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2023
07.07

2023-2024シーズンのジュニアペア年齢規定緩和が決定

https://www.isu.org/figure-skating/rules/fsk-communications/31457-isu-communication-2575/file

かねてから議論を呼んでいたジュニアペアの年齢規定問題。そもそもペア競技は身長の低い女子選手と、身長の高い男子選手が組むことが前提となっています。男女では男子選手の方が成長が遅いため、アイスダンスと比較すると男女の年齢差が開く傾向にあります。シニアの年齢規定が段階的に17歳まで引き上げられることで、女子選手はシニアの大会に出られず、男子選手はジュニアの大会に長期間出られなくなるという問題が発生しました。過去にも世界ジュニアチャンピオンのマクラフリン&ブルーベイカーが年齢規定に苦しめられたことがありましたが、その当時は14歳以上でグランプリシリーズに出場できたため、ISUチャンピオンシップスのみの不出場で、期間も1シーズンのみでした。

今回のアナウンスメントでは、2022-2023シーズンにジュニアグランプリシリーズまたは世界ジュニア選手権に出場したペアで、2023年7月1日までに21歳になる男子がいる場合は、2023-2024シーズンのジュニアカテゴリーの試合に出場できることが発表されています。

現世界ジュニアチャンピオンのソフィア・バラム&ダニエル・ティオウメンツェフは、昨シーズンの時点で14歳と21歳のため、旧規定では1シーズンのみジュニアとシニア両カテゴリーの国際大会に出られない状態でした。新規定では3シーズンも両カテゴリーに出られなくなる事態でした。彼らは国際大会に出られない期間も解散はしないと明言していました。ですから新シーズンの国際大会に出られるので、彼らの決意が無駄にならなく済んでよかったです。

年齢規定は2年に一度のISU総会でしか改訂できないものと思っていました。しかしながら、今回のような特別規定であれば年齢制限を緩和できるのですね。これはあくまで現在組んでいるペアを救済する規定なので、新規で組んだペアはこの特別規定に該当しません。今シーズンで15歳と22歳の選手が組んでもジュニアの試合には出られないということですね。

来年のISU総会で提案されるルールがどのようなものになるかですね。ISUのコミュニケーションからは、ジュニアの年齢を引き上げる提案を出すことが読み取れます。ですから、シニア女子選手の年齢を引き下げることはなさそうです。ジュニア男子の年齢を2歳引き上げても、バラム&ティオウメンツェフは2025-2026シーズンにジュニアとシニア両方のカテゴリーに出場できなくなるため、202022-2023シーズンまでに国際大会に出場したペアに対しては、今シーズンと同じように救済ルールを作ってほしいです。実質バラム組救済の特別規定ですしね。

議論に時間を要したのは理解できるけど、2022年6月時点で年齢規定で損をするペアスケーターが発生することを予見して作業部会を設置したのだから、世界ジュニア選手権直後にコミュニケーションを出してほしかったです。今更言っても仕方ないけど、はるすみの選択も変わっていたかもしれないのに。

来年のISU総会でジュニアペアの年齢規定が変更されることは決定的なので、身長差と年齢差が噛み合わずに競技を諦めてしまう事態は避けられそうです。とはいえ、ペアスケーター最大の輸出国ロシアからの選手の移動がほとんどないので、ロシアの侵略戦争とドーピング問題が解決しない限りは、根本的な選手不足は解決しません。戦争はよ終われ。
2023
06.29

2023-2024シーズン グランプリシリーズ ペアアサイン

https://www.isu.org/docman-documents-links/isu-files/event-documents/figure-skating-4/2023-24/grand-prix-4/entries-8/31417-pairs-4/file

アレクサ・クニエリム&ブランドン・フレイジャーはエントリーがありませんでした。スケート以外での生活や人生設計もありますし、世界チャンピオンになり、オリンピックのメダリスト(多分金メダル)にもなりました。ここで引退しても仕方ないと思えます。傍から見るとまだバリバリできるので続けてほしいですけどね。

世界ランキングの中から抜けたのは解散したエフィブロとジョージアの2組です。なおジョージアの2組のうちメテルキナとベルラワが新ペアを結成しました。ジョージアペア0組は回避されました。

スケートアメリカ
リア・ペレイラ&トレント・ミショー(カナダ)
アニカ・ホッケ&ロベルト・クンケル(ドイツ)
イルマ・カルダーラ&リカルド・マーリオ(イタリア)
三浦璃来&木原龍一(日本)
ニカ・オシポワ&ドミトリー・エプスタイン(オランダ)
ヴァレンティーナ・プラザス&マキシミリアーノ・フェルナンデス(アメリカ)
TBD(アメリカ)
TBD(アメリカ)

スケカナではなくスケアメに登場。シメフレ不在だからこそ出場できるわけですね。リアトレは昨シーズン結成してすでにシード権に入りました。この大会でも銀メダルの最有力候補です。TBDには誰が入るのか問題。国内選手権6位のマクバーがすんなり入るのか、新ペアのアリサ・エフィモワ&ミーシャ・ミトロファノフやチェルシー・リュウ&バラージュ・ナジが選ばれるのか。

スケートカナダ
アナスタシア・ゴルベワ&ヘクター・ジオトプーロス=ムーア(オーストラリア)
ケイー・アン・ローラン&ルーカス・イーシア(カナダ)
ブルック・マッキントッシュ&バンジャマン・ミマール(カナダ)
ディアナ・ステラート=デュデク&マキシム・デシャン(カナダ)
レティシア・ロッシャー&ルイス・シュースター(ドイツ)
マリア・パブロワ&アレクセイ・スヴィアチェンコ(ハンガリー)
ルクレツィア・ベッカーリ&マッテオ・グアリーゼ(イタリア)
ダリア・ダニロワ&マイケル・ツィバ(オランダ)

シード組はステデシと繰り上がりのパブスビです。パブスピは昨シーズンのグランプリシリーズにさえ出場していなかったことを思うと、すごい出世速度ですね。エレメンツの安定感ではパブスビ、演技の大人っぽさや雰囲気づくりではゴルジオ。この2組は力が拮抗しているので、どちらが上位になるか読めません。パブスビの方が派遣運に恵まれたので、ゴルジオがファイナルに出るには直接対決で勝たなければなりません。新結成でもなんとか形になっていたベッカーリ&グアリーゼは、細部のブラッシュアップができてペアっぽさが出てくるといいですね。世界選手権は1枠から2枠に増えただけなので、ギラアンとの2枠目争いを制するためにも急ピッチで進化しないといけません。

フランスグランプリ
リア・ペレイラ&トレント・ミショー(カナダ)
カミーユ・コバリョフ&パヴェル・コバリョフ(フランス)
オクサナ・ヴイヤモ&フラヴィアン・ジニョー(フランス)
TBD(フランス)
サラ・コンティ&ニッコロ・マチー(イタリア)
アンナ・ヴァレージ&マヌエル・ピアッツァ(イタリア)
エリー・カム&ダニー・オシェイ(アメリカ)
ヴァレンティーナ・プラザス&マキシミリアーノ・フェルナンデス(アメリカ)

リアトレは2位2位でファイナル進出できるだろうなーという組み合わせです。NHK杯の選手をフランスに振り分けたらバランスがよくなりそう。大会による偏りが結構大きいです。エリダニはスロー3回転入れられるかな?すでにリフトは言わずもがなですし、スケーティングも上手なのでジャンプ次第で上位に来られます。

中国杯
ディアナ・ステラート=デュデク&マキシム・デシャン(カナダ)
TBD(中国)
TBD(中国)
TBD(中国)
アニカ・ホッケ&ロベルト・クンケル(ドイツ)
レベッカ・ギラルディ&フィリッポ・アンブロジーニ(イタリア)
エミリー・チャン&スペンサー・アキラ・ハウ(アメリカ)
アナスタシア・スミルノワ&ダニーロ・シャニツィア(アメリカ)

地元はすべてTBDですが、この後のフィンランドに出場する新結成のペンワンが入りますね。ついに組み換えもここまできたかという感じです。もう組み替える相手がいないし、年齢的にもこれが最後かな。国威発揚のための北京オリンピックも終わったし、使い捨てされた感はありますわな。普通の国ならスイハンを見た若い選手がペア挑戦なんて状態になりますもんね。でも中国だもの。新ペアは実力者のステデシとチャンハウにどれだけ対抗できるでしょうか。中国杯には同じぐらいのレベルのペアが偏っている気がします。だからおもしろそう。

グランプリエスポー
ブルック・マッキントッシュ&バンジャマン・ミマール(カナダ)
チェン・ペン&レイ・ワン(中国)
ミラニア・ヴァーナネン&フィリッポ・クレリチ(イタリア)
カミーユ・コバリョフ&パヴェル・コバリョフ(フランス)
ミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ&ニキータ・ヴォロディン(ドイツ)
マリア・パブロワ&アレクセイ・スヴィアチェンコ(ハンガリー)
サラ・コンティ&ニッコロ・マチー(イタリア)
エリー・カム&ダニー・オシェイ(アメリカ)

先述したペンワン、そしてこちらも注目の新ペアであるハセボロ。新ペアのスタートが楽しみです。ペンワンはここで2位であればファイナルの可能性がないわけではないです。

NHK杯
アナスタシア・ゴルベワ&ヘクター・ジオトプーロス=ムーア(オーストラリア)
ケリー・アン・ローラン&ルーカス・イーシア(カナダ)
レベッカ・ギラルディ&フィリッポ・アンブロジーニ(イタリア)
三浦璃来&木原龍一(日本)
TBD(日本)
ダリア・ダニロワ&マイケル・ツィバ(オランダ)
エミリー・チャン&スペンサー・アキラ・ハウ(アメリカ)
アナスタシア・スミルノワ&ダニーロ・シャニツィア(アメリカ)

ギラアン、チャンハウ、スミシャニの3組の派遣が被ってしまっていることが、大会に偏りが出た最大の要因です。散らさんかい!細かいけど、アサイン表のスミシャニとチャンハウの表記の順番が中国杯ではスミシャニが先、NHK杯ではチャンハウが先になってるぞ。こういうところしっかり統一しましょう。アルファベット順だからチャンハウが先だぞ!それからNHK杯は札幌じゃなくて大阪開催だぞ。去年のデータ転用して書き換えるの忘れたな?りくりゅうは大会の目玉になるはずです。ペアがそれだけ取り上げられるようになるって感慨深い。TBDには長岡&森口組が入れるでしょうか。枠返上せずに出てきてほしいです。

ロシアから移籍しづらい状態なので、解散したらその分ペアが減り続けると思っていました。ドイツ、フィンランド、アメリカ、日本とペが誕生していますし、2022-2023シーズンよりは選手層が厚くなりました。見たことのないペアだらけで戸惑いながらグランプリシリーズを迎えるのは終わりですね。

りくりゅう、コンマチ、ステデシ、チャンハウはファイナル確実ですね。リアトレもいけそうです。あとは2位3位でゴルジオ、パブスビが並びそうです。新結成のペンワンがそこに絡めるかという展開です。カナダ勢はシングルは難しい時代に入っているけれど、カップル競技は活況です。特にペアは続々と若いペアが力を付けています。ハイパー低空ツイストが減ってきたし、ペア大国になりましょう。
2023
06.29

2023-2024シーズン グランプリシリーズ 女子シングルアサイン

https://www.isu.org/docman-documents-links/isu-files/event-documents/figure-skating-4/2023-24/grand-prix-4/entries-8/31416-women-3/file

スケートアメリカ
ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)
シャンイー・アン(中国)
ニーナ・ペトロキナ(エストニア)
千葉百音(日本)
河辺愛菜(日本)
吉田陽菜(日本)
ソヨン・ウィー(韓国)
ヨン・ユー(韓国)
エカテリーナ・クラコワ(ポーランド)
アンバー・グレン(アメリカ)
イザボー・レヴィト(アメリカ)
TBD(アメリカ)

シード組はルナヘンとレヴィト。彼女たちを中心に繰り広げられるでしょうが、シーズンを通して安定していたわけではなかったので、他の選手にもチャンスはありそうです。特に期待したいのが木下アカデミーに移籍した千葉です。ポテンシャルは間違いないので、動きの無駄をなくして当たりプロを引けばPCSが急激に上がって世界と勝負できる選手になるはずです。2022-2023シーズンは表現者として一皮剥けた河辺の演技も楽しみにしています。吉田はジャンプが揃えば上位に食い込んでくるはずです。回転不足取られませんように。

スケートカナダ
サラ=モード・デュプイ(カナダ)
カイヤ・ライター(カナダ)
マデリン・スキーザス(カナダ)
ニコル・ショット(ドイツ)
ララ・ナキ・グトマン(イタリア)
紀平梨花(日本)
坂本花織(日本)
渡辺倫果(日本)
チェヨン・キム(韓国)
スター・アンドリューズ(アメリカ)
オードリー・シン(アメリカ)
リンジー・ソーングレン(アメリカ)

世界チャンピオンの坂本が登場です。もう1名のシード選手はチェヨンです。韓国女子はシニア2年目の壁が結構厚くて、1年目は活躍できても2年目はジャンプが難しくなるケースが多いです。ここをなんとか乗り越えてほしいです。渡辺やアンドリューズ、紀平は2022年大会で好演技を見せて、いいイメージがあると思います。昨年のLPでの上位3選手が揃い、スキーザスとソーングレンも2年連続なので、同じ大会のように感じてしまいます。カナダ勢は国内選手権1位2位4位のガチメンツ派遣です。3位のボンバルディエはジュニア残留かな?

フランスグランプリ
ニーナ・ピンザローネ(ベルギー)
ヤンナ・ユルキネン(フィンランド)
レア・セルナ(フランス)
TBD(フランス)
TBD(フランス)
アナスタシア・グバノワ(ジョージア)
千葉百音(日本)
樋口新葉(日本)
住吉りをん(日本)
ヘイン・リー(韓国)
キミー・ルポン(スイス)
イザボー・レヴィト(アメリカ)

新葉がフィギュアスケートの競技会に戻ってきます。練習では5種類のジャンプを取り戻したとのことです。ひねって力づくで跳んでしまう癖がなくなったそうなので、抜けがちな3Loが改善されているといいなと思います。どうやら3Aには挑まず当面は5種トリプルでいくらしいので、焦らず完成度の高い演技を目指してほしいです。ヘインや住吉は昨年のフランスでは追い上げきれずに3位4位という結果でした。雪辱を晴らしたいところです。ルポンやピンザローネといったユーロの若手もいるし、グバノワにレヴィトにと表彰台が一番読めない大会です。

中国杯
ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)
マデリン・スキーザス(カナダ)
TBD(中国)
TBD(中国)
TBD(中国)
ニーナ・ペトロキナ(エストニア)
三原舞依(日本)
渡辺倫果(日本)
吉田陽菜(日本)
イェリム・キム(韓国)
オードリー・シン(アメリカ)
ブレイディー・テネル(アメリカ)

三原が初登場。昨年はグランプリシリーズ&ファイナル3戦で無敗。優勝できないループからついに解放されました。2017年に中国杯出た際は、すごくいい出来だったのに表彰台に乗れなくて最強の4位状態でした。中国杯は4位4位で推移しているので、中国杯4位ループも終わらせてください。テネルも初登場。2022-2023シーズンの後半は彼女本来のスケーティングを取り戻し、体も徐々に作り上げていったので、新シーズンは完全復活を遂げてほしいです。1シーズン試合に出ておらず、世界ランキングが44位なので、ポイントたくさん稼いで滑るべき滑走順に戻りましょう。

グランプリエスポー
TBD(フィンランド)
TBD(フィンランド)
TBD(フィンランド)
ロリーヌ・シール(フランス)
河辺愛菜(日本)
坂本花織(日本)
住吉りをん(日本)
チェヨン・キム(韓国)
ヨン・ユー(韓国)
キミー・ルポン(スイス)
スター・アンドリューズ(アメリカ)
アンバー・グレン(アメリカ)

フィンランド開催なのにエストニア勢なしはちょっと寂しい。シード組の坂本とチェヨンはスケカナと同じで重なってしまいました。混ぜてくれ。坂本はこの顔ぶれだと絶対に優勝が求められるでしょうね。そういったプレッシャーを克服してさらに強いスケーターになってください。この大会は表彰台のチャンスが多くの選手にありそうなので、他の大会の結果次第ではファイナル進出がポロッと出てきそうです。

NHK杯
ニーナ・ピンザローネ(ベルギー)
アナスタシア・グバノワ(ジョージア)
ニコル・ショット(ドイツ)
樋口新葉(日本)
三原舞依(日本)
TBD(日本)
イェリム・キム(韓国)
ヘイン・リー(韓国)
ソヨン・ウィー(韓国)
リンゼイ・ヴァン・ズンデルト(オランダ)
ブレイディー・テネル(アメリカ)
リンジー・ソーングレン(アメリカ)

世界女王はNHK杯を選ばず、ヘインが出場します。イェリムも出場で韓国勢のトップ選手はNHK杯の派遣が割と多いですね。時差なしというのは大きいです。韓国でももっともっと注目しろ!日本の3枠目はTBDになっていますが、紀平になるんですかね?他のグランプリシリーズ出場者は2枠持っていますし。三原、新葉、紀平だと煽りのストーリーが豊富だからNHKが喜んで映像作りそう。とんでもなく煽るぞーーーーーー!!!アイスダンスと同じで女子シングルもNHK杯がおもしろそう。NHKは当たり引いたな。

男子シングルと同じで日本は最大の18枠を獲得しました。坂本、三原、千葉、吉田、河辺、新葉、渡辺、住吉が2枠。紀平が1枠、TBDが1枠です。国内選手権7位の青木は大学4年生のシーズンだから派遣はないのかのう。んでもって松生の派遣がないのがショックでショックで。国内選手権13位ですし、世界ランキング37位でシーズンベストも高くないからしょうがなくはあるのですけどね。あのスケーティングを見る機会が減るのが残念でならない。

韓国女子は意外にも10枠のみの派遣でした。ヘイン、イェリム、ヨンユー、チェヨン、ソヨンが2枠ずつです。ジアシンなんかは2025-2026シーズンにならないとシニアに上がれないのですね。韓国女子は年齢制限変更の影響を地味に受けています。

ファイナルに9割方進出すると予想できるのが坂本と三原ぐらいで、ルナヘンやレヴィトもファイナル進出確定にはもうひとつ推しきれない、そういったアサインになりました。日本勢は今年も3名かな?
2023
06.29

2023-2024シーズン グランプリシリーズ アイスダンスアサイン

https://www.isu.org/docman-documents-links/isu-files/event-documents/figure-skating-4/2023-24/grand-prix-4/entries-8/31418-ice-dance-3/file

かなだいが引退した以外は世界選手権や世界ランキングの上位カップルはほとんどエントリーしています。キャロラーヌ・スシース&シェーン・フィルスの名前がありませんが、カナダからアイルランドに移籍したせいですね。寿司酢組をユーロで目にするという超絶違和感が味わえそうです。

スケートアメリカ
ホリー・ハリス&ジェイソン・チャン(オーストラリア)
マージョリー・ラジョワ&ザカリー・ラガ(カナダ)
カテリーナ・ムラズコワ&ダニエル・ムラゼク(チェコ)
ナタリー・タシュレロワ&フィリップ・タシュラー(チェコ)
オリヴィア・スマート&ティム・ディーク(スペイン)
エフゲーニャ・ロパレワ&ジョフリー・ブリソー(フランス)
ハンナ・リム&イェー・クァン(韓国)
マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ(アメリカ)
キャロライン・グリーン&マイケル・パーソンズ(アメリカ)
TBD(アメリカ)

世界チャンピオンであらせられるチョクベイ大先生は休養さえしません。ありがてえ。ずっと出てくれてありがてえよ。ジュニア上がりのムラゼクズがタシュラーズとのチェコ対決になったり、同じくジュニア上がりのリムクァンがいたり、新結成のスマート&ディークがいたり、初戦から注目ポイントが多いです。ラジョラガとグリパーは派遣が2戦とも被りました。この2組がグランプリファイナルの進出ラインになります。それぞれ2位3位ならポイントでの争いになり、2位2位なら文句なしの勝ち抜けです。評価の拮抗している2組なので優位に立つためにもフルスロットルで挑まなければなりません。

スケートカナダ
アリシア・ファブリ&ポール・アイヤー(カナダ)
パイパー・ギルス&ポール・ポワリエ(カナダ)
モリー・ラナハン&ドミトリー・ラザグリアエフ(カナダ)
シーユエ・ワン&シンユー・リウ(中国)
ライラ・フィアー&ルイス・ギブソン(イギリス)
ジェニファー・ヤンセ・ファン・レンスバーグ&ベンジャミン・シュテファン(ドイツ)
アリソン・リード&サウリウス・アンブルレヴィチウス(リトアニア)
ウーナ・ブラウン&ゲイジ・ブラウン(アメリカ)
エヴァ・ペイト&ローガン・バイ(アメリカ)
エミリア・ジンガス&ワジム・コレスニク(アメリカ)

引退すんじゃねえかと思っていたパイポーは普通にエントリー。ありがてえありがてえ。フィアギブが毎年スケカナに出ている気がしている方、それは勘違いではありません。2019年から皆勤賞です。COVID-19で中止になった2020年もエントリーしていました。この2組の力が抜けていて、そこに続くのがアリソン組です。この3組での表彰台が固そうです。ワンリウは手術から復活して元気な姿を見せてほしいです。昨シーズンはずっと元気がなかったですから。

フランスグランプリ
ロランス・フルニエ・ボードリー&ニコライ・ソレンセン(カナダ)
マリー=ジャード・ローリオ&ロマン・ルギャック(カナダ)
マリー・デュパヤージ&トーマス・ナバ(フランス)
エフゲーニャ・ロパレワ&ジョフリー・ブリソー(フランス)
TBD(フランス)
シャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファブリ(イタリア)
ハンナ・リム&イェー・クァン(韓国)
クリスティーナ・カレイラ&アンソニー・ポノマレンコ(アメリカ)
ケイトリン・ホワイエク&ジャン=リュック・ベイカー(アメリカ)
ロレイン・マクナマラ&アントン・スピリドノフ(アメリカ)

フランス系が集まる大会なのか?ギニャファブもフル参戦してくれてありがてえありがてえ。ベテランはそこにいてくれるだけでありがてえ。フルソレは今シーズンでキャリアの一区切りなので、最後のグランプリシリーズを思いきり楽しんでほしいです。マリロマはフランス凱旋試合です。ホワベイは心身の健康を優先して世界選手権を欠場しました。グランプリシリーズでは万全の体調になっていることを願います。通常であればシード選手になれるカップルですが、世界選手権不在だったため、ファイナルが厳しい組み合わせのところに入ってしまいました。

中国杯
パイパー・ギルス&ポール・ポワリエ(カナダ)
マージョリー・ラジョワ&ザカリー・ラガ(カナダ)
TBD(中国)
TBD(中国)
ナタリー・タシュレロワ&フィリップ・タシュラー(チェコ)
ロイシャ・デモジョー&テオ・ル・メルシエ(フランス)
マリア・カザコワ&ゲオルギー・レヴィヤ(ジョージア)
エミリー・ブラッティ&イアン・サマーヴィル(アメリカ)
キャロライン・グリーン&マイケル・パーソンズ(アメリカ)
エヴァ・ペイト&ローガン・バイ(アメリカ)

カップルとしてはパイポーが跳び抜けているため優勝は固そうです。ラジョラガVSグリパーのセカンドラウンドで、この大会で実質的にファイナル進出のカップルが決定します。TBDの1枠はワンリウが使うのでしょう。レヴィヤのアルファベット表記がGiorgi Reviaに変更されていました。さてはロシア臭を消そうと試みているな。

グランプリエスポー
ナディア・バシンスカ&ピーター・ボーモント(カナダ)
ロランス・フルニエ・ボードリー&ニコライ・ソレンセン(カナダ)
カテリーナ・ムラズコワ&ダニエル・ムラゼク(チェコ)
折原裕香&ユホ・ピリネン(フィンランド)
ユリア・トゥルッキラ&マティアス・ヴェルスルイス(フィンランド)
ジェニファー・ヤンセ・ファン・レンスバーグ&ベンジャミン・シュテファン(ドイツ)
マリア・イグナテワ&ダニイル・レオニドヴィッチ・セムコ(ハンガリー)
クリスティーナ・カレイラ&アンソニー・ポノマレンコ(アメリカ)
マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ(アメリカ)
エミリア・ジンガス&ワジム・コレスニク(アメリカ)

チョクベイとフルソレが1位2位ですんなり決まりそうですが、2022年NHK杯のようなことが起きないとも限らないですね。再び序列を揺るがすような滑り見せてほしいです。トゥルヴェルは5戦目で初登場。2年連続での表彰台ありそうです。ピリハラは1戦のみのエントリーですが、プログラムも衣装も楽しみ。独自路線を突き進んでください。元ジェニファー・アーバンさんもセムコも名前が長い。

NHK杯
マリー=ジャード・ローリオ&ロマン・ルギャック(カナダ)
ユリア・トゥルッキラ&マティアス・ヴェルスルイス(フィンランド)
ロイシャ・デモジョー&テオ・ル・メルシエ(フランス)
ライラ・フィアー&ルイス・ギブソン(イギリス)
マリア・カザコワ&ゲオルギー・レヴィヤ(ジョージア)
シャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファブリ(イタリア)
小松原美里&ティム・コレト(日本)
アリソン・リード&サウリウス・アンブルレヴィチウス(リトアニア)
エミリー・ブラッティ&イアン・サマーヴィル(アメリカ)
ケイトリン・ホワイエク&ジャン=リュック・ベイカー(アメリカ)

フィアギブってスケカナだけじゃなくてNHK杯も毎年出てないか?はい、2018年、2019年、2021年と出ております。お気に入りの場所に何回も出るようだ。フィアギブの2023年の日本滞在回数多いなあ。イギリスよりも日本にいる期間の方が長そう。ギニャファブとフィアギブは表彰台確実でしょうが、3位争いがホワベイ、アリソン組、トゥルヴェルと結構熱いです。6戦の中で一番激戦なのがNHK杯なので大当たりですね。

2023-2024シーズンのRDは1980年代の音楽が課題です。ジャッジと観客がストライクの年代ですね。FDではコレオステップのパターンが緩和され、リンクのど真ん中を突っ切るエレメンツではなくなりました。コレオハイドロブレーディングなんてものもできましたし、より一層カップルの個性が問われる競技になります。お通夜のようなテンプレしっとりピアノ&ボーカルプログラムが減りますように。

チョクベイ、ギニャファブ、パイポー、フィアギブ、フルソレの5強は盤石といったところ。フランスとNHK杯に入ったホワベイはファイナルが難しく、ラジョラガVSグリパーの勝者がファイナル進出ということになりそうです。もしカナダから3組もファイナルに行けたらカナダ連盟が失禁しそう。今まで最高でも2組しか出ていませんからね。いいか、絶対にプレッシャーかけるなよ?
2023
06.29

2023-2024シーズン グランプリシリーズ 男子シングルアサイン

https://www.isu.org/docman-documents-links/isu-files/event-documents/figure-skating-4/2023-24/grand-prix-4/entries-8/31415-men-4/file

あああああああああああああああああああああああああああああああああああああついにきたあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああおせえよ!

ロシア勢とベラルーシ勢の出場禁止は継続されています。現在のフィギュアスケート部門はロシア勢を中心に回っているので、他のスポーツ団体のようにもっともらしい理由付けをして個人資格での出場を認めてもおかしくなかったです。ロシアの善良なスケーターには気の毒なことですが、ISUの決断を支持します。戦争だけでなくドーピングの問題もあります。RUSADA(ロシアアンチドーピング機構)は当初ワリエワを擁護していたものの、ロシアのパリ五輪出場の風向きが悪くなるや否やワリエワを切り捨てました。これは明らかな政治判断で、RUSADAが独立した団体ではないことを証明していました。再びミラノコルティナ五輪でも同じ事態になりかねません。戦争問題だけでなく、ドーピング問題でもロシア勢復帰には反対します。

スケートアメリカ
ウラジミール・リトヴィンツェフ(アゼルバイジャン)
スティーブン・ゴゴレフ(カナダ)
ケヴィン・エイモズ(フランス)
ニカ・エガゼ(ジョージア)
佐藤駿(日本)
壷井達也(日本)
吉岡希(日本)
デニス・ヴァシリエフス(ラトビア)
アンドレアス・ノルデバック(スウェーデン)
イリヤ・マリニン(アメリカ)
マキシム・ナウモフ(アメリカ)
アンドリュー・トルガシェフ(アメリカ)

世界選手権5位のジェイソン・ブラウンはグランプリシリーズをスキップします。全米選手権で元気な姿を見られますように。マリニン、ナウモフ、トルガシェフのロシア勢揃い踏みのスケアメ。優勝候補はマリニン、ジャンプが決まらなかったらPCSの高いエイモズ、そこに続きたい駿って感じ。個人的にはナウモフがそろそろ垢抜けて表彰台に立ってくれるのを密かに楽しみにしています。PCSの面でどうにかなってほしいスケーターがやたらと集まっているな。

スケートカナダ
ウェスリー・チュウ(カナダ)
コンラッド・オーゼル(カナダ)
ロマン・サドフスキー(カナダ)
ミハイル・セレフコ(エストニア)
マーク・ゴロドニツキー(イスラエル)
マッテオ・リッツォ(イタリア)
三浦佳生(日本)
友野一希(日本)
山本草太(日本)
ミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)
ジュンファン・チャ(韓国)
リアム・カペイキス(アメリカ)

世界選手権に出ていないため迷惑シードになってしまった三浦佳生さん。他のスケーターからすると表彰台の確率が下がるからめっちゃ迷惑でしょうね。日本勢3名でグランプリファイナルの可能性を潰し合うことになります。序盤でいきなりのサバイバルですね。ジュンファンと日本勢3名での表彰台争いになることは必至です。リッツォはシーズン後半に帳尻合わせるタイプなのでどうかな?カナダ勢は世界選手権がカナダなんだからクソがんばれ。キーガン・メッシングさん本当に引退しちゃったんだなあ。名前がないや。

フランスグランプリ
ボーヤン・ジン(中国)
アダム・シャオ・イム・ファ(フランス)
TBD(フランス)
TBD(フランス)
ダニエル・グラスル(イタリア)
ニコライ・メモラ(イタリア)
鍵山優真(日本)
片伊勢武アミン(日本)
島田高志郎(日本)
ルーカス・ブリチギー(スイス)
イリヤ・マリニン(アメリカ)
カムデン・プルキネン(アメリカ)

エイモズは世界選手権4位で選択権があるのにここを選ばなかったです。フランスでの成績が悪い伝統的フランス男子だから、ユーロチャンプのアダムに譲ったのかな。アダムは世界選手権10位だからシード選手にならなかったし、鍵山は昨シーズンの国際大会に出なかったのでこちらもシード選手にならなかったです。この大会に入った選手は大変です。ブリチギーは「せっかく繰り上がりでシード選手になったのに恩恵がねえな」って思っていそう。シニア本格デビューの片伊勢やメモラの演技も楽しみです。

中国杯
TBD(中国)
TBD(中国)
TBD(中国)
アダム・シャオ・イム・ファ(フランス)
ガブリエレ・フランジパーニ(イタリア)
友野一希(日本)
宇野昌磨(日本)
山本草太(日本)
ミハイル・シャイドロフ(カザフスタン)
シヒョン・リー(韓国)
ルーカス・ブロサード(アメリカ)
ジミー・マー(アメリカ)

中国おなじみのTBD攻撃。1つはボーヤンが入るでしょうが、フランスからの連戦は体への負担が大きいです。何気にアダムも連戦なんですね。日本勢では昌磨が初登場です。中国杯のイメージなかったですけど今回が初出場なんですね。今年の世界選手権代表が勢揃いです。ルーカス・ブロサードはシニアデビューです。あの芸術性がシニアに混じっても埋もれないか楽しみです。いざとなったらワールドジュニアチームキャンプという名の世界ジュニア選手権へお気に入りの選手を派遣するための謎システムで出戻りすればOKです。俺たちの陽キャジミーは現役を続けてくれて嬉しい。

グランプリエスポー
ウラジミール・リトヴィンツェフ(アゼルバイジャン)
アルレット・レヴァンディ(エストニア)
マカール・サンツェフ(フィンランド)
TBD(フィンランド)
ケヴィン・エイモズ(フランス)
ニコライ・メモラ(イタリア)
マッテオ・リッツォ(イタリア)
三浦佳生(日本)
佐藤駿(日本)
島田高志郎(日本)
ジュンファン・チャ(韓国)
アンドレアス・ノルデバック(スウェーデン)

スケアメと4名被ってしまいました。時々すんげえ被るときあるけど、もうちょっとシャッフルしてくれないものか。ヴァルター・ヴィルタネン先生の名前がないからさすがに引退してしまったのかと思ったみなさん。ヴィルタネン先生はペアに転向しました。エフィモワがフィンランド出身だからそこと組んだ?いいえ、昨シーズンはカナダ代表だった選手と組みました。エフィモワはミトロファノフと組んでアメリカ代表になります。カオスです。レヴァンディは1大会のみのエントリーです。変なプログラム見せてください。

NHK杯
ミハイル・セレフコ(エストニア)
リュク・エコノミデス(フランス)
ニカ・エガゼ(ジョージア)
ガブリエレ・フランジパーニ(イタリア)
ダニエル・グラスル(イタリア)
鍵山優真(日本)
宇野昌磨(日本)
TBD(日本)
シヒョン・リー(韓国)
デニス・ヴァシリエフス(ラトビア)
ルーカス・ブリチギー(スイス)
カムデン・プルキネン(アメリカ)

われらがNHK杯には昌磨と鍵山がエントリー。2名の実力が抜きん出ているので激しい戦いになると思います。ワンツーの確率が高いのでNHKもお喜びのことでしょう。どちらも直前に怪我で欠場なんてことだけは止めてやってください。エガゼとグラスルが出場するからエテリ来日すんのかな。ヴァシリエフスさんは日本にいっぱい来てますね。今年だけで何日間日本にいることになるのだろう。セレフコ兄はグランプリシリーズの派遣はありませんでした。ファンタジーオンアイスの流れのままプロスケーターになってキャリア終了とかなったりしない?大丈夫?

日本勢は18枠フルでエントリーされました。昌磨、島田、友野、駿、草太、三浦、鍵山が2枠。壷井、吉岡、片伊勢が1枠です。残り1枠は誰になるのやら。全日本の順位なら森口ってことも考えられるけれど、ペアのTBDに入る可能性がありますしね。

ファイナル争いは昌磨、ジュンファン、マリニンの世界選手権表彰台組はいけそう。エイモズもいけそう。あとは友野、三浦、アダムで争って、駿にも可能性はあるかなという感じ。日本勢は3名がファイナル進出と予想します。大波乱なメンツのファイナルはそれではそれで見てみたい気もします。
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