2012

05.15

« 2011-2012シーズン エリザヴェータ・タクタミシェワ »

エリザヴェータ・タクタミシェワ

タクタミ



スケートカナダ 優勝
エリック・ボンパール杯 優勝
グランプリファイナル 4位
ロシア選手権 6位
ユースオリンピック 優勝

SP:タンゴ
LP:ベサメ・ムーチョ
EX:ハーレム

SPはピアソラの聞き飽きたやつです。3Lz-3Tの成功率は素晴らしかったです。彼女の3Lz-3Tには+2が付いて然るべきですねえ。3Loのあとのくねくねうにょーんな振付も好き。タノの2Aも素晴らしい。もう少し違う位置で跳んでくれるとなおのこと良かったです。そこからのレイバック、特にサイドウェイズのポジションが素晴らしい。サイドウェイズは基本的に脚が伸びている方が好きなんですけど、彼女に限ってはすごく色っぽくて、曲調にも合っているのでおkです。スピンに関して言うと、最後のブロークンレッグからのアップライトでの腕の表現も素敵でした。ブロークンレッグはどうしても女子だと、見ていてあまり美しくないと感じてしまうので。これは組み合わせ方の勝利。
このプログラムの弱点は何と言っても、リンクの使い方が狭すぎることですね。一番外に行っているのが、3Lz-3Tのランディングの辺りぐらいですからね。あとは同じところをグルグル回っているだけで。サーキュラーステップだから、それが余計に目立ってしまいました。また、助走使わないから余計にねえ。良い事なのに、目立たせてしまうという。これはコーチも分かっていることですし、来シーズンの振付では改善してくることだと思います。ウィルソン振付ですし、もし色気系統が来たとしても、内的な物ではなく、外的にプンプン撒き散らしそうな北米的な物になりそうです。
あ、でもSPもLPも両方なんでしょうか?分からない。
黒の衣装の背中の割れ目が謎でした。ティッシュ取り出し口みたいだった。謎なだけで素敵衣装でしたけどね。

LPは一時はどうなることかと思われたラテンメドレー。サマーキャンプのショーで滑った時の演技があまりにチグハグ過ぎて、曲に合っていなさ過ぎて心配でしたが、まあ合わせてくるもんですね。ジャパンオープンで滑ったときにはすでに別人でしたから。
ジャンプは高難度ジャンプを前半固め打ちという、ミーシンチームのお決まり構成。後半に3Lz1本持ってくるとかしてもいいのではないでしょうか。最初に3Lzをボン!ボン!って跳ぶのは「さあ、ジャンプ跳んじゃうよ〜」感がして、あまり好きではないです。でも成功率と、ジャンプの質は素晴らしい。
曲の変化でも、表現の変化ができない選手が多い中、彼女はその変え方が素晴らしい。ジャンプパートからダンスパートに移るところの一瞬の表情の変化、そして後半へと移っていく時の物悲しい哀愁を込めた表情と指先。これが本当に14歳(当時は)と思わせました。中3の時にこんな憂いを秘めた女子いました?周りに。いや、たまにいますかね。でも、こんな小さいのに色気を出せるのはすごいですよ。うん。
とにかく回るわおんどりゃあああああステップはがっちゃんと同じ。妹弟子だなあと思わせます。

元々表現力がすごい選手ではありましたが、その一因としてランビエールに指導してもらったことも大きく関係していると思います。しなり感と言いますか、音の取り方が本当に素晴らしい。何と形容すればいいのでしょうか、とにかく良いんです。ランビエールさん、DOIで日本の若手にも教えてあげてください。

シーズン中に体が随分大きくなりましたね。この間、2010年のロステレコム杯のエキシビションの映像を見ていて、細さが今とあまりにも違い過ぎて驚きました。同じ人とは思えないぐらいに。ファイナル、ナショナルとあまり良くなかったものの、年明けには戻してきましたし、練習のために世界ジュニアには出なかったということを考えると、来シーズンにはまた仕上がってくるのではないでしょうか。シニア完全移行。ISUチャンピオンシップスにも出られますから、楽しみで仕方ありません。
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    2012

05.13

« 2011-2012シーズン 羽生結弦 »

羽生結弦

はにゅーん



ネーベルホルン杯 優勝
中国杯 4位
ロステレコム杯 優勝
グランプリファイナル 4位
全日本選手権 3位
世界選手権 3位

SP:練習曲第12番 嬰ニ短調「悲愴」
LP:ロミオ+ジュリエット
EX:Somebady to love
EX:ホワイトレジェンド

久しぶりにレビューを。書き溜めしていたので、実は1週間ぶりぐらいです。

SPはどこかで聴いたことある曲だな〜と思っていたら、なるほどそうでした。このプログラムで聴いたことあるだけでした。4Tからの3Aのまでのランの少なさが良いです。こんなに少ない助走で跳べるのかっていうぐらい。4Tをミスっても3Aは行きますからね。あのカウンターからの幅跳び3Aは絶対+2以上はつけるべきです。+1なんて論外。ホップとトゥステップも効果的に使いますよね。すごく音楽に合っていると思います。トコトコトコと駆けるところが素敵です。特に、終盤のトコトコからのチェンジシットは素晴らしいです。シットスピンをして音楽の雰囲気を壊さない数少ない選手ですね。彼は。シットスピンで+2がついても文句無いという数少ない選手だとおも思っています。それぐらい彼のシットスピンは速くて、ポジションがクリーンで艶やか。彼のパンケーキポジションはあまりにも格納度合いが強いので、パンケーキどころか、ずんだもちですね。ずんだもちスピンと名付けましょう。採用してください。
ノーミスの演技が見たかったプログラムの一つです。

LPは今シーズン、妙に流行ったロミオ+ジュリエット。なぜ今シーズンに集中してしまったのでしょう。おかげで映画見てしまいました。
宿命に翻弄される2人の若者、そして2人は出会い一生の愛を誓い合う。ジュリエットの死を知り怒り狂うロミオ、ここまでは良いんですよ。でも明らかに皆殺しの表情やないですか。いつかはリプニツカヤと同じ大会に出て、ロミジュリやって欲しい。
音楽に合ったジャンプ、曲の変化に合わせて表現を変えられるようになったのは大進歩ですね。トランジションは少なめですね。印象的なイナバウアーはありますけど、ちょっとした突っ立った感が時々感じられるのが気になります。特にステップの前のスピンの所などは。昨シーズンの養成ギプスプログラムが効いたのか、スタミナは増したように思いますが、それでもやはりこれからの第1課題ではありますね。前半でバテてしまって、後半まで残っておらず、コレオステップの時滑りがガサガサして見えます。すごくもったいない。あそこでサーーーーとPさんやアボットくんみたいに滑ってくれれば、すごく迫力が出てくるのに。
ワールドでは転倒あれど、良いロミオだったので良かったです。

彼の衣装は驚くべき手袋率なんですよね。今シーズン両方、昨シーズン両方、一昨シーズンも両方手袋でした。エキシビションの衣装でさえ手袋付き。実は手を見られてはいけないとか。氷の上に立つと、鬼の手がうずくのかもしれない。さすが鬼神殿。

コーチをブライアン・オーサーに変更して、カナダにて練習を積むことになりました。クリケットクラブにはカナダのみならず、いろいろなスケーターや振付師、コーチがいますから、フィギュアスケートをする上で学ぶことは多いでしょうし、英語を学ぶにしてもそうですし、良き友人を作っていくにも素晴らしい環境だと思います。
ブライアン・オーサーに師事することによって、多くの人が期待するのはスケーティングの改善ですね。彼はどうしても氷を押して押して滑るので、最後まで体力が持ちません。スケーティングの向上は体力の温存、体力の温存はエレメンツの質、成功の向上、全てに繋がっていくものです。スケーティングこそが最も大切。行ってらっしゃい。トロントだと、夏は日本より遥かに涼しくて過ごしやすそうですねえ。

そして、ブライアン・オーサーがゲイということで、羽生には移って欲しくないという方がいらっしゃって驚きました。フィギュアスケート界にどれだけゲイがいるか分かっていらっしゃるんでしょうかね?日本にいてもいっぱいいますし、別に関係ないですよ?っていう。振付師、衣装屋、ダンサー、メイクなんて入れたらそれこそ溢れていますよ。ゲイ嫌いだけど、フィギュアスケート見るっていう人が正直信じられないですねー。物を知らなさ過ぎる。これを無知の無恥と呼んでいます。

ゲイどうこうに限らず、人種だの、親の職業だのを絡めて話をするのは本当に気持ちが悪いです。「育ちが悪いからふじこふじこ」なんて言っちゃったりね。「育ちが悪いのはあなたの方ですよ」ってね。自分への改めての戒めも込めて書いておきます。レイシストだのなんだのは、このブログには不必要です。お花畑思考で結構なので、ぜひそういう方々はお帰りください。

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    2012

05.11

« 2012-2013アメリカナショナルチーム »

http://www.usfsa.org/Athletes.asp?id=209

はっや。はっや。毎年6月なのにはっや。

チームA

女子
アシュリー・ワグナー

男子
ジェレミー・アボット

ペア
マリー・ベス・マーリー&ロックニー・ブルーベイカー
ケイディー・デニー&ジョン・コフリン

アイスダンス
メリル・デイヴィス&チャーリー・ホワイト
マイア・シブタニ&アレックス・シブタニ
マディソン・ハベル&ザック・ドノヒュー


チームB

女子
アリッサ・シズニー
キャロライン・ジャン
ミライ・ナガス
クリスティーナ・ガオ
アグネス・ザワツキー
グレイシー・ゴールド

男子
ダグラス・ラザーノ
アーミン・マーバヌーザデー
アダム・リッポン
ロス・マイナー
ジェイソン・ブラウン
ジョシュア・ファリス
ネイサン・チェン

ペア
マリッサ・キャステリ&シモン・シュナパー
グレッチェン・ドンラン&アンドリュー・スペロフ
ヘイブン・デニー&ブランドン・フレイザー
ブリトニー・シンプソン&マシュー・ブラックマー

アイスダンス
リン・クリンクライラット&ローガン・ジュリエッティ=ンュミット
アレクサンドラ・アルドリッジ&ダニエル・イートン
マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ


チームC

女子
レイチェル・フラット
アンジェラ・ワン
サマンサ・セサリオ
アシュリー・ケイン
ヴァネッサ・ラム
コートニー・ヒックス
マリア・ベル
バービー・ロン
ハンナ・ミラー
カレン・チェン
アマンダ・ゲルブ
アンバー・グレン

男子
スティーブン・キャリエール
リチャード・ドーンブッシュ
キーガン・メッシング
マックス・アーロン
ティモシー・ドレンスキー
ハリソン・ショアーテ
フィリップ・ウォーレン
スペンサー・ハウ
ルーカス・カウガース
ヴィンセント・ゾウ
ジェームス・スチェテリッチ

ペア
カイリー・ドゥアーテ&コリン・グラフトン
ジェシカ・ノエル・カララン&ザック・シドゥー
マドレーヌ・アーロン&マックス・セットレージ
チェルシー・リュウ&デビン・ペリーニ
ジェシカ・ファンド&AJライス
ケイトリン・フィールズ&ジェイソン・パチーニ
アレクサンドラ・ショネシー&ジェームス・モーガン

アイスダンス
エミリー・サミュエルソン&トッド・ギルス
アナスタシア・カヌーシオ&コリン・マクマナス
レイチェル・パーソンズ&マイケル・パーソンズ
マドレーヌ・ヘリテージ&ネイサン・ファスト
アマンダ・ベルッチ&サム・カプラン
ロレーヌ・マクナマラ&クイン・カーペンター
ホリー・ムーア&ダニエル・クラバー
ハンナ・ロシンスキー&ジェイコブ・ジャッフェ
ホイットニー・ミラー&カイル・マクミラン

カップル競技、特にダンス勢は今シーズンも入れ替わりが激しかったです。新結成の組もペア、ダンスそれぞれあるので、また来年もかなり入れ替わりがありそうです。

先シーズンはゼロだったペアのチームAでしたが、今シーズンは入りました。

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    2012

05.09

« 2011-2012シーズン エレーネ・ゲデヴァニシヴィリ »

エレーネ・ゲデヴァニシヴィリ

ゲデ子



ネーベルホルン杯 2位
スケートアメリカ 7位
NHK杯 5位
ヨーロッパ選手権 3位
世界選手権 10位

SP:ジェラシー
LP:オペラ座の怪人
EX:Unusual Way

今シーズン、年齢的にもついにベテランの仲間入りを果たしたゲデ子さん、にじゅうにさい。

SPは昨シーズンと曲は違うもののタンゴ、その前がFever、キャバレーと同じようなお色気路線が続いているわけですが、昨シーズンのセルブロックタンゴとは全く違います。あれは音源があまりにもあまりにもあまりにも酷すぎました。その上、ブロンドが似合わなさ過ぎていましたから、黒に戻してくれてくれたのも良かったです。タンゴはやっぱり黒髪の良い女が滑らないと。地毛(と思われる)ブルネットも可愛いですけどね。
ジャンプ構成の変遷が3T-3T 3Lz→3Lz-2T 3S→3Lz-3T 3Sとなっています。エラーなしで跳べる3種類の中で組み合わせてきました。ワールドでの3Lz-3Tには驚かされました。3T-3T以外の3-3を入れたのは2008年のエリック杯以来、3Lz-3Tを入れたのはトリノシーズン以来でした。しかも、その時よりも質が良いという。ワールドで3T-3T以外の3-3を成功さえたのは彼女だけでしたし、やはり3Lzって素晴らしい。アカレンジャーだなあ。
オーサーの元に移って、スケーティング技術の向上が著しいです。元々滑りは良い方でしたが、それをコントロールすることができず、ものすごい勢いでジャンプを転倒していくので怖かったです。スケーティングの向上=体力の温存、スケーティングの向上=ジャンプのコントロール =ジャンプの成功率の上昇へと繋がっていきます。体力の温存は彼女の課題であるスタンブルやスピンの崩壊も防いでくれます。スケーティングは全てに繋がるのです。
トランジションの省エネ感もなくなりました。コンボの後の3Sに至るまでの軌道、ストレートラインまでのトランジション、直線的ではなくて動きが多様です。ストレートライン自体もすごくよく動いていますし。彼女は音楽に合わないこともあるので、スピンの後に振付で余裕を持たせたのも良かったと思います。
衣装もすばらしい。背中の襦袢が目立たないですし、襦袢をつけることによって、お尻の上まで肌色部分を伸ばしてきてすごくセクシー。体をかつてない程に絞ったので、ラインが美しくなり、スリットから見える太もも、これもまた色っぽい。お胸もそれほどしぼんでいないです。
デ ィ ー バ ・ ウ ィ ル ソ ン な ら で は の エ ロ 極 め 。

LPは昨シーズンと同じオペラ座の怪人ですが、編曲とエレメンツの順番はかなりいじっています。最初の3Lzの軌道からして違いますからね。今シーズンの方が余裕を持ってスピードを出すということに重点を置いたプログラムのように見えます。まずジャンプを成功させようってことなんでしょうね。先述した通り、よく滑るようになったので、多少余裕を持たせてもすごくプログラム的には流れがあるように見えます。特にステップは違います。
3Lzと3S、3Tに加え、ワールドでは3Loを入れてきました。わざわざスリーターンから入らなくてもいいような気はしますが、多分スリーターンを入れようと入れまいと、元々の成功率がそれほどではないので、成功したときのGOEはガッツリもらっちゃいましょうってことなのかも。3Loは得手不得手が多いジャンプですね。特に男子だったら3Fより3Loの方が無理って選手は遥かに多いような気がします。
ワールドで髪を下ろしていたのはクリスティーヌっぽくて良かったです。髪下ろし族が増えてくれることを切に願います。

ゲデ子って正統派クラシックで滑ることって、まあないですよね。来シーズンはそっちの方向にも挑戦して欲しいです。グルジアは彼女だけですから、どれだけ挑戦しても構わないでしょう。だんだんと安定感を増していますし、ぜひワールド10位の壁を突き破って一桁に届いて欲しい選手です。ワールドトップ10に3回もなったのに、GPSで1度もメダルが無いというのも驚き。メダルに届いて欲しいです。

眉毛は眉頭を太くか濃くかすればバランスが取れるんだと思うんですけど、彼女筆ペンで書いたみたいになっているのが・・・。たぶん眉毛については来シーズンも幾度となく思うんでしょう。メイクって難しいんでしょうね。変えるのが。

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    2012

05.08

« 2011-2012シーズン ナン・ソン »

ナン・ソン

そうなんです。



中国選手権 優勝
中国杯 3位
エリック・ボンパール杯 2位
四大陸選手権 11位
世界選手権 14位

SP:レクイエム・フォー・ドリーム
LP:ハンガリー狂詩曲第2番
EX:Sarabande Suite Aeternae

昨シーズン伸び悩んだ彼でしたが、今シーズンの前半は絶好調でした。

SPから4T-3Tを組み込んできてかなりの確率で成功。プログラムは去年と同じものですが、エレメンツの順番は変えています。今シーズンはジャンプ3つを最初に固めてからスピン2つ、ステップ、スピンでした。昨シーズンは3Aの後はキャメルスピンでした。昨シーズンのワールドの演技と並べて、今シーズンの一番出来の良かった年明けの国内大会の物を見比べてみました。正味、トランジションは変わっていませんし、多少いじれどステップの構成が大きく変わっているわけでもありませんでしたが、よりエッジに乗ってスケートができているように思いました。昨シーズンのプログラムは上体を上下に動かして、滑らないのを体でカバーしているように見えましたけど、今シーズンは滑りを見せてくれましたから。
衣装は昨シーズンの方が良かったと思います。なんか時代を遡ったような古臭い衣装になってしまってもったいない。

LPは今シーズンの物の方が随分良かったと思います。大体、中国課題曲の黄河(もしくは長江)なんて滑らなくていいんですよ。ああいうのは雰囲気で滑られるようなレベルになって滑る曲です。ジュニア上がりの選手が滑るような曲ではなかったんです。
LPでは2本の4Tを組み込んで、2クワド6トリプル構成です。2クワドなので苦手な3Loで失敗するぐらいなら入れなくても良いと思います。前半は高難度ジャンプの固め打ちで、走っているだけになっていますが、後半はジプシーのように楽しい構成になっています。ただ前半のジャンプの出来によって後半の動きが随分左右されます。ジャンプでミスをしても、他のところで魅せられるスケーターにならないと、TESで逃した部分をPCSで補えません。せっかく6点台だったPCSが7点台に上がってきたのに再び下がってしまいましたし。
スケートが向上したとはいえ、やはりまだまだ押して滑り気味なところはあります。ミスな無ければ体力は持ちますが、ミスして体力を失うと途端に動きが悪くなる。それが先述したようなところにつながってきます。

昨シーズンのすごく質の悪かったスピンに比べると向上はしていますが、スピンはまだまだこなしている感が否めません。中国は若手の女子選手はすごくスピンが上手ですし、ハンヤンも得意ですし、ナンソンも教わってみればどうだろうか。

四大陸の高地の影響をシングル選手では最も受けてしまった彼。GPSの調子では、ワールドトップ10は行くだろうと思われていたので、そのまま尻すぼみのような形になってしまいました。

ワールドの前に髪形を変えたということを聞いていて、やっと板前卒業かとワクワクしていたのですが、変えたものの、なんだかIKKOさんみたいな仕上がりになっていてビックリ。IKKOさんの髪形の石原さとみ。さとみがんばれ。コーチは松尾スズキ。なんか良い映画撮れそう。

来シーズンはナンソンとの熾烈な一番手争いが繰り広げられますね。どちらがワールドに行くかは四大陸で決まるのでしょう。楽しみですねえ。

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