな滑りでは技術の差がモロに出ますね。マディソンってやっぱすごいわ。今日のマディソンはちょっとだけ色っぽかったぞ!

ギニャファブ
情熱的一辺倒な演技ではなく、パターンダンスでは寄りそい、包み込むような表現も見せました。同じパターンダンスでも、シニカツは脚を絡ませるように滑って、表現はハード寄りなので、対極にありますね。んでもってミッドラインでは、持ち味のビュンビュンスケーティングを見せて、見せ場も作ります。ハイスコア&順位に女性が大喜びしていました。万年国内2番手がGPF表彰台まであと一歩ですよ。

今日はパターンダンスのレベル4が3つも出ました。ギニャファブとシニカツが1、赤ゲレが2でレベル4を獲得しています。さすがはファイナル。

ロシアの1番手争いはシニカツが僅かにリードしています。ロシアジャッジは、ステブキのPCSを0.25だけ高く評価しました。FDで評価はひっくり返るでしょうか。

今日はここまでいい演技が多いです。いい流れに乗ってペアと男子も好演技が出ますように。
2018
11.16

ロステレコム杯 1日目 アイスダンスRD

アイスダンスRD
1 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)74.49
2 Christina CARREIRA / Anthony PONOMARENKO(アメリカ)69.01
3 Sara HURTADO / Kirill KHALIAVIN(スペイン)66.40
4 Natalia KALISZEK / Maksym SPODYRIEV(ポーランド)66.30
5 Allison REED / Saulius AMBRULEVICIUS(リトアニア)64.54
6 Sofia EVDOKIMOVA / Egor BAZIN(ロシア)64.05
7 Anna YANOVSKAYA / Adam LUKACS(ハンガリー)54.83
8 Misato KOMATSUBARA / Tim KOLETO(日本)52.99
9 Annabelle MOROZOV / Andrei BAGIN(ロシア)51.69

モロバギ
娘がかわいくて仕方がないのか、常にニコニコのモロゾフパパ。実際お顔は素晴らしい美しさですよね。演技中は呪文を呟いていました。ルックスつええ。

エフバジ
Come togetherタンゴからのヒップホップ。ヒップホップの曲は、まだシングルのボーカルが解禁されていなかった頃、アモディオが堂々とルール違反で使ったImma Beでした。しかも2011年世界選手権はこのリンクだったという。運命的ですね。ヒップホップなのに、あまりノれていないところが趣深いです。非常に楽しい演技でした。これぐらい突拍子もない編曲は逆に評価高いです。大好き。

ヤノルカ
女性の腕があみあみ。それって足に穿くやつではありませんの?男性の背が低いので、女性は体を絞っています。170cmもあるのに枝のように細いです。女性の存在感に男性が掻き消されていました。

アリソン組
ズエワの生徒が休養・解散してしまうので、ズエワのことを久しぶりに見ました。アリソンがグイグイ引っ張ってくれるので頼もしいです。特段変わった構成ではありませんが、タンゴらしいタンゴのプログラムでした。他のリズムも混ぜず、まさに正統派。

ココ
パターンダンスのレベルが取れていません。滑っていかないので、タンゴロマンチカのリズムに遅れないようにするのがやっとという風に見えます。トランジションでの転倒は痛かったです。

ウルハリ
一番タンゴらしさを醸し出せているのはウルタドでしょうね。衣装を含め素敵です。ツイズルではバランスを崩してしまいました。ズーリンチームで練習していますから、ツイズルは仕方ありません。ミッドラインステップは、男性が抑えながら滑っているように見えました。シニカツもカップルとして形になるのに4年かかりましたから、ウルハリもそれぐらい覚悟しないといけないのかも。でも、きっといいカップルになるはずですよ。長い目で応援します。

ステブキ
いくら女性のスケーティングに課題があるとはいえ、やはりこの9組で滑ると一番上手いわけで、リンク広く使うので観客へのアピールも抜群です。ミッドラインの最後だけもう少し滑ってくれるとなあ。レベル取り取りマンのステブキでさえパターンダンスのレベルは大きく取りこぼしました。難しいのですね。ツイズルでミスするカップルが多かったので、2人がバッチリ決めてくれて締まりました。速報からTESが3点下がったので、あまり芳しくないスコアになりました。それでも男性は口を開けて笑顔です。(∪^ω^)

カリスポ
皆クリエイティブな方向に進むので、20年前からタイムスリップさせてきたような編曲と構成のプログラムは新鮮です。otonalとレクイエムフォードリームと同じですね。まだ曲との一体感は完璧ではなく、滑りがもっさりとしているので、これから素敵に古臭く仕上げてくれるのを楽しみにしています。男性が胸毛をフワフワ生やしていたので加点です。剃るのは減点。

カレポノ
苦手なツイズルがバッチリ決まりました。よかったよかった。ミッドラインステップの勢いは今日一でした。スピード不足のカップルが多かったので余計にそう感じますし、ジュニア上がりのカップルはこれぐらい勢いよく滑ってナンボですよ。2週前よりも男性の調子がいいように見えます。スケーティングスキルとインタープリテーションではウルハリを上回りました。

ステブキはエレメンツ中に3回ぐらい転倒しないと表彰台から落ちないでしょうし、ウルハリの優勝以外はGPF進出の行方には影響しません。ドキドキせず、シンプルに演技を楽しめるイベントになりそうです。ステブキはパターンダンス両方で4ビート以下の中断があったと判定されました。9組のうちパターンダンスレベル4はゼロです。キーポイントが長くなって、いずれのカップルもレベル獲得に苦労しているようです。

今更ながら、上位カップルが抜けるオリンピック翌シーズンにタンゴロマンチカってハードですね。それでオリンピックシーズンが簡単と言われるルンバですからね。これからはそこのところもう少し考えないか?
2018
11.03

グランプリシリーズ・ヘルシンキ 1日目 アイスダンスRD

アイスダンスRD
1 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)78.18
2 Charlene GUIGNARD / Marco FABBRI(イタリア)77.36
3 Lorraine MCNAMARA / Quinn CARPENTER(アメリカ)71.40
4 Christina CARREIRA / Anthony PONOMARENKO(アメリカ)66.93
5 Sara HURTADO / Kirill KHALIAVIN(スペイン)66.25
6 Juulia TURKKILA / Matthias VERSLUIS(フィンランド)63.06
7 Betina POPOVA / Sergey MOZGOV(ロシア)62.35
8 Jasmine TESSARI / Francesco FIORETTI(イタリア)58.48
9 Shari KOCH / Christian NÜCHTERN(ドイツ)56.71
10 Katharina MÜLLER / Tim DIECK(ドイツ)56.59

コホニュヒ
パパシゼと同時代にジュニアで戦っていたカップルですが、シニアに上がって一旦休止期間がありまして、これがグランプリシリーズデビューとなります。ツイズルはクリーンに入りました。情熱タンゴではなく上品タンゴ、そこからスウィングの構成です。美しい女性を誘って紳士ぶってタンゴを踊っていたけど、楽しくなってしまいましたという雰囲気がいいですね。僕はアイスダンスのスウィングとかチャールストン大好きなので、こういった構成大歓迎です。

トゥルヴェル
これがタンゴとフラメンコ半々ではなく、フラメンコだけだと物足りなく感じたはずなんですよ。この構成だからいいんです。フラメンコの踊りの思いきりのよさは、2人のシングルスケーターとしてのキャリアが活きています。パターンダンスで身をよじらせる女性が何とも色っぽいです。髪のウェットなところもいいですね。今シーズンは2人のこと強烈に肯定しまくります。なぜならばプログラムが好きだからです。

ポポモズ
パターンダンスの入りの時点で強い。殺気!そして余りの気合いに男性がスリップ!レベルとりこぼす!うーーーーん空回り。ショートカットで危険なオーラをまとうポポワと、短ランを着て演技するモズゴフ。これはヤンキーカップルのタンゴですね。めちゃくちゃおもしろかったのにPCSが思ったより伸びなかったです。7点台中盤~後半くれよ~。

ミュラーディーク
タンクトップの上に、女性がお葬式で羽織るような薄手のカーディガンを合わせる防寒性のなさそうな衣装。エレメンツ以外で男女がポジションチェンジをしていくわけですが、ただ移動しているだけで、振付に必然性をあまり感じないです。リフトももう少しアピールがあるといいのですけどね。全体的に弱いかなあ。

テサフィオ
フィオレッティはコホニュヒ、ステブキ、パパシゼ、ウルディアあたりと同じ時代のジュニアで戦っていました。あの頃楽しかった(害悪懐古厨)。あのポワポワしていたフィオレッティが、演技始まった途端に鋭い表情になるんです。顔変わった?と思ったけど音楽が止んだらいつものポワポワに戻りました。先ほどトゥルヴェルが素晴らしいポエタを披露したので、それと比較すると、長過ぎる手足を持て余しているように思いました。これを使いこなせるとかっこいいのですけどね。

カレポノ
ポノマレンコさん、パターンダンスの頭のヘリコプターでいきなりバランスを崩すという幸先の悪いスタート。なおキーポイントではなく、スタンブルはしなかったので被害は大きくなかった模様。やはり今シーズンは女性の表現のよさが男性の存在を凌駕しています。魅力再発見ですわ。苦手なツイズルは入りました。

ウルハリ
ツイズルがロシアロシアしかけましたけど、2人ともどうにか収めました。正直な、めちゃくちゃ個性的なプログラムというプログラムではないと思うのですが、男性の安定感が抜群なので、安心して観られる演技でした。ジゴロに捕まっちゃったシンガーみたいなね。スケーティングスキルがカレポノに及ばなかったのは女性の部分でしょうね。

ステブキ
GPSでもガンガン乳首を透けさせてくるブキンさん。透かすな!ツイズルはわちゃわちゃな工夫で楽しませてくれました。ミッドラインの男女のスケーティングに差がありまして、女性が放置気味。でもエレメンツのインパクトで十分カバーできます。そういったプログラムになっていますからね。このチームは、とことん弱点を隠すように工夫しています。絶対的な戦略の勝利。女性のスカートすごいですね。鳥の巣くっつけてるみたいじゃないですか。

マクカー
2戦目のマクカー。男女のツイズルのタイミングにズレがありました。ミスというミスはそれぐらいでしょう。見た目がズレただけでGOEには大した影響ありませんしね。まだネットリ成分が足りません。マクナマラさんのネットリポテンシャルは無限大なのです。

ギニャファブ
演技が始まる、月の光が流れ出す。今大会は月の光を滑るスケーターがいないというのにです。意味が分からないですねえ。データベースから変なの引っ張ってきちゃったのか?いやあ、素晴らしい滑りでしたね。これがスケーティングスキル1位ではないというのは、納得しかねます。もっとくれよ!!!

スケカナのアイスダンス観ている時、めちゃくちゃ気が立っていて、若干キレ気味で感想を書いていた気がします。今週はとても平穏なんですよね。この差は何なのだろと考えたんです。今週はモントリオールの生徒が1組もいない、つまりテンプレ構成&メドレーがない。だから落ち着いていたんです。モントリオールのチームはみんな大大大好きだけど、正直なところ、今シーズンはどうなの?と思うプログラムが多いのですよね。一ヶ所に有力カップルが固まりすぎるのも考えものです。

ギニャファブはタイムバイオレーションが取られました。さんざん待たされた後にタイムバイオレーションって悲しい。ステブキとギニャファブは基礎点同じで、加点はギニャファブが上回りました。ギニャファブはユーロ表彰台だけでなく、ワールド表彰台も見えてきましたよ。あのララランドで表彰台に乗ったら、僕泣いてしまうでしょうね。

パターンダンス第1セクションのレベル取りこぼしが多いです。
4 ギニャファブ
3 ステブキ、ウルハリ
2 マクカー、カレポノ、トゥルヴェル
1 ミュラーディーク
B ポポモズ、テサフィオ、コホニュヒ

ギニャファブはすごいということですね。GPSで他にレベル4だったのスケアメのマクカーだけですもの。第1セクションは1やBが目立ちますが、実は第2セクションもレベル4はほぼありません。皆さん覚えておきましょう。タンゴロマンチカでレベル4を取るのはすごく大変!左上カウンターにレベル4が表示されたら拍手!OK?
2018
10.07

フィンランディア杯 2日目 アイスダンスRD・ペアリザルト・男子リザルト

アイスダンスRD
1 Alexandra STEPANOVA / Ivan BUKIN(ロシア)79.16
2 Olivia SMART / Adrian DIAZ(スペイン)72.61
3 Carolane SOUCISSE / Shane FIRUS(カナダ)70.79
4 Marie-Jade LAURIAULT / Romain LE GAC(フランス)69.29
5 Anastasia SHPILEVAYA / Grigory SMIRNOV(ロシア)64.33
6 Juulia TURKKILA / Matthias VERSLUIS(フィンランド)62.46
7 Sofia EVDOKIMOVA / Egor BAZIN(ロシア)61.33
8 Anna YANOVSKAYA / Adam LUKACS(ハンガリー)54.95
9 Shira ICHILOV / Vadim DAVIDOVICH(イスラエル)47.45
10 Emily MONAGHAN / Ilias FOURATI(ハンガリー)46.55
11 Mina ZDRAVKOVA / Christopher M. DAVIS(ブルガリア)37.84

エフバジ
女性が気持ちばかりのスケ。男性の衣装だけを見ると"グリース"のように見えます。曲は謎アレンジの"Come together"と、アモディオが2011年世界選手権で、ボーカル禁止されていたのにわざわざボーカル入りに編曲し直した「オッケー」の曲。かなりヒップホップ寄りの構成でした。男性の体力には問題なかったです。むしろ男性の方が生き生きと滑っていました。アリエフに続き、バジンにも「体力!スタミナ!」が言えなくなってしまいます。

ステブキ
パターンダンスでもタンゴ感のない曲をチョイスしたので、ほぼフラメンコのプログラムとなっています。衣装もフラメンコですね。ブキンはいつも通り透けています。ステパノワはグレーで手抜きっぽいのですが、よく見ると衣装の表面に透明な三角形の飾りが無数に散りばめられています。ミッドラインステップの後に、氷上に落ちた花びらを回収するために、レフェリーが笛を鳴らして演技中断。3分ほど中断したので、体力回復した状態でパターンダンスに入りました。まあ元気に滑ることなんの。中断は彼らの責任ではないので、これぐらいいいですよね。ダイナミックでステブキにピッタリのプログラムです。RDはステブキ>シニカツかなあ。ロシア1番手争い楽しいな。素敵なツイズルだったのに2人ともレベル1辛い。

シュピスミ
スミルノフはストライプ黒スケ衣装。中に襦袢を着ていないので見事に透けきっています。テンポを落としたちょいキモ"タンゴアモーレ"でパターンダンス。タイミングバッチリのツイズルで通常テンポに戻しました。シュピスミはクネクネしないので、この曲の3つの構成要件である疾走感・クネクネ・ドヤを満たせないんですよね。かわいいからな。路線が固まりつつあるので、それを打ち破るための矯正ギブスプロなのかもしれません。

ロシアはトリプルスケスケを達成しました。おめでとうございます。

スマディア
オータムクラシック以来のセクシーな喪服。これぐらいおもしろいと黒衣装でも大丈夫。オータムクラシックの何倍もいい出来でした。特に女性の表現が冴えていましたね。冷たい視線がたまらんですよ。反道徳的な美しさと申しましょうか、快楽に溺れていくように絡み合う2人の様子に引き込まれました。大人のタンゴですね。スペインの1番手いけるぞー!

寿司酢組
オータムクラシックでの記憶が抹消されているので、初見みたいなものです。男性のジャケットの赤いラインは体育教師のジャージのようです。シャツの上にジャージ着る教師いますよね。パターンダンスを終えて、レフェリーが笛を鳴らして演技中断。再び氷に落ちた花びら回収タイム。花束はきちんとラッピングしましょう!音楽がゆったりと流れていても、2人の動きにキレがあるので、トランジションがもっさりすることなく、ビートの効いたミッドラインステップに入っていきます。寿司酢さん筋肉素晴らしい。さすがカナダ人。

トゥルヴェル
今シーズンはRDもFDも良プロ鉱脈掘り当てておりまして、飛躍のシーズンになると思います。パターンダンスはまだまだな部分ありますけど、後半のフラメンコパートが素晴らしいです。ストップと退行する部分の振付がめちゃんこかっこいいし、ステップの出のツイズルまで決まっています。ルックスのよさも活きるというものです。トゥルッキラもベテランの年齢に差し掛かってきましたけど、シングル時代から続けてきてよかった。国内で下剋上ありますよ。

マリロマ
妻の衣装は金色と銀色の絵の具をバケツの水に溶かした色をしています。これこれ~~~フランスに求めているのはこれ~。男性の衣装にはネクタイとジャケットがプリントしてあります。これは地肌に絵の具で描いてあって、実は裸でした!ってやつだな。パターン深くていいですね。夫の膝の柔らかさが活かされています。ジュニア時代から膝が武器でしたからね。マリロマの"セルブロックタンゴ"と聞いて心配しかなかったですが、セクシーとまではいかないですけど、キューティーセクシーで独自のカラーが出ていました。女性はロキシーを演じているようなので、キュート成分強めでも問題ないですしね。スピードを出しまくってから入るステーショナリーリフトよかったです。女性の脚のポジションがリフトの出まで決まっていました。とてもよかったですね。いつの間にこんなに上達していたの。マスターズから連戦おつやで。

パターンダンスのキーポイントがNNNNの山です。クーーーーッ!ステブキがかろうじてレベル3を揃えましたが、他のカップルはすべてレベルB~2でした。きびすぃーーーーー。

ペアリザルト
1 Evgenia TARASOVA / Vladimir MOROZOV(ロシア)198.98
2 Kirsten MOORE-TOWERS / Michael MARINARO(カナダ)193.93
3 Aleksandra BOIKOVA / Dmitrii KOZLOVSKII(ロシア)188.54
4 Miriam ZIEGLER / Severin KIEFER(オーストリア)176.09
5 Daria PAVLIUCHENKO / Denis KHODYKIN(ロシア)175.05
6 Ekaterina ALEXANDROVSKAYA / Harley WINDSOR(オーストラリア)162.78
7 Tarah KAYNE / Danny O'SHEA(アメリカ)162.03
8 Laura BARQUERO / Aritz MAESTU(スペイン)152.94
9 Jessica PFUND / Joshua SANTILLAN(アメリカ)136.91
10 Miu SUZAKI / Ryuichi KIHARA(日本)132.59

海龍
3Tw 3F fall 3T fall 2FTh 3STh
ソロジャンプは2本とも女性が転倒。スローフリップは元々2回転のようですね。スローサルコウ降りてから、コレオシークエンスでスピードを出し、グループ4、デススパイラルと急によくなりました。

タラダニ
3Tw shaky 3S-1Eu-2S shaky 3STh hd 2A ot 3LoTh
今シーズンも"白鳥の湖"です。タラダニといえばバレエプロ。ミスは非常に多かったです。全米フライングスタオベが巻き起こる(予定)キャリーリフトは決まったのですが、上手く下ろせずにグダグダっとしたフィニッシュになりました。2人とも笑うしかない。本来の2人のキレには程遠いので、体調が万全ではないのかもしれません。

アレウィン
3Tw 3T-2T tano 3LoTh 2S fall 3FTh fall
ホールドがきれいではないなので、組むとタンゴの雰囲気が壊れます。普通逆なんですけどね。挑戦といえばタンゴなのは世界の共通認識なのか、今シーズンタンゴがたくさんいます。アイスダンサーと比べられてしまうデメリットもあります。インタープリテーションをガクンと下げられています。コレオシークエンスは改良の必要があります。ダイレクトに言ってしまうとタンゴではなかった。

パブホディ
3F 3T-2T-2T 3Tw 3FTh shaky 3LoTh fall
3F降りられましたが2人の距離が通常の2倍ほどあったので、マイナス評価をしたジャッジもいました。全体的に2人の距離が遠くかったので、ペアスケーティングとしてのおもしろみは薄かったです。リフトで止まってしまったり、デススパイラルスリップしたりと細かなミスもありました。コレオシークエンスよかったです。男性が2Sを入れてオシャレな感じでした。ツッコミ所のないプログラムより、これぐらいハチャメチャな編曲の方がありがたい。

モーマリ
3Tw 2A-1Eu-3S df 3LoTh 3T 3STh shaky
男性の3Sが110度ぐらい足りずに両足着氷。3Tも危なかったです。スローサルコウは投げに失敗してすさまじい低さになりましたが、女性ががんばりました。女性のジャンプ技術大切ですね。"ピンクフロイドメドレー"なのですが、滑りが直線的で次の一手が予想できてしまうところが、このプログラムの欠点なのではないかと思います。あっと言わせる工夫があってこそ、選曲の必然性が生まれると思いますし。男性不調に見えました。

ボイコズ
3S so 3T-2T fall 3Tw 3STh so 3LoTh
3Sで女性がステップアウトしました。しかしボイコズはジャンプの着氷にたっぷり時間を使うので、転倒をしても起き上れるぐらいの時間を確保しています。少々のミスでは音楽に遅れません。ジャンプ3ミスあって120点も出たので、計算では130点目指せます。

タラモロ
3Tw 3S ot 3T ot-1T-1T 3FTh 3LoTh df
アイスダンスだと減点食らいそうなリズムのない音楽で始まりました。今シーズンから導入のスロールッツだかフリップだかどちらでもいいのですが、今回はフリップで高さを出して成功しました。淡々と音楽が進行していくので、これはタラモロのスケーティングスキルが試されます。表現に対しては元々そんなに期待をされているわけではないと思うので、技術と動きのシンクロで黙らせるしかない。ペア競技においてシンクロというのは、それだけで表現に変換できますから。うんしょ上げのグループ3はそろそろ外さないか。

男子リザルト
1 Mikhail KOLYADA(ロシア)250.58
2 Junhwan CHA(韓国)239.19
3 Morisi KVITELASHVILI(ジョージア)231.19
4 Nicolas NADEAU(カナダ)227.76
5 Dmitri ALIEV(ロシア)224.95
6 Matteo RIZZO(イタリア)217.68
7 Alexey EROKHOV(ロシア)214.59
8 Lukas BRITSCHGI(スイス)206.76
9 Sota YAMAMOTO(日本)205.79
10 Ryuju HINO(日本)205.15
11 Alexander MAJOROV(スウェーデン)202.55
12 Petr KOTLARIK(チェコ)181.51
13 Luc ECONOMIDES(フランス)180.40
14 Sondre ODDVOLL BOE(ノルウェー)179.25
15 Alexander JOHNSON(アメリカ)178.03
16 Daniel Albert NAURITS(エストニア)170.93
17 Nikolaj MAJOROV(スウェーデン)160.62
18 Javier RAYA(スペイン)160.40
19 Valtter VIRTANEN(フィンランド)153.17
20 Graham NEWBERRY(イギリス)150.06
21 Roman GALAY(フィンランド)145.83
WD Alexei BYCHENKO(イスラエル)

エローホフ
3A-3T 3S 3A 4T-2T 4T 3Lo-1Eu-2S 3Lz
4Sが3Sになったぐらいで、ジャンプの減点がありません。ジャンプを跳ぶためのプログラムで、その分トランジションが少ないゆったり設計となっています。シニアデビューだからこれぐらいでも大丈夫。フィンランドのジャッジがインタープリテーションで4.75を付けました。そんな?そんなか?リュージュのインタープリテーションにも4.00を付けていたので、このジャッジは音楽表現に相当なこだわりがある模様。

リュージュ
3Lz-3T 3Lz 3A-2T 2Lo 3A 3F 2A-1Eu-2S
リュウユヒノさん。Jがユなのね。イェニーとかユッシヴィレとか読みますもんね。衣装が一瞬ジャケットとタートルネックに見えました。船越英一郎になってサスペンスを演じるわけではないのですね。"ラ・ボエーム"の終盤のドラマティックな音楽の部分は表情も雰囲気もよかったと思います。そこまでの部分と明確に差がありました。僕の脳内で船越英一郎補正がかかっていたわけではあるまい。3Fのエラーなしでしたが、スローで確認するとアテンションが付いてもおかしくないと感じました。安定を考えるとSPの単独ジャンプで使えるのは3Sになるのですね。

草太
3A ot-2T 1A 3Lz-3T 3Lz hd 3F 3Lo 2A-1Eu-3S
まずまずという演技でした。ジャンプは次第に調子を上げていくとして、表現がまだ淡白なので、ハイライトを作って強くジャッジと観客にアピールすることが大切になってきそうです。着物風衣装で、帯の下もペラペラっと布があります。脚が短く見えてしまうのが難点です。SPの時自分で「鈴木大地に似てきた」って言ったら本当に鈴木大地に見えてきました。将来はスポーツ庁長官だな。

リッツォ
4T df 3A ot-2T 3Lz-2T 3Lo 3A 3F-1Eu-3S 3Lz
4Tは半回転足りなかったです。それ以外はまずまずまとめました。セカンドトリプルは入らなかったのですね。"ストーンズメドレー"は単体で考えると、実はそんなに悪くはない気がします。ファンががっかりしているのは「またこういうやつ?」という部分です。1曲1曲を明確に滑り分ければ作品として仕上がると思います。

クヴィテラシヴィリ
4S-3T 3A 3F-1Eu-3S shaky 3Lo 4T fall 2T-3T so 3F
出だしはよかったです。3Aが不安定なクヴィテラシヴィリにとって、理想的な3Aが入れられましたしね。後半2つの4Tは決まらずでした。繰り返しのジャンプは3Fと4Tですが、4Tが抜けたので咄嗟にセカンドジャンプを3Tに変更しました。エテリ帝国は、女子だけでなく男子にも品質の高い計算機が搭載されているのですね。輸出する予定はございますか?

ナドー
3A-3T 4T fall 3Lo 2A<< df 3Lo-2T 3F 3S
衣装にチャックが2つ。リッツォとペアルックかよ。eマークの付く3Lzは解雇しました。2本目の3Aは抜けて前向き着氷に。大技が決まらなかったです。スピンステップコレオシークエンスで加点がどっさり付きました。驚異的な躍動感でした。演技終盤でも演技開始直後と同じぐらいの勢いで滑っていました。前のめりで怖いぐらいに元気でした。コンセプトは理解できませんが楽しい演技でした。今回は8点台までPCSが伸びました。

アリエフ
3S 2T 3T 3F 3Lz-1Eu-3S 2A 3Lz-2T
わーい黒衣装じゃなくなった!ボヤけた水色。安易な黒は危険です。そして2Aを跳びました!!!!!!!!ジャンプのキックアウト回避成功(これが普通)。世界選手権の女子の第2グループのような構成になってしまいましたが、ジャンプが抜けまくっただけあって体力は余裕でした。この余裕と4回転3本が同居できたらいいんですけどね。体力と4回転は嫁と姑みたいなものだから。

ジュンファン
4T 2S so 3Lz-3Lo 3A-2T 3A fall 3F-1Eu-3S 3Lo
両腕のライン、ボディラインが美しくなりましたねえ。編曲・・・・・?これはいいんですよ、なぜなら「ジュリエーーーット!」がおもしろいから。他のロミジュリと混ぜていないですし。混ぜるな危険。スピンの入りで転倒してお尻スピンフィニッシュしました。かわいそうだけどかわいい。絶対に銀メダル獲るマンになったのか。

コリヤダ
4T shaky 3Lz 3A 3S-2T 3T 2Lo so 3Lz-1Eu-2S
前のめりになった4Tに+4をつけたスイスのジャッジどうした。お腹空いていたのかな。ジャンプはやや抜け。男子でド直球な"カルメン"を演じる選手は少ないので、それをやるのがスキルの高いコリヤダでよかった。男子トップ選手がこの演目滑るのって・・・ライサ以来?
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